[1171] ヨーコに好きだと言ってくれ

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1171    2002/10/04.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21387部
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        <「出来る範囲のこと」はしたい>      

■映画と本と音楽と… 141
 ヨーコに好きだと言ってくれ
 十河 進
 
■金曜ノラネコ便
 週に一度はやってくるユウウツ
 堀本真理美
 
■新製品案内
 マルチメディアオーサリング統合ソフト「Visual LAB」

■サイト案内
 Movie Circus(ムービーサーカス)
 メイキング・オブ・「NITABOH」

■テレビ番組案内
 「プラトニックチェーン」TV放映決定
 


■映画と本と音楽と… 141
ヨーコに好きだと言ってくれ

十河 進
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●「葉」という字を見て想い出す女優

メールマガジン「青い瓶の話」
http://www.kitazawa-office.com/aobin/ao_top.html
で北澤浩一さんが連載している「夜の魚」に葉子という女性が登場する。僕は、
この字面に弱い。

   ■ 葉子は髪を切っていた。

なんて文章が目にはいると背筋がゾクリとする。別に、昔の女、というわけで
はない。いや、昔の女なのだ。子供の頃、ブラウン管の中に憧れた女性なので
ある。小学生の僕が最初に好きになった大人の女性かもしれない。今でも、そ
の面影は消えない。

葉山葉子、という。数年前、新橋演舞場の杉良太郎だか高橋英樹だかの時代劇
のポスターにも出ていたから、まだ現役なのかもしれない。現代劇に出たのを
見たような記憶もあるが、基本的には時代劇の女優さんである。一時期、僕は
「葉」という字を目にするたびにドキリとしたものだった。

ネットで検索したら葉山葉子の出演映画のリストがヒットした。
1955年「しいのみ学園」/1955年「次郎物語」/1956年「乱菊物語」/1958年
「母」/1965年「怪談せむし男」/1967年「若親分兇状旅」/1970年「柔の星」
/1971年「ごろつき無宿」

映画出演はキャリアの割りには少ないかもしれない。テレビの時代劇にはよく
出ていたが、これという代表作は思いつかない。松山容子(ヨーコである)の
「琴姫七変化」(1961年~1962年)とか「×××のお市」シリーズなどにも出
ていた記憶がある。

ちなみに×××という言葉が昔はテレビや映画のタイトルにも使われていた。
現在なら「目の不自由なお市」と呼ばれることになる。これは、もちろん勝新
太郎の「座頭市」シリーズの女版である。テレビ版「座頭市」では「この、ど
×××」という敵役の罵声が使えないので、「この、どメ…」と言ったところ
で座頭市が斬ってしまうことにしたのは有名な話(?)だ。

おそらく僕が最後に見た葉山葉子は、1967年に放映された「富士に立つ影」の
ヒロインだと思う。対立するふたつの築城術の流派の家に生まれた男女の悲恋
という設定だった。主人公の熊木公太郎は、まだ若くて二枚目だった中山仁が
演じていた。以来35年、僕は葉山葉子の面影を、時々、甦らせながら甘い郷愁
に浸っている。

●杳(くら)い子という意味を持つ「杳子」

日本文学史上で「葉子」と言えば有島武郎の「或る女」である。昔、「或る女」
がテレビドラマになった時には赤座美代子がヒロインを演じた。映画監督・藤
田敏八が妊娠している妻を棄ててまで走った伝説の妖艶女優である。当時の僕
は妖艶系美女が苦手だったが、なぜか赤座美代子だけは好きだった。吉田喜重
監督作品「告白的女優論」(1971年)での脱ぎっぷりが印象に残っている。

しかし、1970年に大きな変化が起こった。内藤洋子(ヨーコである)が20歳で
引退を決めた直後のことだった(と思う)。日本文学史上に不滅のヨーコが登
場した。「杳として行方がしれない」という字を使う「杳子」である。「杳
(くら)い子」という意味があるのだと誰かに教わった記憶がある。その小説
は1971年度の芥川賞を受賞する。

タイトルそのものが「杳子」だからインパクトがあり、人々の記憶にも残りや
すい。それ以後、日本文学史上で「ヨーコ」と言えば古井由吉の「杳子」を指
すことになり、いつの間にか「或る女」の葉子はその地位を明け渡した。

「杳子」は「杳子・妻隠」(ようこ・つまごみ)という作品集になり、河出書
房から刊行された。装幀は司修さんで、その表紙の絵(版画?)に描かれた地
中から根を生やした植物のような女性の姿がヒロインの杳子をイメージさせ、
ちょっとゾクリとさせた。

──杳子は深い谷底に一人で座っていた。

そんな杳いトーンで始まる物語は、最後まで沈んだ重苦しさを保ちつつ(とい
うより人間の精神の奥深さを感じさせる暗さを基調にして)進んでいく。冒頭、
山頂から降りてきた「彼」は谷底にうずくまり動けなくなっている杳子に出会
い一緒に下山する。数ヶ月後、偶然に東京で再会した「彼」は次第に杳子の精
神性と共振れを起こし始める。

これは一種の恋愛小説だが、暗鬱に語られる物語を誰もそうは受け取らないか
もしれない。杳子は神経症を病んでいるように思えるが、杳子を病院に入れよ
うとしている姉もどこか尋常ではない。そして、主人公であるらしい「彼」も
彼女たちと共に振れ始め、それはいつしか「共触れ」へと変化しそうなサスペ
ンスを孕んでいる。

この異様な恋愛小説にイカれた読者は多かった。5年後、僕は現在の会社に就
職したのだが、そこには「杳子」を映画化しようとしている人がいた。8ミリ
ムービー専門誌の編集部に在籍し、後に「自主映画の母」と呼ばれるH女史は
何度か古井由吉宅を訪れて映画化権を獲得し、ついに1977年に16ミリ作品をプ
ロデュースした。

「彼」を大島渚の「東京戦争戦後秘話」に主演した後藤和夫、杳子を新人の石
原初音、真のヒロインである杳子の姉を当時は第一線で活躍していたモデルの
山口小夜子が演じた。監督は自主映画界では期待の星だった伴睦人(たぶんSF
作家のヴァン・ヴォークトをもじっている)だった。

H女史には悪いけれど、この映画は見ない方がよかったと思う。ただ一カ所だ
け印象に残ったシーンがあった。高所恐怖症の杳子は歩道橋の上で歩けなくな
りうずくまる。当時、ひどい高所恐怖症だった僕も歩道橋が渡れなかった。今
でも歩道橋を渡る時は数メートル先の歩道橋の床を凝視して視界を狭めないと
歩けない。

●港のヨーコにはどんな字をあてるのだろう

1975年には、もう一人のヨーコが全国に知れ渡る。阿木耀子(ヨーコである)
の処女作「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」である。僕はこの歌(セリフと
いうべきでしょうか)を暗記した。就職後は宴会芸として度々披露した。セリ
フをその場の状況に合わせて即興で変えると受けたものである。

「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」はハードボイルド小説を読んでいる人間
にとっては、おなじみの設定だ。初めてこの歌を聴いた時から僕には情景が浮
かび、ストーリーができあがった。ロス・マクドナルドが生み出した思索的で
物静かな私立探偵リュウ・アーチャーを連想させるのだ。アーチャーはひたす
ら人と会い失踪した人間を捜し続ける。

阿木耀子という女性は何とハードボイルドの神髄を把握しているのか、と僕は
感嘆し、その後の彼女の詞を読むたびにその想いを深めた。世評に高いのは山
口百恵が歌った「プレイバック・パート2」だが、「イミテーション・ゴール
ド」でそのセンスは頂点を極めた。

彼女が描いた「イミテーション・ゴールド」のヒロインの精神性は、その後、
大挙して登場してくる女探偵たちに先んじていた。V.I.ウォーショースキーや
キンジー・ミルホーンなどの「男に頼らないハードな女探偵」は阿木耀子が生
み出した多くのヒロインと精神的な姉妹である。

「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は横浜・横須賀を舞台にハードボイルド
小説を書き続けていた若き矢作俊彦にも大いなる影響を与えたに違いない。ヒ
ットのほとぼりがさめた1987年、彼は「ヨーコに好きだと言ってくれ」という
小説を発表する。

ヒットした「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は同じ年に松竹で映画化され
た。髪の長いヨーコを演じたのは、映画版「愛と誠」ヒロイン募集という話題
作りのイベントに応募したばかりに、その後、日活ロマンポルノにさえ早乙女
愛という名前で出演せざるを得なかった女優である。

監督したのは才人の誉れ高かった山根成之だった。鈴木清順にオマージュを捧
げるような色彩を駆使して、鮮烈な青春映画を作り続けていた。若き郷ひろみ
を主演にした「さらば夏の光よ」「おとうと」「突然、嵐のように」などアイ
ドル映画と言われるジャンルで懸命に才能を発揮し続けて早世した。

かつて僕は、一度だけ映画のシナリオを書き上げたことがある。20代の終わり
だった。僕はそれまでの10年間を総括するように、あるいはオトシマエをつけ
るように、そのシナリオに熱中した。仕事で遅くなった日も深夜まで僕は書き
続けた。30歳を目前にして、僕はそれを仕上げなければ僕の20代が終わらない
のだと思っていた。

あの時の情熱は何だったのだろう。あの頃のような熱い想いは、僕の中から失
われてしまったのだ。何万年も前のことのようにも思えるし、あれは別人だっ
たのではないかと思うこともある。何のあてもなく、ただ書き続けることが僕
の生活を充実させていた。

何度も何度も書き直したシナリオは、200字詰め原稿用紙で240枚ほどになった。
それだけあれば、長編映画にはなるはずだった。そのシナリオがものになるか
どうか、水準に達しているかどうか、僕は当時、映画の評価に関しては最も信
頼していたH女史に読んでもらった。

数日後、彼女は「これ、預かるわ。山根さんに読んでもらってみる」と言った。
映画界に顔が広かったH女史の言葉で、僕は山根成之によって映画化された自
分のオリジナルストーリーを想像した。それは、まるで孤児院で育ったジュデ
ィが「あしながおじさん」の援助で学校にいけるようになったと告げられた時
のような気分だった。

しかし、山根さんに読んでもらえたかどうかわからないうちにH女史は退職し、
いつの間にか僕との交流も途絶えた。僕はシナリオのコピーをとっていなかっ
たから、原稿はそのまま行方不明になった。H女史の手元にあるのか、それと
も誰かの手に渡ったのか、もうわからない。僕はずっと心の隅で気にしていた
が、ある日、新聞の死亡記事で山根さんの名を見た時に諦めた。

今ではタイトルさえ思い出せない。しかし、そのシナリオのヒロインの名前を
「葉子」と付けたことだけは鮮明に覚えている。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
雑誌編集者。140回を越して400字詰め原稿用紙で1600枚以上の原稿が溜まった。
クォークで組んでPDFにするのは簡単だが、紙の本にしておきたいと思うのは
職業柄だからだろうか。京極さんの本の厚さには負けそうだが……。

ネットギャラリー&オリジナルプリント販売
http://www.genkosha.com/gallery/photo/

フォトテクニックWebSite
http://www.genkosha.co.jp/pt/

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■金曜ノラネコ便
週に一度はやってくるユウウツ

堀本真理美
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この世の中には不条理なことがいっぱいだ。考えはじめると、様々なことがグ
ルグルと頭を巡るのだが、解決策は浮かばない。そもそも私ひとりでどうにか
できる事ではないのだ。それは、ゴミ問題である。

いつだったか友人とコンピュータのデータを何のメディアで保存(バックアッ
プ)するか、という話をしていたのだが、CD-R派のその友人は「バルクで買え
ば一枚数十円、焼きに失敗したりアップデートが必要ならバンバン捨てて新し
く焼けばいいじゃーん」と言われたときには、軽いショックを感じた。

そ、そんな……。「バンバン捨てる」なんて。

わたしは江東区民である。かつて「ごみの島」と呼ばれた夢の島にキラキラと
光るプラスティックの円盤が山積みになっている様子が頭に浮かんでしまった。
その友人は「スッキリするから」ゴミを捨てるのが大好き、だという。わたし
は(極端かもしれないが)人間ほど地球に有害な生物はいないと考えることが
あるくらいだから、わたしとその友人はまったく違った考えであるわけだ。

可燃ゴミはまだしも、週に一度の不燃ゴミの日、わたしはすごくユウウツな気
分になるのだ。たびたび目にする「プラ」識別マーク、資源有効利用促進法に
基づいたマークだが、石油系容器に関して東京都では「PET1」マークのしか回
収しない。それならこうしたマークはいったい何のためなんだろう? と、な
んだか虚しい気持ちになる。

たしかに、東京ほど大量にゴミが発生する都市ではリサイクルもままならない
だろう。ほかの自治体の現状はどうなんだろう? わたしの実家のある神奈川
の某市では、東京都で「不燃」とされるほとんどの素材が「可燃」とされてい
る。忙しい家庭の主婦などにしてみれば、分類の手間が省けてラクチンである
に違いない。

ドイツやスイスでは、10年ほど前から資源の再利用がかなり徹底されている。
街のあちこちにリサイクルボックスが設置され、杖をついたおばあちゃんから
ベッカムヘアのトンガった青年まで、外出のついでにガラス瓶を入れた白いコ
ットン製布袋を持ち歩き、中身をそれらの回収箱へ入れていく。ごくごく当た
り前の顔をして。

これらのギャップはなんだろう?

前述のコンピュータのメディアに関して言えば、一度しか使えないCD-Rよりは
MOや外付けHDDを使うのが、自己流のささやかなゴミ軽減対策であるだけで、
わたしだって一分一秒をゴミ問題に悩まされているわけではない。テレビの情
報番組で取り上げられるような節約生活をしようなんて気もサラサラない。

ただ、健やかな生活環境のために「出来る範囲のこと」はしたいと思う。

例えば、化粧品や洗剤。キレイにするための商品を使い終えると、その容器は
不燃ゴミとなり埋め立て地へ運ばれ、地球環境は汚染されていくのだ。わたし
は、バス・メイクグッズのほとんどはリフィル製品を使う。自宅用にペットボ
トル飲料は買わない。発泡ポリ容器はスーパーの回収箱へ持っていく。

けれど、仮にみんながそうしたリサイクルに夢中になって、新しい物を買わな
くなると、おそらく経済は低迷する。この不条理をいったいどう解決すればい
いのだろうか……?

●今週の画像:繰り返し使えることは良いことだ
http://www.macforest.com/dgcr/029.html

【ほりもと・まりみ】mari@macforest.com
先日秋物のバッグと靴を買った事もあり、衣替えをしようと思っていた矢先に
大型台風到来。翌日は夏が帰って来たかと思うような暑さで、衣替え前で良か
った! 「女心と秋の空」というけれど、秋ってこんなに天候変わりやすいも
のでしたっけ?

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■新製品案内
マルチメディアオーサリング統合ソフト「Visual LAB」
http://www.mbrain.com/spec.htm
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画像、テキスト、音声、実行ファイルなどのデータを部品として扱い、それら
を画面上に配置していくことで動画を作れるソフト。作成したコンテンツは動
画ファイルや実行ファイル、スクリーンセーバ、Webページ、画像ファイルと
して保存することができる。対応OSはWindows Me/2000/98/95/NT。最新版は
Ver.4.02。シェアウェア版は5,000円。100回まで試用することが可能な体験版
は作者のサイトから。
http://www.mbrain.com/vl.htm

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■サイト案内
Movie Circus(ムービーサーカス)
http://www.movie-circus.jp/
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東映株式会社とNTTが共同で、2,800本もの劇場映画の予告編映像の配信と、映
像コンテンツの検索などの実証実験をおこなう、ブロードバンド向け映画情報
配信サイト。映画情報の検索、予告編映像の視聴、シーン一覧や画像によるサ
ーチ、年齢別ランキングの参照など、様々なサービスが利用可能となる。

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■サイト案内
メイキング・オブ・「NITABOH」
http://www.wao-corp.com/animation/nitaboh/
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株式会社ワオ・コーポレーションが企画・製作する劇場用アニメの第一弾、
「NITABOH 仁太坊-津軽三味線始祖外聞-」の公式サイト。
制作現場からのメイキング情報などをリアルタイムに公開している。

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■テレビ番組案内
「プラトニックチェーン」TV放映決定
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驚愕のフルCG短編アニメ「プラトニックチェーン」が、いよいよTVシリーズと
して登場です。Imagina 2002、ドイツのFMXで、パイロット版が紹介されるや
いなや、私の周りに人垣ができて、「これは誰が作ったんだ?」、「キャラク
ターのツーンシェーダは、どのソフトを使っているんだ?」、「自傷癖やナン
パWeb中継のストーリーがアニメ化されるなんて、ショックだ!」と矢継ぎ早
やの質問攻めにあった、あの話題作です。日本より先に、海外でのスクリーニ
ングでウケたようです。是非一度ご覧下さい。(オフィスHの伊藤さん情報)

放送時期:テレビ東京 10月4日(金)~2003年3月末迄(2クール)
放送曜日・時間 毎週金曜日深夜26:25~26:35(10分枠)
制作:株式会社アシッド(AciD FiLM)
原作:渡辺浩弐 キャラクターデザイン:岡崎武士

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■編集後記(10/4)
・我が家の北側に2×4住宅が建築中だ。基礎工事のときは多少騒音と振動があ
ったが、我慢できる範囲で問題はなかった。工事に音はつきものなのだから、
いちいち気にしてはいられない。ところが、意外な伏兵が。家の土台部分の工
事を担当する職人さんたちのオシャベリがうるさいのなんの。のべつ幕無しで
はないのは救いだが、長い長い休憩時間はうるさい。あまりに声がでかい。ガ
ハハハと1分おきくらいに笑う。いい職場だ。でも1週間くらいで姿が見えなく
なったので今は静か。そこいら中で無遠慮な大きな声が聞こえるのは携帯電話
である。つつしみがないというか、傍若無人というか、恥ずかしい人たちが日
本中にあふれている。相変わらず「うるさい日本のわたし」である。(柴田)

・いまのフリスクのCM好きだなぁ。いい原稿が書けなくて、紙を丸めてすてる
バージョン。ぷっちょのラストの「三個でもだめと」もいいなぁ。声はリリパ
の人なんだ、ふぅーん。そう、ネタがないのだ。他に印象に残ったものが思い
つなかいので海外CMサイトを。Levi'sのOdysseyはなんか綺麗。(hammer.mule)
http://www.frisk.com/ads.html  これしか見つからなかった。
http://www.uha-mikakuto.com/cm/  ぷっちょ。今のはないが。
http://www.ads.com/  アメリカのCM。XBOX強烈。
http://www.clipland.com/  海外のCMが見られる。Levi'sも。
http://www.markenfilm.com/  オペル、ベンツのCMほか。

<応募受付中のプレゼント>
 「おしえて!! Macromedia FLASH MX」1160号。
 「フジフイルムFinePix S2 Pro スーパーブック」1168号。


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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
アシスト    島田敬子 

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