[1422] ××に付けるクスリ?

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1422    2003/11/13.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20334部
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     <IT革命を活用して子育てしやすい社会にしよう>

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト 1
 ××に付けるクスリ?
 茂田カツノリ

■Powerbook Publishing Project 68
 デジクリのゆくえ
 8月サンタ

■笑わない魚 92
 関西人は正しく理解されているか
 永吉克之

■泰国パパイヤ削り
 エロ本奪還作戦開始。
 白石 昇

■イベント案内
 「ミュージッククリップ業界のすべて」



■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト1
××に付けるクスリ?

茂田カツノリ
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はじめまして、日刊デジクリ初登場の茂田カツノリと申します。お初なのでま
ずは自己紹介を。

僕はカミさんとWeb制作会社の「有限会社アモニータ」を経営しつつ、ファイ
ルメーカーPro関連をはじめとしたパソコン書の執筆もしている。3歳の女の子
と1歳の男の子がおり、楽しく子育てしながらの生活だ。独身の頃はどちらか
というと子嫌いであったが、今はどっから見てもバカ親、じゃなくて親バカだ
という点では自信がある。

僕は30代前半までフリー&独身の気ままな生活をしてたが、ある日、ホントに
突然、子供が欲しくなった。それから妻になってくれる人をみつくろって(!)
、結婚→妻の懐妊→仲間と出版社設立→一人め誕生→Web制作会社設立→二人
め誕生と、4年間を嵐のように過ごした。

子供を持ったことで、人生の意味、命の重さなどを真剣に感じるようになった。
だから、子供を育ててるのではなく、子供に育ててもらっているというほうが
正しい。

僕が子供に影響を受けて変わった瞬間は、いまでもはっきり覚えている。それ
は最初の子に初めてミルクをあげたときのこと。必死に哺乳瓶の乳首を吸う姿
を見て、なんとも言えない愛着を感じた。ああ、これが“父性のスイッチが入
る”ってやつだなあと思ったのだ。そして人生とか仕事とか対人関係とかを、
より丁寧に真剣に考えられるようになった。「バカに付けるクスリはない」と
言うが、僕の場合は子供を持つことがいいクスリになってる。

僕が言いたいことが二つある。

まず、みんなもっと子供を持とうということ。少子化は国が滅びることに直結
するし、一度きりの人生において子育てを体験できないことは、実にもったい
ないことだ。子供を見てかわいいと感じられない人間が増えるのも恐ろしいこ
とだ。

二つめは、IT革命を活用して子育てしやすい社会にしようということ。長時間
労働で子供の顔が見られない生活なんて、人間としておかしい。また女性が子
供を持つことで、仕事のキャリアを絶たれてしまうのもおかしなことだ。IT革
命により労働形態が変われば、こうした問題を解決できるはずだ。てゆうか、
解決できるよう僕も頑張りたいと思う。

●総務庁統計局のサイト
http://www.stat.go.jp/

日本や世界のさまざまな統計が、Excelファイルとしてダウンロード可能にな
っている。この中の「世界の統計→人口」をみてほしい。まず15歳未満の比率
だが、日本は戦後間もない1950年には35%だったのが、2000年は14.6%、2050
年の予測値は10.8%だ。恐ろしいのは65歳以上人口で、1950年:4.9%、2000
年:17.3%が、僕が85歳になる2050年にはなんと35.7%である。こんな恐ろし
い国、他に類を見ないと思ったらあった。やはり少子化に悩むイタリアも、ほ
ぼ同じ数字である。日本とイタリア、どっちもマザコン国家、いい年して親と
住む独身男女が多いというイメージがあるんだが、僕の偏見だろうか。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webプロデューサー/テクニカルライター、あるいはデジタル何でも屋。子育
てSOHO生活の楽しさにハマりつつ、少子化進む我が国を憂う38歳(みなさん子
供を作りましょう!)
妻のタカミミトコはWeb制作会社「有限会社アモニータ」社長で、イラストレ
ータで、Webデザイナーで、2児の母という“スーパーウーマン”(←本人これ
を否定)。

有限会社アモニータ
http://www.amonita.com/

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■Powerbook Publishing Project ~ (68)
デジクリのゆくえ

8月サンタ
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まずはLondonでのイベント紹介。古いおつきあいのアンティーク商naoさんこ
と、四釜さんが、Whitechapel近くのギャラリーで、1930年代の日本の着物の
展覧会をやります。下記はご本人のメッセージ。

「大正~昭和初期に製作された「銘仙」から、ゼセッションやアールデコなど
西洋のデザイン様式の影響を色濃く受けた日本のモダニズムの着物を展覧しま
す。機会がありましたらぜひご高覧下さい。 AISIS LIMITED 四釜尚人」

MEISEN 1930 ~ Japanese Kimonos in the Belle Epoque
http://www22.ocn.ne.jp/~london/meisen1930.htm
会場:The Art Engine, 27 Spital Square, London E1 6DX United Kingdom
期間:2003年11月14日~12月21日(11月13日 18時30分よりプレビュー)
時間:12時~18時迄(木曜日は19時30分閉館)

Londonにもデジクリ読者は結構いるのは分ってます(笑)。お近くのみなさん、
naoさんはほがらかな大阪の楽しいお兄さんです。是非立ち寄ってみて下さい!
日本のアートを海外で紹介している、この不思議なnaoさんのお話もそのうち
やります。

また、日本では今年最後の英会話セミナー、やります!
国際フォーラムで、ハリー三澤とのタッグで英会話セミナー開いて、はや9回、
今年はこれが大団円です。旅行業者向けのスペシャル英語。関心ある方、
お気軽にどうぞ。santa8が受け付けやってます。
「ツアーコンダクターと旅行スタッフ向けの英会話セミナー」
11月29日(土)14:00~
http://www.londontown.to/misawa/english2.html

●茂田さんのご紹介

今週より茂田克典さんがデジクリに寄稿して下さることになった。本業はWeb
プロデューサーだが、ファイルメーカーPro関連の著作で、素晴らしい仕事を
されておられる方である。

以前、時間をつくっていただいて直接お会いしたときに、「何をやってる人か
よくわからない人だと言われませんか?」と茂田さんに言われたが、心の中で
「あんたもだ!」と、思った。茂田さんは一見ミュージシャン系の外見で、と
てもシステム開発系の人には見えないだろう。

しかし、デジクリDBはこの人なしに成立しなかった。素早い仕事と緻密な頭脳
の持ち主である。スタッフ一同、足を向けて寝ることが出来ない。そして、今
回頼みもしないのに(笑)「クリエイターと育児」という、巨大テーマの原稿
を書いてきて下さった。すでに原稿は3回分もいただいている。みなさん、木
曜日は読み逃さないよう、お願いしたい。

●デジクリの使命

前回、この日刊デジタルクリエイターズが、もともと「非常に効率よく作られ
ていた」ために、日刊2万部のある程度の成功を収められた、と書いた。

今回は内容について。この茂田さんが、デジクリについて語ってくれた言葉の
中に、このメールマガジンが生きながらえているヒントがあったのだ。

「このメルマガの内容は、商業出版では切り捨てられてしまう部分ですよね。
一冊の書物があったとして、本文には掲載できない文章です。僕でも自著には
掲載できない、「本音」の部分です。でも、クリエイターって、実はそこが一
番、言いたかったりしますよね」

デジクリにはある種のぬるさがある。だから、そのまま紙の書物にすることが
出来ない。荒削り過ぎたり、テーマが一貫していなかったり、内容が中途半端
だったり、もちろん個人差もあるけれど、トータルとしてみれば、商業出版で
はとても出せないものだ。それは編集の状態であり、原稿の内容である。
(寄稿者の方をおとしめるような意味ではいっさいありません。誤解なく…)

しかし、だからこそ書店で売られている書籍には、編集者として掲載出来ない
部分を収められる包容力がある。完成度ではなく、力強さがある。気が付いた
ら、そういうメディアになっていた、そういうことである。これは明らかに強
さなのだ。その辺をさらに、生かしていくようにしたい。

スミマセン、今回行数あまり増やせないので、blogへの罵詈雑言など、次回な
り! です。

【8月サンタ】LondonとLyallとLeCarreを愛する35歳  santa8@mac.com
・Pantherが目の前にあるというのに、もはや自分一人の環境でなくなったもの
だから、インストール出来ぬ。つらい。でも、自分だけPantherに慣れてしまっ
たら、電話で他の人のサポートとか出来なくなってしまうのだ~。
・秋はピアノ! ヴィンス・ガラルディ(スヌーピーのサントラ作曲の人)で、
" Cast your fate to the wind"。爽やかです。

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・投稿ロンドン写真館に写真よろしく
http://www.londontown.to/cgi-local/upppu/upppu.cgi

・デジクリサイトの「デジクリ・スターバックス友の会」
http://www.dgcr.com/

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■笑わない魚 92
関西人は正しく理解されているか

永吉克之
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私がまだ二十代だったから満州事変の前の話であるが、東京にいたころに入っ
た会社の新入社員歓迎会で、私が大阪から来たと自己紹介すると、古株の社員
のひとりに「俺は関西人というやつが嫌いなんだよな」と面と向かって言われ
たことがある。酔っているとはいえ、初体面の人間に言うセリフではない。

嗚呼、こいつと同じ職場にいて、いびり殺されるのか。いや、そうはいくか、
その前に殺してやる、しかし単なる怨恨による殺人で済まされたくはないので
犯行に及ぶ前に、東京では関西人が二級市民として扱われ、官公庁の要職には
つけない、選挙権がないなどの差別をうけている、という訴えを各報道機関に
送りつけて世間の同情を買い、裁判で情状酌量によって執行猶予が3年で……

とかなんとか密かに企てながら、この古株野郎の毒舌を聴いていると、どうも
「押し出しの強い」「アクの強い」「言動が派手」な人間が嫌いなようなので
ある。それを裏づけるように、彼は「素朴でおとなしい」東北人がいいと言う。
きっと彼の頭のなかには、漫才師の横山やすしが関西人のプロトタイプとして
存在していたのだろう。その後も酒の席で、定番の関西人バッシングになると、
決まって「やすしは大っ嫌いだ」と、わめいていたからだ。

もう故人となったが、横山やすしはかなり血の気が多かったようで、全国ネッ
トの生番組で「日本にもヒトラーのような指導者が出てこなあかんねん」と言
ったり、選挙で落選すると「日本人はアホや」と毒づいたりするなど放言三昧。
暴力事件を起こしたときは全国的ニュースになった。芸能界復帰後も、それを
よく漫才のネタにしていた。まさに身を削って笑いを取る上方の芸人の鑑であ
るが、それを以って大阪人全体を判断するのは、『怪人フー・マンチュー』を
観て、中国人はみな世界征服をたくらむマッド・サイエンティストだと決めつ
けてしまうのと全く変わらない。

結局、古株野郎の毒舌は酒の席では毎度のことで、アンチ関西人発言は、無知
から来たものだと分ると、命は助けてやろうという寛大な気持ちになれた。

                 ■

関西といっても広い。北の京都は日本海に、南の和歌山は大平洋に面している。
ほふく前進で関西を縦断した者はいまだかつていない。そのくらい広いのだ。

それだけ広ければ当然、地域によって言葉も習慣も違う、例えば関西の共通語
である「アホやなあ」は、和歌山の南部一帯では「アホらってんがばん」と言
うらしい。また「好きやで」は「好きんどやらほ犬ろ、ひ」、「おおきに」は
「でがぎょんトゥー:52」と言うそうである。

また通常、正月に食べる雑煮は、すましか味噌汁に煮た餅を入れて箸で食べる
が、兵庫の西部、岡山との県境にある赤穂では、餅をストローで吸い取って食
べる。寿司もストローで吸うそうである。ステーキをストローで食べる家庭も
あるらしい。だから、赤穂の人たちの吸引力は破壊的である。

そんなわけで、関西に長いこと住んでいる私でも、関西の全体像を把握してい
るわけではない。ましてやマスコミというフィルターを通してしか関西を見た
ことがない人間が、軽々しく「関西の人間ってのは~」と批判すべきではない。

                 ■

「関西」は広すぎるので、私の住んでいる大阪に限っても、批判をする人の多
くは、マスコミが喧伝する「図々しい大阪のオバハン」や「何かめでたいこと
があると道頓堀川に飛び込むアホな連中」といったネガティブなイメージのみ
が頭にあるのだろう。大阪はそればかりの街ではない。野放し状態の違法駐車、
密集する組事務所、発生件数全国トップのひったくり、日本一汚い一級河川の
大和川、などなど大阪の特色をよく知ったうえで批判してもらいたいものだ。

また「大阪人は誰でも日常的に‘もうかりまっか’とあいさつをする」「勉強
のできない子供は、強制的に吉本興業に入れられる」といった古典的事実誤認
は、今ではさすがに解消されているようであるが、東京の人と話していて、大
阪人だと言うと「どこの組の方ですか」と尋ねられるのは嘆かわしいことだ。

しかし、関西人が誤解されているように、関西人も他の文化圏の人々を誤解し
ているはずである。例えば関西人は東北人について何を知っているというのか。
一口に東北といっても津軽と仙台では言葉もかなり違うはずであるが、関西人
が一般に思いつく東北弁といえば「だべ」「んだ」くらいのものだ。

                 ■

ここで、平均的関西人がどこまで東北弁を使うことができるか、共通語を東北
弁で言い換えてみたい。東北弁に通じていて、且つ物好きな方、添削して返送
していただけるとありがたい。

共通語「私の家で飼っている手のり文鳥は、国家公務員を見ると、猛然と襲い
    かかっていくのだが、それが愛おしい」

東北弁「私の家で飼っている手のり文鳥は、国家公務員を見ると、猛然と襲い
    かかっていくのだが、それが愛おしいだべ」

どうだろう、東北弁らしく言い換えることができているだろうか。関西を舞台
にしたテレビドラマで、明らかに関西圏外の出身と思われる役者が、聴くに堪
えない関西弁でセリフをしゃべっているのを見て哀れになることがあるが、東
北の読者もこれを読んで、ちょうどそんな印象をもったかもしれない。

人は自分の住んでいる地域のことさえ分かっていればいいのだ。

【ながよしかつゆき/アーティスト】
痛風(足の指)の痛みもかなり和らいで、三週間ぶりに普通に歩けるようにな
った。まだ走れないが、人並みに歩けるということが、こんなに気持ちのいい
こととは、ああ知らなんだ。私は何でも自分の都合のいいように解釈できると
いう秘技を体得しているので、足の回復が、良いことの前兆のような気がする。
国民のみなさん、日本は大丈夫です。

E-MAIL / katz@mvc.biglobe.ne.jp
W.SITE / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work

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■泰国パパイヤ削り
エロ本奪還作戦開始。

白石 昇
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<時は平成十四年十二月、奪還作戦開始が決定した白石昇は、たいして予定も
たてることなく行き当たりばったりのまま単身バンコクに向かい奪還作戦を開
始する>

白石昇です。とりあえず五日間で片付けるつもりでした。お金返して受け取り
に署名してもらって、ノート=ウドム・テーパニット側と話をしてから、あわ
よくば新しい泰国販売代理人を決めて泰国で売る分を預け、日本に送る分を全
部送っちゃって、新しく契約の草案を作ってばそれで終わりなのです。

そしたら初版在庫二千冊以上のエロ本は完全に僕の管理下に置かれるわけです。
あとは日本でバイトしてお金借りた人にお金返していけばいいだけなんです。

とりあえず僕は十二月一日、バンコク行きの片道チケットと借金返済資金をも
って長崎から福岡国際空港行きの高速バスに乗りました。まだ早朝で、すごく
冷え込んでました。佐賀県に入ると雪が降り始め、路面凍結のために高速道か
ら降りて一般道を通ることになりました。

ええ日本は冬なんです。こんな寒いところから僕は今日、いきなりバンコクに
行くのです。いきなり毛穴全開です。もしかして僕、体調崩したりしないでし
ょうか? すごく不安です。著しく不安です。僕はバスが空港に着いてからも
僕は不安なままでした。チェックインをすませて搭乗券を手に入れてもまだ不
安なままだったのです。

僕を不安にさせてしまう材料は、急激な天候の変化だけではないのです。最大
の懸案はこれから五日間に起こるであろう現在の泰国販売総代理人パパとの間
違いなく感情的になるであろう交渉なのです。利息を揃えて借金を返し、担保
として預けているものを引きあげるだけなのですが、彼が感情的になるのは間
違いありません。

お金返すからもうあなたとは仕事しません担保ももって行きますそれではいま
までどうもありがとう、とかやられると、彼のプライドが丸つぶれだからなの
です。プライド潰されるとブチギレする人なのです。どうやら二重人格的な彼
のハイド側の人はそんな人らしいのです。ジキル側は婚約者おもいのいい人な
のに。

でもそれは致し方ないのです。そもそも僕はプライドよりもちゃんと仕事をす
る人と仕事したいのです。プライドなんかいらないのです。サクリと円滑に読
者の皆様に本をお届けできる流れを作りたいだけなのです。だから考えるだけ
ですごくめんどくさいのです。

いろいろと不安なまま中華航空の機内に乗り込んだ僕は、とりあえず脳内血流
を過剰にコントロールして不安を緩和することにしました。そうです、機内食
おかわり及びアルコール過剰摂取作戦です。とにかく僕は過剰に食物を摂取し
まくりました。

福岡発中華航空バンコク行きは、台北空港でトランジットがありますので、機
内食は二回出ます。一回ずつおかわりすれば四食分です。僕は七時間余りで機
内食四食と、一番搾りミラービール台湾ビールとビール三種類の他にジンウイ
スキーワインなどその他にお酒も飲みまくりです。なにしろ奪還作戦です。キ
アイ入れなければなりません。つづく。

【しらいしのぼる】hinkaw@chan.ne.jp
言語藝人。昭和44年5月1日長崎県西彼杵郡多良見町生まれ。『抜塞』で第12回
日大文芸賞を受賞。訳書にノート=ウドム・テーパニット『エロ本』。
現在エロ本屋仮店舗店長休業中。

エロ本販売サイト(休業中ですが、各コンテンツはそのままお楽しみいただけ
ます)
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/erohonyakaritenpo.html

ノート=ウドム・テーパニットの第六回公演『トゥートムック』のテレビ放映
が11月16日のタイ時間午後10時(日本時間17日午前零時)にitvで放映されま
す。日本からもストリーミング放送で見ることができるようです。
http://thai.cside.tv/live/tv/itv.asx
http://www.itv.co.th/onairframe.asp#

ちなみに、オンエア冒頭の「ご観覧上の注意」のところでチョイ役として数秒、
白石昇が出演してます。ちなみに出演内容は以下↓。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/oshirase.html#h150714

それから11月15日、16日に東京に「デザインフェスタ」の視察に行きます。も
し、読者の皆様で販売休止中のエロ本を見てみたい、とおっしゃる方がいらっ
しゃいましたら出展ブースまで見本を持って御挨拶に伺いたいと思っておりま
すので、是非ご連絡下さい。
hinkaw@chan.ne.jp

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■セミナー案内
音楽×映像 現場のディレクターが語る「ミュージッククリップ業界のすべて」
http://www.dccwao.com/statics/school/schoolguide/ev20031115.html
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<主催者情報>
日時:11月15日(土)14:00~
会場:デジタルクリエイターカレッジWAO!名古屋校(名古屋校名古屋市中村
区名駅4-5-28 近鉄新名古屋ビル7F)
費用:無料 定員20名(先着順・要予約)
講師:映像ディレクター 久保茂明氏
内容:今大人気のミュージッククリップの分野を現役ディレクターがズバリ解
説。具体的な制作方法やレコード会社との打ち合わせ、アーティストとのやり
取りなど音楽と映像を好きな方には要必見。『映像業界で働きたい』『ミュー
ジッククリップにたずさわる仕事がしたい』そんなアナタのための公開講座。

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■編集後記(11/13)
・「写真を楽しむ生活」の編集後記で、わたしが昔の写真を捨てちゃおうかど
うかちょっと悩んでいると書いたら、「捨てないで!」というメールが来た。
それがたいへん重要な内容であったため、メールをくれた人に掲載許可をもら
って掲載したところ、感想が多く寄せられてうれしい。はからずも、多くの人
が感じている「デジタル以前の写真の保存」と「デジタル以後の画像の保存」
をどうするかという問題提起になったようだ。ところで、いまかかえている最
大の問題は、蔵書をどうするかである。新居では明らかにいまの本棚の1/10で
ある。捨てるにはあまりに惜しい。オンラインで古本屋でもやるか。(柴田)

・成功する人って違うなぁと思った出来事。店舗設計で有名な間宮吉彦さんに
バーティーでお会いできたことがある。私はこの人の特集雑誌を持っていて、
一度生の間宮さんを見てみたかった。彼の設計した店舗は人気が出る。次から
次に依頼が来る人気デザイナーさんだ。ほろ酔い加減の彼に名刺を渡し、わか
るようなわからないような自分自身の説明をした(私のことを知っている人な
らわかる稚拙な要領を得ない説明)。その間一分もなかっただろうと思う。名
刺をきらしていた彼は「あとで送ります」とさらりと言った。二・三日後、封
書が届いた。名刺が入っていた。私自身はというと、そんな社交辞令的な会話
をすっかり忘れていた。                 (hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 Adobe Acrobat 6.0 PDF テクニカルマニュアル 1413号
 QuarkXPress レイアウトコレクション 1414号
 一週間でマスターするPainter8 for Win/Mac 1415号

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/ >

編集長     柴田忠男 <mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
リニューアル  8月サンタ <mailto:santa@mac.com >

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