イベント案内
── 肌色シンポジウム〜肌色とは何だろう? 各分野の研究と科学的アプローチ〜 ──

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色再現でもっとも問題になるのが肌色である。人は、なぜ肌色に対して敏感なのだろうか。肌色の好みとはどのようなものだろうか。また、そもそも肌色とはどのようなものなのか。
色をデータとして管理できる技術が向上したことにより、肌色は感覚的なものから数値管理できるものに変わりつつある。印刷物制作を含むいろいろな分野で、標準的な色彩理論の重要性が高まるとともに、画像データを横断的に扱うことが必要になる。
本シンポジウムでは、肌色の文化的意味から、体のしくみ、医療との関係、肌色の見え方や再現などを科学的な視点から多角的に紹介し、画像再現に取り組む人材の研鑚や研究開発のベースに役立てていただくことを目的としている。


日時:2007年1月24日(水)10:30〜17:00 10:00より受付
会場:社団法人日本印刷技術協会 アネックス3階研修室(東京都杉並区和田1-29-11)
参加費:JAGAT会員22,050円、一般31,500円

10:30-10:45 オリエンテーション
(社)日本印刷技術協会 常務理事 小笠原治氏
10:45-12:00 ナチュラルビジョンプロジェクトの背景と応用技術
東京工業大学 像情報工学研究施設 助教授 山口雅浩氏
13:00-14:00 データからみる肌色
株式会社資生堂 ビューティーソリューション開発センター
色彩科学研究グループ 吉川拓伸氏
14:05-15:05 インクジェットプリンタの色変換処理と肌色出力
セイコーエプソン株式会社 IJP設計部 主査 藤野真氏
15:15-16:15 肌色と医療
東京医科歯科大学 医学部附属病院検査部 臨床検査専門医 西堀眞弘氏
16:20-17:00 パネルディスカッション

< http://www.jagat.or.jp/story_memo_view.asp?StoryID=10385
>

[map:東京都杉並区和田1-29-11]