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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1410 2003/10/27.Mon発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊 前号の発行部数 20344部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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＜仕事は、ある所にはある！＞
■KNNエンパワーメントコラム
まるでフレンダージェット！ トヨタのPM
神田敏晶
■月曜クリエイターズサロン
デベロッパー（下請け）が熱い
永野裕司
■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記（2003年10月27日月曜日）
第41回「ベトナムのライフスライス公開」
ユビキタスマン
■展覧会案内
高橋里季 RIKI FIRST COLLECTION「太陽と月のKiss」「太陽と海のKiss」
中井勝郎展 Grand prix・後期
■セミナー案内
デザイン会社の作り方～独立スルゾ。会社スルゾ。～
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1410 2003/10/27.Mon発行
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＜仕事は、ある所にはある！＞
■KNNエンパワーメントコラム
まるでフレンダージェット！ トヨタのPM
神田敏晶
■月曜クリエイターズサロン
デベロッパー（下請け）が熱い
永野裕司
■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記（2003年10月27日月曜日）
第41回「ベトナムのライフスライス公開」
ユビキタスマン
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高橋里季 RIKI FIRST COLLECTION「太陽と月のKiss」「太陽と海のKiss」
中井勝郎展 Grand prix・後期
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デザイン会社の作り方～独立スルゾ。会社スルゾ。～
■KNNエンパワーメントコラム
まるでフレンダージェット！ トヨタのPM
神田敏晶
───────────────────────────────────
KNN神田です。
第37回「TOKYO MOTOR SHOW」にいってきた。昨年は商業車だったので、あまり
面白みが少なかったが、今年は乗用車ということで、各社さまざまなコンセプ
トカーをうちだしていた。
何よりも、ボクをとらえたクルマは、トヨタの「PM」であった。他のブースが
すっかりと色あせてしまうほどのインパクトだ！
「エイリアン」や「ガンダム」「ザ・フライ」「流星号」そして「セグウェイ」
が合体したかなのようなクルマというより「未来の乗り物」である。
文章ではきっとイメージできないと思うので、写真はこちらだ
http://car.nifty.com/ess/view/car/tms2003/detail/a_761.htm
乗り込む際には、このようにフロントのドアがバックリと開くのである。
そのドアの下に入り込み、席に腰をかける。なんとなく映画館のイスに腰をか
けるような状態である。しかし、次にスイッチを入れると、クルマの中に
「あらら！」吸い込まれるのである。まるで宇宙船にとらわれる地球人のよう
な感覚（？）である。
この微妙なワクワク感は何だろう！！！ もしくは、戦闘態勢の戦闘機に乗り
込むかのような錯覚。このコックピットに乗り込む感覚だけでも、このクルマ
の価値はありそうだ。
視界も広く、圧迫感がなく、人体がバリアによって包まれている安心感がある
から不思議だ。うーん、早くこれに乗って道路を走ってみたい！
そして乗り込むと、乗降モードとなり、10km程度ではこの姿勢で走る。
http://car.nifty.com/ess/view/car/tms2003/detail/a_758.htm
さらに、スピードが30kmになると市街地モードとなり、
http://car.nifty.com/ess/view/car/tms2003/detail/a_757.htm
140kmの最高速度となるとこのようなスタイルにと変化するのだ。
http://car.nifty.com/ess/view/car/tms2003/detail/a_756.htm
まさに、新しい感覚のクルマであり、クルマというよりもどことなく、人間の
身体機能の拡張装置といった乗り物である。
加速していきながら、姿勢が変化するのはまるで、「キャシャーン」のフレン
ダージェットを彷彿させてくれる。
実際に開発者によると、セグウェイのような新しい乗車経験を提供したいとい
うことで、この「PM」を開発をしたそうだ。
今回の参考出品である「PM」は、実際の走行をイメージし、実際に開発しなが
らモックアップではなく、実走車として開発されているからスゴイ。
クルマというよりも、屋外で求められるクルマのコミュニケーション機能とし
て、ドライバーの気持ちや同じPM同士では挨拶などができることや道路に個性
のIDタグを残していくなど、新たな未来のクルマへのプロジェクトが秘められ
ているそうだ。
登場は2010年頃をメドとして、軽自動車程度の価格で発売され日本の高速道路
の法定速度が140kmとなったとして、それ以上のスピードを考えているという。
セグウェイにも非常にインスパイアされたという開発者が期待するのは、愛知
万博で出品されて試乗がおこなわれると、それにさらにインスパイアされた子
供たちが10～20年後には、もっとインパクトのあるクルマを創造してくれると
いうことに期待している。
おそらく愛知万博のトヨタ館でのメインになりそうなクルマだった。もし、予
約を開始してたら、おそらく買っちゃいます！！
KNNチャネルでは、実際に稼動しているところを放映中！
http://impress.tv/im/article/knn.htm
第37回「TOKYO MOTOR SHOW」
「トヨタ、スピードによって車高が変わる!?光輝く夢の車「PM」」
KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/
blog http://knn.typepad.com
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#810-2-15-12,Sangenjaya,Setagaya,Tokyo,Japan154-0024
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5430-8887
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■月曜クリエイターズサロン
デベロッパー（下請け）が熱い
永野裕司
───────────────────────────────────
「就職難」と良く耳にする。本当にそうだろうか？
家庭用ゲーム機が非常に高機能になってきており、その表現能力の向上から制
作工数が増加傾向にあり、ゲーム開発は1年～2年という長い開発期間が当たり
前になっている。
デザイナーは、限られた現役期間に「良作」に出会えるかどうかが自身の今後
の運命を左右する大きな要素になっている。
ゲームメーカーでは、生涯に携われる作品数は決して多くないのが実情である。
しかし現在、不況という事もあり、開発費の削減や社内コストを下げる目的に
より、メーカーから多くの「良作」開発の依頼が下請けに出されている。その
ため、現在、我々の様な小社でも「良作」に出会える事が多いのだ。
メーカーへの就職に固執し、その狭き門に挫折するデザイナーも多いと聞く。
デベロッパーに対するイメージを一度見直してみてはどうだろうか？ 今やデ
ベロッパーはゲーム業界を支えている大きな力なのだ。
デベロッパーには他にも面白いところがある。メーカーの中で仕事をしている
と、他社がどのような仕様でゲームを作っているか情報として入ってくる事は
ほとんどなく、井の中の蛙状態に陥りやすい。しかし、デベロッパーには色々
なメーカーの仕事が入ってくるため、色々なメーカーの仕様を見る事が出来る
のだ。
仕様はメーカーごとに違うと言ってもいい。その中でも技術力のあるメーカー
の仕様や制作環境には脱帽する。手馴れた感じがひしひしと伝わってくるのだ。
「老舗は違う！」と正直感動したりしている。
無論、機密保持契約のため、他言したり、そのまま使ったりなど絶対できない
のだが、自分の脳には記憶として残る。ここが利点なのだ。
「A社の※実機ビューワー環境は素晴らしいが、データ出力工程が複雑で生産
性を落としている」
「B社は、最終出力結果とは大きく異なる3Dソフト上の作業をやめ、最終出力
結果を重視し実機環境での制作を可能にしている」
「C社のこの仕様は、時代を先取りしている。これを発展させれば……！」
※「実機ビューワー」とは最終的なゲーム画面で表示される品質をチェックす
るもので、開発機器に民製機をつないでいるものが一般的。表記はビューアー
でも良い。
私は、これらの経験を、自身でのゲーム制作の際に生かしている。
良い面ばかり言っているので、少々厳しい面も述べたい。メーカーでの仕事も
そうだが、デベロッパーの仕事は決して甘くない。品質、組織力、価格、納期
などあらゆる面において、クライアントであるメーカーに満足してもらえない
と生き残っていけない。同業他社との差別化、営業努力など、会社的な努力は
もちろんだが、個人であるデザイナーの努力も必須なのだ。
人的な資産価値が叫ばれる現在、デザイナーの個人能力が売りになる時代だと
思っている。不況、不況と叫ばれる中、ゲームデザイナーにとって時代は決し
て悪くないと思っている。
仕事は、ある所にはある！
メーカーも良いが、我々の様なデベロッパーも訪ねて欲しい。良いデベロッパ
ーでの仕事は、きっと自身にとって大きなプラスとなるはずである。
【永野裕司／ながの ひろし】
株式会社パオンCG事業部チーフディレクター
株式会社イマジカ バイオハザード2ムービー、CM等、
株式会社サクノス クーデルカ、シャドウハーツ
株式会社パオン クロックタワー3、ディノクライシス3、天誅3
もともと映像志向で、イマジカでCGを始めとした映像制作をしておりましたが、
バイオハザード2のムービー制作に携わり、「ゲームのムービーがこれだけ楽
しいのなら、ゲーム本編はもっと楽しいのではないか！」と思い、ゲーム業界
に転向。自らの手でヒット作を産み出すべく、メーカーやデベロッパー（下請
け）でゲーム制作を行なってきました。立場も考え方も違う、メーカーとデベ
ロッパーの両視点でゲーム業界を見てきた経験から、皆様に少しでも業界の参
考になる情報を提供できればと思っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記（2003年10月27日月曜日）
第41回「ベトナムのライフスライス公開」
ユビキタスマン
───────────────────────────────────
2004年3月3日に独自仕様のコミュニケーションツールカメラを発売することを
目標に、それまでの道のりをレポートする本連載。今日は、新しい国からのラ
イフスライスが届きました。
デジクリの読者でもあり、まさに本連載を通じた出会いとなったベトナムはサ
イゴンに住むグリグリさん。東京デザイナーズブロックで、カメラキットをご
購入いただき、ネットにも公開していただきました。しっかりした生活を感じ
させるライフスライスです。ちょっとしたところにベトナムの香りを感じる落
ち着いたスライスです。これからもグリグリさんは、定期的にアップしてくだ
さるので（というか、お願い！）ベトナム好きな人は、ぜひ画像をクリックし
てコメントを入れて下さい。
※「ベトナムサイゴンのライフスライス」（25日 > >vn_grisgris > >TEXT）
http://www.lifeslice.net
ライフスライスブランドカメラ発売まであと131日！
～「情報伝達」から「体験伝達」の時代へ ～
L I F E S L I C E . N E T
ライフスライス研究所 主任研究員 川井 拓也
jp_kawai@lifeslice.net
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■展覧会案内
高橋里季 RIKI FIRST COLLECTION「太陽と月のKiss」「太陽と海のKiss」
http://www.pinpointgallery.com/japaneseindex.html
http://www007.upp.so-net.ne.jp/RIKI/
───────────────────────────────────
会期：10月27日（月）～11月1日（土）11:00～19:00 土曜日は17:00まで
会場：Pinpoint Gallery（東京都港区南青山 5-10-1 二葉ビルB1
TEL.03-3409-8268）
内容：2004年ファッションイメージをインターカラーから流行予想。イラスト
レーションに展開する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■展覧会案内
中井勝郎展 Grand prix・後期
http://www1.odn.ne.jp/nakai/
───────────────────────────────────
会期：10月31日（金）～11月5日（水）11:00～19:00 31日13時から 5日18時
会場：銀座アートサロン アクロス（東京都中央区銀座 4-9-15 吉岡ビル3F
TEL.03-5550-1455）
内容：2001年、ブルガリア第15回「国際ユーモアと風刺」ビエンナーレでグラ
ンプリを受賞し、本年第16回ビエンナーレに招待出品。凱旋展とも言うべき、
150号のデジタルアートを中心に国内展の後期を開催する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■セミナー案内
扇町クリエイティブカレッジ！秋講座
デザイン会社の作り方～独立スルゾ。会社スルゾ。～
http://www.mebic.com/seminer_info/index.html
───────────────────────────────────
日時：10月29日（水）19:30～21:30
会場：扇町インキュベーションプラザ（Mebic扇町）2F
受講料：1500円
内容：景気は戦後最悪、専卒クリエーター大量生産という環境で、ネゴ・コネ
・カネ無し、加えて経験値無しで、いかにして二人のクリエーターはデザイン
会社 tenpoを成立させたのか！そのノウハウと必要なリスクヘッジ、そして独
立クリエーターの社会的責任とは何か。こんな時代だからこそ発想の転換で仕
事も会社も作れてしまう、そのタネ明かす。独立目指すクリエーター必修！
講師：吉岡直樹・葛城真（テンポ有限会社）
tenpo http://www.tenpo.ne.jp/
予約・問い合わせ：Mebic扇町 Tel.06-6316-8780
e-mail：info@mebic.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記（10/27）
・今日はちょっと腰が痛い。それには理由があり、昨日の午後に本の整理をし
て、捨てる本を選り分けて束ねて何度も運んだからである。これが重かった。
10年以上未踏の書棚にそれらが積まれていた。かつて勉強したTVCMやコピーラ
イター、広告関係の雑誌や書籍、広告批評、本の雑誌、ホットドッグプレス、
イラストレーションなどの創刊号からしばらく。消えてしまった雑誌たち、小
説王、オカルト時代、コズモ、ポパイ、タイフーン、びっくりハウススーパー、
面白半分など積もった埃をともない続々と発掘。捨てるには惜しい。絶対にこ
ういう古雑誌をほしがるマニアはいるはずだ。オークションサイトを見ると、
なつかしい雑誌もよく登場しているので、そっちに回そうかと思う。今回の発
掘で見つかった珍品は、大陸書房の「世界のノンフィクションシリーズ」20冊。
四次元、心霊、超常現象などかなりトンデモ系の叢書である。わが青春時代に
は、こういう怪しげなのに熱中していたのだ（今でも好きだけど）。次回の探
検では、「ガロ」「COM」の創刊号からが発掘される予定である。 （柴田）
・応援しているチームが負けるのって気分良くないねえ。途中でチャンネル変
えたりしたよ。ダイエーファンの人は今日は楽しいだろうなぁ。土曜日までは
私も楽しかったんだけどなぁ。伊良部読まれすぎ。今日はどうなるか。一方的
な試合にだけはなりませんように。 （hammer.mule）
＜応募受付中のプレゼント＞
3ds max アートワークガイド 1400号
Webデザインひらめき☆ブック【レイアウト編】 1404号
Webデザインひらめき☆ブック 【グラフィックパーツ編】 1404号
CPUの創りかた 1406号
すぐ効くネットワーク・サーバ構築のトラブルシューティング for Windows
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Web Designing 2003年11月号 1406号
フォトショップ・サイバースタジオ・リミックス 1408号
おいしいWebアイテム アイディアレシピ 1408号
Windows 2000/XPコマンドプロンプト コンパクトリファレンス 1409号
マッキントッシュ伝説1・2 1409号
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発行 デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/ >
編集長 柴田忠男 <mailto:shibata@dgcr.com >
デスク 濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ 神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
リニューアル 8月サンタ <mailto:santa@mac.com >
情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
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★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
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★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://mag2.com/ >、
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許可なく転載することを禁じます。
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まるでフレンダージェット！ トヨタのPM
神田敏晶
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KNN神田です。
第37回「TOKYO MOTOR SHOW」にいってきた。昨年は商業車だったので、あまり
面白みが少なかったが、今年は乗用車ということで、各社さまざまなコンセプ
トカーをうちだしていた。
何よりも、ボクをとらえたクルマは、トヨタの「PM」であった。他のブースが
すっかりと色あせてしまうほどのインパクトだ！
「エイリアン」や「ガンダム」「ザ・フライ」「流星号」そして「セグウェイ」
が合体したかなのようなクルマというより「未来の乗り物」である。
文章ではきっとイメージできないと思うので、写真はこちらだ
http://car.nifty.com/ess/view/car/tms2003/detail/a_761.htm
乗り込む際には、このようにフロントのドアがバックリと開くのである。
そのドアの下に入り込み、席に腰をかける。なんとなく映画館のイスに腰をか
けるような状態である。しかし、次にスイッチを入れると、クルマの中に
「あらら！」吸い込まれるのである。まるで宇宙船にとらわれる地球人のよう
な感覚（？）である。
この微妙なワクワク感は何だろう！！！ もしくは、戦闘態勢の戦闘機に乗り
込むかのような錯覚。このコックピットに乗り込む感覚だけでも、このクルマ
の価値はありそうだ。
視界も広く、圧迫感がなく、人体がバリアによって包まれている安心感がある
から不思議だ。うーん、早くこれに乗って道路を走ってみたい！
そして乗り込むと、乗降モードとなり、10km程度ではこの姿勢で走る。
http://car.nifty.com/ess/view/car/tms2003/detail/a_758.htm
さらに、スピードが30kmになると市街地モードとなり、
http://car.nifty.com/ess/view/car/tms2003/detail/a_757.htm
140kmの最高速度となるとこのようなスタイルにと変化するのだ。
http://car.nifty.com/ess/view/car/tms2003/detail/a_756.htm
まさに、新しい感覚のクルマであり、クルマというよりもどことなく、人間の
身体機能の拡張装置といった乗り物である。
加速していきながら、姿勢が変化するのはまるで、「キャシャーン」のフレン
ダージェットを彷彿させてくれる。
実際に開発者によると、セグウェイのような新しい乗車経験を提供したいとい
うことで、この「PM」を開発をしたそうだ。
今回の参考出品である「PM」は、実際の走行をイメージし、実際に開発しなが
らモックアップではなく、実走車として開発されているからスゴイ。
クルマというよりも、屋外で求められるクルマのコミュニケーション機能とし
て、ドライバーの気持ちや同じPM同士では挨拶などができることや道路に個性
のIDタグを残していくなど、新たな未来のクルマへのプロジェクトが秘められ
ているそうだ。
登場は2010年頃をメドとして、軽自動車程度の価格で発売され日本の高速道路
の法定速度が140kmとなったとして、それ以上のスピードを考えているという。
セグウェイにも非常にインスパイアされたという開発者が期待するのは、愛知
万博で出品されて試乗がおこなわれると、それにさらにインスパイアされた子
供たちが10～20年後には、もっとインパクトのあるクルマを創造してくれると
いうことに期待している。
おそらく愛知万博のトヨタ館でのメインになりそうなクルマだった。もし、予
約を開始してたら、おそらく買っちゃいます！！
KNNチャネルでは、実際に稼動しているところを放映中！
http://impress.tv/im/article/knn.htm
第37回「TOKYO MOTOR SHOW」
「トヨタ、スピードによって車高が変わる!?光輝く夢の車「PM」」
KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/
blog http://knn.typepad.com
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#810-2-15-12,Sangenjaya,Setagaya,Tokyo,Japan154-0024
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5430-8887
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■月曜クリエイターズサロン
デベロッパー（下請け）が熱い
永野裕司
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「就職難」と良く耳にする。本当にそうだろうか？
家庭用ゲーム機が非常に高機能になってきており、その表現能力の向上から制
作工数が増加傾向にあり、ゲーム開発は1年～2年という長い開発期間が当たり
前になっている。
デザイナーは、限られた現役期間に「良作」に出会えるかどうかが自身の今後
の運命を左右する大きな要素になっている。
ゲームメーカーでは、生涯に携われる作品数は決して多くないのが実情である。
しかし現在、不況という事もあり、開発費の削減や社内コストを下げる目的に
より、メーカーから多くの「良作」開発の依頼が下請けに出されている。その
ため、現在、我々の様な小社でも「良作」に出会える事が多いのだ。
メーカーへの就職に固執し、その狭き門に挫折するデザイナーも多いと聞く。
デベロッパーに対するイメージを一度見直してみてはどうだろうか？ 今やデ
ベロッパーはゲーム業界を支えている大きな力なのだ。
デベロッパーには他にも面白いところがある。メーカーの中で仕事をしている
と、他社がどのような仕様でゲームを作っているか情報として入ってくる事は
ほとんどなく、井の中の蛙状態に陥りやすい。しかし、デベロッパーには色々
なメーカーの仕事が入ってくるため、色々なメーカーの仕様を見る事が出来る
のだ。
仕様はメーカーごとに違うと言ってもいい。その中でも技術力のあるメーカー
の仕様や制作環境には脱帽する。手馴れた感じがひしひしと伝わってくるのだ。
「老舗は違う！」と正直感動したりしている。
無論、機密保持契約のため、他言したり、そのまま使ったりなど絶対できない
のだが、自分の脳には記憶として残る。ここが利点なのだ。
「A社の※実機ビューワー環境は素晴らしいが、データ出力工程が複雑で生産
性を落としている」
「B社は、最終出力結果とは大きく異なる3Dソフト上の作業をやめ、最終出力
結果を重視し実機環境での制作を可能にしている」
「C社のこの仕様は、時代を先取りしている。これを発展させれば……！」
※「実機ビューワー」とは最終的なゲーム画面で表示される品質をチェックす
るもので、開発機器に民製機をつないでいるものが一般的。表記はビューアー
でも良い。
私は、これらの経験を、自身でのゲーム制作の際に生かしている。
良い面ばかり言っているので、少々厳しい面も述べたい。メーカーでの仕事も
そうだが、デベロッパーの仕事は決して甘くない。品質、組織力、価格、納期
などあらゆる面において、クライアントであるメーカーに満足してもらえない
と生き残っていけない。同業他社との差別化、営業努力など、会社的な努力は
もちろんだが、個人であるデザイナーの努力も必須なのだ。
人的な資産価値が叫ばれる現在、デザイナーの個人能力が売りになる時代だと
思っている。不況、不況と叫ばれる中、ゲームデザイナーにとって時代は決し
て悪くないと思っている。
仕事は、ある所にはある！
メーカーも良いが、我々の様なデベロッパーも訪ねて欲しい。良いデベロッパ
ーでの仕事は、きっと自身にとって大きなプラスとなるはずである。
【永野裕司／ながの ひろし】
株式会社パオンCG事業部チーフディレクター
株式会社イマジカ バイオハザード2ムービー、CM等、
株式会社サクノス クーデルカ、シャドウハーツ
株式会社パオン クロックタワー3、ディノクライシス3、天誅3
もともと映像志向で、イマジカでCGを始めとした映像制作をしておりましたが、
バイオハザード2のムービー制作に携わり、「ゲームのムービーがこれだけ楽
しいのなら、ゲーム本編はもっと楽しいのではないか！」と思い、ゲーム業界
に転向。自らの手でヒット作を産み出すべく、メーカーやデベロッパー（下請
け）でゲーム制作を行なってきました。立場も考え方も違う、メーカーとデベ
ロッパーの両視点でゲーム業界を見てきた経験から、皆様に少しでも業界の参
考になる情報を提供できればと思っています。
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■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記（2003年10月27日月曜日）
第41回「ベトナムのライフスライス公開」
ユビキタスマン
───────────────────────────────────
2004年3月3日に独自仕様のコミュニケーションツールカメラを発売することを
目標に、それまでの道のりをレポートする本連載。今日は、新しい国からのラ
イフスライスが届きました。
デジクリの読者でもあり、まさに本連載を通じた出会いとなったベトナムはサ
イゴンに住むグリグリさん。東京デザイナーズブロックで、カメラキットをご
購入いただき、ネットにも公開していただきました。しっかりした生活を感じ
させるライフスライスです。ちょっとしたところにベトナムの香りを感じる落
ち着いたスライスです。これからもグリグリさんは、定期的にアップしてくだ
さるので（というか、お願い！）ベトナム好きな人は、ぜひ画像をクリックし
てコメントを入れて下さい。
※「ベトナムサイゴンのライフスライス」（25日 > >vn_grisgris > >TEXT）
http://www.lifeslice.net
ライフスライスブランドカメラ発売まであと131日！
～「情報伝達」から「体験伝達」の時代へ ～
L I F E S L I C E . N E T
ライフスライス研究所 主任研究員 川井 拓也
jp_kawai@lifeslice.net
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■展覧会案内
高橋里季 RIKI FIRST COLLECTION「太陽と月のKiss」「太陽と海のKiss」
http://www.pinpointgallery.com/japaneseindex.html
http://www007.upp.so-net.ne.jp/RIKI/
───────────────────────────────────
会期：10月27日（月）～11月1日（土）11:00～19:00 土曜日は17:00まで
会場：Pinpoint Gallery（東京都港区南青山 5-10-1 二葉ビルB1
TEL.03-3409-8268）
内容：2004年ファッションイメージをインターカラーから流行予想。イラスト
レーションに展開する。
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■展覧会案内
中井勝郎展 Grand prix・後期
http://www1.odn.ne.jp/nakai/
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会期：10月31日（金）～11月5日（水）11:00～19:00 31日13時から 5日18時
会場：銀座アートサロン アクロス（東京都中央区銀座 4-9-15 吉岡ビル3F
TEL.03-5550-1455）
内容：2001年、ブルガリア第15回「国際ユーモアと風刺」ビエンナーレでグラ
ンプリを受賞し、本年第16回ビエンナーレに招待出品。凱旋展とも言うべき、
150号のデジタルアートを中心に国内展の後期を開催する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■セミナー案内
扇町クリエイティブカレッジ！秋講座
デザイン会社の作り方～独立スルゾ。会社スルゾ。～
http://www.mebic.com/seminer_info/index.html
───────────────────────────────────
日時：10月29日（水）19:30～21:30
会場：扇町インキュベーションプラザ（Mebic扇町）2F
受講料：1500円
内容：景気は戦後最悪、専卒クリエーター大量生産という環境で、ネゴ・コネ
・カネ無し、加えて経験値無しで、いかにして二人のクリエーターはデザイン
会社 tenpoを成立させたのか！そのノウハウと必要なリスクヘッジ、そして独
立クリエーターの社会的責任とは何か。こんな時代だからこそ発想の転換で仕
事も会社も作れてしまう、そのタネ明かす。独立目指すクリエーター必修！
講師：吉岡直樹・葛城真（テンポ有限会社）
tenpo http://www.tenpo.ne.jp/
予約・問い合わせ：Mebic扇町 Tel.06-6316-8780
e-mail：info@mebic.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記（10/27）
・今日はちょっと腰が痛い。それには理由があり、昨日の午後に本の整理をし
て、捨てる本を選り分けて束ねて何度も運んだからである。これが重かった。
10年以上未踏の書棚にそれらが積まれていた。かつて勉強したTVCMやコピーラ
イター、広告関係の雑誌や書籍、広告批評、本の雑誌、ホットドッグプレス、
イラストレーションなどの創刊号からしばらく。消えてしまった雑誌たち、小
説王、オカルト時代、コズモ、ポパイ、タイフーン、びっくりハウススーパー、
面白半分など積もった埃をともない続々と発掘。捨てるには惜しい。絶対にこ
ういう古雑誌をほしがるマニアはいるはずだ。オークションサイトを見ると、
なつかしい雑誌もよく登場しているので、そっちに回そうかと思う。今回の発
掘で見つかった珍品は、大陸書房の「世界のノンフィクションシリーズ」20冊。
四次元、心霊、超常現象などかなりトンデモ系の叢書である。わが青春時代に
は、こういう怪しげなのに熱中していたのだ（今でも好きだけど）。次回の探
検では、「ガロ」「COM」の創刊号からが発掘される予定である。 （柴田）
・応援しているチームが負けるのって気分良くないねえ。途中でチャンネル変
えたりしたよ。ダイエーファンの人は今日は楽しいだろうなぁ。土曜日までは
私も楽しかったんだけどなぁ。伊良部読まれすぎ。今日はどうなるか。一方的
な試合にだけはなりませんように。 （hammer.mule）
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