[1408] 帰ってきた暗黒世界

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1408    2003/10/23.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20339部
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       <そのあまりの痛さに泣きて三歩あゆまず>     

■Powerbook Publishing Project ~ (65)
 帰ってきた暗黒世界
 8月サンタ

■笑わない魚 89
 天下国家を論ずる(一)
 永吉克之

■ライフスライス研究所
 オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年10月23日木曜日)
 第40回「懐のさぐり合い」
 ユビキタスマン

■ブックガイド&プレゼント
 フォトショップ・サイバースタジオ・リミックス
 おいしいWebアイテム アイディアレシピ





■Powerbook Publishing Project ~ (65)
帰ってきた暗黒世界

8月サンタ
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●あの「エイリアン」の食玩発売

ホラーSF映画の金字塔、「エイリアン」シリーズが食玩、つまりお菓子のオマ
ケの模型シリーズとして登場するという。これは放ってはおけない。

コナミの食玩 「SF Movie Selection 「エイリアン Vol.1」発売
http://www.blister.jp/shop/item_html/items120030612002.html
http://www1.odn.ne.jp/megukuma/i/sfma.htm

私は小学生の時、図工の授業「焼き物」で、暗緑色のリアルなエイリアンの卵
と、蜘蛛の化け物みたいなフェイスハガーを作って、女の先生に吐き気を催す
ような顔をされていた筋金入りのエイリアンファンである。

・映画「エイリアン」1979 監督:リドリー・スコット
http://www.generalworks.com/databank/movie/name/alien/alien.html
・「映画生活」における口コミ
http://www.eigaseikatu.com/title/2210/

これほど恐ろしいと思った映画はない。スター・ウォーズみたいなSF冒険もの
を期待していたのに、オープニングの"ALIEN"という文字がポツリ…ポツリ…
と浮かび上がってくるところから、もう薄気味悪い。しかし次々と起こる事件
から目を離すことが出来ず、最後は正直後悔した。かつて世界中の人が、同様
の体験をしたのではないだろうか。

●衝撃の暗黒世界

物語にはいっさいのわかりやすい説明がなく、とてつもなく変なかたちの宇宙
船内で巨人が死んでいて、それが未知の宇宙人で、しかも何者かに殺されてい
た、ということをまず理解するのにずいぶんかかった。

当時「宇宙人」という存在は、人間の敵か味方しかいなくて、敵の方は人間を
攻めてくる頭の悪いキャラという認識しかなく、こういう善意の第三者みたい
な宇宙人がいるというだけで衝撃だったのであった。人間と無関係に存在する
世界、まずはそこでぶっとんでいると思った。

そして、冒頭に登場するこの巨人の宇宙人の世界がすでに、生まれて今まで見
たことのない、圧倒的なグロテスク世界だった。グロテスク=グロット=洞窟
趣味の世界である。本当に「この世ではない」と感じた。このへんからもう、
心は別世界へまっしぐらである。

最後の数秒に至るまで、手に汗握る、本当にドキドキする映画だった。生涯の
三本に入れてもいいかも知れない。

●「ギーガーの世界が好きなんだ」

この映画「エイリアン」は今や巨匠の、リドリー・スコット監督の映画ではあ
るけれど、「リドリー'S ムービー」だと思っている人は少ないだろう。主役
はどう見ても異形の怪物「エイリアン」や名もない宇宙人、奇妙な形の宇宙船
であって、それらの美術デザインを提供した、H.R.ギーガーの暗黒世界の映像
作品として評価されていることは明らかだ。

H.R.ギーガーとは、スイス人の悪夢アーティストである。この人の代わりは、
世界のどこにもいない。孤高の存在である。

・HotWiredの記事
http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20020401202.html
http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20020402206.html
・オフィシャルサイト
http://www.hrgiger.com/
・代表作の画像はここにも
http://www.cs.hut.fi/~pno/Visual/Giger/
・ギーガーの本たち
http://www.harapan.co.jp/amazon_jp/jp_e/art_giger_j.htm

「ネクロノミコンI」「ネクロノミコンII」「GIGER'S ALIEN」の三冊は、かつ
て日本語版が出ていた。版元のリブロポートはなくなってしまったようだが、
今でも古書店、オークションで入手出来ると思う。この三冊はギーガー入門書
として必読である。ダリとベンチに並んで座っている写真、なくなってしまっ
た「犬用装甲」の写真、ハリウッドでの奇妙な作業の模様など、見所満載であ
る。

1980年代後半に、全国の西武百貨店系列で「ギーガー展」という催しが行われ
た。オリジナル・エイリアンの彫像や、それ以前の「ネクロノミコン」の世界
に実寸大で触れることが出来た素晴らしいイベントだった。

ギーガーの世界を特徴づけているのは「空間」だと思う。特に壁一面のペイン
ティングは、まるで上下に永遠に続くような柱空間、左右にどこまでも続くよ
うな暗黒空間を、まるで宙に立って見ているようにパースが付いていて、まる
で立体映画の中にすいこまれるようで、映画「エイリアン」を見てからずっと
忘れていた悪夢世界へ、再び帰ってくることが出来た。(是非画集で体験して
みてください)

そのとき、自分ははじめて、映画「エイリアン」が好きなのではなくて、この
暗くて広くて美しい、ギーガー世界が好きだったのだと気が付いた。正直、映
画は何度か見ていると、特撮のアラも目立ち、ストーリー的にも飽きてくるも
のだが、このギーガーの作品、画集の方は見飽きることがない。絵の向こうに
は、まだ見たことのない空間が広大に広がっていて、そこでは奇妙なかたちの
生き物たちが生活している。いや、生き物なのか、機械なのか、彫刻なのか、
霊的存在なのか… そんな幻想を楽しむことが出来る。

●やっぱり、映画より、ギーガー

今回思い立って、映画エイリアン1、3、4をそれぞれ見直してみた。(エイリ
アン2は正直勘弁して欲しいと思っている。別にギーガーのエイリアンと絡む
必要のあるお話ではなかった)

どれもそれなりに面白いけれど、正直言って3も4も、「ヒューマン・ドラマ」
なのだった。「エイリアン3」の監督は、なんとデビット・フィンチャーだっ
た(はじめて知ったよ…)。非常にがっかりしたのが、本当の主役たるべき
「エイリアン」が、ただの「気持ち悪い系の生き物」に、堕していっているこ
とだった。

ギーガーのオリジナル・エイリアンの彫像を見たとき、一番衝撃を受けたのが、
「かっこいい」ことだった。背筋がしゃんと伸びており、男性とも女性ともつ
かないが、素晴らしいスタイルで、何万年も先、人間が進化したらこのような
姿になるのではないかと思った。自分の方がむしろみっともない姿の生き物だ
と感じた。

グロテスクなのに、エレガント。実はいまだにギーガー世界を「気持ち悪い」
と感じたことは一度もなく、むしろあちらの静かで暗くて冷たくて美しい世界
の住人に、コンプレックスすら抱いている。

正直、生理的に気持ちの悪い生き物なら、ギーガーにデザインさせずとも、私
たちの周りの自然界にごろごろいると思う。(例えばメガボールとか。URLは
載せませんがね)

●果たして食玩はいかに…

今回のコナミの食玩シリーズには、第一作の風景も含まれている。ギーガーの
ミニチュアがこのサイズで! と考えれば、これほど贅沢な代物はないのだが、
単に人間が考えた嫌らしい生き物シリーズに堕していたなら、どうにもいまい
ちだろう。果たして、どうなんでしょう。同じお金なら、ギーガーの古書を、
漁った方がいいかな?

というわけで、コンビニ行ってきます。子供の頃のグリコいらいの食玩体験で
すよ。でも、「ギーガー・コンプリート」も作って欲しいですな。18禁で…

【8月サンタ】LondonとLyallとLeCarreを愛する35歳  santa8@mac.com
・毎日緊張で倒れそうです。今週はジョン・ポッパーのBlues Travelerで、
"May be I'm wrong"。ブルースブラザーズ2000のサントラに入ってます!

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・投稿ロンドン写真館に写真よろしく
http://www.londontown.to/cgi-local/upppu/upppu.cgi

・デジクリサイトの「デジクリ・スターバックス友の会」
http://www.dgcr.com/

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■笑わない魚 89
天下国家を論ずる(一)

永吉克之
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前回は性衝動のおもむくままに書いたので穢らわしいコラムになってしまった。
相当な数の読者が私に愛想を尽かしたに違いない。デジクリのライターとして、
私には国民を啓蒙する義務があるのだ。そんな重責を担った人間があんな記事
を書くとは、まさに骨折り損のくたびれ儲け、じゃなくて、飼い犬に手を咬ま
れる、でもなくて、猫が肥えれば鰹節が痩せる、も違うが、とにかくそんなと
ころである。

そこで今回は汚名を挽回、してどうすんねん。じゃなくて汚名を返上するため
に、あまり話題性のない諸問題について、ろくに調べもせずに論評をする栄誉
に浴することにした。といっても、私の述べることは何もかも全て、片言隻句、
一言一句にいたるまで100%信用してもらっても大丈夫である。もし一か処でも
誤りがあれば、責任をとって死ぬる覚悟はいつでもできている。

●自由貿易協定(FTA)締結交渉、合意に至らず。

メキシコの何とかという大統領が最近来日して、日本政府とオレンジジュース
の話をしたようだ。なんでも、オレンジジュースが多すぎて、そんなには飲め
ないから要らないと日本政府が拒否したのでFTAの締結ができなかったらしい。

しかし日本政府としては、早期の締結を望んでいる模様だ。締結が実現すると、
どういうわけかメキシコへの輸出が増えるというメリットがあるからだ。そこ
でメキシコ側をその気にさせるために、豚肉だかなんだかの日本への輸入を増
やしましょうという提案をしたところ、先方も、それじゃあ鉄鋼のなんたらか
んたらを緩和しようじゃないか、と歩み寄りを見せたのだが、突然メキシコ側
がウチのオレンジジュースをもっと輸入しろ、日本側が提案する量の20倍にあ
たる年間一万トンを輸入しきゃ締結はしないと、ちゃぶ台をひっくり返し、窓
ガラスを叩き割り、卑猥な言葉を叫んで暴れ出したということだ。

一万トンといえばとんでもない量である。吉本興業の山田花子(55kg)の十八
万人分にも相当する。間寛平(60kg)だと十六万人分、シベリア文太(75kg)
でさえ十三万人分である。(体重のデータ・吉本興業の公式サイトに拠る)

モノはジュースである。見ていて面白いものではない。また燃料にも肥料にも
ならないし、有事の際にもジュースでは戦えないだろう。飲む以外に用途はな
いのである。そんな厖大な量のジュースを一体誰が飲むというのか。もし一年
間で一万トン飲むとすると、一日約27トンも飲まなければならないではないか。
そんなものは人間の所業ではない。シロナガスクジラと同列に扱われては困る。

日本政府は絶対に妥協してはならない。もし屈服すれば、連中は調子にのって、
今度はタコスを一万トン、ソンブレロを二万トン輸入しろと要求してくること
は間違いない。しかし、もしもオレンジジュースで妥協せざるを得ない形勢に
なったら、日本側も新たな輸出品目を見つけだして、それを受け入れさせるし
かないだろう。ただ先方が納得しやすいように、メキシコに不足している物を
選ぶ必要がある。例えば、三味線二万トン、お好み焼き三万トン、ニホンザル
五万トン、という具合である。これらは明らかにメキシコでは不足していてる
品目で、先方も飛びついてくるだろう。

●‘新’日中友好21世紀委員会、発足へ。

これは84年、当時の中曽根首相と胡耀邦総書記との合意で発足した「日中友好
21世紀委員会」のメンバーがみんな変態だったので、リニューアルしたもので
ある。この委員会の日本側メンバーには、富士ゼロックスの会長や宇宙飛行士
の向井千秋氏が含まれているが、これは、ゼロックスなら真空の宇宙空間にお
いてもOLが書類をコピーすることが可能であることを証明して、一気に業界で
のシェアを伸ばしたいという会長の野望が顕在化したものである、と私は考え
ている。真空状態でコピーを取ったからといって、それがどんな役に立つのか
と問われても、本人ではないので分らないが、とにかく、まあそんなところだ。

すべての日本国民が委員会に期待するのは、中国の躍進を妨害することである。
中国が世界で三番目の有人宇宙飛行を成功させて、意気揚々としているからだ。
日本から毎年、莫大な経済援助を受けておきながら、その一方で宇宙開発など
という、これまた莫大な資金を要することをしている。私は寛容な人間だから、
宇宙開発が純粋に科学的探究心に基づくものなら「そんなことに費やす資金が
あるのなら今までに援助した分を返還せよ」なーんてケチなことは言わないが、
目的が軍事転用であることは誰の目にも明らかなので言わせてもらう。

「ゼニ返せ、あほー」

誓うが、今後は中国の映画は観ない。本も読まない。北京ダックも食べない。
イトーヨーカドーでどんなに安く売っていてもMADE IN CHINAの服は買わない。
中国地方へは旅行をしない。ゼンジー北京の奇術は見ない。「上海帰りのリル」
は歌わない。もちろん中国の故事成語は使わない。ましてや漢字なんぞ死んで
も使うつもりはない。もしこの誓いを破ったら腹をかっさばいてみせよう。

《訂正》
『笑わない魚87』(2003/10/09)で「ラッシュアワー時」という表現を使って
しまいました。いうまでもなく「アワー」とは「時」のことなので二重形容で
す。ここは「ラッシュアワー」もしくは「ラッシュ時」あるいは「混み合って
いる時間帯」でもないなら「混み合いアワー」さもなきゃ「スシ詰めのひとと
きを貴方に、司会・はかま満緒」それでも気に入らねえってんなら好きにしや
がれ。

【ながよしかつゆき/アーティスト】
困ったことに痛風に罹ってしまった。左足の親指の付け根がパンパンに腫れて
いる。もう痛いのなんのって、あーた、じっとしていても痛いのに、歩いてみ
たら、そのあまりの痛さに泣きて三歩あゆまず。歩いて10分くらいの病院に行
くのに20分もかかってしまった。それまでにも不定期に痛みはあったのだが、
軽いので放置していたのがよくなかった。中高年のみなさん、原因不明の関節
痛を覚えたら、まず痛風を疑って早期に医者にかかりましょう。しかし、興味
が湧いて、いろいろ調べたおかげで痛風のメカニズムを知り、ひとつオリコー
さんになったし、この病気で苦しんでいる人の気持ちもわかった。どんなこと
でも捉え方ひとつで勉強さっ。

E-MAIL / katz@mvc.biglobe.ne.jp
W.SITE / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work

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■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年10月23日木曜日)
第40回「懐のさぐり合い」

ユビキタスマン
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2004年3月3日に独自仕様のコミュニケーションツールカメラを発売することを
目標に、それまでの道のりをレポートする本連載。このレポートも徐々に生々
しい話になってきます。

最近は、複数の企業とNDAを交わしながらプロジェクトを進めています。この
NDAを交わすという段階まで行けば、関係を作っていけるところまでたどりつ
いているのでいいのですが、そこへ行くまではとても大変です。お互い、どう
組めるのか? 相手の出方を伺いながらの緊張状態が続くからです。

昨晩もあるメーカーの人と東京デザイナーズブロックで出会い、別のメーカー
の人とともに情報交換の会食。相手は大メーカー、こちらにとってもビジョン
をプレゼンしていい流れを作りたいところ。大量の資料を旅行鞄につめて出陣
します。恒例の名刺交換をしつつ、話の流れをどう組み立てるか全神経を集中
して相手のキャラクターを把握していきます。最初割と沈黙気味だったので、
明るめに切り出してみました。

「むかし、留守番電話ってマイクロテープが入っていたじゃないですか。うち
 の事務所では、その古い電話を使っているんですけど、ある時本棚が崩れて
 再生ボタンのスイッチが押されたんだですよ。そしたら四年前の彼女とか当
 時の上司とかの声の再生がはじまったんですよ! 自分も残っていると思っ
 ていなかったし、相手も残しているとは思っていない記録なわけです。でも、
 一瞬でタイムスリップしていろんなことを思い出しました」

場が和んできました。こんな導入から、人の体験を自然に記録すること、それ
らをコミュニティでつなぐことなどのコンセプトを話します。30分をすぎたあ
たりで、双方が互いにいろいろな意見を出し合うムードになってきました。メ
ーカーさんの立場からの貴重な意見や、本音も見え隠れします。後半になり、
今回の仲人役のメーカーの人がまとめとしてこう切り出しました。

「さて、いろいろ立場も違いますが、今後どうしていきたいですか?」

場に少し緊張が走ります。言葉をどう選ぶか? 大手メーカーの開発の最先端
の人を前に、どんな意思表示をしてこれからの関係を築いていくか? 今日の
山場という瞬間でした。カメラを作りたいわけではなく、カメラはひとつのマ
イルストーンである、そのことを正直に伝えた上でいい関係が築きたい。そう
思いこう言いました。

「私たちはストーリーを描いています。そのためにはどうしても自分たちの思
 考の入ったカメラを作りたいと思っています。もし、今カメラの開発がすで
 に進んでおり、その中にライフスライス的な機能をおつけになろうとしてい
 るのであれば、ぜひつけてください。しかし、機能は機能でしかありません。
 インターバル機能と言っても特殊撮影機能か、と思うしかないところを私た
 ちはライフスライスという新しい使い方の名称を考えて遊びかたを提案して
 いるのです。ストーリー性のある製品をお作りになりたければ、私たちに声
 をかけてください。世界をつなぐカメラにしてみせます」

さて、このあとどうなりますことやら。可能な限りギリギリの表現でお伝えし
ていく予定です。

※「目で見る奮闘記」(21日 > >jp_kawai > >TEXT)
 http://www.lifeslice.net

ライフスライスブランドカメラ発売まであと135日!

~「情報伝達」から「体験伝達」の時代へ ~
L I F E S L I C E . N E T
ライフスライス研究所 主任研究員 川井 拓也
jp_kawai@lifeslice.net

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■ブックガイド&プレゼント
フォトショップ・サイバースタジオ・リミックス
http://www.wgn.co.jp/shop/books/info/3034/
───────────────────────────────────
著者:根本英則
定価:2,940円(税込)
体裁:B5変型判 208ページ CD-ROM付き(Win/Mac両対応)
発売日:2003年10月10日 ワークスコーポレーション刊
ISBN4-948759-47-3
内容:「DTPWORLD」の好評連載「Photoshopサイバースタジオ」が大幅加筆さ
れ、待望の単行本化! 広告業界で活躍中のプロから学ぶ、画像を使った作品
作りのノウハウを習得しよう。付録CD-ROM(Win/Mac)には、Photoshop7.0体
験版と作例データを多数収録。

●本誌をワークスコーポレーションよりデジクリ読者2名様にプレゼント。応
募フォームをつかってください。締切は11月6日(木)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に11月7日頃掲載予定です。
http://www.dgcr.com/present/p_cyber.html

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■ブックガイド&プレゼント
おいしいWebアイテム アイディアレシピ
http://book.mycom.co.jp/book/4-8399-1200-9/4-8399-1200-9.shtml
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・著者:樋口泰行
・定価:本体2,400円+税
・B5変型判 224ページ
・ISBN4-8399-1200-9
・発売日:2003年9月29日 毎日コミュニケーションズ刊
内容:Webページ上でアクセントとなるしゃれたパーツやアニメーション、気
の効いたレイアウトデザインなどの作例アイデア100本を掲載。Flashなどを
使いこなせなくても、これ1冊あれば、Dreamweaver MXやPhotoshopを活かし
て、高感度なパーツを作成できるアイデアカタログです。

●本誌を毎日コミュニケーションズよりデジクリ読者2名様にプレゼント。応
募フォームをつかってください。締切は11月6日(木)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に11月7日頃掲載予定です。
http://www.dgcr.com/present/p_idearecipe.html

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■編集後記(10/23)
・ある日、読者から「焼きうどんアンケート」に参加して、というメールが来
た。SOHO者のお昼といえば、週の半分以上は麺類で、やきそば、ラーメン、う
どんという順位になる。たまに「焼きうどん」も加わるのだが、いまひとつう
まくできない。その「焼きうどんアンケート」は小倉の「焼きうどん研究所」
のサイトにあった。ここによれば、北九州から発祥した文化は沢山あって、例
えばパンチパーマ(!)、KEIRIN、商店街アーケードなんか。「焼うどん」も
北九州の小倉が発祥地だという。いままでは醤油味しか食べたことはなかった
が、ソース+キャベツ+豚肉というのが王道らしい。ごま風味の中華風、シー
フード入りあんかけ、明太子ホワイトソースというのもあるようだ。掲載され
たレシピを読んでさっそくトライしたくなった。いいサイトを教えてもらいま
した。ところで話は変わるけど(って、クロマティ高校の林田かい?)昨夜の
日本シリーズ、あのへたくそな「君が代」はなんだ! へんてこなアレンジす
るな! 番組提供のさつま白波の「我は海の子」の朗々とした素直な歌とくら
べたらトンデモである。うまい歌手なので普通に歌ってほしかった。(柴田)
http://www.young-network.com/member/miraijuku/yakiudon/index.html

・今日はディ・ストーム主催セミナー。まつむらさん、笠居さん、サブリンさ
んの講演だー! なんかいきなり忙しくなってしまって、開始時間に間に合い
そうにないぞー。くぅー。メールの返事もたまってきたぞー。/今頃、メイン
マシンのOSX化実行中。Mail.app、Eudora、Entourageと試しているが、どれも
しっくりこない。今まで使っていたEudoraが3ペインになって、文字コードを
Mail.appのように個別変更できるようになればいいんだが。Entourageのスケ
ジュール関係がPalm Desktop並で、スパムが教育できて…。 (hammer.mule)
http://www.dstorm.co.jp/event/DSP2003/  Japan Tour

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