[1404] 生者のあらん限り

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1404    2003/10/17.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20295部
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          <特別の輝きを持った主人公>

■映画と本と音楽と… 188
 生者のあらん限り
 十河 進

■かりん島
 ランナーズハイ
 北川かりん

■ライフスライス研究所
 オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年10月17日金曜日)
 第37回「ポジティブライブス、写真の行間についての考察」
 ユビキタスマン

■ブックガイド&プレゼント
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■映画と本と音楽と… 188
生者のあらん限り

十河 進
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●日常生活の冒険という言葉に反応した

斎木犀吉という名前に反応するのはどういう人たちだろうか。数年前のことだ
が、自動車雑誌「NAVI」のエッセイで矢作俊彦が「斎木犀吉が乗っていたアー
ムストロング」のことを思い入れを込めて書いていた。矢作俊彦は僕より一歳
上で、団塊世代に近いところに位置する。彼が斎木犀吉に思い入れたと同じよ
うに僕も、斎木犀吉をヒーローにしていた時期がある。

斎木犀吉は、大江健三郎が1964年(ワオ、40年近く前だ)に発表した長編小説
「日常生活の冒険」の主人公の名前である。僕がその小説を読んだ時には、す
でに大江は「個人的な体験」で高い評価を得ていたし、ちょうど「万延元年の
フットボール」が出たばかりで評判になっていた。

「個人的な体験」や「万延元年のフットボール」の評価に比べて「日常生活の
冒険」は評価が低く失敗作と言われていた。しかし、僕の仲間たちの間では斎
木犀吉は人気があった。彼は行動するヒーローだったし、特別の輝きを持った
主人公だったのだ。

「斎木犀吉は俺がモデルだって、伊丹一三が言ってるよ」と高校の時に教えて
くれたのは、物知りの新聞部部長だった。伊丹一三が「女たちよ!」とか「ヨ
ーロッパ退屈日記」などを書いていることを教えてくれたのも彼だった。彼は
それらのエッセイに書かれていた「犬の歯を抜く話」や「モグラを輪切りにす
る話」などを楽しそうに話してくれたものだった。

伊丹一三(後の十三)を初めて知ったのは「ロード・ジム」という映画に俳優
として出ていたからだった。「ロード・ジム」は「アラビアのロレンス」で一
躍注目されスターの仲間入りをしたピーター・オトゥールにロレンスと似たよ
うな役を演じさせた海洋映画(原作は海洋小説ばかり書いたコンラッド)だが、
映画史的にはほとんど無視されている。

ちなみに伊丹一三は「ロード・ジム」でオトゥールと共演した時に「アラビア
のロレンス」の裏話(恨み辛み)をいろいろ聞いたようで、そのことをエッセ
イにも書いている。

「監督のデビッド・リーンは完璧主義で俳優が死にそうになっても知らん顔だ」
とか、「アンソニー・クインは自分だけが目立てばいいと思っている奴だ」な
ど、オトゥールは東洋の果ての国からきた俳優に気を許したのか、いろいろな
悪口を無警戒に話している。

伊丹一三はスペインで撮影されたハリウッド大作「北京の55日」にも出演して
いたが、僕が初めて俳優としての彼を見たのは大島渚の「日本春歌考」(主人
公は荒木一郎です)だった。あるいは、それ以前にテレビドラマに出ていたの
を見たような記憶もあるけれど、はっきりはしない。

どちらにしろ、斎木犀吉のモデルが伊丹一三だと言われて、僕は何となく納得
がいかなかった。その頃、十七歳の僕にとって斎木犀吉は具体的にめざすべき
ヒーローだったし(その頃は僕も性的な部分も含めて斎木犀吉のように生きて
いきたかったのだ)、スクリーンやブラウン管に登場する伊丹一三がそのよう
な生き方をしているとは思えなかったのだった。

●大江健三郎と伊丹十三の性的なこだわり

しかし、それにしてもなぜ斎木犀吉のモデルが伊丹一三なのか、僕にはわから
なかった。僕はまだ伊丹一三と大江健三郎が松山高校時代からの親友で、伊丹
一三の妹である伊丹ゆかりを妻にしている(つまり伊丹一三は大江健三郎の義
理の兄)などとはまったく知らなかったし、高校時代に早熟な伊丹一三から多
大な影響を受けていたことも知るよしもなかった。

それに、伊丹一三は戦前に亡くなったサイレント時代からの名監督・伊丹万作
の遺児だったことも僕は知らなかった。夫が亡くなった後、伊丹夫人は京都か
ら松山に戻り、ふたりの子供を育てていたのだ。その頃、愛媛の山奥に育った
優等生・大江健三郎は松山市内に下宿して高校に通い始めたのである。

後年、「懐かしい年への手紙」という長編小説で、大江は初めてその頃のこと
を詳しく書いている。もちろんフィクションだから、すべて事実として受け取
ることはできないが、その長編の中で大江はゆかり夫人を「おゆうさん」と呼
んでいる。

大江は障害のある長男の光を小説の中ではイーヨーという名で書き続けている
が、どの小説だったか、そのイーヨーを「映画監督である叔父に似ている」と
書いたことがあった。後に伊丹十三はイーヨーを主人公にした大江の「静かな
生活」を映画化し、主役に渡部篤郎を抜擢した。

そうしたことを知った後、僕は斎木犀吉が若くして日本を離れたり、商業デザ
イナーをやったり、映画に出演したりというエピソードが現実の伊丹一三の人
生に沿っているのだと理解した。その時に僕が気になったのは、性的強者(つ
わもの、と大江的に読んでほしい)としての斎木犀吉も伊丹一三の実人生をモ
デルにしているのだろうかという下世話な興味だった。

大江健三郎は、ノーマン・メイラーやヘンリー・ミラーのように二十世紀にお
ける最後の文学的領域として「性の世界」を捉えていた。「性的人間」という
中編まで書いている。今から思えば、高校生の僕が彼の小説を集中して読んだ
のは、性的な描写がふんだんに出てくるという側面もあったのかもしれない。

オクテだった僕は「日常生活の冒険」を読んで初めて「向背位」という言葉を
知った。それどころか、セックスの時の姿勢がいろいろあるのだということを
初めて知ったのだ。性的強者である斎木犀吉は向背位で3時間もセックスを続
けながら瞑想するのである。彼は18歳。それを読んでいた僕は17歳だった。

後年、現在の会社に入り、配属された月刊誌編集部がユネスコと共催していた
国際的なアマチュア映画のコンテストの審査員として、高価そうな和服を着込
んだいかにも育ちのよい上流婦人という雰囲気の川喜多かしこさんに会った時、
ああ、この人が伊丹一三の義理の母だったのかと思い不思議な感じがした。

また、フィルムライブラリー(現在の川喜多記念映画財団)の試写室で精力的
に動き回る川喜多和子さんに会った時には、この人が伊丹一三の最初の奥さん
だったのかという目で見てしまった。悪いと思いながらも僕は「日常生活の冒
険」に出てくる金持ちの娘であり犀吉と結婚する鷹子を連想した。

●友であり義兄である人間の自死を予感したのか

もう、何年も前のことになってしまったが、伊丹十三と若い娘との交際を盗撮
した写真が載った週刊誌が発売された朝、テレビのワイドショーのレポーター
のヒステリックなナレーションで僕は伊丹十三の飛び降り自殺を知った。

レポーターはその娘との関係を「潔白だ」と主張する遺書があったと言ってい
たが、伊丹十三イコール斎木犀吉、つまり日常生活を冒険的に生きていく性的
古強者(ふるつわもの)というイメージがあったから、僕はその理由が信じら
れなかった。そんなことを理由に伊丹十三が死ぬはずはない、と僕は思った。

映画監督としての伊丹十三を、僕自身はあまり認めていない。うまい、と思う
けれど作品は好きになれなかった。「お葬式」「あげまん」「タンポポ」「マ
ルサの女」「ミンボーの女」「スーパーの女」「大病人」「マルタイの女」な
ど、それぞれに知らない世界の情報が詰まっており、ストーリーは飽きさせず
誰にもわかりやすく見事なものだと思う。ヒットする理由はよくわかる。

だが、斎木犀吉の性的な話には憧憬さえ抱いた僕が伊丹十三の描く性的シーン
に嫌悪感を感じてしまうのだ。たとえば「お葬式」に愛人がやってきてセック
スをせがむシークェンスでは、夫と愛人が林の中で向背位でセックスするシー
ンと妻が公園の遊木に乗って茫然としているシーンがカットバックされる。

ロープで吊された太い丸太が妻を乗せて大きく前後し、それは明らかにペニス
のピストン運動を暗示させる。さらにローアングルで見せるショットがあり、
観客に向かって大きく太い丸太が迫ってくるのである。僕は映画館でその下品
なカットつなぎを見た瞬間に「お葬式」が嫌いになった。

あるいは「タンポポ」の中で謎の男・役所広司が女体を食べ尽くすようにして
行うセックスシーン、「マルサの女」の中でセックスを終えた女が股間にティ
ッシュペーパーを挟んだままバスルームに向かうシーンなど、伊丹十三の性的
な描写感覚は僕に嫌悪感しか呼び覚まさなかった。

だが、それらのシーンからうかがえるのは伊丹十三の日常的な観察眼であり、
性的な経験の豊富さと深さであり、それらを再現するディテールのこだわりで
ある。そのことを考えれば、若い娘と食事をしているところを盗撮されたくら
いで彼が死ぬはずはないと僕は思った。

大江健三郎も同じだったに違いない。伊丹十三の死後、小説をやめるはずだっ
た大江は再び筆を執り「取り替え子(チェンジリング)」を書いた。その小説
は妻が主人公に兄の自死を告げるところから始まる。

この小説はあまりにリアルだと思ったのか、いつもならイーヨーかヒカリとい
う名で出てくる大江光でさえアカリという名にしてある。主人公は古義人、死
んだ友であり義兄は吾良であり妻は千樫、吾良の妻は梅子と名付けられている
が、容易に現実の人々の顔が浮かんでくる。

伊丹十三が自死して間もないうちに書き始められたであろう「取り替え子」を
読んだ僕は、三十数年ぶりに「日常生活の冒険」をパラパラと読み返した。そ
の小説は、このように語り始められていた。

──あなたは、時には喧嘩をしたとはいえ結局、永いあいだ心にかけてきたか
けがえのない友人が、火星の一共和国かと思えるほど遠い、見しらぬ場所で、
確たる理由もない不意の自殺をしたという手紙をうけとったときの辛さを空想
してみたことがおありですか?

斎木犀吉が遠いアフリカの国で自死したように、伊丹十三も自ら身を投げて死
んだ。斎木犀吉が語り手である若い小説家の「ぼく」に書き送ったゴッホの手
紙の中の一節を僕はずっと忘れないできたが、伊丹十三の現実の死を知って読
むと、その詩のごときフレーズに改めて感銘を受けずにいられない。

  死者を死せりと思うなかれ
  生者のあらん限り
  死者は生きん 死者は生きん

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
風景写真家の竹内敏信さんの三十年間の集大成の写真集「天地」出版記念会の
司会を頼まれた。出席者は550人だという。台本を書き緊張して臨んだが、何、
酒が入ると司会の言うことなど誰も聞いちゃいない。写真集は重さが2.5キロ
あり、価格は19,000円、高精細印刷という豪華なものでした。

旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

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■かりん島
ランナーズハイ

北川かりん
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小さな鼻の穴に物凄い勢いで空気が吸い込まれ、脳みそに風のような音が響き
わたる。

大量に口から吐き出される息は、全く自分の体から出てきたものとは思えない。
機械人形のように前後に繰り出される足の感覚は麻痺し、身体と自分の脳は切
り離され始める時、私はかすかなトキメキを覚える。

思考が体を出入りする空気にかき消される瞬間、私は至福の時を迎えるのだ。

天高く突き抜ける青空と周囲の木々の緑が溶け合って私に覆い被さり、耳には
リズミカルに繰り返される自分の息遣い以外は聞こえなくなる。これを忘我と
いうのだろうか? この瞬間に出会うために私はひたすら走り続ける。

私はストレスが溜まり、煮詰まってくると走る事にしている。まるで、思春期
の男の子みたいだが、日常でイヤな事があったり、自分では解決できないよう
な事に出会うと、走ってしまうのだ。失恋した時も走ってたし、思えば落ち込
んだ時は必ず走っていた。

「走る」という行為は特に生産的でもないし、お腹ばかり減って無駄な行為か
もしれないが、最近、私って体を動かしている事が、自分の幸せを構成するひ
とつの大きな要素かもしれないと思っている。

体が動いていない時は、何だか毒素のようなものが体に溜まって<気>が停滞
するのだろうか? 憂鬱な気分で過ごす事が多いのだが、走って大きく呼吸す
る事で体の中から余計なものを吐き出しているせいなのか、すっきりとした気
分で毎日を過ごす事ができる。

「制作をする事で私は癒され、ストレスから解放されるんです」という人が羨
ましい。

私は制作をすると更に考え込んで色々なものを溜め込むらしく、これを吐き出
す為の蛇口を体に取り付けてやる必要が出てくる。その蛇口が私の場合「走る」
事なのだろう。

スポーツは好きだが、万能ではないし、学生の頃はよく部活もさぼっていた。
私の家は中学校の隣にあって、当時テニス部に所属していた私は、よくさぼっ
て家に帰って漫画の本など読みながら寝ていた。

そうすると必ず友達がやってきて、「そこにいてるのはわかってんねんでー!
今からクラブはじめるから早くおいでやー!!」と、まるで、取立てのように
しつこく誘いにくる。どんなに部屋を暗くして、気配を消しても彼女達は私が
窓から顔を出すまで絶対帰らなかった。おかげで、私は嫌々ながらもクラブ出
席率は皆勤賞並みだった。

あの頃、なんでうちばかりしつこく誘いにくるのかと、少々うとましかったが、
彼女達のおかげで楽しい学生生活の思い出が作れた。それに、昔から私は妙に
感受性の強い一面があって、家でじっとしていると、軽いウツ病のような状態
に陥りやすいのだが、彼女達のおかげで健やかに過ごせた事を考えると、本当
に友達というのはありがたいものだとつくづく思う。

あの頃友達と笑いながら走っていた自分と、今ひとりで走っている自分は大き
く変わってしまったが、ひとつ絶対的に変わらない事はこの「息遣い」である。

大きく息を吐き出して、吸い込む時、自分の「生」を実感する。疲労に耐えな
がら、喘ぎながら息を吸いこもうとする時、頭がうまく足をコントロールでき
なくなる時、知らない間に身体が動き出し、勝手にリズミカルに呼吸を始める
時、自分が生きている事を身体全体で感じる事ができる。

マゾヒスティックな快感かもしれないが、メディアの発達のおかげでたくさん
のヴァーチャル体験をしている私にはこの原始的な「息遣い=生」を感じる事
はとても大切な事のように思える。逆をいえば、もう原始的な行為にしか<リ
アリティ>を感じられないのかもしれない。でも、これって当たり前の事なん
だけどね。

自分が今生きているという事を自覚するというのも変な話だが、当たり前のよ
うに過ぎていく日常の中に、<確実>に存在している自分を再発見する行為が
「走る」ことなのかもしれない。

だから私は、時々無性に駆け出したくなるのかもしれない。

【北川かりん】
●TASU商店
http://www.h3.dion.ne.jp/~tasu/

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■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年10月17日金曜日)
第37回「ポジティブライブス、写真の行間についての考察」

ユビキタスマン
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2004年3月3日に独自仕様のコミュニケーションツールカメラを発売することを
目標に、それまでの道のりをレポートする本連載。今回は、ライフスライスが
持つ行間の補完と想像力の関係についてです。

先週の東京デザイナーズブロックは国連大学前でのブースだったのですが、こ
の国連のギャラリーで興味深い写真展をやっていました。それが、

「私たちは、あなたです。ポジティブ・ライブス」

というものです。最初、ポジティブとは前向きという意味だと思ったのですが
それはHIVポジティブというものと、ダブルミーニングになっているのでした。
世界各国の一流写真家が捉えた彼らの生活が展示されています。そこには短い
ストーリーが添えられています。

ライフスライスをやっていて、おもしろいなと思うのは、こういう写真を見る
と彼らのスライスを想像できることです。一年を通じて多くのスライスを見た
り、その持ち主に会ったりしているとだんだん人の性格とスライスの傾向が見
えてくるのです。それは、スライスが間欠した画像の連続体であることに起因
しています。行間を補完して読むことにより、そのときに人の体験をより深く
想像できるのです。そのクセがつくと、普通の写真を見ても行間をうまく補完
して想像できるようになるのです。

今回の展示では、「前向きであろうとなかろうと」というサブコピーがついて
いるのですが、なかなかいいコピーだと思いました。人生はままならぬことも
あり、いつも「ポジティブ、前向き」というわけにはいかないからです。この
写真展は明日の18日土曜までやっているので機会があれば見てみてください。

ライフスライスブランドカメラ発売まであと141日!

※ポジティブ・ライブス
 http://www.asajp.org

~「情報伝達」から「体験伝達」の時代へ ~
L I F E S L I C E . N E T > > http://www.lifeslice.net/
ライフスライス研究所 主任研究員 川井 拓也
jp_kawai@lifeslice.net

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サイト制作のポイントやヒント、テクニックも多数紹介。解説したサイトレイ
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■編集後記(10/17)
・健康雑誌の新聞広告は強烈だねえ。昨日の「壮快」はおもしろかった。「あ
んパンで84キロ72キロ25キロ13キロ速やせた300人ぞくぞくやせた!!」すご
いね、このタイトルは。あんパンを毎日食べたらやせたと大評判、という記事
なのだ。あんパンなら主食にしてもよいと思っているわたしなので、おいしく
て痩せられるなら天国だ。また、「梅やっこで33キロ22キロドカンとやせた!
シワシミに大効果血糖値もぞろぞろ正常化」とも。冷や奴に梅干しをつぶして
載せて食すのだという。毎日冷や奴を食べているので(定価1個200円、2個買
うと税込み210円というふしぎ)、これもすぐにトライできる。「指ひっぱり
でひざ痛重症便秘が治った飛蚊症不眠が消えた!性も大爆発」だと!(笑)
なになに健康法なんてのやったことがないし、やる気にもならないが、この雑
誌に書かれた「効果ある方法」のあきれたイージーさはむしろ感動的である。
ドカンとやせた、なんて病気じゃないのか? ともあれ書店へ走る。(柴田)

・今日の仕事は8時までだっ。トリックまでには帰るっ。幸いひとつの仕事は
完了。バックアップなんぞをしながらそわそわ。母親と食事をしながら一緒に
見る。いやー、9時までに帰宅して食事するなんて、なんだか健全だ。今日は
健全だ。0時までには寝るぞ。明日は7時には起きよう。うむ。ドラマの反応は
母と微妙に違うのだが「南方熊楠」ネタは一緒に笑う。早く続きが見たい。終
わったので入浴しようとしたら「白い巨塔」があるというので見る。なんだか
気が滅入ってきた。先も読めるし。チャンネルを変えると「マンハッタンラブ
ストーリー」をやっていた。ふと気がつくと椅子に座って見入っていた。なん
だか妙に面白い。脇も必要以上に豪華。先が読めなくて気になる。タクドルっ
てオイ。これも続き見たいなぁ。             (hammer.mule)
http://www.tv-asahi.co.jp/trick/  トリック
http://www.fujitv.co.jp/shiroikyoto/  白い巨塔
http://www.tbs.co.jp/manhattan/  マンハッタンラブストーリー

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