[1845] ちょいダサに惹かれる

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1845    2005/10/18.Tue.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18346部
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    <デジクリ主催「マクロメディア Studio8 緊急特別セミナー>   

■デジタルサウンズ研究室 
 臍で茶をわかしスティームパンク
 モモヨ(リザード)

■買い物の王子さま(104)
 ちょいダサに惹かれる
 石原 強

■カラーマネージメント三角絞め…(26)  
 RGBで入稿すべきか? CMYKか?
 上原ゼンジ

■イベント案内
 明治大学シンポジウム「インターネット安全運転の心得」
 「DAYS JAPAN」のイベント開催とボランティア募集のお知らせ

■セミナー案内
 『CSS Nite Vol.1』鷹野雅弘
 デジクリ主催「マクロメディア Studio8 緊急特別セミナー(仮)」




■デジタルサウンズ研究室 
臍で茶をわかしスティームパンク

モモヨ(リザード)
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七十年代終りの宇宙船カプセルの使用権を、ライブドア堀江社長が購入したと
いうニュースをテレビで流していた。その一方で、他局は楽天の社長がTBSと
の合併話を披露している。コメンテーターが「ITバブル」「金余りだ」と、い
つもながらのコメントを口にする。

私のような浪人(フリー)には実情がわからない。コメンテーターのいうこと
も理解不能だ。金余りだというなら、なぜ私のような「一文なし」に金がまわ
ってこないのだろう。なんて子供じみたことをつい考えてしまう。一文なしで
子育てという、この身の不幸……なんて、センチメンタルな気分に浸りそうに
なってしまうが、お尻ぺんぺん、である。

そのうえに、テレビのテロップで「今日、小泉首相が靖国参拝」というニュー
スが流れる。なんだこりゃ、という気分。どんなに凄いニュースかと思ったら、
選挙で大勝して隙を見せだした総理の日常というだけのことではないか。これ、
テロップで流すほどのことか、そう思ってしまう。

外国からあれこれ言われているのは解るが、私達にすれば、ただの親父のお宮
参りではないか。選挙で大勝して隙が生じた親父のお宮参りをわざわざ報道す
るのが痛々しい。報道機関が無視して、あの親父も懲りないね、みんなで、冷
笑してればいいのに……そう思う。

しかし、堀江社長が、ロシアの中古カプセルを前にしてのインタビューは、絵
になっていた。

堀江社長がアメ横の軍用品横流し屋さんの店員に見えた。いつものラフな格好
で商用宇宙旅行について見識をぶちあげている姿は、風物詩としてみれば、ほ
ほえましいし、まさにサイバーパンク、いやサイバージャンクの世界である。

しかし、インタビューの中で「時空をこえれば不老不死にすら手が届く」とい
う彼の理屈には笑った。これは、SF以前、日本昔ばなしのレベルである。時空
をこえることはSFの世界では常識になっている。しかし、その世界でも、時空
を越えても主体にとっての時間は変わらない、はずだったのだが、どうなんだ
ろう?

ああ、堀江社長の映像を見たのがいけなかったのか、ニュースが全て馬鹿馬鹿
しく見えてきた。臍で茶を沸かすというのが正直な感想だ。景気だってまだま
だ悪い。毎日、疲れはて自殺を考える人たちが街をさすらっているというのに、
流れてくるニュースは、あまりに生活とかけはなれている。人間とは、ほんら
いはノウテンキな存在なのだ、そうも思う。もう勝手にやってればいい。

しかし、三木谷社長はなぜ田尾監督の首を斬ったのだろう。三年は監督をやっ
てもらうはずではなかったのか。そういう話だからこそ楽天球団を応援した人
は多いはず。いまのTBSとの騒動がどう落ち着くかわからないが、その直前の
田尾解任は、今後の三木谷発言の信憑性が薄く感じられる原因となる。こんな
ことは子供でもわかる。

こんなだからニュースを見ていて鼻で笑ってしまう。子供たちがまともにとり
あえる世の中に近づけるように、世のおやじたちは、まだまだ戦わなければな
らない、そういうことであろう。

臍で茶を沸かし蒸気機関でスティームパンク、そんな感じか。

モモヨ(リザード)管原保雄
<http://www.babylonic.com/>

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■買い物の王子さま(104)
ちょいダサに惹かれる

石原 強
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パソコンを使っている時でも、手元で使える電卓が意外と重宝です。これまで
使っていたものはサイズが小さくて使いずらいので、新しいものを探すことに
しました。電卓はデスクの小物の一つとして定番なので、ネットで検索すると
それこそ星の数ほど見つかります。

使いやすさを考えると片手で持てるくらいのサイズで、液晶画面とボタンはな
るべく大きいほうがいい。足し算、引き算がほとんどなので、関数などの複雑
な計算機能は必要ありません。それに加えて他の人があまり使ってなさそうな
ものが欲しい。

海外のインテリアやステーショナリーをセレクトするお店をいくつか見比べて、
気に入ったものをいくつか選び出しました。やはり最後の決め手はデザインで
す。フランスのレクソンやドイツのブラウンといったメーカーには洗練された
ものがあったけど、一番惹かれたのは「ちょいダサ」なデザインの電卓です。

最近ではあまり見かけない角張った形に、グレートーンのカラーがいかにも事
務機器然としています。使う時に液晶画面を開けるという「ギミック」は、昔
遊んだゲームウォッチみたいで懐かしい。'80年代を感じさせます。

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Olivetti社より販売されているドイツ・フランクフルト Triumph社の8桁表示
の計算機です。Triumph社はドイツの伝統的な計算機メ-カ-です。
---

オリベッティ社はイタリアの事務機器メーカー。優れたデザインの製品で知ら
れ、特に著名なデザイナーが手がけたタイプライターは使われなくなった今も
インテリアとして人気が高い。この電卓はトライアンフ社がオリベッティより
供給を受けて自社ブランドで販売しているものらしい。

唯一の不満な点は、表示が8桁とちょっと少なめなこと。しかし、きちんと計
算する時は間違いのないようにエクセルを使うに決まってまいす。億単位の計
算の場合、千単位で切り捨てることも多いので割り切りました。
電卓は今や100円ショップにもある時代。値段は3,780円とは決して安くないけ
ど、不思議な魅力に逆らえず注文してしまいました。お店からは注文当日に
「本日発送」のメールがあり2日で手元に届きました。箱を開けると緩衝材代
わりの新聞紙にくるまれていました。

液晶を開くと「カチッ」という音がして止まります。「準備OK」という合図の
ようです。電源オンも連動していれば良かったのだけどそれは無し。左上のON
ボタンを押すと、液晶画面にゼロの表示が現れて使えるようになります。

しかし、この音がことのほか耳に気持ちよくて、使わない時も手元で意味なく
開いたり閉じたり。計算に使っている時間より「鳴らしている」時間のほうが
長いかもしれません。

電卓を買ったお店「インテリアショップ C.D.F」
<http://www.cdf-online.jp/>

【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
電卓をコレクションしているサイトを見つけました。「電卓博物館」
<http://www.dentaku-museum.com/index-t.html>
本当に様々な形の電卓が並んで壮観ですが極めつけこれ。そろばん一体型!
<http://www.dentaku-museum.com/calc/calculator/sorocal/el8148/el8148-
ex.html>
・ウェブアナ
<http://www.webanalyst.jp/mt/>

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■カラーマネージメント三角絞め…(26)  
RGBで入稿すべきか? CMYKか?

上原ゼンジ
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RGBで入稿すべきか? CMYKで入稿すべきか?
DTPに長らくつきまとってきたテーマでもある。

理想を言えばRGBで入稿すべきだ。Photoshopを使えばCMYK化することは簡単だ
が、枚葉機で刷るのか輪転機なのか? 用紙はアート紙? コート紙? 上質
紙? といったことも踏まえて印刷への最適化を図る必要があるからだ。こう
いった技術はカメラマンやデザイナーには通常ないわけで、製版サイドに任せ
るべき仕事だろう。

実際に製版現場の人に聞いてみても、プロファイル付きのRGBデータで貰うの
が一番という声は聞くが、CMYKで欲しいという意見は聞いたことがない。では
な、ぜいまだに「CMYKで入稿しましょう」というようなルールが生きているの
かと言えば、
◇製版現場の意見が無視されて古いルールが生きてしまっている。
◇今までCMYKで入稿してくれと言ってきたので、RGBで欲しいと言いづらい
といったレベルの話だ。

これだけデジタルカメラが普及しているのだから、CMYKでないと受け付けませ
んということでは、印刷会社も仕事は成り立たない。「何か素性の分からない
RGBデータ」というのは確かに嫌われるが、ホワイトバランスに気を配って撮
影された写真、キャリブレーションのとれたモニタを使って描いたイラストに、
正しいプロファイルが埋め込んであれば何の問題もない。

同人誌やチラシの印刷を格安で引き受けているような印刷会社の場合は、CMYK
での入稿を義務付けている場合も多いが、これは安い代わりに色に関する責任
は持てませんというようなケースだ。きちんとコミュニケーションを取りなが
らデータの補正を行なう場合は、RGBでの処理が適している。

確かに今までCMYKでの入稿というのがルールであったが、より良い仕上がりを
目指すためにも、ワークフローの見直しをしてみるべきだろう。

とはいうものの、「CMYKで欲しい」とだけ言われて、それに従わなければなら
ないような場合もある。そのような場合は、質のいいプロファイルを使って変
換すればいいだろう。おすすめはアドビ製品にバンドルされた「Japan Color
2001 Coated」と「Japan Web Coated(Ad)」で、それぞれ枚葉機用とオフ輪
用だ。あとでレタッチが入ることも考えて、階調に破綻が起きないように変換
しておく必要があるからだ。

RGBデータの場合にはプロファイルは必須だが、CMYKデータの場合はプロファ
イルが嫌われる場合がある。RIPでカラーマネージメントが働いて、意図せず
CMYK to CMYK変換がかかってしまうことがあるからだ。そこでCMYKに変換して
入稿する場合には「プロファイルは、埋め込まないで」という指示があるわけ
だが、この場合も「どういったプロファイルで変換をしたのか」が製版サイド
に伝わることが望ましい。レタッチの際の参考になるからだ。

シャープネスの処理は、やはり製版サイドに任せることが望ましい。画像の絵
柄やサイズによってシャープネスのかけ方は変わってくるし、画像の補整等、
レタッチがすべて終わってから行うべき処理だからだ。

●仕上がりイメージの指示

仕上がりに対するイメージがある場合には、きちんと指示を出すべきだろう。
「ある部分のトーンを大切にしたいから、つぶれないようにして欲しい」とか
「アンダー目なのは意図的なので、明るく補正しないで欲しい」といったよう
な指示だ。見本のプリントを添付して、指示を書いておけば分かりやすいだろ
う。

見本のプリントを添付する際に現場を混乱させるのは、そのプリントに何の指
示もない場合だ。現場では見本のように補正して欲しいのか、ただの内容見本
で色に関しては無視していいのか分からない。見本は自分のイメージ通りに出
力できているのか? できていないとしたら、「添付の見本では人物の肌がく
すんでいますが、明るくきれいにお願いします」といった指示もしておくべき
だろう。

ただし、この見本のプリントにはいくつか関門がある。カメラマンが指示をし
たとしても、編集者やデザイナーが無視してしまう場合がある。また運良くデ
ータと一緒に入稿されてもサーバーを通じてのデータのやりとりでは、ハード
コピーによる指示はオペレーターまで届かないことがあるからだ。

必ずしも見本プリントがオペレーターまで届かないことがあるということは納
得の上で、表現の意図があるのなら、後工程に伝える努力はすべきだろう。製
版現場で知りたいのも、どのように仕上げて欲しいのかというクリエイターの
意図だからだ。

【うえはらぜんじ】zenji@maminka.com
写真撮影からデザインまでを生業とする。JPCカラーマネージメント委員会副
委員長。MD研究会所属。「デジタルフォトグラフィー─エキスパートのPhotos
hopテクニック」(オライリー・ジャパン刊)監修

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■イベント案内
IT社会をどう生きるか 明治大学シンポジウム 第5弾
「インターネット安全運転の心得」
<http://www.cyber-literacy.com/ja/sympo/05/annai.html>
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パネラー:尾花紀子、高橋慈子、新麗
会期:10月20日(木)18:00~20:00 
会場:明治大学リバティタワー13階・1134号室(JRお茶の水駅より3分)
主催:明治大学法学部
内容:「インターネット安全運転」のために守るべき初歩的なルールから、降
りかかるスパムやウイルスへの具体的な対処法まで、誰もが知っておくべき、
そしてすぐ役に立つ実用的な話題を取り上げる。誰でも参加できる。入場無料。

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■イベント案内
DAYS JAPANのイベント開催とボランティア募集のお知らせ

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<広河隆一さんからのメッセージ>

私が編集長をしている「DAYS JAPAN」は、創刊から1年8か月が過ぎました。そ
の間、「DAYS JAPAN」は国内外で急速に評価を高めてまいりました。今年10月、
オランダ・アムステルダムにて世界報道写真財団が50周年記念行事を行いまし
たが、そこで「DAYS JAPAN」2004年5月号「パレスチナ特集」が、パリマッチ
誌「ハンガリー革命特集」、ライフ誌「ケネディ暗殺特集」などと並び、過去
50年間の「重要なメディア報道」に選ばれました。しかし、日本と世界の状況
は厳しさを増す一方で、いよいよ「DAYS JAPAN」の真価が問われる正念場を迎
えております。こうした時代に「DAYS JAPAN」を発刊し続けていくために、私
たちは下記のイベントを企画致しました。これらのイベントへの参加申込みを
お願いするとともに、準備や運営を手伝ってくださる方々を募集いたします。
詳細については、下記をご覧ください。

●イベント 予約申込み制
1)広河隆一講演会「メディアは命を救えるか」
過酷な状況の中で呻吟する人々の声、かき消されていく声を、メディアは、ジ
ャーナリストはどう伝えるべきか。パレスチナ、アフガニスタン、イラク、そ
してチェルノブイリの写真とともに、危機にあるメディアを検証する。
日時:12月1日(木)18:30開場 19:00開演
場所:なかのZEROホール 小ホール(JR中央線中野駅南口より徒歩7分)
<http://www.nices.or.jp/02guidance/02-1.html>
定員:500名
参加費:800円 「DAYS JAPAN」定期購読者バッジ持参者、高校生以下は600円

2)第2回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2006 公開審査会
昨年に引き続き、第2回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞を行います。第1次
審査は一般市民より参加者を募り、公開で行います。あなたも審査員のひとり
として、ぜひ参加してください。
日時:2006年1月27日(金)18:30~21:30
場所:文京シビックホール 小ホール(東京メトロ後楽園駅下車すぐ)
<http://www.b-civichall.com/>
定員:300名
参加費:1,000円

上記イベントに関する申込方法
氏名、住所、電話番号、申込人数を明記の上、メールにてお申込みください。
先着順に受付ハガキをお送りします。参加費は当日お支払いください。
なお、参加定員に達し次第、受付を締め切らせて頂きます。
申込先:kikaku@daysjapan.net

●ボランティア募集
広河隆一講演会と写真賞の準備、運営を手伝ってくださるボランティアを大募
集します。特別な知識、技術は必要ありません。下記日程で準備会議を開きま
すので、事前にご連絡の上どうぞお集まりください。
ボランティア準備会議
日時:11月13日(日)13:30~16:30
場所:永福和泉地域区民センター 第四集会室 
<http://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0006.htm>
連絡方法:参加者全員の氏名を明記し、11月1日(火)までに下記までご連絡
下さい。
連絡先:kikaku@daysjapan.net TEL.03-3322-4150

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■セミナー案内
『CSS Nite Vol.1』鷹野雅弘
<http://www.swwwitch.jp/event/applestore/cssnite/>
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Web標準を進める上で重要な役割を果たす「CSS」にスポットを当てるマンスリ
ーイベント。10月から12月の第3木曜日の19時から、アップルストア銀座で開
催します。主にDreamweaverとの連携という視点から、CSSの活用についてのプ
レゼンテーションとデモンストレーションを行います。Vol.1のテーマは
「DreamweaverではじめるWeb標準」、おもにページビルディングについて。

日時:10月20日(木)19:00~20:10(開場18:50)
会場:アップルストア銀座(東京都中央区銀座3-5-12)
講師:鷹野雅弘(株式会社スイッチ)
参加費:無料事前登録不要:座席数(96席)を超えると立ち見になります。

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■セミナー案内
デジクリ主催「マクロメディア Studio8 緊急特別セミナー(仮)」
<http://www.dgcr.com/seminar/20051026.html>
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マクロメディア Studio8が発売されました。2年ぶりのアップグレードでどう
変わったのか? どう生かすのか。レギュラー執筆者のまつむらまきお氏、笠
居トシヒロ氏、数々の書籍を執筆してらっしゃる森巧尚氏、植木友浩氏の解説
をお見逃しなく!

日時:10月26日(水)14:00~17:30(受付 13:30より)
場所:扇町インキュベーションプラザ
(大阪市北区南扇町6-28 水道局扇町庁舎2F TEL.06-6316-8780)
費用:1,000円 懇親会は別途。(詳細は未定、人数によって予算変動)
主催:デジタルクリエイターズ
共催予定:扇町インキュベーションプラザ

申し込み:以下よりお申し込みください。
<http://www.dgcr.com/seminar/20051026.html>


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■編集後記(10/18)
・いまわが家で人気のおやつがバター味の「たべっ子どうぶつ」である。35g
入りの小袋が一人前だ。4歳児も一回に一袋を完食。もちろん、そのときはひ
とつずつ、これは何の動物であるかをあてっこするわけだが、形から容易に名
前がわかるのはそんなに多くない。焼き込まれた英字から、これは何々である、
とえらそうに子供に教えてやるわけだが、もはや英単語の意味を忘れてしまっ
たものも出現する。しかも形状からもわからない。RACCOON、RHINOCEROS、
SQUIRREL、TAPIR、LYNX、M,DUCK、MACAW、こういった単語はにわかに日本語が
出てこないのであった。仕方なく、小袋6パックを包む外袋をとっておき、一
覧表を眺めることになる。ああ、楽しみながら外国語が覚えられること(ドイ
ツ語も併記されていた)。最近、国立国語研究所が発表した「外来語言い換え
例」が新聞に載っていた。もっとも理解率の低かったのがビオトープで、生物
生息空間と言い換える、わからん。次はコージェネレーション、熱電併給、わ
からん。リタナーブル、回収再使用、わかる。リユース、再使用、わかる。リ
デュース、ごみ発生抑制、わからん。一番理解率が高かったのはリバウンド、
揺り戻し、ダイエット用語で知られているのか。外来対象語はなんとなく意味
がわかるが、ひとことで日本語に言い換えるとかえって難解になるとは困った
ものだ。言語とはむずかしい。                 (柴田)

・10時からフォーミュラドリーム第六戦決勝。A木さんは「これとF1を見比べ
ると、いかにF1が凄いかわかるよ」と教えてくれる。十分早いし迫力あると思
うんだけど。11時過ぎからはインテグラチャレンジカップ決勝。フォーミュラ
ドリームは十数台のレースだったが、インテグラは四十数台のダンゴ状態レー
ス。車間距離が異常に狭い。凄いスピードで走っているわ、ぶつかるわと、普
段目にすることのできる形の車が違う動きをしていて新鮮。抜こうとする車の
意思みたいなのが、観戦していてわかる。あ、あれ次狙ってる、と思った車は
コーナーで抜いていく。上手い車はその裏をかいて、速度を変えたり抜けるコ
ースをおさえたりして簡単には抜かさせない。ワクワクしはじめるが、レース
はすぐに終わってしまう。お昼からは、クラシックカーにF1ドライバーが乗車
してコースを一周するドライバーズパレード。とにかく暑い。ペットボトルの
お水が、日光でぬるま湯になる。待ち時間がだるい。VやS1、S2あたりの指定
席ならこの待ち時間もピットの様子が見られて退屈しないんだろうなぁなどと
思いつつ、木陰に一時避難し、周りを見る。女の人も結構いて、みんなスタイ
ルが良いのに驚いた。赤ん坊や幼児、子供もいるし、おじいさんが一人で観戦
されていたりと年齢層が幅広い。             (hammer.mule)
<http://www.f-dream.gr.jp/>  フォーミュラドリーム
<http://www.hoa.jp/>  インテグラレースの

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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