[1278] 21世紀の戦争

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1278    2003/03/26.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20775部
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        <我が国にはTRONがあるじゃあないか>

■MKチャット対談
 21世紀の戦争
 笠居トシヒロ&まつむらまきお

■デジクリトーク
 ひとりデフレスパイラル。
 白石 昇

■イベント案内
 <もっと面白くなる、日本映画!>
 光のミュージアム・フェア

■サイト案内
 『ONWAR 戦争について考える』
 アカデミー賞作品「千と千尋の神隠し」でもPhotoshopが活躍!



■MKチャット対談
21世紀の戦争

笠居トシヒロ&まつむらまきお
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かさい: まいど笠居です。ようやく忙しいのが片づいたと思ったら、例によっ
    て例のごとく風邪ひいてしまいました~~(/_;)
まきお: まいど、まつむらですー。なんか仕事以外の雑事で忙しい日々です~
    (^_^;)
かさい: これから本格的に引っ越しの準備をせにゃならんというのに・・・
まきお: 日頃の行いが悪いのじゃ(笑)
かさい: まじめに一所懸命仕事してるのに・・・(/_;)
まきお: 自己申告なところがあやしい(^_^;)。しかし、おっちゃんが風邪ひこ
    うがどうしようが、世の中はえらいことになってきたねぇ
かさい: アメリカの予告通りに、イラク攻撃が始まってしまったね
まきお: 今回の戦争はどうもスッキリしないね。納得でけんというか
かさい: 納得というか、理解できないという感じですわ。なんであんな無理か
    ら戦争しかけるんだろう
まきお: 危険な国(独裁者)だから、という理由だよねぇ。ただ、それならな
    んで12年間ほっといたの?ということで、表向きは今はいってないけ
    ど、やっぱ9.11ってことなんだよね?
かさい: きっかけはそうだと思う<9.11 しかし、12年間ほっといたつーか、
    イラクを軍事大国に仕立て上げたのは他ならぬアメリカだったと思う
    がなあ
まきお: その責任かしら? で、またややこしいのが、日本がアメリカを支持
    してることね
かさい: 責任感じて、って感じには見えないっす。身勝手としか思えん。 で、
    日本のアメリカ支持だけど、これも納得はできないです
まきお: ぼくは日本の支持は納得したくないけど、納得しちゃう部分はあるん
    だよね
かさい: それはどういった部分でかな?
まきお: もしも僕が総理大臣でも、支持せざるを得ない、というのはわかる、
    という意味ね。朝鮮半島の問題ね
かさい: 対北朝鮮問題ね。韓国も世論に反してアメリカ支持を打ち出してるし
    どうしようもない部分があるのはわかるけどね
まきお: 誤解されないように言っておくけど、これは小泉さんを支持している
    わけではないんよ。日本の自衛力ってのは、米軍ナシでは成立しない
    わけでしょう? それゆえに、ちゃんと道理を通せない、という状況
    ではあるよな、と
かさい: わかるっす。だからこそ、まず前提としてそのことをハッキリと国民
    に告げるべきじゃないのか、と。さもアメリカに対して意見できるよ
    うな事を言わないで欲しかった
まきお: それ言うと、アメリカのご機嫌損ねるのと、じゃあ軍備増強という話
    だとアジアの反感を買うという事情もあるわな。で、もちろん戦争は
    反対、民主主義の世界で、暴力で言うことを聞かせる、というのは間
    違いなく非難されてしかるべきなんだけど、自衛力というのはやっぱ
    一人前の国家としては必要なんだなぁとは思ったです。もちろん、
    「戦争の放棄」は理想としてはいいんだけど、じゃあ攻めてこられた
    ときに、日本は無条件降伏します、ってことでみんな納得できるなら
    いいんだけど
かさい: 他の国に頼らなくても、自国民の命を守れるだけの力は持っていない
    と、正当な意見も出せないって事か
まきお: ある意味、社会主義、共産主義が理想としてはいいけど現実とはずれ
    ちゃったというのと似てる気はする
かさい: 理想論だけで政治が成り立つとは思ってないっす。理想に近づけよう
    と努力しても、現実的には難しいことが多いのもわかる。わかるんだ
    が・・・

●おかしな自粛ムード

まきお: 今回は日本にせよ、アメリカにせよ、国際的にせよ、考えがまとまっ
    てないよねぇ
かさい: どの指導者も説明不足の感は否めないね。まあいろんなしがらみがあ
    って明言できないことも多いんだと思うけど。。
まきお: 一応武装解除、査察協力をしているのに、それじゃダメって撃っちゃ
    うのってのはヤな感じ。で、まぁそういうのは置いておくとしてです
    な、ちょっとデジクリ的にいくつか気になったことがあって。
かさい: デジクリ的に、ですか。それは?
まきお: ひとつはね、マスコミがいろいろ自粛している点。「踊る大捜査線」
    の映画第二弾のサイトで、レインボーブリッジが爆破されている予告
    編映像があったんだけど、公開中止されちゃったし、今やってるガ
    ンダムはまさに戦争やってるんで、なんか配慮するらしいとか...
かさい: なんだか色々おもしろくない現象だね
まきお: 9.11や阪神大震災の時ほどではないけど、なんかすっかり自粛っての
    が定番化しちゃったでしょう? これってどうなんだろうと。
かさい: 創作を行う側としては、作品を面白くするために真面目に取り組んで
    の結果なら、自粛という風潮に流されるのはナンセンスだと思うよ。
    もちろん、それを公開するからには、見た人に対する責任は負うべき
    だと思うし、スポンサーやクライアントにとって不利益になる要素が
    明確にあるのなら、公開を見合わせるというのも致し方ない場合もあ
    るけど「なんかあるとめんどうだから、とにかく自粛。臭いものには
    蓋を、長いものにはまかれろ」的なやり方は面白くない。
まきお: それを見て、不快に思う人がいる、といういことなんだけど、それを
    いっちゃあ、全ての表現・言動は成立せんわなぁ。もちろん、特定の
    個人を侮蔑したりするような表現はあかんけど
かさい: 特定の個人と言えば、数か月前に、ブッシュ大統領を揶揄したカート
    ゥーンが、英国で放送禁止になったってのがあったね。あれはどうな
    んかな?
まきお: BBC制作のレッドドワーフでは、 ガンジーをあしげにするってブラッ
    クジョークがあったけどな(^_^;) アメリカでも、反戦発言した映画
    俳優が降板させられたり、歌手に対して不買運動が起きたりしてるら
    しい
かさい: 政治家がカートゥーンやカリカチュアで揶揄されるのは当たり前こと
    だろう? 公人としての責務に対する世論の現れなんだからさ
まきお: うん、イギリスって国はそういうのは好きだと思ってたから意外でし
    た。これも、発表する側がびびった、ってことだよねぇ
かさい: そうそう。これを自粛しなければならなかったり、世論を代表する立
    場で発言できるアーティストに対して弾圧ともいえる仕打ちがあるっ
    てのは、これはもうファッショ以外の何物でもないよ
まきお: 難しいんですよ、これは~。小説や映画はね、いいと思うの。見る自
    由、見ない自由ってのがあるから。ところがTVや雑誌、広告は避けよ
    うとしてもガンガン入って来ちゃうでしょう? 当然、「不快になる」
    という意見が出てくるのは理解できるんよ
かさい: うん、それはさっきも言ったように、公開するからには作品に対して
    の責任とか、スポンサー側のメリットデメリットは当然考えるべき。
    でも、それはあくまでも制作側の自己判断であるべきで、作った後で
    世間の状況が変わったから自粛、っていうのはおかしいんじゃないか、
    ってことね
まきお: なんちゅーかねぇ。たとえばSTARWARSなんか、大好きなわけですよ。
    だからといって戦争好きではないし、怪獣映画は好きだけど、大地震
    や災害をおもしろがるつもりはないよね
かさい: ないない(^^;)
まきお: ないけど、阪神大震災の直後にガメラを見ながら、これを素直にすげ
    ーと言っていいんだろうか、というなんちゅーか、後ろめたさはあっ
    たのね。実際、痛々しかったし
かさい: うーん、確かにそういうのはあると思うけどね
まきお: たとえばバクハツとかやってて、不謹慎だって言われて、そりゃあ、
    不謹慎なわけよ、エンタティメントのバクハツなんだから
かさい: 世間の「良識」ってのは、えてして身勝手なものだからね・・・
まきお: もちろん平和な時には問題ないわけで、だから平和になってもらわん
    と困るんやけどね。なんちゅーか、どうも、無力感に襲われるよねぇ
かさい: 我々には何の力もないって思い知らされる、つーことか

●話を聞け、アメリカ

まきお: とりあえずね、戦争反対、と表明することは重要だとは思うのだが
かさい: 表明したところで、世界情勢に何か影響を及ぼすことはできないわな
まきお: そうは思わないけどね、つまり、黙っていることは、肯定してること
    だから
かさい: 黙ってるつもりはないし、可能性が0%だとは思わないけど、限りな
    く絶望的に低いなあと思ってしまったよ
まきお: 今回のアメリカのやり方を見るとねぇ~、99%反対でも、やっちゃう
    みたいな。戦争反対を叫ぶより、話を聞かないコトを非難すべきだな
かさい: そうなんよ。今回の戦争が始まる前に、世界中で大規模な反戦運動が
    あったにもかかわらず、これだからね・・・
まきお: しかも、この時期にどうしても、という明確な理由がないから。うー
    ん、アメリカの言う民主主義ってこういうのなのかねぇ? もともと、
    好きではないのだが、アメリカ
かさい: もっとわからないのは、攻撃開始前に50%程度だったアメリカ国民の
    ブッシュ支持が開始後70%以上に跳ね上がってることだなぁ
まきお: わからん(^_^;)。あと、わからんのはどうしてこう、人間(ちゅーか
    オトコ)って、こう好戦的なんだろうね、フィクション、ノンフィク
    ション含めて
かさい: 力こそ正義、みたいなところは確かにあるな。一個人から国家レベル
    に至るまで。本能論で片付けちゃいかんのだろうけど
まきお: 力に限らずさ、すぐ勝負つけたがるじゃない?
かさい: うん、暴力に限らずよ<力 経済力しかり、能力しかり・・・ 優劣
    ハッキリさせないときがすまない、みたいな(^^;)
まきお: STARWARSや指輪みたいな勧善懲悪のフィクションでも、あれはテーマ
    が正義で、それを表現するための闘いの描写、ということにたてまえ
    はなっているが、実際は戦争を描くための方便としての勧善懲悪、と
    いう面があるんじゃないかと
かさい: 正義というのは一つじゃないから・・・っていうことだね
まきお: 帝国軍の士官にも家族はいるだろうに....となってくるとまた自粛ム
    ードになっちゃうのだが(^_^;)。フィクションをフィクションとして
    楽しめるのが文化というものだと思うのだけどねぇ
かさい: そうだよー。でも、このまま「アメリカの正義」が正当化される世界
    になると、本やビデオがまとめて焼かれるようなことにもなりかねな
    い気がして怖いです
まきお: アメリカになんか圧力かけてみるかね?
かさい: どうやって?(^^;)
まきお: MacもWinもアメリカ製だよん
かさい: コンピュータを使うの止めるって事か?
まきお: 我が国にはTRONがあるじゃあないか
かさい: うげ(^^;)
まきお: ある意味、えらいよな、TRONにせよ、H2ロケットにせよ、国産にこだ
    わるというのは
かさい: うーん、偉いかもしれんが圧力まではちょっと・・・(^^;)
まきお: いやいや(^_^;)最初言ってたみたいにね、やっぱできるかぎり自立し
    ていることがさ、オトナとして扱ってもらうのに必須だろうなぁと
かさい: そうやな、えらそうなこと言っても、親に頼ってる限りは子供は子供
    としてしか生きられないもんなぁ
まきお: FlashやめてEVAアニメーターにしようかな.....
かさい: EVAはTRONで動くんか?(^^;)
まきお: あ(^_^;)
かさい: あかんがな(^^;)
まきお: あー、それより国家という枠組みをなくした方がいいかもなぁ
かさい: 一つ考えたことがあってね
まきお: なになに?
かさい: 生まれた場所によって母国を決めるのではなくて、自分で判断できる
    年齢になったら、自分の主義主張に合った国家元首が運営している国
    に国籍を移せる制度を設けたらいいんじゃないかなーと
まきお: いや、移住は考えちゃうねぇ。フランスとか、ラテン系の国がいいな
    ぁと
かさい: オレはスイスあたりがいいなあ。でも移住って簡単じゃないよね。国
    籍を簡単に移せるようにしても、移動が大変。引っ越しを目前にして、
    身に染みて思うよ(^^;)
まきお: 言葉の問題も大きいねぇ。テレポーテーションとテレパシーが日常的
    な技術になったとして、もし、人類がそれらの能力を最初からもって
    いたら、ここまで進化しなかっっただろうという話もあるけど(^_^;)
かさい: 進化しなかったとしても、戦争になる確立も格段に減ったのじゃない
    かしらん? たぶん。どっちが幸せなのかねぇ・・
まきお: インターネットが国境を越えて情報を運ぶようになったことが、平和
    な世界につながっていけばいいんだけど
かさい: よー考えたら、インターネットも元々は戦時における通信手段の確保
    として考案されたシステムだよなあ・・・
まきお: 使う側の良識を信じたいね
かさい: 最初はどうあれ、ネットは学術目的~娯楽・ビジネス目的メインに発
    展していってるんだから、今後もそうあり続けることを信じたいっす
まきお: この戦争がおさまったとしても、今回のことはちゃんと覚えておいて
    どうすればいいかを日常的に考えなきゃ
かさい: だね。とにかく今は、少しでも早くこの戦争が終わって欲しいです。
まきお: 戦争はスクリーンの中だけにしたいっす~

【笠居 トシヒロ/WEB&グラフィックデザイナー】
大量殺戮兵器を保有する独裁者、とサダム・フセインを「ヒトラー」に例えて
非難するブッシュ大統領の演説を観て、「お前もたいして変わらへんやん!」
と思わずテレビにツッコミを入れてしまった。この記事が載るころには、戦争
が終結しているといいな。
<http://www.mad-c.com/>; <mailto:kasai@mad-c.com>

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
武力が火だとすれば、文化は水。深く静かに浸透し、やがて大きな力になる。
<http://www.makion.net/>; <mailto:makio@makion.net>

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■デジクリトーク
ひとりデフレスパイラル。

白石 昇
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白石昇です。書店の仕入れ担当様がおっしゃるところのきっかけとは、マスコ
ミで報道されることなのだそうです。この本なら取り上げてくれると思います
よ新聞社の文化部に行ってみて下さい、と仕入れ担当者様はお気軽におっしゃ
います。

有り難うございました行ってみます、と言って書店をあとにしたものの、僕に
はこの長崎市内のどこに新聞社があるのかさっぱり存じ上げないのです。なに
しろ僕は十八の歳まで長崎市外の町で育ち、それから千葉バンコクと二カ国の
首都圏に居住していたので、長崎にはこの十年以上の間、出稼ぎで三回しか帰
っておらず、通算一年ほどしか居住していないのです。

そうなのです生まれ育った町を含めて僕はもう、どこに行っても外国にいると
いう感じなのです。いやんもうどこなのあたしの約束の地は。

そういうわけなので僕はとりあえずその書店があるショッピングモールの公衆
電話機まで向かい、イエローページで新聞社の住所を片っ端からメモ帳に書き
取ります。これで準備万端です。よくよく考えると万端でもなんでもない気が
しますが万端だと思うことにします。思わなければやってられません。

ショッピングモールを出ると、道の向こう側にタイマッサージの店が見えまし
た。万端な僕は迷うことなくその店に入ってすみませんこの本ここで売ってく
れませんか? と言うような主旨の商談を持ちかけました。タイ人がいるのな
ら国民的藝人であるノート=ウドム・テーパニットの本が翻訳されたことを喜
んでくれるはずなのです。

しかし、お店の方は、エロ本の表紙をみるなり、うちそういうのお断りしてる
んです、とおっしゃいました。日本人です。泰国籍の方などひとりもいらっし
ゃいません。おかしいなあ、看板といい店の名前に添えられた泰文字といい、
明らかにこの店はタイのエキゾチックさをウリにしてるのになあ、と納得が行
かないまま僕は店を追い出されると、そのまま新聞社に向かいます。

しかし万端だったはずの僕の精神状態も歩いて新聞社が近づくにつれて徐々に
不安というものをまといはじめます。このように宣伝や営業のために歩き回っ
て認知度を上げていかなければならないとすると、交通費だけでも一体どれく
らいの費用がかかるのでしょう、と僕は考えはじめていたのです。たとえ全部
売れるとしてもその売り上げでその費用をまかなうことは困難なのです。

ましてや東京で売ることなど夢のまた夢なのです。安くしすぎた故ににっちも
さっちもどうにも行かなくなってしまっているのです。どうやら僕はこの一年
半近くの間、安くお客様に喜んでいただける商品を提供することだけを考えて
いて、それをどう流通させるかをあまり考えていなかったようなのです。とい
うよりそもそも流通、というものをなめていたようなのです。

僕のエロ本を全国に流通させるには、とりあえず書店の販売実績というものが
必要です、しかし僕は費用がないためにこの長崎で実績を作らなければならな
いのです。しかしどう見てもタイ寄りであるタイマッサージ屋さんに追い出さ
れるこの商品が、実績のきっかけとなるはずのマスコミに簡単に取り上げられ
るかどうかは難しい問題だと思うのです。

僕の万端な精神状態がしだいにもの凄く小さいものになりかわってしまった頃、
僕の目の前に某新聞社長崎総局の入口が現れました。僕は一瞬引き返そうかと
思ったのですが、結局その扉を開けたのです。         (つづく)

【しらいしのぼる】hinkaw@chan.ne.jp
言語藝人。昭和44年5月1日長崎県西彼杵郡多良見町生まれ。『抜塞』で第12回
日大文芸賞を受賞。訳書にノート=ウドム・テーパニット『エロ本』。現在エ
ロ本屋仮店舗店長。

次の仕事が迫っているので、エロ本屋仮店舗あと二ヶ月ほどでいったん閉店す
る予定です。宜しかったら御注文下さい。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/erohonyakaritenpo.html

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■サイト案内
『ONWAR 戦争について考える』
http://www.realtokyo.co.jp/japanese/war01.htm
───────────────────────────────────
複数ウェブサイトが「ゆるやかに連動して」行っている『ONWAR 戦争につい
て考える』プロジェクトへの参加サイトが300を突破した。著名作家、音楽家、
デザイナーなどに加え、多数の一般個人サイトが参加。連日「参加希望」が殺
到しているので、今後もどんどん増えてゆくものと思われる。

・企画趣旨
http://www.realtokyo.co.jp/japanese/column/ozaki56.htm

・仏紙リベラシオンに紹介された。
http://www.liberation.fr/page.php?Article=97782

●『WASP セールスプロモーションとしての戦争』
また、REALTOKYOの独自プロジェクト『WASP セールスプロモーションとして
の戦争』では、応募作品の掲載を始めた。審査員のひとりでもある駿東宏さん
フランスの女性アーティスト、カティ・ラポルトさんの作品など、今のところ
3点。今後は、超豪華な審査員(著名デザイナー、アーティストら)の作品を
掲載するという。
http://www.realtokyo.co.jp/japanese/wasp.htm

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■イベント案内
SKIPシティ・フォーラム vol.1
<もっと面白くなる、日本映画!>
http://www.skipcity.jp/event/
───────────────────────────────────
2003年2月にオープンした「SKIPシティ」では、今後、クリエイターの制作環
境を積極的にサポートすべく、柔軟に活動していきます。そのひとつの試みと
して、インキュベート施設を中心とした「セミナー」「フォーラム」「シンポ
ジウム」という、クリエイターを志向する人の創作意欲を存分に刺激する「場」
を多層的なスタイルで皆様にご提供していきます。クリエイターのための情報
発信ベースを目指すSKIPシティの活動に、どうぞご期待下さい。

さて、今回は3月に開催されるイベントをご紹介します。29日(土)には<も
っと面白くなる、日本映画!>と題して、映画プロデューサーの椎井由紀子さ
んをお招きして、一連の阪本順治監督作品の制作秘話や、日本映画の未来、最
新作のお話などを興味深くお話いただきます。ナビゲーターは、DJ、映画・音
楽のパーソナリティとして大活躍中の襟川クロさん。パワフルな女性2人のト
ークにどうぞご期待下さい。(以上、主催者から)

日時:3月29日(土)14:00~16:00
会場:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 1F HDスタジオ
参加費:無料
定員:50名(先着順・事前予約制)サイトから申し込める
※締切後でもたぶん大丈夫でしょう(?)

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■イベント案内
大阪市立科学館・大阪市立芸術創造館主催
光のミュージアム・フェア
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/
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光をテーマに、科学館のサイエンス・スタッフとアーティストのコラボレート
作業を展開。光の美しさ、おもしろさを追求する、インタラクティブ・サイエ
ンス・アート光のミュージアムフェア、科学館のイメージを広げる新しい試み。
会期:3月18日(火)~30日(日)9:30~16:45
   レーザーショー 15:00と16:30から約20分間
会場:大阪市立科学館(大阪市北区中之島4-2-1 TEL.06-6444-5656)
観覧料:展示場(企画展示「光のミュージアム」を含む)大人400円、学生300
円、中学生以下無料/レーザーショー:300円(一律)
*
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■サイト案内
コンテンツ:アカデミー賞作品「千と千尋の神隠し」でもPhotoshopが活躍!
http://www.adobe.co.jp/digitalimag/features/ghibli/
───────────────────────────────────
アドビ システムズ社のサイト。
第75回アカデミー賞長編アニメーション賞を獲得した、宮崎駿原作・脚本・監
督、スタジオジブリ制作の「千と千尋の神隠し」。米での興行成績よりも、そ
の品質が高く評価されたこの作品で、スタジオジブリはフルデジタルのワーク
フローを確立。Photoshop、After Effectsもその重要な役割の一端を担った。

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■編集後記(3/26)
・一雨ごとに春が来たってかんじで、今日もあたたかい。桜の開花予報では週
末にはわが地域も満開と出ていたが、今朝の散歩のとき確かめた神明社や公園
の桜のつぼみはまだ固い。でも、このあたたかさなら本当に満開になるかもし
れない。昨年は戸田市の川辺の桜スポットを楽しんだが、今年は見沼が加わる。
昨年夏に下見に行った、というのはうそで、もっとも見沼らしい景観を見にサ
イクリングしたとき桜並木を見つけたので、よし来年は来るぞト決意したので
あった。今週末から来週は、楽しいことで忙しくになる。わくわく。(柴田)

・4時まで仕事。限界なので寝る。6時、家の前の青空駐車場から騒音。エンジ
ンがかからないらしく30分以上キリキリいわせていた。その音が夢に侵入して
きて、目覚めが悪い。食事をするが、お腹がいっぱいになると眠くなってくる。
仮眠をしようとベッドに戻る。10時、取引先からの電話で起こされる。寝過ご
した。ベッドの中でつとめて明るく挨拶をするが、寝ていたことがばれる。ト
ラブル発生と聞いてブルーになる。客先で作業する必要があるので予定を組む。
あーあ、今日も自宅で仕事。往復の移動時間を節約し時間を稼ぐため。マシン
を立ち上げメールチェック。以前仮納品していたもののOKが出たらしい。やっ
とか。なので納品作業。先のブルーな仕事関連で電話が入る。デジクリや写真
を楽しむ生活関連を島田氏にお願いする。島田氏には請求書発行も依頼。あれ
とこれとそれの請求書を取り急ぎ。金額ちと寂しい~。打ち合わせがしたいと
連絡が入る。仕事だ~(喜)! うーむ、今月はもういっぱいいっぱいなので、
打ち合わせは来月にまわせないか…。別件の連絡も入る。今日中ね、ラジャー。
請求書関連で行き違い。対策を練る。作業中の仕事が3件。そのうちの1件の作
図を島田氏に頼んでおいたのでチェックし修正。こことあそこと。こういう場
合、次回からはどうするか。うーむ。別件で電話が入る。富山でうち合わせを
することになるかも。富山って行ったことないよな、と思ったが黒部ダム。行
ったことないところで打ち合わせってないかな。食事をしながら仕事。8人死
亡、長期化か、だと? アップ連絡を入れた後、私用電話が入る。雑談しなが
ら単純作業。ベルちゃんからシウバだって。連絡が入る。明日クライアントチ
ェックで。了解。彼女の仕事が遅れ気味なので謝ると、寝てくださいねという
優しい返事が。嬉しいが甘やかしたらあきまへんえ。でも甘えちゃおうか。明
日の後記を書かねば。ネタないなぁ。あ、5時。寝なきゃな。(hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 CGのためのグラフィックバイブル「人体のしくみ」 1269号。※
  ※締切日を間違えて掲載しておりました。締切は3月26日(水)14時です。
 「2色印刷 デザイン&テクニック」 1270号。
 Dreamweaver MX 至高のTips集 1274号。
 Adobe InDesign 2.0マスターブック 1274号。
 Web Site Design vol.7  1275号。
 DTP必携 改訂版  1276号。
 Web制作演習 Basic Studies  1276号。

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編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp>
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com>
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com>
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com>
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