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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1238 2003/01/27.Mon発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊 前号の発行部数 21109部
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登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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マウスで動く映像コンテンツがDRAGRIによって手軽に作成できます。再生も
プラグイン不要、Webブラウザで気軽に楽しめます。デジカメの連続画像や
DV映像をDRAGRIで加工して、動くホームページやMyアルバムを作っちゃおう!
そしてDRAGRIサイトのアルバムコーナーにUPして友達に公開しよう!
☆ コンテストの入賞作品 公開中!☆( http://www.dragri-fan.com )
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<録画番組のみをザッピング>
■KNNエンパワーメントコラム
タイムシフトとチャンネルシフト
神田敏晶
■デジクリトーク
ということでデザイン・フェスタvol.17に出展だ!
武田みさ+山下三由希
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1238 2003/01/27.Mon発行
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<録画番組のみをザッピング>
■KNNエンパワーメントコラム
タイムシフトとチャンネルシフト
神田敏晶
■デジクリトーク
ということでデザイン・フェスタvol.17に出展だ!
武田みさ+山下三由希
■KNNエンパワーメントコラム
タイムシフトとチャンネルシフト
神田敏晶
───────────────────────────────────
KNN神田です。
ハードディスクレコーダーが登場してから、さらにテレビ番組をよく見るよう
になった。ボクが使用しているのは、SonyのCoCoon チャンネルサーバ CSV-
E77だ。
今までも「ビデオ」という、時間をコントロールして別媒体に保存する「タイ
ムシフト」機能のデバイスは存在していたが、実はそれは「タイムシフト」で
はなく、実は「プレースシフト」であったようだ。
録画した番組は、いつでも好きな時に見ることができるが、別のテープ媒体に
なってしまい、中にどんな番組が入っているのかよくわからず、巻き戻しが常
に必要とされるという面で、タイムシフトを実現していながらも機を失ってし
まうと永久に再生されない状況を生んでしまう「タイムシフト」であった。そ
のうち、見なければならないという焦燥感も生み、録画することさえ億劫にな
ってしまうのが特徴である。また、VHSにいたっては画像の劣化も気になると
ころであった。
ハードディスクレコーダーのいい点は、単にランダム再生ができるだけではな
く、EPGと呼ばれる電子テレビ番組ガイドと連動している点といえる。番組を
録画すると当然、番組タイトルなども録画でき、メニュー画面から録画した番
組を選ぶことができる。これはすでに「タイムシフト」ではなく、チャンネル
が増えたのと同じことで「チャンネルシフト」を提供してくれているとボクは
感じる。
「チャンネルシフト」することで何がボクの中で起きたかというと、今まで見
ることが出来なかった、いや見ようとも思わなかった番組を目にするようにな
ったことだ。
顕著な例として6時の朝のニュース番組、22時頃の夜のニュース番組などであ
る。朝6時台のニュース番組は早朝のせいか一日のニュースがコンパクトにま
とまっており、各新聞の扱いを読んでもらうことができる。出社してからメー
ルチェックしながらの間に見ることができる。
朝のNHK-BSの世界の各局のニュースも見逃すことができない。また、夜の22時
頃のニュースも、打ち合わせやミーティングで見ることができないため非常に
役に立つ。テレビ東京系のワールドビジネスサテライトはすべて保存していて、
必要な情報はDVテープにダビングしている。HQ(ハイクオリティモード)でHD
録画しておけば、ダビングしてもそのクオリティで保存できる。DVD-RWも併用
しているが、まだDVテープのほうが信頼できる。互換性を考えた場合DVテープ
のほうが安心だ。今後はダビングする際に番組の情報(放送日時やタイトル等)
も収録できる方法が欲しい。
また、情報番組系をすべて録画することによって、日本の地上波テレビから自
分に必要な情報を選んで視聴できるようになった。ほとんど生でテレビを見る
こともなくなってきた。つまり、現在の生番組も録画しているので、今テレビ
で何をやっているのかというチェックの必要がなくなり、生番組をザッピング
することなく、録画番組のみをザッピングすることとなる。
録画番組のザッピングは、生番組のザッピングとは大きく異なる。これは今ま
での、なんとなく面白い番組がないからチャンネルを替えるのと違って、積極
的に自分の見たい番組だけを見たいという選択が可能になるからである。
CoCoonの場合は、ジャンルを選んでいると勝手に録画してくれるので、非常に
役立っている。ただPCと連動していないので、必要な場所だけをカットして保
存するなどの機能はついていないし、チューナーは地上波だけしか対応してい
ないのが残念だ。
しかし、とりあえず選択した番組の中からさらに選択できるので、時間に関し
てはかなり有効に使えることだ。早送りでテレビ番組を見ながら、数分見てい
てつまらなければ次の番組というように、ダラダラ見ることがなくなる。
今後、そのような録画された番組の再生視聴率や録画率などの新しい番組のモ
ニター調査ができれば現在の視聴率調査は大きく動くのではないだろうか?
もちろんHDRを購入している人たちのモニターであるから多いにバイアスがか
かっているが、今後のHDTVモニターやブルーレイのDVDなどはそれらの人が好
んで見る番組にスポンサードしたほうがよかったりする。
またインターネット放送もストリーミングではなく、ダウンロードできるよう
なシステムが採用されれば、セットトップボックスと接続して、世界のインタ
ーネット放送もHDRから再生することができるようになるだろう。ボクはブロ
ードバンド放送がテレビと同じラインに乗る日はそんなに遠い未来ではないよ
うな気がする。
そんな時に、映画の予告編やネットアイドル番組だけでいいかというとちがう
ようだ。昔からよく言われる双方向性番組に可能性があると感じる。それは単
にテレビ局と一般家庭という双方向性ではなく、一般家庭対一般家庭という双
方向コミュニティ型の放送なのか通信なのか、判断がつかないようなコンテン
ツであると想像する。
地上波+デジタルBS+CS+CATV+STBという受信可能なコンテンツが増えてく
ることによって、今この番組を見ると自分にとってどれだけ「得」することが
できるのかが、今後のテレビの未来を担うのではないだろうか? 時間の「得」
情報の「得」、余暇の「得」、あらゆる面で「オトク」感を感じる番組が望ま
れているようだ。
KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
45-14 Oyama-cho,Shibuya,Tokyo,Japan151-0065
Phone81-3-5465-6555 Fax81-3-5478-8719
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■デジクリトーク
ということでデザイン・フェスタvol.17に出展だ!
武田みさ+山下三由希
───────────────────────────────────
「DESIGN FESTA」とは老若男女、果ては国籍やジャンルを問わない、とにかく
「オリジナルな作品」をアピールする事が出来るイベントの場である。ただい
ま「VOL.17」の出展者を募集しているぞ! 詳しくは以下。
http://www.designfesta.com/
●前回までのお話と今回のお話
あまり深く考えず軽い気持ちでデザイン・フェスタVOL.16(2002/11/23・24
東京ビッグサイトにて)に訪れた武田と山下だったが、VOL.16の出展者の方々
の熱いクリエイティブ魂に触れて、がぜんVOL.17の出展に盛上がる。しかし、
出展する気マンマンなのは良いが、越えねばならないステップはいっぱい!
出展商品はどうするのか? 会場でどうゆう風にアプローチする? は! ま
ず申込まなアカンやーん(汗)等など。今回は何を出展するか? と二人が考
えて、とある「答え」にまで行き着いたというお話である。
●武田みさ的デザイン・フェスタ(とにかく創ろう!編)
デザイン・フェスタに次回出展を決めた山下三由希(Ya-mi)と武田みさ。出
すのはいいが、なにをどうするのやら。オリジナルグッズ!? まあ開催まで
4か月もあるし慌てなくても大丈夫。とかいってのんびりしてたらもう1か月消
化。まずい展開である。
ああ神様、この処理能力のなさをどうにかしてくれ~! もしかしてあくまで
も他力本願なこの性格に問題あり?
他力本願と言えば、デザイン・フェスタに出展するのも2人組だから気軽に申
し込めるというものだ、こと私に関しては。ひとりで東京までわざわざ出かけ、
セッティングにてんてこまいし、その上どんくさく醜態ををさらす可能性…。
とてもじゃないができそうもない。Ya-miに感謝感謝だ。
さて、オリジナルグッズをいろいろ考えてみる。すぐ取りかかれるものといえ
ば絵はがきだな。手作りできるし。缶バッチも簡単に作れるおもちゃがあるの
で、これもできるね。あれやこれやと言っているうちにけっこうな数のアイデ
アが湧いた。だけどなるたけコストをかけずに作らないと。そうなるとできる
ものは限られてくる。
コストをかけないとなると、そのぶん人力作業が多くなってくる。デザインは
もちろん商品パッケージも、その加工工程もチカラ技だからこれまた大変。欲
を言えば、会場での展示も見やすく工夫したい。PRもしたい。やりたいことは
山盛りだ。処理能力がないとか言ってる場合じゃないのだ。
そして最近、Ya-miがWEBから参加申し込みを済ます。これでもう2日間、東京
ビッグサイトの一画を借りれるのだ。ミニブースだから約1畳分、2日間借りき
り! これで43,000人(前回)に見てもらえるなんて、まさにお買得!
たしかにしんどいんだけれども。こんなチャンスはめったにないのだ。悔いの
ないよう前向きに取り組んでいきたいと思う。そしてせっかくのお祭り騒ぎ、
楽しむことももちろん忘れずに!
●山下三由希寄りデザイン・フェスタ(答えはシンプルだったね~編)
vol.16に行った後、相棒の武田と二人して盛上がり、デジクリにもレポートが
採用され、出展の決意もいよいよ固まった頃。私はどっぷりと悩んでいた。そ
りゃもうドロドロに。なぜなら何を出展すればいいのか全く分からないのだ!
ここら辺りでいかに山下が弾みと思い付きだけでデザイン・フェスタの話を相
棒にふったのか、皆様にお分かり頂けるだろうと思う。
武田と違って私は、気合いを入れてイラストを描いたり、キャラクターを自分
で創ったりする気はあまりない。仕事で請われれば……という感じでしかイラ
ストを描いて来なかった。ので今さら出展をイラストやキャラで勝負するか?
と問われれば答えは「NO」だった。
それでも出展したいというテンションだけは低くない。何か創りたい! とい
う思いだけが先走る。
「イラスト(絵)に対してはテキスト(文)かなぁ……」
ヨロヨロとした思考で取りあえず答えを出してみる。しかーし! 誰が見たっ
て無謀でしょう。コレは。無理やん! だいたいどーやって出展品にすんの?
本でも出すのか? 考えはどんどんドツボにハマって行く……。
そんなドロドロ状態で最初の秘密会議(ただの飲み会とも言う)。な~んも考
えて行かなかったので、相棒の顔を見たとたん正直逃げ出したかった。しかし
ひとりであれだけ考えを巡らせていても何も解決しなかったのに、二人という
パワーは凄いもので、何だかあっという間に出展する商品のアイディアはリス
トアップされた! ええ!? 私が悩んでいたのは一体なに? なんだったの
ぉ~!!
ここでは詳しい出展商品のアイディアを書く事は出来ないが(当日のお楽しみ
という事で)、ひとりでは絶対考えつかなかったという事は大きく握りこぶし
作って訴えたい! 相棒ブラボー! 本当に彼女には感謝している。
無理はよそう。今出来るであろう事(イラストとかデザインとか)をまずやっ
てみよう。唐突に吹っ切れる山下であった。
またしても山下&武田の二部構成でお届けしました。さて、ようやくデザイン
・フェスタに向けてエンジン始動です。2人ともはじめての試みで悩むやら欲
出すやら風邪ひくやら大変です。どんな展開が待っているのか、自分達も含め、
楽しんでいきたいと思います。次回もよろしくお願いします。
【武田みさ】misa@wn.31rsm.ne.jp
Illustratorでイラストを描くことを愛す、フリーランス歴約1年、ガテン系?
WEBデザイナー
http://wn.31rsm.ne.jp/~misa/
【山下三由希】gin_zz@gin.or.jp
ポジティブシンキングの相棒に引きずられ気味のWebデザイナー@修行中。
デジクリに投稿採用されて文章書くの面白いと思うようになりました~。
ヘタれだけど…。
http://www.ramelia.com/gin-web/
【Ya・Mi・Sa】http://www.ramelia.com/yamisa/
二人のプロフィール紹介ページがオープンしました。コンテンツの内容はまだ
まだですが遊びに来て下さい(^-^)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(1/27)
・「彩の国ビジュアルプラザ・オープニングイベント」のデジタルムービー上
映鑑賞に申し込んだら、4プログラム全部に当たってしまった。抽選運がいい
のか、申し込みが少なかったのか。事前広報が充分という感じでもなかったの
で、たぶん後者だろう。当たったのはうれしいが、17時からの上映に整理券を
9時半から配布というのもある。いい席で見るには整理券を早い時間に入手す
る必要がある。しかし上映の7時間半も前に行ったとしたら、そのあとどう過
ごすのだ。「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」は17時に配布、
18時半に入場だから、これだけは挑戦してみようか。でもな~、たぶん17時に
はもう行列だろうなあ。やだ、やだ、行列きらいだから、開場ごろに行ってよ
くない席で我慢して見るか。どうせ無料なんだから悩むことないか。(柴田)
・長年通っている大阪の劇団の、関西公演が昨日千秋楽だった。観劇後もその
まま居座り、バラシと打ち上げにも紛れ込んだ。音響や劇場などのスタッフ側
の話や、舞台袖での顛末など、客席からだけでは分からない裏話が聞けるのは、
とても楽しいひと時なのだが、観客の目で純粋に舞台を観続けたいならちょっ
とNGかも。素直にストーリーに入り込めなくなる危険性を孕んでいる。そうい
う状況なりに、楽しめるようになったからいいんだけれど。 (島田)
<応募受付中のプレゼント>
Web Designing 2003年2月号 1231号。
ファイルメーカーPro Webデータベース講座 1236号。
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発行 デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>
編集長 柴田忠男
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アソシエーツ 神田敏晶
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許可なく転載することを禁じます。
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タイムシフトとチャンネルシフト
神田敏晶
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KNN神田です。
ハードディスクレコーダーが登場してから、さらにテレビ番組をよく見るよう
になった。ボクが使用しているのは、SonyのCoCoon チャンネルサーバ CSV-
E77だ。
今までも「ビデオ」という、時間をコントロールして別媒体に保存する「タイ
ムシフト」機能のデバイスは存在していたが、実はそれは「タイムシフト」で
はなく、実は「プレースシフト」であったようだ。
録画した番組は、いつでも好きな時に見ることができるが、別のテープ媒体に
なってしまい、中にどんな番組が入っているのかよくわからず、巻き戻しが常
に必要とされるという面で、タイムシフトを実現していながらも機を失ってし
まうと永久に再生されない状況を生んでしまう「タイムシフト」であった。そ
のうち、見なければならないという焦燥感も生み、録画することさえ億劫にな
ってしまうのが特徴である。また、VHSにいたっては画像の劣化も気になると
ころであった。
ハードディスクレコーダーのいい点は、単にランダム再生ができるだけではな
く、EPGと呼ばれる電子テレビ番組ガイドと連動している点といえる。番組を
録画すると当然、番組タイトルなども録画でき、メニュー画面から録画した番
組を選ぶことができる。これはすでに「タイムシフト」ではなく、チャンネル
が増えたのと同じことで「チャンネルシフト」を提供してくれているとボクは
感じる。
「チャンネルシフト」することで何がボクの中で起きたかというと、今まで見
ることが出来なかった、いや見ようとも思わなかった番組を目にするようにな
ったことだ。
顕著な例として6時の朝のニュース番組、22時頃の夜のニュース番組などであ
る。朝6時台のニュース番組は早朝のせいか一日のニュースがコンパクトにま
とまっており、各新聞の扱いを読んでもらうことができる。出社してからメー
ルチェックしながらの間に見ることができる。
朝のNHK-BSの世界の各局のニュースも見逃すことができない。また、夜の22時
頃のニュースも、打ち合わせやミーティングで見ることができないため非常に
役に立つ。テレビ東京系のワールドビジネスサテライトはすべて保存していて、
必要な情報はDVテープにダビングしている。HQ(ハイクオリティモード)でHD
録画しておけば、ダビングしてもそのクオリティで保存できる。DVD-RWも併用
しているが、まだDVテープのほうが信頼できる。互換性を考えた場合DVテープ
のほうが安心だ。今後はダビングする際に番組の情報(放送日時やタイトル等)
も収録できる方法が欲しい。
また、情報番組系をすべて録画することによって、日本の地上波テレビから自
分に必要な情報を選んで視聴できるようになった。ほとんど生でテレビを見る
こともなくなってきた。つまり、現在の生番組も録画しているので、今テレビ
で何をやっているのかというチェックの必要がなくなり、生番組をザッピング
することなく、録画番組のみをザッピングすることとなる。
録画番組のザッピングは、生番組のザッピングとは大きく異なる。これは今ま
での、なんとなく面白い番組がないからチャンネルを替えるのと違って、積極
的に自分の見たい番組だけを見たいという選択が可能になるからである。
CoCoonの場合は、ジャンルを選んでいると勝手に録画してくれるので、非常に
役立っている。ただPCと連動していないので、必要な場所だけをカットして保
存するなどの機能はついていないし、チューナーは地上波だけしか対応してい
ないのが残念だ。
しかし、とりあえず選択した番組の中からさらに選択できるので、時間に関し
てはかなり有効に使えることだ。早送りでテレビ番組を見ながら、数分見てい
てつまらなければ次の番組というように、ダラダラ見ることがなくなる。
今後、そのような録画された番組の再生視聴率や録画率などの新しい番組のモ
ニター調査ができれば現在の視聴率調査は大きく動くのではないだろうか?
もちろんHDRを購入している人たちのモニターであるから多いにバイアスがか
かっているが、今後のHDTVモニターやブルーレイのDVDなどはそれらの人が好
んで見る番組にスポンサードしたほうがよかったりする。
またインターネット放送もストリーミングではなく、ダウンロードできるよう
なシステムが採用されれば、セットトップボックスと接続して、世界のインタ
ーネット放送もHDRから再生することができるようになるだろう。ボクはブロ
ードバンド放送がテレビと同じラインに乗る日はそんなに遠い未来ではないよ
うな気がする。
そんな時に、映画の予告編やネットアイドル番組だけでいいかというとちがう
ようだ。昔からよく言われる双方向性番組に可能性があると感じる。それは単
にテレビ局と一般家庭という双方向性ではなく、一般家庭対一般家庭という双
方向コミュニティ型の放送なのか通信なのか、判断がつかないようなコンテン
ツであると想像する。
地上波+デジタルBS+CS+CATV+STBという受信可能なコンテンツが増えてく
ることによって、今この番組を見ると自分にとってどれだけ「得」することが
できるのかが、今後のテレビの未来を担うのではないだろうか? 時間の「得」
情報の「得」、余暇の「得」、あらゆる面で「オトク」感を感じる番組が望ま
れているようだ。
KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
45-14 Oyama-cho,Shibuya,Tokyo,Japan151-0065
Phone81-3-5465-6555 Fax81-3-5478-8719
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■デジクリトーク
ということでデザイン・フェスタvol.17に出展だ!
武田みさ+山下三由希
───────────────────────────────────
「DESIGN FESTA」とは老若男女、果ては国籍やジャンルを問わない、とにかく
「オリジナルな作品」をアピールする事が出来るイベントの場である。ただい
ま「VOL.17」の出展者を募集しているぞ! 詳しくは以下。
http://www.designfesta.com/
●前回までのお話と今回のお話
あまり深く考えず軽い気持ちでデザイン・フェスタVOL.16(2002/11/23・24
東京ビッグサイトにて)に訪れた武田と山下だったが、VOL.16の出展者の方々
の熱いクリエイティブ魂に触れて、がぜんVOL.17の出展に盛上がる。しかし、
出展する気マンマンなのは良いが、越えねばならないステップはいっぱい!
出展商品はどうするのか? 会場でどうゆう風にアプローチする? は! ま
ず申込まなアカンやーん(汗)等など。今回は何を出展するか? と二人が考
えて、とある「答え」にまで行き着いたというお話である。
●武田みさ的デザイン・フェスタ(とにかく創ろう!編)
デザイン・フェスタに次回出展を決めた山下三由希(Ya-mi)と武田みさ。出
すのはいいが、なにをどうするのやら。オリジナルグッズ!? まあ開催まで
4か月もあるし慌てなくても大丈夫。とかいってのんびりしてたらもう1か月消
化。まずい展開である。
ああ神様、この処理能力のなさをどうにかしてくれ~! もしかしてあくまで
も他力本願なこの性格に問題あり?
他力本願と言えば、デザイン・フェスタに出展するのも2人組だから気軽に申
し込めるというものだ、こと私に関しては。ひとりで東京までわざわざ出かけ、
セッティングにてんてこまいし、その上どんくさく醜態ををさらす可能性…。
とてもじゃないができそうもない。Ya-miに感謝感謝だ。
さて、オリジナルグッズをいろいろ考えてみる。すぐ取りかかれるものといえ
ば絵はがきだな。手作りできるし。缶バッチも簡単に作れるおもちゃがあるの
で、これもできるね。あれやこれやと言っているうちにけっこうな数のアイデ
アが湧いた。だけどなるたけコストをかけずに作らないと。そうなるとできる
ものは限られてくる。
コストをかけないとなると、そのぶん人力作業が多くなってくる。デザインは
もちろん商品パッケージも、その加工工程もチカラ技だからこれまた大変。欲
を言えば、会場での展示も見やすく工夫したい。PRもしたい。やりたいことは
山盛りだ。処理能力がないとか言ってる場合じゃないのだ。
そして最近、Ya-miがWEBから参加申し込みを済ます。これでもう2日間、東京
ビッグサイトの一画を借りれるのだ。ミニブースだから約1畳分、2日間借りき
り! これで43,000人(前回)に見てもらえるなんて、まさにお買得!
たしかにしんどいんだけれども。こんなチャンスはめったにないのだ。悔いの
ないよう前向きに取り組んでいきたいと思う。そしてせっかくのお祭り騒ぎ、
楽しむことももちろん忘れずに!
●山下三由希寄りデザイン・フェスタ(答えはシンプルだったね~編)
vol.16に行った後、相棒の武田と二人して盛上がり、デジクリにもレポートが
採用され、出展の決意もいよいよ固まった頃。私はどっぷりと悩んでいた。そ
りゃもうドロドロに。なぜなら何を出展すればいいのか全く分からないのだ!
ここら辺りでいかに山下が弾みと思い付きだけでデザイン・フェスタの話を相
棒にふったのか、皆様にお分かり頂けるだろうと思う。
武田と違って私は、気合いを入れてイラストを描いたり、キャラクターを自分
で創ったりする気はあまりない。仕事で請われれば……という感じでしかイラ
ストを描いて来なかった。ので今さら出展をイラストやキャラで勝負するか?
と問われれば答えは「NO」だった。
それでも出展したいというテンションだけは低くない。何か創りたい! とい
う思いだけが先走る。
「イラスト(絵)に対してはテキスト(文)かなぁ……」
ヨロヨロとした思考で取りあえず答えを出してみる。しかーし! 誰が見たっ
て無謀でしょう。コレは。無理やん! だいたいどーやって出展品にすんの?
本でも出すのか? 考えはどんどんドツボにハマって行く……。
そんなドロドロ状態で最初の秘密会議(ただの飲み会とも言う)。な~んも考
えて行かなかったので、相棒の顔を見たとたん正直逃げ出したかった。しかし
ひとりであれだけ考えを巡らせていても何も解決しなかったのに、二人という
パワーは凄いもので、何だかあっという間に出展する商品のアイディアはリス
トアップされた! ええ!? 私が悩んでいたのは一体なに? なんだったの
ぉ~!!
ここでは詳しい出展商品のアイディアを書く事は出来ないが(当日のお楽しみ
という事で)、ひとりでは絶対考えつかなかったという事は大きく握りこぶし
作って訴えたい! 相棒ブラボー! 本当に彼女には感謝している。
無理はよそう。今出来るであろう事(イラストとかデザインとか)をまずやっ
てみよう。唐突に吹っ切れる山下であった。
またしても山下&武田の二部構成でお届けしました。さて、ようやくデザイン
・フェスタに向けてエンジン始動です。2人ともはじめての試みで悩むやら欲
出すやら風邪ひくやら大変です。どんな展開が待っているのか、自分達も含め、
楽しんでいきたいと思います。次回もよろしくお願いします。
【武田みさ】misa@wn.31rsm.ne.jp
Illustratorでイラストを描くことを愛す、フリーランス歴約1年、ガテン系?
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【山下三由希】gin_zz@gin.or.jp
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ヘタれだけど…。
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二人のプロフィール紹介ページがオープンしました。コンテンツの内容はまだ
まだですが遊びに来て下さい(^-^)
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■編集後記(1/27)
・「彩の国ビジュアルプラザ・オープニングイベント」のデジタルムービー上
映鑑賞に申し込んだら、4プログラム全部に当たってしまった。抽選運がいい
のか、申し込みが少なかったのか。事前広報が充分という感じでもなかったの
で、たぶん後者だろう。当たったのはうれしいが、17時からの上映に整理券を
9時半から配布というのもある。いい席で見るには整理券を早い時間に入手す
る必要がある。しかし上映の7時間半も前に行ったとしたら、そのあとどう過
ごすのだ。「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」は17時に配布、
18時半に入場だから、これだけは挑戦してみようか。でもな~、たぶん17時に
はもう行列だろうなあ。やだ、やだ、行列きらいだから、開場ごろに行ってよ
くない席で我慢して見るか。どうせ無料なんだから悩むことないか。(柴田)
・長年通っている大阪の劇団の、関西公演が昨日千秋楽だった。観劇後もその
まま居座り、バラシと打ち上げにも紛れ込んだ。音響や劇場などのスタッフ側
の話や、舞台袖での顛末など、客席からだけでは分からない裏話が聞けるのは、
とても楽しいひと時なのだが、観客の目で純粋に舞台を観続けたいならちょっ
とNGかも。素直にストーリーに入り込めなくなる危険性を孕んでいる。そうい
う状況なりに、楽しめるようになったからいいんだけれど。 (島田)
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ファイルメーカーPro Webデータベース講座 1236号。
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編集長 柴田忠男
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