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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1168 2002/10/01.Tue発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊 前号の発行部数 21360部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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<私がパンクを自称する理由>
■デジタルサウンズ研究室
CDが売れない?
モモヨ
■web bau -蜘蛛の糸から理念を紡ぐ-04
カリスマが消えたとき(1)
UZ
■新刊案内&プレゼント
フジフイルムFinePix S2 Pro スーパーブック
■「写真を楽しむ生活」から
いままでのコラムINDEX
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1168 2002/10/01.Tue発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊 前号の発行部数 21360部
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<私がパンクを自称する理由>
■デジタルサウンズ研究室
CDが売れない?
モモヨ
■web bau -蜘蛛の糸から理念を紡ぐ-04
カリスマが消えたとき(1)
UZ
■新刊案内&プレゼント
フジフイルムFinePix S2 Pro スーパーブック
■「写真を楽しむ生活」から
いままでのコラムINDEX
■デジタルサウンズ研究室
CDが売れない?
モモヨ
───────────────────────────────────
音楽業界ではCDの売上が不振だという。
一見、好調に思えるエーベックスも、2002年9月中間期の連結最終損益は19億
円の赤字になる見通し、九月四日にこう発表している。前年同期は3億9000万
円の黒字だったから確かに激減している。
このニュースに前後して、CD-R生産量の大半は音楽用に使われているという情
報が業界組織から流された。
たしか生産されるものの何パーセントというようなことが具体的数字が記述さ
れていたと記憶されるが、この数字にはさしたる意味はないだろう。とにかく、
CD-Rによって、あるいは違法コピー(?)によって、業界側としては、ダメー
ジを受けていることを情宣したいのだろう。如何なる調査、どのようなシステ
ムからこの数字データがはじき出されたのか、それを詳細に点検しないと明確
なことはいえないが、どうも、私には、意味あるデータとは思えない。
例えば、
MD(音楽用)生産量のほぼ100パーセントが音楽用に使われている!
こういうデータが出されたら、どうだろう。
言うまでもないが、これは事実(そのもの)である。当然でありこそすれショ
ックではない。しかし、言うまでもないが、今、もっとも普及しているのはMD
だ。そして、例えばエーベックスあたりが主力としているアーティストのファ
ン達の音楽生活の中心にあるのはMDなのだ。現在のレンタルシステムでは「借
りてきたCDをMDにダビングする」というのが、ベーシックな形になっている。
CD-RよりMDは扱いが簡単だし、PCを占拠させる必要もない。市販されているMD
プレーヤーの大半はCDからのダビングが自動でできる。失敗はまずない。
こうした、レンタルしてダビングという音楽享受システムは、今に始まったも
のではない。MDについてみれば、数年前から普及していたし、繰り返して言う
が、CDはレンタルで借りる、というような感覚はもはや馴染みになっている。
経営分析の面から見ると、だからMDは問題ない、そうなってしまっているのだ
ろう。
上記のエーベックスの例で見れば、今年になって売上の不振が明確になってい
るからだ。そこで、近年世間に普及した音楽享受スタイルをチェックする。ふ
む、そういえば、CD-Rがここ二~三年爆発的に普及したではないか。この普及
と売上低減には相関関係があるに違いない。いや、ちょっと戯画化が過ぎたか
もしれないが、こんな感じなのだろう。で、これらのニュースは、ほぼ同時に
リリースされ、一つの風潮を形成することになる。
が、実はエーベックスの場合は、ここまで簡単な絵が描けない要素がある。
CCCD、コピーコントロールCDである。従来の装置ではコピーできない仕様のCD
を数ヶ月前から市場に投入しているからだ。とすれば、このコピー防止対策が
売上の不振に繋がっているのかもしれない。そうも考えられる。
もちろん、私は、かの会社の経営分析をしているわけではないし、詳細な数字
など知る由もない。これはあくまでも推定である。
いずれにしろ、私の持論は決まっている。
MDにしろ、CDにしろ、ダビングした音源など、宴会で歌詞を覚える程度の価値
しかない。私はそう考えるのだ。
少年の日々、ビートルズのアルバムを、ストーンズのアルバムを、キンクスの
アルバムを買いあさったものだが、これらはオリジナルでなければ意味がなか
った。だから、私は、日本盤を買い、米盤を買い、英盤までも買ったのだ。も
ちろん、誉められた話ではないが、海賊盤まで買い揃えた。
これは、暴言かもしれないけどあえて言う。ヴェルベットアンダーグラウンド
の、ウォーホールがプロデュースしたファーストアルバム、あの、コピー音源
を持っていたとして、それが何になるというのだろう。私には価値あるものと
は思えないのだ。この作品の場合、アンディーがデザインしたジャケットのバ
ナナの皮(デザインは、一本のバナナの中身の上に皮のシールが貼ってあるも
のだった)を、自室に戻り大音量でアルバムをプレイしつつ、「ここから、そ
っと、はがしてください」という指示にしたがって、そうっと剥くのである。
この快感がなければ、このアルバムの楽しみは半減する。当時も今もこの信念
は変わらない。
いまのアーティストというのが、どういう位相で世間に受け入れられているか
私は知らないけれど、単なる流行の音楽、はやりの歌を聴くのにオリジナルは
必要ないわけで、昔だったらテープ、今ならMDだろう。その程度の存在でしか
ないとしたら、それこそ問題だ。いつから、単なるカラオケ上手や人形のよう
なアイドルまでアーティストと呼ぶようになったのか不明だが、もしかしたら、
現在の業界の低迷は、ここにあるのではないか。思いは、いつも、この点に帰
ってくる。そういうティーチャーズペットがアーティストを名乗るから、話は
面倒になる。
そう、これが私がパンクを自称する理由なのだ。買いたくなるような作品を作
らない(作れない)のが悪い。
モモヨ(リザード)管原保雄
http://www.babylonic.com/
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■web bau -蜘蛛の糸から理念を紡ぐ-04
カリスマが消えたとき(1)
UZ
───────────────────────────────────
自分自身はヘボいパイプ椅子で仕事をしているのだが、そろそろいい椅子が欲
しいなあと思う。PCの前に張り付いている人には、大きく作業効率を左右する
ものらしいし。どんなものを買おうか考えていて、ふと以下のようなことを思
った。
一脚の椅子があって、一目見ていい椅子だなと思ったとする。その時、「いい
椅子だ」という価値判断は、ほぼ自分の中の経験から来ている。自分の好みの
色だったり、かつて心地よく座っていた椅子に感触が似ていたり、憧れていた
父親が好きだった椅子と同じだったり。
そこで、販売員に説明をうける。そうすると、だんだん自分の価値基準を後押
しする要素が追加されていく。「この椅子はイームズの○○」「生地はラムス
キンの」「背骨に負担を与えない」などの付加要素により、自分が経験的によ
いと思ったこの椅子が、世間的にもよいものだという後押しが得られる。
販売員が最後に「さすがにお目が高い」と、世間的に見た自分の相対位置を誉
めたりすると、多分もう購入の算段に入る。自分の判断に自信が生まれるから
だ。
椅子を使い出して慣れてくると、自分独自の純粋ないい、悪いという感覚がす
こし働く。テンションと緩和のバランスは、そのときの自分の正確な感覚を自
覚させるように思う。やっぱりいい! とOKが出せたら、友人にちょっと自慢
してみる。最初は販売員と同じことを言ったりする。追加して「なんだかんだ
いって、やっぱりいいわ、座り心地最高」とか感想を述べてみたりする。
最後に、妻や夫や恋人や友人をそこに座らせてみたりする。そこで「うわー、
すごいわ」と言われるほうがよいか、「えぇ、いいかなあ?」と言われるほう
がよいか、それは個人による。「別にたいしたことないんじゃない」と言われ
たほうが、より自分の感覚の独自性に自信を持つあまのじゃくもいるものだか
ら。ここで、他者から何らかの言葉を得た瞬間、その椅子に対する確信は絶頂
に達する。自分が椅子を認めることは、自分で自分を認めるのと同じになる。
服とかCDとかだと、「何でこんなものに金を」と自己否定に入りたくなるよう
な代物もあるが、さすがに椅子を購入するくらいの年齢になると、よくわから
ないまま感覚で判断しまうということが減ってくる。衝動的に行動する刹那も
いいが、大抵は確信が持てるかどうか、確信を持ってもいいかどうか、その確
信は間違っていないか、という段階を踏んで、ひとつひとつ信じるものを作っ
ていくものだろう。
●夢に共感させる力
椅子を手に入れる過程は、カリスマ生成の心の動きに似ていると思った。
1)共感 --経験から判断し、すごい人だと思う。
2)構造的理解 --世間的な評判を聞き、やっぱりすごいかもと思う。
3)自己肯定 --その人をすごいと思う自分の感覚が正しいと思う。
4)判断 --冷静にその人の実力がすごいかどうか判断する。
5)感覚への自信 --やっぱりすごい、と思うことを自分の外側に発信する。
6)自己の構造化 --外側の認識を受け取ることで、自分の感覚を再認識。
こう考えると、ある人物をカリスマにするかどうかというのは、1)の共感が決
め手なのではないかと思う。2)以降は、各項目のひとつ前の項目が大きけれ
ば、その後押しとして作用するものだ。
Web制作の業界にいる、とある人物の講演を聴いたとき、その人が業界のカリ
スマとなりえた理由がとてもよくわかった気がした。その人は、感情を高ぶら
せるのがとても上手い。まず自分で、自分が持っている熱を伝えることができ
る。さらに、論旨は共感によって進んでいく。聴衆に問いかけをし、「そうで
す、そうなんです。みんな、そう思っているんです」と自らの意志が誰もに共
通した感覚をベースにしていることを強調する。
冷静に自分の理想や経験と比較する時間を持たなければ、危うく自分もその人
物の信者になってしまいそうだった。それくらいその人の弁は癖があり、夢が
あり、共感を呼び起こすものだった。
そう、カリスマと呼ばれる人物をさして、人々は「夢を語る人」と形容する。
何時間でもしゃべっていそうで、聞き飽きない夢の数々は人々を大いに楽しま
せるものらしい。ある巨大IT企業の米国での社員総会に日本から初めて参加し
た友人は、大きなホールのステージに社長が登場するだけで、全員スタンディ
ングオベーションするその熱気をして、「ある意味アホだよね。自分の会社の
社長見て喜んでる」と言ったが、大半の人はその夢に連れて行かれたい、共感
したい人々だったのだろう。その友人には、わりと明確な個人的な夢が別にあ
るので、どっぷり浸かるというより多少当てられ気味で帰ってきたようだが。
●残されたのではなく
カリスマが生成される理由を分析したかったわけをさらに述べれば、現在、そ
ういった人々がいなくなった時の組織のモデルを確立する必要があると考えて
いるからだ。
いつでもムーブメントを起こすのは、共感を呼び刺激を与える「人」だった。
その人々を私たちは牽引者として、共感の輪を広げていった。信じるものが少
ない状況でも、自分の求めるものを揺り起こしてくれるその人の力を借りて、
いや引きずられて、ここまで来たのかもしれない。
しかし、ムーブメント中毒症みたいな人は、フィールドを作るだけ作ってどこ
か全く別の場所へ移動していってしまった。そろそろ壇上から降りたい人は、
持てる財産をミニマムにまとめて小さな島の独立国へ旅立ってしまった。そう
でない人は、自己の構造化を終えた人々によるさらなるムーブメントの要求に
答えられず、右往左往し始めている。
共感を呼び覚ます所からカリスマが発生するのならば、むしろカリスマは普通
の人以上に普通、といえるかもしれない。カリスマの定義が『超人間的・非日
常的資質。英雄、予言者などに見られる(広辞苑)』としても、人が人を超人
間的だと認識するのは、その人の感情によるものにすぎない。
非合理的な感情の高ぶりから、実態以上の認識をされてしまうのがカリスマだ。
こう考えると、カリスマを中心とした組織は、ある一定の時間が過ぎたら、い
つか必ず破綻する。虚構なのだから。
熱いカタマリが猛烈な勢いで席巻した時代が終わって、嵐の後に取り残された
人々が呆然としているような状態が、そろそろ日本のWeb制作の業界にも訪れ
ている気がする。しかしだからこそ、これから、今まで見えていなかった本質
を追求していく基盤を作ることができると思う。残されたわけではなく、来る
べき時期が来たわけで、そこに居合わせたのはラッキーなのかもしれない。
座るべき所に椅子がなかった、なんてことにはなりたくない。座るべき気持ち
のいい場所に、椅子になるような木の切り株かなんかを見つけることができれ
ばいいのだ。
次回に続く
【uz】
某コンピューターパッケージベンダー勤務を経て、現在はWeb系ライター、Web
サイト構築業務に携わる。
「映画を研究する人々のためのサイト Urban Cinema Squad」
http://www.u-c-s.org/ もよろしく。
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■新刊案内&プレゼント
フジフイルムFinePix S2 Pro スーパーブック 玄光社刊
http://www.genkosha.co.jp
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<編集部から>
富士写真フイルムのデジタル一眼レフカメラ
FinePix S2 Proを使いこなすためのガイドブック
前半では、S2 Proの基本性能をじっくり解説する基礎編、ハイクオリティな画
像の「RAWモード」撮影に関する特別講座、営業写真館やスタジオでの商品撮
影、屋外ロケでのポートレート撮影などのテクニックを紹介。
真ん中のギャラリーページは、6人のプロ写真家の撮り下ろし競演。最大長68
センチの両観音開きのページにS2 Proで撮影した女性ポートレート写真を印刷
するほか、風景写真、ファッション、ネイチャーフォト、ヌードなど多彩な被
写体でその実力を見せる。
後半は、S2 Proで撮影した写真をより美しく仕上げるために Adobe Photoshop
ElementsとPhotoshop7.0を使った画像処理、フジフイルムのプリントサービス
など詳しく解説。そのほかに、デジタル一眼レフの醍醐味でもある交換レンズ
について、広角、ズーム、マクロ、望遠レンズの特長や選択のポイントを指南
する。
モノクロページでは、アクセサリー・周辺機器の紹介、写真家と開発者の座談
会、役に立つ使いこなしなどFinePix S2 Proに関する情報を満載。最後のペー
ジには特別付録としてS2 Proで撮影したデータを「フジカラーデジカメプリン
トサービス」でプリントした見本を挟み込んでいる。
B5判138ページ 定価1,890円(税込)2002年9月26日発売
玄光社刊(営業部 03-3263-3515)
●玄光社から「フジフイルムFinePix S2 Pro スーパーブック」を読者2名様に
プレゼント。ご希望の方は、プレゼントお知らせコーナーから応募してくださ
い。締め切りは、10月20日14時。発送をもって発表に代えさせていただきます。
http://www.dgcr.com/present/index2.html
▼「写真を楽しむ生活」のほうでも同じプレゼントがあります。
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■「写真を楽しむ生活」から
いままでのコラムINDEX
http://www.dgcr.com/photo/
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8月28日に創刊して約1か月を経過、今日の号で22号となります。「写真を楽し
む生活」のほうもどうやら内容がかたまってきました。中には、どうしてこれ
が写真に関係あるの? という情報もずいぶん入っていますが、たぶんこのメ
ルマガの読者さんなら興味を持っていただけるハズ、という理由です。という
か、たんにわたしが好きなことを出しているだけかもしれません。
いままでの巻頭コラム一覧です。まだデジクリ系の方々に頼り切っていますが
徐々に新しい書き手も現れると思います。投稿も歓迎です。よろしく。
01 デジタルカメラばんざい 柴田忠男
02 濡れた被写体 十河進
03 自分の写真に何を見るのだろう? YUME
04 恥を知れ 柴田忠男
05 クイズ作家の苦しみ 十河進
06 列島いにしえ探訪 原付鞍馬越え 北澤浩一
07 おかしな応募規定 柴田忠男
08 ありがとうデジカメ 北川かりん
09 暗室日記 福間晴耕
10 そろそろ本格的なプロ指向のカメラを…… 海津宜則
11 生活スタイルで選ぶデジタルカメラ 柴田敏明
12 写「真」と画像処理 斎賀和彦
13 『百年の愚行』 小崎哲哉
14 写真家飯田幸二郎と私(1) HAL_
15 写真家飯田幸二郎と私(2) HAL_
16 写真と私のちょっとおかしな関係 川本O.規子
17 デジカメ提げて 久納ヒロシ
18 なぜ熱帯魚は美しいのか? 出渕亮一朗
19 デジカメの楽しさを教えてくれた人 所 幸則
20 写真を撮ることの本当の楽しさがわかった 石川浩二
21 「菅原一剛 湿板写真プロジェクト」 久保元幸
22 5年前の同窓会。5年後の同窓会。 服部幸平
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■編集後記(10/1)
・週末は雨で肌寒かったりして、ハニー号に冬用のベッドを出してやったらこ
とのほかお喜びで、こっちがうれしくなるくらい気持ちよさそうに寝ている。
だが、このベッドに敷いたクッションを毎朝掃除すると、大量の毛がついてい
る。見えると気になって、ますますそのへんの掃除をマメにやるようになった。
フィラリアの予防薬の投与のためペット病院に行く。毎月通わなくても、一回
ですむ方法も開発されたが、従来通り、月末に行く(こっちの方が安上がりら
しい)。診療台で体重を量ると、12.4キロ。ちょっと増えたような。翌日から
はオヤツが制限され始めた。わたしも制限を受ける必要はあるが。 (柴田)
・1163号で新幹線でのことを書いた。読者のSさんからメールをもらう。JRが
音頭を取って、新幹線の中での異業種交流会しませんかCMなどをやってくれれ
ば意外に流行り、景気が良くなるかもしれませんね、とのこと。そうよねぇ、
大阪東京間だと2時間半から3時間ある。構えるのも何だけど、一車両貸し切り
のテーマ別移動異業種交流会なんてあれば、移動時間を有意義に使えるかも。
週末に、単身赴任している人のための交流会とか勉強会も。食事アルコール付
きで。座席レイアウト変えたいし、プロジェクターも欲しいなぁ。インターネ
ットできたらもっといいんだけど。JRさん、旅行代理店さん、経済産業省さん
どうでしょう? 新しいビジネスが生まれるかもよ。 (hammer.mule)
http://www.macromedia.com/jp/macromedia/events/devcon2002j/
これの帰りの復習勉強会とか交流会とか。集団行動したくない気もするが。
<応募受付中のプレゼント>
「図解カラーマネージメント実践ルールブック2002-2003」1158号。→14時
「レイアウトスタイルブック」1158号。→14時まで
「おしえて!! Macromedia FLASH MX」1160号。
「フジフイルムFinePix S2 Pro スーパーブック」1168号(本日号)
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発行 デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>
編集長 柴田忠男
デスク 濱村和恵
アソシエーツ 神田敏晶
アシスト 島田敬子
情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
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広告の御相談はこちらまで
★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/
★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://mag2.com/>、
E-Magazine<http://emaga.com/>、カプライト<http://kapu.biglobe.ne.jp/>、
Pubzine<http://www.pubzine.com/>、Macky!<http://macky.nifty.com/>、
melma!<http://www.melma.com/>、めろんぱん<http://www.melonpan.net/>、
LUNDI<http://lundi.jp/>、MAGBee<http://magbee.ad-j.com/>、
posbee<http://www.posbee.com/>、のシステムを利用して配信しています。
★携帯電話対応メルマガもあります。<http://dgcr.com/i/>
Copyright(C), 1998-2002 デジタルクリエイターズ
許可なく転載することを禁じます。
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CDが売れない?
モモヨ
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音楽業界ではCDの売上が不振だという。
一見、好調に思えるエーベックスも、2002年9月中間期の連結最終損益は19億
円の赤字になる見通し、九月四日にこう発表している。前年同期は3億9000万
円の黒字だったから確かに激減している。
このニュースに前後して、CD-R生産量の大半は音楽用に使われているという情
報が業界組織から流された。
たしか生産されるものの何パーセントというようなことが具体的数字が記述さ
れていたと記憶されるが、この数字にはさしたる意味はないだろう。とにかく、
CD-Rによって、あるいは違法コピー(?)によって、業界側としては、ダメー
ジを受けていることを情宣したいのだろう。如何なる調査、どのようなシステ
ムからこの数字データがはじき出されたのか、それを詳細に点検しないと明確
なことはいえないが、どうも、私には、意味あるデータとは思えない。
例えば、
MD(音楽用)生産量のほぼ100パーセントが音楽用に使われている!
こういうデータが出されたら、どうだろう。
言うまでもないが、これは事実(そのもの)である。当然でありこそすれショ
ックではない。しかし、言うまでもないが、今、もっとも普及しているのはMD
だ。そして、例えばエーベックスあたりが主力としているアーティストのファ
ン達の音楽生活の中心にあるのはMDなのだ。現在のレンタルシステムでは「借
りてきたCDをMDにダビングする」というのが、ベーシックな形になっている。
CD-RよりMDは扱いが簡単だし、PCを占拠させる必要もない。市販されているMD
プレーヤーの大半はCDからのダビングが自動でできる。失敗はまずない。
こうした、レンタルしてダビングという音楽享受システムは、今に始まったも
のではない。MDについてみれば、数年前から普及していたし、繰り返して言う
が、CDはレンタルで借りる、というような感覚はもはや馴染みになっている。
経営分析の面から見ると、だからMDは問題ない、そうなってしまっているのだ
ろう。
上記のエーベックスの例で見れば、今年になって売上の不振が明確になってい
るからだ。そこで、近年世間に普及した音楽享受スタイルをチェックする。ふ
む、そういえば、CD-Rがここ二~三年爆発的に普及したではないか。この普及
と売上低減には相関関係があるに違いない。いや、ちょっと戯画化が過ぎたか
もしれないが、こんな感じなのだろう。で、これらのニュースは、ほぼ同時に
リリースされ、一つの風潮を形成することになる。
が、実はエーベックスの場合は、ここまで簡単な絵が描けない要素がある。
CCCD、コピーコントロールCDである。従来の装置ではコピーできない仕様のCD
を数ヶ月前から市場に投入しているからだ。とすれば、このコピー防止対策が
売上の不振に繋がっているのかもしれない。そうも考えられる。
もちろん、私は、かの会社の経営分析をしているわけではないし、詳細な数字
など知る由もない。これはあくまでも推定である。
いずれにしろ、私の持論は決まっている。
MDにしろ、CDにしろ、ダビングした音源など、宴会で歌詞を覚える程度の価値
しかない。私はそう考えるのだ。
少年の日々、ビートルズのアルバムを、ストーンズのアルバムを、キンクスの
アルバムを買いあさったものだが、これらはオリジナルでなければ意味がなか
った。だから、私は、日本盤を買い、米盤を買い、英盤までも買ったのだ。も
ちろん、誉められた話ではないが、海賊盤まで買い揃えた。
これは、暴言かもしれないけどあえて言う。ヴェルベットアンダーグラウンド
の、ウォーホールがプロデュースしたファーストアルバム、あの、コピー音源
を持っていたとして、それが何になるというのだろう。私には価値あるものと
は思えないのだ。この作品の場合、アンディーがデザインしたジャケットのバ
ナナの皮(デザインは、一本のバナナの中身の上に皮のシールが貼ってあるも
のだった)を、自室に戻り大音量でアルバムをプレイしつつ、「ここから、そ
っと、はがしてください」という指示にしたがって、そうっと剥くのである。
この快感がなければ、このアルバムの楽しみは半減する。当時も今もこの信念
は変わらない。
いまのアーティストというのが、どういう位相で世間に受け入れられているか
私は知らないけれど、単なる流行の音楽、はやりの歌を聴くのにオリジナルは
必要ないわけで、昔だったらテープ、今ならMDだろう。その程度の存在でしか
ないとしたら、それこそ問題だ。いつから、単なるカラオケ上手や人形のよう
なアイドルまでアーティストと呼ぶようになったのか不明だが、もしかしたら、
現在の業界の低迷は、ここにあるのではないか。思いは、いつも、この点に帰
ってくる。そういうティーチャーズペットがアーティストを名乗るから、話は
面倒になる。
そう、これが私がパンクを自称する理由なのだ。買いたくなるような作品を作
らない(作れない)のが悪い。
モモヨ(リザード)管原保雄
http://www.babylonic.com/
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■web bau -蜘蛛の糸から理念を紡ぐ-04
カリスマが消えたとき(1)
UZ
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自分自身はヘボいパイプ椅子で仕事をしているのだが、そろそろいい椅子が欲
しいなあと思う。PCの前に張り付いている人には、大きく作業効率を左右する
ものらしいし。どんなものを買おうか考えていて、ふと以下のようなことを思
った。
一脚の椅子があって、一目見ていい椅子だなと思ったとする。その時、「いい
椅子だ」という価値判断は、ほぼ自分の中の経験から来ている。自分の好みの
色だったり、かつて心地よく座っていた椅子に感触が似ていたり、憧れていた
父親が好きだった椅子と同じだったり。
そこで、販売員に説明をうける。そうすると、だんだん自分の価値基準を後押
しする要素が追加されていく。「この椅子はイームズの○○」「生地はラムス
キンの」「背骨に負担を与えない」などの付加要素により、自分が経験的によ
いと思ったこの椅子が、世間的にもよいものだという後押しが得られる。
販売員が最後に「さすがにお目が高い」と、世間的に見た自分の相対位置を誉
めたりすると、多分もう購入の算段に入る。自分の判断に自信が生まれるから
だ。
椅子を使い出して慣れてくると、自分独自の純粋ないい、悪いという感覚がす
こし働く。テンションと緩和のバランスは、そのときの自分の正確な感覚を自
覚させるように思う。やっぱりいい! とOKが出せたら、友人にちょっと自慢
してみる。最初は販売員と同じことを言ったりする。追加して「なんだかんだ
いって、やっぱりいいわ、座り心地最高」とか感想を述べてみたりする。
最後に、妻や夫や恋人や友人をそこに座らせてみたりする。そこで「うわー、
すごいわ」と言われるほうがよいか、「えぇ、いいかなあ?」と言われるほう
がよいか、それは個人による。「別にたいしたことないんじゃない」と言われ
たほうが、より自分の感覚の独自性に自信を持つあまのじゃくもいるものだか
ら。ここで、他者から何らかの言葉を得た瞬間、その椅子に対する確信は絶頂
に達する。自分が椅子を認めることは、自分で自分を認めるのと同じになる。
服とかCDとかだと、「何でこんなものに金を」と自己否定に入りたくなるよう
な代物もあるが、さすがに椅子を購入するくらいの年齢になると、よくわから
ないまま感覚で判断しまうということが減ってくる。衝動的に行動する刹那も
いいが、大抵は確信が持てるかどうか、確信を持ってもいいかどうか、その確
信は間違っていないか、という段階を踏んで、ひとつひとつ信じるものを作っ
ていくものだろう。
●夢に共感させる力
椅子を手に入れる過程は、カリスマ生成の心の動きに似ていると思った。
1)共感 --経験から判断し、すごい人だと思う。
2)構造的理解 --世間的な評判を聞き、やっぱりすごいかもと思う。
3)自己肯定 --その人をすごいと思う自分の感覚が正しいと思う。
4)判断 --冷静にその人の実力がすごいかどうか判断する。
5)感覚への自信 --やっぱりすごい、と思うことを自分の外側に発信する。
6)自己の構造化 --外側の認識を受け取ることで、自分の感覚を再認識。
こう考えると、ある人物をカリスマにするかどうかというのは、1)の共感が決
め手なのではないかと思う。2)以降は、各項目のひとつ前の項目が大きけれ
ば、その後押しとして作用するものだ。
Web制作の業界にいる、とある人物の講演を聴いたとき、その人が業界のカリ
スマとなりえた理由がとてもよくわかった気がした。その人は、感情を高ぶら
せるのがとても上手い。まず自分で、自分が持っている熱を伝えることができ
る。さらに、論旨は共感によって進んでいく。聴衆に問いかけをし、「そうで
す、そうなんです。みんな、そう思っているんです」と自らの意志が誰もに共
通した感覚をベースにしていることを強調する。
冷静に自分の理想や経験と比較する時間を持たなければ、危うく自分もその人
物の信者になってしまいそうだった。それくらいその人の弁は癖があり、夢が
あり、共感を呼び起こすものだった。
そう、カリスマと呼ばれる人物をさして、人々は「夢を語る人」と形容する。
何時間でもしゃべっていそうで、聞き飽きない夢の数々は人々を大いに楽しま
せるものらしい。ある巨大IT企業の米国での社員総会に日本から初めて参加し
た友人は、大きなホールのステージに社長が登場するだけで、全員スタンディ
ングオベーションするその熱気をして、「ある意味アホだよね。自分の会社の
社長見て喜んでる」と言ったが、大半の人はその夢に連れて行かれたい、共感
したい人々だったのだろう。その友人には、わりと明確な個人的な夢が別にあ
るので、どっぷり浸かるというより多少当てられ気味で帰ってきたようだが。
●残されたのではなく
カリスマが生成される理由を分析したかったわけをさらに述べれば、現在、そ
ういった人々がいなくなった時の組織のモデルを確立する必要があると考えて
いるからだ。
いつでもムーブメントを起こすのは、共感を呼び刺激を与える「人」だった。
その人々を私たちは牽引者として、共感の輪を広げていった。信じるものが少
ない状況でも、自分の求めるものを揺り起こしてくれるその人の力を借りて、
いや引きずられて、ここまで来たのかもしれない。
しかし、ムーブメント中毒症みたいな人は、フィールドを作るだけ作ってどこ
か全く別の場所へ移動していってしまった。そろそろ壇上から降りたい人は、
持てる財産をミニマムにまとめて小さな島の独立国へ旅立ってしまった。そう
でない人は、自己の構造化を終えた人々によるさらなるムーブメントの要求に
答えられず、右往左往し始めている。
共感を呼び覚ます所からカリスマが発生するのならば、むしろカリスマは普通
の人以上に普通、といえるかもしれない。カリスマの定義が『超人間的・非日
常的資質。英雄、予言者などに見られる(広辞苑)』としても、人が人を超人
間的だと認識するのは、その人の感情によるものにすぎない。
非合理的な感情の高ぶりから、実態以上の認識をされてしまうのがカリスマだ。
こう考えると、カリスマを中心とした組織は、ある一定の時間が過ぎたら、い
つか必ず破綻する。虚構なのだから。
熱いカタマリが猛烈な勢いで席巻した時代が終わって、嵐の後に取り残された
人々が呆然としているような状態が、そろそろ日本のWeb制作の業界にも訪れ
ている気がする。しかしだからこそ、これから、今まで見えていなかった本質
を追求していく基盤を作ることができると思う。残されたわけではなく、来る
べき時期が来たわけで、そこに居合わせたのはラッキーなのかもしれない。
座るべき所に椅子がなかった、なんてことにはなりたくない。座るべき気持ち
のいい場所に、椅子になるような木の切り株かなんかを見つけることができれ
ばいいのだ。
次回に続く
【uz】
某コンピューターパッケージベンダー勤務を経て、現在はWeb系ライター、Web
サイト構築業務に携わる。
「映画を研究する人々のためのサイト Urban Cinema Squad」
http://www.u-c-s.org/ もよろしく。
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■新刊案内&プレゼント
フジフイルムFinePix S2 Pro スーパーブック 玄光社刊
http://www.genkosha.co.jp
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<編集部から>
富士写真フイルムのデジタル一眼レフカメラ
FinePix S2 Proを使いこなすためのガイドブック
前半では、S2 Proの基本性能をじっくり解説する基礎編、ハイクオリティな画
像の「RAWモード」撮影に関する特別講座、営業写真館やスタジオでの商品撮
影、屋外ロケでのポートレート撮影などのテクニックを紹介。
真ん中のギャラリーページは、6人のプロ写真家の撮り下ろし競演。最大長68
センチの両観音開きのページにS2 Proで撮影した女性ポートレート写真を印刷
するほか、風景写真、ファッション、ネイチャーフォト、ヌードなど多彩な被
写体でその実力を見せる。
後半は、S2 Proで撮影した写真をより美しく仕上げるために Adobe Photoshop
ElementsとPhotoshop7.0を使った画像処理、フジフイルムのプリントサービス
など詳しく解説。そのほかに、デジタル一眼レフの醍醐味でもある交換レンズ
について、広角、ズーム、マクロ、望遠レンズの特長や選択のポイントを指南
する。
モノクロページでは、アクセサリー・周辺機器の紹介、写真家と開発者の座談
会、役に立つ使いこなしなどFinePix S2 Proに関する情報を満載。最後のペー
ジには特別付録としてS2 Proで撮影したデータを「フジカラーデジカメプリン
トサービス」でプリントした見本を挟み込んでいる。
B5判138ページ 定価1,890円(税込)2002年9月26日発売
玄光社刊(営業部 03-3263-3515)
●玄光社から「フジフイルムFinePix S2 Pro スーパーブック」を読者2名様に
プレゼント。ご希望の方は、プレゼントお知らせコーナーから応募してくださ
い。締め切りは、10月20日14時。発送をもって発表に代えさせていただきます。
http://www.dgcr.com/present/index2.html
▼「写真を楽しむ生活」のほうでも同じプレゼントがあります。
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■「写真を楽しむ生活」から
いままでのコラムINDEX
http://www.dgcr.com/photo/
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8月28日に創刊して約1か月を経過、今日の号で22号となります。「写真を楽し
む生活」のほうもどうやら内容がかたまってきました。中には、どうしてこれ
が写真に関係あるの? という情報もずいぶん入っていますが、たぶんこのメ
ルマガの読者さんなら興味を持っていただけるハズ、という理由です。という
か、たんにわたしが好きなことを出しているだけかもしれません。
いままでの巻頭コラム一覧です。まだデジクリ系の方々に頼り切っていますが
徐々に新しい書き手も現れると思います。投稿も歓迎です。よろしく。
01 デジタルカメラばんざい 柴田忠男
02 濡れた被写体 十河進
03 自分の写真に何を見るのだろう? YUME
04 恥を知れ 柴田忠男
05 クイズ作家の苦しみ 十河進
06 列島いにしえ探訪 原付鞍馬越え 北澤浩一
07 おかしな応募規定 柴田忠男
08 ありがとうデジカメ 北川かりん
09 暗室日記 福間晴耕
10 そろそろ本格的なプロ指向のカメラを…… 海津宜則
11 生活スタイルで選ぶデジタルカメラ 柴田敏明
12 写「真」と画像処理 斎賀和彦
13 『百年の愚行』 小崎哲哉
14 写真家飯田幸二郎と私(1) HAL_
15 写真家飯田幸二郎と私(2) HAL_
16 写真と私のちょっとおかしな関係 川本O.規子
17 デジカメ提げて 久納ヒロシ
18 なぜ熱帯魚は美しいのか? 出渕亮一朗
19 デジカメの楽しさを教えてくれた人 所 幸則
20 写真を撮ることの本当の楽しさがわかった 石川浩二
21 「菅原一剛 湿板写真プロジェクト」 久保元幸
22 5年前の同窓会。5年後の同窓会。 服部幸平
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■編集後記(10/1)
・週末は雨で肌寒かったりして、ハニー号に冬用のベッドを出してやったらこ
とのほかお喜びで、こっちがうれしくなるくらい気持ちよさそうに寝ている。
だが、このベッドに敷いたクッションを毎朝掃除すると、大量の毛がついてい
る。見えると気になって、ますますそのへんの掃除をマメにやるようになった。
フィラリアの予防薬の投与のためペット病院に行く。毎月通わなくても、一回
ですむ方法も開発されたが、従来通り、月末に行く(こっちの方が安上がりら
しい)。診療台で体重を量ると、12.4キロ。ちょっと増えたような。翌日から
はオヤツが制限され始めた。わたしも制限を受ける必要はあるが。 (柴田)
・1163号で新幹線でのことを書いた。読者のSさんからメールをもらう。JRが
音頭を取って、新幹線の中での異業種交流会しませんかCMなどをやってくれれ
ば意外に流行り、景気が良くなるかもしれませんね、とのこと。そうよねぇ、
大阪東京間だと2時間半から3時間ある。構えるのも何だけど、一車両貸し切り
のテーマ別移動異業種交流会なんてあれば、移動時間を有意義に使えるかも。
週末に、単身赴任している人のための交流会とか勉強会も。食事アルコール付
きで。座席レイアウト変えたいし、プロジェクターも欲しいなぁ。インターネ
ットできたらもっといいんだけど。JRさん、旅行代理店さん、経済産業省さん
どうでしょう? 新しいビジネスが生まれるかもよ。 (hammer.mule)
http://www.macromedia.com/jp/macromedia/events/devcon2002j/
これの帰りの復習勉強会とか交流会とか。集団行動したくない気もするが。
<応募受付中のプレゼント>
「図解カラーマネージメント実践ルールブック2002-2003」1158号。→14時
「レイアウトスタイルブック」1158号。→14時まで
「おしえて!! Macromedia FLASH MX」1160号。
「フジフイルムFinePix S2 Pro スーパーブック」1168号(本日号)
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発行 デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>
編集長 柴田忠男
デスク 濱村和恵
アソシエーツ 神田敏晶
アシスト 島田敬子
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