[1366] 気配りはいくらしても、し過ぎということはない

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1366    2003/08/21.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20141部
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            <革命本番はこれから>

■笑わない魚 80
 気配りはいくらしても、し過ぎということはない
 永吉克之

■Powerbook Publishing Project~(59)
 『効率』こそすべて
 8月サンタ

■ライフスライス研究所
 オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年8月21日木曜日)
 第10回「足りないコト~ビデオカメラ」
 ユビキタスマン

■デジクリトーク(カウントダウン-4)
 変更! タイトル決定!
 高橋里季

■マガジンガイド
 「コマーシャル・フォト」2003年9月号

■ブックガイド&プレゼント
 ComicStudioDebut2.0 GuideBook デジタルコミック実践テクニック



■笑わない魚 80
気配りはいくらしても、し過ぎということはない

永吉克之
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IPフォンが通じたことに狂喜し、くだらない用件でもメールの代わりに電話で
伝えることが多くなった。電話は素晴らしい。レスがすぐにもらえるし、面倒
なタイピングの必要がない。試しに「ドラキュラ、血を吸う吸血鬼の恐怖!」
とタイプしたら5分かかったが、口頭では4秒である。

特に企業などに問い合わせをするときは、なにがなんでも電話を使う。大企業
になると、だいたい消費者をバカにしているので、メールの返事なんか、いつ
になるこっちゃ分らないからである。「またクレームが来たぞ。たかが消費者
が何様だと思ってるんだ。あーちくしょう、消費者が絶滅したら、どんなに仕
事が楽になるだろう」などと呪詛しながらクレーム処理にあたっているであろ
うことは、容易に想像がつく。

以前、メールの送信に問題が生じたので、某大企業が運営するプロバイダーの
サイトの問い合わせフォームで状況を訴えたところ、返事が来たのが3週間ほ
ど経ってからであった。しかもその内容が「早速、調査をするので、問題のあ
った送信時の~を教えて下さい」というものであった。「3週間も待たせてお
いて早速も豚足もあるか!」と、モニタに向かって吠えたが、一個人消費者の
虐げられた魂の慟哭など、彼ら大企業の人間の驕慢な心に届くことはあるまい。

幸い、その間に不具合は自然治癒していて、たいした不利益は被らなかったの
で、「あんたらがノラクラしてる間に、勝手に直ったから、もういらんわ」と
つっけんどんな返事を送ったら、さすがに謝罪してきた。しかし当然である。
もし「原因は解らないけど、とにかく一件落着でよかったなっと」と安心して
事後対応を怠っていたら、人非人のそしりは免れなかったろう。

また自費出版を計画しているので、某出版社のサイトの問い合わせフォームを
使って、印刷の費用の見積もりを依頼したのであるが、もうかれこれ3年ほど
経つというのに、未だに返事をもらっていない。あと何年かかるのだろうか。

                 ■

そんなことはどうでもいいのだ。本題は「気配り」である。

電話をなめてはいけない。正しく電話をかけるということが誰にでもできると
思ったら大間違いだ。相手の迷惑にならず、名誉を傷つけず、互いに有益で、
健全かつダイナミックでエロチックな電話応対をするには、想像を絶する気配
りが必要なのである。まずは現時点での相手の状況が推測できなければ、軽々
に電話などしてはならない。

私は夜間に電話をする場合、6~7時は夕食中であることが多いので、なるべく
避けることにしている。特に家族持ちの人には。しかも冬場はこの時間帯には
絶対に電話はしない。というのは、鍋料理を食べている可能性があるからだ。

だいたい鍋料理なんてものは矢継ぎ早に食べないと、肉や魚が煮えすぎて味が
落ちてしまうのだ。電話している余裕なんかあるものか。タラを見るがいい。
少しでも煮すぎると、箸で掴めないほどボロボロになってしまうくらいデリケ
ートな食材だ。それに比べて、豆腐は長めに煮た方が味がよく滲みていいのだ。
ほかには、シイタケやニンジン、イトコンニャクなんかも長く煮るべきだ。

                 ■

お気に入りのテレビ番組を観ている最中に電話をしてくる奴がいる。こんな無
神経な人間には、電話をかける権利も資格もない。かけるべき時間帯というも
のが、まるで分っていない。

もう数年前になるが、NHK の大河ドラマ『秀吉』を観ている時間に、当時勤め
ていた会社の社長から電話があって、仕事の話をおっ始めたときは閉口した。
日曜の夜8時といえば、世界中の人間が大河ドラマを観ている時間ではないか。
この社長は普段から「僕はテレビは観ませんから」なんて斜に構えたようなこ
とを言っていたが、自分のライフスタイルを押しつけられては迷惑千万である。
社長宅まで乗りこんで電話線を引きちぎってやろうかと思った。

「夜間に電話をするときは、まず新聞のテレビ欄を見よ」(永吉克之)

7~8時はだいたいアニメかニュースなので、ガキに電話をするのでなければ、
比較的安全である。ニュースも同じものを日に何度かやるので心配ないが、春
から秋にかけては、プロ野球中継があるので、相手が野球ファンなら、こちら
も、野球に興味があろうがなかろうが、中継が始まる7時から9時過ぎまでの間
は、試合を観戦して、スリーアウトでイニングが替わる間隙をついて電話をし
なければならない。ただ、出場チームが読売巨人ならば、4番のペタジーニが、
ノーアウト満塁で打席に立っている時でも、電話をして構わない。もしそれで
相手が怒っても謝る必要などない。そんなフザけたものを見る方が悪いのだ。

では食事の時間やテレビ番組を考慮に入れると、一体いつなら安全に電話がか
けられるのか。それは日曜日の午後1時から2時ごろである。8/17(日)の新聞
のテレビ欄(関西版)を見ると、この時間帯に放映されていた番組は、

『囲碁講座』『高校野球』『世界ウルルン滞在記(再)』『新婚さんいらっし
ゃい』『女ざかり!区役所の名探偵(再)』『99サイズ(再)』『開運なんで
も鑑定団(再)』

といったところであった。私はいずれの番組も全く観る気がしない。高校野球
には阪神タイガースは出場ができないし、『ウルルン滞在記』は番組の途中に
コマーシャルが入って目障りだ。『99サイズ』にいたっては、どんな番組なの
か見当すらつかないが、陳腐な番組に違いない。だから、この時間帯なら昼食
後だし、テレビ番組もつまらなくて、誰も観ていないから、安心して電話すれ
ばいいのである。

【ながよしかつゆき/アーティスト】
私はペーパードライバーで、15年ほど運転をしていないからか、一頃ひんぱん
に、車を運転する夢を見た。フロイトのいう「願望充足」という夢の機能なの
だろう。しかし、必要もないのに車を持つことの不経済性を納得してからは、
運転の夢を見なくなった。また若い頃は外国に行く夢もよく見たが、実際、外
国に滞在したら、以降はパタッと見なくなった。そして、密かに思いを寄せる
女性とねんごろになる夢は50万回くらい見たが、40過ぎて「こんな老いぼれを
愛してくれる女性なんかいるもんか。どうせボクは腐ったバナナだい」と諦念
の境地に達してからは、とんと見ない。そんなわけで私は「夢のない男」にな
ったのである。

E-MAIL / katz@mvc.biglobe.ne.jp
W.SITE / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

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■Powerbook Publishing Project~(59)
『効率』こそすべて

8月サンタ
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本誌『日刊デジタルクリエイターズ』と、姉妹紙『写真を楽しむ生活』のシス
テム構築に関わって、もうすぐ半年がたとうとしている。作業がGW、そして盆
休みとずんずん遅れているのは全部私のせいなのである。ごめんなさい。

でも、これはスゴイ仕事になる、と頑張っているのだ。いや、もうそれほどは
お待たせしませんぜ。今週は少しそのお話を。

●基本は『ワンソース・マルチユース』

ここでいっぺん基本を確認しておきたい。せっかく、制作者から読者まで、フ
ル・デジタルの環境でつながっているのだから、その意味を最大限に生かした
い。一度作成した文章、一度入力したデータは、そのまま全部使い回したいの
だ。だから、一度編集したデータを、メルマガに使うだけでなくて、そのまま
Webサイトにもアップしたいし、そのうち紙データにもして本を作りたい。一
つのコンテンツから、マルチな展開をしたい。

これは単独作業ならわりと難しくないお話。しかし複数人で、お互いの仕事が
重ならないよう、無駄なくデータを蓄積・出版していくことが今回の目的であ
る。つまりテーマは「効率のよい共同作業」。そのために、環境整備、システ
ム構築、人間のトレーニングが必要なわけである。

●今後とても重要なテーマ

ところで、「効率のよい共同作業」というのは、今まさに社会全体で取り組む
べき、デジタルデータとネットワークの普及によって開花しつつある大テーマ
なのだ。これほどやりがいのある仕事もない。

今、産業革命以来の生産性の革命が起こっている。つまり、一つのモノをつく
る効率が、100年前にいきなりジャンプアップして100倍になったのだとすれば、
同じくらいのインパクトのある革命が今、あちこちで起きているのだ。

景気はそのうち回復するかも知れないが、労働者にかつてのような収入をもた
らす雇用環境が戻ってくるわけではないのは、その間に社会のほうで、業務効
率革命が起きているからである。一つのモノをつくるのに必要な人間は一気に
減ってきている。この流れはもはや、止まらないように見える。

今、既存の収益構造がずっと変わりませんように、と願う「じり貧老舗企業」
は本当に多いけれど、革命本番はこれからである。来年・再来年と、何があっ
てもおかしくない、不確定で面白い時代だと思う。何しろ、動かないそびえ立
つ山のようだった前世代のセオリーが、どんどん破られていくのだから。

もちろんそれでも、売り上げから原価を引いたものが利益だ、ということは未
来永劫変わりがない。これはルールであって、セオリーではない。『売り上げ
から原価を引いたものが利益だ!』と叫ぶだけで、退場せざるを得ない業態、
企業が日本にはまだ山ほどあるということが、最近誰の目にも明らかになって
きた。これは滅多にあえない大チャンスである。

●考えさせられる『ムダ取り』

とにかく、春以来結構な量の関連本を読み、いろいろと試行錯誤しているのだ
が(とくにXML関係は相当に散財している。そのうちレビュー書きます)、な
かでも先月読んだ一冊の本によって、設計中のDBは根本からやりなおすことに
なった。

その本とは、ベストセラーだからもう読んだ人も多いだろう。この本である。

『現場の変革・最強の経営 ムダとり』 山田日登志著 幻冬社刊
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344001850/ref=sr_aps_b_/250-7880774-6000266

いや、私が無知なだけだったのだが、とにかく目を開かれた。「極端な分業化
は効率化につながらない」ということを始めとして、とにかく机上でものを考
えてばかりの私のような人間が嵌る罠を、ことごとく指摘してくれている。

文章だって「プロダクト」には変わりなく、生産技術のセオリーはそのまま、
ぴたりぴたりと編集過程に当てはめることが出来る。クリエイターとは全く無
関係に見えるジャンルの本だが、是非一読されたい。この本の結論はそのまま、
クリエーションのどんな現場にも応用できるはずだ。

いや、この本で私がどんなことを学んだか、それはそのまんまこのメールマガ
ジンのデータベース化過程で検証されてしまうんですがね。まあ全部あとで公
開しますので、あとしばし、お待ちいただきたい。ううう。

しかし皮肉なのは、この本が一般書店で、昔ながらの生産過程と流通経路で売
られていることだ。どう考えたって、今一番「ムダとり」が必要な業界、それ
は出版界である。しかし著者の山田氏はコンサルタントだそうだが、全権依頼
を受けて立て直しに参画してもらう、なんて無理だろうな…

……というわけで、今はぎりぎりしながら作業中の日々である。デジタル・ク
リエイターズはまもなく変わります。それは皆さんに確約したい。もっと効率
よく、もっとエキサイティングになりますぜ。

【8月サンタ】LondonとLyallとLeCarreを愛する35歳  santa8@mac.com
・今年は本当に気象庁が当てにならない年だった。「残念ながら明日も明後日
も冷たい雨が続きます」ではなく、「明後日には夏空が戻ってきます」「後半
には暑い夏が帰ってきます」と言わなくてはならないと、関連業界から圧力が
かかってたって、本当なんだろうか? 民間の気象予報会社は冷徹にこの惨状
を予想していたというけれど、これも本当? もともと天気予報は100%当た
るなんていうことは、未来永劫あり得ないので(確率の問題)頼りすぎるのも
なんだけど。まあ、私は初秋~冬が一番好きなので、この季節が長くなるのは
うれしいことです。
・というわけで今年は"See you in September"という雰囲気でもないですね。
秋の曲と言えば、Vince Guaraldiの"Cast your fate to wind"。スヌーピーの
サントラを提供してる人です。

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・投稿ロンドン写真館に写真よろしく ̄
http://www.londontown.to/cgi-local/upppu/upppu.cgi

・デジクリサイトの「デジクリ・スターバックス友の会」
http://www.dgcr.com/

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■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年8月21日木曜日)
第10回「足りないコト~ビデオカメラ」

ユビキタスマン
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ビデオはもっともそのフォーマットが変化してしまうジャンルの製品です。8
ミリビデオからVHS-C、DVビデオ、MicroMVビデオ、最近はDVD形式も出てきま
した。そしてこのメーカー主導のフォーマット変化に追随できないのが時間軸
を持つ「ビデオ」でもあります。コピーするのに実時間がかかるという点でも
映像は圧倒的に不利なのです。パソコンで安価に簡単に編集ができるようにな
ったとはいえ、そんなことをする人は一部の人です。

やればわかるのですが、ハードディスクはすぐにいっぱいになり、膨大な素材
がすべてパソコンに取り込めないことが分かった時点で、子供の幼少時代の膨
大なテープを前に挫折するのです。しかし、映像も音声も時間軸をもって記録
できるビデオはのちのちでてくるであろう、優秀なソフトやハードの出現を待
望しているとも言えます。撮った時間以上の時間をその記録素材に費やすこと
など人間は不可能なのですから。

ビデオカメラに足りないコト、それは「見るためのソフト」
(もしくはハード)です。

ちなみに、私が今一番ほしいビデオカメラは、手のひらサイズなのに3CCDの
心臓部を持つコレです。
http://panasonic.jp/dvc/DIGICAM/gs100k/

ユビキタスマン(川井拓也)
http://www.lifeslice.net/
jp_kawai@lifeslice.net

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■デジクリトーク(カウントダウン-4)
変更! タイトル決定!

高橋里季
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<RIKI FIRST COLLECTION 高橋里季の初個展までアト67日!>
「太陽と海のkiss」「太陽と月のkiss」

残暑おみまい! イラストレーターの高橋里季(たかはし りき)です。
2003年10月27日~11月1日、南青山のピンポイントギャラリーで個展を開きま
す。2004年ファッションイメージをインターカラーから流行予想。イラスト
レーションに展開します。見に来てね!
http://www.pinpointgallery.com/

8月になって、「いつもの私」が来てしまいました。「いつもの私」は、だい
たい「うらぎり者」なのです。今まで3回デジクリのコラムに、私の初個展の
カウントダウンをあれこれ書いて、前回までにいろんな事があったのに、そう、
いろんな人に相談して、いろんな事を決めたのに、変更だ~!

でも!相談に応えて下さった先生や先輩やお友達のアドバイスやアイデアは、
決して無駄にしたわけではなくて、それがあったからこその「今」なわけで、
もうしわけありません……

初個展のサブタイトルは、今年1月の企画段階では、「月の色 貝の色」でし
た。それが、6月にメインになる絵を描き上げて、「人魚の夢色」になったん
です。それでダイレクトメールのデザインもほぼできていたんです。そこまで
だって、あれこれ、どっちにしようか? とか、すごく考えたんだけど、8月
になって、もっと良い絵が描けてしまったのでした。ラッキー!

それで、新しい作品にぴったりのサブタイトルは、「グリーンフラッシュ」と
「ダイヤモンドリング」から発想して「太陽と海のkiss」「太陽と月のkiss」
にします。(たぶん、もう変える時間はないので決定!)

「グリーンフラッシュ」というのは、テレビで見たんだけど、太陽が海に沈む
一瞬に見える緑色の光だそうで、「ダイヤモンドリング」というのは、日蝕の
事です。メインになる絵が、色とデザインを違えて、2枚あるんです。それで、
もっと分かりやすく「太陽と海のkiss」「太陽と月のkiss」の2作品という事
にしました。流行色からイメージを膨らませた、雰囲気のある作品になったと
思います。

8月中に告知用のCD-Rを作ろうと思っています。作品データや個展の情報デー
タをいれて、会いたいアートディレクターに持って行ったり、編集部に送った
りするつもり。考えてみたら、ダイレクトメールより、この告知用CD-Rを作る
方が先だったのね。

と言う事で、前から欲しかった顔料インクのプリンタ(EPSON PM-4000PX)を
買いました。これでCD-Rのタイトル面を、ディスクに直接プリントアウトでき
るのです。前機種プリンタは、タイトル用のシールにプリントすると、とても
きれいなんだけど、日が経つうちに、黒い文字とか、すご~く滲んでしまうの
ね。新しいプリンタは、ちょっと試してみたけど、CD-Rディスクがプリンタ内
部に飲み込まれて行くのが不思議で、ちゃんと出て来るか心配で、「見てても
しょうがないわよね」と思つつ、じっと見守ってしまったわ。速いわ~!

……って、こうゆう事で、おもいっきり楽しんでちゃダメだもん。一枚でも多
く、良い作品を描くんだもん。なんだけど、やっぱり、銀色のCD-Rディスクに
プリントアウトすると、うまく行くのかな? とか、試してみたくなっちゃう
な~。

今年の夏も、こんなふうにバタバタ楽しく過ぎて行くところです。高橋里季の
ホームページ。プロフィールのページに2枚、新しい写真を載せました。
http://www007.upp.so-net.ne.jp/RIKI/

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■マガジンガイド
「コマーシャル・フォト」2003年9月号
http://www.genkosha.co.jp/cp/index1.html
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特集・ブランドとコラボレートする写真集
フォトグラファーの表現する世界とコラボレートすることで、ブランドのコン
セプトや、あるいはメッセージを伝える写真集がある。広告や商品カタログ、
あるいは個人の作品集とも違った「写真とブランドの新しい関係」の形を紹介
する。青木健二「AGITO」/宮本敬文「THE CHALLENGERS」/LAKE TAJO「REE-
MEMBER」 インタビュー:ヒステリックグラマー/町口覚

特集・色のトラブルによく効く処方箋 ~やさしいカラーマネージメント2
デジタルで仕事をするフォトグラファーにとって一番気になるのが「CMS」
(カラーマネージメント)。CMS環境によって色のトラブルや入稿のトラブル
が本当に解決するのだろうか。本誌5月号の特集「やさしいカラーマネージメ
ント」の続編として、より具体的にプロの仕事の現場でCMSがどのように活用
されているかを紹介する。

フォトグラファー特集=JFKK
クリエイティブのプラットフォームはこれからどうなる?
=Power Mac G5/Mac OS X DTP/PDFワークフロー
速報=ニコンD2H/PENTAX*istD
マンスリー・ベスト・AD/マイ・ベスト・チョイス・CM
今月の新作グラフィック&CM紹介/新製品ニュース ほか
・定価:1,300円(税込)発行:株式会社 玄光社

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■ブックガイド&プレゼント
ComicStudioDebut2.0 GuideBook デジタルコミック実践テクニック
ビー・エヌ・エヌ新社刊
http://www.cbook24.com/bm_detail.asp?sku=4893699717
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<出版社より>
株式会社セルシスの「ComicStudioDebut2.0」の使い方を、実践を通じて解説
したデジコミ入門書です。ソフトの解説のみにとどまらず、マンガの描き方の
コツやCGの基礎知識、同人誌の作り方、作品の発表の仕方など、読者が必要と
している情報もたくさん紹介しています。
付属CD-ROMには「ComicStudioDebut2.0体験版」を収録! ソフトはちょっと
高くて手が出せない…という学生の方でも楽しめます。

編著:ジョルス
本体価格:2,400円(税別)
B5変形(182×232)、208ページ、CD-ROM1枚(ComicStudioDebut2.0体験版、
サンプルデータ収録)
ISBN:4-89369-971-7 BNN新社刊

●本誌をビー・エヌ・エヌ新社よりデジクリ読者2名様にプレゼント。応募フ
ォームをつかってください。締切は9月4日(木)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に9月5日頃掲載予定です。
http://www.dgcr.com/present/p_csd2guide.html

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■編集後記(8/21)
・というわけで、デジタルクリエイターズも「効率のよい共同作業」を目指さ
なければならない。G5の出る少し前に(!)導入した最新G4でOS Xに慣れる環
境を夏休みの初日につくった。現在、旧G4にはアップル純正の旧式17インチ
CRTと、ソニーの15インチ液晶がつながっていて快適だ。さらに、iBOOKの外部
出力用として買った三菱の15インチ液晶もある。新G4でもツインモニタにした
い。そのため新G4とモニタをつなぐアダプターを探した。新G4の出力はADCと
DVIである。DVI-VGA変換アダプターは同梱されている。ラオックスMAC館でADC
-VGAアダプターを買った。これで液晶2台がつながる。しかし慣れた17インチ
CRTを生かしたい。試しに聞いてみたら、使えそうなモニターアダプターがあ
った。特価980円なので試しに買ってきた。ADC-VGAアダプターには三菱液晶を
つないだ。DVI-VGAアダプターにさらにモニターアダプターを差してCRTにつな
いだら、がまんできる見映えだった。ツインモニタ完成。それで、休み中はOS
X環境でバリバリと……というわけでもなく過ごしちゃいましたが。 (柴田)

・国連にテロって……。/選手よりも美女軍団が注目されているのってどうな
のでしょう……。いやー、でもきれいだなぁ。       (hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 Mook1 Substance 1365号
 ComicStudioDebut2.0 GuideBook デジタルコミック実践テクニック 本日号

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/ >

編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com >
リニューアル  8月サンタ <mailto:santa@londontown.to >

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