[1678] モグラのように死ぬのか

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1678    2005/01/27.Thu.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18401部
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      <こうなったのも私が愚かだったからなのだ>

■笑わない魚(141)
 モグラのように死ぬのか
 永吉克之

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト(52)
 NWのマイレージをヤフオクで売っぱらった話[2]
 茂田カツノリ

■ショート・ストーリーのKUNI(5)
 窓
 やましたくにこ

■展覧会・イベント案内
 エプソンR-D1作品展
 シャルル・フレジェ写真展「RIKISHI」



■笑わない魚(141) 
モグラのように死ぬのか

永吉克之
───────────────────────────────────
昨夜、近所のコンビニに、菊正宗のワンカップ(270ml)を一本買いに行った
帰り、月も星も出ていない暗黒の空を見上げながら歩いていると『見上げてご
らん夜の星を』(歌・坂本九)という歌が口をついて出てきた。しかし「見上
げてごらん夜の星を 小さな星の」以外の歌詞を知らないので、またたくまに
歌い終ってしまった。

なぜそんな、現状とは乖離した歌が出てきたかというと、そのときの私の精神
状態が暗黒だったからである。あまりにも暗黒なので、そんな歌でも歌って自
分の境遇を皮肉り、他人事のように考えないと、そのまま自宅の前を素通りし、
近所の変電所に侵入してしまいそうだったのだ。
というのは、かつて建築関係の仕事をしていた時、変電所を3DのCADで起こす
作業をしたことがあるからである。「碍子(がいし)」「ジャンパー線」とい
った専門用語なども知っているので、変電所に入る権利があるのだ。

                 ●

目的をとげるために、自分の知識、能力が及ぶ範囲で必要なことはすべてやっ
た。利用できるものは利用した。手段を選んでいる余裕がなかったので、卑怯
なことも恥知らずなことも淫らなこともマッタリしたことも行なった。

もちろん金は惜しみなく注ぎ込んだ。金には使い時というものがある、ここぞ
という場面で、ためらうことなくドーンと投入すれば、それがチャンスを生み、
金が何倍にもなって返ってくるんだと、何とかいう名前のタレントがテレビで
話しているのを聞いて、へえ、そんなもんかと、私もあちこちで金をバラまい
たが、返ってくるどころか文無しになって、今、家には412円しかない。

まあ今年80歳になる母親と一緒に輪ゴムの箱詰めの内職をしていて、その工賃
4,200円が来週入ることになっているので、それまでは水を飲んで生きていら
れるが、それ以降はどうしたものやら思案に暮れているところである。

しかし、こうなったのも私が愚かだったからなのだ。他の誰の責任でもない。

耳のある者は聞きなさい。今の時代を何にたとえたらよいか。広場に座って、
ほかの者にこう呼びかけている子供たちに似ている。「笛を吹いたのに踊って
くれなかった。葬式の歌を歌ったのに悲しんでくれなかった」
(マタイ福音書 1章15~17節)

こんなことを言って、世間のせいにするつもりは露ほどもない。

結局、私はギャンブルに負けたのである。ギャンブルといえば、パチンコすら
したことのない人間が、いきなり競馬場にいって、ウマの種類も経歴も年齢も
名前も知らずに、それどころか複式とか単式とかどういう意味なのかすら知ら
ずに全財産を賭けたようなものである。

いずれにせよ、私の人生は終った。いくら凝視しても、私の前方には暗黒しか
見えない。後は、残された無機的な人生を無難に消費していくだけである。

                 ●

父親をガンで亡くし、祖母と3人の叔父(伯父)もガンで亡くなった。母親も
ガンで、手術は成功したが再発の可能性に怯える毎日である。論理学的に判断
すれば、いずれ私もガンでくたばることは決定したようなものだ。

実は、上の6人ともガンの発生部位がそれぞれ違うのである。比較的メジャー
なガンで、まだ身内から出ていないのは、大腸ガン、前立腺ガン、食道ガン、
あたりだが、私はどれにするか、まだ決めていない。

ところでプロスキーヤー三浦雄一郎氏のお父上である三浦敬三氏が、100歳に
なった記念に、アメリカまで行って標高3,000メートルの位置から滑降したら
しいが、その半分の年齢にも達していない私が、痛風だの、自律神経失調だの、
アレルギー性鼻炎だの、あちこちが病気で青息吐息である。老眼も進行した。

だから毎日、何十種類もの薬をボリボリとむさぼり喰っている。今現在も原稿
を書きながら「アイディーピーカプセル」「ムコダイン」「メジコン」「セパ
ゾン」「デプロメール」「モンダミン」「サロンパス」「ピップエレキバン」
などを、ビールを飲みながら食べているところである。

来年も生きていられるのだろうか。もし神がお許しになるのなら60歳までは生
きていたいものだ。そのころは母親も他界しているはずだからである。それさ
えクリアすれば、妻子がいないから、私のひとりやふたり死んだところで困る
人間なぞいないのだ。

                 ●

1年後は何をやっているのか予想がつかない、てな状態で20年近く生きてきた。
そして、「1年後」が「半年後」になり、今では「来月」になった。間もなく
「明日」になることだろう。

これではモグラと同じではないか。眼前は土で塞がれていて30cm先も見えない。
モグラの目は退化していて、どっちみち見えないのだが、それはどうでもいい。
とにかくザクザク掘り続ける。掘ってみないと何があるのか分らない。

モグラは、5時間(12時間という説もある)食べないと飢死にするらしいが、
鋭い嗅覚で餌を見つけることができる。私は鋭敏なセンサーらしいものを何も
持たずに暗闇のなかで手当りしだいに掘っているだけなので、餌が近くにあっ
ても気がつかずに、いずれ飢死するのである。

おお、見える見える。芸術的才能には恵まれながら、その才能を世間に認めさ
せる才能には恵まれなかったために餓死した芸術家の腐爛死体が。

【ながよしかつゆき/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
「Creator's Table 2005」に参加した。私の基礎知識があまりに乏しく、難し
い箇所もあったが、自分の無知を自覚できたのが収穫であった。

EPIGONE / http://www2u.biglobe.ne.jp/%7Ework

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■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト(52) 
NWのマイレージをヤフオクで売っぱらった話[2]

茂田カツノリ
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ということで先週の続き「マイレージの売り方」の話だ。

●ヤフオクに出品だっ

マイレージを売っぱらう手っ取り早い方法は、やはりヤフオク。問い合わせを
受ける用のメールアドレスも用意しておくとよい。

「国内航空券」カテゴリーに出品する場合は「JAL国内どこでも(NWマイレー
ジ利用)」、「海外航空券」の場合は「NWマイレージ利用でアジア・ビジネス
クラス往復」とかいうタイトルにして、以下の事項を書いておこう。

-------------------コピペ用(利用は自己責任でっ!)-------------------
・空席状況の確認
<http://book1.nwa.com/jp/booking/asp/
availabilityQuery.asp?AWARDS=YES&TYPE=NEW&LANGUAGE=JA>
※「マイル基準」は、国内ならJapan Airlineを指定

・その他条件
- JAL国内旅行では、搭乗時に別途保安手数料が必要です
- 国際線ご利用の際は、空港利用料や入国税等が別途必要です(通常は数千円)
。これらはいったん私が立て替える形になりますので、落札代金との合計をご
入金ください
- 航空券発送等に時間がかかるため、入金日より10日後以降の旅行にご利用く
ださい
- 片道発券は不可です
- 予約が取れない状態での発券は不可です
- 予約変更は可能ですが、有料(通常はUS$50相当額)となります
- 航空券は配達記録郵便にて発送致します
- その他諸条件はノースウエストのマイレージ特典旅行規約の通りです
----------------------------------------------------------------------

発券に必要な情報としては、最低限、搭乗者の氏名ローマ字と性別だけわかれ
ばよい。電話での連絡先や食事等の指定、便によっては席指定などの項目もあ
るが、これは必須項目ではないからどっちでもよい。

●具体的な手順

下記のルールは頻繁に変更されるので、最新情報はWebサイトで確認してほし
い。

友達なり家族なりヤフオクなりでマイレージを譲渡する場合、予約手配などは
すべてマイレージ会員自身が行う必要がある。空港利用料などもマイレージ会
員名義のクレジットカードからの引き落としが必須。

手配の際は、まず便名・時刻・搭乗者氏名等を確認した上でWebサイトなり電
話予約なりで予約を確保し、予約コードを得る。譲渡先のひとは予約コードを
NWに伝えれば、自分の予約がちゃんと入っているかの確認ができる。

航空券の形式は利用する路線によって異なるが、もしEチケットの場合はPDFを
ダウンロードしプリントするだけでOK。通常の航空券形式の場合は、普通郵便
で送られてくる。僕の場合は予約の翌日に航空券が届いたが、公式には5営業
日程度かかるとみてほしい、ということだ。

出発まで10日を切っている場合は、US$50の緊急手配料がかかる。出発の4日前
まで手配自体は可能らしいが、航空券の受け渡しを考えるとあんまりギリギリ
で動くのは危険だろう。

発券した航空券は、US$50の手数料で予約変更、あるいはまったくのキャンセ
ルができる(受付可能時期に注意)。こうした手数料も、すべてマイレージ会
員名義のクレジットカードで支払う必要がある。

・マイレージ特典旅行のルール
https://www.nwa.com/jp/jp/freqfly/redeem/

●アジア旅行の裏技

マイレージ特典旅行では、希望の日に席が取れるかという点が最大の問題。特
にアジア路線は混んでいるので、Webサイト上ではなかなか予約が取れない。
しかしここにひとつ、裏技が存在する。

それは、提携のマレーシア航空か大韓航空での乗り継ぎ便を利用するのだ。た
とえばソウル―仁川空港乗り換えの大韓航空なら、ウランバートルなどの都市
にも行ける。この場合、乗り継ぎ地での途中降機にはいろいろと制約が生じる。
マレーシア航空のクアラルンプール乗り継ぎでバンコクという手配も可能らし
い(やったことないが)。

アジア路線ではこうした提携会社での乗り継ぎ便のほうが、NW利用よりも予約
が入りやすいようだ。ただし注意点として、こうした乗り継ぎ便はNWのページ
では予約が取れない。便名等を確認した上で、NWの予約電話での手配となる。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webプロデューサー/テクニカルライター、あるいはたくさんの悪巧みを徐々
に実現しようと画策する30代ギリギリの2児の父。
昨年後半は執筆でツブしてしまい、当然執筆なんて金にならないから収益も減
り、「執筆で忙しいから」と言ってたら仕事自体が減ってしまった。ああどう
しようと思ってたら年末くらいから細かい仕事がたくさん押し寄せて今度は混
乱気味。「レスポンス悪いぞ」と思ったお客様方、申し訳ございませんです。
でもWeb制作全般のお仕事、イラストのお仕事、FileMakerのお仕事、常に受付
中ですのでよろしくであります。

[有限会社アモニータ]
http://www.amonita.com/

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■ショート・ストーリーのKUNI(5) 

やましたくにこ
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私たちは並んで歩いていた。そこはよく整備された都市公園といった趣の場所
で、穏やかな春のはじめの空気があたりに満ちている。私の横にいる女は美し
く、やわらかな髪が微風に揺れる。私たちは三日前に出会ったばかりで、いま
でもお互いの名前と唇の感触しか知らない。だが、それ以上に何が必要だろう。
女が不意に言う。

「ここで待ってて。すぐ戻るから」

軽やかに駆け出す背中を見送り、ひとり取り残された私は何気なく空を見上げ
る。すると、もやのかかったような白っぽい空に窓が浮かんでいる。

---あれはなんだろう?

それは高層マンションの一室のものらしい。十数階はあると思える高さで、よ
く見るとマンション自体も半透明の輪郭をそびえ立たせ、低層部はおぼろげに
空に溶け込んでいるものの判別できないこともない。だが、その窓だけはくっ
きりと宙空に浮かんでいるのだ。

---あんな建物、さっきからあったかな?

突然、その窓から女の甲高い笑い声が聞こえる。おかしくてたまらないという
様子でけらけらと笑い続ける。それがやむと、よく聞き取れない複数の人間の
話し声がぶつぶつぶつぶつといつまでも続く。

話し声がやむ。しばらく沈黙が続く。いきなり窓からものが降ってくる。スリ
ッパ、枕、コーヒーカップ、刺繍入りのテーブルクロス、アルバム、キャンデ
ィ入れ、ミルクパン、鍋つかみ、サボテンの鉢、掛け時計、シュガーポット、
造花の花束。

それらが次から次に窓からわきだし、スローモーションで降ってきては地上に
届く前に消えていく。私は何かのショーでも見るように、それらに見とれる。
かなりの距離を隔てているはずなのに、細部まで見えるのが不思議だ。

また沈黙。眠気を誘うような。すると、今度は窓の内側で激しく争う気配が起
こる。私の動悸はにわかに早まり、落ち着かない気分で見ていると、耳をつん
ざくような大きな破壊音とともにガラスが割れる。そして、陽光にきらきら輝
く無数のガラス片と一緒に血まみれの男が降ってくる。男は恐怖に顔をゆがま
せ、全身でもがき、何か叫んでいるが言葉にならない。そのままはるか下の地
面に激突すると動かなくなった。私は身震いした。その男は私だから。

そして、窓に目をやると、そこにいるのは私とさっきまで並んで歩いていた、
あの女だ。女は地上に横たわる死体を見ながらかたわらの男に何やら楽しそう
に話しかける。その男も私だ。私は極度に混乱し、大きな声で叫ぶ。その声を
聞きつけ、女が窓から私を見る。にっこりと微笑む。

「どうしたの?」

はっとわれに返ると目の前に女がいる。

「ごめんなさい。髪をなおしていたの」

窓は消え、それがあったところに今はもやのかかったような空が退屈そうにひ
ろがっている。

「顔色が悪いわ」

そう言って小首をかしげてみせる女は美しいが、あの窓の中ではもっと美しか
った。私はそのようにして、女との結婚を決めた。

【やましたくにこ】kue@pop02.odn.ne.jp
・私のサイト「みっどないと」 
http://www1.odn.ne.jp/%7Ecay94120/

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■イベント案内
エプソンR-D1作品展
<http://www.i-love-epson.co.jp/ec/event/rd1_exhibition/>
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会期:2月11日(金)~2月13日(日)10:30~18:00 最終日17時 
会場:東京国際フォーラム内ロビーギャラリー
内容:エプソンは、「カラーイメージングコンテスト2004」巡回展の東京会場
で、「R-D1作品展」を併催。日本写真家協会員の5名(富山治夫・青木勝・渡
邉英昭・加藤雅昭・秋田淳之助)がR-D1で撮りおろした作品を展示する。巡回
展は「カラーイメージングコンテスト2004」の一部門、「ネイチャー&ヒュー
マンライフフォトアワード」受賞作品を展示したもの。R-D1作品展の併催は東
京会場のみの予定。
巡回展の開催スケジュールは、福岡が終了。大阪会場(クリスタ長堀 滝の広
場)が1月28日から1月30日。東京会場は上記。札幌会場(札幌駅地下街 アピ
ア「ライラックホール」)が2月25日~2月27日。

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■展覧会案内
シャルル・フレジェ写真展「RIKISHI」
<http://www.yma.city.yokohama.jp/look/art_0403/index.html>
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会期:1月29日(土)~2月27日(日)11:00~18:00 入場無料
会場:横浜美術館アートギャラリー(横浜市西区みなとみらい3-4-1 TEL.045
-221-0300)
内容:シャルル・フレジェは1975年にフランスの若手写真家。日本での初個展
となる本展では、日本各地の少年・アマチュア相撲の力士や、相撲部屋に所属
する若手力士たちを撮影した「RIKISHI」シリーズを展示する。日常空間で撮
影を行うことにより、彼はメディアによって伝達される儀式的で格式ばった日
本の国技としての典型的な「相撲」のイメージから離れ、現代社会に生きる普
通の少年・青年としての力士達の姿を写し出す。本展では、200点余におよぶ
同シリーズ作品の中からフレジェ自身が選んだ35点を展示。展覧会にあわせて、
港千尋氏によるテキストの入った写真集(4カ国語版)も出版予定である。
・「スタジオ・ボイス」2月号(1月6日発売)ではフレジェの過去の作品もあ
わせて紹介されている。
・シャルル・フレジェ個人サイト
http://www.charlesfreger.com/
●アーティスト・トーク
講師:シャルル・フレジェ、港千尋(写真家)
日時:1月29日(土)15:00~17:00
会場:横浜美術館レクチャーホール
※定員240名、通訳つき、聴講無料

<応募受付中のプレゼント>
『デジタルフォトテクニック#001』 本誌 1677号(2/3 14時締切)


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■編集後記(1/27)
・娘がわたしに「あんた、これ絶対シュミだから」と言ってよこしたお皿は
「Ski Jumping Pairs2」のDVDであった。はい、ありがとう。「スキージャン
プ・ラージヒル・ペア」の出たての頃から見てますよ。このDVDに入っている
新作も、当時の絵作りとほとんど変わっていない。不細工な人体の不自然な動
きは、あまりうまいCG映像とはいえない。もっとリアルに表現することは可能
だが、作者の真島理一郎さんは、あえてちゃちな映像にこだわっているのだと
いう。CGの技術は最低限でいいとわりきっているそうだ。まあ、たしかにスー
パーリアルでやったら、この"ありえねー"ばかばかしさが半減するかもしれな
い(わかんないけど)。次は、「スキージャンプ・ペア」のドキュメンタリー
長編をつくるようだ。競技の誕生からオリンピックに至るまでの歴史を、実写
も使って「プロジェクトX」みたいにまじめに構成するとか。「ふたりでジャ
ンプさせたら面白い」というアイデアを、一発芸に終わらせずここまで拡張し
てきた真島さんは、本人の活動自体が芸になっていておもしろい。しかし、仕
事場環境の液晶モニタでひとりで見ていると、なんとなくむなしい。情けない。
酒を飲んでみんなで笑いながら見る作品なんだなあ。       (柴田)

・修理に出していたDVD-RAMドライブが、やっと戻ってきた。サポートセンタ
ーでも解決できず、修理センターでボードの交換がなされたそうだ。年末年始
をはさんでしまったし、ボードの取り寄せに日数がかかったりして結局一ヶ月
使うことができなかった。/古いデータひっぱりだしたり、格納してたら、起
動時に侵入禁止マークごときが出て進まない。次はカーネルパニック。セーフ
モードで立ち上げたものの、再インストールですかね。はーあ。
(hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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