[1869] お祭りにちょっと奮発

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1869    2005/11/22.Tue.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18369部
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          <写真を介して共通言語が出来た>         

■買い物の王子さま[108]
 お祭りにちょっと奮発
 石原 強

■デジタルサウンズ研究室 
 三度拍子ってなんなの?
 モモヨ(リザード)

■カラーマネージメント三角絞め…[31] 
 最低限のカラーマネージメント
 上原ゼンジ

■デジクリトーク 
 「デジクリ光画部」発足!
 サブリン



■買い物の王子さま[108] 
お祭りにちょっと奮発

石原 強
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11月の第3木曜日はボジョレーの解禁日。ワイン好きにとっては外せない毎年
の恒例行事です。今年は特に出来が良いという噂だし、美味しいボジョレー・
ヌーヴォーを飲みたい。でも様々な銘柄があってどれを選ぶか迷います。

「ヌーヴォー2005、選んで買えるのは今!」というタイトルの「楽天ワインニ
ュース」が届いたのは8月30日。解禁まで2か月以上あるので気が早いなと思っ
たけれど、その中にピンとくる名前を見つけてサイトにアクセスしました。

「フィリップ・パカレ」は、ブルゴーニュの有名な作り手で、一度飲んでみた
いと思っていました。でもパカレ氏の作るワインは人気がありどこのお店でも
完売でなかなか見つかりません。たまに見かけると気軽に手が出せない値段が
ついているのです。

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ワイン専門誌にとどまらず、世界中の一般的な各メディアにも取り上げられた
社会現象的ヌーヴォー。圧倒的な話題ナンバーワン!
パカレのヌーヴォー予約はお早めに!
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このお店では「ビオワイン」と呼ばれるワインの作り手を多く紹介しています。
機械や農薬を使わずに、可能な限り自然のままでブドウを栽培してワインを造
るという運動です。パカレ氏もその実践者です。しかし実際のところ、普通の
ワインと本当に違うのかと疑問を持っていました。

一本3,300円とボジョレー・ヌーボーとしては、ちょっと値段が張るけど、有
名な作り手の入門編としてはお手頃です。売り切れる前に手に入れておこうと、
予約注文することにしました。その後、指定通り11月17日の夕方にクール便で
到着しました。

ラベルには新酒であることを表す「ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール」に
パカレ氏のイニシャル「PP」がデザインされたモダンでセンス良いもの。期待
を込めてコルクを抜くと、花の香りが部屋に漂います。

華やかな香りの後に、ヌーヴォーってこんな深い味だっけ? と目からウロコ
が落ちる思いです。甘くて軽い飲みやすいお手軽ワインという印象を覆されま
した。優秀な作り手のものはやはり違います。

明細書と一緒に「テイスティングノートをつけてみませんか??」というタイ
トルのシートが同封されていました。飲んだワインの特徴を「外見」「香り」
「味」という項目で自分なりにチェックできるようになっています。採点欄も
あって本格的。これがあればワインを飲むのも楽しくなりそうです。

熟成していないボジョレーでさえこんなにおいしいなら、他のワインはもちろ
んおいしいに違いない。サイトに掲げられた価格を見て躊躇しつつ、これから
年末年始にかけてイベントが続くから、なんとか理由をつけて買ってしまおう
と家人にナイショで物色中です。

ボジョレー・ヌーヴォーを買ったお店「リカーMORISAWA」
<http://www.rakuten.co.jp/morisawa/>

【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
「初物七十五日」は初収穫した食物を食べると75日寿命が延びるという諺。
けれど初物の寿命は短い。既に週末にはコンビニで安売りしてたもんなあ。
・ウェブアナ
<http://www.webanalyst.jp/mt/>

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■デジタルサウンズ研究室
三度拍子ってなんなの?

モモヨ(リザード)
───────────────────────────────────
ロックミュージシャンとしてスタートした私が、音楽や詞の歴史をさぐるうち
に、日本の古典や芸能に足をさらわれ、いつか、そうした文献や絵巻に足をさ
らわれて、にっちもさっちも行かなくなった時期がある。そうした時期の考証
などは、私のサイトに掲載してある。
<http://www.babylonic.com>

興味のある方、ロックだけでなく、詩や歌謡(古典的謳い)に興味をお持ちの
方は、拙い三十代の論考であるが参考にはなると思うのでそちらをご覧いただ
きたい。

さて、何ゆえ、にっちもさっちも行かなくなるかというと、それは、実に簡単
な話で、私の場合、二次大戦という障害があった。日本的文化否定のまっさか
りに幼少期を過ごしたという社会的環境があげられる。が、なによりも私自身
が不勉強であるせいだろう。

専門家の著作を読んでもよくわからないのは、当然の帰結であるが、文章が直
接、音楽作品を喚起させないから、であった。それだけに、私としては、推理
小説仕立ての興味を古典芸能の探索に覚えたようである。

平家物語の本当の姿が今に残っているはずがない、とよく言われるが、それは
当然で、伝統を重んじている口承芸能、落語などであっても、いにしえの姿を
そのまま留めているとはどうも思えないし、留めていたならば、私達には伝わ
らないものになるだろう。

というのは、詩歌論の上での問題であるが、ここしばらく、私が悩み、楽しん
でいる問題がある。『三度拍子』という、リズムのかたちである。

この言葉と出合ったのは今昔物語だった。ある役場の役人が、そこにやってき
た傀儡の音楽を聴いて、その三度拍子にあわせて印判をついているうちに、三
度拍子そのものが体を動かし、ついには踊りだして、その役人が傀儡の出自で
あったことがバレた、そういう話だ。

ちなみに、私は、ロッカーを現代の河原乞食としてとらえるものである。傀儡
には、何の差別ももっていない。それどころか、傀儡に対する憧れすら抱いて
いる。そうした意味で傀儡に対する記事を集めて読んでいるうちに、上記の今
昔物語に目がいったのだった。

そして、以来、この『三度拍子』について、いろいろと考えることがある。調
子がよいというのは、この拍子が一拍三連、つまり、三連の乗り、例えばブギ
ーだとか、敬愛するボウイの曲で言えば『ジョン、私は踊りつづけているだけ
……』(勝手な邦題でごめん)とか、プリンスの『レッツゴークレイジー』だ
とか、ああいうやつだと、勝手に考えているが、実は、この正体は不明なので
ある。

どなたか、このあたりに詳しい方がおられたら是非是非連絡していただきた
い、そう願うしだいだ。

傀儡といえば、淡路から西宮にかけてが、その昔(平安時代?)根拠地だった
ことが知られている。西宮の百太夫という神が傀儡の社だという話もあるくら
いだ。こう考えると、あるいは、いまの徳島に残る阿波踊りのそれかもしれな
い。と、まあ、いろいろ空想しているうちに時代ファンタジーは膨らむわけで
ある。

この『三度拍子』という語が掲載されているのは今昔物語である。つまり王朝
期の物語だ。これまで、雅にばかり傾いて語られてきた王朝の芸能習俗だが、
当然、そこには、律動的な芸能、音楽、庶民の生活があるわけで、これを知ら
ずに、ほんとうの歴史など理解できるものじゃない。などと私は勝手にほざい
ているが、多分、専門家の方々は百も承知でいる話だろう。

いや、私が言いたいのは、である。一拍三連のビートが日本人には難しい、と
かほざいている洋楽関係者達のことである。年寄りの音楽業界人の多くは、日
本の音楽がリズムを忘れて発達した、そう思っている。これは、多分、『間』
という概念を芸能にとりこんだ先人の天才的営みが広く影響しているのだと思
われるが、実は、『間』を面白く感じるためには聴く側の人間にリズム感がな
ければならない、のである。

つまり、リズムを外すか、あわせるか、そこで、演じる者とそれを聞く側が駆
け引きを行うのである。双方にリズム感がなければ、この緊張感は、発生しな
い。

それはともかく『三度拍子』である。

しばらくは、この周辺を考え、古書店をめぐることになるだろう。

モモヨ(リザード)管原保雄
<http://www.babylonic.com>

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■カラーマネージメント三角絞め…[31] 
最低限のカラーマネージメント

上原ゼンジ
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毎回カラーマネージメントの理屈について、くどくどと書いているのは、最低
限の理屈を理解していないと、応用がきかなかったり、変なミスを犯してしま
う可能性があるからだ。しかし、そんな理屈はどうでもいいから、「最低限の
設定だけ教えて」という人もいると思うので、今回はその最低限の約束事につ
いて。

●アプリケーションの設定

アプリケーションのデフォルト設定というのは基本的にコンシューマー向けで
あったり、アメリカ向けであったりする。そこでプロが使う場合や日本で使う
場合には、用途別に設定の切り替えが必要だ。

アドビシステムズのアプリケーションの場合、基本的なカラー設定は共通して
いる。印刷に適した設定は「プリプレス用-日本2」、Web用であれば「Web・イ
ンターネット用-日本」にしておく。この設定だけしておけば細かい項目も自
動的に最適なものにセットされる。

「作業用スペース」では、新規の書類を作る場合や埋め込みプロファイルのな
い書類のカラースペースをあらかじめ決めておくことができる。以前は単純に
モニタに表示できる範囲で作業を行なっていたわけだが、「作業用スペース」
としてモニタのカラースペースと切り分けることにより、個々のモニタの特性
に依存しないで作業ができるようになった。

特に通常のモニタでは印刷の色再現域をカバーできないため、印刷の色再現域
をカバーしたAdobeRGBというカラースペースで作業を行なうことにより、色情
報のロスなくCMYK化することが可能になる。また、Webの場合の標準はsRGBと
いう規定があるので、作業用スペースはsRGBに設定する。

CMYKの作業用スペースの基本は「Japan Color 2001 Coated」。ただしこのプ
ロファイルは枚葉機用なので、オフセット輪転機で印刷する場合は「Japan
Web Coated (Ad)」、新聞用であれば「Japan Color 2002 Newspaper」を使う。
これらアドビシステムズ製のプロファイルは階調再現性に優れているのが特徴。
同じJapan Colorと名のつくプロファイルでも、変換に使うと画質が劣化して
しまうようなものもあるので、注意が必要。

従来使われてきたPhotoshopの変換テーブルでは、GCRの効き過ぎでスミっぽく
なってしまう。カスタマイズして利用することも可能だが、この変換テーブル
というのはプロファイルとは別もので、色のマッチング精度は低い。

●正しいモニタ表示とプリント

適切なモニタ表示を得るためには、いくつかの条件がある。まずモニタ自体の
表現能力の問題があるので、何年も使っていて輝度が落ちてしまっているよう
なものや、安物で色再現や階調再現に問題があるようなものは使えないという
ことだ。モニタを頼りにイラストを描くような場合はなるべく色再現域の広い
モニタがいいだろう。再現域が広いということは、使える絵の具の種類が増え
るのと同じだ。

他の人が使っているモニタと見え方を揃えるためには、同じルールでキャリブ
レーションを行なう必要がある。印刷目的の場合はガンマ値1.8、ホワイトポ
イント5000K、Webであればガンマ値2.2、ホワイトポイント6500Kに揃えるとい
うのがルールだ。目視で合わせるのではなく、キャリブレーションツールを利
用することが望ましい。

画像の色を正しく観察したければ、展開するアプリケーションもカラーマネー
ジメント対応のものでなければならない。お絵かきソフト、画像補正用ソフト、
ブラウザ等、カラーマネージメント非対応の製品が多いので注意が必要。対応、
非対応の見分けかたは、同じ画像に別々のプロファイルを埋め込んでみて、違
って見えれば対応しているということ。

RGB画像を表示させ、印刷した場合にどんな色になるのかというシミュレーシ
ョンがしたい場合は、ビューメニューの「色の校正」にチェックを入れる。そ
して校正設定で印刷のプロファイルを選択すればオーケー。

プリンタというのは初期設定のまま、ただプリントしても色は合わない。とい
うのは色がマッチすることよりも、「きれいに」プリントできることのほうが
重要だからだ。しかし、正確に印刷のシミュレーションをしたい場合は勝手に
きれいにしてくれることは余計なお世話なので、このきれいにしてくれる色補
正機能は切らなければならない。

ドキュメントの色を忠実に再現するためには、ドキュメントのプロファイルか
らプリンタのプロファイルへのプロファイル変換を行なう必要がある。この変
換はアプリケーション側、プリンタ側、RIP側で行なうことができるが、いず
れの場合も正確に一度だけ変換を行なえばいい。一度も変換しなかったり、複
数回変換してしまうと色はおかしくなってしまう。

印刷のシミュレーションをしたい場合は「校正」にチェックを入れる。いった
ん印刷のカラースペースに向けて変換することにより、印刷の色再現域に収め
ることが出来るようになるからだ。

プリンタのプロファイルはプリンタ附属の用紙別のプロファイルを利用してみ
る。プリンタ個々の色の偏りを吸収することはできないが、プロファイルが良
ければ、そこそこ色は合ってくる。ただし、どうしても満足できないような場
合は、測定器とプロファイル作成ツールにより、個別のプロファイルを作成す
る必要が出てくる。

【うえはらぜんじ】zenji@maminka.com
写真撮影からデザインまでを生業とする。JPCカラーマネージメント委員会副
委員長。MD研究会所属。「デジタルフォトグラフィー─エキスパートのPhotos
hopテクニック」(オライリー・ジャパン刊)監修

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■デジクリトーク 
「デジクリ光画部」発足!

サブリン
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久しぶりのコラム、まずは先に開催された「Photoshop World」、たくさんの
来場ありがとうございます! なんだか色んな話をしたけど、概ね好評だった
ようでホッと安心。Photoshopは一番使ってるソフトなので、日本初開催のイ
ベントに参加できて、楽しかった~(^^)

Adobe Photoshop World in JAPAN
<http://www.photoshopworld.jp/>

さてさて、今回デジクリトークとしてコラムを書くのは、ぶっちゃけ宣伝なの
だ(笑)。デジクリの姉妹誌「写真を楽しむ生活」に、連載を開始することに
なった。「Photoshop World」で、おまけとして解説した、白黒写真の話が結
構反響もあり、今回クリエイターとして、そして写真家としての両方の視点か
ら、「写真」についてアレやコレやとお話していこうと決断。

特に最近のデジタル一眼レフが普及できるような価格帯になったからか、ボク
の周りでも購入している人が多発(しかもボクがニコン党なのか、ニコンユー
ザーがニコンユーザーを呼ぶのか、9割方ニコンなんだよねえ(^^;)。mixiで1
年ちょっと前から写真をアップしているせいか、同じ機種なら同じ写真が撮れ
るはず! と思ったり、解らなくなったら聞こう! ってことらしい(笑)

そのmixiで、マイミク(友達)限定で写真部を開催しているが、現在なんと総
勢90名という巨大な部になっている。デザイナーだけではなく、多くのプログ
ラマーなど、デザイン業じゃない人も買っているのが面白い。絵描きソフトな
ら、絵が描ける人限定になるけど、写真は最終的にはセンスが問われるところ
があるものの、シャッターを押せば絵になるから、敷居がそれだけ低いんだと
思う。

そして、なんだかどんどん友人の友人もデジタルカメラを買ったりして、それ
までblogをプログラムしていた人たちが、画像アップ機能を付けたり、デジタ
ル界での波及の仕方が最近楽しすぎる。(笑)

そして一番面白いのが、今まで夜型で徹夜しながら、家に引き籠もっていたク
リエイターたちが、近所を散策しながら撮影してたり、バスツアーやらチャリ
やらでわざわざ観光地まで出かけて撮影したり、陽の光を浴びたがる、外出し
たくなる、という非常に健康的なムーヴメントになっていることだw。

mixiの写真部でも、たまに「部活」と称してどっかに集まってはちゃんと「部
活動」をして、カメラテクを講義したり。コンピュータやソフト以外の話で盛
り上がるのも健康的だし、良い気分転換になっているみたい。

なんかのイベントの後、飲み会などでみんなが席に着くと、ゴトッとカメラが
人数分机に置かれたり、料理が出る度にパシャパシャと撮影してる謎の集団が
いたら、多分僕らだろうな(笑)。傍目からは異様かも知れないが、なんか新
しい風が吹いてる感じだし、今まで仕事=楽しみだった人たちが、別の趣味が
出来たってことはとっても良いことだと思う。特にプログラマーとデザイナー
ってあまり接点がなかったんだけど、写真を介して共通言語が出来たというの
もいい動きだ。

またコンデジ→デジタル一眼レフになったユーザーの多くが、レンズはもちろ
ん、LOMO LC-A やホルガ、ポラ、ピンホールカメラ、銀塩一眼レフなど、あら
ゆる写真関連の機材に興味を示して、カメラの世界に魅了されていくのも動向
としてあるみたい。流石に中判や大判などに手が伸びているユーザーはまだい
ないようだが、それだけ写真って魅力のある世界なんだよねえ。

ボクもこないだまで開催されていた幾つかの写真展に出向いてみたけど、他の
人の作品に触れると、俄然やる気が出るって言うか、クリエイター魂に火が点
くって言うか、シャッターを押したくなる。

連載では、一般的な写真に関する考察やテクニック系コラム以外にも、デジタ
ル加工やソフトに関する情報やテクニックも取り上げるつもり。「Photoshop
World」で取り上げた白黒写真アクションなどもバージョンアップして公開す
る予定。

……てなワケで、まだ購読していない方で写真に興味がある方、ぜひぜひ、姉
妹誌である『写真を楽しむ生活』、よろしくお願いします! 週の前半に連載
予定だが、このメールニュース、写真に関する情報をまとめてくれてるので、
とっても便利。この記事を読んだきっかけに、購読してねん。

『写真を楽しむ生活』連載・『デジクリ光画部』by サブリン
<http://www.dgcr.com/photo/>

【サブリン/クリエイター・デザイナー・写真家】
写真を楽しむ人が増えたけど、いまいちテクニックに関する情報がまとまって
いない感じ…なので、いま本を書きはじめてます。出版社未定だけど、夏から
秋くらいを目指してます。興味ある出版社さん、連絡チョーダイ(笑)
<http://www.saburi.com/>
機材メモ的blog『物欲阿修羅道』<http://saburi.exblog.jp/>

<応募受付中のプレゼント>
Web Designing 2005年12月号 本誌1866号(11/25締切)


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■編集後記(11/22)
・「知恵蔵」対「イミダス」である。なにが? って付録の。前者は「訪ねて
みたい歴史・祭り・自然 情報日本地図」と手帳、後者は「平成の大合併地図
帳&都道府県データマップ」と手帳。ほとんど同じなんだけど。両者は情報交
換しながらつくっているのだろうか。付録が気になって、書店を数軒回ったが、
たいていはゴムバンドで十文字にとめられていて、中身を確認できない。頼め
ば見せてくれるのだろうが、買わないのに手間かけるのも悪いし。それでも
TSUTAYAだけが、本体と地図帳を手にとって見られるようになっていた。本体
は要らないけど(関係した人、すいません)地図帳は欲しい。どっちがいいか
見比べてみた。大合併地図帳の合併図解は、わたしのようなマニアは喜ぶが、
あまり一般的ではないと思う。情報地図帳は県別の地図がとても美しく、整理
された合併情報もちゃんと入っている。こっちのほうが楽しいし役立ちそうだ。
こういう地図はいくら見ていても飽きない。手帳はサイズは同一、ページ数も
ほぼ同じ。内容も似たようなものである。ただし、手帳のサンプルはその場に
はなかった。十文字の隙間から覗くと、なかなか上品な体裁で1,000円くらい
の手帳といい勝負かもしれない。地図帳だって単独なら1,000円でも買いたい。
地図帳と手帳を求めたら、分厚い本体がおまけについてきた、ってな感じ。結
局、買わないんだけど。ダイソーの「首都圏広域地図」がいい出来で、ひまが
あると眺めている。ああ、ひとりで電車乗りに出たい。      (柴田)

・PSP版塊魂「僕の私の塊魂」の予約特典は、王子オリジナルポーチ。PSPのカ
バーなのだが、PSPを見ても王子のシルエットにしか見えなくなってきた。グ
ッズのアイデアを出した人に拍手である。「みんな大好き」はUSAや韓国に続
き、ヨーロッパでも発売されるって。とか元気に書いているが、実は初代塊魂
の携帯ストラップについていた「塊の上に座る王子」が、いなくなってしまっ
た。ボールチェーンがはずれてしまったのだ。みんな大好きの携帯マスコット
や、長く持ち続けている「不思議(奇跡)のメダイ」は鞄の中に残っていた。
どちらかというと仏教徒な自分は、ロザリオ(クロス系)でさえファッション
でつけるのをためらうのだが、このメダイはお土産にもらい「このメダイは自
分のためではなくて、人の幸せを祈るために持つもの」と教えられ、アクセサ
リーをあまり身に付けないので携帯につけている。王子はいなくなったがメダ
イは残ったからいいか。                 (hammer.mule)
<http://namco-ch.net/katamari_mi_psp/index.php>  僕の私の
<http://homepage3.nifty.com/makisimiriana/omedai.html>  メダイ

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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