[2019] 進化と深化

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<少し控えめに飲みたい>

■電網悠語:Ridual内面・展開編[122]
 進化と深化
 三井英樹

■買い物の王子さま[125]
 美味しくなる器
 石原 強

■イベント案内
 文化庁メディア芸術祭 各地のフェスティバルで優秀作品を紹介


■電網悠語:Ridual内面・展開編[122]
進化と深化

三井英樹
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「進化」と「深化」を、意識的に使い分けている。「進化」は極力使わないようにしている。理由は二つ。一つは宗教的なもの、私は自分の先祖がミジンコであるとは思いたくないので、今は学校で習った進化論には距離を置いている。

もう一つの理由は、「進み変(化)わっていく」ということがシックリこないという点。進化したケータイ、進化したアプリケーション、様々な進化したもので街は溢れているけれど、それが私には「進化」に見えない。

よほどねじ曲がった視点を持っているのかもしれない。けれど、TVなどで格好良い青年達がこれ見よがしに「進化」とイメージ付ける度に、よりよい方向に進んでいない印象や疑念を持ってしまう。

【補足】
 学術的な「進化」には、良い方向とか悪い方向とかという価値観は含まないものらしい。良い方向という意味を含む「進歩」とは別物。但し、一般的には、そのようなイメージが含まれていることは否定できない。
 < http://jvsc.jst.go.jp/earth/sinka/
>

ダーウィンの進化論で言っている、「必要に応じた変化」の積み重ねが、自分を取り囲むモノ達には感じられないのかもしれない。それって本当に必要なのか、それってメーカーの儲けたい戦略だけなんじゃないのか。派手なキャッチコピーになるほど、頭のどこかで拒否反応が起こる。それって退化じゃない?

だから、音が同じの「深化」という言葉を使うことが多い。Web屋職人として、技術やスキル等を見る場合にも、深みにはまって行くイメージが良い具合に重なる。そもそも、物事の真髄に近づいていく時には、どこかに遠くに進み行くというよりは、内在する「核」に向かって進んでいく印象がある。

Webのデザインや、サービス構築を考えれば考えるほど、コトの「核心」を意識する。色々な場面で話す機会も得ているけれど、本質的なことは既に語りつくされている感は高まるばかりだ。自分で探り当てたような顔をして話しながら、これって聴いたことあると思っている。

ただ言葉を替えて伝えているのかと、落ち込むことがある。でも、本質が一つであるなら、伝えるべきことが絞られることはしょうがない。聴く者への説得力は、その言葉を発するに相応しい生き方をしているかどうかが、決め手になるのかもしれない。そう考えるとまだまだ道は遠い。

●ある棋士の「深化」

何かのデザインをする際、何かを付け足すのではなく、削ぎ落として行く方向が好きになりつつある。その対象物の本質が何であるのかを見極めて、それが一番アピールできる姿を構築していく。本質は、何か別のものを足して花開くのではなく、既に内在しているというのが大前提のアプローチだ。

先日たまたま見たテレビで、棋士・羽生善治氏がこんなことを言っていた。十年前の七冠時代の自分と今の自分とが対戦したらどうかと問われ、勝負はしてみないと分からないと前置きしながら、今の自分の方が将棋を深く理解していると思うと答えた。

将棋の真髄に迫ろうとする姿勢は、「進化」という言葉は似つかわしくない。煌くフラッシュに囲まれていた当時の印象は薄くなった。変わらぬ飾らない出で立ちと考え込む姿。幾分深くなったシワ、幾分鋭くなった眼光。どれも、深みに進み行く「深化」の方が似合っている。私には、今の方が格好良い。

こうも言う、「才能とは、一瞬のひらめきやきらめきではなく、情熱や努力を継続できる力だ」、「勝ち負けだけにこだわらず、生涯をかけ自分の将棋を極める」。「負けました」と投了する姿でさえ、悔しさと屈辱感に満たされつつも、未だ極める余地があるのだと開拓の喜びが垣間見える。人は進み行くのではなく、深く活きるのだと感じさせる。
< http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060713/index.html
>

●技術の方が進歩を諦めたのか

そんなことを、ActionScript3デビューセミナーの話を聴きながら考える。このおかげで、Flash業界は今騒がしい。これからの「自分達」と「Web業界」と「ソフトウェアベンダーの姿勢」について、様々なところで、様々な意見が飛び交っている。

思い切り簡単に言ってしまえば、ActionScript3は、これまで路線通り、よりエンジニア的な方向に舵を切っている。計画をキチンと立て、キチンとプログラミングして、進捗管理も危機管理もキチンとやる。それができる土台を用意している。エンジニア社会にとって、文句の出ようもない方針だ。

そう、今までFlashに見向きもしなかった者には大歓迎の方向と言って良いだろう。見向きもしなかった原因の殆どがなくなる。開発時とテスト時の不安の多くを吸収できるようになっていく(まだアルファ版なので、来年の正式版まで変更される可能性がある)。

これで、大きなバグがなく、迅速な情報公開を含むサポート体制が約束されるなら、大手システムインテグレータが避ける理由は、「不勉強」しかない。ようやく、ここまでFlashは育ってきた。デザイナーよりもエンジニアの方が人口は多そうなので、Adobeにとっては狙った路線である。

しかし、である。旧来からのユーザーからの不満の声が上がっている。かなり強く。そこの根幹は、どうも新しいことを憶えるのが億劫だとかいうレベルではなさそうだ。FlashのFlashたる、本質的な部分に関わる問題として声が上がっているように感じてならない。

アプリケーションを構築していく場合には、計画性やテストの容易性、開発手順の標準化など、エンジニア的に必須な部分が多々存在する。でも、それは従来型エンジニア対象物にとっての必須なのかもしれない。Flashは少し別物だ。それだけでは不充分なんだ。

Flashを今のFlashの地位に押し上げたのは、触って面白いという部分だったはずだ。計算づくの規定路線を順調に開発していけるところに、あの頃のWeb系の才能は結集してはいなかった。自分達でもどうなるか分からない「面白いこと」に向かって、「これって、どうよ」と自問込みで世界に向けて問いかるというエネルギーがあった。

そんな事もできるのか、あんな事もできるのか、じゃあこれはどうだ。Flashという開発環境を試しているでもない、タイムラインを吟味しているのでも、ASを評価しているのでも、自分の発想だけを試しているでもない、奇妙な技術と才能とのコラボレーションという時空間は確かに存在していた。

粘土をこねながら、最初は二時間でウサギを作るつもりが、三か月かけてキリンを作っちゃったよ、と笑うような感じ。そんなハチャメチャな魅力が、ほんの数年前まで蔓延していた。そうした「熱」を受け入れられるかどうかが、何かの「線」となり、Web業界は二分されてきた。そう、スーツ組とピアス組に。

そして、それを融合させたいと願う人たちもいて、葛藤が続いている。どちらも諦めたくない。本当に笑ってお仕事したいと思っている層。本来融合できない人達が、一緒にお仕事できるはずだという希望を捨て切れない層。

でも、風評を聞く限り、技術の方が進歩を諦めたようだ。今回は「しょせん相容れない人種をコラボレーションさせるなんて無理なんだ。だから、片方の、いま人口の多い層になびいた」ように見える。諦めずに、両者が受け入れたくなるアッと驚くモノを期待していたのだが。

●Flashに期待しているのは「深化」

Flashは、「進化」でもなく、「深化」でもなく、「新化」して行っているのかもしれない。別物へと変身しつつあるのかもしれない。新しい開発者を取り込むために、旧来の「核」となっている部分を捨て去ってはいないのだろうか。本当にこの道の先に、「我々」全員の明るい未来が待っているのだろうか。

Web黎明期に、ソフトウェア(アプリケーション)と開発者(ユーザー)の関係も変化してきている。オープンソースの流れもそうだし、シェアウェア系の流れもそう。与えられたものを、ただ使うという関係ではなくなった。ユーザーは「消費」する者ではなく、口を出す者にもなりつつある(様々な業界でも)。

そうした時代を後押ししてきたWebの、そうした流れの中核にあったのが、実はShockwaveであり、Flashだ。様々な技術やテクニックやコンポーネントが、無料で配られたし、当のMacromediaでさえ驚かす使い手が次々に世に出てきた。Flashは単なる技術ではない部分で、Web屋の心をとらえた。未だに「嬉しい驚くべき作品」がでて来るのは、そこが原点だからだ。

先日、Gus氏のBlogで教えてもらったアニメーションがある。Alan Becker氏(17歳)の作品。いやぁ、見入ってしまった。でも、熱いのは、技術じゃない。
< http://www.albinoblacksheep.com/flash/animator
>
(FlashPlayer8以上で、「PLAY」ボタンを押してください)

AS3(Flash9)になることで、これが作れない訳ではないだろう。しかし、今発表された進化の方向性が、この楽しさを広げるものに見えないのは何故だろう。こうした作品に触れる度に思う。Adobeの責任は重い。技術開発の域を超えているんだから。これは文化だ。Adobeには、そんな文化創出をしている気概の開発を期待したい。

そう、少なくとも私がFlashに期待しているのは、「進化」ではない。明らかに「深化」なんだ。そして、Web自体にもそうなんだろう、きっと。

【みつい・ひでき】 感想などはmit_dgcr@yahoo.co.jpまで
イントロ長すぎた。Gusさんのblogは必見、感化されます。但し試験中は休み。卒業後が楽しみ。< http://blog.thebadtiming.com/
>
・Ridual < http://www.ridual.jp/
>
・Ridual-users < http://groups.yahoo.co.jp/group/Ridual-users/
>
・ミルクエイジ < http://homepage3.nifty.com/mitmix/MilkAge/
>
・日経ITpro Webデザイン エンジニアリング(先日「はてな」に載った!)
< http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060309/232107/
>

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■買い物の王子さま[125]
美味しくなる器

石原 強
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暑い夏を乗り切るにはビールが欠かせません。渇いた喉に冷えたビールを流し込む、その瞬間がたまりません。家で飲むのはもっぱら缶ビール、つい一気に飲んでしまいます。そのまま2本、3本と続けては、すぐお腹が一杯になってしまうしカロリーも気になります。少し控えめに飲みたい。

すこしずつ飲むにのなら、缶そのままでなく小さめのカップに移せばいい。雰囲気良く美味しく飲めるようなカップを探してみました。目をつけたのがウェッジウッドのナイト&デイシリーズのビアマグです。

ウェッジウッドは、言わずと知れた創業200年を超えるイギリスの陶磁器メーカー。伝統の技術に美しさを兼ね備えた一流ブランドです。ブランドを代表するのが「ジャスパーウェア」。釉薬を使わずに生地に顔料を練り込んで作り出す独自の製法で、しっとりとした質感が魅力です。優雅な形に繊細な模様は、食器だけではなく装飾品やアクセサリーとしても人気があります。

豪華な食器では普段使うには躊躇してしまいますが、中にはシンプルで日常でも使えるような商品もあります。ストライプの模様がシャープな印象のナイト&デイシリーズもその一つです。ジャスパーウェアの素材感に現代的なデザインを施したのがナイト&デイシリーズのビアマグなのです。

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このビアマグは、雑誌などで「ウェッジウッドのビアマグで飲むとビールの味が違う」と紹介され人気が出ました。クリーミーな泡が立ちやすく、保冷性が高いためにビールがぬるくなることを気にせず楽しめるという点は、とても魅力的!
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見つけたのは洋食器専門店の「夏のビールは誰と飲む?」と題した特集ページです。ヨーロッパの有名ブランドの製品は一通り揃う圧倒的な品揃えが魅力のお店。しかも現地で直接買い付けるためにデパートで買うより2割〜3割安い。このビアマグも標準価格の3割引です。

中でも一番小さいSサイズで、他の食器とマッチするアースカラーの「プリムローズ」を選びました。届いたカップは、うっすらとグリーンがかったクリーム色でサイトで見たよりも繊細な印象です。手に取るとざらっとした石の感じが温かい。

ゆっくりとビールを注ぐとサイトの言葉どおりきめ細かい泡が立ちました。麦芽100%のプレミアムビールから発泡酒、最近流行の第3のビールまでこのカップに入れてしまえば、銘柄を気にすることなくどれも一段上の美味しさで楽しめます。

予想以上に手軽で美味しく飲めるカップだと一人悦に入っていたら、カップを洗っていた家人から「ふうん、これってウェッジウッドだったんだ、地味だから、どこか田舎の窯元で作っているのかと思ってた」とのお言葉。笑って聞き流したけど、内心穏やかではないのでした。

ビアマグを買ったお店「ル・ノーブル」
< http://www.le-noble.com/
>

【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
発泡酒や第3のビールには味に物足りなさを感じていました。最近ではずいぶん美味しくなったし、ビールとはちょっと違った飲み物と考えれば、すっきりした風味が蒸し暑い日にはぴったり。新製品を飲み比べるのも楽しい。
・ウェブアナ
< http://www.webanalyst.jp/
>

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■イベント案内
文化庁メディア芸術祭 各地のフェスティバルで優秀作品を紹介
< http://plaza.bunka.go.jp/
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<主催者情報>

文化庁とCG-ARTS協会は、今年も国内外の映画祭やフェスティバルに出展し、文化庁メディア芸術祭の優秀作品を紹介します。文化庁メディア芸術祭は賞の贈呈に加えて、選ばれた作品を広く紹介することに力を入れており、有力な映画祭やフェスティバルと協力関係を結び、メディア芸術祭で選ばれた優秀作品の上映などを行っています。国内では、今年の7月から10月にかけて、横浜、東京、広島、京都などにおいて上映を行ないます。また、11月には「文化庁メディア芸術祭山口展」を山口情報芸術センター(YCAMA)にて開催予定です。

参加フェスティバル

●ヨコハマEIZONE
< http://www.y-eizone.jp/
>
概要:最先端の映像文化を発信するフェスティバル。CG-ARTSコーナーを設け、学生CGコンテストや文化庁メディア芸術祭の優秀作品のモニター上映を行なっています。
場所:ZAIM別館 1Fロビー「CG-ARTSコーナー」「第9回文化庁メディア芸術祭
受賞作品集」販売 :BankART1929
会期:7月22日(土)〜30日(日)

●東京国際アニメフェア「TOKYO ANIME AWARD FILM FESTIVAL5」
< http://www.taf.metro.tokyo.jp/ja/news/20060329.html
>
概要:The 5th Tokyo ANIME AWARDの受賞作品の上映を行なうフェスティバル。第9回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀作品も上映されます。
場所:東京アニメセンター アキバ3Dシアター
会期:8月25日(金)〜27日(日)

●第11回広島国際アニメーションフェスティバル
< http://www.urban.ne.jp/home/hiroanim/j/menu/Jfront.html
>
概要:作品コンペ、展示会、ワークショップ、プレゼンテーションなど、総合的なアニメーション映画祭。文化庁メディア芸術祭も出展上映します。
場所:広島市アステールプラザ(広島市中区)
会期:8月24日(木)〜28日(月)

●第5回京都映画祭 2006
< http://www.kyoto-filmfes.jp/
>
概要:日本映画発祥の地として100年の歴史を刻む「映画都市・京都」ならではの多面的、継続的な性質を持った映画祭。文化庁メディア芸術祭優秀作品を上映予定。
場所:祇園会館ほか
会期:10月24日(火)〜29(日)

お問合せ:CG-ARTS協会内「文化庁メディア芸術祭事務局」
TEL.03-3535-3501 FAX.03-3562-4840 contest@plaza.bunka.go.jp

<応募受付中のプレゼント>
Web Designing 2006年8月号 本誌2014号(7/27締切)

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■編集後記(7/25)
・読売新聞土曜日の楽しみは、ドナルド・キーンの「私と20世紀のクロニクル」である。先日の「グレタ・ガルボを芝居に連れていく」で27回目の連載となる。日本人以上に日本人なこのアメリカ人のことについては、新潮社「三島由紀夫全集」の編集に携わったことのほか、わずかな知識しかもちあわせていなかった。この自伝的な連載でドナルド・キーン像と、彼から見た日本および日本人をしっかりとつかまえられると思う。いちおう翻訳になっているが、彼が日本語で書いても完璧のはずだと思う。先日の回ではこんな記述がある。「飛行機の中で私は永井荷風の『すみだ川』を読み、その美しい日本語に涙が出そうになった。」これアメリカ人が書いているのだ! わたしなんぞ、日本語の文章を読んでウマイと思うことはあるが、美しいと思ったことがない。いまはエンターテインメントばっかり読んでいるからな。ああ、若い頃古典をちゃんと読んでおけばよかった。また、この物語は20世紀のあらゆる乗り物が登場するのも特徴だ。いま見ている挿絵では、尾翼の前に神社ふうの建物が載った珍妙なプロペラ機が出ていたが、そう、山口晃さんの挿絵は秀逸。本文と対応しているようだが、その無国籍というか、寓話的というか、じつに楽しい絵柄である。その絵の意味することを読み解くのも快楽だ。何分眺めていても飽きない。この人をこの文章の相棒に採用した編集者のセンスに感謝する。いずれ単行本になると思うが、この絵は全部は生かされないだろう、あるいは使われないかもしれない。新聞の連載ページを保存しておけばよかった。連載は半分を越えたところだろうか、三島由紀夫との出会いはまだ。これからの話にますます期待が高まる。今年いっぱいは読売の購読はやめられない。(柴田)

・バレエのレッスンに行って来た。大人クラス、子供クラスともにマンツーマンになってしまうらしく、しばらくは一緒にすることに。小学三年生と同級生になった。空手やバドミントンの経験がある。バドミントンは全方向。空手は内向き。外からの攻撃に耐えられるように立ち方だって内股なのだ。が、バレエは外向き。「はい、つま先を前に」と言われて出すが、そこから先生はかかとまでをも前に出させる。せ、先生、人間の体はそっちに曲がりませんって、という経験を一時間。足をゆっくりと前、横、後ろに出すだけで、大量の汗が出る。床に落ちた汗をタオルで拭きつつ(小学生が汗で滑って怪我したら大変なのだ)、レッスンを受ける。小学生は全然汗をかいていなくて、歳を感じさせられた。自宅初級エアロビでは楽すぎて物足りないのだが、バレエだと途中で意識が一瞬遠のいた。(hammer.mule)

photo
日本人の美意識
ドナルド キーン Donald Keene 金関 寿夫
中央公論新社 1999-04
おすすめ平均 star
star植え付けられた蔑視感

日本語の美 日本人と日本文化 果てしなく美しい日本 世界のなかの日本―十六世紀まで遡って見る 能・文楽・歌舞伎



photo
すみだ川・新橋夜話 他一篇
永井 荷風
岩波書店 1987-09
おすすめ平均 star
starなんとも言えず落語みたい?
star渋くてろまんちっく
starうむむ

つゆのあとさき ふらんす物語 〓東(ぼくとう)綺譚 あめりか物語 日和下駄―一名東京散策記

by G-Tools , 2006/07/25