[1994] ニュルンベルクの夜空を見ながら

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1994   2006/06/19.Mon.14:00.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 17712部
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     <「2億4000万の瞳」のジャパンでクロアチアに圧勝!>    

■KNNエンパワーメントコラム
 ニュルンベルクの夜空を見ながら
 神田敏晶
 
■Powerbook Publishing Project 
 写真的テキスト術(3)悪意のある表現の実例
 8月サンタ

■クリエイター手抜きプロジェクト[92]Illustrator CS/CS2編
 緯度・経度の線を描く
 古籏一浩

■マガジンガイド
 『コマーシャル・フォト』2006年7月号
 Web Designing 2006年7月号 毎日コミュニケーションズ刊



■KNNエンパワーメントコラム
ニュルンベルクの夜空を見ながら

神田敏晶
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KNN神田@ニュルンベルクです。

ドイツのクルマでの移動生活が2週間目になった。日本戦が終わり、パブリッ
クビューイングで、クロアチアのバンドに、ブラジルのサンバ、韓国の熱狂に
とサッカーにおける国際交流中!

ニュルンベルグの中心地には、パブリックビューイングが用意され、ビールを
片手に、ドイツ語、クロアチア語、日本語、ポルトガル語、英語、韓国語、フ
ランス語が飛び交っている。リズムもユーロあり、サンバあり、ガーナリズム
もありだ!

サッカーという、シンプルなルールのスポーツに、「世界のヒマ人」が世界か
ら、このドイツに集まっている。そう、W杯は、サッカー以外に「世界のヒマ
人の祭典」というもうひとつの大きなフェスティバルでもある。

お金があっても、一か月ちかく、このスポーツ観戦につきあうのは、難しい。
忙しい人では、無理なのだ。チケットがなくても、パブリックビューイングで
楽しめる。

そうやって考えてみると、ドイツは、このヨーロッパ大陸と、つながっている
ので、クルマと暇さえあれば、無料でこの雰囲気が楽しめる環境にある。しか
も制限時速なしの高速道路アウトバーンで走れば、ドイツ国内は3時間もあれ
ば、すぐに外国にもいける。しかも、このアウトバーンが、無料であることに
さらにびっくり!!!

クロアチアは、日曜日の試合にあわせて、2?3日前からクルマに便乗して大挙
おしよせてきた。クロアチアからニュルンベルクまで680kmしかないのだ。6人
乗りのキャンピングカーでは、一人100kmちょっとの運転で、6時間程度でやっ
てこれる。

そう、ドイツにはアウトバーンがあるから、国内では、電車よりも早く安く移
動できる。100km程度でトロトロ走っていると、文句を言われる。そこで130キ
ロキープで低速レーンを走っていると、その横をポルシェあたりが、すごいス
ピードで追い抜いていく。いったい彼等(カレラ)は何キロで走ってるんだ!?

こんな理由で、クロアチアが多いのは当たり前。問題なのは日本人だ。ドイツ
では、比較的どの試合も南に集中しているので、フランクフルトから3時間で
移動できる場所にある。

現地の評判では、日本人は試合の当日のお昼にあらわれて、試合が終わる夕方
に帰ってしまうというので、あまりよろしくない。

そのあいだ、カイザースラウテルンではオーストラリアが、そしてニュルンベ
ルクではクロアチアが、大酒を飲んで夜を明かしている。決して安くはないビ
ール(3ユーロなので450円)を何十杯、いや期間中には何百にもなることだろ
う。それに食事。開催都市の飲食・ホテル・交通・サービス産業に多大な貢献
を果たしている。

現地に訪れる日本人の観光のパターンは、フランクフルトを拠点にしてバスで
移動している。朝、ホテルのロビーで集合して、ゲーム会場に昼につき、すこ
し町を散策して、1時間前にはスタジアム、終わってすぐにバスでフランクフ
ルトへ…。

まるで、フランクフルトに缶詰状態のようだ。フランクフルトにお金は落ちる
が、他の都市ではさっぱりだ。移動は大変かもしれないが、それぞれの土地の
ビールやソーセージ、人情、エコロジーの感覚が微妙に違うのが、とっても面
白いのだ。それをフランクフルトにまるで幼稚園児が送迎されているかのよう
な応援活動では、W杯の本当の楽しみを得られているのか疑問だ。

集まってくる人たちが、それぞれが英語以外で会話をしている。話は1割くら
い通じているかという程度であるが、飲んで騒ぎ出したら、なんとかなってし
まうから不思議だ。

日本VSクロアチア戦の後、電車の中で、歌声合戦となった。クロアチアにはた
くさん元気のでるような歌があるようだ。終始、歌って互いに賛美しあう。日
本はというと、「おーニッポン、ニッポン、ニッポン、ニッポン、ヘイヘイヘ
イ」というちょっと憂いのあるブレスの長い曲と「君が代」くらいしか国民歌
を持っていない。どちらの曲も伴奏がないと音程が取りにくく、ブレスが長い
ので、リズムに乗りにくい。

そこで、劣勢だった日本チームを盛り上げたのは、「ウルトラ7」や「デビル
マン」だった。これなら、誰もが知っていて歌える。最後は「2億4000万の瞳」
のジャパンでクロアチアに圧勝できた!! 乗車率200%の社内で、巨漢で汗
臭い彼等に歌声で勝てたのは嬉しかった! 社内のガラスが結露していた。

そう、サッカーくらいは、もっとノリやすく応援しやすく、そして、カラッと
明るい曲が必要だ。「君が代」もなんだかちっとも闘志がわかない。あれは、
NHKの番組が終わる時の歌だ。坂本龍一あたりに作曲してもらって、国歌とし
てではなく、日本を象徴する明るい応援歌が必要だ。

W杯でグローバリズム化されていない国々を見ていると、なにもかも同じより
も、違った文化があるほうがとても楽しくなってきた。

しかし、コンビニエンスストアがないのが、とってもつらい!! ソーセージ
よりも、王将の餃子が食べたい!!!

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■Powerbook Publishing Project 
写真的テキスト術(3)悪意のある表現の実例

8月サンタ
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●スポーツ報道の面白さ

情報としての質の善し悪しを判断しやすい例として、「スポーツ報道」を取り
上げてみる。

すべてのプロスポーツ選手は、記録に挑戦する。数字に表れる結果がすべてだ
からである。他者と競うときに数字ほど明解な指標はない。記録があるから、
スポーツ選手は遠く離れた海外の選手とも、遠い昔の大選手とも競うことがで
きる。

徹頭徹尾、どこまでいっても数字、数字の世界である。美だって徹底的に数値
化するのはフィギュアスケートを見ていた皆さんならおわかりだろう。

数字を追わなくなった瞬間、スポーツ選手は特殊能力を持った、ただの芸能人
と化してしまう。シャラポワが弱かったら、卓球の愛ちゃんが勝利を追い求め
なかったらと想像して下さい。あるいは新庄のことも…。

だから、いいスポーツ報道写真は、必然的に節目の数字と関わりのあるシーン
となる。数少ない「勝利の瞬間=記録達成の瞬間」を捉えることが、その写真
を特別なものにする。

例えば野球やサッカーやバスケットボールも、勝つ日もあれば負ける日もある、
淡々と数字を積み上げていくレギュラーシーズンの日々は絵になりにくいが、
シーズン最後の記録到達の、たった一瞬の一枚が、長かった一年やある選手の
生涯を代表してしまうこともある。

●いったい、この記事のどこが辛口論評?

ところで、下記の記事を読んでいただきたい。2006年6月19日月曜午前6時現在、
まだ消されていない。すでにキャプションも一度書き換えられたから、いつ消
されるともわからない。イチロー好きの人は是非保存しておくことをお勧めす
る。

・イチロー14試合連続安打なのに地元紙辛口論評(6/15)
< http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_06/s2006061504.html >
フジサンケイグループの"ZAKZAK"より。ちなみにこの記事はYahoo!日本版のト
ップでも見出しが大きく掲載された。

イチローが批判されるのは珍しいことではないが、その「辛口論評」たる元の
シアトルの記事と、その日本語訳を同時に並べてみよう。かなり話題になって
いるので、ご覧になった方もおられるに違いない。

・"Hits just keep coming for Ichiro"(6/13)
< http://seattlepi.nwsource.com/baseball/273668_mari13.html >
(シアトルマリナーズ公式サイトより)
・どこまでも打ち続けるイチロー(6/13)
< http://www.junglecity.com/seattlepi/news/061306.htm >
(上記記事の日本語訳)

ZAKZAKの記事を一読すると、原文との差に目眩がしそうになる。「いったい、
この記事のどこが辛口論評?」としか言いようがない。全くの逆である。

●偉大なる退屈、という切り口

上に書いたとおり、シーズン途中の野球選手をドラマティックに取り上げるの
は難しい。まだまだ結果は見えないので、日々の微妙な数字を求める動きを追
っていくしかないのだが、野球選手は困ったことにボールを投げたり打ったり
拾ったり、つまり野球しかしていない。服装もシーズンを通じて同じである。
来る日も来る日も同じ絵であり、報道写真家は三時間も撮っていれば飽きてく
るのではないか。

好・不調の波があれば絵はつくりやすい。事故・スキャンダルは大歓迎である。
しかし現在首位打者でもリーグトップを走るチームにいるわけでもないのに、
コンスタントに好調な選手ほど始末に負えないものはない。毎日写真を撮って
も、クリーンヒットの画像を使わなければ、事実と異なることになってしまう。

しかし注目度は高く、売り上げのためにも紙面で取り上げないわけにはいかな
い。チームには文句なしの貢献をしているから、意味もなく悪口を書くわけに
もいかない。

だから「退屈」だとシアトルの記事は言っている。まだ世界記録を塗り替えた
わけでもなく、チームが絶好調なわけでもなく、しかしイチローは着々とまた、
記録の更新へと日々のヒットを積み重ねているだけである。毎年毎年の繰り返
しである。

しかしこの「退屈な好調」ほど、メジャーリーグ球団が求めているものはない。
印象的なプレーをする選手より、確実に数字を重ねる選手が皆喉から手が出る
ほど欲しい、という、ドラマティックな絵は出せないけど、イチローはいつも
のようにいい仕事をしてるんだ、というプロのジャーナリストとしての言い訳
も含んだ、ちょっとひねったべた褒め記事である。

●悪意のある「合成写真的」な文章

ZAKZAKの記事では、原文の「イチローのプレイは退屈だ」という部分だけをは
さみで切り取り、(写真で言うところの「トリミング」)「記者の質問にいま
だに英語で答えないし、内容も面白くない。本当に地味」と、元記事ではイチ
ローへの攻撃になっていない部分を拡大、「シアトルの一般のファンの間には
こんな雰囲気が漂ってきたのかもしれない」という原文になく独自取材の裏も
取っていない憶測を付け加えている。そしてタイトルは「イチロー14試合連続
安打なのに地元紙辛口論評」。???

ここでいう「シアトルの一般のファン」って誰だ? 文章なら誤魔化されやす
いが、もしこの記事が一枚の写真だったら、本来写らないはずの、今回記事で
取り上げられていない架空のファンによる「ムード」が不自然に付け加えられ
ていて、イチローに感嘆する実在する記者達の目線部分はキレイにカット、一
目瞭然の「お笑い合成写真」としてネットでネタにされていたはずだ。これは
もはや報道でもなんでもない。

結論から言って、ZAKZAKの記事は日本側記者の署名もないところを見ると、
「私たちの発言と取られたくはないが、イチローは周囲にうんざりされている
という私たちによる印象を、日本の読者に与えたい」としか取りようがない。

退屈なショットしか撮れないからといって、写真そのものに着色加工しようと
するメディア、退屈なショットしか撮れないが、写真には加工せず背景説明で
状況を工夫して伝えようとするメディア、これはリテラシーの差である。
ZAKZAKはいい写真がなかったから、フォトショップでちょいちょいといじった
ということなのだ。しかしもうそれでは「ソース」になりえない。

原文には本当に丁寧に、イチローとイチローが追いかける数字が並べてある。
イチローのポジションにピントを合わせるための測距用の数字である。実在の
人物による発言を並べ、シャドウもハイライトもしっかり写し出す。スーパー
スターの平凡な活躍をうまく切り取るための工夫に満ちていて、なるほど、と
考えさせられる。

【8月サンタ】santa8@mac.com
LondonとLyallとLeCarreを愛する37歳元書店員。某超大手取次社員の経験アリ。
・数字を追うこと以外のスポーツ選手の記事は、すべて芸能記事である。重ね
て言います。スポーツ選手を芸能人に堕させてはいけない。

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■クリエイター手抜きプロジェクト[92]Illustrator CS/CS2編
緯度・経度の線を描く

古籏一浩
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地球儀などを描く場合に、必要になるのが緯度・経度の線です。この程度なら
ブレンドで、どうにかなりそうだ、と思ってやってみてもうまくいきません。

というのもブレンドでは等間隔になってしまうためです。緯度、経度の線は端
にいくほど間隔が狭くなるため、簡単には描けません。円を描いた後に、同じ
サイズで正12角形などを描いて、頂点同士を結ぶような形で楕円を描くという
方法もあるようですが、かなり面倒です。

こんなときにはスクリプトを作っておけば、後々便利です。以下のスクリプト
は、選択した楕円の中に、指定された間隔で緯度・経度の線を描くものです。
なお、バージョンCSはSHIFT JISの文字コードで、CS2はUTF-8で保存してから
実行してください。

xStep = 10;
yStep = 10;
objColor = new CMYKColor();
objColor.cyan = 100;
objColor.magenta = 0;
objColor.yellow = 0;
objColor.black = 0;
pi = Math.PI / 180;
selObj = activeDocument.selection;
for (i=0; i< selObj.length; i++)
{
x1 = selObj[i].geometricBounds[0];
y1 = selObj[i].geometricBounds[1];
x2 = selObj[i].geometricBounds[2];
y2 = selObj[i].geometricBounds[3];
R = Math.abs(x2-x1) / 2;
h = Math.abs(y2-y1);
cx = x1 + R;
cy = y1;
// 経度の線を描く
for (sita=0; sita< =90; sita+=xStep)
{
COS = Math.cos(sita * pi);
x = COS * R;
w = Math.abs(x * 2);
ovalObj = activeDocument.pathItems.ellipse(0,-x,w,h);
ovalObj.filled = false;
ovalObj.stroked = true;
ovalObj.strokeWidth = 1;
ovalObj.strokeColor = objColor;
ovalObj.translate(cx,cy);
}
// 緯度の線を描く
R = Math.abs(y2-y1) / 2;
w = Math.abs(x2-x1);
cx = x1;
cy = y1 - R;
for (sita=0; sita< =90; sita+=yStep)
{
SIN = Math.sin(sita * pi);
y = SIN * R;
h = Math.abs(y * 2);
ovalObj = activeDocument.pathItems.ellipse(y,0,w,h);
ovalObj.filled = false;
ovalObj.stroked = true;
ovalObj.strokeWidth = 1;
ovalObj.strokeColor = objColor;
ovalObj.translate(cx,cy);
}
}

線の間隔(個数)は以下の行の数字を変更します。xStepが縦の線(経度)、
yStepが横の線(緯度)の数になります(90/指定した値)。

xStep = 10;
yStep = 10;

線の色は水色(シアン)になっていますが、色を変えるには以下の行の数値を
変えてください。CMYKなので単位はパーセントです。objColor.cyan = 100;
objColor.magenta = 0;
objColor.yellow = 0;
objColor.black = 0;

線の幅はovalObj.strokeWidth = 1;の値を変更すればOKです。単位はポイント
です。

【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp < http://www.openspc2.org/ >
今週、またAjax本がでますので、よろしく。
・「実践Web 2.0 Ajax プログラミング入門」
< http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881665316/openspace0d-22/qi
d=1150569889/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-0885047-9392356 >

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■マガジンガイド
『コマーシャル・フォト』2006年7月号
< http://www.genkosha.co.jp/cp/index.html >
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特集=注目の照明機材はどう使う?! ライティング ニュースタイル
今、プロフェッショナル達の注目を集めているライティング機材は、どんな照
明効果が得られるのか。4人のフォトグラファーに「お気に入り機材」につい
て聞いた。また、デジタル撮影ならではの便利な自作照明機材や、最新照明機
材も紹介。
特集=CM制作者のための映像Web-CM進化論
テレビCMと別の道を歩み始めたWeb-CMの現状
フォトグラファー特集=本城直季

別冊付録『レンタル&スタッフ+plus』フォトビジネス・撮影サポートガイド
2006年版
※関連サイト『レンタル&スタッフ+plus』Webサイト
< http://www.genkosha.com/rsp/ >
特別定価1,500円(税込)/玄光社 6月15日発売

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■マガジンガイド&プレゼント
Web Designing 2006年7月号 毎日コミュニケーションズ刊
< http://book.mycom.co.jp/wd/ >
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<編集部より>
こんにちは。Web Designing編集部の広島です。こうなることは予想していた
のですが、連夜のW杯中継で寝不足です。みなさんはいかがですか? 日本戦
は友人と一緒に観戦していますが、日本でも映画館やライブも兼ねたパブリッ
クビューイングなどいろんな企画があるようです。こっちもおもしろそうです
ね。さて、創刊60号目を迎える「Web Designing」今月号は本誌でもお馴染み
のFlashクリエイターによるプロジェクトをまるごと収録したCD-ROMと小冊子
の二大特別付録付き。しかもMacromedia Studio 8が10%OFFで買えるクーポン
もついています。

●特集1:プロが教えるCSS表示チェックマニュアル
Web標準に準拠したサイトを制作する際、サイト自体の構築と同じくらい、あ
るいはそれ以上に手間がかかるのが、CSSの表示チェック。余計な労力を費や
すことなく、効率的に、そして確実にチェック作業をこなすには、どのような
ワークフローやツール、テクニックが必要になるのでしょうか?

●特集2:近ごろ話題の12組のクリエイター
最近、いいなぁと思うサイトの制作者としてクレジットされているのをよく目
にしたり、プライベートワークの凄さが話題になっていたり、人々の間で噂に
なっていたりしているクリエイターの方がいます。そんな方たちがどんな経歴
の人で、どんなことが得意で、ほかにはどんな作品を作っているのかを聞いて
みたい。そう思い、近ごろ話題のクリエイターの方々12組に、取材をしてきま
した。

さらに今月から短期集中連載「困った時に役立つプログラムリソースガイド」
が始まり、On Clickでは話題の「Microsoft Expression Web Designer」の使
い方ガイドなど、まだまだ紹介したい記事が満載の「Web Designing」7月号、
特別付録のCD-ROM&小冊子付き定価1,280円で発売中です。

●本誌を毎日コミュニケーションズよりデジクリ読者2名様にプレゼント。
応募フォームをつかってください。締切は6月27日(火)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に7月上旬掲載予定です。
< http://www.dgcr.com/present/list.html >


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■編集後記(6/19)
・先週金曜日の昼食の後、床に寝転がって、イグアナのようにハイハイで突進
する孫を相手に遊んでいたとき、ふと頭を持ち上げたら強烈にめまいがして、
ああめまいか漢字でどう書くんだっけなと思いながら、移動している天井を見
つめていたら、吐き気がして思わず胎内の赤ちゃんポーズで固まっていた。今
までもたまにクラッと来たことはあるが、こんな強烈なのは初めてだ。自転車
に乗っていたら転げ落ちていただろう。ベッドに逃げ込んで2時間眠ったらな
んとか回復したが、心配なので犬の散歩に携帯電話を持って出た。その後もな
んとなく頭がぼおっとしていたので、また2時間眠って、夜も9時頃にベッドに
入ってしまった。土曜日の朝起きるときにクラクラした。その後もなんとなく
気分が悪いので、クリニックに行った。こういう所に行くのは何年ぶりだろう。
若い医師は、めまいにはいろいろ原因があるからねと言いながら身体をチェッ
クしてくれた。血液検査をして、まあ1週間様子をみましょうってことになっ
た。めまい改善の薬をもらって飲んでいるが、強烈めまいはあれ一回きり。日
曜日は平穏無事。ネットを見ると、めまいだってそう安易に考えてはいけない
ようだ。耳鼻咽喉科、神経内科、脳外科等を受診する必要があるのかもしれな
い。たまに腰痛がある程度の丈夫がとりえのわたし、少しでも身体に不具合が
起こると小パニックである。妻や娘に訴えると、へへーん、わたしらしょっち
ゅうめまいしてるよと軽くあしらわれた。それも問題だと思うが。 (柴田)

・京セラWX310Kを使っている。マックに繋いでデータバックアップしているが、
miniSDカードも買っておきたいと思っていた。miniSDは小さいくせに高い。
128や256では後悔しそうなので512で安いのはないかなぁと探していた。買わ
なくても支障はないしと先送りしていたら、ジョーシンのワゴンセールで1Gが
4,980円。TECICという聞いたことのない台湾メーカーだったが、「永久保証」
「高速転送18MB/s」「著作権保護対応」とある。メーカーが潰れたら、永久も
何もなくなるが永久とうたうぐらい自信があるんだろう。店員さんに、WX310K
が1G対応しているか調べてもらった上で、一八購入。レジでも聞いてみる。
「聞きなれないメーカーかもしれませんが、いままでお客さんから苦情や返品
がきたことはないですよ。」早速使ってみたが問題なく作動。ネットで調べて
みたら、販売代理店はリンクス。パッケージは違うので、リンクスが販売代理
店になる前の商品ではないかなと。/電池がもちそうなら、動画でも入れてお
くんだけど。                      (hammer.mule)
< http://www.links.co.jp/html/press2/tecminisd.html >  リンクスの
< http://www.tecic.com.tw/ >  TECIC
< http://www.oneness-corp.com/content/picup/tecic.html >  3,980円も

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発行   デジタルクリエイターズ < http://www.dgcr.com/ >

編集長     柴田忠男 < mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < mailto:kanda@knn.com >
リニューアル  8月サンタ < mailto:santa8@mac.com >
アシスト    鴨田麻衣子< mailto:mairry@mac.com >

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