展覧会案内
── 大阪・アート・カレイドスコープ2008「大阪時間」 ──

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古代から近代、そして現代へと、大阪は多様な歴史を積み重ねてきました。その数千年にわたる歩みは大地に様々な形でその“痕跡”を刻んできました。華やかな宮廷政治が繰り広げられた古代の宮の史跡から、日本一の人口を擁した「大大阪(だいおおさか)」時代に建てられた近代建築の数々まで、実に多彩な歴史舞台の主役たちが、今も街のあちらこちらで我々の記憶に語りかけてきます。

そのような大阪が紡いできた“時間”に、アーティストたちがそれぞれの思いを馳せた作品を展示する展覧会「大阪・アート・カレイドスコープ2008」を開催します。街とアートとのコラボレーションにより、往時の大阪が宿していた魅力や輝きをよみがえらせ、未来へとつなげようという試みです。

マップを手に、アートが紡ぐ街の記憶に身をゆだねるとき、そこに悠久の「大阪時間」が流れ出すことでしょう。ひとときの“時間旅行”が、この街の、そして私たちの進むべき行方について考える契機となれば幸いです。
プロデューサー:北川フロム (サイトより)


会期:3月1日(土)〜3月20日(木)10:00〜18:00 会期中無休(一部会場は休みあり)
会場:大阪府立現代美術センター(大阪市中央区大手前3-1-43 大阪府新別館北館・南館 TEL.06-4790-8520)ほか市内各所
入場料:無料
出品作家:石塚沙矢香、瓜生昭太、遠藤利克、大坪麻衣子、かなもりゆうこ、國府理、土屋公雄、日本工業大学小川研究室、原田明夫、平丸陽子、松井紫朗三島喜美代、村井啓乗、行武治美
・出品作家および会場について詳細
< http://www.osaka-art.jp/genbi/exhibition/kaleido_08/artist.html
>
主催:大阪府立現代美術センター

●トーク・イベント「未来は書きかえられるか? 最前線からの報告」
日時:3月8日(土)14:00〜15:30
会場:さいかくホール(大阪府新別館北館1階)
定員:150名 *申込不要
ゲスト:芹沢高志(アート・ディレクター、P3 art and environment代表)
北川フラム(本展プロデューサー)

●シンポジウム「大地の記憶との対話」
日時:3月15日(土)14:00〜15:30
会場:さいかくホール(大阪府新別館北館1階)
定員:150名 *申込不要
ゲスト:酒井龍一(奈良大学文化財学科教授)
伊藤純(大阪歴史博物館学芸員)
遠藤利克(本展出品作家)
原田明夫(本展出品作家)
北川フラム(本展プロデューサー)

< http://www.osaka-art.jp/genbi/exhibition/kaleido_08/index.html
>
< http://www.osaka-art.jp/
>

[map:大阪市中央区大手前3-1-43]