[1390] 長く細い脚を包む青いジーンズ

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1390    2003/09/26.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20069部
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         <「それを言っちゃオシマイでしょ」>

■映画と本と音楽と… 185
 長く細い脚を包む青いジーンズ
 十河 進

■金曜ノラネコ便
 未知との遭遇~ノラネコ編
 堀本真理美

■デジクリトーク
 アプリケーション機能と手打ちコーディングの使い分け
 『プロがこっそり教えるウェブ制作術』執筆にあたって…
 小笠原たけし



■映画と本と音楽と… 185
長く細い脚を包む青いジーンズ

十河 進
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●山田太一の原点のようなドラマ

この前、岸部一徳のことを「岸辺」と間違ってしまい、その字面を見ていたら
「岸辺のアルバム」を連想した(かなり強引な振りですね)。「岸辺のアルバ
ム」は、1977年6月から9月までTBS系で放映されたドラマだ。脚本は山田太一。
数々の賞を獲得しテレビドラマ史上、屈指の名作と言われている。

しかし、僕は山田太一がその4年前に書いた「それぞれの秋」の方が好きだっ
た。「それぞれの秋」で初めて僕は山田太一という脚本家を意識した。1973年
の9月から12月まで、やはりTBS系で放映されたドラマである。「岸辺のアルバ
ム」は「それぞれの秋」をさらに過激にした感じがあって、僕はあまり馴染め
なかった。

まず、平凡な中年の主婦(八千草薫)がいきなり変な電話にひっかかり、浮気
をしてしまう設定についていけなかった。いくら日常に不満があるといっても、
また相手がいくら若き日のハンサムな竹脇無我だとしても、どうかなあ、と僕
は思う。

おまけに姉(中田喜子)は英会話の教師にレイプされるし、父親(杉浦直樹)
は商社マンだが東南アジアから女性を輸入しているという設定も何だかついて
いけなかった。語り手の僕(国広富之)も「それぞれの秋」の小倉一郎に較べ
て頼りなさが足りなかったし顔が甘すぎた。

平凡に見える家族の中に触媒になるような出来事を投げ込み、次第に家族間の
関係が変化していくという状況設定を山田太一はよく使うが、その手法を確立
したのが「それぞれの秋」だった。その後の山田太一ドラマの方法論は、すべ
てこのドラマで試みられている。

山田太一のエッセイによれば、ある日、新作ドラマの打ち合わせをテレビ局の
プロデューサーとしていたのだが意見が合わず、不機嫌な気持ちのまま帰宅し
たくなくて街に出て映画館に入ったという。

映画を見終わった時、後ろの席からひどく遠慮がちに挨拶をしてくる青年がい
た。以前に会った役者で、山田太一は小倉一郎という名を思い出す。その時の
出会いの印象から彼を主演に決め、そのイメージで「それぞれの秋」を書いた。

小倉一郎は「それぞれの秋」で一躍有名になった。僕が覚えているのは、まだ
子役だった頃の彼である。痩せっぽちの少年だった。石原裕次郎主演「敗れざ
るもの」(1964)で脳腫瘍に冒される少年を演じた。彼は青年になっても痩せ
ていた。最近は今村昌平の「カンゾー先生」(2000)に出ていたが、50代にな
ってもやはり痩せていた。

「それぞれの秋」で父親を演じたのは小林桂樹。母親は久我美子だった。兄を
林隆三が演じ、妹を高沢順子(「お魚になったわたし」というCMの入浴シーン
で人気が出たモデルだったと思う)が演じた。

主人公の親友に火野正平、そして重要な役でATG映画「あらかじめ失われた恋
人たちよ」(「朝まで生テレビ」の田原総一朗が1971年に監督した不思議な映
画です。僕は好きだけど)でデビューしたばかりの桃井かおりが出ている。

●「ぼく」の頼りなさに共感した若き日々

主人公の一人称ナレーションでドラマは始まる。「ぼく」は大学浪人で、サラ
リーマンの父親、専業主婦の母親、遣り手の自動車セールスマンである兄、高
校生の妹がいる平凡な家庭だ。「ぼく」自身も平凡すぎて、羽目を外せない自
分に少々苛立っている。

ある日、「ぼく」は親友にそそのかされて電車の中で痴漢をしてしまう。それ
は性的な衝動というより、平凡な自分自身を変えたかった、あるいは何か冒険
のようなものをしてみたかった、という青年期特有の衝動だった。どちらかと
いえば大江健三郎が「性的人間」の中で描いた「形而上的な痴漢行為」だった
のだが、彼がお尻をさわった女子高生はいきなり彼の手をつかんでしまう。

桃井かおりが演じた女子高生は、ふてぶてしい彼女のキャラクターを充分に生
かしたキャスティングだった。彼女はスケバンのリーダーで、「ぼく」の顔を
見て「あんた、可愛いよ」と凄む。「ぼく」と親友は、スケバンたちのアジト
に連れ込まれ、「ぼく」はそこで妹に会う。妹はスケバングループに入ってい
たのだ。

妹はリーダーに命じられるまま「ぼく」を殴る。もちろん、どちらも兄妹だと
は明かさない。ふたりになった時、妹は「親に言ったら、お兄ちゃんが痴漢し
たことバラすからね」と恫喝する。

「ぼく」は、妹をスケバングループから救い出さなければ、とやきもきするば
かりなのだが、自分の痴漢行為を明らかにされたくないから決然とした態度が
とれない。

その「ぼく」の優柔不断さや自信のなさが、当時の僕には等身大のキャラクタ
ーに見えてひどく共感したものだった。僕も確固とした自分が持てず、将来の
不安に怯え、宙ぶらりんの状態のまま日々を過ごしていた。

自分が何者なのか、何ができるのか、世の中で生きていけるのか、すべてが不
確かなまま僕は生きていた。それでも、何かをする時には、きちんとやらなけ
ればならないのだと自分を鼓舞していた。

「それぞれの秋」の「ぼく」も逡巡を繰り返した末に決意して再びスケバング
ループのリーダーに会いにいく。そこで「妹をグループから抜けさせてくれ」
と言い出すまで小倉一郎のキャラクターの持ち味がよく出ているのだが、気の
弱い青年が意を決した態度を見てリーダーは自分とつき合うことを条件に「ぼ
く」の要求を受け入れる。要するに「ぼく」は意に染まない相手から惚れられ
てしまうのだ。

「ぼく」が妹の秘密を知った頃から家庭が崩壊し始める。家族の別の顔が見え
てくる。売上ナンバーワンのエリート・セールスマンだと思っていた兄は、売
上の操作をしていたらしく何かのトラブルに巻き込まれている。そのうえ子持
ちの未亡人との関係が明るみに出て、両親に反対される。

さらに、父親の言動がおかしくなる。母親が病院に連れていくと、脳腫瘍だと
診断される。腫瘍が脳を圧迫するのか、父親はあらぬことを口にして母親を悲
しませる。「あれは病気が言わせているのよと看護婦さんは言うけど、とても
そんな風には思えない」と母親は「ぼく」に訴え涙を流す。

父親は母親に向かって「おまえと結婚したばかりに人生を棒に振った」という
意味のことを言い募る。もっと別の人生を生きたかったのだ、もっと自分自身
のやりたいことをやってきたかったのだ、と父親は堰が切れたようにとめどな
く悔やみ、自分の人生の虚しさを嘆き、恨みを晴らすように妻を怒鳴る。

●父親の感情に共感する現在の日々

小林桂樹が演じた父親のセリフが忘れられない。三十年前のドラマのセリフが
ずっと僕の記憶に残っている。言葉の力、なのだろう。ある日、見舞いにいっ
た「ぼく」に向かって父親は血を吐くように言う。

──スラリとした脚の長い女の子と街を歩きたい。青いジーンズを履いて、長
い脚をこれ見よがしに伸ばして歩きたい。ガラス張りの喫茶店でふたりでコー
ヒーを飲みたいんだ。

そんなセリフだった。そのセリフが象徴するもの、それが的確に伝わってくる。
父親の切なる願い、その願望に秘められた現状の否定、悔恨、取り戻せない失
われた時間への回帰、己自身のもどかしさ、家族の煩わしさ、家族さえいなけ
れば別の人生もあったという恨み、そんなものすべてを象徴する言葉だった。

父親は、そんなことは決して言ってはいけないのだという抑制もなくしてしま
っているのである。その言葉を病室の入り口で母親が聞いている。「ぼく」は、
母親の気持ちを想像して心を痛める。同時に、父親のやるせない願望を理解し
て何も言えない。「病気なんだ。病気が言わせてるんだ」とつぶやくしかない。

しかし、本当に病気が言わせているのだろうか。病気になったから本当の気持
ちがストレートに出ているのではないのか。その言葉こそが父親の本音ではな
いのか。「ぼく」も母親も、そしてドラマを見ていた僕もそう思った。

家族関係、夫婦関係(に限らずすべての人間関係において)の中でフーテンの
寅さん的「それを言っちゃオシマイでしょ」という言葉がある。病気になった
父親の言葉はそれだった。そこまで言って、再び家族は再生できるのか。

病気から回復した父親に、家族は入院中のことは話さないと約束する。しかし、
あるきっかけで自分の言動を知った父親は家族を集めて自分の入院中のことを
話させる。彼は妻から、息子から、娘から自分の言動を聞くのだが、その時の
彼の気持ちを考えれば、いたたまれない。

「ぼく」も同じだった。だから「ぼく」は自分が痴漢したことを告白する。家
族に恥を話し、父親と同じ立場になろうとする。妹もスケバングループにいた
ことを告白し、兄も未亡人との関係や売上操作を告白する。秘密を晒し合った
家族が再び日常に戻ったところでドラマは終わった。

だが、僕はずっと父親の気持ちが気になっている。あれから三十年、大学生の
息子と浪人生の娘がいる現在の僕はあの父親と同じだ。僕は、あの父親が血を
吐くように言った「スラリとした脚の長い女の子と街を歩きたい」という言葉
が象徴するものを克服しているだろうか。

正直に言うと、克服はしていない。いや、それを克服できる人間がいるとは思
えない。心のどこかで、そんなことを願っている。淡く期待している。誰もが
そうなんじゃないのか。もちろん「それを言っちゃオシマイだ」と固く心に秘
めてはいる。

病気になっても僕は、そんなことはおそらく口にしない。それだけの自信はあ
るし、自分が生きてきた長い人生を否定するほど流されて生きてきたわけでは
ない。もっと自覚的に生きてきた。もちろん自分の人生に満足などしていない
し、全面的に肯定もしていない。

これしかなかったのだという諦めもある。こうあるべきだったのだと誇る気持
ちもある。子供も育てた。妻にも苦労はさせなかった。住む家もある。明日の
メシにもとりあえずは困らない……

しかし、悲しいことに人はそれだけでは生きていけない。どこかで「スラリと
した脚を青いジーンズに包んで街を歩きたい」と想い続ける。儚く願う。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
河原崎長一郎さんが亡くなった。昔、吉祥寺の前進座の近くで子供と散歩する
姿を見かけたことがある。奥さんの伊藤栄子さんは地味な女優さんだが、僕は
ずっとファンだった。喪主は伊藤栄子さんらしい。

旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

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■金曜ノラネコ便
未知との遭遇~ノラネコ編

堀本真理美
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先週のかりんさんが不思議な店について書いていらしたが、実はつい先日わた
しも不思議な(?)バーに入ってしまったのだった。わたしはお酒は好きだが
それほど飲めるというわけでもないので、行きつけの飲み屋などというのはな
い。あったらカッコイイ大人の女って感じなのだが……。

その日は友人が集まって食事をしたあとに「もう少し飲まない?」と、渋谷の
センター街を通り抜け気になっていたバーに足をのばしてみたのだが、雰囲気
は良いがワンルームマンション並みに狭いその店はすでに満席だった。こうい
う消化不良な気分で帰れるはずもなく、ふと見ると隣にPというスペイン風が
売りのこれまた小さなバーがあるではないか。

仲間のひとりがおそるおそる扉を開けて、値段を聞くとチャージはなしでドリ
ンク代のみで良いという。はじめは気が進まなかったわたしも、みんなと一緒
だし「ま、とりあえず飲めればいっかー」といっぱしの酒飲み気分で入ってい
った。

薄暗い店内はスペイン風というか……山小屋風? カウンターはなく二つのテ
ーブルを囲んで椅子が何脚か、スペイン関係の物が飾られた壁際にはベンチシ
ートがあり、天井からは偽物のフルーツがたわわに実っていた。この店の売り
はなんと言ってもスペイン風、いや実は入口の看板にも書いてあったのだが、
正確には「フラメンコギター弾き放題」であった。

友人たちは皆ロック好きでその「ギターが弾ける」というのを面白がって、そ
の店に入ったのだ。メニューには焼酎や日本酒もあり実に日本風。結局ワイン
のデキャンタにしたのだが、中身はカリフォルニアワインでガックシ。でも気
にしない気にしない。

フラメンコギターを手に取り、歓談しながら好き勝手にロックナンバーをつま
弾き始めると、マスターはBGMのフラメンコミュージックの音を絞ってくれた。
が、しばらくしたら、店のフラメンコギターで下手なロックばかり弾くのに嫌
気がさしたのか、さりげなくBGMの音量を上げ演奏を中断する空気を作ったの
をわたしは見逃さなかった。

さて、終電組が帰ったあとに残されたわたしと友人二人で飲み続け歓談してい
ると、20代と思われる青年が入ってきた。「なんか、店の雰囲気が良いなぁっ
て気になって、千円しかないんですけど、大丈夫っすか?」と、この青年も店
に負けず劣らず非常になんというか「不思議」君であった。

偶然にこういう店に入ると面白い出会いがあるものなのねぇ、と思う。酒飲み
カルチャーとでも言えばいいのか、いわゆる呑んべいと呼ばれる人たちの世界
では、こんな出会いや不思議なコミュニケーションがあちこちのバーやスナッ
クを舞台に繰り広げられているのだろう。

この夜お酒をめぐる未知の世界を垣間見たわたしは少し大人になった気がした
……って、年齢だけはじゅうぶん大人だけど。まだまだ女性は酒飲みカルチャ
ーには縁が薄いだろうから(職業にしている人は別だけど)、こんな面白い機
会が得られことを男友だちに感謝。

そうそう、不思議青年は役者の卵だと言っていたのだが、彼が去ったあとマス
ターはすかさず「いやー、あれもホントかどうかわかんないよ」などと言って
いた。そうか、さすがは開業26年。ウソか本当か見抜く眼力が養われているの
か?

で、なぜかそんなマスターは歓談中に釣り師だということが判明。本棚の奥か
ら彼が取り出したのは20年以上前の釣り雑誌の切り抜きで、90kgのカジキマグ
ロを仕留めてニッコリ微笑む若き日のマスターであった。謎だ。

【ほりもと・まりみ】mari@macforest.com
先週の台風の影響で東京でも風が強かった日にウチの網戸の一つがパックリと
切れて風に飛ばされてしまった。管理会社持ちで修理してもらえるのか連絡し
なくてはいけない。おまけに急激に冷え込んで衣替えが間に合ってない。忙し
いのに風邪ひかないようにしなくては。

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■デジクリトーク
アプリケーション機能と手打ちコーディングの使い分け
『プロがこっそり教えるウェブ制作術』執筆にあたって…

小笠原たけし
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「ホームページのコーディング、、、えっ? 専用アプリケーションつかって
んの? ダメだよ。プロならHTMLは手打ちしなきゃ…」という話を耳にします。
でもなぜプロはHTMLを手打ちしなければいけないのでしょうか?

私は基本的にはDreamweaver等のコーディング用アプリケーションを使用する
ことをお勧めしています。専用アプリを使用する利点はいくつもありますが、
「テンプレート機能でイメージ統一が図れる」「テンプレート機能で大量のペ
ージの修正が簡単」などのテンプレート機能は手打ちでは太刀打ちできません。

では、HTMLを手て打ち込む必要はないのでしょうか?
極端な話<table ></table >などのタグをまったく知る必要はないのでしょうか?
残念ながら、手で打ち込まなければならない場面というのがあるのです。たと
えば、

1)ユーザーの環境(OSやブラウザ)による微妙な表示の違いを少なくしたい
時、javascriptによるHTMLコードの切り替えを行なう。
2)フォームタグ<form ></form >による発生する改行でデザインが乱れてしまう
ことを防ぐ。

などがあります。このような場面ではHTMLを手で打ち込む(または修正する)
必要がでてきます。これらのコーディング時に必要になりそうな例をこの「プ
ロがこっそり教えるウェブ制作術」では記載しています。またHTMLコーディン
グ以外でも、フラッシュ制作時には多かれ少なかれプログラム(アクションス
クリプト)を手で打ち込む必要に迫られます。その代表でもあるローディング
待ちを行なうアクションスクリプトの例なども記載しました。

ウェブ制作ではどうしてもプログラムは避けて通れないものです。現状では、
アプリケーションの便利な機能はどんどん使用し、どうしても対応できない部
分のみ手打ちするという方法が一番のようです。

『プロがこっそり教えるウェブ制作術』 ソフトバンク パブリッシング刊
http://store.sbpnet.jp/bm_detail.asp?sku=4797323620
著者:小笠原 たけし
定価:本体2,400円+税 B5変型判 192ページ ISBN4-7973-2362-0
発売日:9月1日

【小笠原たけし/CGクリエーター】oga@graphic-art.com
http://www.graphic-art.com/
大阪のセミナーでは本ではなかなか記載できなかった「悪いサイトの例」など
も上げながら説明していこうと考えています。セミナー後、仕事する上での質
問なども対応したいと思いますので、お気軽にご参加ください。

9月1日(月)~10月31日(金)の2カ月間、西麻布(東京都港区)のレストラン
バーVERANDAにて個展を開催しています。 お近くにお越しの際は食事&お酒を
飲みにお立ち寄りください。『 "みやび" コンピュータグラフィックスによる
「雅」の表現』と題して大型プリント5点プラスαを展示しています。
http://www.veranda.jp/

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■セミナー案内
小笠原たけし「プロがこっそり教えるウェブ制作術」
http://www.uketsuke.jp/show_event_detail.php?uno=47

日時:10月3日(金)15:00~17:00
会場:Mebic扇町(大阪市北区南扇町6-28 水道局扇町庁舎 2F
   TEL.06-6316-8780 fax.06-6316-8781)
主催:デジタルクリエイターズ 共催:Mebic扇町
協力:ソフトバンクパブリッシング
申込み方法:上記URLより申込み登録受付
受講料:2,000円(税込み)当日決済
定員:70名 満員になり次第受付終了
※当日、講師 小笠原たけしさんの著書「プロがこっそり教えるウェブ制作術」
を販売いたします。準備できる冊数に限りがありますので、購入希望の方は事
前に、フォームの「その他要望欄」に購入希望と明記してください。

内容:知らないと大きなミスにつながる落とし穴や「これさえ知っておけば!」
というTIPSを、わかりやすく解説。よくあるウェブ制作の本やマニュアルには
書かれてない、経験から得た情報やテクニックを紹介する、ウェブ制作現場の
人たち向けのセミナー。

受講対象:ウェブ制作を一通りできる方で、これから仕事としてやって行きた
いと思っている方。企画やプロデュースの人よりは、実際に手を動かして制作
する作業者、デザイナー向け。
(例)「会社で自社のサイト制作を上司から頼まれてしまった人」
   「経験の少ないウェブプロダクションの方」
   「これからフリーとしてやって行きたい若葉マークのデザイナー」

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■編集後記(9/26)
・マイクロソフトが「トロン」と家電用OS共同開発だって。NHK「プロジェク
トX」を見たが、かつてあんな仕打ちをしたマイクロソフトが今度は提携だと。
朝日では、月尾嘉男東大教授が「今回の提携が真の協調なのか新たな事業展開
のための戦略なのかは見極めが必要だ」、元マイクロソフト日本法人社長の成
毛真さんが「マイクロソフトは、メンツや感情論で動くのではなく経済的合理
性で判断する会社だ」とコメント。用心、用心、ってもうやられちゃってるの
かも。一方、東大は全学の共用パソコンに約1150台のiMacを導入、サーバも大
半はアップルになる。東大では「Windowsに比べて様々なソフトの導入がしや
すく、不具合が起きても自分で直しやすい利点がある」と説明(朝日)。けっ
こうなことだ、とマックユーザーのわたしは思う。一時沈静化していたスパム
だかウイルスだかのメールがまた多くなったのはWindowsのおかげ? やっと
OS Xの画面にも慣れてきて、やっぱりマックでしょうと思うこの頃。(柴田)
・TRONの坂村氏とMS古川氏が手を組んだ「T-Engine+CE .NET」(ZDNet Japan)
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0309/25/epn09.html
(古川さんに比べて坂村さんの表情がまったく冴えないのはなぜ?)

・塩爺引退。キャラとしては面白かったのになぁ。塩爺ファンサイトも9月末
に閉鎖するらしい。行政系サイトもこのくらい気楽なら楽しいかもなぁ。/小
笠原さんの本は、プロなら全部知っておかないといけない内容だ。逆にこの内
容のレベルにまで到達しない人(デザイン力は別として)は再勉強が必要。と
いうことでセミナー勧誘でした。いやホントの話です。   (hammer.mule)
http://www.forza-cog.net/  FORZA!塩爺!
http://www.uketsuke.jp/show_event_detail.php?uno=47  セミナー

<応募受付中のプレゼント>
 こちらFlashMX放送局 1384号
 Mac OS X UNIXアプリケーション 簡単活用ガイド v10.2対応 1385号
 Windowsエキスパートブック Windows XP環境設定ガイド 1385号
 スタイルシート ステップアップアレンジブック 1389号

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