[1303] 一九七〇年四月の孤独

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1303    2003/05/09.Fri発行
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        <一ヶ月近く誰とも話をしていなかった>

■映画と本と音楽と… 168
 一九七〇年四月の孤独
 十河 進

■かりん島
 芸に身を助けられてる
 北川かりん

■展覧会・セミナー・イベント案内
 タイムトンネルシリーズ Vol.17 宇野亜喜良展「われに五月を」
 ロクナナ5月の講座
 「Short Shorts Film Festival 2003 in OSAKA」特別試写会 ご招待
 第14回イメディオサロン 福井信蔵氏 講演



■映画と本と音楽と… 168
一九七〇年四月の孤独

十河 進
───────────────────────────────────
●電車の中吊り広告に自分の顔

首都圏の電車の吊革に、一年近く僕の顔が出ていたことがある。最近はあまり
やっていないが、吊革を包むようにした広告があった。電車に乗って吊革を掴
むと目の前に広告があるという仕掛けで、一時期はずいぶん使われていた。そ
の吊革広告に僕の顔が印刷されていたのである。

最初は、中吊り広告に出るだけという話だった。僕が作っていた雑誌のデザイ
ナーに頼まれたのだ。彼はアパート・マンション情報の広告の仕事をしていた
のだが、ある時、大勢の一般人を使った広告展開をすることになり、僕は「30
過ぎたが、まだ賃貸住宅にしかいられないサラリーマンの顔」ということで出
演することになった。何となく情けない設定である。

撮影は原宿のカメラマンのスタジオで行われた。カメラマンは浅井慎平さんの
一番最初のアシスタントだった横井隆和さんである。僕は6×6サイズのハッセ
ルブラッドでポートレートを撮られるのは初めてだったが、「どうせなら田園
調布に住みたいぞ!」などと自ら声を出して表情を作った。

それからひと月ほど経ったある朝、僕は通勤電車に乗った途端に「ゲッ」と声
をあげそうになった。そのまま顔を伏せて連結器のところへいき、ずっと下を
向いていた。身体がカッと熱くなった。恥ずかしさに加え、どことなく誇らし
さが混じったような複雑な気分だった。

アパ・マン館の中吊り広告には数人の顔がキリヌキで配置され、それぞれにコ
ピーが付いていた。僕の顔は最も大きく扱われ「田園調布のアパ・マン館で部
屋を探しました」という吹き出しがあり、「十河進・34歳・雑誌レポーター」
と本名が出ていたと記憶している。しかし、田園調布にアパ・マン館があると
は信じがたかった。

その頃、僕はカメラ雑誌の編集部にいて毎号、実名で体験レポートをしていた
ので、デザイナーのKさんが悪ノリしてそんな肩書きにしたのだ。僕は恥ずか
しくはあったが、その中吊りの下にいって立ってみたいという悪戯心も芽生た
ものだった。

しかし、中吊り広告が出たのは二日間だけだったので、誰も気付かなかったよ
うだ。同じ編集部の人たちは知っていたが、会社の他の部署の人から「中吊り
で見たよ」とは言われなかった。ホッとした反面、少し期待はずれだった。

ところが、それから数ヶ月してデザイナーのKさんから電話があった。「あの
キャンペーン、好評だったから吊革広告にして長く続けることになった」と言
う。「ソゴーさんの顔は好評で、メインで使いますから」とKさんは続けた。
好評? 素直には喜べなかったが、結局、僕は納得させられてしまった。

その結果、僕の顔が山手線、総武線、中央線、西武線、田園都市線など首都圏
のほとんどの電車の吊革にぶら下がることになったのだ。路線によってコピー
は書き換えられていて、田園都市線では「田園調布のアパ・マン館」で部屋を
探したことになっていたが、山手線では「日暮里のアパ・マン館」になってい
た。日暮里は何だかなあ、と思った。

二ヶ月ほど経った頃からポツポツ反応が出始めた。あるメーカーの人に会った
時に「あれ、まさか、と思ったけどソゴーさんだよね」と念を押された。別の
人には「電車を降りようと吊革を掴んで立ち上がったらあんたの顔があって、
驚いていたら電車を乗り過ごした」と逆恨み(?)されたこともある。

しかし、慣れというのは怖ろしい。最初のうちは照れていた僕も、半年も経つ
頃には電車の中に自分の顔があることが当たり前になり、一度、家族と山手線
に乗った時には三歳になったばかりの娘に「これは誰だ」などと指さすまでに
なった。その時、娘は「パパだあ~」と大きな声で叫んだ。

●思わぬ再会を導いた吊革広告

それだけ長く顔が出ていると予期せぬ効用もあった。十年以上会っていなかっ
た人から電話がかかってきたのである。その人は「電車の中で見て気になって、
気になって、確かめたくてあちこち電話して、ようやく連絡先を聞いたのよ。
あれ、ソゴーくんでしょ」と言った。

電話をかけてきた人は僕の高校時代の仲のよかったガールフレンドのお姉さん
で、静さんといった。ずいぶん会っていなかった。彼女は結婚し子供ができて、
故郷へ帰っていたのだが、夫が東京に転勤になり数年前から再び東京住まいな
のだという。

その静さんの声を聞いた途端、僕は18歳で上京したばかりの頃を甦らせた。ま
ったく受験勉強をしていなかったくせに自惚れて、高望みの大学ばかりを三校
受験し、すべて落ちてしまった僕は親に無理を言って(というより親を騙して)
東京の予備校に通うことを認めさせた。

予備校は早稲田にあったが、その予備校経由で申し込んだ下宿に入るのがいや
だった僕は、これも親を騙してどこかの安アパートを借りることにした。しか
し、母親は心配し自分がアパートを探すと言い出し上京した。母親は、板橋駅
近くの滝野川神社の神主の家に嫁いでいるという叔母に会いにいき、その近く
の安アパートを勝手に契約してしまった。

母親としては叔母をお目付役にしておきたかったのだろうが、何十年も会って
いなかった姪が突然やってきて「息子を頼む」と言われても、その叔母という
人も戸惑ったことだろう。部屋が決まった後、僕は一度だけ、母の叔母に挨拶
をさせられた。母は「きちんとした人だから」と言い、僕に学生服を着せた。

アパートは板橋駅から東に向かって真っすぐに歩いた明治通りの少し手前にあ
った。大家の家の脇の細い路地を入っていくと裏手に「すみれ荘」と看板がか
かっていた。路地沿いに大家のおばあさんの部屋があり、いつも窓が開いてい
ておばあさんがアパートの出入りを監視するように座っていた。

アパートは一階に六畳が2部屋あり、二階に四畳半が4部屋あった。一階には水
洗トイレがふたつと広めの洗濯場と共同の炊事場があった。二階には廊下の隅
に半畳ほどの炊事場があった。ただし、ガスコンロはひとつだけしか設置され
ておらず、煮炊きをするにも順番を待たなければならなかった。

部屋は四畳半だけで何もない。そこに僕は家から持ってきた布団袋と本を詰め
た段ボール箱をふたつ収めた。母とふたりで近所の商店街にいき、机と椅子と
小さな本棚を買った。自炊が基本になるから、茶碗と箸とお皿を一枚、鍋をひ
とつと包丁とまな板を買った。

1970年4月3日、東京での一人暮らしを始める時の僕の持ち物はそれだけだった。
その夜、僕は敷き布団にくるまり母は掛け布団にくるまって眠り、翌朝、起き
ると母は「きちんと勉強するんだよ」と言いおき、僕をまったく信用していな
い気持ちを露わに見せながら帰っていった。

●誰とも会わなかった一ヶ月間の経験

初めての一人暮らしは、解放感と同時に僕を心細くさせた。生活のペースもつ
かめなかったし、生活費の感覚もわからなかったから僕は鍋をガスコンロにか
けて米を炊き、簡単なおかずを買ってきて食事をすました。汁碗がなかったの
で、ジュースの空き缶に具のまったく入らないみそ汁を入れて飲んでいた。

部屋代が七千円。食費が一日二百円として六千円。風呂代やらその他の費用で
五千円。定期代が数千円。ひと月を二万円ほどで暮らした。手持ちの金が心細
くなると、なめたけの瓶詰めを買ってきて、それだけをおかずに数日を過ごし
た。それでも栄養が気になったのか、牛乳パックを買ってきて飲んだ。冷蔵庫
がないので買ってきた牛乳が傷むのじゃないかと思い、ワンパックを一度に飲
んで腹をこわした。

予備校には入学式以来とりあえず通っていたが、大きな教室の隅でいつもひと
りでいた。知り合いもいないし、誰が話しかけてくるというのでもない。バス
代を倹約して高田馬場から早稲田まで歩いて授業に出、帰りは古本屋を覗いた
り早稲田松竹の看板を見たりしながらブラブラする。高田馬場駅前では芳林堂
に毎日のように寄っていたが、新刊は買えなかった。いつもひとりだった。

気がつくと僕は、一ヶ月近く誰とも話をしていなかった。

もちろん窓から出入りを監視している大家のおばあさんに挨拶くらいはしてい
たが、そんなものは会話ではなかった。家族から離れ、友人もいない。ぼくは
どんどん自分自身の孤独の中に埋没していきそうだった。このままずっと、も
う自分は誰とも話せなくなってしまうのではないかと思った。

僕はやたらに手紙を書いた。高校時代のそう親しくもなかった級友にも手紙を
書いた。多くが京都や大阪の大学に進んでいたのだ。親しかった級友たちから
はたまに返事がきたが、一方的に手紙を出した相手からは返事はこなかった。
相手も迷惑だったに違いない。

僕は普通の手紙を書いていたつもりだったが、やはり、誰とも話をしない一ヶ
月ほどの時間が僕をおかしくしていたのかもしれない。あの頃書いた手紙が出
てきたら、僕はきっと「アルゼンチンまでもぐりたい」と思うだろう。僕は自
分の生な気持ちを無警戒に書き散らしていた。

そんなある日、大家さんが電話だと呼んだ。呼び出し電話がいやだったので、
電話をかけないように実家にも言っていたから電話の相手に心当たりはなかっ
た。僕がすぐ横にいる大家のおばあさんを気にしながら受話器を取ると、いき
なり明るく屈託のない声が聞こえた。

──私、静。京都のノリから電話があって、ソゴーくんの様子を見てくれって
いうのよ。今度の休みに遊びにきて。手料理、ご馳走するから。そこからだと
新宿へ出て、丸の内線で中野坂上。そこで三両の電車に乗り換えて終点。着い
たら電話して。呼び出しだけど共同電話だから。番号は……

京都の美術大学に進んだ高校時代のガールフレンドに出した手紙に何を書いた
かは覚えていない。しかし、彼女は何かを感じたのだろう。僕の精神的危機を
読み取ったのかもしれない。勘の鋭い女だったし、姉御のような気っぷも持ち
合わせていた。「また、あの女々しいソゴーが」と彼女は思い、東京にいる姉
に電話したのだ。

初めて静さんを訪ねた時は、五月の連休だった。四月の孤独から解放された記
念の日だった。僕は眩しい初夏の陽光に照らされて方南町の街角に立った。一
年後に、その町に自分が住むことになるとは予想もしていなかった。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
出版社勤務。職種が変わったので、ウィンドウズXP搭載のノートパソコンを購
入。エクセル使いになるべく本も買い込んだ。会社のマックをOSXに切り替え
た。OSXはウィンドウズに凄く似ているのに気付いた。自宅での原稿書きは従
来通りOS9.2だから、段々ややこしくなる。

旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

竹内敏信ギャラリー&オリジナルプリント
http://www.genkosha.com/gallery/photo/

玄光社WebSite
http://www.genkosha.co.jp/

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■かりん島
芸に身を助けられてる

北川かりん
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商業デザインの世界で飯を食ってもう10年以上が過ぎようとしている。自分の
やりたいクリエイティブ稼業で飯を食えるようになりたいと思いつつも、中々
自分の作品だけでは食べていけず、私は週3日でメーカーの内製化スタッフと
して出稼ぎにでている。

初めの頃は意気まいて会社勤めをやめたものの、結局は働きに出ている自分が
情けなかったが、芸は身を助けるとはよくいったもので、今までやってきたデ
ザイン稼業が結局自分を助けてくれている。

そして、今までデザインの世界にどっぷり浸かっていたつもりだったが、井の
中の蛙で何も分かってなかったという事を最近感じているのだ。それはとても
プラスな方向を向いている。

今の仕事は末端のお客さんが実際に使う販売促進用のPOPを作成する業務なの
だが、こんなの朝飯前さと軽い気分でやっていた。

普通、一般のお店の人がデザイン事務所にわざわざ依頼する事って少ないと思
う。どういうルートで依頼するのかも知らない人の方が意外と多いんじゃない
かな? 私が担当するお客さんは正にそんな感じで、軽い気持ちで仕上げたデ
ザインにも異常に感動してくれる。

そりゃそうだろう、パンチパーマのオヤジが画用紙にマジックで自分で書いて
いたのと比べりゃ、どんなのだってよく見えるだろうよとも思うのだが、そん
なに感動してもらえると、正直いって私も嬉しいのである。

そいでもって、売上が伸びたなんていってもらえると、さらに嬉しいのである。
私は自分の売上を伸ばす方法は全くわからないけど、他人の売上を伸ばす方法
は考えるのは割りと好きな方で、喜ばれると調子にのって又新しい方法を探し
てみたくなる。

自分の事は棚に上げておきながらも、他人のアラはよく見えるじゃないの。私
はそういう粗探しが大好きな歪んだ性格なのだ。

ずっとデザイン事務所や企業内の企画担当とかいう立場にいて、末端の実際に
使うお客さんとこんなに関わった事はなかった。カタログを作成しても、この
カタログで成約率が伸びたとか減ったとか、数字で感じる事はあっても、実物
の人間と会話する事はなかった。

特に大阪から横浜へ越してきて、誰も知らないこの土地で、自分の今まで身に
つけてきた芸というのか、仕事を通じて新しい人と知り合って交流ができてい
くという事が何よりも嬉しいのだ。

今まで、仕事をやってあげてんのよ! ってな傲慢な気持ちがどこかにあった
ような気がする。でも、こうやって自分の仕事がわずかながらも、誰かの役に
立ててるのかなーと思うと、何だか嬉しいし、今までのスカシテタ自分が気恥
ずかしく思える。

一ヶ月もすればすぐに捨てられちゃうPOPだけど、大して他人に自慢できるよ
うな仕事でもないけど、大袈裟ながら自分がデザイン業をやっている意味とい
うのを教えてもらってる気がしてる。まあ、本当のところ意味なんて別に必要
ない気もするんだけど。

私にとってこの仕事は誰かと関わりを持つ為の手段なのかもしれないなと最近
思っている。それは、デザインだけじゃなくて、作品制作に関してもそうなん
だけど、展示や制作の途中でたくさんの見知らぬ人と知り合ったり、それがた
とえ一瞬だとしてもクロスする瞬間が連続的につながって現在にたどりついて
いる。

私が新しい土地に来たから余計に強くそう思うのかもしれない。不安な孤独な
状態から、新しい交友関係が生まれる喜びがそう思わせるのかもしれない。

時が経てば又考えも変わるかもしれないが、私はデザインや作品をツールとし
て他人とコミュニケーションを図れるなんて、あんまり考えた事なかったので、
ちょっと今感動しているとこなのだ。

今まで自分の仕事そのものしか見てなかったけど、その向こうにあるものが遅
まきながら、やっと少し見えてきた気がする。

【北川かりん】
●TASU ART WORK
http://www.h3.dion.ne.jp/~tasu/

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■展覧会案内
タイムトンネルシリーズ Vol.17 宇野亜喜良展「われに五月を」
http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2003/g8_0305.html
http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2003/gg_0305.html
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会期:5月6日(火)~5月30日(金)
会場:クリエイションギャラリーG8(東京・銀座/TEL.03-3575-6918)
   ガーディアン・ガーデン(東京・銀座/TEL.03-5568-8818)

<第145回クリエイティブサロン>
日時:5月14日(水)19:00~20:30
会場:クリエイションギャラリーG8 入場無料 要予約
テーマ:宇野亜喜良が語る演劇論
サロンの予約は、クリエイションギャラリーG8(TEL.03-3575-6918)

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■セミナー案内
ロクナナ5月の講座
http://www.67.org/ws/c0305.html
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会場:株式会社ロクナナ(渋谷区神宮前1-1-12 原宿ニュースカイハイツ204)

●野中文雄のActionScriptマスターへの道
ActionScript初心者の方。gotoAndPlay、ボタンから先に進めない方。Action
Scriptの伝道師 野中文雄氏の講座で脱初級です。(申し込み締め切り5/9)
日時:5月16日(金)13時~17時30分(4時間、休憩30分)
受講料 16,000円

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DreamweaverとFireworksを中心とした、実践的な基本講座です。初心者の方、
StudioMXの導入を検討している方。
日時:5月14日(水)スタート毎週水曜夜19時~21時 全4日間、合計8時間
受講料 28,000円

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絵コンテでムービーのイメージを明確にすれば、Flashでの作業がスムーズに
行えます。紙と鉛筆が基本です。(申し込み締め切り5/16)
日時:5月24日(土)13時~17時30分(4時間、休憩30分)
受講料 16,000円
前回のようす:http://www.67.org/ws/0304/030404-1.html

●サブリンのFlashサイト デザイン・インターフェイス考察
Flashサイト制作における問題点をクリアし、魅力あるサイト作りをするため
のノウハウをサブリン流に伝授!
日時:6月7日(土)13時~17時30分(4時間、休憩30分)
受講料:16,000円
前回のようす:http://www.67.org/ws/0304/030415-1.html

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■イベント案内
「Short Shorts Film Festival 2003 in OSAKA」特別試写会 ご招待
http://www.shortshorts.org/2003/
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昨年大阪・ミナミから関西にショートフィルムブームを巻き起こした『Short
Shorts Film Festival 』が今年も6月19日(木)~22日(日)の4日間、大阪
アメリカ村ビッグステップ4F BIG CAT にて開催される。そこで、大阪産業創
造館で特別試写会を開催する。大阪ショートショート実行委員会では、250組
(500名)を招待する。参加希望の人は「氏名」「職業・学校」「郵便番号」
「住所」「電話」「FAX(ある方)」「Eメールアドレス」「希望日時(13:30、
18:00どちらかを記載)」を明記の上< mailto:shortfilm@imedio.or.jp >に
件名【大阪SSFF03 試写会係】として応募。締切りは、5月15日(木)。招待状
の発送をもって発表に代える。

『Short Shorts Film Festival 2003 in OSAKA』試写会
日時:5月24日(土)
  (1)13:30(開場 13:00)
  (2)18:00(開場 17:30)
場所:大阪産業創造館
http://www.b-platz.ne.jp/contents/map/map.php3
申込み・問合せ:< mailto:shortfilm@imedio.or.jp >

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■セミナー案内
第14回イメディオサロン 福井信蔵氏 講演
http://www.imedio.or.jp/seminar/eve/salon/salon14.html
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日時:5月23日(金)16:30~20:00(受付開始16:00)
場所:講演会 大阪産業創造館 4F イベントホール(堺筋本町)
   交流会 カレー専門B(堺筋本町)
内容:昨今のインターネットビジネスの興隆を受け、WEBサイトのユーザビリ
ティに注目が集まっています。ブロードバンド化、WEB利用者層の拡大など、
今後ますますWEBユーザビリティへの配慮が不可欠になってきます。ユーザー
にとって分かりやすい“ユーザー指向のサイト”とは何か、WEBサイトに優れ
たユーザビリティを与える正しいサイト設計の手法などについて語っていただ
きます。
講師:福井信蔵(ビジネス・アーキテクツ代表)
費用:講演会1,000円(税込)/交流会2,000円(税込)
定員:講演会250名(先着)/交流会100名(先着)
主催:ソフト産業プラザ iMedio(イメディオ)

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■編集後記(5/9)
・さいきん自分の味覚がおかしくなったのか、相手が変化したのかわからない
が、たとえば、インスタントコーヒーの封を切って最初の一杯はかつてはうま
いな~ト思ったが、いまはそう感じられない。大問題なのがアサリのみそ汁だ。
貝の濃厚な味がじわっと出て、うまいなーと思っていたが、最近のアサリでそ
の味が出ない。妻はいままでと同じ調理法だから、変わるはずはないト言う。
アサリのみそ汁大好きの娘はこんな味じゃないト言う。なぜだ。アサリが変わ
ったのか? わからん。ところで、インスタントコーヒーの封をしてあるあの
紙はどう扱えばいいのか。開けてしまえばもう元に戻らないわけで、プラステ
ィックの密閉蓋みたいのにしたらどうなのか。それともあの紙の密封には深遠
な理由があるのだろうか。昔からあのスタイルだものなあ。
追加:昨日の朝日の夕刊では、外来シジミが国内の川や湖を侵食していて、国
産のヤマトシジミとは味も栄養価も違うそうだ。アサリもか?   (柴田)

・A.e.Suckさんとサブリンさんが、セミナーのために来阪。私が申し込もうと
した時には満席。仕方がないので宴会にだけ出る。4月に東京に行った時にも
宴会があったのだが、私はライブを選んでしまった。ライブ後は仕事の都合で
夜行バスでちゃ~と帰宅してしまった。宴会はそうそうたるメンバーで、私は
会いたいけど、まぁ私が参加しようがしまいがあんまり関係ないんだろうな~、
なんて思っていた。ら、今日の宴会で参加しなかったことを責められ、ちと嬉
しい(バカ)。いや、ちょっとどころじゃないかもしれない。まつむらさんや
サブリンさんに、クリエイターとしての志とかビジネスのこととか教えてもら
ったり、皆でSuckさんのクロッキー帳に落書きしたり(これは将来鑑定団行き
かもしれないぞ~)。後記を読んでくださっている方々が。Suckさんまで読ん
ではるとは。これはめっちゃ恥ずかしい。逃げ腰に。30人ほどの参加だったん
だけど、皆と会話できずじまい。幹事の武田みささんありがとうです。お疲れ!
「Mebic扇町に遊びに来てね~!」と言いまくり終電で帰宅。(hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 必携! DTPのルール&アイデア ハンドブック 1302号。
 Illustrator図表デザインマスターピース 1302号。

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編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com >
リニューアル  8月サンタ <mailto:santa@londontown.to >

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