[1816] 夜がまたくる

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1816    2005/09/02.Fri.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18395部
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       <人生は「どうしようもない」ことばかりだ。>      

■映画と夜と音楽と…(261)
 夜がまたくる
 十河 進

■ショート・ストーリーのKUNI(14) 
 家族
 やましたくにこ

■イベント案内
 shockwave.com AWARD 2005
 KNN Night Kansai vol.02「テレビとインターネットは融合するのか?」
 


■映画と夜と音楽と…(261) 
夜がまたくる

十河 進
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●魅力にあふれる夜のシーン

  夜がまたくる
  想い出つれて

そう歌ったのは小林旭だった。銀座通りに電車が走っていた頃の話だ。そのフ
レーズの後には「俺を泣かせに 跫音もなく」と続いた。センチメンタルな歌
だったが、40年以上たっても時々、口を衝いて出る。

一日の時間帯で一番好きなのは…と問われたら、即座に「夜」と答える。どん
なに感傷的になったとしても、夜は許容してくれる。包み込んでくれる。闇は
様々なものを隠し、光は見たいものだけを浮かび上がらせる。

映画でも夜のシーンが好きだ。ジャン・ピエール・メルヴィル監督が描いたパ
リの夜、ドン・シーゲル監督が描いたニューヨークの夜、工藤栄一監督が描い
た東京の夜…どれも魅力にあふれていた。

日本の監督で「夜」にこだわるのは石井隆である。「夜がまた来る」「ヌード
の夜」のようにタイトルそのものに「夜」が入るものもあるが、彼が描く世界
には太陽の光は似合わない。人工の光が男と女の情念を照射する。際だたせる。
浮かび上がらせる。

石井隆監督の最新作は、杉本彩が大胆に演じたという週刊誌的話題に充ちた
「花と蛇」だ。団鬼六が書いたSM小説の名作である。陵辱シーンの緻密さを売
りにした「名美」シリーズの劇画家としてスタートした石井隆にはふさわしい
題材だろう。

さらにフィルモグラフィを遡ると、天海祐希や葉月里緒菜に女殺し屋を演じさ
せた「黒い天使」シリーズ、フィルム・ノアール的魅力に溢れた「GONIN」シ
リーズがある。根津甚八、椎名桔平、佐藤浩市、永島敏行が闇の中であがく
男たちを演じた。

●生きていく哀切さを描く  

  男もつらいし女もつらい
  男と女はなおつらい

そう歌ったのも小林旭だった。そのフレーズの後に「すべては夢の中」だと彼
は歌い、中年になったマイトガイの優しさを伝えた。人生の苦さをかみしめた
男の歌だった。

石井隆作品を貫くものも「男と女のつらさ」だ。「男と女が生きる切なさ」で
ある。たとえば日活ロマンポルノの傑作「ラブホテル」では、死を決めた男と
死のうとしている女が出逢い、絶望の底から立ち上がる。

だが、彼らの姿に希望に充ちた力強さはない。死ねないから生きている。死が
訪れるまで生きる切なさから逃れられないと思いながら生きているのだ。

「ラブホテル」は石井隆が原作脚本を担当し、長回し撮影で有名な相米慎二が
監督した。名美を演じたのは速水典子、村木は寺田農である。石井作品に出て
くるヒロインは常に名美であり、男はいつも村木である。

村木は経営していた小さな出版社が倒産し、取り立てにきたヤクザに妻を犯さ
れて絶望し、女を陵辱した果てに死のうと思いホテトル嬢を呼ぶ。だが、やっ
てきた名美という女に惹かれ、身体を重ね、再生する。

数年後、タクシーの運転手をしている村木は偶然に名美を乗せる。名美は絶望
し、死のうとしている。そのタクシーのラジオから山口百恵の「夜へ…」が流
れてくる…。忘れられないシーンである。

都会の夜を走るタクシー。孤独な男が運転し、絶望した女が運ばれていく。山
口百恵の歌が画面いっぱいにかぶさる。それだけで生きることの哀切さが伝わ
ってきた。

●どうしようもなく破滅していく男女

石井隆監督作品「死んでもいい」も男と女が出逢ったばかりに破滅に向かう物
語だ。男は永瀬正敏、女は大竹しのぶ。ある町を訪れた青年はすれ違っただけ
の人妻に魅せられ、その女の亭主が営む不動産屋に勤めることになる。

ストーリーパターンはジェームズ・M・ケインの「郵便配達はいつも二度ベル
を鳴らす」と同じである。街道沿いの食堂を営む鈍感な亭主と肉感的な女房、
流れ者の男が住みつき女房と関係ができる。やがて男と女は共謀して亭主を殺
す。

三面記事的な物語である。今でもどこかで同じような犯罪が起こっている。だ
が、石井隆が創り出す映像は圧倒的な力で男女の宿命を感じさせ、通俗的な痴
情事件を神話的な高みにまで引き上げる。まるで古典悲劇のようだ。

どうしようもなく女に惹かれる男は、ある日、仕事先の売り家で女の亭主(室
田日出男)を殺してしまう。女への愛というより抑えようのない情念、欲望…、
そんな言葉が浮かんでくる。人殺しの場面は目を覆うほどおぞましい。

しかし、そのシーンから「どうしようもない何か」が伝わってくる。殺人者に
なるしかない、女に魅入られたばかりに人を殺し破滅するしかない、自分では
コントロールしようもない想いが彼の身の内を占めているのだ。

犯罪を容認するわけではないが、人生は「どうしようもない」ことばかりだ。
ままならないことばかりだし、理性で抑えきれないこともある。惚れちゃいけ
ないと抑えながら、抑えきれない情念がほとばしる。欲望がむき出しになる。
その結果、自分でもどうしようもなく墜ちていく。破滅する。

「死んでもいい」を見たときも「ラブホテル」を見たときも、僕は男と女の生
きる切なさに感応し、身が震えた。破滅したいわけではない。だが、抑制を解
き放ち、自分の想いに殉じる生き方が僕を刺激する。おまえは本当に生きてい
るのか、と挑発する。

しかし、映画館を一歩出れば現実の街だ。いろいろなものを抑制しなければ生
きていけない世界である。もちろん、僕も様々なものを抑えて生きてきた。か
つて抑制したが故に今も悔いることもある。だから、深夜の暗さに安心して感
傷に浸るとき、そんな想いを解放するのだ。

夜がまたくる…

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
休んでいる間に再開する気をなくしていましたが、柴田編集長の催促で性懲り
もなく再開。ストックはもちろんできていないので、久しぶりに一日で仕上げ
た原稿です。

デジクリ掲載の旧作が毎週金曜日に更新されています
<http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html>

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■ショート・ストーリーのKUNI(14) 
家族

やましたくにこ
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「おはよう!」

午前6時に起きてくるなりパパは僕とママにキスをした。そのままキッチンに
立ち、フレンチトーストとサラダ、コーヒーの食事を作ってくれた。テーブル
には朝の光があふれ、食事は申し分なくおいしく、ママはきれいだった。

「さあ、今日はどこに出かけようか」
「あら、いいの? 今日のうちに片づけないといけないお仕事はなかったの?」
「仕事が何だというんだ。今日は家族水入らずで過ごすんじゃないか。遊園地
がいいか、それともデパートでショッピング、レストランで食事、それとも郊
外へドライブか、何でも望みをいいたまえ!」
「うれしいわ、あなた。ではドライブして遊園地に行って食事してショッピン
グしましょ!」
「おやすいご用さ。では支度するんだ! ぐずぐずするんじゃないぞ!」

すばらしい一日が始まった。パパの運転する車は5月のさわやかな風とともに
住宅街から丘を駆け、森を抜け、ラベンダー畑を下り、海沿いの道を走り、か
と思うと都心の混雑の中をすいすい通り抜けた。行く先々でいろんな人々、い
ろんな出来事、わくわくするような驚きや発見がぼくたちを待っていた。

ぼくもパパもママもよく笑い、よく食べ、飲み、歌い、思う存分おしゃべりし
た。でも、まだまだ足りなかった。家に帰り着いてからもぼくたちはリビング
に集まり、あれやこれや思い出してはおしゃべりを続けた。

「ああ楽しかった。ランチもディナーもおいしかったし、あのジェットコース
ター最高、また行きましょ。あら、ワイン飲み放題だったのにもっと飲めばよ
かった。そういえばこの間買った青い幾何学模様のスカーフをしていこうと思
ったのに忘れてたわ」
「すれ違った車の窓から犬が首出してたね、ほら、遊園地の手前の。ぼくも犬、
飼いたいな。アイスクリームはやっぱりダブルサイズにしとけばよかった。ゲ
ームももっとしたかったな」
「あのショッピングセンターの裏手の池ではでかい魚が釣れるらしい。今度は
釣り竿持参だ。フィッシングベストとキャップが必要だな。カメラもやっぱり
ほしいな」
「雑誌に載ってたあのカフェ、今度こそ行かなくちゃ。それからキッチンの窓
用カーテンを」
「遊園地では実はお化け屋敷に入りたかったんだよ。そうだ、今度はお弁当持
っていこう。パパが作ってやるよ。それとも」「ねえねえ宇宙船XX201のプラ
モ、限定版なんだって」

誰も彼もあまりにも一生懸命しゃべるので疲れてきた。だんだん言葉に力が入
らなくなってきた。いや、それは疲れたからだけじゃない。寝る時間が近づい
ているのだ。

「ねえあなた、うちも犬を飼うべきかしら」
「犬ねえ。だれが世話するんだ」
「もちろんぼくだよ」
「おまえ、無理だろ。よく考えなさい」
「でも…」
「確かによその家みたいなわけにはいかないわね」
「ロボット犬じゃだめなのか」
「生きた犬が飼いたいんだ。毛のふわふわした犬」
「そんなことを…言っても」
「なんだか急に眠く…なってきたわ」
「パパもだ…いや、まだだいじょうぶだ。おまえたち、他に話しておくべきこ
とはないのか。いま…なら」
「ええ、私も…私もだいじょうぶよ。犬…犬はどうしましょ…」
「パパ、ママ、いいよ、次のときにまたみんなで話し合おう!」
「次って…いつ…だっけ」

ぼくはカレンダーを見た。今日は5月9日。もうすぐ10日になるけど。
「5月21日にパパとママで話し合っておいて。ぼくはまかせるよ」
聞こえたのか聞こえないのか、パパもママもその場で寝てしまった。年齢のせ
いで、ぼくより疲れがこたえるのだろう。

ぼくはひとり残され、すうすう寝息をたてる二人を見ていた。どうして、ぼく
たち家族はこうなんだろう? パパは生まれつき1日起きていると次の2日は死
んだように眠らなければならない体質。つまり3日のうち1日しか起きていられ
ない。そんなパパが同じように4日のうち1日しか起きてられないママと出会っ
て結婚した。ふたりがそろって起きていられるのは12日に1日だけなのだ。

パパはママを、ママはパパをとても愛しているから、一日でも一緒にいたいの
に、でも、それができないのだ。よその家ではそんなことはない。家族は、夜
が来てみんなそれぞれ眠りについても、朝が来ればまたみんな目覚め、一日を
ともにすることができるのだ。それがどんなにすばらしいことか、もちろん、
みんな考えたこともないだろうけど。

ぼく自身もいまは急速に近づいてくる眠気の予兆のようなものと闘っていた。
もう残り時間があまりない。ふと、パパとママを見ると、ふたりは顔を向き合
わせ、手の指先がかすかにふれあうように眠っていた。口元にはほほえみさえ
浮かべて。ぼくははっとした。

パパとママがともに起きている日は12日に1日しかない。でも、残り11日のう
ち、6日間はふたりとも眠っている日なのだ。ひょっとしたらその6日間は、ふ
たりとも同じ世界にいるのかもしれない。たとえ、目覚めたときにその世界の
記憶がないとしても。

そのことに気づいて、ぼくはほんの少し、気持ちが楽になった。ああ、そうい
えばママが前に言ってたことがある。ずいぶんむかし、ぼくが生まれるよりず
っとずっと前だけど、なんとかいうテレビ番組があったそうだ。なんだっけ…
「夢であいましょう」だっけ? いや、そんなことより、いまのうちに片づけ
と戸締まりをしておかなくちゃ。あといくらもしないうちに、脳天を巨大なハ
ンマーで殴られるような強烈な眠気がぼくを襲う。そうなったらもはや抗うこ
とはできず、ぼくは4日間の眠りにつかなければいけない。

そう、ぼくは生まれつき1日起きてると4日寝ていないといけない体質なのだ。
5日後の5月14日にぼくが目覚めてもパパもママは眠っているだろう。その次の
19日もだ。21日はパパとママは起きているがぼくは眠っているだろう。パパと
ママとぼくと、3人が次にそろって起きている日は60日後の7月8日なのだ。そ
のとき、ぼくは犬を飼えるようになっているだろうか。アイスクリームのダブ
ルサイズを食べられるだろうか。宇宙船のプラモは

【やましたくにこ】kue@pop02.odn.ne.jp
みっどないと MIDNIGHT短編小説倶楽部
<http://www1.odn.ne.jp/%7Ecay94120/>

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shockwave.com AWARD 2005
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今年で6回目を迎える公募作品コンテスト。プロ、アマ問わず、Flashアニメー
ション、ショートフィルム、その他shockwave.comにふさわしいと考える作品
を幅広く募集。
入賞者は賞金以外にも、shockwave.comで作品デビューする機会あり。

テーマ:Entertainment is Everywhere
応募資格:プロ、アマ、個人、ユニットは問わない
作品資格:著作権が応募者のみに帰属しshockwave.comサイトや配布可能メデ
ィアで1年間配信可能な作品
応募要項:詳細はサイトにて
締切:2005年9月30日
賞:グランプリ各部門1作品賞金30万円、賞状&受賞者デジタルバッヂほか
主催:アトムショックウェーブ株式会社
問い合わせ先:運営事務局(award@shockwave.co.jp)

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Mebic+デジタルクリエイターズpresents
KNN Night Kansai vol.02「テレビとインターネットは融合するのか?」
~地上波テレビが死ぬまでにやっておきたいいくつかの事~
<http://www.dgcr.com/seminar/knn.html>
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毎月定例で最新のインターネットの醍醐味をお伝えするプレゼンテーション
「KNN Night」。話題になる前のインターネットメディアを、少しだけ未来の
視点で、マーケティング的要素と、ユーザーサイドの心理的影響と、海外動向
をあわせもってレクチャーする会合となります。

また、実際に日本においての展開や事業性ををふくめ、懇親会を通じて、ネッ
トワーキングする新しいタイプのセミナーです。ぜひ気軽にお越しください!

講演内容:「テレビとインターネットは融合するのか?」
~地上波テレビが死ぬまでにやっておきたいいくつかの事~

米国で生まれた「Tivo」というハードディスクレコーダーは、TVの視聴を根底
からくつがえすものとなった。CMスキップ問題から、真のタイムシフトによっ
て、テレビが生まれてはじめて「危機」を感じている。

「視聴率」から、「視聴数」、「視聴質」へ。ダブルスクリーン問題から、携
帯端末、ワンセグ放送まで。

何のための、誰のためのデジタルTVなのか? そして、メディアに君臨してい
たTVはいったいどうなるのか? をKNN独自の視点で、解説いたします。

日時:9月5日(月)19:00開演
会場:扇町インキュベーションプラザ Mebic(大阪市北区南扇町6-28)
<http://www.mebic.com/>
講師:神田敏晶 <http://www.knn.com>
参加費:セミナー3,000円、交流会3,500円
申し込み:info@dgcr.com宛に題名「KNN Night 関西」本文「お名前、フリガ
ナ、郵便番号、住所、会社名、メールアドレス、交流会参加の有無、メッセー
ジ」にて送りください。
共催:扇町インキュベーションプラザ Mebic


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■編集後記(9/2)
・今年の8月はあっという間に終わってしまったが、そういえば昨年、一昨年
は今頃何をしていたのか、もはやすっかり忘れているので、バックナンバーの
編集後記をひっくり返してみた。2003年は「進行中のプロジェクトがいくつも
あるが、そのうち年内の結実はいくつになるのだろうか」と書いているが、そ
の件は未だに結実していないのであった。そして「わたしにとって現実的な大
プロジェクトはやはり引っ越しだ」とある。その後3か月は毎日がモノを捨て
る作業に没頭していた。いま思うと、オークションに出せば数十万円にはなっ
たであろうモノたちをひたすら捨てていた。ああ、惜しかった。2004年は「首
都圏に大地震が起こる可能性、なんてのはもうだいぶ前から言われ続けている
のだが、そろそろ本当に危ないのかもしれない」と書く。そして、「首都圏大
震災と国家の陰謀」というトンデモ本を紹介している。やはり、防災の日前後
にはそういう本を眺めるのがわたしのドロ縄的対策らしい。いま読んでいるの
が「誰も書かなかった大震災生存の達人」という、タイトルからしてチョット
ナーな小学館文庫。こんな分野に達人はないだろう。戦史、軍事の専門家にし
てサバイバル・テクニックの達人という柘植久慶サンの災害脱出指南書の書き
下ろしだ。役立つことが書いてあるのだが、ほとんど素人の文章なので読んで
いてつらい(小説家でもあるはずだが)。でも、こういうオヤジが町内会にい
たらいざというとき頼りになりそうだ。そんな事態はあってほしくないけど。
FRIDAYの「最も危険な竜巻型地震雲が関東上空に次々と出現」という記事をい
ちおうチェックしておこうっと。                (柴田)

・人間の身体って凄いね。調子悪い時は全くお腹が空かないし、むしろ吐いた
りしてスクラム組んで阻止されるのに、あら何この空腹感久しぶり、きたきた
ーと。元気になったと知らせてくれるの。メールくださった方々ありがとうご
ざいます。/二枚応募してるから当たったらご一緒しましょうね、と誘って下
さってたO田さんから、二枚とも外れましたメールが。人に分け与えようとす
る優しさのある人に一枚ぐらいは当たれよぉ、神はいないのかっかっかっ(エ
コー)。/たまにヤフオクに出品することがある。たくさんあって、周りにほ
いほいあげた残り。こういうのに限って予想以上に高値になることが多く、ヘ
タレなもんだから、あげた人たちに、やばい、どうしよう、早期終了しようか、
高すぎるなんて相談するのだが、その時点で二番以下だったため買えなかった
人のことはどうするんだと諭される。最初は、自分が価値ありと思った物の市
場価値を知りたいなんて気持ちがあるんだが、そんなのぶっ飛ぶね。終了後、
自分が確認する前に相談者らから連絡が入る。ありえねぇと。当初予想の数十
倍価格に後ろめたさ。濡れ手に粟の金持ちにはなれねぇなと。小せぇ、小せぇ。
(落語聞いた後に書きました)              (hammer.mule)
<http://www.dgcr.com/seminar/knn.html>  開講迫る!

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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