[2156] 日光写真で遊ぶ

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<「日本とそれ以外」っていう線引き???>

■デジアナ逆十字固め…[38]
 日光写真で遊ぶ
 上原ゼンジ

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト[140]
 どんな仕事も日本だけじゃ済まないなあ
 茂田カツノリ

■展覧会・イベント案内
 「『三分間の詐欺師』が語る銀幕の裏側」出版記念イベント
 iJockey presents 三遊亭圓窓×榎本裕之ジョイントライブ
 第26回『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展


■デジアナ逆十字固め…[38]
日光写真で遊ぶ

上原ゼンジ
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先日は小学生向けの「光の進み方」陰山英男(学習研究社)という教材を使って、ピンホールカメラやレンズの実験をしてみたが、今回は日光写真で遊んでみた。日光写真のキットは美学校写真工房の写真展会場となった、四谷のルーニィで手に入れたものだ。

商品名は「SUNPRINT KIT リフィル」で、10センチ四方で12枚入りのものを買った。今日は天気が良かったので、直射日光の当たる窓際で実験をしてみた。印画紙の上に乗せてみたのは、小さな瓶や電球、葉っぱなど。黒いビニール袋から印画紙を取り出すと、なるべく時間をかけずにオブジェを配置する。

陽に当てる時間は1〜5分と書いてあったので、とりあえず3分間、陽に当ててみる。時間が経ち、オブジェを取り除くと、その時点でかなりはっきりと痕がついている。これが写真の基本的な仕組みというわけだ。そして1分間水に浸けるときれいな藍色の像が際だってきて、乾かせばもう画像は定着してしまう。

もう少しハーフトーンが出たらいいなという感じだが、時間が経つとけっこうコントラストもついて、なかなかきれいな仕上がりになる。この日光写真はいわゆる「サイアノタイプ」と呼ばれる古典印画法で、SUNPRINTをプロデュースしたのはカリフォルニア大学のローレンス科学館とのことだ。我々が子供の頃に体験したものよりも、少しレベルの高い日光写真を手軽に楽しめる。

私自身は暗室経験はあるが、陽の光と水だけでカメラも使わずに画像を定着できるという体験はけっこう素晴らしいことだなと思う。机上での理屈よりも、科学の教材で像が投影されるところを目撃し、日光写真で像が定着できるというプリミティブな経験は重要だ。

美学校写真工房の生徒達の写真展とともに、先生である西村陽一郎さんの写真展も行われていた。西村さんの写真はフォトグラムによるものだった。フォトグラムというのは、暗室で印画紙の上に何か物を乗せ、ランプで露光した後は普通の写真を現像するのと同じように、現像液、定着液に浸して像を印画紙に定着させるという技法のことだ。

つまり、日光写真と同じようにカメラやレンズを使わずダイレクトに物の影を写しとるというやり方だ。単純な技法ではあるが、フィルムを使わないので粒状感のない緻密な再現で、白黒が反転した状態なので、普通の写真では表現できないような面白さがある。

西村さんの作品は、印画紙の上にチューリップを一本置いただけという単純なものだった。しかしクオリティー的にはひじょうに高度で、美しい作品だった。技法自体は単純だが、その単純なことにすごく力が注がれていることが分かる。

サイトで旧作も改めて見させていただいたが、どれも本当に素晴らしい。今、一番好きな写真家だ。

< http://www.geocities.jp/yoichiro246/
>

●息の根は止めないで

西村さんのような人にとっては、フィルムや印画紙というのは、なくなってはならないものだと思う。それは自分でフィルム現像から紙焼きまでを行ない、確固たる技術と表現方法を確立しているからだ。それにフォトグラムという技法は、デジタルでは出来ない。

ただ、残念ながらフィルムというのは、かなり早い時期になくなってしまうんだろうなと思う。メーカーの社長が「文化として残します」と言っても信用はできない。だってそんなことを言っている社長自体が残れないだろうから……。

まあ、完全になくならないにしても、入手困難になり、価格も上がりということで、銀塩者にとって住みづらい世の中になっていくことは想像に難くない。

自分自身は銀塩関係は暗室用品もカメラもすべて処分してしまい、デジタルの便利な部分を享受している。だから、自分で現像をするわけでもなく、デジタルを試してもみない人がデジタルカメラ批判をするのはうんざりだ。

ただし、銀塩でなければできない表現というのがあるのも事実で、そこの所の息の根は止めて欲しくはないなと思う。

【うえはらぜんじ】zenstudio@maminka.com
◇超芸術探査本部トマソン観測センター報告発表会2007
< http://www.st.rim.or.jp/%7Etokyo/thomason/
>
会期:3月15日(木)〜25日(日)11:00〜19:00
21日(水/祝)のみ休廊 日曜日は通常営業
会場:香染美術(東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-10-1 1F)
1.未発表〜新規報告書の展示公開
2.特別企画/墨田区集中探査報告「新東京タワーのできるあたり」
・3月24日(土)17時〜19時トマソン物件スライド発表会
報告したい物件のある方は当日スライド、データー、写真をお持ちください。

◇キッチュレンズ工房
< http://kitschlens.cocolog-nifty.com/blog/
>

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■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト[140]
どんな仕事も日本だけじゃ済まないなあ

茂田カツノリ
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ども、時差ボケで頭痛がする茂田です。どうも頻繁な太平洋横断に慣れてなくてダメっす。これじゃ国際派エグゼクティブ(笑)なひとにはなれないなあ。

●何の仕事でも海外とのやりとりが

僕はこのところ毎月のようにカリフォルニアの顧客に出向いている。で、これ以外の仕事でも、たとえば東南アジアの政府系の仕事もしてる。さらに日本の顧客も、担当者の方が毎月のようにヨーロッパや台湾などに出張してたりする。

僕がやってるFileMakerによるカスタムソリューション開発やWebコンサルティングという仕事自体は、本質的には特に国際的な面はなくて、どちらかというと国内完結型に近い。

そういう仕事ですら、いまのご時世だと海外とのやりとりが生じてくる、というものなのだろう。

てこと考えると、成田空港の不便さにまたも腹が立ってくる。遠いし、電車の本数が少なくてすぐ満席になるし、まともな滑走路は一本だけだし、ターミナル内の移動でも無駄に歩かされるし。

そして発着枠が満杯で新規の乗り入れが難しく、元気ハツラツな新しい航空会社はなかなか就航できない。また、これは誰の意思か知らないけど、方面ごとの発着時間が固められていて、予定を柔軟に組めないのも腹立たしい。

アメリカ西海岸便は、午後の遅めに出発して朝に現地到着というのが普通。しかし本当は、日本を夜に出て現地に午後や夕方に到着するような便があると、時差ボケ面でもうちょっと楽なのでは、と思うこともある。

そして話がそれるわけだが、成田って以前は「新東京国際空港」というのが正式名称だったが、2004年4月の民営化時点で「成田国際空港」という名前になっていたそうだ。ううむ、知らなかった。

●感覚の古い人に驚かされることも

ビジネスで外国と接することがなくても、いまや身の回りにはいろんな国から来た人が溢れている。しかし、それでもいまだに、いわゆる「国際感覚」というヤツが欠如している人にときどき出くわして、びっくりすることもある。

こないだIKEAでメシ食ってたら、僕より若そうなお父さんが店員のことを「あのガイジン」という表現で話していた。「ガイジン」って言葉は、いまは使わないことになってる言葉だのに、素で使う人がいるのが驚きだった。

また、外国の知人が住居借りるのに苦労してることや、あるイベントの参加を「外国人だから」という理由で断られたりという話は、まわりに結構ある。

別に国際化がどうのっていう話はしたくないが、別にどの国の人だろうが、交流したい人とは交流するし、日本人だろうと話の通じない人とは交流したくない。国というのは一要素にすぎない、と思うのだが。

たとえばFileMaker業界でも、アメリカに優れたトレーニングがあるという話をすると、「アメリカから入れるばかりでなく日本独自のモノも大事」などという、実に噴飯モノの理屈を述べられる方がいた。

いや、別にアメリカだからいいっていってるんじゃなくてさ、コートジボワールでもマダガスカルでもエチオピアでも、いいものはいいんだから。「日本とそれ以外」っていう線引きをすること自体、感覚を疑う。

島国根性でウチにこもっているだけならいいんだけど、その考えが外国の人に対してとっても失礼な態度につながるっていうことも、ちょっとは考えてほしい、なんて思ったことがあったという話でした。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
FileMakerデータベースデザイナーで、Webコンサルタントで、3児の父。
2年くらい前、Web関連の仕事がちょっとつまらなく感じてきた時期があった。つまらなくなると、売上も悪くなるだけじゃなく、顔色も体調も悪くなる。それが最近はネタも増えて面白くなってきたのだが、今度はいただいてる仕事がこなしきれなくてヒーヒーの日々だ。
会社としての求人はいろいろとしてるけど、それとは別に僕の弟子(?)になってみようというキトクな人がいたら連絡ください。ただし若い人限定。

・【イベント宣伝】
3月はFileMaker関連イベントを2つ開催する。いずれも参加費無料、事前登録不要なので、当日直接会場にお越しいただきたい。それと、デジクリ読者の方は、ぜひ僕に声かけてください。

▼第21回 FileMaker Fun Night!
3月10日(土)18:00〜19:30 AppleStore銀座
「FM Server活用術+ブライアン・ダニング氏講演」
今回は、なんと特別ゲストとして、FileMakerの情報Webサイトの運営者として世界的に有名な、あのブライアン・ダニング氏が来日し講演を行なってくれることになりました。普通ならアメリカのDevConに行かなければ聞けない氏のお話しを、銀座でナマでご体験ください。
また通常の特集コーナーは、「FileMaker Serverがあれば怖くない!」と題し、データベースを複数人で簡単に共有できる「FileMaker Server」の導入メリットや、安全で効率的な運用のポイントなどをご紹介します。FileMaker Serverについては市販書籍などでもあまり語られていないため、現場の貴重な情報が得られるまたとないチャンスです。

▼まるまる1日FileMaker〜「FileMaker Day」開催〜
3月28日(水)12:00〜19:00 AppleStore銀座
SevensdoorとAppleStore銀座とのコラボレーション「FileMaker Day」が開催されます。Intel Macにも対応したFileMaker Pro 8.5の充実した機能ご紹介や、さまざまな先進的ユーザ事例をご紹介します。画像資料のWeb公開や電子カルテシステム等、役立つ実例紹介の他、「MacFan」誌で開催中のFileMakerコンテストの審査員を交えたトークセッションなど、盛りだくさんの内容でお送りします。
・AppleStore銀座の告知
< http://www.apple.com/jp/retail/ginza/week/20070325.html
>

[有限会社レクレアル(FileMakerソリューション開発)]
< http://www.recrear.jp/
>

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■イベント案内
「『三分間の詐欺師』が語る銀幕の裏側」出版記念イベント

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<主催者情報>

戦前から映画の仕事にかかわり、日本における映画の予告篇制作の草分け的存在であられる佐々木徹雄氏。その編集の見事さから、多くの観客が氏の予告篇にダマされて劇場に足を運んだという伝説により、いつしか「三分間の詐欺師」と呼ばれることに……。

その佐々木氏が、2000年に出版された「三分間の詐欺師・予告編人生」は、予告経制作秘話はもとより、戦前戦後の映画界の知られざるエピソードが満載で好評を博しました。この度その続編ともいうべき「『三分間の詐欺師』が語る銀幕の裏側」が刊行されました(現代書館より2006年12月15日発行)。

前作は予告篇制作秘話が中心でしたが、本作はタイトル通り戦前戦後の映画界で、まさにその渦中に身を置かれていた氏でなくては知りえない貴重な逸話、証言が盛りだくさんの内容となっております。この出版に際し、刊行記念のイベントを下記の内容で企画することになりました。

日時:4月1日(日)12:00開場・12:30開演
開場:新宿明治安田生命ホール
入場料金:4,000円(「『三分間の詐欺師』が語る銀幕の裏側」の代金2,310円を含む)
内容:
・「『三分間の詐欺師』が語る銀幕の裏側」出版記念トークショー
出演予定:佐々木徹雄、前田武彦、大平透、毒蝮三太夫 他
・佐々木徹雄編集の予告編上映
・東和の歩み・名作映画集の上映
野口久光・佐々木徹雄両氏の編集による東和映画創立25周年記念の名作映画集

主催:NPO法人・古き良き文化を継承する会
代表:根本隆一郎
このイベントについての連絡先:太等信行(trah@u01.gate01.com)

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■イベント案内
iJockey presents 三遊亭圓窓×榎本裕之ジョイントライブ
< http://www.apple.com/jp/retail/ginza/week/20070325.html
>
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<主催者情報>

日時:3月27日(火)19:00〜20:00
場所:Apple Store Ginza 3Fシアター

有限会社パムリンク、株式会社ニッポン放送のコラボレーションで生まれた、新しいiPod用コンテンツである「iJockey」に、富士ゼロックス株式会社が協力することで、来る3月27日にスペシャルイベントが開催されることとなりました。当日は、三遊亭圓窓、ギタリスト榎本裕之、ニッポン放送吉田尚記アナウンサーの3人が、落語やトークショーなどiJockeyの人気コンテンツをご紹介していきます。特にギター演奏に合わせ、ライブで圓窓師匠が披露するユーモラスな怪談「権兵衛狸」は、聞き逃すことはできません。

また、ご来場いただいたお客様には、「iJokcey」スペシャルイベントに向けて特別に制作されたギフトカードを抽選で25名様にプレゼントを致します。このカードは発案・コーディネートを有限会社パムリンク、デザインを海津ヨシノリ氏と、カード発案協力・制作・技術支援などを富士ゼロックス株式会社がそれぞれ担当し実現させた、見て、触れて面白い、使えばさらに楽しさが増すスペシャルなギフトカードです。

富士ゼロックスのオンデマンドプリント、バリアブルプリントの技術やアイディアを活かした、他ではお目にかかれないこのカードも是非お楽しみに。それでは、関係者一同皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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■展覧会案内
第26回『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展
< http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2007/gg_0703.html
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●YUKARINA展「くちばしとメトロノォム」(グラフィックアート部門)
会期:3月12日(月)〜3月22日(木)12:00〜19:00 日祝休
会場:ガーディアン・ガーデン(東京都中央区銀座7-3-5 リクルートGINZA7ビル B1F TEL.03-5568-8818
内容:グラフィックアート部門のYUKARINAは、「強そうに見えて脆いもの、脆いように見えても強いもの」をテーマに日々描き続けています。例えばレースのように繊細さと強さを合わせ持つ素材を、色鉛筆で緻密なタッチで描き込み、画面からはもろく、はかなげな雰囲気が漂います。明るい色調で描かれた生き物たちは、怪しい魅力を持ち、花や木などいくつもの要素が絡み合い、心象風景を表しています。審査会でも「今の時代を象徴している表現」と評価されました。(サイトより)

●うつゆみこ展「なまなま」
会期:3月26日(月)〜4月5日(木)12:00〜19:00 日休
会場:ガーディアン・ガーデン
内容:写真部門のうつゆみこは、「気持ち悪くて可愛くてグロい」をキーワードに被写体を細部まで作り込んで撮っています。おもちゃのヘビにたかるアリ、コーラのグミを人間の胎児にみたてて撮ったものなど、グロテスクで人間が誰しもがもつ陰の部分に関わらざるをえない衝動を作品化したものです。『ひとつぼ展』では、100冊の手作り写真集を展示した彼女が、今度はどんな風に作品を見せてくれるのか大変楽しみです。(サイトより)

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■編集後記(3/8)

・9種混合の予防注射を打ってもらった。こわい思いをしたのは犬(ハニー号)である。かかりつけのつもりだった動物病院に電話したら通じない。その病院の午後の部が始まる時間に自転車で見に行ったら、看板は出ているもののカーテンが閉まったまま、人の気配も動物の気配もない。潰れてしまったのか。商売熱心ではなかったしなあ、あの若い先生。新たに動物病院を探さなくては。イエローページと市内の地図を見ると、従来の病院と正反対の方角で、距離はやや遠いところにペットクリニックが見つかった。有名な大型スーパーの中だ。さいわい、ルートは川に沿った交通量の少ない道なのだ。行程の1/3くらいまでは順調に歩いたが、途中でヤバイと感づいたらしい、残り2/3は抵抗しスキあれば逃げ帰ろうとする。こうなると、大好物のささみジャーキーを見せてもまったく反応しない。半ば引きずるようにクリニックへ。中に入ると小刻みに震え続けて、まったく情けない内弁慶なヤツである。若くて優しい先生に診てもらっている間は、首を巻くようにして押さえているわたしの腕に片手を載せて、なかなか行儀がいいので褒められている。クリニックを出るやいなや、もうこわいものなし、来るときに垂れていた尻尾をくるんと巻あげて、ぐんぐん歩く。特大のウンコまでする。結局いつものパターンである。家に帰ると、妻が「今回は遠いし、途中でいやがって帰って来ちゃうと思った」と、はずれた予想に大喜びだ。しかも費用はいままでの二割は安い。ますます機嫌がいい。ご褒美はささみジャーキーと、わたしにはプレミアムビールだったが、なんということだ、第3のビール「のどごし生」のほうがうまく感じるとは。(柴田)

・昨日書いたAdobe「Creative Suite3」の話。27日はアナウンスだった。製品自体は春遅くに発売。やってもた……。笹川さん、ご指摘ありがとうございます。/と、メールボックスの中を注意して見てみたら、件名が同じなものはワンセットにされてしまっていて、読んでいない感想メールがあることに気付く。他にもスパムと一緒に紛れ込んでいたり。ショーック。ある女性からの届いたメールは、件名にその女性の名前しかなかったので、出会い系だと思って危うく削除しそうになった。知り合いと同じ名前、件名「待っていましたが」の出会い系スパムには焦ったりする。約束は今日だったっけ? と。/Mさんからのメール。以前書いた出前ネタについて。東京神田のMさんの話だと「出前の容器を洗って返すこと=もう二度と、あなたの店では頼まないよとの意思表示、と祖父母に教えられました。」とのこと。もちろんお汁は捨てるそうだ。「当時と現在では、清潔不潔の観念がまったく違うのでしょうね。」というコメントも添えてらした。場所によっては、綺麗に洗うとお店の人がショック受けちゃうかも。メールありがとうございます!(hammer.mule)