[1167] 水曜日はダッチ・モデル

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1167    2002/09/30.Mon発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21347部
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          <“なあなあ”なネットワーク>

■KNNエンパワーメントコラム
 水曜日はダッチ・モデル
 神田敏晶

■HipWeb! [volume.02]
<!-- Subtle Hints of Information Design, for Web Media Production. -->
 「わかっていない人」
 Jules Yoshiyuki Tajima

■イベント案内
 mACademia 第69回「アラン・ケイを知ってるかい?」
 電子芸術国際会議2002名古屋(ISEA2002)





■KNNエンパワーメントコラム
水曜日はダッチ・モデル

神田敏晶
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KNN神田です。

ひさしぶりの月曜日のデジクリです。
月曜日って、よくよく考えてみると本当に祝日の多い日になっているんですね。
まさに今月はデジクリの盆、暮れ、以外にもこんな長期の休みがあっていいも
のかというくらいの長さでした。

反対に水曜日のご担当の「まつ・かさコンビ」は、なかなか休みがないという
ような状態ですね。考えてみれば、日本の法律で祝日を有効にとる為に、日曜
日が祝日の場合は、振替え休日で常に月曜日が休みとなり、土・日・月と3連
休という休み方が定着するようになったからですね。

しかし、この休みは、果たして日本経済に貢献しているのかというと、ボクは
少し疑問でもあります。2泊3日の旅行ができるといっても、この不景気の中、
どれだけの贅沢なことに費やすことができるのでしょうか? また、この休み
期間に町にでかけたとしても財布のヒモが硬いと、土日のパワーが3日に分散
化されているだけなのかもしれません。

そこで提案としては、振替え休日をたとえば週の間の水曜日にしてみるのはど
うでしょうか? こうなると水曜日の「まつかさコンビ」もお休みできますよ
ね。今日では、週休2日の普及で土曜日よりも金曜日を待ち望む人たちが多い
のではないでしょうか。アメリカでは、「ハッピーフライデー」といって、今
日一日、がんばれば明日から休みということで、朝からシャンパンを抜いて景
気をつけるところまであるくらい金曜日はテンションを高く、一週間を終える
ところもありました。

そういうハッピーな金曜日を、水曜日に振替えるだけで「ハッピーチューズデ
ー」が登場するのです。これはまとめて3連休がたくさんあるよりも価値があ
ると思いませんか? 考えてみてください。月・火がんばれば水曜日が休み、
木・金がんばれば土日というワークシェアリングが可能になります。また2日
間がんばれば休みというスタイルは、モチベーションも体力も続くのではない
でしょうか?

また、最近流行しているワークシェアリングの一パターンで「ダッチモデル
(日本でいうオランダ・モデル)」という労働スタイルもあり、一日8時間で
週40時間という労働習慣ではなく、一日数時間で週20時間以内という労働形態
も職種によっては考えられます。オランダという国はこのスタイルの労働スタ
イルにしてから、80年代には2ケタあった失業率が今日では3%にまで下がりま
した。これは1996年に「労働時間差差別を禁止する法律」が成立し、フルタイ
ムとパートタイマーの区別が時間差だけで、待遇には変わりがないという法律
ができたからです。

ダッチモデルの労働パターンは大きく分けて4つの労働スタイルです。
A.週36~38時間労働で週休2日の「フルタイム労働」
B.週約30~35時間労働で週休3日の「パートタイム労働」
C.週約20時間労働の「ハーフタイム労働」です。
D.そして業務がある時だけ働く「フレキシブル労働(非典型労働)」
とに分けられます。

オランダの共稼ぎスタイルでは、2人で1.5人分の労働であり、週休3日となり、
土日以外に夫婦が別々の休みをとると、両親のうちのどちらかが子供と週に4
日も接することができるという労働パターンを生んでいます。全労働力市場の
1/3が今ではこれらのダッチモデル型労働となり、失業率の軽減に役立ててい
るようです。…といってもイイ点ばかりとは限りませんが、せめて、振替え休
日くらい週の中にあってもいいのではと思います。

現在、ウチの会社でもダッチモデル型雇用を進めていますが、今度は水曜日を
休みにしてしまうのはどうかと考えています。しかし、単なる休みではなく、
"インディペンデントデー"として自己開発に費やす日にしたいと思います。ま
た、会社側で5000円の補助金をだして、個人はそれ以上の領収証を持ってくる
ことと、気づいたことや、改善案を提起していくことが義務づけられます。

今までやったことがないことに対して、やることは結構勇気がいったり手間が
かかります。しかし、会社へ一日行かないことを考えたら、いろんなことに費
やすことができることでしょう。しかも5000円以上の領収証がもらえることを
やろうと思うと、念入りな準備も必要となります。

ありとあらゆる平日のサービスや習い事、レジャー、買い物、などにトライで
きることでしょう。机の上だけで企画を練るよりも、街でお金と時間を使うこ
とによって、新たな自社の強みが見えてくることもあるのかもしれません。世
界に類を見ないサービスを展開していますので、そんな新しい労働スタイルも
ありなのかもしれません。

KNNでは現在、企画・営業担当を募集中です。

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■HipWeb! [volume.02]
<!-- Subtle Hints of Information Design, for Web Media Production. -->
「わかっていない人」

Jules Yoshiyuki Tajima
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「わかっていない人たちだなあ」とか、「なぜ世間の多くの人たちはああいう
低俗そうなことには興味を示し、自分たちのやっているようなことにはあまり
興味を示してくれないのだろう」というふうに思ったことってありますか?

一例を挙げると次のような類のことです。

・あんな陳腐なシナリオのFlashやお決まりのグラフィックス処理のWebサイト
 などを見て本当に有意義なのかな? コンテンツだって以前マスメディアで
 ちょっと受けが良かった焼き直しのレベルだし、芸術性なんかも微塵も感じ
 られないのに…やっぱりこの国は明らかな物真似でも大衆性を徹底的に意識
 したものでなければ駄目なのだろうなあ。わかっていない人たちが多くて、
 折角身につけたスキルをふんだんに使ってもやればやる程に骨折り損な気分
 だなんて。あー、なんかあの程度の仕事をしてる製作会社がもてはやされて
 需要があるのかと思うと、Webの仕事なんて阿保らしくなってしまうなあ。

おそらく、Webに関わる仕事をされている方々ならば、対象となるWebサイトの
タイプや、問題視する矛先や程度こそ違えども、同じような類の思いを抱いた
経験をお持ちではないでしょうか。

良いモノだから支持されたいとか売れて欲しいと思うのは自然なことですが、
残念なことに、良いモノ=支持されるor売れる、という図式には必ずしもなら
ないことが増えている現実もあるわけです。「わかっていない」という思いは、
裏を返せば「わかってほしい」という欲求や期待や希望の表れだとも言えます。
ですから、この手合いの思いや感情が一概に不平や不満というネガティブさを
象徴するものだとは言い切れない面があります。

しかし、そのような思いや感情を抱いている当事者が、実のところ「わかって
いない」ということも意外と多いように見受けられます。このような側面での
「わかっていない」という思いは、上述した「わかってほしい」という思いの
裏返しのニュアンスとは異なり、途端に独善的な面が色濃くなってきてしまい
ます。その結果、「わかってほしい」という思いに暗い影を落としてしまうの
です。

ここでの暗い影とは、今までは売れていたのだから良いモノなのだろうという
安直な考え方や、買う人たちがいるのだからとりあえず売れそうなモノは何で
あれ売ってしまえといったゲスな発想、良いモノ=支持をされるor売れるはず、
という思い込みにとらわれてしまって頑固一点張りを意地になって貫いている
だけといった類、というようにいくつかの側面があります。どのような側面が
強く出るかはケース・バイ・ケースですので、読者の方々がそれぞれの体験や
想像力などを加味して後述する内容を読み進めていってくださると、暗い影と
比喩した事柄がより一層現実味を帯びて、脳裏をかすめてくると思います。

「わかっていない人たち」と嘆く当事者が、当人の思惑とはかけ離れてしまい
「わかっていない人」になってしまう原因の一つには、内的コンテクストへの
固執ということがあります。内的コンテクストというのは、簡単に言うと人の
内面にある知識の集合ということを指します。ですから、内的コンテクストに
固執するということは、自身の内面の知識への比重が高いまま物事への判断を
することになり、比較検討などの余地も極端に少ないままに結論を導き出して
しまう傾向の強まりを意味します。

でも誰だってそのような内面の知識に頼って物事への判断や価値などを決めて
いるのではないか、という意見もここで出てくるかと思われます。確かに自分
自身の内面の知識が乏しいままでは物事の判断や評価などもままならず、どう
したら良いのだろうかといった自問自答から抜け出せずに右往左往することに
なってしまうでしょうから、内面の知識の集合、すなわち内的コンテクストを
参照することは必要不可欠なことでもあります。

ただ、あまりにも独りよがりな内的コンテクストだけを参照して物事の判断や
価値を決めていこうとするのと、独りよがりではない内的コンテクスを参照し
物事に相対していくのとでは大きく異なります。この違いが「わかっていない
人」のまま「わかっていない人たち」という矛盾し過ぎた物差しになってしま
うか、そうでないかの分かれ目になってきてしまいます。

独りよがりを発端とした「わかってほしい」とか、「わかっていない人たち」
という決めつけ方の癖がついてしまうと、Webメディア周辺のビジネス(製作
及びマーケティングや広告、etc.)を行っていくにあたり、ユーザ不在の路を
「わかってくれない人たち」という果てしないクエスチョンマークを抱えつつ
歩むことにもなりかねません。そして、いずれは関与しているWebメディアの
携わりが衰退してしていくのを目の当たりにする側に回るか、または志半ばで
Webとは全く無縁な世界を探すことを余儀なくされてしまうかもしれません。

上述した衰退の路はなにもWebメディアの携わりだけに見られる現象ではなく、
本が売れなくなったと嘆いている出版業界や、CDのセールスが不調な音楽業界
などにも共通している面が伺えます。これらが売れなくなった背景には、実の
ところ売る側(製作する側)に「わかっていない人たち」が増えてきており、
読者やリスナーのコンテクストとのズレが生じてきているという感は否めない
でしょう。

それでも、出版や音楽といった業界は今まで世間に認知されてきたメディアと
いう強味が残されている分、Webメディアと比べればまだ持ち直せるチャンス
などもあるでしょう。しかし、 Webメディアはまだこれからユーザに認知して
いってもらわなければならない面も多々あるわけですから、このような時期に
内的コンテクストへの固執をし続けることは自滅行為に近いものがあります。
ですから、もしこのような兆候に気づいたならば、その時点で矯正をしていく
ようにしたほうが、Webメディアに携わっていくうえでは賢明な選択肢だと思い
ます。


では、その「わかっていない人」を形成する要因ともなっている内的コンテク
ストへの固執を払拭していくには何をするのがベターなのだろうか? という
ことです。端的に言えば個々の内面の知識の集合が内的コンテクストであるの
ですから、その内的コンテクストが集合し包括された位置づけとなる社会的な
コンテクストや文化的なコンテクストに普段から目を向け、内的コンテクスト
との相関関係を見ていくことです。それにより、遠回りで面倒なようでもバラ
ンス感覚が養われていきますので、内的コンテクストへの固執を払拭する対策
としては着実性がありそれ相応の効果が望めます。

もしこのあたりの事柄に関して天賦の才を持っているならば、さほど意識せず
とも、内的コンテクストと他のコンテクストとの間のバランスをうまくとって
いけるのですが、そういう人はそうそういるものではありません。ですから、
余程の太鼓判を押されている天才らしき人ではない限り、やはり自ら進んで
「わかっていない人」にならないようにしていくことに意識を傾け、キャッチ
できた情報へのデザインをしていくことがより大切になってくるわけです。

もっとも、こんなことを闇雲に言われてもなあ、というのがこれを読んでくだ
さっている方々にはおありでしょうし、コンテクストという概念を卓上の理論
からだけではない切り口でエッセーに記しつつということでもありますゆえ、
追々とではありますがその辺りのことは私自身の身の丈を踏まえて書き記して
いきます。

ただ、人の内面に存在する知識の集合(スキーマーともいいます)が内的コン
テクストということ、そして、その内的コンテクストの集合体であるところの
社会的コンテクストや文化的コンテクスト、及び既存のメディアに対するコン
テクストを、Webに接触する人たちは持ち合わせており、それら複数のコンテ
クストからの影響を受けているということを、今後の予備知識として頭の隅に
置いていただければ、私としてもこの先話を進めやすいということがあります。
このことは、このコーナー(HipWeb!)を今後も読んでくださる方々との間に、
ひとまず足場らしきものを作っておきたかったということでもあります。

後は、冒頭部分で挙げた例のように単に愚痴や批判で終わらせるのではなく、
ユーザが存在してこそのWebメディアだということをくどいようですが今一度
頭に置き、Webメディアを取り囲む状況の情報を常に再認識出来るスペースを
思考回路に確保しておくことが大切だということです。ここへの意識を強める
ことで、Webメディアを通じてやりたいこと、やれること、仕事であること、
何が好きで何に意味が見出せるのか、などなどに対するバランス感覚を養える
ことにもなりますので、その感覚を活用しながらWebというメディアに臨める
ほうがハッピーだろうし、その姿勢があってこそユーザや同じ仕事をしている
人たちとのコミュニケーションも成り立ってくるはず、ということを自身への
確認をも含めお伝えしておきたかったのです。

ちなみに、上述したコミュニケーションというのには、説得を試みてコンセン
サスを得るという類のものと、その反対で独りよがりではなく客観的に見て、
心底「わかっていない」と思えた人(たち)が関与する物事に対しては席を立
つとか袂を分かつという類のことも含まれてきます。

マネーを稼ぐためなら致し方ないという理由をつけて、“なあなあ”なネット
ワークがはびこっていくことに惰性で関与していると、結局回り回って自らに
しっぺ返しはくるでしょう。そのしっぺ返しの一つとして、そういうことへの
怠慢な継続が自らを「わかっていない人」に留めてしまい、「わかっていない
人たち」が自分の周囲から一向に減少しないという環境を自らが作っていって
しまうことなどがあります。

そんなことは戯言で、ケツが青いからだと片づけるほど、Webメディア自体は
成熟していないでしょうし、未成熟だからこそ既存のメディアよりも個や新規
参入者でも才覚を試せたりするチャンスや、そこからの拡がりといった可能性
なども今はまだ残されているのでしょうから。

Webメディア関係の仕事をしていらっしゃる方にしてみれば、今更何を言わん
かやという類のことだったかもしれません。それでも、自分のポジションなら
「わかっていない人」でも構わないとか、今のところはさしたる影響などない
からということで傍観者的な立場にまわり、愚痴や批判を言いっぱなしという
とても簡単な行為に甘んじてしまえる環境も、現在のWebメディアの携わりを
見渡すと少なくないと言いますか、作られやすいとも思えます。

それが高じ習慣化してしまうと、スキルの向上というお題目に飼い慣らされた
挙げ句偏った物の見方が身についてしまい、いつまで経ってもWebメディアと
それを取り囲む人たちとが交差する接点を見つけられずに、「わかっていない
人」の弊害だけが目立っていってしまう懸念もあることから、自戒の念も込め
つつ今回はこのような趣の書き記しになった次第です。

まあ、自戒の念などという言葉はある意味自己弁護的でもあるし、このような
言葉を今後も幾度となく書き記しWebと心中する腹をどこかでくくれないよう
なら、潔くWebとはサヨナラするべきだろうと思っていますが、私的な事情の
愚問愚答の行方はいずれ出るでしょうからそれはさておき、いい加減次くらい
からは当初掲げたテーマをエッセーという型式で伝達出来るようにしないと、
読んでくださっている方々も飽きてきてしまうでしょうから、そのような方向
へと頭を切り替えられるよう努めていきます。

【Jules Yoshiyuki Tajima / Web Media Product Manager】
・My favorite artist「Blankey Jet City」の楽曲の寸評。fanの一人として。
『★★★★★★★』☆“腐った奴を正しい奴が~”というフレーズから始まる
8小節のサビは、聴く人によってはとても暴力的な歌詞だと受けとるかもしれ
ない。だが、エンディングに向かってたたみ込むように押し寄せる8+8小節の
歌詞が世間を直視させ、暴力的にさせてしまう世の中に対して問いただしてる
とも言える。そのことは、ループされる“いくら擦ったって取れやしないんだ”
というところに集約されているように思える。もしも暴力的な行為の正当化の
歌だと思う人がいるとすれば、“神様だってそうするはずさ”という箇所が、
チェコの構造主義美学者ヤン・ムカジョフスキー氏が唱えた詩的な言語の特性
である前景化として機能し、強く知覚に訴えかける面があるからだろう。が、
しかし、単に手法というニュアンスではなく、「実際に直視すれば脳天気さは
消え失せブルブルと震えてしまう一面さえも持つ現実社会」、というエンディ
ングの根底にある質感への感覚を強めているのではないだろうか。それがそれ
ぞれの聴き手の心の奥底に潜む過激さと交錯して、聴くという行為の中でそれ
らを発散させたり直情径行を寸止めさせるエッジを醸し出してるように感じる。
それでも、やはりこの楽曲は非道徳的だと批判をする人も少なくないだろう。
だが、fanの一人としてはそういう見方に反論する気は毛頭なく、それはそれ
だし、ある意味においてはそういう人は幸せな人なのだろうとも思う。

・My Web Page(ネット上でふと目に留まった記事へのメモ的趣のコメント等)
A cheap net watch by ordinary man Jules
http://home.att.ne.jp/sun/jules/nonsnob/

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■イベント案内
mACademia 第69回「アラン・ケイを知ってるかい?」
http://www.mACademia.org/
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日時 10月2日(水)19:00~21:00
参加費 500円(事前の申し込みは不要) 定員120名
大阪・梅田・阪急電鉄本社ビル「1F/エコルテホール」
http://www.mACademia.org/map/map.html

主催 Team mACademia
   <http://www.mACademia.org/whatsthis/TeammACademia.html>;
   アイフォース<http://www.i-force.co.jp/>;
協力 関西インターネットプレス<http://www.kip.net/>;
   デジタルクリエイターズ<http://www.dgcr.com/>;

お問い合わせ 中西 博: nyan@mACademia.org まで

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■イベント案内
電子芸術国際会議2002名古屋(ISEA2002)
http://www.isea.jp/
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電子芸術国際会議(ISEA, International Symposium on Electronic Art)の
第11回大会。「往来」をテーマに、2002年10月27日から31日の5日間、名古屋
で開催される。アジアで初めてとなる本会議には、世界30ヵ国、約1500名のア
ーティスト・研究者・技術者・学生らが参加。公募、審査された200以上の研
究論文や作品の発表の他、多くの展覧会やコンサート、パフォーマンス、交流
イベントなども予定されている。
下記URLで登録すると割引料金となる(9月30日まで)。
http://www.isea.jp/registration/regist.cgi

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■編集後記(9/30)
・日曜日は午後から晴れ間も見えて、高麗の曼珠沙華撮影騒動(のようなこと
があるかも?)でも撮影に行こうかと思っていたが、たまったメール処理がや
っと終わったのが3時頃、これでは遅すぎる。故障したデジカメ、あきらめき
れずに、ためしに電池を入れたが絶不調、もはや修理に出すしかない。仕方な
く自転車で目的もなくぶらぶら散歩に出たら、なぜかブックオフに着いてしま
った。単行本3冊1000円セールをやっていた。これはいいときに来たもんだ。
しかしポケットには1000円少々、メンバースカードもない。しまった。欲しい
本はいくらでもあったが、なるべく厚くて高い本を選んだ。矢作俊彦の「あ・
じゃぱん」の上下、新刊なら5200円、ブックオフ価格は半額だから2600円、そ
れが666円で買えた。とても重い。あと1冊は厚くないが、今森光彦「里山の少
年」。それにしても、ブックオフってどうしてあんなに若い店員たちが明るく
うるさいのだろう。こんな騒々しい店は珍しい。書店ではない、か。(柴田)

・HDD交換ではエライ目に遭った。いままであんな壊れ方したことなかった。
ディスクウォーリアのせいではない。柴田さんからうつったといっていたが取
引先の人のマックもカタンカタンで一台が壊れたそうだ。ウィルスかと疑った
が、その人のマックは完全孤立のものらしく偶然のようだ。いまのHDDは数年
前に比べると脆いらしい。マシンの性能が上がり、処理速度が求められるのも
一つの要因とか。/ショップで聞いた話。OS Xになり、昔からのユーザーの中
のマック離れ傾向があるらしいのだが、逆にWindows(DOS/V)ユーザーからの
参入が著しいそうだ。いま出ているG4のスペックはWindowsユーザーにも納得
できる、かなり良いものらしく、OSがUNIXベースなのも評価されている。「売
った相手は、全員Windowsからの乗り換え組です。アプリケーションの買い直
しもあって高価なはずなんですが、それでも欲しいそうです。」私の場合、
Web制作の仕事なんだし、UNIXベースなのは喜ばしいこと。Photoshopのフィル
タ比べもしてもらった。Dual 1GHz以上は早い。867Hzとの差がわかる。もちろ
んiMacとも格段の差。ディスプレイも22インチ以上は、それ以下と差がある。
欲しいなぁ。/Windowsマシンは、宣伝している大手よりも、組み立てた方が
安いし性能がいい。拡張性の有無はあとあと差がつくしね。 (hammer.mule)
http://www.ontrack-japan.com/hotline/attention.html  カタンカタン
http://www.apple.co.jp/powermac/  これの1GHz以上。メモリ少なくてもOK
http://www.dospara.co.jp/  フルにしてもマック二台買える…

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編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp>
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