[1184] Webデザイン -ブランドの再構築-

投稿:  著者:


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1184    2002/10/24.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21505部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

          <ご不明な点アリアリです>

■青瓶 2457 ブランド戦略、読売新聞 8.
 Webデザイン - ブランドの再構築 -
 北澤浩一

■デジクリトーク
 洋書和書。
 白石 昇

■セミナー案内iMedio conference 2002
「Strategic Web Design(戦略的ウェブデザイン)」



■青瓶 2457 ブランド戦略、読売新聞 8.
Webデザイン - ブランドの再構築 -

北澤浩一
───────────────────────────────────

ブランド戦略、読売新聞 8.
Webデザイン - ブランドの再構築 -



■「関西発」その表現戦略

 今回の演題は、「関西発ブランドリニューアル試論」と題されています。
 畏れおおいことではありますが、これを簡単にシュミレーションしてみます。
 始めに、前の演題で述べた一定の分析を行わねばならない。
 より具体的に申し上げますと、原則的には以下の5点。
1:ターゲット
 自社ブランドの顧客は誰なのかを想定する。
2:イメージ
 自社ブランドはどんなイメージを形成しているのか。
3:知覚ポジショニング
 自社ブランドの品質はターゲットの知覚の中でどこに位置付けられているか。
4:ロイヤリティ
 自社ブランドがターゲットにどんな便益を約束することで支持されているか。
5:コミットメント
 自社ブランドとターゲットとの絆はどの程度か。

 以上の5点について問題がないかチェックするということです。
 この場合大事なことは、できうる限り余所者の視点で眺めるということでし
た。また、実際の新聞紙面とWeb上で行っている展開との相互関係という、非
常に厄介な問題もあります。
 いずれにしても、IT社会における新聞社の位置付けを、経営的側面も含め有
機的に考察してゆきます。
 その上で、Web上の「関西発」は、「こうしたい、こうならねばならない」
という一定の決断がなされたと仮定します。

■情報の再構築- Webデザイン-

 始めにお断りしなければならないのは、Webのページのデザインと、Webデザ
インとは異なるということです。
 前者は、一枚もの。例えば「列島いにしえ探訪」のようなものです。
http://osaka.yomiuri.co.jp/kodai/index.htm
 文化的要因が高いから、あのような表紙デザインとなったということもあり
ますけれども、従来蓄積されてきたコンテンツの、ある種普遍的なシンボルと
して機能しなければならないという側面もありました。

 これに対し「関西発ブランドリニューアル」というのは、更に総合的・構造
的なものになります。つまり、ブランドの再構築です。
 ニュースを含めた、様々なコンテンツをいかに読者、顧客に届けるか。
 機能を前提として、どのような付加価値をつけてゆくのか。
 付加価値とはこの場合、体験や経験であり、そこから導かれる情緒的な感動
です。感動をデザインする。
 その意味でWebデザインとは、情報の再構築・編集と、その視覚化を意味し
ています。様々な情報を有機的に組み立ててゆこうとすること。
 しかも、そこにある種の物語性をも含ませること。そのナビゲーション。
 新聞社が有する膨大な取材網、ネットワーク。ノウハウ。
 長年培ってきた信頼。
 これらを、IT社会においてどのように評価し活かしてゆくのか。
 ブランドを再構築するということは、ほぼ新しいビジネスモデルを作ってゆ
くことにも似ているのかも知れません。

___

○ ここでややわき道に逸れますが、情報サービスの有料化はとても難しいも
のだと言われています。ですが、最終的には極めて安価な対価であっても、そ
うならざるを得ないだろうという声も聞かれます。課金方法など、クリアすべ
き問題は多いですけれども。
 ニュースなどを含めたコンテンツサイトが利潤を得るにはどうするか。
 その際、「バージョニング戦略」という考え方が提唱されています。
 仔細は省きますが、つまり、情報を差別化することで、より密度の高いそれ
に対価を支払ってもらおうとする考え方です。情報へのアクセスに段階を踏ん
でいただく。内容それ自体に差をつけてゆく。
(ハーバード・ビジネス・レビュー・ブック「ITマーケティング」「顧客価値
をとらえるバージョニング戦略」カール・シャピロ&ハル・R・バリアン:ダイ
アモンド社:210頁:2001年3月)
 電子新聞というものも、大きくはその文脈の中で捉えられるものでしょう。
 いずれにしても、情報財に対価を支払うという空気や習慣をネット上で構築
してゆくことが求められている訳でして、その意味では情報の質が問われてい
るということにも繋がってゆきます。
___

■デザインガイドライン

 ここで本題に戻ります。
 仮に、コンテンツの総体、そのシンボルである表紙を第一に変更する場合を
考えてみましょう。
 ここで私は、大まかに分けて二つの方向性があると考えています。

 ひとつは、新聞社固有のコンテンツ、つまりは正確で信頼のおける、地域に
密着したニュース。その速報性と関連記事などの関係を前面に押し出したもの。

 他方、ニュースはニュースとして充実させてゆくが、新聞社のコンテンツと
いう概念をやや広げ、生活に密着したコンテンツ、更に蓄積型の質の高いコン
テンツを別枠に保持するもの。日曜版、グラフ誌的な要素を加える編集です。

 前者の場合、課題は全体としてのバランスになるでしょう。
 原則として、YOLなどとのブランドイメージの統一性を最も重視します。
 イメージカラーというものがありますから、それを効果的に使う。
「関西発」の場合には、青か紺が基調。
 更に細部の配色には、極めて神経を使います。
 何故なら、色にはそれぞれ意味があり、国際欄が何故オレンジ色なのか、経
済欄がどうして明るい緑色なのか、という素朴な疑問が残るからです。
 内容に相応しい文字や色使い、そしてレイアウトが求められます。

 同時にいわゆる「デザインガイドライン」を作成します。
 毎日煩雑に更新する部分、そこは簡単に作成できなければなりませんから、
そのための道具、ツールを提供することになります。
 日々の更新の中で、ここは変更してもいいが、ここは触ってはいけない。
 変更する場合には、先ほどのBM(ブランドマネジメント)の考えに従い、一
定のマニュアル・考え方に従う。
 つまり、プロのジャーナリストにとって、使い勝手のよいネット上での道具。

 記事部分と広告部の美的な共存。
 できれば、本文用にいくつかの雛型を作成し、記事の内容に応じて差し替え
て使う。つまり、ニュースを機能的にかつ見やすくする、ということが第一義
的な目的になります。

 次に、第二案の場合。
 個人的には、ニュースを扱うサイトとはある程度分離して考えるべきだと思
っています。
 今の関西発のトップページについて、やや辛口を申し上げますと、2DKか
3LDKのマンションに家族が5人で住んでいるというような按配。
 そのリビング、あるいは玄関先であるように思えます。
 それは、様々な要求を全て満たさねばならないからでして、こころならずも、
というところも多分にあるのでしょう。
 それが私も含め日々生活の実感なのですから親しみもあるのですけれども、
もうすこし収納に気を配ってもいいかな、合理的な収納方法はないかな、とい
う気もしないでもない。

 それを前提として、生活密着型のコンテンツ、更に文化的蓄積型のコンテン
ツを集約する表紙。その入り口を置く。
 要はドアを整理するという感じです。
 この表紙は、中央公論のような総合雑誌に近いものになるかも知れません。
 表紙そのものだけでも、一定の価値がある。それを誰もが使いやすいナビゲ
ーションで各メニューに繋げてゆく。
 イメージとしては、文字が配列されたポスターを想定してください。
 ここには動画も含まれますが、メニューそのものの文字がデザインの一要素
となっている、というような感覚です。

■情報の器

 キッコーマンの卓上醤油瓶や秋田新幹線、「こまち」をデザインされた、栄
久庵憲司(えくあんけんじ)さんという、インダストリアルデザイナーがおら
れます。
 この方は、「幕の内弁当の美しさに日本のインダストリアルデザインの全て
がつまっている」と言われています。
 箱庭もそうですし、盆栽もしかり。
 小型化、凝縮。見た目の鮮やかさ。程のよさ。季節感。
 一尺四方の空間の中に、様々な情報が配列されている。しかも美しい。
 そこに性別や年齢を問わない、不思議な色気もある。
 情報をただ羅列しているのは、あたかもハンバーガーの紙袋に顔を突っ込ん
で食べているようなもので、お腹は膨らむのですがどうもうら寂しい。

 いずれにしても、器は美しくなければならない。美しいほうが楽しいでしょ
う。せっかくの素材、ニュースやコンテンツを、滞ることなく心地よく、読者
に届けたい。
 誰しもが持っている美学のようなもの。
 デザインというのは、それを拾い上げてくる作業であるとも思えます。


●おわりに
 青二才の話をお聞きくださり、ありがとうございました。
 ブロードバンド社会になりまして、世の中の全てがコンテンツ化するなどと
いう声もありますが、ま、そう旨くはゆかないだろうと私は思っています。
 コンテンツというのはそう簡単に作れるものではないからです。
 それは、日頃取材を続けられている記者の方々ならば、いわずもがなの事柄
であろうかとも思えます。
 本日は、お招きいただきありがとうございました。

_______________________
2001年10月3日:読売新聞大阪本社での講演会より。
註:コンテンツ名などは当時のものです。
Copyright 2002.kitazawa-office. All Rights Reserved.
北澤 浩一:kitazawa@kitazawa-office.com
○「Give A Whistle」http://www.kitazawa-office.com/
○「青い瓶の話」MM http://kitazawa-office.com/aobin/ao_top.html

●読売新聞大阪本社|yomiuri on-line 関西
http://osaka.yomiuri.co.jp/home.htm
ディレクション・デザイン:北澤事務所

・講演会の原稿はこれで終る。文中、いくつもの資料から引用をさせていただ
いた。引用箇所の著作権・著作人格権等は、原著作権者ならびに著作権譲渡さ
れた会社・個人に帰属しています。関係各方面の方々に改めてお礼申し上げま
す。
・この講演会の後、2001年12月より、具体的な作業が始まっている。
 それは項を改め、文章化したいと考えている(北澤)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■デジクリトーク
洋書和書。

白石 昇
───────────────────────────────────
白石昇です。エロ本売りです。どうスか旦那、エロ本いかがスか?

僕はこの本をネット書店で販売しようともくろんでいるのです。そのために
ISBN 974-272-554-3というコードも取得いたしました。だから、そのための準
備にかからねばなりません。印刷も発注したことですし。

ネット書店の販売手数料に関しては、二割以上出しても問題ないようあらかじ
め考えて値段設定してあります。本屋さんも普通の本を売る場合と比較すると
僕のエロ本を売る方がちょっとだけ利益が多い、と言う風に卸値を設定するこ
とも可能です。でも、あくまで売れれば、の話ですが。

とりあえず僕はエロ本売りとしてお客様にとって条件のいい、購入と受け取り
に手間とお金かかからない国内大手ネット書店様から攻めることに致しました。
とりあえずどうすれば登録できるのか質問メール発信です。すると四日ほど経
過して、向こうから返事が来ました。

----
白石 昇様

某ネット書店(仮名) カスタマサービス (仮名) と申します。
ご連絡・ご回答は、次のとおりです。

お問い合わせ番号:「#XXXXXX」

【お客様のご用件】
当方が出版する書籍を貴サイトで販売したいのですが、
どう言った手続きを取れば宜しいでしょうか?

【ご連絡・ご回答】
白石様

お世話になっております。
この度はお問い合わせありがとうございます。
弊社の書籍データは、全てトーハン様のデータベースを使用しております。
商品データの掲載は、トーハン様とお取引がされている出版社様の商品であれ
ば、自動的に弊社のサイトに掲載されるシステムになっており、
トーハン様とのお取引がない場合は掲載不可能となります。

以上、ご不明な点ございましたらまたご連絡下さい。
どうぞよろしくお願い致します。
----

やっぱりです。予想通りです。取次さんというものを通さなければならないら
しいです。まあ、取次さんというものを通せば返本もフリーですし、書店様と
しても売れ残りを危惧する必要なんかありません。書店様としても商売のリス
ク上無理もないことかもしれません。

僕はとりあえず次に外資系のネット書店様とコンタクトを取ってみることに致
しました。ここは版元が登録用のデータを送って登録するという方式をとって
おり、間違いなく取次さんを通さない独自のデータ形式を取っておられます。

そもそも外資系なのです。外国には取次制度なんか存在しないのです。僕は速
攻でこのネット書店様が登録に必要だと指示しているデータを、そのサイトに
書かれている指示通りにシーデーに焼いて国際書留で送付いたしました。

何日かして速攻で返事が来ました。さすがです。

----
白石 昇様

この度は、Xxxxxx.co.jp(仮名)へ書籍情報をご投稿いただきまして
誠にありがとうございました。
ご投稿いただきました書籍につきまして、申し訳ございませんが
日本の出版社、卸売業者、また取次業者で取り扱っていることが
当サイトでの登録条件となっておりますので登録ができません。

なにかご不明な点などございましたら下記までご連絡くださいませ。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
----

ご不明な点アリアリです。だって版元の僕がデータを送っているのです。出版
社が取り扱っているという条件はクリアしているはずなのです。速攻で返信。

----
Xxxxxx.co.jp(仮名)和書仕入係様

白石昇事務所、日本国内配送担当白石昇です。メール有り難うございました。

該当書籍は来週には刷り上がり、再来週には版元として日本国内に配本準備が
整うのですが、何か登録条件に不備がありますでしょうか?

日本の出版社、卸売業者、また取次業者、と言うのが条件としてすべて充たし
ていなければならないのでしたらXxxxxx.co.jp(仮名)様の登録条件として登
録は出来ないと思いますが、そうではない書籍も取り扱われているようですの
で、Xxxxxx.co.jp(仮名)様のサイトで案内されているデータの他に、何かこ
ちらが送ったデータに不備があったのかもしれません。

誠にお手数をかけて申し訳ありませんが、今一度こちらが用意しなければなら
ない資料などの詳細をお知らせ下さい。再度、登録申請を致したいと思ってお
ります。
----

すかさずお返事が来ました。素晴らしい対応です。

----
白石昇様

いつもお世話になっております。
Xxxxxx.co.jp(仮名)和書仕入れ係の(仮名)と申します。
メールを頂き、ありがとうございました。

頂戴したデータを拝見させて頂きましたが、いわゆる和書ではないようですね。
そうしますと、弊社が仕入れられるルートがありませんと、書誌データを登録
しても実質的に販売できないという状態になります。

日本での流通はどのようにされるのでしょうか?
少なくとも日本の取次様にお口座をお持ちでないと弊サイトでの取り扱
いは不可能です。

ご確認いただければ幸いです。
----

えっ? 和書でないということは洋書なんですかこのエロ本? 洋モノですか?

確かにISBN 974-272-554-3と言うコードを取得したのはタイ国内ではあります
が、コードの申請書にはその本が書かれている言語を書く欄がちゃんとありま
す。僕はそこにちゃんとにっぽん語、って書いて申請したのです。だからこれ
は和書であるはずなのです。

もうわけわかりません。すかさず困ったときの辞書引用です。

 わしょ【和書】
 1 日本の書物。また、日本語で書いた書物。国書。
 2 和綴(わとじ)の書物。

 ようしょ(ヤウ‥)【洋書】
 西洋の書籍。西洋で出版された書物。洋本。

結局、辞書を引いてみても曖昧なままです。二通りの意味があるのではっきり
しません。僕はとりあえず日本で出版された日本の小説の英訳本をその書店サ
イトで検索してみたのです。するとその本は和書としてカテゴライズされてい
るではありませんか。

そうだったんですね。出版業界における洋書和書の属性区別というものは、そ
の本のコードをどこで申請したかで決定するんですね。また一つ勉強になりま
した。わからないことばかりです出版業界。

しかし、勉強しっぱなしで引き下がることは許されないのです。もう印刷発注
して、大工場で印刷職人さんが一生懸命僕のエロ本を作ってくれているのです
から。

僕は更にメールを出して質問することにしました。

つづく。

【しらいしのぼる】hinkaw@chan.ne.jp
語藝人。昭和44年5月1日長崎県西彼杵郡多良見町生まれ。『抜塞』で第12回日
大文芸賞を受賞。訳書にノート=ウドム・テーパニット『エロ本』。

発売になりましたがごめんなさい。以前皆様にお伝えした書籍情報が間違って
おりました。正しくは全166頁、カラー53頁でタイ国内120バーツ、日本国内
646円、税を含めて678円です。泰国先行発売の予定も大幅に遅れて十月中旬か
らになりました。よろしくお願いいたします。ご注文と詳しい情報は以下で↓。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/erohonyakaritenpo.html
はやくちゃんと正しい消費税計算が出来る大人になりたいよう。

さて、エロ本屋が東京へ行商に行くことになりました。エロ本の受付番号は二
十八番。詳細は以下↓です。何卒よろしくお願いいたします。
http://www.bungaku.net/furima/

エロ本が出来るまでの歴史↓(バックナンバー)。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/shiryou.html
メルマガ最新号↓
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000012912

西日本新聞↓
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/h141013nishinippondaily.jpg
長崎新聞↓
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/h141013nagasakidailynews.gif

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■セミナー案内
iMedio conference 2002
「Strategic Web Design(戦略的ウェブデザイン)」
http://www.imedio.or.jp/conference2002/
───────────────────────────────────
Webデザイナーで「福井信蔵」という名を知らない人はいないであろう。大手
アパレル企業をはじめ、大手家電メーカー、車メーカーなどのWebサイトを数
多く手がけるのは、彼の広範な活動のほんの一部。企業のブランディングやビ
ジュアルを手掛け、ジョルジョ・アルマーニ本人からイタリアに呼ばれ、シン
ディクロフォードを使ったヴィジュアルディレクションを成功させるなど、そ
の仕事はジャンルを越え、国際的な評価も高い。

その彼が、企業戦略に落とし込むためのWebサイトザインをフロントエンドの
発想から解説。もはや対象はWebデザイナーだけでなく、広報・宣伝・企画に
携わる方も、絶対見逃してはならないセッションなのだ!

講演日時:11月8日(金)午前10:30~午前12:00(90分)
講演者:株式会社ビジネス・アーキテクツ 福井 信蔵氏
費 用:1,000円(税込み)

福井 信蔵氏プロフィール:
1959年神戸生まれ。ファッションブランドのクリエイティブを多数手掛けた後、
独立し、2000年、常に最高を目指すデザイン集団「ビジネス・アーキテクツ」
を設立。今日まで率いる。Web デザインは'94 年に独学で開始。
現在、各分野のトップ企業をクライアントに持ち、トータルなクリエイティブ
ワークを展開し、大企業のサイト構築経験を数多く持つスペシャリスト。国際
的なデザイン賞の審査員も務める。
1995年ロンドン国際広告賞、1995年、1999年Web Design Award 金賞ほか受賞
多数。
株式会社ビジネス・アーキテクツテクノロジーをビジネスに活かしたいと考え
る企業に、以下のようなサービスを常に最高品質で提供。
http://www.b-architects.com/ 株式会社ビジネス・アーキテクツ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(10/24)
・拉致家族会の方々の行動力はみごとだと思う。また、親兄弟たちの発言も重
みがある。最近の日本にはばか親ばっかりだと思っているが、ここにはまだ正
しい日本の親の姿がある。魂のこもった発言である。それにくらべて我が首相
の言葉の空虚さには耳を覆いたくなる。当たり前のわかりきった陳腐コメント
しかできず、国会の答弁でもメモを読み上げるだけで、どこにも真心はない。
しかも聞き取れないくらいの迫力のなさだ。どうせ誰がやっても同じなら(わ
たしはそうは思わないけど)堂々とした扇千景を首相にしろ。   (柴田)

・昨日のまつかさコラム。わたしがトップだなんてとんでもないっす。仮にそ
うだとしてもトップのいらない有能集団だったってことですわ。/次のリクエ
ストは…いま夜中にやっているアニメなんですけど、シティハンターって知っ
てますか? エンディング曲のTMネットワークっていうバンドの「Still Love
Her」をリクエストします。…え? 14歳ってシティハンターを知らないの?
TMネットワークも知らないの? DJもラジオの前の友人も仰け反ったらしい。
その子はTMネットワークってどんなバンドか知らないみたいで、グローブの小
室、ミナミの「吉本へおいでよ」という能天気な看板の人と結びついてないよ
うなんだよ、と友人は言った。いま小室にいちいちTMの肩書きなんてつけない
しね。アニメソングは強いなぁ、リピートするもんなぁ、歳とった気がするよ
とその友人はしみじみと言っていた。           (hammer.mule)
http://www.hi-ho.ne.jp/d-asakura/koram/note05.htm  アニメソング史
http://home.highway.ne.jp/qfa/tmn/  14年前になるのかぁ。

<応募受付中のプレゼント>
 「Adobe Photoshop7.0 プロフェッショナル
 カラーマネージメント・レタッチ・出力講座」1174号。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
アシスト    島田敬子 

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
                        
登録・解除・変更・FAQはこちら <http://www.dgcr.com/regist/index.html>
広告の御相談はこちらまで  

★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/
★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://mag2.com/>、
E-Magazine<http://emaga.com/>、カプライト<http://kapu.biglobe.ne.jp/>、
Pubzine<http://www.pubzine.com/>、Macky!<http://macky.nifty.com/>、
melma!<http://www.melma.com/>、めろんぱん<http://www.melonpan.net/>、
LUNDI<http://lundi.jp/>、MAGBee<http://magbee.ad-j.com/>、
posbee<http://www.posbee.com/>、のシステムを利用して配信しています。

★携帯電話対応メルマガもあります。<http://dgcr.com/i/>

Copyright(C), 1998-2002 デジタルクリエイターズ
許可なく転載することを禁じます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■