[1343] 青春の終わりを感じる時

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1343    2003/07/04.Fri発行
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          <思い入れはこちらの身勝手>

■映画と本と音楽と… 176
 青春の終わりを感じる時
 十河 進

■かりん島
 わたしの地域密着度バロメーター
 北川かりん

■セミナー案内
 Swift 3D V.3 製品紹介セミナー

■ブックガイド&プレゼント
 Illustrator 定番マーク デザインブック ソーテック社刊



■映画と本と音楽と… 176
青春の終わりを感じる時

十河 進
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●ああ、中山千夏さんの眼が……

1993年4月26日の月曜日のことだった。その日、六本木で盛大に行われた白鳥
真太郎さんの写真展のオープニングパーティの後、上司に連れられて「山麓」
という小料理屋へいった。六本木のアマンドからスウェーデンセンターの方に
少し下りた途中の路地を入ったあたりだった記憶がある。

穴蔵へ向かって階段を降りていくような店だった。年輩の女性がふたりほどで
切り盛りしていた。テーブル席は空いていた。隅のテーブルに腰を下ろしビー
ルで乾杯をして、ふと店内を見渡すと奥の座敷に見覚えのある人たちが集って
いた。

いや、見覚えがあるというより、有名人が大勢揃っていたというべきだろう。
イラストレーターの和田誠さんを中心に、中山千夏、俵万智、富士真奈美、吉
行和子、岸田今日子さんなどの顔が見えた。「ああ、例の句会か」と僕は思っ
た。和田誠さんが、そんな会を主催しているというのを何かで読んだことがあ
ったのだ。

しばらくして、その座敷からひとりの男性が立ち上がり、縁側へ出てきた。靴
を揃えて身を屈める。先に帰るようだった。その男性が靴を履き終え、立ち上
がるのを待って僕は席を立ち声を掛けた。

──失礼ですが、渡辺武信さんでいらっしゃいますね。

聞くまでもなかった。僕は彼が座敷を立ち上がった時に気付いていた。間違い
はない。一度か二度、写真でしか見たことはないが、渡辺武信さんだった。渡
辺さんは、僕の問いかけに不審そうな顔をした。

──ご本、読ませていただいています。特に「日活アクションの華麗な世界」

そう言った途端、渡辺さんの顔が輝いた。「そうですか」と言う声もうわずっ
ていた。たぶん、本当にうれしかったのだと思う。その本はおそらく数千部し
か売れなかっただろう。その何千人かのうちのひとりが彼の目の前に立ってい
るのだ。

その時、まさに「ドヤドヤ」という感じで座敷から人々がやってきた。和田誠
さんが先頭だった。「何だ、どうした」と和田さんが言う。たぶん、和田さん
は渡辺さんが酔った客にからまれていると思ったのだ。和田さんの横には女性
闘士という風情で中山千夏さんが腰に手を当ててすっくと立った。

さすがに元国会議員である。加えて直木賞作家でもあった。僕らの世代だと、
どうしても「がめつい奴」の子役か「ひょっこりひょうたん島」の博士クンを
思いだしてしまうのだが、僕をにらむ千夏さんの目は怖かった。

──僕の本を読んでくれているって。それも「日活アクション」を。

渡辺さんが取りなすように言う。僕も少し慌て気味になり社名を告げ、「この
たびはお世話になりました」と和田さんに向かって唐突に頭を下げた。僕の会
社で出しているイラストレーション専門誌が、ちょうど巻頭で和田誠さんを特
集したばかりだった。

──ああ、なんだ。○○社の人……

そう言うと、和田さんたちは一斉に店を出ていった。渡辺さんは一瞬、僕の方
を見て「もう少し話そうかな」という素振りを見せたけれど、そのまま階段を
昇った。それを見送って僕は、声など掛けなければよかった、と反省した。

●映画は時代を映し出す鏡だった

1971年の春、僕は二度目の大学入試を終えて帰郷した。その故郷の古い二番館
で三本立てを見た。「高校さすらい派」という映画を見るのが目的だった。も
う一本は「野良猫ロック・暴走集団71」で、最後の一本は何だったか忘れてし
まった。

「高校さすらい派」は滝沢解・作、芳谷圭児・画で少年誌に連載されていた話
題のマンガだった。それを新進映画監督・森崎東が映画化した。高校紛争の時
代を反映し、高校生の反乱をテーマにしていた。生徒が教師に向かって銃弾を
放つイギリス映画「If もしも…」の影響か、主人公が幻想の機関銃を撃つシ
ーンがあり、評論家の評判もよかった。

しかし、僕には「高校さすらい派」は観念的すぎて全く楽しめなかった。高校
生に迎合するように教師や学校側はステレオタイプな描き方になっていたし、
主人公たちが学校をバリケード封鎖し閉じこもる必然性に説得力がなかった。
結局、大人が考えた高校生でしかなかったのだ。

僕が衝撃を受けたのは「野良猫ロック・暴走集団71」だった。前年の夏、「反
逆のメロディー」でジーンズの上下と長髪でヤクザを演じた原田芳雄が、今度
はどてら姿のフーテンとして登場してきたのだ。後半からは、綿入れ半纏にジ
ーンズというコスチュームに変わったが、長い綿入れを着込んで夜の新宿をフ
ラフラと歩く原田芳雄は映画のヒーロー像を変えてしまった。

まだ新宿西口が原っぱだった頃の話である。廃車になったバスを根城にしたフ
ーテンの一群がいる。ある朝、リューメイ(地井武男)と呼ばれるフーテンが
アサコ(梶芽衣子)といるところをバイクに乗った数人の男たちに襲われる。
男たちはリューメイの父親(地方都市の名士でボスである)の命令で家出をし
た息子を連れ戻しにきたのだ。

リューメイは連れ去られ、アサコはリューメイの跡を追う。それを知ったフー
テンたちは、仲間のひとり(常田富士男)が急死した夜、新宿も住みにくくな
ったなあ、とリーダー格のフーテン(原田芳雄)と参謀格のフーテン(藤竜也、
永島慎二の「フーテン」に出てくるコートさんみたいなメガネをかけていた)
は話し合い、リューメイの故郷へ向かう。

一方、連れ戻されたリューメイは「根性を叩き直す」ためにしごかれ、父親の
命令を素直に聞く男になっている。竹刀で気絶するほど殴られたあげくに長髪
をばっさり切られ、今は短髪だ(要するに「北の国から」に出ている地井武男
の髪型です)。個人秘書として女(氾文雀)をあてがわれている。

町でリューメイに声を掛けたアサコは、オートバイの男たちに拉致される。彼
らはボスの親衛隊である。監禁されたアサコを取り返そうと、フーテンたちは
ボスの屋敷の前でアジ演説を始める。彼らはマジメなのか、ふざけているのか
わからない。アドリブのような原田芳雄のセリフまわしが、彼らの遊戯性をく
っきりと浮かび上がらせる。

時代の雰囲気を見事に取り込んだ「野良猫ロック・暴走集団71」は、僕にとっ
て忘れられない映画になった。僕にはB級映画を偏愛する傾向はあるが、間違
いなく「野良猫ロック・暴走集団71」はその時代を映す重要な映画だった。倒
産さえ予想される制作環境の中で作られたアナーキーな映画である。しかし、
だからこそ、その映画には真摯なエネルギーが注ぎ込まれていた。その熱気は
確かに僕に伝わったのだ。

だが、僕がいくら熱心にその映画を支持しても友人たちからは「くだらんB級
映画だろ」という反応しかなかった。特に高校で一緒だった元新聞部部長は権
威主義的なところがあり、そういう映画を決して認めず、頭から否定して見に
いくことさえしなかった。

たとえば彼は、僕がいくら鈴木清順の「けんかえれじい」を勧めても見にいか
なかったが、十数年後、「ツィゴイネルワイゼン」が映画賞を総なめにしたこ
とによって初めて清順映画を見にいった。彼は黒澤明や山田洋次といった権威
づけられブランドになった監督しか認めない男だった。

そんなある日、僕は「映画評論」1972年7月号に掲載された「特集・現代日本
映画作家論」の一編「遊戯による存在の挑発──藤田敏八についてのおぼえ書
き」という評論を読んだ。その書き出しはこうなっていた。

──仲間を救うために新宿を離れ地方都市へ向かった「暴走集団71」の主人公
たちが、自転車をつらねてエッサエッサとハイウエイを走りだしたのには一瞬
唖然とした後、新鮮な感動を受けた。いま、彼らが目指している地方都市で、
やがて体制側を象徴する悪玉達に抱囲された小ヒーロー群は、果敢に戦い、悲
劇的な全滅をとげることになるのだが、そうした結末を予想させる悲壮感は、
このシーンに全く見られない。

その文章を読んだ時、ああ、ようやく「野良猫ロック」シリーズをきちんと評
論の対象としてくれる人が現れたのだといううれしさがこみ上げてきた。その
文章を読んでから21年後、僕は六本木の飲み屋で筆者であった渡辺武信さん本
人に声を掛けたのである。

●建築家で詩人で映画評論家だった

そんなことをしたのは初めてだった。酒が入っていたので度胸がついたことも
あったが、渡辺武信さんだったから僕は声を掛けた。現代詩文庫の「渡辺武信
詩集」など持っていたら、間違いなくサインをねだっただろう。もちろんベス
トは「日活アクションの華麗な世界」三巻本を持っていることだった。

渡辺武信さんは建築家で詩人で、そして映画評論家だった。あの時以来、僕は
その三つのジャンルの本を読んでいた。中公新書の「住まい方の演出」、思潮
社の「渡辺武信詩集」、それにキネマ旬報に何年にもわたって連載され未来社
から三巻本としてまとまった「日活アクションの華麗な世界」である。

1971年夏、「八月の濡れた砂」と「不良少女魔子」の二本立てを最後に日活は
一般映画の制作を中止し、会社の存続をかけてロマンポルノ路線に切り替えた。
ロマンポルノ路線は官憲に摘発されるほどの過激さを見せ、反権力意識の強か
った当時の若者たちに支持されたが、僕は最後の徒花のように咲き誇った日活
ニューアクションの作品群が忘れられず、オールナイトで特集上映される「野
良猫ロック」シリーズや「人斬り五郎」シリーズを追いかけたものだった。

そんな観客たちの要求を汲み取ったのか、池袋文芸坐はその年の秋から日活作
品の連続上映に踏み切った。毎週土曜日にオールナイトで日活作品の上映を行
うのである。それも、裕次郎以前の日活作品から始め、日活最後の作品までを
上映しようという壮大な構想のプログラムだった。つまり、そのオールナイト
を毎週見れば、ほぼ18年におよぶ戦後の日活映画史を俯瞰できることになるの
だった。

渡辺武信さんは、そのオールナイト上映に通い詳細なノートをとったに違いな
い。文芸坐の日活作品連続上映は一年以上続いたと思うが、その終了直後から
渡辺さんはキネマ旬報に「日活アクションの華麗な世界」を連載し始めたので
ある。それは、大変な労作になった。現在、日活映画を題材にすることが多い
関川夏央さんの著作にも渡辺さんの「日活アクションの華麗な世界」がよく引
用される。

もちろん、僕も何度か文芸坐のオールナイト上映を見にいった。その時、同じ
館内に渡辺武信さんもいたはずだ。「日活アクションの華麗な世界」の連載を
読みながら、僕はいつもそんなことを思っていた。かつて「日活ニューアクシ
ョン」と呼ばれた映画群を熱く支持し、映画史的に位置づけた若き気鋭の詩人
は僕にとって特別な憧れの存在だったのだ。

だが、そんな思い入れはこちらの身勝手なものである。幻想は滅する。偶像は
落ちる。あの時、声を掛けた途端にあんな風な展開になってしまい、誰が悪い
ということではない(突然、声を掛けた僕が悪い)のだけれど、やはり僕は何
となく傷ついたのだった。

大げさな言い方だが、あの時、長く引きずっていた青春が終わったという気が
したものだった。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
石原裕次郎の十七回忌番組が放映される一方、NHK衛星放送が美空ひばりの命
日に合わせ古い東映映画をいっぱい流している。山本周五郎生誕百年に合わせ
て古い東映映画をやってくれるし、受信料を振り込み続けている律義さがよう
やく報われた。しかし、訳あってNHKは嫌いです。

・旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

・竹内敏信ギャラリー&オリジナルプリント
http://www.genkosha.com/gallery/photo/

・玄光社WebSite
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■かりん島
わたしの地域密着度バロメーター

北川かりん
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私には特技がある。それは、変な人や事件に出くわす事。といっても、くだら
ない事が多いのだが、これは、私のせいなのか、私の生まれ育った大阪に住ん
でいる人のせいなのかはよくわからない。まあ、他の地域に比べておもしろい
人は確かに多いとは思うけど。

私の友人に、私をホラ吹きだと思っていた人がいて、いつも私の話を聞きなが
らも内心、「またまたー」と思っていたそうだ。

ある日、彼女と大阪城公園へ遊びに出かけた事があった。天守閣の前の広場に
鳩が群れていて、奴らはエサをくれる相手を物色していた。その光景をぼんや
りと二人で見ていたら、浮浪者風の男の人がやってきて、私にグっと握り締め
た拳を突き出した。

私はあまり考えずに、運命に導かれるようにその拳の下に自分の手の平を広げ
ると、彼は拳を広げ、その中からあられのような菓子くずがバラバラっと私の
手の平にこぼれ落ちた。その次の瞬間、鳩が私めがけて飛んできて、私はあっ
という間に鳩まみれになっていた。頭や肩に鳩を乗せた私を見て、そのオヤジ
は微笑みながら立ち去っていってしまった。

この光景を目の当たりにした私の友人は、私がいつも真実を語っているのだと
いう事を理解したという。

「どうして、あそこで逃げないで、手を差し出してしまうのか?」と、問われ
たが、自分でもわからない。唯一答えがあるとすれば、それは、私が素直だか
らかしら? ウフッ。

大阪にいた頃は普通に道を歩いていても、知らない人によく話しかけられたし、
危ないオヤジが突然ボウリング玉くらいの石を投げつけてきたこともあった。
自転車に乗ってチカン行為をしてきた中学生を蹴り倒した事もあった。大阪で
生きるという事は即ち、サバイバルなのだ!……やっぱり地域性なのかな?
こんな事があるのって。

横浜にやってきた頃、私はどこへ行くのも何だか心細くて、知らない土地に放
たれた野良ネコみたいに、おずおずとそこら辺の匂いを嗅ぎまわっていた。歩
いていても、誰も話し掛けてこない。工場の化学薬品の匂いもしない、ステキ
な住宅街。

でも、ドブのような町並みがやっぱり恋しくて、引っ越してきた当初はもう帰
りたい気持ちでいっぱいだった。「魔女の宅急便」で新しい環境に馴染めず、
魔法が使えなくなったキキのように、私の特技である、変なオヤジも見かける
こともなくなってしまった。

3か月ほど経った頃だろうか、やっと新しい生活のリズムも整い、町の様子も
わかり、少し慣れてきた時だった。私はその頃お昼に出かけて、いつも決まっ
たスーパーで買物をしていた。その時はアジの干物を特売していたので、どれ
にしようかと冷凍ケースの前で悩んでいた。すると、小さなおばあさんが私の
前に割り込んできた。せまい店内の為、私とおばあさんの体は密着し、二人そ
ろってアジの干物を凝視していた。

沈黙の二人。
勝負の瞬間だ! 絶対私の方がいいアジをものにしてやる!

その時、おばあさんが親切そうな笑顔を浮かべて私にアジのパックを手渡した。
「このアジ、きれいよ。(ニコッ)」

でも、どう見てもそのアジは黒く酸化していて、食に鈍感な私でも、物が悪い
事は一目瞭然だった。

「だまそうとしたな、クソババアーーー!」と、言いたいところだが、それど
ころか、私は嬉しくて顔中、満面な笑みを浮かべていた。

ヤッタ! やっと変な人にあった! やっとこの地域に馴染んできたんだわ!
歪んでるかと思われるかもしれないが、事実、嬉しかったのだからしょうがな
い。これを皮切りに、私は伊勢崎町や野毛町というオヤジ街を開拓し、親近感
を覚え、どんどんこの街が好きになっていった。

そして、先日、とうとう出会ったのである。それは、中華街に出かけていた時
の事だった。どこからか、フルボリュームで演歌の伴奏が聞こえる。音が流れ
てくる方向を見ると、手作りの屋台らしきものを片手で押しながら、一人のお
じさんが歩いてきた。

屋台のてっぺんには何か乗っている。鳥の置物か? と思ったら、生きた鶏だ
った。しかも2~3羽いる。

おじさんは、メキシコのアミーゴ達が被っているツバの広い、きらびやかな真
っ赤な帽子を頭にのせ、上半身裸、ステテコのようなパンツに下駄をはいて、
片手にマイクを持ち、もう一方の手で屋台をゆっくりと押していた。痩せこけ
た体は赤黒く日に焼け、一日中、この車を引いて歩いていたように思われた。

屋台には大きなスピーカーがうまく納まっていた。あの寸法通りの仕事はきっ
と手作り屋台だと思われる。そして、彼の名前がペタペタと屋台の支柱に貼り
付けられていた。

どうやら、彼は演歌歌手らしく、これは、キャンペーンの一環らしい。伴奏が
終わり、彼が歌いはじめた。その調子っぱずれの唄は果てしなく下手だった。
しかし、帽子のスパンコールが夕陽にあたってキラキラとおじさんを輝かせ、
その姿は美しかった。

私は心の中で叫んだ! ヤッタ! とうとうヤッタ! 私はやっとこの土地に
馴染んだのだ!

頭の中ではロッキーの勝利のテーマがかかり、ガッツポーズをとっていた。こ
こまでの「上物」が見れるまでになるなんて、私も成長したものだと、私はひ
としれず感動にむせび泣いた。

後日、このおじさんの話を色々な人に話したが、「そんな人いるわけないじゃ
ん!」と一笑に付されて、誰も信用してくれない。本当なのになー。

【北川かりん】
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・娘が小学生のころ、夏休みの宿題を手伝ったことがある(って、いつもそう
だったけど)。読み方のむずかしい市の名前を一覧にするという思いつき企画。
四条畷市、指宿市、宿毛市なんてのを挙げたのを覚えている。さて、市町村の
合併ブームで、新しい市が生まれているが、オイ、本気か? という市名があ
るんですね。川之江市、伊予三島市、土居町、新宮村が合併して四国中央市!
図々しいと四国の他県から文句がでないのか。公募では宇摩市が1位、四国中
央市は5位だったそうだ。なんでこうなるの? 四国中央市で検索すると、い
ろいろな意見があって面白い。面白いけど、その地域住民でその市名が嫌いな
人には苦痛だ。西東京市、南アルプス市なんてのも、そこに住む人には申しわ
けないけど笑える地名だ。これからも、続々と珍名が現れてくると思うが、ひ
らがなの市名ほどかっこわるいものはないので、ぜひやめるように。わが、さ
いたま市は日本中からばかにされている(と思う)。「さいたま」と手書きし
たときのおそるべきバランスの悪さ、泣きたくなっちゃいます。  (柴田)

・Adobe Photoshop Elements。仕事の関係で触っているのだが、思っていた以
上に機能は多いとわかった。普通に使うには十分すぎるソフトだと思う。親切
だしね。でも仕事に使うにはいまひとつ。何故これができないの、あれがない
の、とブーイング。細かなところがなくて困る。Illustratorばりに選択ツー
ルにリサイズハンドルがついていることや、適用後の例が一覧できる「フィル
タブラウザ」が便利。これはPhotoshopにも欲しいなぁ。  (hammer.mule)

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 素材辞典Vol.126 <ITビジネス・オフィスワーク編> 1333号。
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