[1308] 他者への愛を取り戻す

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1308    2003/05/16.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20996部
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         <三十四年ぶりに読んだ読後感は>

■映画と本と音楽と… 169
 他者への愛を取り戻す
 十河 進

■金曜ノラネコ便
 なにかとめんどう、女の旅
 堀本真理美

■展覧会・イベント案内
 空山 基 展 HAJIME SORAYAMA - THE EXHIBITION -
 Short Shorts Film Festival 2003
 VISUAL CLIP DAYS(ビジュアルクリップデイズ)

■セミナー案内
 Macromedia Flash Conference

■サイト案内
 運動神経いらずですぐにスイスイ! 「Segway HT」試乗記





■映画と本と音楽と… 169
他者への愛を取り戻す

十河 進
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●原題通りの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」

白水社から出た村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読んだ。あ
まりに有名なジェローム・デイビッド・サリンジャーの小説である。1951年、
僕が生まれた年にアメリカで出版された。すでに半世紀前の本なのに、未だに
よく売れているらしい。村上春樹訳の本は書店店頭に山積みになっていた。

「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は、野崎孝訳で「ライ麦畑でつかまえて」
というタイトルで出版された。本当は「ライ麦畑の捕まえ手」と訳すべきだが、
その邦題が有名になってしまった。

サリンジャーは初期の短編が映画化され、そのハリウッド的改竄に怒り、以後、
一切映画化を許していないが、「ライ麦畑でつかまえて」ほど映画や小説で取
り上げられた物語は他にない。

ジョン・ファウルズの小説を映画化した「コレクター」(1965)では女子大生
役のサマンサ・エッガーを誘拐したテレンス・スタンプは彼女と「ライ麦畑で
つかまえて」論争をするし、「フィールド・オブ・ドリームス」(1985)の原
作「シューレス・ジョー」では主人公が隠遁生活から連れ出す作家はサリンジ
ャーである。

ジュリア・ロバーツとメル・ギブソンが主演したスリラー「陰謀のセオリー」
(1997)でも「ライ麦畑でつかまえて」が小道具に使われていた。もっとも、
映画のストーリーと密接な関係があるわけではなかった。アメリカでは、それ
だけ有名な小説なのだろうとわかっただけである。

日本でも多くの作家が影響を受けている。最近では、直木賞を受賞した金城一
紀の「GO」も「ライ麦畑でつかまえて」がなければ書かれなかった小説だと思
う。「よし、在日韓国人の少年を主人公にして『ライ麦畑でつかまえて』のよ
うに書こう」と作者は思ったに違いない。

「GO」の主人公の語り口はホールデン・コールフィールドそっくりだし、映画
版「GO」でも主人公が待ち合わせの時に「ライ麦畑でつかまえて」を読んでい
て、ヒロインに「似合わな~い」と言われる。

僕の青春時代に遡ると、三十数年前、1969年にベストセラーになった芥川賞受
賞作「赤頭巾ちゃん気をつけて」もそうだった。作者の庄司薫は「東大の受験
がなくなった年の東大受験生を主人公にして『ライ麦畑でつかまえて』のよう
な小説を書こう」と思ったに違いない。

「赤頭巾ちゃん気をつけて」はベストセラーになる要素をいろいろと含んでい
た。作者の名前と主人公の名前が同じで、主人公は秀才が集まっていた頃の日
比谷高校の生徒で、東大受験がなくなったためいろいろと思い悩むという設定
だったからだ。当時の社会風俗を大胆に採り入れていた。

ベストセラーになった結果、1970年、森谷司郎監督によって「赤頭巾ちゃん気
をつけて」は映画化された。主題歌を相良直美が歌った。主演は現在、東映の
社長に就任した岡田祐介だった。彼は現役の日比谷高校の生徒か、卒業したば
かりだったはずだ。ガールフレンド役は月刊「装苑」のモデルだった森和代が
抜擢された。ふたりとも映画に出るのは初めてだった。

僕は「ライ麦畑でつかまえて」より「赤頭巾ちゃん気をつけて」を先に読んだ。
芥川賞受賞作として月刊「文藝春秋」に載った時だから、1969年の夏だと思う。
田久保英夫の「深い河」が同時受賞だった。後に僕は「髪の環」「女人祭」以
降、田久保英夫の熱心な読者になるのだが、その時は話題になっていた「赤頭
巾ちゃん気をつけて」しか読まなかった。

●アノ名作にそっくりだった話題の芥川賞受賞作

高校生最後の夏休みだった。受験のための補習授業が終わった下校途中、僕は
高松市丸亀町にある宮脇書店に寄って文藝春秋を買った。そんな大人が読む雑
誌を買ったのは初めてだった。表紙に「芥川賞発表」と刷り込まれていた。僕
は、その夜、「赤頭巾ちゃん気をつけて」を読み切った。

主人公は僕より一歳年上の設定だった。その年の三月、東京大学の入学試験は
行われなかった。一月十八日から十九日にかけて東大闘争はヤマ場を迎え、安
田講堂を占拠した学生たちは機動隊員によって強制的に排除されたが、混乱を
怖れた学校側は入試の中止を決定した。

僕の高校は、二桁の東大入学者数を誇る進学校だった。東大入試の中止は学校
中で大騒ぎになった。中学時代のバスケット部の先輩で親切にしてもらった宮
本さんも東大入試の中止で困惑したひとりだった。宮本さんは結局、京都大学
を受験して合格したが、東大を諦めきれずに浪人した人も多かった。

そんなこととは一切関係のない成績だったし、大学入試が翌年だった僕は「赤
頭巾ちゃん気をつけて」の主人公の優等生ぶりやそのエリート家庭の描写に反
感を抱きながら読んだのだけれど、それでもその小説は当時の若者を共感させ
る何かを持っていた。読み進むうちに「そうなんだよ、確かにそうなんだよ」
と自分が感情移入しているのがわかった。

しかし、ある朝、僕は新聞の週刊誌広告で「アノ名作にそっくり、話題の芥川
賞受賞作」という見出しを見付けた。そんな週刊誌を買おうという気にはなら
なかったが、アノ名作が僕は気になった。それは、選評の中にもほのめかされ
ていたことだった。

その日も僕は夏期講習の後、図書室の隅に座って本を開いていた。横山式子が
やってきた。彼女は、三姉妹の末娘だった。当時、長女の和子さんは河出書房
を退職して日本航空に就職し、アムステルダムに赴任していた。次女は静さん
といい東京で大学生活を送っていた。

国文学を学んだ彼女たちの父親(高校の校長をしていた)は、三人姉妹にそれ
ぞれ古風な名前を付けた。長女は和子、次女は静、そして三女は式子内親王か
らとって式子である。僕は最初に会った時、何と読むのかわからなかったが、
ノリコと読むのだと誰かが教えてくれた。

現実の彼女は皇女という風情からは最も遠いキャラクターだった。いや、女と
いう存在から最も遠かったかもしれない。僕は彼女をひと目見た瞬間に興味を
抱いたが、それは恋愛感情からは遠く離れたものだった。その後、彼女とは親
しい関係になるのだが、ほとんど同志に近かった。僕にとって彼女は女ではな
かったのだ(と、当時の僕は思い込もうとしていた)。

高校時代、僕は彼女の部屋へ何度もいったことがある。彼女の勉強部屋は豪華
で、天井までの作りつけの本棚に本がいっぱい並んでいた。僕がよく彼女の部
屋を訪ねたのは、本を借りるのが目的だった(と、当時の僕は言い聞かせてい
た)。彼女は姉たちの影響もあったのだろうが、よく本を読んでいた。

倉橋由美子の「聖少女」や大江健三郎の「性的人間」など、今から思えば当時
の文学少女が読みそうな小説ばかりだが、そんな趣味が僕と合っていたのだろ
う。その日、図書室で会った時も僕は彼女に「アノ名作」について聞いてみた。

──知らんかったン?
  サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」のことやン。
  主人公の語り口、リッチな家庭のお坊ちゃんという設定、
  最後に小さな女の子と会って精神的に救済されるところなんかも、
  そっくりやね。
──図書館にあるかな。
──ないかもしれん。アメリカじゃ発禁になった州もあるいう話や。
  スラングが多て禁句も使われとるし……。
  翻訳でも最後に、とても口にできない言葉が出てくるもン。
──どんな言葉?
──自分で読み。貸してあげるから。和子姉さんにもらった本なンよ。

●インチキ野郎と弾劾される側になって再読する

横山式子に借りた「ライ麦畑でつかまえて」は僕を夢中にした。主人公ホール
デン・コールフィールドはアメリカ東部のエリート校に通う十六歳の少年で、
四国の地方都市にくらす十七歳の少年が想像できない環境に生きていたけれど、
その精神の彷徨が僕を刺激した。共感させた。

ホールデンは出会った人間すべてにシニカルな視線を向ける。皮肉に観察する。
金持ちの親たちにしか愛想を振りまかない校長はインチキ野郎だし、ルームメ
イトのストラドレイターは頭が空っぽな女たらしである。ホールデンは誰とも
話さず、誰もいない森のそばで暮らすことを夢に見る。そんな主人公の気持ち
が僕には手に取るように理解できた。

十七歳で読んだ時の印象と、今回、三十四年ぶりに読んだ読後感はほとんど同
じだった。ただ、昔の僕は「大人はみんなインチキ野郎だ」と弾劾する方にい
たのに、今は弾劾される方にいる。再読してみて僕はこの物語が「世界を愛せ
なくなった、他者を許容できなくなった少年が、世界への愛を、他者への愛を
取り戻し再生する話」なのだと思った。

ホールデンが妹や作家の兄以外に受け入れるのは死者のみだ。彼がセーターを
貸した友人は寮生たちに追いつめられて窓から飛び降りて死ぬのだが、その死
者についての記述はやさしい。また、十歳で死んでしまった弟は彼にとって大
事な存在だ。死者のみがイノセントなのである。死んだ弟や幼い妹に象徴され
るように、彼はイノセントなものは許容する。

しかし、俗なるもの、多くの人間が妥協し染まっていかなければならないもの
を、彼はすべて「インチキ」と弾劾する。彼の精神状況は、サリンジャーのそ
の後の作品「フラニー」と「ズーイー」につながる。人間のエゴが許容できず
世界を愛せなくなった女子大生フラニーは、兄のズーイーによって「他者への
愛」を取り戻す。世界を受け入れる。

その時、ズーイーがフラニーに伝えたのは「〈太った夫人〉のために靴を磨い
ておけ」という長男シーモアの言葉である。その言葉の意味を理解して、彼女
は世界とのつながりを再び持ち始めようとする。彼女は人間たちと人間社会と、
そして自分自身への愛を取り戻すのだ。

それは「ライ麦畑でつかまえて」のホールデンも同じである。この物語が、過
去の出来事を架空の聞き手に向かって語る構造になっているのは、「今は誰も
が懐かしい」と思えるようになったホールデンの現在時の視点で記述したかっ
たからだろう。

今、僕の本棚には1964年12月20日発行の「新しい世界の文学」シリーズの一冊
「ライ麦畑でつかまえて」と村上春樹訳「キャッチャー・イン・ザ・ライ」が
並んでいる。39年前の単行本の最後のページには「1969 8/26 横山Nより」と
いうメモがボールペンで書いてある。

あの時、僕は「ライ麦畑でつかまえて」をどうしても手放せなくなり、横山式
子にねだってもらいうけたのだった。僕が人に「この本、おくれ」と言ったの
は、後にも先にもあの時だけだった。そんなこと、彼女はとっくに忘れている
だろう。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
出版社勤務。先日、イラストレーション編集部を訪れたイラストレーターの女
性に「いつも読んでます」と言われた。紹介してくれた編集部員は「ソゴーさ
んの日記、読んでるそうですよ」と言う。日記じゃないって! でも、実際に
読んでくれている人と会えたのは嬉しい。

旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

竹内敏信ギャラリー&オリジナルプリント
http://www.genkosha.com/gallery/photo/

玄光社WebSite
http://www.genkosha.co.jp/

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■金曜ノラネコ便
なにかとめんどう、女の旅

堀本真理美
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つい先日、男性専用ビジネスホテルというものが存在するのを知って、わたし
は「映画館の水曜レディースデー程度の得したっていいじゃない」と思った。
以前、女にだけそういうサービスがあってズルい、と言った男性がいたのを思
い出したのだ。女だって仕事でビジネスホテルに泊まる。あれ? でも「レデ
ィース・イン」とかって呼ばれてる女性専用ホテルもあったか……(観光ホテ
ルだが)。

それはさておき、女性がひとりで宿泊するというのは、多かれ少なかれ特異な
目で見られることが少なくない。それが地方の小都市ならなおさらだ。さすが
に現在では「自殺でもするんじゃ…」などとは思われなくなったようだが、ホ
テルではなく旅館や民宿だと断わりはしないがイヤがられる。それは男性でも
同じなのだろうか?

複数で旅するならあまり頭を悩ませることもないが、一人旅というのは、宿泊、
食事、荷物(の見張り)など、なにかと面倒なことが多いものだ。そして、そ
れが「女の旅」だとしたらなおのこと厄介なのである。

まずは旅の荷造り(持ち物)である。1泊2日くらいなら問題はないのだが、そ
れ以上になると急に持ち物が増える。わたしも女のはしくれ、メイク用品、グ
ルーミング用品を持たずして旅には出られない。例えば、一般的に8,000~
10,000円以上の宿でなければ、化粧を落とすクレンジングはアメニティに含ま
れない。ビジネスホテルならいわんやをや、である。

したがって、クレンジングは必携。その他、基礎化粧品にメイクアップ用品。
夏には日焼け止めが、しかも顔用と身体用が必需品だ。顔だけでなく髪のこと
も忘れちゃいけない。わたしのように髪が長いうえにくせ毛でねこっ毛だと、
リンスインシャンプーなんかでは翌朝悲惨なことになるので、ヘア・コンディ
ショナーは欲しい。時にはカレンダーとにらめっこして、生理用品だって必要
なのだ(しかも、これはものすごくかさばる)。

昨年の夏、イベントがらみで10人ほどの20代・30代女性と民宿の大部屋に泊ま
ったことがあった。このとき、毎朝夕彼女たちが念入りに身だしなみを整える
様子を目の当たりにして、わたしは合理主義の自分が少し恥ずかしくなった。

ヘイ、ガールズ! そんなに念入りにお化粧するのかい? ここは山ん中だぜ
! と言いたくなるくらい、ほとんどの女子が長い時間をかけていた。みんな
目がマジ。ええっ、美容液? 仕上げにマスカラもアイラインも?!

日焼け止めとリップクリームだけじゃダメなんだ……
(いや、いちおう眉は描いたけど)
そうね、いつなんどきイイ男と巡り会うかもしれないものね?!

非日常の旅先に、当たり前のように「いつもの自分」を作り上げようとする、
というか、しっかり「女」しているのを見てわたしは少しだけ反省した。たと
え山の中だろうが、服装はただのTシャツにジーンズだろうが、美しく見える
ように心掛ける彼女たちの姿勢は見習うべきなのかもしれなかった。

うーん………ていうか、そこらへんどう? やっぱそうなの? ガールズ読者?

身だしなみの次はワードローブ、服装である。どういう目的の旅をするかによ
るのはもちろんだが、気候や日程宿泊先の施設などを踏まえて、一番賢くて効
率の良い、つまり荷物を小さくできるワードローブを考えようと、普段あまり
しない脳の使い方をするせいか、わたしは出発前にしてすでにちょっと疲れて
いる。

それにひきかえ、男性の荷造りの気楽なこと! ときどき女性よりもウルサイ
連中がいるのも事実だが…、一般的にみて荷物が少なくて済む男性が羨ましい。

少し話がそれるが、何人かで旅行にいくとその荷物の中身に性格が出たりする
から面白い。枕を持ってきた人には本当に驚いたが、携帯用ウォシュレットを
持って行く人もいると聞いて、へぇ~と思った。ま、それぞれ悩みは深刻なよ
うで。

ユースホステルの旅も経験したし、海外出張で高級ホテル、観光ホテル、離島
の民宿、地方のビジネスホテル、温泉旅館など、様々な宿泊施設に泊まってき
たわけだが、いつまでたっても旅の支度は面倒だと感じる。それでも不思議な
ことに旅をしたい気持ちは消えないんだよなぁ。

しかし……
面倒なのは「女の旅」ではなく、もしかして「わたしの旅」だけなのだろうか?

【ほりもと・まりみ】mari@macforest.com
ウェブデザイナー/フォトエッセイスト。ひどい肩凝りで首回りの筋肉が固く
なっていたせいで寝違えてしまった。それがもう何日も治らず仕事のペースも
あがらない……。近所の中国整体に行ってみるべきか思案中。

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■展覧会案内
空山 基 展 HAJIME SORAYAMA - THE EXHIBITION -
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
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21世紀のエロティック・ファンタジーを追求する空山基。さらに進化を遂げた
「人造美女」と「エロティックファンタジー」の新作を一堂に展示。そのほか、
20年間にわたる活動を、ポスター、POP、ジャケット、カード等映像などを交
えて紹介する。会場では作品集、リトグラフ等の販売を予定。入場無料。

会期:6月6日(金)~28日(土)11:00~19:00(土曜日は18:00)日祝休
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)(中央区銀座7-7-2 DNP銀座
ビル TEL.03-3571-5206)

・ギャラリートーク
出演:空山 基+安田弘之(漫画家)+寺田克也(イラストレーター)+川合
健一(編集者)
日時:6月20日(金)18:30~20:00 先着70名 入場無料
会場:DNP銀座ビル 5階
※参加希望の方は、ggg(TEL.03-3571-5206)に申し込む。

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■イベント案内
Short Shorts Film Festival 2003
http://www.shortshorts.org/2003/
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開催5周年を記念して、「戦場のピアニスト」ロマン・ポランスキー監督、
「トーク・トゥー・ハー」のペドロ・アルモドバール監督他を含む、総勢5人
の豪華監督達の、初期作品を上映。

・東京開催:ラフォーレミュージアム原宿
6月7日(土)~11日(水)

・札幌開催:札幌アーバンホール
6月10日(火)~15日(日)
・大阪開催:アメリカ村ビッグステップ4階・ビックキャット

6月19日(木)~22日(日)

・松本開催:ピカデリーホール
6月21日(土)・22日(日)

・名古屋開催:センチュリーシネマ(名古屋パルコ東館8階)
6月21(土)~27日(金)

・福岡開催:三菱地所アルティアム(イムズ8階)
6月25日(水)~7月21日(月)

・函館開催:フライデーナイトクラブ
7月18日(金)~20日(日)

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■イベント案内
VISUAL CLIP DAYS(ビジュアルクリップデイズ)
http://www.director.tv/
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全国より632本の映像作品が寄せられた同名のコンテストの一次通過作品上映
のほか、スペースシャワーTVセレクションPV上映。ゲスト審査員の宇川直宏、
テイ・トウワ各氏らの最新ビジュアル作品上映。世界のCMフェスティバルのプ
ロデューサーの講演と上映。atomshockwaveセレクション作品上映と講演など、
現在のショート映像シーンの動きを紹介する。

日時:6月6日(金)~7日(土)11:30~17:30一般開放 18:00以降予約制
7日(土)11:30~17:00一般開放 17:30以降予約制
8日(日)11:30~16:00一般開放 ※授賞式およびパーティーは関係者のみ
会場:原宿EX’REALM(東京都渋谷区神宮前1-12-6 TEL.03-5770-2771)

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■セミナー案内
Macromedia Flash Conference
http://www.macromedia.com/jp/flashcon/
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Macromedia, Inc. 会長兼CEOロブバージェスが来日し、基調講演を行います。
また、コンテンツ、アプリケーション、デバイスと3つに分かれたトラックで
はそれぞれテーマごとに3つのセッションが設定されており、プラットフォー
ムに依存しないコミュニケーションインターフェイスとして進化を続ける
Flashの本質、および新たなビジネスの創造など、Flashに関わるあらゆる情報
が網羅されます。(主催者情報)

日時:6月20日(金) 10:00~19:00
会場:東京全日空ホテル 地下1階
定員:1500名
参加料:事前登録料 5,000円
    当日 8,000円(但し、事前登録で定員に達しなかった場合のみ)

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■サイト案内
運動神経いらずですぐにスイスイ! 「Segway HT」試乗記
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/15/22.html
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/15/23.html
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/15/24.html
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MYCOM PCWebの記事。運動神経ゼロのライターによる「Segway教習スクール in
毎コミの会議室」レポート。インストラクターは神田敏晶さん。ところで、風
邪でダウンして月曜日お休みした神田さん、回復しましたか?

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■編集後記(5/16)
・モニタに向かうわたしの右上空に、銀色の飛行船が浮かんでいる。全長90セ
ンチ、ボディには宝焼酎・純とプリントされている。いつのまにか左上空に移
動している。ラジコンで飛ぶのだが、いまは勝手にゆらゆらしている。先ほど
はいなくなっちゃったので探しに行くと、部屋を出て二階の玄関にいた。これ
は純のプレゼントグッズらしい。酒をのまない娘夫婦がどこからかゲットして
きた。じつはこれが2機目。1機目は愚かなことにちょっと風にある日に屋外に
持ち出した。あっという間にラジコンの制御を振り切り、はるか高く飛び去っ
てしまった。いまはわが仕事部屋に浮かんでいるが、飛行船っていい感じだ。
タカラで発売したSKYSHIPと同じものか? だったら9800円もする。実物の飛
行船もたまに上空を飛んでいるが、一度でいいから乗ってみたい高所恐怖症の
わたし(としまえんのバイキングを見て逃げ帰る)。       (柴田)

・1305号で紹介した、携帯向けFLASHコンテンツ制作のイベント。大阪版の日
程が5月30日(金)に決定。イベント後にデジクリ大阪オフ会も行います。詳
細は後日に。月末ですが、ぜひ! 関西で一番早い505iイベントになる予定。

・昨日紹介した「MONTAGE」が、「雑誌は死に体か?」というコラム内で紹介
されていた。/情報としての雑誌も買うけれど、切り抜いたあとは捨てちゃう。
濃いものやデザインのきれいなものは必要なくても買っちゃうし捨てられない。
フリペなんて、写植が貼られたためにできた影なんかが残っていて愛おしい。
インクの匂いも大量生産される雑誌とは違っていたり。昔の音楽雑誌やサブカ
ル雑誌って面白かった気がする。今の音楽雑誌はクリーンな感じで質は高く、
みんな平均点以上だけど、怪しさが足りないような。歳とったのかなぁ。/堀
本さんと同じく整体に行こうかと考えている。自転車に乗るようになったら、
治るかもという淡い期待もあり。             (hammer.mule)
http://media.excite.co.jp/book/news/topics/009/  雑誌は死に体か?

<応募受付中のプレゼント>
 必携! DTPのルール&アイデア ハンドブック 1302号。
 Illustrator図表デザインマスターピース 1302号。
 Photoshop Filter Reference 1305号。
 目と脳にマジック絵本 1306号。
 目がよくなるスペシャル3D 1306号。

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編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
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