ソウルは地下鉄網が整っています。ちょうど東京の地下鉄のように各路線が色分けされ、駅名と同時に番号が振られています。ソウル市内の地下鉄は現在では10路線あり、それが中央部では複雑に絡み、ちょっと路線が違うと乗り換えが分らなくなります。大きな地下駅では、乗り換えのための構内を5分も歩くこともあります。え、なんだよ。本当に同じ駅なの? という感じ。地下壕にもう一本電車を走らせたらいいのに。
ソウルの地下鉄は2号線という、東京で言うと山手線のような環状線があり、それを中心に蜘蛛の巣のようにネットが張り巡らされています。主要乗換駅のほとんどが地下に大きな構内があり、これは戦時下を考えて作ったのではないか、と考えさせられる場所が多くあります。冬になると過ごしやすい地下構内には、お年寄りが階段に座り込み、話をするでもなくゆったりとくつろいでいます。
ソウルの地下鉄は2号線という、東京で言うと山手線のような環状線があり、それを中心に蜘蛛の巣のようにネットが張り巡らされています。主要乗換駅のほとんどが地下に大きな構内があり、これは戦時下を考えて作ったのではないか、と考えさせられる場所が多くあります。冬になると過ごしやすい地下構内には、お年寄りが階段に座り込み、話をするでもなくゆったりとくつろいでいます。
そう、そう、コンサートも開かれていました。演じているのは同じ年寄りによる軍楽団っていう感じでしたけれど。また物売りも非常に多くいて、ちょっと郊外からやってきて、地下路上にシートを広げお餅を売っていたり、東大門あたりで買ってきたような手袋とか、なにに使うのかも分らないようなものを、w1000程度で並べています。ソウルのお年寄り達はたくましく生きています。
面白いのは日中の地下鉄車内です、ここにも物売りが登場します。車両を渡り歩く物売りは次の車両に入ると、売り物を手に持って、とても大きな声で歌うように話し始めます。はじめはびっくりしますがソウル市民はなれたもので聞いて聞かぬふりです。雨が降れば傘を、寒い冬には手袋を、季節が良くなってくればシャツを売っています。上野で見かけるバナナのたたき売りのような感じですね。
そのほかにも、座っている人の膝の上に無理矢理、簡単なプリントを置いていく人もいます。韓国語が読めないのでなんだか分らないのですが、これは後で回収されます。新興宗教のようなものを感じてしまいますが、今度確かめてきましょう。
韓国内には日本語の分かる方が多くいます、特に日本人が行く明洞(みょんどん)や仁寺洞(いんさどん)のような観光スポットでは、言葉に不自由はしません。明洞では日本語が出来なければ雇ってもらえないかもしれません。週末、街の中で石を投げるときっと日本人に当たります。これも次回は是非、試してみましょう。
ハングルの発音はフランス語のように滑らかです。舌の奥を巻き込むように使う発音があり、それがフランス語的に感じさせてしまうのかもしれません。私はもちろんフランス語など話せないので、私感ですよ。韓国語は話し言葉はハングンマルと言います。日本語はイルボンマルです。ハングルというのは書き言葉のことなのですよ、お間違えのないように。
このハングンマルは語調はかなり強めです。韓国人が二人で話をしていると喧嘩をしているのではないかと思ってしまう場面も多々目にしました。もうすっかり慣れましたが、議論が白熱してくると、見ていても怖くなります。韓国人はかなり自分本位です。でもお互いにそれを認め合っているから、言葉は強くても暴力的な喧嘩には至りません。
先日も、車の駐車場所での悶着を目撃しました。彼らは、大きなアクションで「早くどけろよ、邪魔な車だ!」「仕方ないじゃないか、前にいる車がもっと前に止まっていればいいんだ」「何言っているんだ、だいたい駐車できる場所じゃないだろ、ここは」「一人降りているんだから、動かしたら場所が分らなくなっちゃうだろ」「知るか、そんなこと」ってな感じのやりとりをしているように見えました。
もちろん、ハングンマルは分りませんし、こういう会話はスピードが速いですから、シロートには全く聞き取ることなど出来ません。感じです、感じ!!でも、この車、どう見ても道路の出口をT字型にふさいじゃっているんだよな。このやりとりは、ふさいでいる方の語気の方が勝っていたなぁ。でも、でも、でも、韓国人はとても勤勉で大きな優しさを持った人が多くいますよ。
日本人も韓国人も民族的には同じルーツです。テレビやコンサート等で、民間レベルでは交流が強くなってきているのに、国家レベルでは何故ギクシャクした対応が目に付くのでしょう。私たちはその当時の学生や通訳の方達と、韓国を訪れる度に会って交流を深めています。私たちが出会う韓国の人達は、みんな優しい心を持っています。市内を歩いていると、見ず知らずでも日本人だと分かり、優しく声をかけてくるご婦人もいます。お年寄りでも片言の日本語で話しかけてくる親日家もいます。
三月の旅では、地下鉄駅の乗り換え口でメモを見ながら二人して首をかしげている時に、上品そうなご婦人が声をかけてきてくれました。ご婦人は片言の日本語と英語と韓国語を使い分けます。私たちはウルチロサンガに行きたいのだというと、丁寧に乗り換え場所を教えてくれ、同じ方向なのでと同行してくださり、乗換駅まで教えてくれる親切さです。ちなみに、2号線ウルチロサムガのとなり駅はウルチロサガです。なんとも日本人には分かりにくい。サムガの手前はウルチロイプク。どの駅も乗り換え主要駅なのですからややこしい。
【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
映像文化都市フェスティバル
YOKOHAMA/ヨコハマEIZONE 2007年7月28日(土)〜8月5日(日)
「初めてのFLASH」等、ワークショップ開催中
< http://www.y-eizone.jp/
>
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
>
Web < http://lohasfood.exblog.jp/
>
Web < http://Web.mac.com/hal_i/
>
新刊「塗り絵で楽しむ俳句の世界」(桃園書房)著者名・飯田晴山
「Shade 9 ガイドブック」BNN新社「ArtRageで絵を描こう!」BNN新社
「Photoshopバージョンブック」毎日コミュニケーションズ
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面白いのは日中の地下鉄車内です、ここにも物売りが登場します。車両を渡り歩く物売りは次の車両に入ると、売り物を手に持って、とても大きな声で歌うように話し始めます。はじめはびっくりしますがソウル市民はなれたもので聞いて聞かぬふりです。雨が降れば傘を、寒い冬には手袋を、季節が良くなってくればシャツを売っています。上野で見かけるバナナのたたき売りのような感じですね。
そのほかにも、座っている人の膝の上に無理矢理、簡単なプリントを置いていく人もいます。韓国語が読めないのでなんだか分らないのですが、これは後で回収されます。新興宗教のようなものを感じてしまいますが、今度確かめてきましょう。
韓国内には日本語の分かる方が多くいます、特に日本人が行く明洞(みょんどん)や仁寺洞(いんさどん)のような観光スポットでは、言葉に不自由はしません。明洞では日本語が出来なければ雇ってもらえないかもしれません。週末、街の中で石を投げるときっと日本人に当たります。これも次回は是非、試してみましょう。
ハングルの発音はフランス語のように滑らかです。舌の奥を巻き込むように使う発音があり、それがフランス語的に感じさせてしまうのかもしれません。私はもちろんフランス語など話せないので、私感ですよ。韓国語は話し言葉はハングンマルと言います。日本語はイルボンマルです。ハングルというのは書き言葉のことなのですよ、お間違えのないように。
このハングンマルは語調はかなり強めです。韓国人が二人で話をしていると喧嘩をしているのではないかと思ってしまう場面も多々目にしました。もうすっかり慣れましたが、議論が白熱してくると、見ていても怖くなります。韓国人はかなり自分本位です。でもお互いにそれを認め合っているから、言葉は強くても暴力的な喧嘩には至りません。
先日も、車の駐車場所での悶着を目撃しました。彼らは、大きなアクションで「早くどけろよ、邪魔な車だ!」「仕方ないじゃないか、前にいる車がもっと前に止まっていればいいんだ」「何言っているんだ、だいたい駐車できる場所じゃないだろ、ここは」「一人降りているんだから、動かしたら場所が分らなくなっちゃうだろ」「知るか、そんなこと」ってな感じのやりとりをしているように見えました。
もちろん、ハングンマルは分りませんし、こういう会話はスピードが速いですから、シロートには全く聞き取ることなど出来ません。感じです、感じ!!でも、この車、どう見ても道路の出口をT字型にふさいじゃっているんだよな。このやりとりは、ふさいでいる方の語気の方が勝っていたなぁ。でも、でも、でも、韓国人はとても勤勉で大きな優しさを持った人が多くいますよ。
日本人も韓国人も民族的には同じルーツです。テレビやコンサート等で、民間レベルでは交流が強くなってきているのに、国家レベルでは何故ギクシャクした対応が目に付くのでしょう。私たちはその当時の学生や通訳の方達と、韓国を訪れる度に会って交流を深めています。私たちが出会う韓国の人達は、みんな優しい心を持っています。市内を歩いていると、見ず知らずでも日本人だと分かり、優しく声をかけてくるご婦人もいます。お年寄りでも片言の日本語で話しかけてくる親日家もいます。
三月の旅では、地下鉄駅の乗り換え口でメモを見ながら二人して首をかしげている時に、上品そうなご婦人が声をかけてきてくれました。ご婦人は片言の日本語と英語と韓国語を使い分けます。私たちはウルチロサンガに行きたいのだというと、丁寧に乗り換え場所を教えてくれ、同じ方向なのでと同行してくださり、乗換駅まで教えてくれる親切さです。ちなみに、2号線ウルチロサムガのとなり駅はウルチロサガです。なんとも日本人には分かりにくい。サムガの手前はウルチロイプク。どの駅も乗り換え主要駅なのですからややこしい。
【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
映像文化都市フェスティバル
YOKOHAMA/ヨコハマEIZONE 2007年7月28日(土)〜8月5日(日)
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Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
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