[1803] 音楽は人間を信じてこそ成立する

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1803    2005/08/16.Tue.14:00発行
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  8月19日(金)18:30~@秋葉原ダイビル・コンベンションホール
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       <ビール片手にまったり線香花火もオツなもの>      

■デジタルサウンズ研究室 
 音楽は人間を信じてこそ成立する。
 モモヨ(リザード)

■買い物の王子さま(95)
 懐かしいけど新鮮
 石原 強

■カラーマネージメント三角絞め…(17)
 カメラマンのためのワークフロー(1)
 上原ゼンジ

■展覧会案内
 「読んでから観るか観てから読むか」アート展
 


■デジタルサウンズ研究室 
音楽は人間を信じてこそ成立する。

モモヨ(リザード)
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この夏休み、皆さん、いかがお過ごしであったろうか。

私のほうは、例年と変わらぬ、体調不良と子供達のお供に忙しいわけのわから
ぬ日々を過ごしていたが、政治の方は大混乱だし、気象の方も不安定、なんと
も不安定な夏である。

立秋は、とうに過ぎたが、今年は蝉の鳴き声がいまいち元気がないせいか、夏
が過ぎたという感がいまいち、はっきりしないのは、ここ何年か、梅雨明けが
はっきりしない、そのせいかもしれない。

ネット上の音楽の方では、例のアップルの配信が日本国内でも開始されたとい
う大ニュースがあった。

デジクリが夏休みに入る前には、また、ハードディスク系の機器に音楽の著作
権保証金を課金したいという《某私的組合》の小出しの発表があり、これが新
聞記事になっていたが、この団体は、官公庁ではないのに、どういうわけか、
発想がいつも《公団》的なので、構造改革というのなら、こういうところから、
もう少しはっきりさせておきたいと思ったりもする。

そもそも、アップルのサービスは、スタートと同時に、大変なダウンロード数
を見せていて、たいへんな騒ぎになっているが、この現実を見てもなお、こう
した《公団のような顔をした組織》は、従来の主張を繰り返すのであろうか。

国内で、正式にサービスが発足した今、これまで不正利用云々にばかり言及し
ていた団体は、少し襟を正すべきだろう。

そもそも、ちゃんとした配信サービスを心がけてこなかったのが、問題なので
はないか、そういう内部からの声が聞こえなければ、かの団体には、未来はな
いだろう。

正式なサービスが発足しさえすれば、そして、そのダウンロード環境やステー
ションが広がっていけば、ユーザーにしても、まともな課金でまともな曲を購
入するに決まっているし、例えば、出先で突然ある曲が聴きたくなったのでダ
ウンロードするなんていう、従来は思いもしなかった需要だって出てくる。

子供の頃、夏など旅行の折に、出先のジュークボックスで何百円も使ったもの
だが、それと同じで、ちゃんとした音質で、合法的に問題なく聴けるなら、面
倒な機械や面倒なソフトをそろえなくてもいいのだから、著作権法などの法規
にふれるなど、ばかばかしくなる。

これまで、そうした状況が、ある程度、蔓延していたのは、リーズナブルな値
段で手軽にダウンロードできなかったという日本独自の体勢が大きく影響して
いたのではないか、そうも思えてくる。

まだ、先行きが不透明で、判断を下すのは早すぎるが、今のところは、まず、
音楽ファンやユーザーを疑う以前に、それを信じるべきだ、ということが明ら
かにされた。かってにそう信じていようと思う。

モモヨ(リザード)管原保雄
<http://www.babylonic.com>

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■買い物の王子さま(95)
懐かしいけど新鮮

石原 強
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雑誌やテレビの花火大会特集を見る度に、浴衣でも着て出かけたいなと思いま
す。けれど実際は日程が合わなかったり、人ごみや往復の大変さに躊躇して行
けずじまい。それならせめて家で小さな花火を楽しむことにしました。

コンビ二やスーパーで売っている花火セットでも結構迫力がありそうです。け
れど、ほとんどが大きな音とともに勢い良く火花が出るので、うちの狭いベラ
ンダでやるのは危険。バケツの中に収まる「線香花火」がせいぜいです。

線香花火というと「駄菓子」みたいな昔懐かしい趣きがあります。以前読んだ、
江戸研究家の杉浦日向子さんの本の中に、江戸の人も線香花火で楽しんだとい
うコラムがありました。

ネットを探してたどり着いたのは、花火問屋のオンラインショップ。大正の初
めからつづく老舗で、花火の販売だけでなく、打上花火ができる花火師派遣も
受け付けています。サイトのコラムには、社長の線香花火への想いが語られて
いました。線香花火の変化を伝統的にこう表現するそうです。

---
「牡丹(ぼたん)」ってのは、花の中で一番大きいんですよ。で、ものすごい
華やかなの。その華やかさを丸い赤い玉になったのを「ボタン」って言うの。
ぶぁーっと燃えて、大きい玉になったのを、牡丹が咲いてるようだってんで
「ボタン」ってね。で、ぱっと散ったのが「松葉」。で、最後にチカチカチカ
ってなるのが「散り菊」っていうの
---

そんな繊細な姿は純国産線香花火でしか見られないとのこと。その伝統ある線
香花火も、作るのは手作業で手間がかかるために国内では採算がとれず、ほと
んどのメーカーが廃業、今やほとんどが中国製。それだけでなく、職人も高齢
化して技術が失われつつあるということ。

そんな現状に危機感を持った社長が8年の歳月をかけて復活させたというのが
「大江戸牡丹」。こだわり抜いて作られた花火は一袋10本入りで500円もしま
す。近所で100円で大きな束を買えることを考えるとかなり高い。

それでも伝統とこだわりある花火を見てみたいので、10袋入りのセットを注文。
指定した週末に到着しました。箱の中から「三河伝承 大江戸牡丹」と書かれ
た赤い袋を取り出します。封を切ると鮮やかな7色に染められたこよりの色が
美しい線香花火10本。一本一本がとても丁寧に作られているのがわかります。

夜ベランダに出てやってみました。花火なんて10年ぶりくらいです。ベランダ
でバケツに水を入れて準備します。同封の説明書には、線香花火の先端に火を
つけるためにはロウソクがいい。花火は垂直ではなく斜め45度で持つべき等々。
丁寧な説明に、職人の思い入れを感じます。

ロウソクの火をそっと点けると、最初に大きくてきれいな「牡丹」ができる。
落ちそうだけど決して落ちない。それからきれいな火花が四方に飛ぶのが「松
葉」です。だんだん静かになって、ちりちりと名残惜しそうな「散り菊」。最
後は先がポトンと落ちるて、バケツの水で「ジュッ」と音がして消える。

たった一本でも燃え尽きるまで美しい変化が楽しめます。打ち上げ花火の華や
かさもいいけど、ビール片手にまったり線香花火もオツなものです。こんな夕
涼みが今年の夏のマイブームになりそうです。

線香花火を買ったお店「山縣商店」
<http://www.hanabiya.co.jp/>

【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
子供の頃は派手に火花が散る花火が楽しくて、いつも最後に残るのが線香花火
でした。まとめればキレイなのではないかと束のまま火をつけてみた。大きな
火の玉ができてワクワクしたけど、すぐ地面に落ちてしまいガッカリ。
・ウェブアナ
<http://www.webanalyst.jp/mt/>

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■カラーマネージメント三角絞め…(17)
カメラマンのためのワークフロー(1)

上原ゼンジ
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●ホワイトバランスの設定

デジタルカメラの特徴の一つに、ホワイトバランスの設定機能がある。撮影時
にはその場の光の状態を記録するわけだが、太陽光であれば、時間帯や天気で
変わってくるし、人工光であれば、その種類によっても色温度やカラーバラン
スは変化する。光源により赤っぽくなったり青っぽく写るのを、このホワイト
バランスの機能で調整するというわけだ。

ホワイトバランスの調整法には種類があるが、どれがいいとか悪いとかいうも
のではない。目的によって使い分けるべきだろう。一番楽なのはオートホワイ
トバランス。カメラがその場の光の状態を判断して、自動的に調整してくれる。
完璧に調整できれば文句はないのだが、残念ながら現在完璧と言えるような機
種はない。ただ、オートに設定してしまいカメラ任せにしておけば、切り替え
のし忘れといったミスは起きず、撮影に集中することができるというメリット
がある。

オートではなく電球/蛍光灯/晴天/ストロボ/曇天/晴天日陰等といったモ
ードから自分でセレクトすることもできる。いちいち自動で、機械に調整され
てしまうよりも、決め打ちでロックしておきたい場合に有効。たとえば舞台写
真等で、時々刻々変化する照明の影響を受けたくない場合などに利用できる。

便利なのは白やグレーのニュートラルなボードを撮影することにより、きっち
りとホワイトバランスをとる機能だ。一手間かかるので、急ぎの撮影には向か
ないが、ブツ撮り等では威力を発揮する。

写真というのは、なんでもかんでもニュートラルにすればいいというものでは
なく、アンバー(琥珀色)がかった色合いにすることで、暖かみを表現したり、
ブルー系でクールな感じに表現することができる。従来は高価なカラーメータ
ーとフィルターワークにより調整していたわけだが、これらデジタルカメラの
ホワイトバランス機能により表現の幅は広がった。

●カラースペースの設定

カラースペース(sRGBやAdobeRGB)ではデジタルカメラで撮影した画像ファイ
ルのRGBの数値が、どんな赤(R)や青(B)を基準としているのかを定義して
いる。つまり同じものを撮影したとしてもカラースペースが違えば、データ上
のRGB値も変わるということだ。

このカラースペースが広ければ、より多くの色(数ではなく種類)が記録でき
るようになる。そういう意味でプロフェッショナルにはsRGBではなく、Adobe
RGBがおすすめだ。より多くの色で記録しておけば、様々なメディアに対応で
きるからだ。しかし、WEB向けの写真で、絶対に印刷する可能性がない、とい
うような場合であれば、もちろん最初からsRGBで撮っておいても構わない。
AdobeRGBからsRGBにプロファイル変換するという手間は省ける。

ただ、AdobeRGBモードで撮影を行えば、必ずAdobeRGBの色域を目一杯使ったデ
ータが得られるのかと言えばそういう訳ではない。まず、被写体の彩度が高い
こと。被写体の彩度が低ければ、AdobeRGBでもsRGBでも差はでない。そして、
光源の演色性は高いほうがいい。物は光の反射により見えるわけだから、照ら
し出す光は偏りのない、豊かな光がいい。さらに重要なことは、機種毎の絵作
りの問題だ。

AdobeRGBで撮影すれば、どのカメラでも同じように写ると勘違いしている人も
いるが、実際にはメーカーや機種により、写り方は違う。そして、AdobeRGBで
撮影してもsRGB相当の色しか記録できないようなカメラもある。つまり、より
豊かな色を記録するためにはAdobeRGBに設定するというだけでなく、AdobeRGB
の色域を活かした撮影ができるようなカメラを使う必要があるということだ。

●インプットプロファイル

入力機器のプロファイルを作り、プリンタのプロファイルを作れば、元の画像
とプリントアウトした画像の色が近似する、というのがカラーマネージメント
の基本的な技術だ。と、考えればデジタルカメラも入力機器なんだから、デバ
イスプロファイルを作ったほうがいいんじゃないかという考えが思い浮かぶ。

結論から先に言えば、通常はわざわざデジタルカメラのプロファイルを作る必
要はない。理由は、まともなプロファイルを作ろうと思うと、それなりの手間
がかかってしまうからだ。

デジタルカメラのプロファイルはカラーチャートを撮影し、撮影したパッチの
RGB値と実際に一つ一つのパッチを測色した値を対照して作成する。これらの
パッチをムラなく、最適な明るさで撮影するためには相応のスキルが必要だ。
たとえば屋外で一見均質な光が当たっているように見える場合でも、たいてい
の場合チャートの上と下や左右では明るさが違う。これをレフ等で制御しよう
としようとしても至難の業だ。

光の条件が変われば、プロファイルはその都度作り直す必要もある。では、ど
んなケースに有効なのか。たとえば大量に同じ条件で撮影をするような場合。
カメラの絵作り(たとえば肌色をきれいにする)が邪魔で、なるべく実際の色
に近づけて撮影したいといった際には有効だ。

カメラの絵作りには肌色がきれいに描写される「ポートレイト」モードや、木
々の緑や空の青さを鮮やかにシャープに描写する「風景」モードなどが備わっ
ている。プロとしてはあまりいじり過ぎず、ナチュラルに再現できる(名前だ
けではなく)モードを備えているカメラが使いやすいだろう。

【うえはらぜんじ】zenji@maminka.com
写真撮影からデザインまでを生業とする。JPCカラーマネージメント委員会副
委員長。MD研究会所属。
「デジタルフォトグラフィー─エキスパートのPhotoshopテクニック」
(Ken Milburn 著/上原ゼンジ監修/オライリー・ジャパン刊)
<http://www.oreilly.co.jp/books/4873112230/>

※随時質問募集中。「言われた通りに設定してみたけど、うまくいかないぞー」
という方は、お気軽にご質問下さい。

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■展覧会案内
「読んでから観るか観てから読むか」アート展
~作品には「鑑賞の手引き」がもれなくついてます~
<http://www.linkclub.or.jp/%7Eheel-toe/mebic/2005mebic.html>
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主催:デジタルクリエイターズ
共催:扇町インキュベーションプラザ メビック扇町
会期:8月22日(月)~26日(金) 10:00~20:00
会場:インキュベーションプラザ・メビック扇町 <http://www.mebic.com>
  大阪市北区南扇町6-28 水道局扇町庁舎内 TEL.06-6316-8780
参加予定作家:
朝倉民枝/小川アリカ/梶谷葉子/北岡久美子/木村智博/久納ヒロシ/中川
佳子/永吉克之/藤田剛/松永順/溝川秀男/向垣内良明/村上佳明/メグリ
/山本修/安井千博

●出展する木村智博さんの「鑑賞の手引き」から

天使はとても好きなモチーフのひとつで、何年か前から描き続けています。宗
教的にはいろいろな意味があるみたいですが、私自身はそれほど宗教的な意味
を意識して制作しているというわけではなく、「美しい容姿でみんなを包み込
んで守ってくれるあたたかい存在」、というイメージで捉えています。

だから、見るだけで人の心を癒すことができるような天使を描きたいし、そう
いったことを感じていただければうれしいです。

私にとって手描きの表現だけで空想の世界を描くということは、なかなか難し
いことでした。しかし、コンピュータを使用することで、自分のイメージを形
にすることができるようになり、自由に思い描く世界を表現できるようになり
ました。

これらの天使の作品は、まず、MAYAという3Dソフトでモデルとなる天使をつく
っています。とはいっても、3Dソフトのことを知らない方には、よくわからな
いと思いますが、簡単に言うと、コンピュータの中で粘土をこねて人形をつく
るようなもの、といったらわかりやすいかもしれません。

映画で見るような3DCGの映像では、色や質感も3Dソフトで表現するのが一般的
ですが、この作品に関しては、色も質感も3Dソフトでは適用せずに白黒の天使
の画像をつくっているだけです。

その画像にPhotoshopというソフトで色や質感を付け加えて制作しています。
実際に自分で絵の具を塗ったようなテクスチャーをスキャナーで取り込み、合
成するといったようなことも行っています。そのような作業をすることで、少
し絵画的な質感をつくることができます。


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■編集後記(8/16)
・引き続き展覧会の話。やっぱり、規格を決めた額装の展示って楽だった。は
じめは額のフックを利用して、壁に打ち込んだ釘に掛ければいいやと思ったが、
フックの位置がまちまちで、逆にめんどうなことがわかった。軽い額なのでひ
もを使った一点吊りに変更。問題は窓だった。ガラス戸4枚の窓はギャラリー
のスタッフが白いベニヤ板でふさいで仮の壁を作ってくれたが、それが全然き
れいじゃなくて、仕方なく模造紙を買ってきてその上に貼った。ペコペコのベ
ニヤ板では釘は利かないので木ネジを使った。幸い軽い額装なのでなんとか耐
えた。額の上辺の高さを決めて凧糸を張り、あらかじめ決めたレイアウトに従
って作品を並べていった。壁面は3段掛け。窓の仮設壁面は2段掛け。縦型の作
品はレイアウトできたが、横型は現場でなんとかしようと思っていた。なんと、
奇跡的にすべてが整然と並んだ。空きスペースがない。全壁面が美少女&美女
&あんまりかわいくない女性(笑)の絵になった。圧倒的だ。ここで問題が発
覚した。一点吊りで簡単にセットされているだけなので、はずすのもワンアク
ションで済む。取り外して持って行こうと思えば楽々。盗難をどう防ぐのか?
結局、7日間のうち6日間を会場に通ったのもそれが心配だったからだ。それは
杞憂に終わったが、今後のためにも何かいい案はないかと考え中。 (柴田)

・H内さんに送ってもらった伊集院光の深夜の馬鹿力を聞きはじめた。フリー
トークは聞かせるし、頭の回転早いし、突っ込みも上手いし、やっぱりこの人
いいわ~、真似できないわ~と。明るい下ネタ、研究的下ネタはあって、目の
前で話されたら赤面してしまうだろうけど、ラジオで聞く限りは大丈夫。投稿
も面白い。「いじゅパパの明るい子育て日記」の鹿の剥製話で転げ回る。子供
が夜に寝ないからと放置していてはいけません、「寝られないだけ」という言
葉にSOSが隠されています。二ヶ月前、彼と友達は理科実験室で鹿の剥製を見
つけます。最初は珍しがっていましたが、触った翌日は幸せになるという話に
なり、そのうち毎日触らないと鹿の呪いで死ぬという話に発展します。ある日、
剥製タッチを忘れた彼は、このままでは死ぬと不安になり夜中に行こうとしま
す。彼は校門は乗り越えられたものの、校舎に入れないためガラスを割って潜
り込みます。割れた音で警備員が彼を捕まえますが「呪いが、呪いが、理科準
備室に入れてくれ」と言い続けるので引き取ってくれという電話がかかってき
ます。引き取りにいっても「理科準備室に行かなければ呪いが、僕は死んでし
まう」と言う彼に、二ヶ月前まで剥製に触らなかったからといって死んだか?
と諭す必要があります、というMy神シリーズ。子供ってこうだよな~と爆笑。
あと、ワンピースのゴーイングメリー号にわくわくしている子供たちの話。売
れない芸人がクレヨンしんちゃん的な下ネタで子供たちのヒーローになって笑
顔で写真を求められたりするのに、自分の近くには親に無理矢理つれてこられ
た明らかに嫌がっている子供しかいない、とか。絶対女の人も聞いていると思
うなぁ。                        (hammer.mule)
<http://www.tbs.co.jp/radio/format/ijuin.html>  深夜の馬鹿力
<http://www.suijobus.co.jp/event_cru/onepeice/onepeice.html>お台場から

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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