[1423] いのちぼうにふろう

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1423    2003/11/14.Fri発行
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<そこだけ読むと相田みつをの詩(?)>

■映画と本と音楽と… 192
 いのちぼうにふろう
 十河 進

■かりん島
 かりん島「ムリョウ」
 北川かりん

■ライフスライス研究所
 オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年11月14日金曜日)
 第51回「デザインを買う、思考をなぞる~その3」
 ユビキタスマン

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■映画と本と音楽と… 192
いのちぼうにふろう

十河 進
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●命なんて棒に振るくらいの値打ちしかない

若いということは経験が少なくて、将来への不安を抱いて日々を過ごすことだ
った。自分がどうやって生きていけばいいのか、何になるのか、何ができるの
か、そんな不安がいつも頭の中で渦巻いていた。時に誇大妄想のような空想を
し、時に自信をなくして沈み込む。

1971年の秋だった。数年前の高揚はすでになく、入ったばかりの大学はすぐに
ロックアウトになり、中庭でウロウロしていると大学が導入した機動隊員に追
いかけ回された。学生会館は封鎖されたままだった。意味のない日々が続いて
いた。

僕は大学にいても、街を歩いていても鬱々として楽しまなかった。映画だけが
救いだった。昼食を抜いて名画座に入り浸った。スクリーンの中だけで生きて
いるようだった。そこに現れる人物たちに感情移入し、二時間ほどの高揚を生
きて、再び現実の世界に戻ってくる。

人生に意味なんてない、そう思うことも度々だった。だから「いのちぼうにふ
ろう」という奇妙なタイトルの映画が公開された時、妙に共感したのだ。「い
のちぼうにふろう」というフレーズは僕を魅了した。監督が「切腹」の小林正
樹だったのも興味を惹いた。

原作は山本周五郎の短編「深川安楽亭」だった。当時の僕は、かつてあれほど
愛読した山本周五郎を嫌っていた。いや、山本周五郎を愛読したことさえ隠し
たかった。それは「太宰治が好きだ」というのと同じように恥ずかしく、若い
時のあやまちを告白するような気がしたものだ。

中学生だった。「赤ひげ診療譚」に人生の価値観を教えられ、「さぶ」に感激
して「無償の愛に生きる」と誓い、復讐者の殺人物語「五辧の椿」をまるでド
ストエフスキーの「罪と罰」のように読み、「青べか物語」に庶民の生きる力
を学び、「ながい坂」で人生を知った(つもりになっていた)。

高校の同級生で山本周五郎全集を揃えていた男がいた。彼は山本周五郎を人生
の師と仰ぎ、口から出る言葉は周五郎の箴言ばかりだった。だが、高校生にな
ってからは大江健三郎や野坂昭如や吉行淳之介や安岡章太郎などの軟派な文学
を愛読していた僕は、山本周五郎の説教くささが鼻につき始めていた。

ストレートなヒューマニズムを臆面もなく謳い上げる説教好きの黒澤明は、周
五郎作品が好きで「椿三十郎」「赤ひげ」「どですかでん」を映画化した。そ
の黒澤映画への反発もあった。堕ちていく人間、どうしょうもない人間、反社
会的な人間、そんな存在に当時の僕は共感していたのだ。

黒澤明が描き出す明るく力強く、未来を信じて生きているような人間たちは眩
しいだけだった。弱い者、ひねくれた者、拗ねた者、何かから降りた者、そん
な日陰者のような存在こそが近しかった。だから「いのちぼうにふろう」とい
う言葉は僕の中に深く刻み込まれたのだ。

●生きてても何にもなりゃしない

「いのちぼうにふろう」は東宝と俳優座が提携して制作し、当時の人気俳優た
ちが数多く出演した。人気絶頂の酒井和歌子や栗原小巻が出ていた。勝新太郎
も特別出演だった。しかし、僕は仲代達矢、佐藤慶、岸田森、草野大悟、山谷
初男といった一癖ありそうな役者たちの顔ぶれに魅力を感じた。

彼らが演じたのは深川安楽亭を根城にするならず者たちである。彼らは平気で
人を殺し、盗みをする。安楽亭の主人を演じたのが中村翫右衛門で、彼らの頭
目でもある。彼らは奉行所も手出しのできない安楽亭で、抜け荷などの悪事を
働いているのだ。

ある夜、安楽亭に巣くう生き仏の与兵衛(佐藤慶)が怪我をした富次郎(山本
圭)という若者を拾ってくる。富治郎は年季奉公が明けようやく独立できると
いう時に、幼なじみで末は夫婦と言い交わしたおきわ(酒井和歌子)が女郎に
売られたことを聞き、矢も楯もたまらず店の金を持ち出しておきわを救うため
に岡場所を巡りヤクザたちに袋だたきに合っていた。

与兵衛が探し出したおきわはまだ店には出ておらず、安楽亭に帰った与兵衛は
知らずの定七(仲代達矢)が罠かもしれないと警戒して断った抜け荷話にのろ
うとする。与兵衛は金を稼ぎ、富治郎とおきわを救おうと考えたのだ。だが、
定七は「俺は知らねぇよ」と関わらない。しかし、その夜、出刃包丁を持って
安楽亭を出ようとした富治郎を止めた定七は彼の言葉に身を震わせる。

──みすみす命を捨てにいくようなもんだと俺が言ったら「はい、わかってお
ります」とぬかしやがった。「いのちぼうにふっていってやれば、私も気がす
む。おきわも喜んでくれるでしよう」と言いやがる。

それを聞いたならず者たちは、ふたりを救おうと決意する。
──俺はどうも無駄なことが好きな性分らしい。いいもんだぜ、人が皆、くだ
らねぇと思うようなことに命を張るのは……
──いのちぼうにふってみるのもいいもんじゃねぇか。

彼らが罠かもしれないと思いながら抜け荷の仕事に出かけた夜、絶望した富治
郎は死のうとする。それを止めた安楽亭の娘おみつ(栗原小巻)は、富治郎の
「私なんか生きてても何にもなりゃしない」という言葉を聞いた途端、それま
でのクールさを投げ捨てて叫ぶように言う。

──生きてても何にもなりゃしない……、私、そんなこと許せない。みんな、
あんたたちのためにいったのよ。定さんたちは死んだかもしれないのよ。あの
人たちを無駄死にさせたいの。生きてても何にもならない人なんてありゃしな
い。死んじゃいけない、死んじゃいけない、死んじゃいけない。富さんも定さ
んも与兵衛さんも……

栗原小巻の熱演もあり、そのシーンはとても印象深いものになった。物語の中
で語られるそのセリフは、どんな説教より若く苦悩に充ちていた僕の心に沁み
たものだった。

あの時、「いのちぼうにふろう」という映画を見にいって、僕は逆に生きるこ
とを励まされたのである。しかし、あれほど心に沁みた言葉を、その映画を、
三十数年の歳月が僕の中から消し去っていた……

●かつて心を深く奮わせたものの正体

今年、生誕百年ということで山本周五郎がテレビや新聞でよく取り上げられた。
新潮文庫も周五郎フェアをやっていた。僕も久しぶりに「青べか物語」を再読
し、山本周五郎箴言集「泣き言はいわない」を買った。その本は山本周五郎の
小説やエッセイから名文句を抜粋した本である。

──心に傷をもたない人間がつまらないように
  あやまちのない人生は味気ないものだ。

──自分の傷が痛いから、人の傷の痛さもわかるんだ。

そこだけ読むと相田みつをの詩(?)みたいな気もするが僕は共感した。そし
て、「いのちぼうにふろう」のおみつのセリフが浮かんできた。それは映画の
オリジナルのセリフだったが、間違いなく山本周五郎自身の人間認識だった。
どんな悪党であっても「生きてても何にもならない人なんてありゃしない」の
である。

「生きていても何にもならない」と思われていた獣のようなならず者たちは捕
り方に追われながら、恋人たちを添い遂げさせるために富治郎だけは何とか逃
がそうとする。ひとり、またひとり、捕らわれ殺されながら、最後の最後まで
富治郎を恋人の元へ送ろうとする。

人のために自分を投げ出す、いのちぼうにふる、そんな自己犠牲が僕を感動さ
せた。彼らは恋人たちのために、みすみす罠と思う仕事に出かけ命を落とす。
彼らの生きる意味は、そこにあったのだ。人は何かをするために生きている。
何かの役に立つために生きている。たとえ自分の命は棒に振ったって、誰かの
役に立つかもしれないのだ。

そこには、まだ幼い正義感を抱き人生への明るい幻想を抱いていた頃の僕を心
底から感動させた山本周五郎の美意識が、生き方の美学が、描かれていた。

僕が昔、山本周五郎の小説に深く心を動かされたのは、主人公たちが次第に人
間として成長していく姿だったのではなかったか。弱い者、虐げられた者、迫
害された者、貧しい者、社会の底辺で蠢くように生きるしかない者たち、そん
な人間たちに寄せる作者の共感ではなかったか。

かつて僕は「赤ひげ診療譚」の出世主義者だった保本登が、様々な経験を経て
貧しい者たちの医者として生きようとする決意を支持した。金銭的な豊かさ、
社会的な権力などには何の魅力もないのだと僕は学んだ。人に尽くすこと、自
分の能力を社会に役立てることが大事なのだと、その小説は語っていた。

かつて僕は「さぶ」の主人公・栄二が無実の罪で捕まり、社会への恨みに凝り
固まった心を石川島の作業場で会った多くの罪人の悲しい運命を知ることで次
第に溶かしていく過程に涙した。自分を冤罪に陥れた者さえ許すことができる
人間になった栄二のように、自分も成長しなければならないと言い聞かせた。

かつて僕が山本周五郎の作品から得たもの、しみじみと身に染みこませたもの
を僕は甦らせたのだった。

現在の僕の文章にどこか説教臭さが混じっているとしたら、それはきっと精神
の形成期に山本周五郎を読んだからだろう。山本周五郎はモラリストだった。
どんな非道なことをしようと、人はモラリストであらねばならぬというのが僕
の信念だ。

もちろん人は自分のモラルに忠実であればいい。自分が信じられるモラルを確
立することこそが、人が成長するということだと僕は思う。だから悪辣な役人
は冷酷に殺しても、貧しい恋人たちのために命を棄てる「いのちぼうにふろう」
のならず者たちが僕は好きだ。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
柴田さんと違って引っ越せないので、部屋の模様替えをした。フローリングに
できないのでフローリングカーペットで誤魔化している。せっせと掃除をしな
いと綿埃が目立つので週末は部屋の掃除。また、原稿書きの時間が減っていく。

旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

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■かりん島
ムリョウ

北川かりん
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私の仕事はサービスで飲食店のメニューやポスターを作成する事だ。無料なの
で、よほどの事がない限り文句を言われた事はない。

前任者から仕事を引き継いだ時も、「無料で文句を言うお客さんはいないので、
適当にやってもらって、空いた時間をプライベートな作品制作とかにあてて下
さいね」と、古ぼけた80年代アイドル風スマイルで言われた。

若作りの照準が既に古いイメージの彼女の作品は、やはり古ぼけていて、こん
なの無料でもらったところで、本当に嬉しいのか? と思った。確かにお客さ
んからクレームがつけられる事はなかったようだが、苦情がないからといって、
喜ばれているとは限らない。

それに、何だかそんな仕事の仕方ってつまらない。でも、何が一番大事なのか
は、その人によって違うし、私は自分のやり方で、精一杯の仕事をしようと心
に決めた。どうせ彼女とは後二日ほど顔を合わせたら、もう二度と会う事もな
いだろう。

会社には印刷屋でもないのに、軽印刷機があって、会社の事務の女の子達もプ
ロ並みの印刷技術の腕を持っている。私が紙詰まりをおこした機械にてこずっ
ていると、「うーん、今日は雨で湿気が多いから紙にインクがのらないんだよ
ねー」と、颯爽と登場し、シャカシャカと機械の微調節をしてくれたりして、
カッコ良すぎる。

そんなある日、はじめてお客さんからクレームがあった。内容は事務の女の子
がお客さんから頼まれた印刷チラシに時々白紙が混じっているというものだ。
機械が古いので、うまく紙を送れない為、そういう事がおこるらしい。

FAXで送られてきたクレームの紙を持って、担当の女の子が仏頂面で相談しに
やってきた。

あー、こんな時に人間の器って決まるんだろうけど、このFAXを読んで初めに
湧き出た感情は「はぁーーーーっ!!??(訳:ワレ、何ほざいとんねん?」
だった。

無料でチラシ3000枚も貰って、そこまでいうかい? お客様? しかも両面印
刷! その時私の出した答えは、「もちろん、これから気を付けるとしても、
機械も古いし限界があるというなら、お客さん自身が印刷業者に頼むしかない
んじゃない?」という答えだった。

しかし、あの時出した答えは果たして正しかったのか? この事をきっかけに
「無料」で提供するという事について考えるようになった。相互が<無料>を
キーワードに妥協点をさぐりあって成立するものは、逆にいえば、おもしろ味
に欠けるものかもしれないな、と。

「無料だから、この辺で納得してね」「無料だから仕方ないか」こんなコミュ
ニケーションの中から生まれる物に感動を呼びおこすようなものはない。

私は、仕事をする時は相手をいつも驚かせたいのだ。今、私の中に持てる知力、
センス、愛情を総動員して作り上げたものを、大きく息を吸って相手に吹き付
ける。この風は常に新しいものであって欲しい、相手に爽快なショックを与え
たい。そして、喜びにうろたえる様を見て、ニヤっと笑いたいのだ。

タダほど高いものはないというが、その言葉通り、「無料でここまでやるのか
ー!!」というショックを与えてもっとでっかい買物をさせる。<無料>とい
うのは本当のところ一番気が抜けないのかもしれない。

このコラムも無料提供されているが、陰では柴田鬼編集長にしごかれ、コラム
虎の穴で鍛え上げられた、俊敏なキレのいい文章が送られている。(ハズ)

そこのあなた、何か買いたくなってきているんじゃない?

●TASU商店
http://www.h3.dion.ne.jp/~tasu/

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■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年11月14日金曜日)
第51回「デザインを買う、思考をなぞる~その3」

ユビキタスマン
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2004年3月3日に独自仕様のコミュニケーションツールカメラを発売することを
目標に、それまでの道のりをレポートする本連載。今日はプロダクツデザイン
についてです。

一年間ずっと首からかけるという形状にこだわっていました。ライフスライス
は体験をまるごと記録して、そこから新しい発見をしていくからと思っていた
からです。それは事実なんだけど、それだけだとエンターテインメントになら
ないということも分かってきました。日々進化するライフスライスブログをや
りながら、感じることがありました。

日常をどう切り取るか? そこにユニークなものをどれかだ見つけられるか?
 そこをライフスライス機能が補足するといイメージが沸いてきたのです。シ
ャッターを自分で切るという「行為」とその間をライフスライスで補完すると
いう「機能」は、完全に融合しているべきだと。

もともと、自分でシャッターを押すという行為には、わたしは消極的だったの
です。でもそれは間違っていたと。写真を撮る、シーンを切り取る、コミュニ
ケーションを切り取るという気持ちを排除してはいけない。と、同時にライフ
スライスでしか補足できないシーン、相手の自然な表情、見たこともない自分
の自然な表情、そういったものも両立させたい。

そこから考えたのが、プロダクツを二段階に分けてリリースするという考え方
でした。ひとつめの製品は、シャッターを押すことが楽しくなり、ライフスラ
イスという考え方に慣れてもらうためのモデル。ふたつめは常時作動させるこ
とを主眼に置いたモデルです。

最初のモデルは、キッチンタイマーのようなライフスライスダイヤルを実装し
ます。90分までのスライド方式で、スライドさせると5分ごとにシャッター
を切るというものです。これによりカメラをデスクにおいておき、動作させて
いろいろなシーンをライフスライスできます。もちろん首からかけて撮影する
こともできます。

そして、重要なのは任意でシャッターを切るという行為自体をどうプロダクツ
としてデザインするか? なのです。写真というものへの先入観を排除して形
状を考えます。つまりあらゆる銀塩写真、デジタルカメラ、ポラロイドカメラ
の形状的なイメージをゼロにします。

写真の原始的感情とは、「その場を切り取ること」に他なりません。

では、その切り取るということは「行為」としてどんなカタチになるでしょう
か? その答えは検索してその目で見てください。きっと、子供時代の美術の
時間などに一度は、その「行為」をした覚えがあるはずです。(続く)

※見る奮闘記(「記録の原点」で検索 > >画像をクリック)
 http://www.lifeslice.net

ライフスライスブランドカメラ発売まであと113日!

~「情報伝達」から「体験伝達」の時代へ ~
L I F E S L I C E . N E T
ライフスライス研究所 主任研究員 川井拓也
jp_kawai@lifeslice.net

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内容:企業内ベンチャーから独立創業した講師が、経営実務経験を元に、経験
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第3回「その商品・サービスは売れるか? マーケティング編」
日時:11月19日(水)19:30~21:30
講師:コンサルティングパートナー“GEMS”
内容:顧客は何を求めているのか?
自社の顧客を設定しそのニーズを考えます。また、AIDMAで読み解く購買心理
なども学びます。
予約・問い合わせ:Mebic扇町 Tel.06-6316-8780 e-mail:info@mebic.com

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■編集後記(11/14)
・ソニー、講談社、新潮社、大日本印刷、凸版印刷など15社が、電子出版事業
の新会社「株式会社パブリッシングリンク」を設立した。ソニーの開発した電
子書籍規格「BBeB(Broad Band e-Book)」と著作権保護技術「OpenMG」を用
いて、会員制の電子出版コンテンツ配信サービスを2004年春より開始する予定
だという。読書専用端末も発表された。これにはキーボードもついていて、さ
すが松下や東芝よりスマートだ。基本的にレンタルサービスで、2か月をすぎ
るとデータは自動的に消滅する。電子貸本屋だ。本や雑誌は物体として所有し
たいから、電子書籍データの所有ではちょっと頼りないと感じたが、今度はデ
ータの所有さえできないのだ。現時点ではあまり利用したいと思わない。それ
に、社長が趣味のヒトなのでちょっと心配(よけいなお世話だ)。(柴田)
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200311/03-1113/
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20031113AS1D1306X13112003.html
http://cgi4.zdnet.co.jp/g/01_0e0b031d10_/news/0311/13/nj00_pub.html
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2003/11/13/646875-000.html

・キルビル見た。舞台が日本じゃない時は面白かった。銃刀法違反って知って
るか、刀鍛冶って職業があるんだぞ、などと思う。あれは仮想世界らしいが。
とにかくずばどばびしゅばしゅ、監督の趣味の世界。夢に見そう。日本語にも
字幕つけてくれ。どうせなら極妻にしてくれ。ルーシーを岩下志麻に変えてく
れ。姉御の迫力ってそういうのじゃないだろ。ずばどばでの勝負じゃなくて、
女優の気迫勝負が見たかったよ。外国人が思いこんでる日本の姿を見るのは面
白くないし、こういう映画なら日本人でもっと作るの上手い人いるし~と思っ
てしまうのであった。栗山千明とユマは良かった~。そして過去地道に頑張っ
て外国人に影響を与えた日本人に感謝。/少し前、国連バグダッド撤退のこと
を書いたら、細野さんからメールが届く。私たちNGOが頑張っていますよ、と
のことだった。やっぱり国より何より個人のパワー、個人と個人が集まった集
団のパワーだよなぁ。頭が下がります。          (hammer.mule)
http://www1.jca.apc.org/jvc/jp/notice/notice20031104_foriraq.html

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