[2611] 気まぐれスナップ撮影

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<夕方から今朝までニュースやワイドショーのWBCめぐり>

■ネタを訪ねて三万歩[50]
 気まぐれスナップ撮影
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[173]
 Photoshopの五本指ショートカットキー
 吉井 宏

■ブックガイド&プレゼント
 大賀葉子「毎日描きたい パソコンイラスト描きかた帳」


■ネタを訪ねて三万歩[50]
気まぐれスナップ撮影

海津ヨシノリ
< https://bn.dgcr.com/archives/20090325140300.html
>
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●「ちい散歩」してみる

2月中旬。打ち合わせで駿河台大学へ出かけることになりました。そこで頭の中を過ぎったのが近隣の風景。いつもは元加治駅と大学間をスクールバスで移動していたので、徒歩による探索を考えていた私には絶好のチャンスです。というわけで、元加治駅で下車し、一眼レフを首に下げ、大学まで20分程度の距離を1時間近くもかけて「ちい散歩」をしてみました。

余談ですが、明らかにパクリ企画と言われそうな「ちん散歩」も意外と好きだったりします。同じ放送局だから、お約束の範囲でしょう。陳さんらしい企画なのかも。なにせ「チンディジョーンズ(確か)」なんて企画もあったくらいですから。ところで「ちん散歩」ですが、地井武男さんが一人で散歩する「ちい散歩」のように、陳建一さん一人での散歩ならもっといいんですけどね。もっとも、「ちい散歩」もスタート当初は、今とちょっと構成が違っていましたけど。

ちい散歩
< http://www.tv-asahi.co.jp/sanpo/
>
ちん散歩
< http://www.tv-asahi.co.jp/hadaka/
>

さて、話を戻すと、町並み探索スナップは難しい時代かもしれませんね。今は人物だけでなく、何に対してでも唐突にカメラを向けることに注意が必要な時代であることが、一番の問題だからです。ですから、もっとじっくり3時間ぐらいかけて大学まで向かう余裕があれば、近隣の方達と話すということが可能になり、撮影しにくいモノも少しは撮影可能になります。要するに、不審者の盗撮と勘違いされる危険性は避けたいというわけです。

学生の頃、写真ばかり撮りまくっていた私は、警察官の職務質問やら、こわい人からの恫喝とか色々経験しました。深夜に写真を撮りまくっていたら、どう考えても不審者ですからね。ただ、警察官の職務質問も、被写体が駅や道路だったので、交番に連れていかれなかったのかもしれません。深夜に民家を撮影していたら、問答無用だったでしょう。考えてみれば、当時の私はかなり強引だったかもしれません。同じことを再現してほしいと言われても、まず絶対に出来ないと思います……と、遠い目。

元加治での撮影は昼間ですし、私も随分怪しさが薄れているので、職務質問はないと思います。そこで浮かんだのが、四季を通じて定期的に「ちい散歩」してみるという壮大(誇張しすぎ)な計画。そんな妄想を膨らませながら「ちい散歩」を続けていると、なんだか大昔の溝の口から梶が谷あたりを歩いているような錯覚に陥ると同時に、私はその時のカメラ小僧に戻ってしまったようです。杉花粉さえなければ、私にとって最高の空間かもしれません。

さて、肝心の写真に関してはどちらかというとスナップ派の私にとって、今回の「ちい散歩」はいい感じでした。思い込みなんでしょうけど、こんな時は絶対にレンジファインダーカメラですね。そう言い切る私も、レンジファインダーカメラは、父から譲り受けた骨董品的なオリンパスオートしか持っていません。このカメラは、オリンパスのサイトにも載っていない型番で、珍しいものだとか。

ただし、これはレンズ固定式。1958年のオリンパスエースに似たカメラですが、これが名機で今でも愛着があります。それを考慮すると、今ならEPSON R-D1とCOSINAレンズの組み合わせがいいですね。そんなことを思い描いていたら、なんだか本当に欲しくなってきてしまいました。封印していた危ないカメラ道楽に、火が付いてしまうとまずいかも。道具がいいからいい写真が撮れるわけではないんですけどね。ソフトウェアも同じ。

ところで、この手のスナップ撮影で私が心がけていることは視点です。まず、絶対に自分の目線で撮影することはありません。屈んだり、寝そべったりと、かなり怪しい状況になってしまいます。学生の頃は、NIKON F2にウエストレベルファインダーを付けて、よく撮影をしていました。ウエストレベルファインダーとは、ちょうど二眼レフのファインダーのような感じで上、から覗くタイプです。

そんなわけで大学に到着し、打ち合わせを済ませると、昼食&先生方とのヨタ話に誘われたのですが、池袋での所用が迫っていたので、帰りはスクールバスで駅まで向かいましました。そういえば、駿河台大学の学生達は、「よろしくお願いします」と言ってバスに乗り込み「ありがとうございました」と言って下車していきます。コミュニケーションの基本は挨拶という好例ですね。気持ちがいいです。

ところで、1月10日に駿河台大学でロケが行われていたTVドラマ『相棒Season7』は、3月4日に放送された『天才たちの最後』と判明。かなり色々なシーンに使われていたのには驚きましたが、設定が東都芸術大学ということでしたので納得。実は、2月18日放送の『密愛』でも階段教室がワンシーンだけ出てきましたが、3月4日放送分では、いつも私がお昼に学生と弁当を食べていたベンチが、かなり重要なシーンとして登場していたので驚くと同時に、思わずDVDに焼いてしまいました。

で、「ちい散歩」ですが、後期の授業に備えた下調べのため、メディアセンターに何度か通おうと思っていますので、最低でもあと数回は続きが出来そうです。なお、駿河台大学の近隣には、航空自衛隊の入間基地があります。毎年、文化の日に開催される航空ショーといえば分かりやすいかもしれませんね。元加治駅の3つ手前の稲荷山公園駅です。もっとも、稲荷山公園駅と入間駅は隣のようなものなので、2つ手前といったところですかね。少々乱暴かもしれませんが。

とにかく、歩き回るというのは究極のアドベンチャーだといつも感じています。そうは言っても、自動車も手放せない生活をしており、ほぼ毎日運転しているCO2排出野郎です。そして、運転している道筋を歩いてみるだけでも、運転している時は意外と風景を見ていないことに気がつきます。人間って、かなり適当ですからね。そうなると、コンパクトカメラも欲しくなってきます。携帯電話のカメラは本当に使い物になりませんから。

●プリンタ添付ツールの"簡単は正義"

使い物という意味で、最近インクジェットプリンタを買いました。まず現在の私は富士ゼロックスのDocuPrint C525A(レーザープリンタ)をメインプリンタとして使用していました。A4専用ですが、特に困っていませんでした。A3は必要に迫られてから、と割り切っていたからです。ところが、最近になって少部数ながら両面プリントの必要に迫られ、オプションの両面ユニット購入を検討していた時にEPSONのPX-B500を知り、かなりその気になってしまいました。レーザープリンタのような、高速処理の両面プリンタです。

もうほとんど【1-Clickで今すぐ買う】ボタンを押しかけたとき、突然CD/DVDの盤面印刷もしたいという欲求が脳裏を走りました。この「どうしてだかわからない一瞬の躊躇?」で、対象プリンタの絞り込みをいったんリセットし、消去法で導き出したのがCanonのiP4600です。冷静になれば、CD/DVDの盤面印刷が一番重要だったわけです。納品用のDVD等を綺麗にしたかったので。実はインクジェットプリンタは、BrotherのDCP115Cという複合機タイプも所有しているのですが、CD/DVDの盤面印刷が出来ないタイプなのがちょっと残念。

そして、私は今までプリンタに添付されているユーティリティー類はほとんど使ったことはなかったのですが、CD/DVDの盤面印刷のこともあり、今回初めて添付されているEasy-PhotoPrint EXというレイアウト&プリントツールを使ってみました。もちろん、IllustratorやInDesignと比べれば機能は雲泥の差ですが、簡単というのは正義だと感じました。他のメーカーのものは当然使ったことがありませんので、あくまでもEasy-PhotoPrint EXだけの話ですが、今までこの手のツールを使っていなかったことに少々後悔してしまいました。

従来はIllustratorやPhotoshopを使っていましたが、位置合わせの設計が意外と面倒でしたし、機能が豊富だとどうしてもシンプルに作り込むことが出来なくなってしまうからです。割り切りって大切ですね。そもそも、高機能だから良いレイアウトやデザインが生まれるわけではありません。調子に乗って色々と遊び回っています。ここのところ、色々なソフトが肥大化しているので、余計にシンプルな単機能ソフトが新鮮に感じられます。Easy-PhotoPrint EXは単機能ではありませんが、潔さがいいです。

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今月のお気に入りミュージックと映画
"なみだ涙のカフェテラス" by ジューシィ・フルーツ in 1980
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"Das Boot" by Wolfgang Petersen in 1981 (Deutschland)
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■アップルストア銀座のセッション 4月20日(月)19時より
Made on a Macとして画像処理セッション
『海津ヨシノリの画像処理テクニック講座Vol.33
 Photoshopレタッチテクニック/前編』
Photoshopのフィルタと、バッチ処理について整理してみます。フィルタの処理結果をアクション登録するメリットを独自の視点で整理し、効率の良いフィルタ処理とバッチ処理による偶発性を模索いたします。
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【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター
yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com
>
< http://kaizu-blog.blogspot.com
>
< http://web.mac.com/kaizu
>

テレビはほとんど見ないと言っているわりには、かなり見ていることに気がつきました。気がつくのが遅すぎですね。先月ネタにした時代劇の他に、「キイナ -不可能犯罪捜査官-」「Q.E.D.証明終了」「相棒」「ヴォイス」あたりは概ね毎回見ています。つまり……、明らかに見過ぎかも。

キイナ -不可能犯罪捜査官-
< http://www.ntv.co.jp/kiina/
>
Q.E.D.証明終了
< http://www.nhk.or.jp/drama8/qed/
>
相棒
< http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/
>
ヴォイス
< http://www.fujitv.co.jp/voice/
>

ただし、ライブで放送時間帯に見るのは皆無となって数年経ちます。エアチェックして見た方が、時間の節約になりますから。そして見たらすぐに消去してしまいます。見忘れたら、DVDがリリースされるのを待ってTSUTAYAですね。

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■グラフィック薄氷大魔王[173]
Photoshopの五本指ショートカットキー

吉井 宏
< https://bn.dgcr.com/archives/20090325140200.html
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最近は、紙に描く以外はほとんどPhotoshop CS4でドローイングしてます。一時は大量に増えてしまって、選ぶのも一苦労だったカスタムブラシ(Painterの鉛筆やチョークっぽいものがほとんど)もずいぶん整理した。なにしろCS3までは、サイズを数段階変えたブラシを含めて用意してあったので、たいへんだった。

CS4はPainter風にブラシサイズをショートカット「option + control」でインタラクティブに変更できるので、たくさん用意しなくてよくなった(っていうか、つい先日まで「[ と ]」キーでもブラシサイズが変えられるのを知らなかったんだけどね。こちらは後述の五本指ショートカットキーを使う場合、右手の一本指で済むのでラクです)。

「回転ビューツール」機能。これがあるのとないのとでは、Photoshopの意味がずいぶんちがう。紙に描いてるときは、実にこまめに紙を回す。描きやすい方向になるように合わせてる。鉛筆を持つ右手だけでなく、左手も同等に使ってると思う。ツルツルの机の上で紙に描くときは自在に紙を回して描けるけど、カッティングマットでは摩擦が大きくてうまく紙を回せないので描きにくかったりする。

Painterの画面回転のショートカットキー「option + space」は指が完全に覚えちゃってるのだが、新顔のPhotoshopの回転ビュー「R」(他のツールを使ってるときでも一時的に切り替えられる)は、なかなか馴染めない。ブラシ「B」、消しゴム「E」と回転ビュー「R」のキーボード上の位置が離れているのもやりにくい原因だと思う。特に「R」は遠い。

また、Painterではショートカットキーを押したままクリックして画面の回転をクリアできるけど、Photoshopではそれがない。「ビューの初期化」ボタンかツールバーの「回転ビューツール」をダブルクリックで戻るけど、作業の流れが断ち切れるのでちょっと面倒。

ああそうか、ツールのショートカットを変えちゃえばいいんだ。ということで、

ブラシを「S」

消しゴムを「D」

画面ビューを「A」

にしてみた。すると、キーボードの左端の手の位置をほとんど変えずに描画操作ができる。「A」の隣の「Shift」を、小指で同時押しで角度制限しながら回転もできる。回転をクリアするのも同じ流れの中でできるのでスムーズ。

左手の五本指の小指・薬指・中指・人差し指・親指が、そのままドローイングに必要なショートカットキー「回転の角度制限」「画面回転」「ブラシ」「消しゴム」「画面スクロール」と並ぶ。「command++(ー)」で画面の拡大・縮小などcommandキーが必要な場合は、親指を内側に曲げるだけ。とても快適(CS4のWindows版は使ってないので、Macと同等に快適かは不明)。

ところで、僕はPhotoshopのアクションにも多くのショートカットを割り当ててます。各種ファイル形式別の保存コマンド、左右反転、画像のサイズを揃えたりアルファチャンネルを削除したりなど。よく使うものはホントに作業効率が上がって便利だけど、やはり多すぎると混乱する。今回の話のように、キーボードショートカットを標準から変えてしまうと、普段の作業のときに混乱することもある。たとえば、ドローイングするときだけキーボードショートカット設定を切り替えて使うほうがいいんじゃないかな。

【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>

WACOMがセンサー技術を活かして、プロ用DJ機器に参入するそうだ。一昨年、WACOMの20周年パーティかなんかで、開発中の試作品を女性DJが演奏するのを見たような気がするけど、これだったのか〜。WACOMの超繊細なセンサーを使えば、いろんな方面に参入できると思ってたけど、ついにホントにヤルんだ。特設Webサイトがオープンしたので見てみたら、うわうわわ!! 予想の50倍くらいカッコイイわ。びっくりした。こりゃ、ほとんど楽器だ。PACEMAKERの親玉みたいなもんかな。右側のコントローラー部分、取り外せるんだ〜。この部分だけ持って演奏だ。サンプラーまで入ってるんで、相当いろんなことできるんだろうな。さすがに大勢の前でDJパフォーマンスやりたいとか僕的にはぜんぜんないけど、おもしろそうだなあ。なんかワクワクする。
WACOM nextbeat < http://www.nextbeat.net/
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■ブックガイド&プレゼント
大賀葉子「毎日描きたい パソコンイラスト描きかた帳」
< http://www.impressjapan.jp/books/2693
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< https://bn.dgcr.com/archives/20090325140100.html
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ISNB:978-4-8443-2693-9
著者プロフィール:
1997年米国MetaCreations社「BeyondThe Canvas Contest」にてインタラクティブ部門第1位、1998年2D Fine Art部門第2位受賞。同年よりディジタル・イメージに参加。著書多数。挿絵、ポスター、キャラクターデザイン、TV番組オープニングアニメーション原画などを手がける。個展、グループ展、セミナー講師なども。
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■編集後記(3/25)

・長いWBCのシーズンが終わって、ようやく穏やかな日が戻って来た。神が下りたイチローが決勝点を叩き出し、みごとな大団円を迎えた。最後に決めたのがイチローで本当によかった。これで結果オーライ、日本は平和に戻った。まことにめでたい。もしあの場面で2ゴロだったら…と想像してごらんなさいな、背筋が凍る、お試しあれ。それにしても、侍ジャパンはコメントがヘタだな。おいしいところをいただいた、ごちそうさま、とか言ってたイチローはよしとしても、他の選手たちはタコなコメントばかりだ。とくに、原監督の言語表現能力は最低だ。あの男のあの場面にこそ、スピーチライターが絶対必要だ。たとえば海老沢泰久みたいな人をゲームに帯同して、心に残る名スピーチの原稿を書いてもらうのだ。格好な例がある。昨日の小沢一郎会見では、あのふてぶてしい男がいつになく神妙で、ときには涙さえ見せるのには、ほほーと思ったものだ(不覚にもちょっと感心)。あれは、“真剣さ、いちずさ、必死さを画面の向こうの国民に印象づける”という田中康夫が作ったマニュアル通りだったそうで、それなりの名演技であった。しかし、黒を白と言いくるめるのはどだい無理な話だ。こっちの一郎には神は下りないから、そのうち投手を、もとい党首を退いて院政で生き延びる策をとるのだろうな。ところで、清原の解説、意外にいい。なかなか好感度高いぞ。いままで好きなキャラではなかったが、評価が変わった(それは桑田も同じ)。今年のペナントレースには解説で出て来て欲しい。カケフを駆逐して。(柴田)

・WBC。韓国と何度やるのと半ば呆れつつ。昨日の決勝戦、胃の痛くなる試合で、何度テレビを消そうとしたことか。音声で聞いていて、チャンスやピンチの時だけ画面を見るのだが、結果見ている時間は長かった。追加点のチャンスを潰された時は、韓国は強い、たとえ日本が負けても恥ずかしくない良いチームだと感心したよ。原監督の采配に、いやいやそりゃあかんやろ、と思ったりも。9回で追いつかれてしまい、10回のイチロー。あそこで打席が回ってくるところがスターだよなぁ。漫画なら編集さんから「できすぎ」とボツにされそうなラストだわ。インタビューや記者会見を聞いて、イチローでさえ大事な場面で、ここで打てなかったらみたいなこと考えるんだと思ったよ。夕方から今朝までニュースやワイドショーのWBCめぐり。幸せ〜。自分がおっさん化(おじさんではない)していっているのがわかったわ。/あるワイドショーで怒り爆発。韓国と日本の選手の年棒平均を比較してるのよ。この円高、超ウォン安、物価差の比較基準なしに。何ですか? 韓国の選手は「年棒が安いから」負けたのは仕方がないと? イチローと勝負したのはサイン中継ミスだから、それがなかったら勝てたはずだと? それを言うなら、韓国は若い選手が多いから次のWBCは脅威だ、でしょ? 日本だって全チームが参加したわけじゃないんだし、原監督の采配にもぐらつきあったし、9回ツーアウトで追いついた凄さとか、そっちを褒めればいいものを、優勝にケチつけますか? 試合見てたらそんなしょーもない比較しなくても韓国凄かったのわかるでしょ。どっちが勝ってもおかしくない良い試合だったでしょ! もう見るのやめとこ。←超機嫌が悪いワタクシ。(hammer.mule)