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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1211 2002/12/03.Tue発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊 前号の発行部数 21127部
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<わがままで個人主義の人々>
■デジタルサウンズ研究室
岩石流日本音楽通史その一
モモヨ(リザード)
■web bau -蜘蛛の糸から理念を紡ぐ-(10)
深すぎる要求(1)
UZ
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第4回 Pinpoint Picture Books Competiton
■セミナー案内
エモーショナルデザインセミナーin北九州2002
「次世代Webデザインとその制作の現場」
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1211 2002/12/03.Tue発行
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「次世代Webデザインとその制作の現場」
■デジタルサウンズ研究室
岩石流日本音楽通史その一
モモヨ(リザード)
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一応、プロフェッショナルな現場を知っているからということか、これまでも、
いろいろなところで音楽談義をしてきた。が、そうした折に、再三に渡り私が
繰り返さなければならないのは、日本の、コンテンポラリーミュージック史に
ついて、講釈をたれることである。そこを理解していないと、全てのエピソー
ドが、収まるところに収まらない。
今のロックだとか、J-popだとかは、当然、日本化された西洋音楽というべき
ものだが、こうした西洋音楽を日本人が享受する歴史は戦前からあることは、
ある。しかし、これは実際には断絶していて、今の私達の手元にある音楽世界
は、実際には、第二次大戦後、アメリカに指導され、枝葉を選定されて成長し
た樹木に咲く花なのである。
花を美しいと見るのは、それだけのこと。それでいい。確かに花は美しいし、
ある先達の言葉を借りれば、花の美しさなどというものは、ないし、それは錯
誤であろう。しかし、私達が、その花について語るならば、樹木のことを理解
しないわけにはいかない。
近年、昔日の東京アンダーグラウンド(闇社会)に関する著述がいろいろ上梓
されている。その中でも、いわゆる外国人でありながら六本木の夜の暗黒を眺
めつづけてきた人の著作などは、ベストセラーにすらなっている。
その本の内容は、東京不良少年史とも読め、中には、かつて、私が東京のロッ
ク黎明期に知り合った人の名前が幾つか出ている。
そうした人々の社会的評価はどうあれ、彼等は、それぞれ、遅れてきた不良少
年として、私を多くの人々が支えてくれた。こうした書物で彼らの名前を見た
ことが、私に、戦後の音楽情況に興味を持たせるきっかけになった。
個々の事情については、まだ情報の整理がついていないので、今のところ概論
的に記すしかないが、それでも、こうした歴史は基本的常識として、音楽ファ
ンの多くに知っていてもらいたいと願う次第である。
ちなみに記しておくと、私が生まれたのは1953年。戦後の復興事業が実を結び
つつあり、朝鮮半島で戦争があった前後である。私が誕生する以前、占領時代
の日本の芸能は、完全にGHQの管理下にあった。古典文学でも『方丈記』など
に規制がかかり出版や研究を控えたそうだし、芸能では、歌舞伎が極めて危う
い状況にあった。
私個人の例は、かなり特殊かもしれないが、幼年期を振り返ると、叔母が戦争
花嫁で、うちにはロックンロール系のSPとか、ワンワンワルツという子供向け
?ヒット曲があり、そうしたものに馴染んでいた。こうした時代に、実際、米
軍の意志にそって音楽傾向が決められていたなど幼児の私に知る由もないわけ
だが、実際、この期のポピュラー音楽は、米軍基地の慰問用、パーティ用とし
て発展していたらしい。
そうした音楽と、戦前の大衆音楽の折衷的な歌謡曲がこうして出来ていく。
昔の映画などで親分衆が音楽興行権をめぐって争うようなシチュエーションは
珍しくないし、皆さんも、そうした抗争現場に警察官ではなく米兵が駆けつけ
るシーンも、幾つか見たことがあるだろう。
直接的な影響だけではない。
例えば今では老舗の一つでもあるキングレコード。この会社の前身は、青年誌
『キング』編集部である。『週刊少年キング』ではない。戦前の青少年男子に
圧倒的な影響力を持っていた講談社の雑誌である。江戸川乱歩が編集に深く関
わったことでも知られているが、それだけでなく、空想科学小説として、近未
来の日米決戦ものが掲載され、多くの青少年に支持されていた。この編集部が、
戦後、音楽出版やレコード会社へと転身したのだ。このキングレコードから、
1979年に私はデビューしている。また、それ以前に幾度もこの会社とはかかわ
りをもっているのだが、こうした事実を鑑みれば、私が、こういう歴史に関心
を持つこともわかってもらえるだろう。
……流れの中にあるサカナには流れが見えない、とは、よく言われることだ。
しかしながら、いま、このサカナは、しばらく流れを見て、それを語ろうと考
えている。来週も、この話題、お付き合いいただきたい。
《追記》今回、私の昔日のライブがリリースされることになった。そのことに
ついて少し書いておきたい。
……私のメジャーデビュー作品は、東京ロッカーズというムーブメントの名を
冠したライブアルバムである。
このムーブメントの実体は、この一枚のライブ盤に記録されている限りである。
このアルバムリリースを最後に私達は東京ロッカーズという名での活動を一切
していない。
つまり世にこのムーブメントが知れた時には、すでに状況は次のフェイズに入
っていたのである。そういう事情から、これまでムーブメント最中の熱気を記
録するものが存在しなかった。
この度、当時の拠点である六本木の旧S-kenスタジオ(エコースタジオ)のあ
る建物が再開発計画にかかり、ついに、この世から消失することになった。そ
んなことから、マグネット(旧S-ken)スタジオオーナー山浦氏はマスターテ
ープを整理していたというが、その最中に78年リザードのライブテープを発見
したという。で、早速、私にリリースの打診があったのだ。
……なるほど、そこにはオリジナルなサウンドが記録されている。後にアルバ
ム三枚に振り分けてリリースされていく傾向の全てが同じステージ上に記録さ
れていたのである。これなら、オフィシャルなものとしてリリースしてもよか
ろう。
ということで私自身が手を加えることなく、そのまま第三者にあたる若いスタ
ッフの手でCD化してもらった。私が手を出すと、まったく別の作品になる可能
性すらあるからで、それでは意味がなくなる。若き評論家の多くは、当然、昔
日を知らない。知らないままにモノを言っている現状がある。このCDは、まず、
そうした人々に聴いてもらいたいのだ。
これもまた本文中に記した『音楽史』を知ることと同じ意義がある。
なにしろ、1978年のライブ現場のレアな記録なのだ。ということで、まず、以
下のURLをチェックしてもらいたい。宣伝ページだがライブの触りを聴ける。
http://www.magnet-co.com/lizard/
モモヨ(リザード)
http://www.babylonic.com/
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■web bau -蜘蛛の糸から理念を紡ぐ-(10)
深すぎる要求(1)
UZ
───────────────────────────────────
ある会議で、このようなつっこみを受けた。
「○○さん(私の名前)、それは、奥が深すぎる議論です。そんなことまで考
える必要が、いまこの場で、あるのでしょうか。時間がいくらあっても足りま
せん」
また、ある雑談中、このようなアドバイスももらった。
「深入りするな。いつか、離れていくのだから。人に託すというのは危険なん
だ。つなぎとめていくことはできないんだから」
さらに、週末聞いたラジオでは、ある女優さんがこんなことを言っていた。
「別れる準備のいらない恋愛なんてない。だってそれは突然やってくるものな
んだから。いつ別れてしまってもいいように、準備はしておいてもいいんじゃ
ない?」
思い通りにならないのが人の心であるけれど、その思いがなければ何を動かす
こともできないだろう。自分の時間を、いったいどこにかけたいのか。文章や
デザインや企画をやって(しかも人の思いを形にするというデザインにおいて)、
いったい何を自分の喜びとするのか。
そんなこと決まっているのである。自分の存在を、他の人に受け入れてもらい
たいからなのである。制作の人々は、付き合えば付き合うほど素直で裸の感情
を持っているように感じる。大好きなお母さんに笑って欲しくてお手伝いをす
る子供、もしくは好きな子に覚えて欲しくてスカートめくりをする子供。
そんな人々だからこそ、拒否に敏感すぎて、防御の体制に入ることがある。
「どうせ受け入れられるはずがない」という諦め、もしくは「受け入れられな
くたって構わない」という開き直り。
受け入れられた時の嬉しさを知っているがゆえに、どちらかに振れていくのか
もしれない。また経験を積むのと同時に、しがらみが多くなって生活が必要に
なって、だんだんと臆病になる。
真正面から追求できることではない、ということくらい、自分でもそろそろわ
かってもいい頃かもしれない。しかし、まじめに夢を見ても、いいのではない
だろうか。
ここにいる間だけは。そう、1時間の会議での間、決めてもいいのではないだ
ろうか。せめて物を作るということに、取り組んでいる間だけは、無防備に入
り込んでも。
●業務のコア
そのときに話していたのは、業務フローについてだった。プロジェクトはどう
進めるべきか。
人に依存するということを解消するために話し合いを始めたWebサイト構築業
務のあり方は、やはり人によって大きく違っていた。
たとえば、システム開発を行う場合の業務の場合。
システム開発の案件に携わったディレクターは、エンジニアに渡すべき要件の
定義書の作成は、自らやるべきだ、と考えていた。しかし、エンジニアはシス
テム要件を自ら聞き出すことで、要件として落ちてくる前の提案を行えるので
はないか、と考えていた。
また、デザインに対しての業務の場合。
クオリティジャッジを自ら行い、プロダクトに責任を持つべきだと考えている
ディレクターと、それではデザイナーに対してデザインというソリューション
を与える役割ではなく、オペレーターという役割を割り当ててしまう、という
考えもあった。
このような構図はよくあることだ。
Webサイトを構築したい顧客が、社内で何系統も指示役を作ってしまい、それ
ぞれのポリシーが異なるため、制作会社がこまってしまうというもの。この指
針を打ち出すのが会社のトップ集団であるべきなのだが、そこからして統一さ
れていることは少ない。
ましてや制作というわがままで個人主義の人々が集まっている中で、統一され
たポリシーでプロジェクトを進めることに、どこまで意義を見出すかは怪しい
ものだ。プロジェクトの成功は個人の価値がまず認められることだと、制作者
は(自分も含めて)考えがちである。
結果、「そこは案件によって異なるということで」と、流してしまうことにな
る。必死に食い止めはしたが、どこまでが個人にゆだねるべき領域で、どこか
らが違うのか、あいまになってしまった気がした。
ディレクターの個々人が仕事に求めるものについて、やはりそこまで踏み込む
ことはできないのだろうか。案件ごとに違うのならば、その考えられるパター
ンについてすべて話をすればよいと思っていた(普通の人は、そんな体力はな
いものだということが考えから抜けていた)。
●個人の領域、仕事の領域
仕事のやり方というのは、新入社員が入ってまずOJTやらワークショップなど
で覚えるものだという考えが、自分にはあった。大工の棟梁と同じことで、ま
ずは仕事に対して責任のない状態で、背中を見てそのやり方を覚えていく。理
解したら徐々に加えていってもらう。
しかし最初から緊張感の高い状態で仕事をし、責任も任され、ある程度までは
通用すると思える仕事をしてきている場合、仲間内から否定されようとも「ち
ゃんとできていればいいんだろ」的な開き直りがある。
特にそれができるということがどういうことなのか、はっきりした指針がない
場合、やり方を変えてどう効果が出るのかが示されないと、改善を促すのは難
しいのだろう。
制作という仕事は、仕事の領域と個人の領域を切り離すのは難しい。ディレク
ターも然りだと思う。個人のモチベーションと仕事のモチベーションは表裏一
体となっているからだ。
しかし、個人の領域を切り離せないと、グループワークはできない。集団での
喜びを個人の喜びにできないと、集団での仕事はすべて個人の足かせになるだ
けだ。
個人が考えている仕事へのスタンス、ひいては理想、夢。そんなものを徐々に
明かしていくことで、その夢が共有できるようには、ならないだろうか。声を
大きく、自分の挫折と夢と現在の姿を誇りに思いながら語る人を身近に見てい
ると、そんなことを考えてしまうのだった。
●姿勢を持つ人
しかし、現在はマズくてこうすればよくなる、という考えを具体的に示したと
ころで、おいそれと方針を変えられない、強固なプライドを持つ人というのも
いる。
その人は自分の上司に当たる人で、いつも話を聞いてくれる人であった。主張
を繰り返す自分に理解を示してくれ、夜中まで自分の理想とその人の理想につ
いて、ベストを求めて語り明かすこともできた。
しかし、その人が信じている方法は、自分なんかよりずっと固いものだった。
時には人を拒絶する、悪く言えば切り捨てることを厭わなかった。自分が信じ
た道を貫くことが、制作者としてあるべき姿だと考えている、そういう人だっ
た。
その人の姿勢はこうだった。
人に求める事をしない。ある程度までその人に意思の決定を促し、決まらなか
ったり頑なだったりする場合、その時点でその人との対話は終わった。
自分の意のままに行動する。あまり人に迷惑をかけるというようなことは気に
しない。ビジネスルールと呼ばれるものは、その人にとって瑣末なものだった。
人を囲う。自己を吐露し共感を得て、同じ方針で進むべきは、自分が囲った少
数の人に限られた。自己のバランスの取り方と、幸せにできる人数範囲を心得
ていた。
その人とうまくやる、ということは、どんなことを意味するのか。
対立と受容の考えについて、思いを巡らしていた。
●対立と受容
対立の関係というのは、ある違う考えを持った人同士が、お互いの考え方を受
け入れられないで、決別してしまう関係のことを言うそうだ。対して、受容と
いうのは、違いは違いとして、意見はいったん個人の持ち物を離れ、両者客観
的にその考えを見比べてみて、どうするのがベターなのかを考えるということ
を言う。
ある時までは受容だが、ある線を踏み越えたとみなすと、対立のままもうその
関係は崩すことができないというのは、恐ろしい状態である。しかし私は、時
には対立が必要であることを、その上司から教えられた。受容がベストの策で
はない場合が、確かに存在するのだ。
制作者はプレッシャーに弱いように捉えられる場合があるが、それはデリケー
トであることに加えて、より多くのダメージにさらされているからではないか
と思う。調整不可能な自らのプライドに頼るしかない、危うい人生なのかもし
れない。だからこそ、自らが信じるものを実現させたいというパワーが、仕事
のモチベーションと直結する。
受容を繰り返せば、いつまでたってもメリットが生み出せない場合もあるのだ。
責任も曖昧になる。何よりもパワーが落ちる。自分の信じた道を歩むというこ
とは、パワーがそこに集中できるということだ。いくら受容のメリットを消化
したとはいえ、自分の意志を柔らかく曲げていく分、向こう見ずなパワーは何
割か削減されていく。
時間や、組織や、経営と戦うために、また相手との土壌や経験の違いを考える
と、対立のまま推し進めなければならないものはある。その人とうまくやる、
ということは、対立関係を保つということだったのだ。
自分の理想としてきた組織のあり方とは異なっていたが、納得がいった。不思
議だと思った。
--次回に続く
【uz】
某コンピューターパッケージベンダー勤務を経て、現在はWeb系ライター、
Webサイト構築業務に携わる。
「映画を研究する人々のためのサイト Urban Cinema Squad」
http://www.u-c-s.org/ もよろしく。
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■公募案内
第4回 Pinpoint Picture Books Competiton
http://www.pinpointgallery.com/
───────────────────────────────────
絵本作家の登竜門のひとつ。ピンポイントギャラリーの主催。プロ、アマチュ
ア問わず。応募規定、サイズおよびページ数などはサイトで確認。
作品搬入:2003年4月20日(月)~4月22日(水)午後1時~7時まで
(3日間のみの受け付けとなりますので、ご注意ください)
参加費:1作品3000円
審査員:小野明(絵本デザイナー)澤田精一(編集者)松田素子(編集者)
西須由紀(ピンポイントギャラリーオーナー)
最優秀賞1名(2003年6月30日から1週間ピンポイントギャラリーにて個展の開
催が副賞)優秀賞2名(7月7日から1週間2人展)・入選3名(7月14日から1週間
グループ展)。
3回目のCompetitionの応募総数180作品。結果はサイトで公開されている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■セミナー案内
エモーショナルデザインセミナーin北九州2002
「次世代Webデザインとその制作の現場」
http://www.itpc.jp/seminar02/
───────────────────────────────────
日時:12月7日(土)16:00~19:00
場所:ITプロフェッショナルカレッジ(北九州市小倉北区大門2-2-16
TEL.0120-66-2275)
主催:ITプロフェッショナルカレッジ(学校法人松本学園)
特別セミナー「次世代Webデザインとその制作の現場」
講師:伊藤幸治(株式会社イメージソース 代表取締役)
トークセッション「オンラインショップデザイン・ナウ」
ゲスト:稲田稔(株式会社井筒屋)、中村洋子(ほほえみくらぶ)伊藤幸治
聞き手:吹上剛一(ITPC) 定員 40名
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(12/3)
・妻が友人と2人で参加予定だった、ドイツ超格安ツアーをキャンセルした。
その理由はなんとなく不安だからだという。息子の夢に祖母=妻の母が現れて、
旅行に注意しろとかなんとか言っていたそうだ。友人のほうも、飛行機内でな
にかあった夢を見たとか、今回に限り子供達が執拗に行くなと言ったからだと
か。まあ、今回は2人ともなんとなく乗りが悪かったところ、そういう周囲の
声も聞こえると、やめましょうという決断は早い。まず何も起こらないと思う
が、予定されていた時期のヨーロッパが気にならぬこともない。中止の決断を
ひそかに喜んだのはわたしと娘だ。1週間以上の留守の間、幼児の世話が大変
だと思っていたのが本音、これでホッとしたりして。 (柴田)
・企画書を書いている最中に、その内容がTVで流れた。それもコンセプト面に
も関わるところ。くぅー。このTVでヒントを得たと思われたらいやだなぁ。提
出した相手がこのTVを見ていたら、ちっとも目新しくないから、いくらいいア
イデアでも通らない。相手には必要なことだから、このコンセプトは変えたく
ないけど、通らないとわかっていて提出するのもいやだ。あと一週間流れるの
が遅かったら「おお、TVでも流れるのか。こりゃいいアイデアに違いない。」
ということで通るのに。別案を考えろってことですかな。 (hammer.mule)
<応募受付中のプレゼント>
ノート=ウドム・テーパニット著 白石昇訳書「エロ本」1197、1207号。
一週間でマスターするAdobe Photoshop Elements 2.0 1204号。
一週間でマスターする デジカメの達人POWER+ for Windows 1204号。
Painterキャラクターデザインブック 1206号。
Web Site Design vol.6 1210号。
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発行 デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>
編集長 柴田忠男
デスク 濱村和恵
アソシエーツ 神田敏晶
アシスト 島田敬子
情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
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★携帯電話対応メルマガもあります。<http://dgcr.com/i/>
Copyright(C), 1998-2002 デジタルクリエイターズ
許可なく転載することを禁じます。
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繰り返さなければならないのは、日本の、コンテンポラリーミュージック史に
ついて、講釈をたれることである。そこを理解していないと、全てのエピソー
ドが、収まるところに収まらない。
今のロックだとか、J-popだとかは、当然、日本化された西洋音楽というべき
ものだが、こうした西洋音楽を日本人が享受する歴史は戦前からあることは、
ある。しかし、これは実際には断絶していて、今の私達の手元にある音楽世界
は、実際には、第二次大戦後、アメリカに指導され、枝葉を選定されて成長し
た樹木に咲く花なのである。
花を美しいと見るのは、それだけのこと。それでいい。確かに花は美しいし、
ある先達の言葉を借りれば、花の美しさなどというものは、ないし、それは錯
誤であろう。しかし、私達が、その花について語るならば、樹木のことを理解
しないわけにはいかない。
近年、昔日の東京アンダーグラウンド(闇社会)に関する著述がいろいろ上梓
されている。その中でも、いわゆる外国人でありながら六本木の夜の暗黒を眺
めつづけてきた人の著作などは、ベストセラーにすらなっている。
その本の内容は、東京不良少年史とも読め、中には、かつて、私が東京のロッ
ク黎明期に知り合った人の名前が幾つか出ている。
そうした人々の社会的評価はどうあれ、彼等は、それぞれ、遅れてきた不良少
年として、私を多くの人々が支えてくれた。こうした書物で彼らの名前を見た
ことが、私に、戦後の音楽情況に興味を持たせるきっかけになった。
個々の事情については、まだ情報の整理がついていないので、今のところ概論
的に記すしかないが、それでも、こうした歴史は基本的常識として、音楽ファ
ンの多くに知っていてもらいたいと願う次第である。
ちなみに記しておくと、私が生まれたのは1953年。戦後の復興事業が実を結び
つつあり、朝鮮半島で戦争があった前後である。私が誕生する以前、占領時代
の日本の芸能は、完全にGHQの管理下にあった。古典文学でも『方丈記』など
に規制がかかり出版や研究を控えたそうだし、芸能では、歌舞伎が極めて危う
い状況にあった。
私個人の例は、かなり特殊かもしれないが、幼年期を振り返ると、叔母が戦争
花嫁で、うちにはロックンロール系のSPとか、ワンワンワルツという子供向け
?ヒット曲があり、そうしたものに馴染んでいた。こうした時代に、実際、米
軍の意志にそって音楽傾向が決められていたなど幼児の私に知る由もないわけ
だが、実際、この期のポピュラー音楽は、米軍基地の慰問用、パーティ用とし
て発展していたらしい。
そうした音楽と、戦前の大衆音楽の折衷的な歌謡曲がこうして出来ていく。
昔の映画などで親分衆が音楽興行権をめぐって争うようなシチュエーションは
珍しくないし、皆さんも、そうした抗争現場に警察官ではなく米兵が駆けつけ
るシーンも、幾つか見たことがあるだろう。
直接的な影響だけではない。
例えば今では老舗の一つでもあるキングレコード。この会社の前身は、青年誌
『キング』編集部である。『週刊少年キング』ではない。戦前の青少年男子に
圧倒的な影響力を持っていた講談社の雑誌である。江戸川乱歩が編集に深く関
わったことでも知られているが、それだけでなく、空想科学小説として、近未
来の日米決戦ものが掲載され、多くの青少年に支持されていた。この編集部が、
戦後、音楽出版やレコード会社へと転身したのだ。このキングレコードから、
1979年に私はデビューしている。また、それ以前に幾度もこの会社とはかかわ
りをもっているのだが、こうした事実を鑑みれば、私が、こういう歴史に関心
を持つこともわかってもらえるだろう。
……流れの中にあるサカナには流れが見えない、とは、よく言われることだ。
しかしながら、いま、このサカナは、しばらく流れを見て、それを語ろうと考
えている。来週も、この話題、お付き合いいただきたい。
《追記》今回、私の昔日のライブがリリースされることになった。そのことに
ついて少し書いておきたい。
……私のメジャーデビュー作品は、東京ロッカーズというムーブメントの名を
冠したライブアルバムである。
このムーブメントの実体は、この一枚のライブ盤に記録されている限りである。
このアルバムリリースを最後に私達は東京ロッカーズという名での活動を一切
していない。
つまり世にこのムーブメントが知れた時には、すでに状況は次のフェイズに入
っていたのである。そういう事情から、これまでムーブメント最中の熱気を記
録するものが存在しなかった。
この度、当時の拠点である六本木の旧S-kenスタジオ(エコースタジオ)のあ
る建物が再開発計画にかかり、ついに、この世から消失することになった。そ
んなことから、マグネット(旧S-ken)スタジオオーナー山浦氏はマスターテ
ープを整理していたというが、その最中に78年リザードのライブテープを発見
したという。で、早速、私にリリースの打診があったのだ。
……なるほど、そこにはオリジナルなサウンドが記録されている。後にアルバ
ム三枚に振り分けてリリースされていく傾向の全てが同じステージ上に記録さ
れていたのである。これなら、オフィシャルなものとしてリリースしてもよか
ろう。
ということで私自身が手を加えることなく、そのまま第三者にあたる若いスタ
ッフの手でCD化してもらった。私が手を出すと、まったく別の作品になる可能
性すらあるからで、それでは意味がなくなる。若き評論家の多くは、当然、昔
日を知らない。知らないままにモノを言っている現状がある。このCDは、まず、
そうした人々に聴いてもらいたいのだ。
これもまた本文中に記した『音楽史』を知ることと同じ意義がある。
なにしろ、1978年のライブ現場のレアな記録なのだ。ということで、まず、以
下のURLをチェックしてもらいたい。宣伝ページだがライブの触りを聴ける。
http://www.magnet-co.com/lizard/
モモヨ(リザード)
http://www.babylonic.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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深すぎる要求(1)
UZ
───────────────────────────────────
ある会議で、このようなつっこみを受けた。
「○○さん(私の名前)、それは、奥が深すぎる議論です。そんなことまで考
える必要が、いまこの場で、あるのでしょうか。時間がいくらあっても足りま
せん」
また、ある雑談中、このようなアドバイスももらった。
「深入りするな。いつか、離れていくのだから。人に託すというのは危険なん
だ。つなぎとめていくことはできないんだから」
さらに、週末聞いたラジオでは、ある女優さんがこんなことを言っていた。
「別れる準備のいらない恋愛なんてない。だってそれは突然やってくるものな
んだから。いつ別れてしまってもいいように、準備はしておいてもいいんじゃ
ない?」
思い通りにならないのが人の心であるけれど、その思いがなければ何を動かす
こともできないだろう。自分の時間を、いったいどこにかけたいのか。文章や
デザインや企画をやって(しかも人の思いを形にするというデザインにおいて)、
いったい何を自分の喜びとするのか。
そんなこと決まっているのである。自分の存在を、他の人に受け入れてもらい
たいからなのである。制作の人々は、付き合えば付き合うほど素直で裸の感情
を持っているように感じる。大好きなお母さんに笑って欲しくてお手伝いをす
る子供、もしくは好きな子に覚えて欲しくてスカートめくりをする子供。
そんな人々だからこそ、拒否に敏感すぎて、防御の体制に入ることがある。
「どうせ受け入れられるはずがない」という諦め、もしくは「受け入れられな
くたって構わない」という開き直り。
受け入れられた時の嬉しさを知っているがゆえに、どちらかに振れていくのか
もしれない。また経験を積むのと同時に、しがらみが多くなって生活が必要に
なって、だんだんと臆病になる。
真正面から追求できることではない、ということくらい、自分でもそろそろわ
かってもいい頃かもしれない。しかし、まじめに夢を見ても、いいのではない
だろうか。
ここにいる間だけは。そう、1時間の会議での間、決めてもいいのではないだ
ろうか。せめて物を作るということに、取り組んでいる間だけは、無防備に入
り込んでも。
●業務のコア
そのときに話していたのは、業務フローについてだった。プロジェクトはどう
進めるべきか。
人に依存するということを解消するために話し合いを始めたWebサイト構築業
務のあり方は、やはり人によって大きく違っていた。
たとえば、システム開発を行う場合の業務の場合。
システム開発の案件に携わったディレクターは、エンジニアに渡すべき要件の
定義書の作成は、自らやるべきだ、と考えていた。しかし、エンジニアはシス
テム要件を自ら聞き出すことで、要件として落ちてくる前の提案を行えるので
はないか、と考えていた。
また、デザインに対しての業務の場合。
クオリティジャッジを自ら行い、プロダクトに責任を持つべきだと考えている
ディレクターと、それではデザイナーに対してデザインというソリューション
を与える役割ではなく、オペレーターという役割を割り当ててしまう、という
考えもあった。
このような構図はよくあることだ。
Webサイトを構築したい顧客が、社内で何系統も指示役を作ってしまい、それ
ぞれのポリシーが異なるため、制作会社がこまってしまうというもの。この指
針を打ち出すのが会社のトップ集団であるべきなのだが、そこからして統一さ
れていることは少ない。
ましてや制作というわがままで個人主義の人々が集まっている中で、統一され
たポリシーでプロジェクトを進めることに、どこまで意義を見出すかは怪しい
ものだ。プロジェクトの成功は個人の価値がまず認められることだと、制作者
は(自分も含めて)考えがちである。
結果、「そこは案件によって異なるということで」と、流してしまうことにな
る。必死に食い止めはしたが、どこまでが個人にゆだねるべき領域で、どこか
らが違うのか、あいまになってしまった気がした。
ディレクターの個々人が仕事に求めるものについて、やはりそこまで踏み込む
ことはできないのだろうか。案件ごとに違うのならば、その考えられるパター
ンについてすべて話をすればよいと思っていた(普通の人は、そんな体力はな
いものだということが考えから抜けていた)。
●個人の領域、仕事の領域
仕事のやり方というのは、新入社員が入ってまずOJTやらワークショップなど
で覚えるものだという考えが、自分にはあった。大工の棟梁と同じことで、ま
ずは仕事に対して責任のない状態で、背中を見てそのやり方を覚えていく。理
解したら徐々に加えていってもらう。
しかし最初から緊張感の高い状態で仕事をし、責任も任され、ある程度までは
通用すると思える仕事をしてきている場合、仲間内から否定されようとも「ち
ゃんとできていればいいんだろ」的な開き直りがある。
特にそれができるということがどういうことなのか、はっきりした指針がない
場合、やり方を変えてどう効果が出るのかが示されないと、改善を促すのは難
しいのだろう。
制作という仕事は、仕事の領域と個人の領域を切り離すのは難しい。ディレク
ターも然りだと思う。個人のモチベーションと仕事のモチベーションは表裏一
体となっているからだ。
しかし、個人の領域を切り離せないと、グループワークはできない。集団での
喜びを個人の喜びにできないと、集団での仕事はすべて個人の足かせになるだ
けだ。
個人が考えている仕事へのスタンス、ひいては理想、夢。そんなものを徐々に
明かしていくことで、その夢が共有できるようには、ならないだろうか。声を
大きく、自分の挫折と夢と現在の姿を誇りに思いながら語る人を身近に見てい
ると、そんなことを考えてしまうのだった。
●姿勢を持つ人
しかし、現在はマズくてこうすればよくなる、という考えを具体的に示したと
ころで、おいそれと方針を変えられない、強固なプライドを持つ人というのも
いる。
その人は自分の上司に当たる人で、いつも話を聞いてくれる人であった。主張
を繰り返す自分に理解を示してくれ、夜中まで自分の理想とその人の理想につ
いて、ベストを求めて語り明かすこともできた。
しかし、その人が信じている方法は、自分なんかよりずっと固いものだった。
時には人を拒絶する、悪く言えば切り捨てることを厭わなかった。自分が信じ
た道を貫くことが、制作者としてあるべき姿だと考えている、そういう人だっ
た。
その人の姿勢はこうだった。
人に求める事をしない。ある程度までその人に意思の決定を促し、決まらなか
ったり頑なだったりする場合、その時点でその人との対話は終わった。
自分の意のままに行動する。あまり人に迷惑をかけるというようなことは気に
しない。ビジネスルールと呼ばれるものは、その人にとって瑣末なものだった。
人を囲う。自己を吐露し共感を得て、同じ方針で進むべきは、自分が囲った少
数の人に限られた。自己のバランスの取り方と、幸せにできる人数範囲を心得
ていた。
その人とうまくやる、ということは、どんなことを意味するのか。
対立と受容の考えについて、思いを巡らしていた。
●対立と受容
対立の関係というのは、ある違う考えを持った人同士が、お互いの考え方を受
け入れられないで、決別してしまう関係のことを言うそうだ。対して、受容と
いうのは、違いは違いとして、意見はいったん個人の持ち物を離れ、両者客観
的にその考えを見比べてみて、どうするのがベターなのかを考えるということ
を言う。
ある時までは受容だが、ある線を踏み越えたとみなすと、対立のままもうその
関係は崩すことができないというのは、恐ろしい状態である。しかし私は、時
には対立が必要であることを、その上司から教えられた。受容がベストの策で
はない場合が、確かに存在するのだ。
制作者はプレッシャーに弱いように捉えられる場合があるが、それはデリケー
トであることに加えて、より多くのダメージにさらされているからではないか
と思う。調整不可能な自らのプライドに頼るしかない、危うい人生なのかもし
れない。だからこそ、自らが信じるものを実現させたいというパワーが、仕事
のモチベーションと直結する。
受容を繰り返せば、いつまでたってもメリットが生み出せない場合もあるのだ。
責任も曖昧になる。何よりもパワーが落ちる。自分の信じた道を歩むというこ
とは、パワーがそこに集中できるということだ。いくら受容のメリットを消化
したとはいえ、自分の意志を柔らかく曲げていく分、向こう見ずなパワーは何
割か削減されていく。
時間や、組織や、経営と戦うために、また相手との土壌や経験の違いを考える
と、対立のまま推し進めなければならないものはある。その人とうまくやる、
ということは、対立関係を保つということだったのだ。
自分の理想としてきた組織のあり方とは異なっていたが、納得がいった。不思
議だと思った。
--次回に続く
【uz】
某コンピューターパッケージベンダー勤務を経て、現在はWeb系ライター、
Webサイト構築業務に携わる。
「映画を研究する人々のためのサイト Urban Cinema Squad」
http://www.u-c-s.org/ もよろしく。
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■公募案内
第4回 Pinpoint Picture Books Competiton
http://www.pinpointgallery.com/
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絵本作家の登竜門のひとつ。ピンポイントギャラリーの主催。プロ、アマチュ
ア問わず。応募規定、サイズおよびページ数などはサイトで確認。
作品搬入:2003年4月20日(月)~4月22日(水)午後1時~7時まで
(3日間のみの受け付けとなりますので、ご注意ください)
参加費:1作品3000円
審査員:小野明(絵本デザイナー)澤田精一(編集者)松田素子(編集者)
西須由紀(ピンポイントギャラリーオーナー)
最優秀賞1名(2003年6月30日から1週間ピンポイントギャラリーにて個展の開
催が副賞)優秀賞2名(7月7日から1週間2人展)・入選3名(7月14日から1週間
グループ展)。
3回目のCompetitionの応募総数180作品。結果はサイトで公開されている。
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■セミナー案内
エモーショナルデザインセミナーin北九州2002
「次世代Webデザインとその制作の現場」
http://www.itpc.jp/seminar02/
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日時:12月7日(土)16:00~19:00
場所:ITプロフェッショナルカレッジ(北九州市小倉北区大門2-2-16
TEL.0120-66-2275)
主催:ITプロフェッショナルカレッジ(学校法人松本学園)
特別セミナー「次世代Webデザインとその制作の現場」
講師:伊藤幸治(株式会社イメージソース 代表取締役)
トークセッション「オンラインショップデザイン・ナウ」
ゲスト:稲田稔(株式会社井筒屋)、中村洋子(ほほえみくらぶ)伊藤幸治
聞き手:吹上剛一(ITPC) 定員 40名
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■編集後記(12/3)
・妻が友人と2人で参加予定だった、ドイツ超格安ツアーをキャンセルした。
その理由はなんとなく不安だからだという。息子の夢に祖母=妻の母が現れて、
旅行に注意しろとかなんとか言っていたそうだ。友人のほうも、飛行機内でな
にかあった夢を見たとか、今回に限り子供達が執拗に行くなと言ったからだと
か。まあ、今回は2人ともなんとなく乗りが悪かったところ、そういう周囲の
声も聞こえると、やめましょうという決断は早い。まず何も起こらないと思う
が、予定されていた時期のヨーロッパが気にならぬこともない。中止の決断を
ひそかに喜んだのはわたしと娘だ。1週間以上の留守の間、幼児の世話が大変
だと思っていたのが本音、これでホッとしたりして。 (柴田)
・企画書を書いている最中に、その内容がTVで流れた。それもコンセプト面に
も関わるところ。くぅー。このTVでヒントを得たと思われたらいやだなぁ。提
出した相手がこのTVを見ていたら、ちっとも目新しくないから、いくらいいア
イデアでも通らない。相手には必要なことだから、このコンセプトは変えたく
ないけど、通らないとわかっていて提出するのもいやだ。あと一週間流れるの
が遅かったら「おお、TVでも流れるのか。こりゃいいアイデアに違いない。」
ということで通るのに。別案を考えろってことですかな。 (hammer.mule)
<応募受付中のプレゼント>
ノート=ウドム・テーパニット著 白石昇訳書「エロ本」1197、1207号。
一週間でマスターするAdobe Photoshop Elements 2.0 1204号。
一週間でマスターする デジカメの達人POWER+ for Windows 1204号。
Painterキャラクターデザインブック 1206号。
Web Site Design vol.6 1210号。
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デスク 濱村和恵
アソシエーツ 神田敏晶
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