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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1434 2003/12/02.Tue発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊 前号の発行部数 20118部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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<なにごとにつけ幕ひきを目にするのは辛いものだ>
■デジクリトーク
酒蔵で過ごす一日(その1)
井上以知子
■デジタルサウンズ研究室
mp3.comの終焉
モモヨ(リザード)
■買い物の王子さま 20
いつでも同じモノがある
石原 強
■展覧会案内
河野鷹思展[昭和を駆け抜けたモダニスト1906-1999]
鈴木信輔 グラフィック展Polyhedron
■セミナー案内
扇町クリエイティブカレッジ!秋講座
・情報消費社会のビジネス戦略
・広告プロデューサーってどんな仕事?
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1434 2003/12/02.Tue発行
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<なにごとにつけ幕ひきを目にするのは辛いものだ>
■デジクリトーク
酒蔵で過ごす一日(その1)
井上以知子
■デジタルサウンズ研究室
mp3.comの終焉
モモヨ(リザード)
■買い物の王子さま 20
いつでも同じモノがある
石原 強
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鈴木信輔 グラフィック展Polyhedron
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・情報消費社会のビジネス戦略
・広告プロデューサーってどんな仕事?
■デジクリトーク
酒蔵で過ごす一日(その1)
井上以知子
───────────────────────────────────
とうとうここまで来てしまった。早朝6時10分前。朝とはいっても空はまだ暗
い。あまりの寒さに足踏みをしながら出迎えの人を待っていると、思わず苦笑
いがもれた。いくら好きだとはいえ、なにもここまでしなくとも。よほどの物
好きなんだろうか。いやそうではない、やっとその機会が巡ってきたのである。
店先に吊るされた茶色のさかばやしを見つめると、胸が高鳴った。
その日わたしはある酒造会社で、朝6時から夕方5時まで酒造りの体験をするこ
とになっていたのである。
日本酒に目覚めたのは3年前。とあるお店でお酒の品書きをみつめて「どれを
飲んだらいいのかわからない」とその種類の多さに困り果てていたときに、隣
にいた友だちは言った。「そういうときには右端から順番に飲んでみるといい
ですよ。今日はとりあえずこの3種類を飲む。次回は4番目から。そうするとこ
の長い品書きもいつか制覇できますね」。
変なところに真面目なわたしは、教えられたとおりに右端から注文した。つぎ
に行ったときにはその続きから順番に飲む。お酒に無知なわたしにも「ひとく
ちに日本酒と言ってもいろいろな味があるんだな」ということがわかってくる。
そうなると、どうせなら全てのお酒を飲んでみたくなった。足しげく通いつめ、
制覇したぞと喜んだのもつかの間、別紙で季節限定のおすすめメニューがある
ことに気がつき、またせっせと通う。少なくとも40種類は飲んだであろうとい
うころ、店の主人と顔なじみになり、わたしは立派な酒飲みになっていた。
●麹(こうじ)に始まる一日
好きになると、その対象のことを知りたくなるものである。わたしの本棚には
全国蔵元ガイドブック、厳選の日本酒、日本酒の作り方といった本が並んでい
る。しかし、そこに書いてある麹や酵母、杜氏、櫂入れ、仕込みなどは、実際
にこの目で見て、この手で触れる世界ではないと思うのが普通である。蔵元を
訪ねるどころか、蔵で酒造りを手伝う機会がやってくるとは想像もしていなか
った。
友だちの友だちのそのまた友だちが、今回お世話になる酒造会社の娘さんなの
である。知り合いと呼ぶには遠すぎる関係だが、その蔵はわたしが住んでいる
市内にあるのだ。創業百年を越える、名高い老舗の酒造会社は、美人の娘がみ
ずから酒づくりをしていることでもよく知られている。
酒蔵の隣の明かりが灯った休憩室には、ストーブを挟んで大きな長いすが二つ
あり、杜氏、麹屋(麹担当の杜氏)、蔵人さんたちがいままさに仕事に出る支
度を整えて座っていた。Kさん(酒造会社の娘さん)の紹介で、わたしと友だ
ち二人はみなさんと挨拶を交わす。今日一日、Kさんに指導を受けながら酒造
りをお手伝いいたします。と言ってから、手伝うだなんてとんでもないな、邪
魔にだけはならないように気をつけますと言うべきだったと後悔した。
朝一番の仕事は麹揉み。巨大な蒸し釜、洗米機、放冷機などの横を通り過ぎ、
Kさんの案内で麹室(こうじむろ)に入る。大きな台の上にかけられた布団や
布をよけると米が出てきた。前日にすでにいくつかの手順をすませた蒸米だ。
教えられたとおりに、台の上で米を揉みほぐす。米はほんのりと温かく、むに
ゅむにゅと弾力のある手触り。どれだけ揉んでも最後に米はさらさらと手から
離れていく。
麹室の中は30度前後に設定されているので、ひたすら米を揉んでいると額にう
っすらと汗がにじんでくる。半袖のTシャツでも暑いぐらいだ。
あとでKさんがイラスト入りで手順を説明してくれたが、麹づくりだけでも7つ
の工程があり、2日がかりである。朝一番は手順でいうと4つ目の「盛り」と呼
ばれる作業で、揉みほぐした米を機械に通してさらさらにした後、木箱に
入れる。
どうもわたしの頭は融通がきかず、7つあるものを途中の4つ目から体験してし
まうと「あれれ? コウジくん、いまキミはどうなっているの?」とわけがわ
からなくなる。7つの工程があるならば、1→2→3と順番を追って進まないと理
解できない。困ったものだ。
しかし、一日働いていると麹づくりのサイクルをひととおり体験できるようで
ある。4から始まった麹を寝かせている間、別な麹の作業が1から始まる。6と7
の麹も待っている。全部の作業を体験し、その順番が頭のなかでつながると、
「おおっ、このコウジくんが今朝のアレになるんだな」と納得できたりする。
日本酒は、米、水、麹、酒母(しゅぼ。「もと」とも呼ばれる)でつくられる。
糖に酵母を加えると発酵し、アルコールができる。たとえば、ぶどうには糖分
があるので、ぶどうを搾ったところに酵母を加えるとワインになる。しかし、
米には糖分がないので、でんぷんを糖にかえる作業が入る。そのために麹を使
うのだ。酒母を作るときにも麹が使われる。酒母は、麹、米、水などに酵母を
加えてつくられる。
というようなことは酒好きの人なら誰でも知っている。わたしもわかっている
ような気がしていた。しかし、麹づくりの工程の多さや揉みほぐす人の手間、
徹底した温度管理などを目の前で見ると、「でんぷんを糖にかえるのよ」など
とツウを気取って話していた自分が恥ずかしくなった。
朝のひと仕事を終えて外に出ると、真っ青な空がひろがっていた。みごとな秋
晴れの朝。ずいぶん長いこと働いたような気がしたけれど、ようやく朝の7時。
まだ1時間しかたっていなかった。ぞろぞろと歩いて母屋に行き、蔵の人たち
とみんなで朝ごはんを食べる。熱いおみそ汁のおいしいことといったらない。
●蒸米のゆくえ
前日に洗米・浸漬した米は釜に入れられ、朝ごはんを食べ終わったころにちょ
うど蒸し上がった。蔵に行くと、甑(こしき)と呼ばれる大きな釜からもうも
うと蒸気があがっている。
こんなドデカい釜からどうやってお米を出すのだ? と心配していると、米は
用途によっていくつかの網にわけられ、何層にも重なっているのだった。ひと
つ目の網をクレーンで上げる。蒸し上がったばかりの米が湯気を吹きながら宙
に浮いた。
蔵人のひとりがささっとやって来て、柱にかかった小さな黒板になにか書いて
いる。それはどうやら蒸し米のゆくえのようだ。添麹、仲麹、もと掛、留掛、
四段掛、の横に米の種類、精米度、そしてキロ数が書かれている。麹づくりの
麹米にふたつ、酒母づくりにひとつ、もろみづくりの掛米がふたつということ
だ。本日の米の総計は、軽く1トンを越えていた。
ふむふむとうなずきながら紙とボールペンを持って書き写していると、通りが
かりにKさんがふふっと笑う。なにに役立てるわけでもないのだけれど、これ
がこの先どうなる、とか、この米がどこに行く、という流れを知っておくとな
ぜだか安心するタチなのだ。
蒸米は、放冷機のコンベアーの上をゆっくりと移動しながら温度を下げる。麹
米として使うものは、ここで麹菌の種つけをする。麹づくりの手順その1だ。
放冷機の出口で待機し、蔵人さんが布で包んでくれた蒸米を麹室に運ぶ。手順
その2の「引き込み」である。急ぎ足、または走って運ばなければならないの
だが、わたしは布の包みを抱えてゆっくりと慎重に歩いた。米はきっちりキロ
数を計って蒸している。ここでつまずいて転ぼうものならすべての酒づくりが
台無しになり、大変な迷惑をかけるはずである。一日の作業のなかで、最も緊
張したのはこの米運びだった。(つづく)
【いのうえ・いちこ】ichiko@5515.jp
Webデザイナー。エッセイスト。埼玉県飯能市在住。著書に『ホームページを
お手軽に作って10倍楽しむ本』(技術評論社)『パソコン在宅SOHO成功物語』
『SOHOへの道』(いずれも海文堂出版)がある。今年の6月からゴルフをはじ
め、ハマる。すでに7回もコースに出ちゃった。
http://www.5515.jp
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■デジタルサウンズ研究室
mp3.comの終焉
モモヨ(リザード)
───────────────────────────────────
2003年12月、ついに地上デジタル放送が始まった。
なんて言っても私の家はアナログであるから、いまのところ関係ない話だ。し
かし、いつかはこの変化を自然に感じるようになってしまうのだろう。デジタ
ルとかいう話よりも自分の意識の変容をおもいえがくと何だか不安になる。
やれデジタル化のための買い替え需要だ、雇用創出だ、景気のてこいれだ、な
んていう声が聞こえるが、そう言っている裏では銀行がつぶれている。経済の
方は、とんと音痴なので簡単に理解できるはずもないが、私には、どうしても
世界がバランスをとれているように思えないのである。どなたか、このあたり
のことを教えていただけないものか。全てがアンバランスに見えて、いたしか
たないのである。
それはともかく、デジタルがらみでこの12月、もう一つ事件がある。こちらの
方は、私に直接関係ある話。この12月2日、ついにmp3.comが閉鎖されるのだ。
mp3.comは、100万曲以上を収録した音楽サイトだ。
デジクリ読者ならご存知のことと思うが、音楽に特化した独自のデータベース
システムを持ち、ステーション機能などのサービスが手軽に楽しめる。独創的
システムで知られたサイトだ。
他のダウンロードサイトと異なるのは、無償でダウンロードできるサイトだと
いうこと。一般に無償ダウンロードというと質が疑われるが、ここmp3.comで
は、無償であっても、先進的なビッグアーティストが楽曲を提供。例えばデビ
ッド・ボウイやエドリアン・ブリューなど、世界に名を知られるアーティスト
の未発表作品が聴けるサンクチュアリー、奇蹟の場所でもあったのだ。
そのサイトが閉鎖される。
閉鎖に至る経緯は、CNET Japanの下記記事を参考にしていただきたい。
http://www.zdnet.co.jp/news/0311/15/nebt_15.html
この買収にともない、CNETは、音楽サイトを別途立ち上げるとアナウンス。
mp3.comのアーティストは、そちらに新規アップロードするようにコメントし
ている。私もmp3.comで作品を公開していたのでCNETからメッセージを受け取
った。もちろん、CNETの新サイト以外にも音楽ダウンロードサイトはあり、今
回の閉鎖にともないあちこちから勧誘メールが届いている。こちらのサイトに
登録してくださいとか、ネット系のプロモーター(?)からの登録お誘い(?)
もあって、何が何だかわからない。こういう時は焦ったら負け。ここしばらく
は、じっと静観である。
そもそも、二年前、Vivendi Universalが買収したころからエネルギーを急速
に失っていたmp3.comである。多くを期待できるはずもなく、今回の閉鎖もさ
ほど驚きではなかった。いやむしろ予想すらしていた。が、それでも寂しい。
なにごとにつけ幕ひきを目にするのは辛いものだ。
イラクの方は、ついに日本人外交官が犠牲になった。ますますキナ臭いが、こ
ういう状況に対して反動的なアクションを起こすことは要警戒である。
気を緩めていられない毎日だが、よりよい明日を迎えるために今こそがフンバ
リどころである。根気よく生き抜かねばならない。
モモヨ(リザード) 管原保雄
http://www.babylonic.com/
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■買い物の王子さま 20
いつでも同じモノがある
石原 強
───────────────────────────────────
いつのまにか身の回りに「ムジ」が増えていきます。シンプルでいい・面白み
がない・質がイマイチ等々、色々な評価はあるけれど、「無印良品」が何より
重宝なのは、いつでも同じものが買えることです。
例えば、収納用品や掃除・洗濯で使う道具は、手ごろな値段だとケバケバしい
ものが多く、「必要だけど、買いたくない」と店頭で悩んでしまうことがよく
あります。また買い足したい時には同じ商品はどこにもなく、困ることもしば
しば。そんな時「ムジ」が頼りになるのです。
以前から、リビングに敷くラグを探しています。何度かインテリアショップを
チェックしているのですが、素敵なラグはさすがに値が張ります。毎日、汚し
てしまうのを気にしながら使うのも嫌なので、手ごろな価格のものがいい。色
々希望があって、決められないまま半年以上経ってしまいました。
しかし11月も半ばを過ぎ、いよいよフローリングの冷たさが辛くなってきまし
た。「仕方ないから、飽きたら替えられるような、手ごろなラグを買おう。」
こういう「とりあえず」的買い物は、やっぱり「ムジ」です。早速近所の「無
印良品」のお店へ行って選びました。
----
洗濯機で丸洗いでき、乾きの速いポリエステル素材です。
毛が抜けにくく、たたんで収納できるよう薄手に仕上げました。
ホットカーペットにも対応できます。
----
無地のシンプルなものです。贅沢な感じはしないけど、惜しげなく使えそう。
このラグには、1畳から3畳まで4種類のサイズがありました。どのサイズがぴ
ったりするかわからないので、カタログをもらって家に帰って検討します。
実際に使うことを考えながらサイズを確認。1.5畳のタイプを買うことにしま
した。でも、もう一度買いに行くのも面倒だし、持って帰るのもちょっと重い。
そこでネットストアにアクセスしてみました。ちょうど今はキャンペーン中で、
送料無料ということなので注文しました。
カタログを見ながら注文できるダイレクトオーダーが便利です。カタログに書
いてある商品番号を入力。すると商品名が表示され在庫を確認。素早く手続き
できました。ただし、到着までは、ちょっと間があります。金曜日に頼んで、
届くのは翌週の水曜日。あと数日冷たい床で我慢です。
いつ買い足しても、どれを組み合わせても、全体の雰囲気に影響しない「奥ゆ
かしさ」が、最大の長所と言えるかも知れません。こうして、我が家はじわじ
わと「ムジ」に侵食されていくのです。
ラグを買ったお店「無印良品ネットストア」
http://store.muji.net/
【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
いつも同じであることを期待しているので、たまに規格が変わると困ったこと
になるのです。ずっと同じものを出しつづけるのは本当に難しいのでしょうね。
個人サイト更新中「ウェブアナ」http://www.webanalyst.jp/mt/
「お金をかけないサイト運営術」http://www.webanalyst.jp/magazine/
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■展覧会案内
河野鷹思展[昭和を駆け抜けたモダニスト1906-1999]
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
───────────────────────────────────
会期:12月2日(火)~20日(土)11:00~19:00 土18時 日祝休
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座
ビル)
内容:草創期の日本のグラフィックデザイン確立に多大な貢献を果たした河野
鷹思のデザイン活動を、ポスター、挿絵、装丁、エディトリアルデザイン、写
真壁画、グラフィックアート、タイポグラフィ、ロゴマークなど、代表作約14
0点によって展望し、日本のモダンデザイン黎明期のグラフィックデザイン動
向を新たな視点から検証する。
●ギャラリートーク日時:12月2日(火)16:00~17:30 先着70名 入場無料
会場:DNP銀座ビル5階
出演:福田繁雄+仲條正義
参加ご希望の方はギャラリーまでお申し込み下さい(TEL.03-3571-5206)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■展覧会案内
鈴木信輔 グラフィック展Polyhedron
http://www.shinn.co.jp/polyhedron/
───────────────────────────────────
<主催者情報>
真之助事務所の名物デザイナー+イラストレータ鈴木信輔の初めての個展。彼
の頭の中に浮かんだいろいろなキャラクターから10匹がシルクスクリーンで登
場。ぜひご覧ください。
日時:12月1日(月)~13日(土)11:00~18:00 7日休 13日15:00まで
会場:Gallery SPOON 〒540-0035大阪市中央区釣鐘町2-3-17ベルハウス
http://www.spoon.co.jp
12月2日(火)18:00~オープニングパーティを開きます。
鈴木信輔 Shinsuke Suzuki
グラフィックデザイナー。98年大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。日本
グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■セミナー案内
扇町クリエイティブカレッジ!秋講座
情報消費社会のビジネス戦略
http://www.mebic.com/seminer_info/
───────────────────────────────────
日時:12月5日(金)19:30~21:30
会場:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)2F(大阪市北区南扇町6-
28 水道局扇町庁舎 2F)
受講料:2000円
講師:佐藤典司氏[立命館大学教授]
内容:情報の価値を売り物にしている商品群の消費や、デザインや広告などに
よって創造された「情報の価値」に照準を合わせたビジネス戦略について解説。
広告プロデューサーってどんな仕事?
予約・問い合わせ:Mebic扇町
Tel.06-6316-8780e-mail:info@mebic.com
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■セミナー案内
扇町クリエイティブカレッジ!秋講座
広告プロデューサーってどんな仕事?
http://www.mebic.com/seminer_info/
───────────────────────────────────
日時:12月8日(月)19:30~21:30
会場:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)2F
受講料:1500円
講師:築山万里子氏[アサヒ精版印刷(株)/project629]
内容:築山氏が、関西のクリエーターたちのココロを動かし、クライアント
と強い信頼関係を築きあげ、次々に新しい仕事を展開していく秘密を熱く語る。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(12/2)
・9日という中途半端なタイミングで引っ越しするので、いろんなサービスも
中途半端だ。CATVは9日間使って1か月分をとられる。あんまりではないか。新
聞は転居先の販売店が12月は無料ということで契約した。しかし9日間は現住
所での配達がなくなって、近所のコンビニに毎朝買いに行っている。折り込み
広告がないのでペラペラなのが心細い。ショッピングの黄金地帯にいるので、
毎日のチラシがとても楽しめたものだが、広告がない新聞は魅力が半減だ。し
かも、セブンイレブンには朝日新聞がなく、スポーツと毎日だけだ。ファミリ
ーマートに行ったら産経しかなく、朝日は扱っていないと言う。今日は産経に
したが、論説などは抵抗なく読めた。朝日の場合、オイオイと言いたくなるよ
うな論説やコラムがかなりあるからだ。なるほど、こういうことか。(柴田)
・眠い。後記を書いては消し、書いては消している。いちおう残しておくので
ネタ欄自体は増えていくが、どうも最後まで書き続けられない。何時間このエ
ディタ画面の前にいるんだろう。後ろで他のアプリが自動処理をしていてエデ
ィタくらいしか使えないからいいのよ。しっかし他の仕事もたまってきている
のに、何してるんだろうなぁ。寝たいなぁ。この後記もつまんないなぁ。他の
ネタにしようか。ラストまで書けな (hammer.mule)
<応募受付中のプレゼント>
THE MAYA 5 PERFECT BOOK 1426号
Painterらくらく絵画教室 1428号
テクスチャイリュージョン 1431号
3ds max REALIZE imagemaker 1433号
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発行 デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/ >
編集長 柴田忠男 <mailto:shibata@dgcr.com >
デスク 濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ 神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
リニューアル 8月サンタ <mailto:santa@mac.com >
アシスト 吉田ゆうみ <mailto:yoshida@days-i.com >
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★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/
★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://mag2.com/ >、
E-Magazine<http://emaga.com/ >、カプライト<http://kapu.biglobe.ne.jp/ >、
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MAGBee<http://magbee.ad-j.com/ >、posbee<http://www.posbee.com/ >、の
システムを利用して配信しています。
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Copyright(C), 1998-2003 デジタルクリエイターズ
許可なく転載することを禁じます。
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酒蔵で過ごす一日(その1)
井上以知子
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とうとうここまで来てしまった。早朝6時10分前。朝とはいっても空はまだ暗
い。あまりの寒さに足踏みをしながら出迎えの人を待っていると、思わず苦笑
いがもれた。いくら好きだとはいえ、なにもここまでしなくとも。よほどの物
好きなんだろうか。いやそうではない、やっとその機会が巡ってきたのである。
店先に吊るされた茶色のさかばやしを見つめると、胸が高鳴った。
その日わたしはある酒造会社で、朝6時から夕方5時まで酒造りの体験をするこ
とになっていたのである。
日本酒に目覚めたのは3年前。とあるお店でお酒の品書きをみつめて「どれを
飲んだらいいのかわからない」とその種類の多さに困り果てていたときに、隣
にいた友だちは言った。「そういうときには右端から順番に飲んでみるといい
ですよ。今日はとりあえずこの3種類を飲む。次回は4番目から。そうするとこ
の長い品書きもいつか制覇できますね」。
変なところに真面目なわたしは、教えられたとおりに右端から注文した。つぎ
に行ったときにはその続きから順番に飲む。お酒に無知なわたしにも「ひとく
ちに日本酒と言ってもいろいろな味があるんだな」ということがわかってくる。
そうなると、どうせなら全てのお酒を飲んでみたくなった。足しげく通いつめ、
制覇したぞと喜んだのもつかの間、別紙で季節限定のおすすめメニューがある
ことに気がつき、またせっせと通う。少なくとも40種類は飲んだであろうとい
うころ、店の主人と顔なじみになり、わたしは立派な酒飲みになっていた。
●麹(こうじ)に始まる一日
好きになると、その対象のことを知りたくなるものである。わたしの本棚には
全国蔵元ガイドブック、厳選の日本酒、日本酒の作り方といった本が並んでい
る。しかし、そこに書いてある麹や酵母、杜氏、櫂入れ、仕込みなどは、実際
にこの目で見て、この手で触れる世界ではないと思うのが普通である。蔵元を
訪ねるどころか、蔵で酒造りを手伝う機会がやってくるとは想像もしていなか
った。
友だちの友だちのそのまた友だちが、今回お世話になる酒造会社の娘さんなの
である。知り合いと呼ぶには遠すぎる関係だが、その蔵はわたしが住んでいる
市内にあるのだ。創業百年を越える、名高い老舗の酒造会社は、美人の娘がみ
ずから酒づくりをしていることでもよく知られている。
酒蔵の隣の明かりが灯った休憩室には、ストーブを挟んで大きな長いすが二つ
あり、杜氏、麹屋(麹担当の杜氏)、蔵人さんたちがいままさに仕事に出る支
度を整えて座っていた。Kさん(酒造会社の娘さん)の紹介で、わたしと友だ
ち二人はみなさんと挨拶を交わす。今日一日、Kさんに指導を受けながら酒造
りをお手伝いいたします。と言ってから、手伝うだなんてとんでもないな、邪
魔にだけはならないように気をつけますと言うべきだったと後悔した。
朝一番の仕事は麹揉み。巨大な蒸し釜、洗米機、放冷機などの横を通り過ぎ、
Kさんの案内で麹室(こうじむろ)に入る。大きな台の上にかけられた布団や
布をよけると米が出てきた。前日にすでにいくつかの手順をすませた蒸米だ。
教えられたとおりに、台の上で米を揉みほぐす。米はほんのりと温かく、むに
ゅむにゅと弾力のある手触り。どれだけ揉んでも最後に米はさらさらと手から
離れていく。
麹室の中は30度前後に設定されているので、ひたすら米を揉んでいると額にう
っすらと汗がにじんでくる。半袖のTシャツでも暑いぐらいだ。
あとでKさんがイラスト入りで手順を説明してくれたが、麹づくりだけでも7つ
の工程があり、2日がかりである。朝一番は手順でいうと4つ目の「盛り」と呼
ばれる作業で、揉みほぐした米を機械に通してさらさらにした後、木箱に
入れる。
どうもわたしの頭は融通がきかず、7つあるものを途中の4つ目から体験してし
まうと「あれれ? コウジくん、いまキミはどうなっているの?」とわけがわ
からなくなる。7つの工程があるならば、1→2→3と順番を追って進まないと理
解できない。困ったものだ。
しかし、一日働いていると麹づくりのサイクルをひととおり体験できるようで
ある。4から始まった麹を寝かせている間、別な麹の作業が1から始まる。6と7
の麹も待っている。全部の作業を体験し、その順番が頭のなかでつながると、
「おおっ、このコウジくんが今朝のアレになるんだな」と納得できたりする。
日本酒は、米、水、麹、酒母(しゅぼ。「もと」とも呼ばれる)でつくられる。
糖に酵母を加えると発酵し、アルコールができる。たとえば、ぶどうには糖分
があるので、ぶどうを搾ったところに酵母を加えるとワインになる。しかし、
米には糖分がないので、でんぷんを糖にかえる作業が入る。そのために麹を使
うのだ。酒母を作るときにも麹が使われる。酒母は、麹、米、水などに酵母を
加えてつくられる。
というようなことは酒好きの人なら誰でも知っている。わたしもわかっている
ような気がしていた。しかし、麹づくりの工程の多さや揉みほぐす人の手間、
徹底した温度管理などを目の前で見ると、「でんぷんを糖にかえるのよ」など
とツウを気取って話していた自分が恥ずかしくなった。
朝のひと仕事を終えて外に出ると、真っ青な空がひろがっていた。みごとな秋
晴れの朝。ずいぶん長いこと働いたような気がしたけれど、ようやく朝の7時。
まだ1時間しかたっていなかった。ぞろぞろと歩いて母屋に行き、蔵の人たち
とみんなで朝ごはんを食べる。熱いおみそ汁のおいしいことといったらない。
●蒸米のゆくえ
前日に洗米・浸漬した米は釜に入れられ、朝ごはんを食べ終わったころにちょ
うど蒸し上がった。蔵に行くと、甑(こしき)と呼ばれる大きな釜からもうも
うと蒸気があがっている。
こんなドデカい釜からどうやってお米を出すのだ? と心配していると、米は
用途によっていくつかの網にわけられ、何層にも重なっているのだった。ひと
つ目の網をクレーンで上げる。蒸し上がったばかりの米が湯気を吹きながら宙
に浮いた。
蔵人のひとりがささっとやって来て、柱にかかった小さな黒板になにか書いて
いる。それはどうやら蒸し米のゆくえのようだ。添麹、仲麹、もと掛、留掛、
四段掛、の横に米の種類、精米度、そしてキロ数が書かれている。麹づくりの
麹米にふたつ、酒母づくりにひとつ、もろみづくりの掛米がふたつということ
だ。本日の米の総計は、軽く1トンを越えていた。
ふむふむとうなずきながら紙とボールペンを持って書き写していると、通りが
かりにKさんがふふっと笑う。なにに役立てるわけでもないのだけれど、これ
がこの先どうなる、とか、この米がどこに行く、という流れを知っておくとな
ぜだか安心するタチなのだ。
蒸米は、放冷機のコンベアーの上をゆっくりと移動しながら温度を下げる。麹
米として使うものは、ここで麹菌の種つけをする。麹づくりの手順その1だ。
放冷機の出口で待機し、蔵人さんが布で包んでくれた蒸米を麹室に運ぶ。手順
その2の「引き込み」である。急ぎ足、または走って運ばなければならないの
だが、わたしは布の包みを抱えてゆっくりと慎重に歩いた。米はきっちりキロ
数を計って蒸している。ここでつまずいて転ぼうものならすべての酒づくりが
台無しになり、大変な迷惑をかけるはずである。一日の作業のなかで、最も緊
張したのはこの米運びだった。(つづく)
【いのうえ・いちこ】ichiko@5515.jp
Webデザイナー。エッセイスト。埼玉県飯能市在住。著書に『ホームページを
お手軽に作って10倍楽しむ本』(技術評論社)『パソコン在宅SOHO成功物語』
『SOHOへの道』(いずれも海文堂出版)がある。今年の6月からゴルフをはじ
め、ハマる。すでに7回もコースに出ちゃった。
http://www.5515.jp
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■デジタルサウンズ研究室
mp3.comの終焉
モモヨ(リザード)
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2003年12月、ついに地上デジタル放送が始まった。
なんて言っても私の家はアナログであるから、いまのところ関係ない話だ。し
かし、いつかはこの変化を自然に感じるようになってしまうのだろう。デジタ
ルとかいう話よりも自分の意識の変容をおもいえがくと何だか不安になる。
やれデジタル化のための買い替え需要だ、雇用創出だ、景気のてこいれだ、な
んていう声が聞こえるが、そう言っている裏では銀行がつぶれている。経済の
方は、とんと音痴なので簡単に理解できるはずもないが、私には、どうしても
世界がバランスをとれているように思えないのである。どなたか、このあたり
のことを教えていただけないものか。全てがアンバランスに見えて、いたしか
たないのである。
それはともかく、デジタルがらみでこの12月、もう一つ事件がある。こちらの
方は、私に直接関係ある話。この12月2日、ついにmp3.comが閉鎖されるのだ。
mp3.comは、100万曲以上を収録した音楽サイトだ。
デジクリ読者ならご存知のことと思うが、音楽に特化した独自のデータベース
システムを持ち、ステーション機能などのサービスが手軽に楽しめる。独創的
システムで知られたサイトだ。
他のダウンロードサイトと異なるのは、無償でダウンロードできるサイトだと
いうこと。一般に無償ダウンロードというと質が疑われるが、ここmp3.comで
は、無償であっても、先進的なビッグアーティストが楽曲を提供。例えばデビ
ッド・ボウイやエドリアン・ブリューなど、世界に名を知られるアーティスト
の未発表作品が聴けるサンクチュアリー、奇蹟の場所でもあったのだ。
そのサイトが閉鎖される。
閉鎖に至る経緯は、CNET Japanの下記記事を参考にしていただきたい。
http://www.zdnet.co.jp/news/0311/15/nebt_15.html
この買収にともない、CNETは、音楽サイトを別途立ち上げるとアナウンス。
mp3.comのアーティストは、そちらに新規アップロードするようにコメントし
ている。私もmp3.comで作品を公開していたのでCNETからメッセージを受け取
った。もちろん、CNETの新サイト以外にも音楽ダウンロードサイトはあり、今
回の閉鎖にともないあちこちから勧誘メールが届いている。こちらのサイトに
登録してくださいとか、ネット系のプロモーター(?)からの登録お誘い(?)
もあって、何が何だかわからない。こういう時は焦ったら負け。ここしばらく
は、じっと静観である。
そもそも、二年前、Vivendi Universalが買収したころからエネルギーを急速
に失っていたmp3.comである。多くを期待できるはずもなく、今回の閉鎖もさ
ほど驚きではなかった。いやむしろ予想すらしていた。が、それでも寂しい。
なにごとにつけ幕ひきを目にするのは辛いものだ。
イラクの方は、ついに日本人外交官が犠牲になった。ますますキナ臭いが、こ
ういう状況に対して反動的なアクションを起こすことは要警戒である。
気を緩めていられない毎日だが、よりよい明日を迎えるために今こそがフンバ
リどころである。根気よく生き抜かねばならない。
モモヨ(リザード) 管原保雄
http://www.babylonic.com/
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■買い物の王子さま 20
いつでも同じモノがある
石原 強
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いつのまにか身の回りに「ムジ」が増えていきます。シンプルでいい・面白み
がない・質がイマイチ等々、色々な評価はあるけれど、「無印良品」が何より
重宝なのは、いつでも同じものが買えることです。
例えば、収納用品や掃除・洗濯で使う道具は、手ごろな値段だとケバケバしい
ものが多く、「必要だけど、買いたくない」と店頭で悩んでしまうことがよく
あります。また買い足したい時には同じ商品はどこにもなく、困ることもしば
しば。そんな時「ムジ」が頼りになるのです。
以前から、リビングに敷くラグを探しています。何度かインテリアショップを
チェックしているのですが、素敵なラグはさすがに値が張ります。毎日、汚し
てしまうのを気にしながら使うのも嫌なので、手ごろな価格のものがいい。色
々希望があって、決められないまま半年以上経ってしまいました。
しかし11月も半ばを過ぎ、いよいよフローリングの冷たさが辛くなってきまし
た。「仕方ないから、飽きたら替えられるような、手ごろなラグを買おう。」
こういう「とりあえず」的買い物は、やっぱり「ムジ」です。早速近所の「無
印良品」のお店へ行って選びました。
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洗濯機で丸洗いでき、乾きの速いポリエステル素材です。
毛が抜けにくく、たたんで収納できるよう薄手に仕上げました。
ホットカーペットにも対応できます。
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無地のシンプルなものです。贅沢な感じはしないけど、惜しげなく使えそう。
このラグには、1畳から3畳まで4種類のサイズがありました。どのサイズがぴ
ったりするかわからないので、カタログをもらって家に帰って検討します。
実際に使うことを考えながらサイズを確認。1.5畳のタイプを買うことにしま
した。でも、もう一度買いに行くのも面倒だし、持って帰るのもちょっと重い。
そこでネットストアにアクセスしてみました。ちょうど今はキャンペーン中で、
送料無料ということなので注文しました。
カタログを見ながら注文できるダイレクトオーダーが便利です。カタログに書
いてある商品番号を入力。すると商品名が表示され在庫を確認。素早く手続き
できました。ただし、到着までは、ちょっと間があります。金曜日に頼んで、
届くのは翌週の水曜日。あと数日冷たい床で我慢です。
いつ買い足しても、どれを組み合わせても、全体の雰囲気に影響しない「奥ゆ
かしさ」が、最大の長所と言えるかも知れません。こうして、我が家はじわじ
わと「ムジ」に侵食されていくのです。
ラグを買ったお店「無印良品ネットストア」
http://store.muji.net/
【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
いつも同じであることを期待しているので、たまに規格が変わると困ったこと
になるのです。ずっと同じものを出しつづけるのは本当に難しいのでしょうね。
個人サイト更新中「ウェブアナ」http://www.webanalyst.jp/mt/
「お金をかけないサイト運営術」http://www.webanalyst.jp/magazine/
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■展覧会案内
河野鷹思展[昭和を駆け抜けたモダニスト1906-1999]
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
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会期:12月2日(火)~20日(土)11:00~19:00 土18時 日祝休
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座
ビル)
内容:草創期の日本のグラフィックデザイン確立に多大な貢献を果たした河野
鷹思のデザイン活動を、ポスター、挿絵、装丁、エディトリアルデザイン、写
真壁画、グラフィックアート、タイポグラフィ、ロゴマークなど、代表作約14
0点によって展望し、日本のモダンデザイン黎明期のグラフィックデザイン動
向を新たな視点から検証する。
●ギャラリートーク日時:12月2日(火)16:00~17:30 先着70名 入場無料
会場:DNP銀座ビル5階
出演:福田繁雄+仲條正義
参加ご希望の方はギャラリーまでお申し込み下さい(TEL.03-3571-5206)
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■展覧会案内
鈴木信輔 グラフィック展Polyhedron
http://www.shinn.co.jp/polyhedron/
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<主催者情報>
真之助事務所の名物デザイナー+イラストレータ鈴木信輔の初めての個展。彼
の頭の中に浮かんだいろいろなキャラクターから10匹がシルクスクリーンで登
場。ぜひご覧ください。
日時:12月1日(月)~13日(土)11:00~18:00 7日休 13日15:00まで
会場:Gallery SPOON 〒540-0035大阪市中央区釣鐘町2-3-17ベルハウス
http://www.spoon.co.jp
12月2日(火)18:00~オープニングパーティを開きます。
鈴木信輔 Shinsuke Suzuki
グラフィックデザイナー。98年大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。日本
グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員
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■セミナー案内
扇町クリエイティブカレッジ!秋講座
情報消費社会のビジネス戦略
http://www.mebic.com/seminer_info/
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日時:12月5日(金)19:30~21:30
会場:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)2F(大阪市北区南扇町6-
28 水道局扇町庁舎 2F)
受講料:2000円
講師:佐藤典司氏[立命館大学教授]
内容:情報の価値を売り物にしている商品群の消費や、デザインや広告などに
よって創造された「情報の価値」に照準を合わせたビジネス戦略について解説。
広告プロデューサーってどんな仕事?
予約・問い合わせ:Mebic扇町
Tel.06-6316-8780e-mail:info@mebic.com
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■セミナー案内
扇町クリエイティブカレッジ!秋講座
広告プロデューサーってどんな仕事?
http://www.mebic.com/seminer_info/
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日時:12月8日(月)19:30~21:30
会場:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)2F
受講料:1500円
講師:築山万里子氏[アサヒ精版印刷(株)/project629]
内容:築山氏が、関西のクリエーターたちのココロを動かし、クライアント
と強い信頼関係を築きあげ、次々に新しい仕事を展開していく秘密を熱く語る。
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■編集後記(12/2)
・9日という中途半端なタイミングで引っ越しするので、いろんなサービスも
中途半端だ。CATVは9日間使って1か月分をとられる。あんまりではないか。新
聞は転居先の販売店が12月は無料ということで契約した。しかし9日間は現住
所での配達がなくなって、近所のコンビニに毎朝買いに行っている。折り込み
広告がないのでペラペラなのが心細い。ショッピングの黄金地帯にいるので、
毎日のチラシがとても楽しめたものだが、広告がない新聞は魅力が半減だ。し
かも、セブンイレブンには朝日新聞がなく、スポーツと毎日だけだ。ファミリ
ーマートに行ったら産経しかなく、朝日は扱っていないと言う。今日は産経に
したが、論説などは抵抗なく読めた。朝日の場合、オイオイと言いたくなるよ
うな論説やコラムがかなりあるからだ。なるほど、こういうことか。(柴田)
・眠い。後記を書いては消し、書いては消している。いちおう残しておくので
ネタ欄自体は増えていくが、どうも最後まで書き続けられない。何時間このエ
ディタ画面の前にいるんだろう。後ろで他のアプリが自動処理をしていてエデ
ィタくらいしか使えないからいいのよ。しっかし他の仕事もたまってきている
のに、何してるんだろうなぁ。寝たいなぁ。この後記もつまんないなぁ。他の
ネタにしようか。ラストまで書けな (hammer.mule)
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発行 デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/ >
編集長 柴田忠男 <mailto:shibata@dgcr.com >
デスク 濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ 神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
リニューアル 8月サンタ <mailto:santa@mac.com >
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