[1268] 藪の中の始皇帝

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1268    2003/03/11.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20646部
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         <戦争行為はどうあろうと悪である>

■デジタルサウンズ研究室
 藪の中の始皇帝
 モモヨ(リザード)

■電網悠語:Ridual開発記編(31)
 ゴジラ、メイド・イン・チャイナ
 三井英樹

■セミナー案内
 SKIPシティ・セミナー vol.1
 <キャラクター「顔」つくりの法則> 講師:桑島幸男

■イベント案内
 東京国際アニメフェア2003&関連イベント

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 BBエンターテインメント「ジェネシスTV」



■デジタルサウンズ研究室
藪の中の始皇帝

モモヨ(リザード)
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1975年、秦の始皇帝の陵墓より、数多くの、実物大人物立像が発見された。兵
馬俑(へいばよう)である。この塑像の軍団には、一つとして同じ顔がないた
め、始皇帝に仕えた実在の人物を模したものといわれる。その数、七千体以上。

陵墓の造営は、紀元前二四七年に始皇帝即位直後から開始されているが、おそ
らくこの兵馬俑も、ほぼ時を同じくして製作に着手したものであろう。一挙に、
これだけの数の、全く異なる顔貌を持った、それもリアルな立像を作ることな
ど、まず不可能である。

私は東洋美術史、こと立体造形に関わる項目について、素人であるが、そんな
私が学生時代に学んだ美術史さえも、この地下から現れた古代の兵馬には根底
から覆された。私は、素直にそう感じている。これほどの文化が、ある時突然、
アジアから消えた。兵馬俑の完成された造形センスを見た私の心には、そんな
ぬるぬるした得体の知れない不安が残された。

二千年以上前のアジアがその正体をあらわした、そんな気がした。

前回、この稿で、『兼愛』とはふたまた愛ではないといってすませた『兼愛』
という概念も、そんなアジアのメッセージなのかもしれない。兼愛の兼は、自
愛、他愛の、自他にかかるとのこと。つまり、自他の二者を兼ねて愛すること
だ。兼ねるべき二者の一方に自己愛をおいて、他者を愛すること、自己を愛す
ることに分けへだつべきではないという思いが込められている。

この『兼愛』をといた墨子は、古代中国の戦国期に影響力を発揮した思想・実
践家集団、墨家の祖である。彼の学団は根拠地を魯において発展しているが、
この魯という土地は孔子の根拠地でもある。しかし、この二者が歴史上遭遇し
た形跡はなく、論語に墨子について語られた部分がないため、孔子の没年であ
る紀元前479年前後を墨子の生年とする論者が多いという。一方、墨子の没年
は紀元前390年前後と推定されているというから、たいへんな長命である。

墨家は、兼愛を基本におき、非戦、非攻を主張する。非攻とは読んで字のごと
く、攻撃せずということだ。墨子の中には非攻上篇という章があり、その中で
は、「人が一人殺しただけで犯罪であるというのに、幾人も殺す戦争を義戦で
あるといって許容する、そんな君子がのさばっている」といって憤っている。

そして、「ここに人がいて、少しだけの黒色の場合は黒と認識できるが、多量
の黒色を目にするや、こんどは白と言い出すとすれば、人々は、その者をもの
ごとの判断がつかぬものだと思うだろう」と、そのものズバリの皮肉な正論が
続く。墨子の言をまつまでもなく、人のいのちをより多く殺す戦争に義がある、
というのは欺瞞である。

戦争行為はどうあろうと悪である。

驚くべきは、こうした墨子の思想が受け入れられた時代が、戦国乱世の真っ最
中であったということだ。

もうひとつ、面白いことがある。墨家にあっては、こうした理論がただの理屈
ではなかったということだ。

この、春秋から戦国という時代は、都市が独立して一つの国家を名のるか、あ
るいは、グループに帰属して国体をなすか、このいずれかであった。覇を唱え
る者がある国に立てば、他の国は縦横に連合してこれに応じ、かろうじてバラ
ンスをとっていたような危うい時代でもある。

そんな時代に、墨子と彼の学団は、都市国家から都市国家を経巡り、城郭の防
衛上の必要な土木工事を施し、防衛戦術を伝授して歩いた。当時、邑、都市は
城壁で囲まれていたため、都市国家を攻めるには一般に城郭攻撃専用のはしご
車が用いられた。はしご車を渡って兵を攻め入らせるか、トンネルを掘って地
下から攻め入るか、水の流れを変えるなりして水攻めにする。兵書には、逐一
こうした戦術が紹介されているが、墨子では、どう守るかが、それだけが、も
っぱら語られている。これが特色である。今の用語で言えば、専守防衛のすす
めということであろう。

戦国期を通じて、歴史のあちこちに墨家は名を残している。しかし、始皇帝が
中国を統一した頃を境に、突如として歴史から姿を消した。この間の事情を推
定して描いたものが酒見賢一『墨攻』なのである。

『墨攻』では、墨家は、戦争をこの世からなくす一法として、ただ都市国家そ
れぞれの防衛を援助するのではなく、一つの国、一人の覇者による中国統一と
いう方法論に着目し、始皇帝の統一事業を学団をあげて援助したのではない
か、そういう推論に立って語られていた。

平和を希求するもの、専守防衛を旨としてきたものが、大小幾つもの国家乱立、
その争闘に疲れ、一つの大国による統治に依存する。この図式は、今ちょうど、
私たちの眼前にある危機そのものである。

歴史は、常に、何かを語るためによみがえってくる。

ちなみに、始皇帝は、統一の後、有名な焚書を敢行。ここにおいて古代アジア
の文化は連続性を失ったのである。そして墨子という人物も、墨家思想も抹殺
され、歴史から消えた。これは事実である。

モモヨ(リザード)
管原保雄
http://www.babylonic.com/

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■電網悠語:Ridual開発記編(31)
ゴジラ、メイド・イン・チャイナ

三井英樹 / ※Ridual=XMLベースのWebサイト構築ツール
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子供の頃、よく怪獣遊びをした。レゴで作った町や、枯葉や木切れの大都会を、
ビニール製の怪獣を闊歩させた。何をやっていたのかは憶えていないが、それ
が楽しかったことだけは分かっている。けれど、その怪獣に不満を持っていた
のも憶えている。怪獣の目や模様の塗り方が雑だった。

今見ると昔の映像はチャッチィけれど、当時の私の目にはリアルで、当時の怪
獣のオモチャは、たとえ高いものであっても、かなりチャッチィものだった。
材質もデザインも、色の塗り方も、子供だましの域のものが多かった。この白
い点が、もう0.5ミリ右に寄っていて欲しいとか思って遊んでいた。だから自
分で描き足したり、ヤスリをかけたりして壊して(?)いった。親から見れば
ゴミのようなものが、私の宝であった。

その頃から約30年を経て、驚きに出会った。バンダイ製「ゴジラ名鑑」。そも
そも本物の怪獣デザインを担当するような方が高々8cm程のゴジラをデザイン
する。そしてそれが200円で販売される。完全な通常の量産品。そのこと自体
が驚きだが、実物を手に取ると更に驚きが深まる。

手足の爪の塗装は二重になされている。一度薄い色が塗られ、その上に少し濃
い目の黄色っぽい色が塗られる。発色を考えているのかもしれない。目も少な
くとも二工程はかかっている。塗りだけじゃなく細部にわたるまで、心憎い
「作り」をしている。型が取り易く組み立て易く、部品に分けるところにも感
心する。ここで組み立てるようにすればゴジラ本来の姿を崩すことなく組み立
てられるんだ。私のような素人目にも、たぶん製造工程で何か手落ちがあって
も、最終製品にでる悪影響を最小限に抑えられるようにデザインされているの
が分かる。

子供の頃欲しかったゴジラがここにある。手に持ち色々な角度から眺めてみる。
もう帰れない子供時代を懐かしく思う。あぁこうした本気で作られたオモチャ
で遊びたかった。これが量産されていることに溜息が出る。

複数種類あるゴジラで共通しているのは、ゴジラの背びれ(?)の部分が体と
一体化していない点。背びれを持つと引っ張るようにして取り外すことが出来
る。そして、その背びれの塗装がされていない素材地のところに「CHINA」の
文字。

どんな工場でこのゴジラが生産されているんだろうと想像する。どう考えても、
昔のゴジラに対する想いが強い人達を集められたとは思いにくい。教育のため
に何本か映画を見たかもしれないが、後付でゴジラの記憶をインプットされた
方々が、この製造に関わっていると想像する。

しかし、それを手にして眺める私達の気持ちをよく分かっている。数センチの
モノだからこそ、塗りの正確さも、従来製品よりも厳しく、スキルが要求され
る。もしかしたらかなり機械化されているのかもしれないが、200円で販売さ
れるものである、人力で作られていると想像する方が自然だろう。

中国の力は様々なところで報道されているので、周知のことだ。しかしその実
力をまざまざと見せ付けられる思いがする。ただ労働力が安いのではない。そ
の製品を実際に手に取る人の心の機微に触れる仕事をしているのである。もち
ろんバンダイの管理体制の勝利の面も強いだろう。しかし、これはメイド・イ
ン・チャイナである。

近い将来、Webのデザイン界にもチャイナパワーが入って来る予感がする。そ
の時、日本語も英語にも長けた中国デザイナが口にする言葉が頭に浮かぶ。
「日本のデザイナ、日本人の心、分かってないね」。

別に私は国粋主義者でもないし、文部省の定義するような愛国心も持ってはい
ない。しかし、屈辱だと感じると思う。世界中が繋がっているインターネット
の中で国を意識するのは変な話だと思うけれど、それでも日本にアピールする
デザインは、日本に住んでいる者達(ここは国籍不問)が長けていたいじゃな
いか。

Webデザインの分野は、まだまだビジネスの側面では「お飾り」として認識さ
れている。GIFパーツが一個数百円でやり取りされている。着せ替え人形に騙
されてくれるほど、エンドユーザは馬鹿じゃないし、甘くない。そんなやり方
で、訪れたユーザに何かを直訴することは難しいのだ。

しかし、どんな理想論も正論も、価格の前には説得力が落ちる。中国の労働単
価は驚くほど安い。私一人の単価で十人も二十人も雇える。十人のユーザビリ
ティテスタ付きのデザイナと張り合うのは、常人には難しいだろう。そして実
に勤勉だ。言葉の壁はさほど高くないかもしれない。この流れの先には、デザ
インの中国発注も絵空事ではない。アニメの作画をアジアで行っていくように、
Web制作もそうなっていくかもしれない。そしてその理由が、ただ「安い」だ
けではなく、「理にかなったデザイン」になるかもしれない。

Ridualを見せに行脚していると、どちらかと言うと最新技術との接点に関する
質問を受ける。そしてそれらをサポートできないと興味がないと言われる。し
かし、いざネットでモノを買うなり予約するなりする際に、日本のサイトの平
均値が見えてくる。何故そのページの後にこのページが出現するのか理解でき
ないことが頻発する。購入中に自分が何処にいるのか分からなくなる。買いた
いのに買う手続きが分からなくて文字通り右往左往する。技術とか見た目とか、
そんなレベルでなく、頭を抱えるサイトはゴロゴロしている。最新技術がどう
とか以前に、情報のデザインをすべきだと言いたくなる。

情報デザインは、別に特別なことをする訳じゃない。隣の人が迷わないような
サイトを作ること、自分の親や近所の人が迷わないサイトを作ること。そうし
たことの延長線にあることだ。こんな場合ヒトはどのように動くのか、そんな
ことに注意を払っていくことが原点だ。

それは、ゴジラファンがゴジラ名鑑の人形を持ったときにどう感じるのかを想
定して製造されるのと無縁ではない。有形の量産品に魂を込めて作ることが出
来るなら、無形の情報デザインもそれほど困難ではないだろう。いや、既に多
くの海外勢がこの業界にも来ていて、私が見えていないだけかもしれない。

外国勢に自分達の力量のなさを指摘されるのを屈辱とは思うが、でも同時にワ
クワクするという感じもする。誰が作ったかに依らず、今でも素敵なサイトを
見つけたら、「やられたなぁ」と言いつつ向上心に火が灯る。もっと良いもの
を作ろう、作りたい、しっかりしなきゃ。そんな気持ちが湧き上がる。

そんな炎の燃料は、やはり頑張る意思と頑張りしかないだろう。先日の日経ビ
ジネスの特集のタイトルが手厳しい、「もっと働け日本人」。しかし中を読む
と励まされる。身近に頑張っている人たちが既にいる。頑張れない訳じゃない。
やる方法はある。方法もボトムアップもトップダウンもある。しかも書かれて
ある方法は奇抜なものじゃない、今当たり前と思っている事柄を別の角度から
見直して、強靭な意志で実行しているだけ。そうやれば出来る。そうすれば、
より高みに到達できる。

人参をぶら下げられて、走っていたこともある。その人参は、僅かな格差であ
ったり、地位だったり。でも今は、ぶら下げる人参を、かなり自分で選べる状
況になってきた。何を得るために今を頑張っているのか。自分でリスクを負っ
て生きるとはそういうことなのだろう。本質的な問題に直面している。
きっと、誰もが。

日経ビジネス 2003年01月27日号/特集:もっと働け日本人
http://nb.nikkeibp.co.jp/free/NBINDEX/20030123/103348/

【みつい・ひでき】 h-mitsui@nri.co.jp / info@ridual.jp
・実は社内は既に多国籍化してます。社食では5ヶ国語以上が飛び交ってます。

・Ridual(XMLベースのWebサイト構築ツール)公式サイト
  http://www.ridual.jp/

・超個人的育児サイト(書籍は絶版中)
  http://member.nifty.ne.jp/mit/MilkAge/

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■セミナー案内
SKIPシティ・セミナー vol.1
<キャラクター「顔」つくりの法則> 講師:桑島幸男
http://www.skipcity.jp/event/
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<主催者情報>
今回は、クリエイターの桑島幸男氏をお招きして、<キャラクター「顔」つく
りの法則>についてお話いただきます。「全方位クリエイター」である桑島氏
の作品ジャンルは、実に多岐に渡っています。有名タレントのプロジェクトか
ら、最近楽しんでいる手描き風のイラストまで、自在にデジタル表現の可能性
を追求していらっしゃる桑島氏の発想術をうかがいます。また、人の心をキャ
ッチするキャラクターにはいくつかの法則があるということで、今回は桑島氏
に特別にご用意いただいた顔のパーツを組み合わせながら、あなただけの魅力
的なキャラクターを実際につくってみます。表情がどう変わっていくのか、あ
なたのオリジナリティにかかっています!皆様のご参加をお待ちしております。

日時:3月15日(土)13:00~18:00
講義内容:桑島氏のオリジナリティを探る(講義×1h)絶対にある!「顔」つ
くりの法則(実習×2h)、作品講評(1h)
場所:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 5F・映像制作研修室 
対象:WindowsべースのIllustrator、Photoshopがさわれる人。クリエイター
志向の方。
定員:16名
受講料:1000円(税込) 先着順とさせていただきます。締切3月13日19時
ご用意いただくもの:鉛筆(硬度は自由)
申し込み:サイトのイベント欄を参照

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■イベント案内
東京国際アニメフェア2003&関連イベント
http://www.taf.metro.tokyo.jp/index_ok.html
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昨年おこなわれた新世紀東京国際アニメフェア21の第2回目。昨年は104社の出
展があり、入場者は5万人超。東京国際アニメフェア実行委員会(委員長:東
京都知事)の主催。

会期:3月19日(水)~20日(木)ビジネスデー(関係者のみ)
   3月21日(祝)~22日(土)一般公開 9:30~17:30
   22日(土)のみ16:30終了
会場:国際展示場「東京ビッグサイト」
入場料:大人1000円(前売り800円)、中高生500円、小学生以下及び65歳以上
無料

「クリエーターズワールド」は作品発表を行う大型スクリーンによる上映シア
ターと、静止画展示やモニタを使用してプレゼンテーションを行う展示上映ブ
ースで構成。意欲的に作品制作・活動を行なう12組のクリエーターが参加する。
参加作家:あさおゆうじ、伊勢田誠治、岩本晶、ウサギ王(うもとゆーじ、ウ
モトサチコ)、S虎兎T(エスコート:タナカウサギ、ヒラタサヤコ)、オクム
ラユウコ、ebicream、OPEN the SESAME、神風動画、Ktooonz(ケイトゥーンズ)、
早川大地、ロマのフ比嘉。
「コンペティション」の詳細はまだサイトにない。「イベント」では、特別企
画展「アニメテクニックの世界展」で、日本のアニメーションの技術がどのよ
うにして発達していったのか、貴重な資料と映像で紹介する。「ワークショッ
プ」も行われる(サイトでは月を間違えて表示、3月が2月になっている)。
「シンポジウム」もあるが、参加は原則としてビジネス来場者のみとある。名
作上映会もあるがまだサイトに情報はない。

関連イベント

●杉並区「イントゥ・アニメーション ~杉並スペシャル~」
主催:日本アニメーション協会
共催:杉並区
日時:3月22日(土)~3月25日(火)
場所:セシオン杉並 ホール・展示室
内容:個人作家の短編作品上映、関連資料の展示、ワークショップ、物販など
・九里洋二、真鍋博、柳原良平による「三人の会」(1960年に始まったアニメ
 ーション上映会)の特別プログラム
・『ニャッキ!』など、NHK「プチプチアニメ」のアニメーションが大集合
・川本喜八郎、古川タクなどのベテラン作家や、山村浩二など「今が旬」の作
 家、また将来の活躍が期待される作家などの短編作品約40本を上映
・プロのアニメーション作家が指導するワークショップ

●練馬区「第2回練馬アニメフェスティバルin大泉」
主催:練馬アニメフェスティバルin大泉実行委員会(実行委員長 練馬区長)
日時:3月27日(木)~3月31日(月)
場所:西武線池袋線大泉学園駅周辺
内容:
(1)3月27日(木)~3月31日(月)リヴィンオズ大泉店:アニメ原作者展 等
(2)3月29日(土)~3月30日(日)東映アニメーションスタジオ:アニメ上
 映、コンピュータアニメ製作体験、アニメなんでも相談、アニメのみの市、
 展示室公開 等
(3)3月29日(土)深夜 T・ジョイ大泉:アニメミッドナイトショー
(4)3月30日(日)~3月31日(月)大泉学園ゆめりあギャラリー:アニメイ
 ラスト展等
(5)3月30日(日)駅周辺商店街:スタンプラリー 勤労福祉会館:手作りア
 ニメ教室、セル画彩色教室、海外アニメ上映 等
(6)3月31日(月)大泉学園ゆめりあホール:アニメ上映

●武蔵野市「吉祥寺アニメフェスティバル2003」
日時:3月21日(金)~3月22日(土)
場所:武蔵野公会堂、三越吉祥寺店ウッドデッキ、武蔵野商工会館地域情報コ
 ーナー
内容:
(1)3月21日(木)~3月22日(月)三越吉祥寺店2階 ウッドデッキ:おもち
 ゃ市場(懐かしのトイからレアアイテムまで吉祥寺に大集合)
(2)3月21日(土)~3月23日(日)武蔵野商工会館 地域情報コーナー:ドラ
 ゴンカフェ むさしの-FM「竜の洞窟」公開録音、福島おりねの声優教室、
 ドラゴン・カフェ原画、色紙展
(3)武蔵野公開堂:スペシャル石原慎一アニメコンサート(CDドラマ「安倍
 晴明」をフィーチャーした石原慎一のアニメコンサート)

●三鷹市「三鷹の森アニメフェスタ2003」
日時:3月21日(金)午後1時から
場所:三鷹市公会堂
内容:
(1)アニメーション作品の上映及び対談 「キリクと魔女」(フランスアニ
 メ)の上映、ミシェル・オスロ(Michel Ocelot)監督とスタジオジブリ高
 畑勲監督による対談
(2)インディーズアニメ(大学生などの自主制作作品)の上映 学生などが
 自主制作した短編アニメ作品の上映及びアニメ制作会社監督などによる講評
 とトークショーなど
(3)市内及び近隣アニメ制作関連会社等による展示・キャラクター商品の販
 売など

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■サイト案内
BBエンターテインメント「ジェネシスTV」、参加クリエイター募集中
http://www.genesistv.jp/
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<主催者情報>
「ジェネシスTV」は、アニメーション・映画・音楽など、あらゆる娯楽コンテ
ンツを作り出すクリエイターの参加によって成り立っています。プロフェッシ
ョナルを目指す方はもちろん、初心者でも趣味として活動している方でも参加
できます。

各作品にはBBS(掲示板)が設けられていますので、作品を通じてさまざまな
人とコミュニケーションを図ることができます。
将来的には、異なったジャンルのクリエイター同士が、それぞれの得意分野を
もちより、新たなコラボレーション作品を生み出すことが可能です。

現在、当サイトに参加していただけるクリエイターの方を募集しています。
詳しい登録方法は以下をご覧ください。
http://www.genesistv.jp/centry.html

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■おしらせ……だからどうしたってことないんですけどね

●デジクリはまぐまぐの『殿堂入りメールマガジン』に選定されました。
コンピュータ・インターネット部門で1位。
http://www.mag2.com/dendo/

●デジクリはオールアバウト・ジャパンの「スーパーおすすめメールマガジン
2003」に選定されています。
http://allabout.co.jp/super/

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■編集後記(3/11)
・我が家の北側の新築の家が姿をあらわした。なんとモダンな、アルミとガラ
スが目立つ家だが、落ち着いた住宅地でみごとに浮いている。北側に二軒の家
が建つので、事前に我が家の北側の窓はすべて目隠しをつけ、境のブロック塀
の上の仕切も新しいものに替えた。これで万全と思っていたら、このモダン家
では南面の大部分がガラスという構造で、我が家の一階のトイレや風呂場の目
隠しの脇から見えちゃうのだ。ということは向こうからも見えるわけで。困っ
たものだ。他人がどんな家を建てようと勝手だが、嗚呼、めんどうだ。(柴田)

・Mさんは出発前に「ツアーといえどガイドブックは持ってくるべし」と言っ
た。同意。ガイドブックごとひったくりにあったらどうしようもないけど、迷
子になったり、ひとりはぐれた時、パスポートを落としたりした時にはガイド
ブックは役立つ。地図はあるし、移動方法や電話のかけ方が書かれてある。い
ざとなれば大使館の場所まで。待機が決まってすぐにガイドブックを開いた。
ホテル周辺に上海動物園があることを知る。待機中だから無理よねと話してい
たが宿泊が決まったんだから、この宿泊のおかげでひとつ観光地を余分に廻れ
たと思いたい。Mさんの姪御さんは小学生。大人ばかりのツアーで大変そうだ
ったけれど、動物園ならと聞いてみたら行きたいという返事。よし行くぞ!と
意気込んだが閉館が16時。ムキーッ!(by NOVAうさぎ)Mさんのダンナさんに
Mさんが遅延の連絡を入れてすぐ、ダンナさんはその航空会社の「日本」法人
に問い合わせた。ほんとMさんといい、ダンナさんといい凄い夫婦だと思うの
だが、この日本法人は「今日はもう飛びません。明日朝に」というような返事
をしたらしい。つまり飛ばないことは、私たちがイライラしながら待機してい
た時には決定していたのだ。なら上海動物園に行けたんちゃうん。ちゅ、中国
って! ツアコン~(怒)! またこんなことがあったら、ツアコン頼らずに
「日本法人」に電話、と。でもって列に並ぶのがイヤなら、日本からの電話を
受けたかったら携帯電話を用意。またひとつ賢くなったわ。あとで旅行業界の
関係者に聞いたのだが、この時期の西安の霧は有名で、西安経由の飛行機を利
用したらリスク大きいというのは知られたことなのだそうで。(hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 「100% Pure Javaプログラミング日記」 1261号。
 「Mac OS X 至高のTips」 1262号。
 「おしえて!! Adobe GoLive 6」 1262号。
 「DTP&印刷ガイドブック」 1263号。

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>;

編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp>
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com>
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com>
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com>

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