[1555] 心穏やかに暮らすには…

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1555    2004/07/02.Fri.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18826部
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           <暴力は何も解決しない>

■映画と夜と音楽と…(218)
 心穏やかに暮らすには…
 十河 進

■展覧会・イベント案内
 石原友明展i(アイ)
 田名網敬一×宇川直宏「DISCO UNIVERSITY」展
 日本の幻獣-未確認生物出現録-
 土田ヒロミと語り合う夕べ
 第10回学生CGコンテスト



■映画と夜と音楽と… 218
心穏やかに暮らすには…

十河 進
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●暴力の世界から物語は始まる

ピーター・ウィアーというオーストラリア出身の映画監督がいる。メル・ギブ
ソンを主役にした「誓い」(1981年)で評価されハリウッドに進出した。僕が
注目したのは、ハリウッド進出第一作「刑事ジョン・ブック/目撃者」(1985
年)からである。

その後、ピーター・ウィアーが作った「いまを生きる」(1989年)「グリーン
カード」(1990年)という映画も気に入った。ジム・キャリーとエド・ハリス
を使って「トゥルーマン・ショー」(1998年)も作っている。今年は久しぶり
に「マスター・アンド・コマンダー」という作品でアカデミー監督賞にノミネ
ートされた。

ハリウッド進出の第一作「刑事ジョン・ブック/目撃者」は人気スターである
ハリソン・フォードを主演にし、「トップガン」で人気が出たケリー・マクギ
リスを相手役に起用したハリウッドの大作だった。サスペンスフルな刑事ドラ
マでありながら、しみじみとしたラブロマンスになっているという名作である。

「刑事ジョン・ブック/目撃者」は、アーミッシュと呼ばれる宗教的戒律を守
って昔ながらの生活を送っている人々が現在のアメリカにもいることを知らし
めた映画でもある。

アーミッシュは電気は使わず、ガスや水道なども使わない。交通手段も馬車が
中心だ。服の色も決められていて、無地、白、黒などがほとんどである。女性
は髪は切らずに中央で分けてひとまとめにし、既婚男性はあごひげをのばさな
ければならないという。

この映画が公開されてから女性誌などで「アーミッシュのキルト」といった特
集がよく取り上げられた。アーミッシュの存在が、この映画を魅力的にしてい
る。都会の欲望と暴力に充ちた世界と、落ち着きと安らぎに充ちたアーミッシ
ュの世界が対比される。

静かな草原のシーンから映画は始まる。夜明け前の草原を吹き抜ける風を感じ、
微光に浮かび上がる黒い装束のアーミッシュたちの姿が幻想的だ。レイチェル
(ケリー・マクギリス)の夫の葬儀である。

葬儀からしばらくたった頃、レイチェルと息子のサミュエルはヴォルチモアへ
向かう。途中、乗り換えのためにフィラデルフィア駅に降りる。その駅のトイ
レにひとりで入ったサミュエルは殺人を目撃する。

この時、冷静に殺人を犯す黒人を後に「リーサル・ウェポン」シリーズの刑事
で有名になるダニー・グローバーが演じている。サミュエルは犯人の顔を見て
しまう。その事件を担当したのがハリソン・フォード演じるジョン・ブックで
ある。

彼はサミュエルを署に連れていき犯罪者たちの顔写真を見せるが、サミュエル
は署内に飾ってあった表彰された黒人刑事の写真に反応する。ジョン・ブック
の顔色が変わる。

信頼する上司である本部長に報告したジョン・ブックだが、帰宅途中、いきな
り狙撃される。上司もグルだったのだ。警察内部の麻薬がらみの犯罪に巻き込
まれたのである。目撃者であるサミュエルの命を案じたジョン・ブックは、怪
我をしたまま母子を車でアーミッシュの村まで送り、そのまま気を失う。

異教徒であるジョン・ブックは、怪我の癒えるまでアーミッシュの村で暮らす
ことになる。そこからは、まるで別の物語が始まったかのようだ。

●理想郷のようなアーミッシュの世界

アーミッシュはすべてを手作りし衣装は飾らず昔ながらの生活を送っているが、
もうひとつの戒律は非暴力ということだ。彼らは暴力を振るわない。どんなに
侮辱されても人を非難せず手をあげることはない。そんな彼らは観光の対象に
もなっていて、観光客が物珍しげに彼らを見にくることもある。

彼らは仲間同士で補い合って暮らしている。ある日、怪我の癒えたジョン・ブ
ックは近所の納屋づくりに参加する。村中の人間が集まり、若いカップルのた
めに大きな納屋を建てるのだ。女たちは総出で料理をし、男たちは柱を組み、
棟を上げ、屋根を葺く。

レイチェルを秘かに想っているアーミッシュの男がいる。長いふさふさした金
髪をなびかせた鋭い顔の男だ。細い顎が印象的である。そのアーミッシュを演
じたのはアレキサンダー・ゴドノフ。動きがしなやかで優美なのはバレリーナ
だからである。彼はこの映画の後、「ダイ・ハード」で執念深いテロリストを
演じて一般的に認知されたが、この映画の彼の方が素晴らしい。

納屋を建てるシーンではほとんどセリフらしいセリフはないが、ケリー・マク
ギリス、アレキサンダー・ゴドノフ、ハリソン・フォードたちの微妙に錯綜す
る視線が彼らの感情を生き生きと物語る。そして、異教徒の刑事と未亡人との
間を噂する村人たちの雰囲気もさりげなく描写されるのだ。

そのシーンの素晴らしさは喩えようもない。僕はずいぶん多くの映画を見たけ
れど、あんなに心が穏やかになるシーンは他に知らない。あふれるような光の
美しさが心に刻まれる。

やさしく明るい光に包まれて村人たちが生き生きと働いている。労働の歓びと
でも形容したい笑顔ばかりだ。人々は協力しあい、コミューンとしての夢の実
現のようにさえ感じられる。まるでユートピアである。

争いのない、人々が協力しあって生きている世界…。ジョン・ブックは怪我だ
けでなく、心も癒されていく。都会の犯罪の世界で生きてきて擦り減らせてい
た何かを彼は取り戻す。

彼は棟の上に登って柱を打ち付ける。その時の笑顔は、彼の心が完全に解放さ
れているからこそのものだ。余談だが、売れない頃に大工をやって糊口を凌い
だというハリソン・フォードの腕が役に立ったという。

しかし、どんな共同体にも規律がある。アーミッシュの村は長老たちによって
規律が守られ、教会の教えは厳しい。戒律を破れば、穢れた者として村八分に
される。レイチェルはジョン・ブックへの想いを抑えて耐えなければならない。
だが、明日はフィラデルフィアへ帰るという日、レイチェルの想いは解き放た
れ、ふたりは激しく抱き合う。

僕はこのシーンがとても好きだ。髪をひっつめにし、肌を露出しない黒の質素
な服に身を包んだレイチェルが、庭先に設置した鳥の巣箱を直しているジョン・
ブックをキッチンから見つめる。それは初めて彼がきた時に車でぶつけて倒し
たものだ。彼は立ち去る前に、その巣箱を直している。

ああ、彼が去ってしまう、とレイチェルは思ったに違いない。アーミッシュの
女としてつつましやかに生きてきた自分が、こんなに激しい想いを抱くなどと
は思わなかった。だが、彼女は自分を抑えられない。彼女は草むらを走り寄る。
ただ、ジョン・ブックを見つめて…

●再び暴力の世界に戻る時

アーミッシュの村になじんだジョン・ブックだったが、やはり彼は非暴力に徹
することはできない。ある日、街に出たジョン・ブックは、相手が反撃しない
ことを知ったうえでしつこくアーミッシュにからむ観光客を殴る。ジョン・ブ
ックは怒りを抑えられない。怒りの発露として暴力をふるう。

そのニュースがフィラデルフィアの警察署に伝わり、追跡者に居場所を知られ
てしまう。結局、暴力が暴力を呼ぶのだ。

夜明け前、三人の男たちが車を降りる。ふたりはショットガンを構え、ひとり
は拳銃を握りしめている。カメラがクレーンアップすると、彼らが下っていく
先にアーミッシュの村が見える。非暴力の村に暴力の国からやってきた男たち
だ。平和な村を襲う暴力が映像的に表現された印象的なシーンだった。

サミュエルといるところを襲われたジョン・ブックは少年を逃がし、素手で彼
らと闘う決意をする。彼が有利なのは農場の納屋や穀物貯蔵庫の複雑な構造を
知っているというだけだ。銃を持つ相手に何も武器を持たないジョン・ブック
はどう反撃するのか。

ここからは冒険小説の常道である素手で工夫をして死地を脱するサスペンスが
展開される。しかし、この映画が独特なのは、かつて信頼しあった上司にジョ
ン・ブックが良心を取り戻させることだ。ジョン・ブックは殺人がいかに虚し
く無駄な行為か、そして暴力は何も解決しないことを突きつける。

しかし、それはジョン・ブックに返ってくる言葉でもある。暴力に対抗するた
めとはいえ、彼は暴力をふるう生き方をしてきた。事件が解決し、フィラデル
フィアに戻れば、再び日常的な暴力の世界に浸るだろう。それは彼が住み慣れ
た世界なのだ。

だが、彼はアーミッシュと共に生きたことで、暴力に馴れていた己を自覚した
はずだ。暴力が日常になり、暴力に対して不感症になってしまった精神の馴れ
を彼は思い知らされた。彼が今までと同じように無自覚な暴力をふるって生き
ていくとは思えない。

普通の人間にとって暴力は非日常だ。人は暴力をふるった後に、ひどく落ち込
む。暴力をふるわなくても怒りを顕わにした後、ひどい自己嫌悪に陥ることが
ある。自分を律することができなかった恥ずかしさ、他者への感情を顕わにし
てしまった悔い、そんなものに襲われる。

怒りや憎しみといった激情を抑え我慢しきった時、おそらく人は満足感を感じ
るだろう。自分が少し成長したと思える。そんな穏やかな生き方が心の平安を
もたらす。宗教がかるわけではないが、僕もそんな風に生きたいと願っている。

しかし、ジョン・ブックをめざして駆け寄ったレイチェルのように、抑えに抑
えた情熱が燃え上がるような感情の発露は認めたい、と僕は思う。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
日常的にムキになることが多い僕は、机の隅に自戒の言葉を貼っています。
「怒らない。ムキにならない。ぼやかない。人を分析しない。無理をしない。
嘆かない」というもの。全部、できていません。

デジクリ掲載の旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

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■展覧会案内
石原友明展i(アイ)
<http://kusunoki.nishi.or.jp/homepage/otani/>
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会期:7月3日(土)~8月1日(日)10:00~17:00 
会場:西宮市大谷記念美術館(西宮市中浜町4番38号 TEL.0798-33-0164)
入場料:一般500円、高大生300円、小中生200円
内容:近年では、近代的なものの見方を象徴する場所としての美術館や動物園
を背景にしたセルフポートレイト、逆説的に世界を暗示する装置としての真空
管によるインスタレーションを手がけるなど、新たな展開を見せている石原友
明。本展では、近作の写真シリーズやインスタレーションなど約20点を展示し、
私と世界、虚像と実像がさまざまなイメージのなかで交錯する石原友明の作品
世界を紹介する。

・アーティストトーク 石原友明氏(美術家)
日時:7月17日(土)、24日(土)午後2時より
申込は電話にて受付、各日とも先着40名(要入館料)
・第108回オータニミュージアムコンサート
浅井順子ソプラノコンサート
日時:7月18日(日)午後2時より
申込は電話にて受付、先着100名(要入館料)

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■展覧会案内
田名網敬一×宇川直宏「DISCO UNIVERSITY」展
<http://www.kirin.co.jp/active/art/kpo/art/now.html>
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会期:6月5日(土)~8月1日(日)11:00~21:00 
会場:KPOキリンプラザ大阪(大阪市中央区宗右衛門町7番2号 TEL.06-6212-
6578)
4F KPO GALLERY:空間をいくつかの部屋に分け、田名網氏の1960年代から現在
に至るポスターのほか、最近の宇川氏ディレクションによるライブペインティ
ング映像、スーパーカーのアートワークの絵などを展示。それぞれの部屋のタ
イトルは、大学の講義を思わせるもので展開し、観覧者があたかも2人の講義
を受講しているような感覚が体験できます。
6F KPO HALL:6階ホールのVIPラウンジでは、田名網氏の屏風やオブジェを展
示。田名網氏が1970年代にデザインした幻のディスコ「キラージョーズ」の進
化形「テラージョーズ」を部分的にインスタレーションとして紹介します。
入場料:一般700円、学生500円、中学生以下無料

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■展覧会案内
日本の幻獣-未確認生物出現録-
<http://home.catv.ne.jp/hh/kcm/>
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会期:7月3日(土)~9月5日(日)9:30~17:00 月休(祝日の場合翌日)
会場:川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区等々力1-2 TEL.044-754-
4500)
内容:人々に目撃され記録されてきた不思議な存在を「幻獣」として集大成し、
私たち日本人の精神文化の中に彼らがどう位置づけられるのかを探る試み。江
戸時代、疫病除けとして流布した幻獣の絵図や、幻獣出現を報じる瓦版、版本、
明治の新聞錦絵などに記録された幻獣、ミイラなどの造形物、写真などを一堂
に集め、幻獣の生まれてきた社会背景にも迫る。
入場料:一般900円、学生500円、65歳以上・中学生以下無料
・妖怪文化研究フォーラム2004  
日時:8月21日(土)13:30~
場所:映像ホール  
定員:200名 事前申し込み不要。先着順。

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■イベント案内
土田ヒロミと語り合う夕べ
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今回の展覧会は写真集『俗神』の改訂版の発売に伴い、開催致します。この作
品について語ることは一見バラエティにとんだ土田ヒロミの作品がひとつの起
点から大きく拡がっていることが見える貴重な機会となることと思います。関
西ではなかなか聞くことができない土田ヒロミの講演です。
日時:7月5日(月)19:00~21:00場所:Early Gallery前会議室 
聴講料:1000円
申込先:TEL/FAX.06-6362-6313 E-mail early.early@fine.ocn.ne.jp
 
●土田ヒロミ写真展「想・俗神」
会期:6月28日(月)~7月15日(木)12:00~19:00 土17:00まで 日休
会場:Early Gallery(大阪市北区西天満2-8-1 大江ビル1F
TEL/FAX.06-6362-6313)

土田ヒロミ氏のウェブサイト
http://www.hiromi-t.com/

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■イベント案内
第10回学生CGコンテスト
<http://www.cgarts.or.jp/scg/>
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CG-ARTS協会は、「第10回学生CGコンテスト」の作品募集を9月15日から開始す
る。同コンテストは、これからの日本のデジタルコンテンツ分野を担う若い才
能の発掘と、その才能を広く紹介することを目的に1995年から毎年開催してお
り、今年で10回目を迎える。昨年の受賞者の中には、海外のフェスティバルで
受賞したり、テレビ番組に起用されるなど、コンテストでの受賞を機に活躍の
場を広げている。

募集は、静止画部門、動画部門、インタラクティブ部門の3部門。グラフィッ
クスや映像、アニメーション、インタラクティブアート、Web、ゲームなど、
幅広いジャンルのデジタル作品を対象とする。
応募料:無料
応募資格:学生であること。ただし、社会人学生や2004年3月に卒業された方
の卒業制作作品なども対象となる。他のコンテストで入賞した作品も応募可能。
各賞:各部門ごとに最優秀賞・優秀賞・佳作、全部門よりU-18賞を決定。賞品
はデジタルビデオカメラ、デジタルカメラ、アプリケーションソフト等(予定)

応募期間は9月15日から10月27日まで。結果は2005年1月31日Webサイトで発表。
表彰式および受賞作品展 は2005年2月24日から3月6日まで、東京都写真美術館
において文化庁メディア芸術祭の協賛事業として同時開催する。
主催:CG-ARTS協会(財団法人 画像情報教育振興協会)


<応募受付中のプレゼント>
『早川廣行のPhotoshop CSプロフェッショナル講座 レタッチ編』
『早川廣行のPhotoshop CSプロフェッショナル講座 合成編』
 それぞれ本誌#1554号。締切は7月8日(木)14時。

『ぶらりデジカメ デジカメで綴る花の歳時記』 
 姉妹紙「写真を楽しむ生活」#412号。締切は7月6日(火)14時。
『めざせ! 風景撮影 露出の達人』
 姉妹紙「写真を楽しむ生活」#414号。締切は7月11日(日)14時。

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■編集後記(7/2)
・ポータルサイト「週刊!エキサイト」の人気コンテンツ「エキニュー総研」
の取材を受けた。日20,000PV/日だというからすごい。お題は「"この世のもの
とは思えない"「CGアイドル」の魅力とは!?」という。この企画は"識者"イ
ンタビューが不可欠とかで、わたしのところに辿り着いたようだ。ええ、"識
者"ですとも、この分野(笑)。他にやってくれる人がいないので、もう3年も
All About Japan「CG美少女」ガイドを担当しているんだから。最近ちょっと
サイトの手入れも怠けがちだったのを反省、PVを上げるためには、どんな取材
にでも応じますって。しかし、インタビューを受けるというのは勉強になるも
んだ。話しているうちに、あいまいだった考えも、そこそこもっともらしい形
をとって現れてくる。いくつかの確認事項という宿題も出てしまったが、昨年
末の引っ越し騒動で「CG美少女」関係の雑誌や書籍はほとんど処分してしまっ
たので、調べるのに苦労したが、けっこう自分のサイトの記事が役に立ったの
であった。先日、「Cool Japan -疾走する日本現代アート」(山口裕美著、BN
N新社刊)の書評と同時に、CG美少女作家よ自信を持とう!というメッセージ
を書き、冒頭にちょっとしかけを。興味のある方はアクセスして。(柴田)
http://allabout.co.jp/entertainment/virtualbeauty/closeup/CU20040630A/
index.htm

・熊野や高野山が世界遺産に登録された。大峰山は女人禁制じゃなかったか?
父親が毎年のように知りあいらと行っていたが、大峯奥駈道は関係ないんだっ
けか? 起きて、父、気になるの。いまさら女人禁制を解かなくてもいいのよ、
伝統だから。男子禁制の場所だってあるんだし。でもね、行けないところが世
界遺産っていうのもねー。/おとといの後記すみませんー。私が遅れると取引
先の方の首が危なくなっちゃうという意味で、のんびり後記を書いていてはイ
カンのだが書きたいのだ。でも頭の中は仕事でいっぱいだから書けないのだ。
/オフ会よろしくです。宣伝が足りないと指摘されましたー。(hammer.mule)
http://www.nanwa.or.jp/sekaiisan/  吉野大峰
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040701i211.htm ニュース
http://www.unesco.jp/contents/isan/  ユネスコ
http://www.dgcr.com/off20040710/  オフ会

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
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アシスト    鴨田麻衣子

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