Webマガジン「ボヘミアン」15日更新予定の「クリエーター図トーク」取材で、画家・武田尋善氏にお会いしてきました。
武田氏とは、岡本太郎記念館に関連のある「宙(そら)」というグループで知り合いになりました。宙は、岡本敏子さんが存命時に記念館で開催していたイベントの流れの会で、私は岡本太郎氏を検索していた時にたまたま宙メーリングリストを知り、入会しその後オフラインでお会いしてからの付き合いです。この宙では不思議なご縁で、今休止中のZietZメンバーである、沢野有希さんもここに属していました。
武田氏の画風は色の使い方が特徴的で、生とも思える色が画面いっぱいに広がり、キャンバス面にはうねり叫ぶ様々な生き物が存在しています。彼はロックミュージシャンや舞踏家などの友人達と共に、富士山頂やニューヨークなどでライブパフォーマンスを行ったり、2006年にはデザインフェスタのビジュアル面のすべてに登場したりと、様々な活動を展開しています。
武田氏とは、岡本太郎記念館に関連のある「宙(そら)」というグループで知り合いになりました。宙は、岡本敏子さんが存命時に記念館で開催していたイベントの流れの会で、私は岡本太郎氏を検索していた時にたまたま宙メーリングリストを知り、入会しその後オフラインでお会いしてからの付き合いです。この宙では不思議なご縁で、今休止中のZietZメンバーである、沢野有希さんもここに属していました。
武田氏の画風は色の使い方が特徴的で、生とも思える色が画面いっぱいに広がり、キャンバス面にはうねり叫ぶ様々な生き物が存在しています。彼はロックミュージシャンや舞踏家などの友人達と共に、富士山頂やニューヨークなどでライブパフォーマンスを行ったり、2006年にはデザインフェスタのビジュアル面のすべてに登場したりと、様々な活動を展開しています。
何度もお声掛けを頂いて、いつも行くことが出来ないのが、彼のインド料理を使ったライブペイントパフォーマンスです。なんと、それは「南インド料理で絵を描く」と題して、寿司屋で行われるのです。彼のライブペイントは、デザインフェスタではもちろん、取り壊しの決まったアパートの内外にキサラギハニープロジェクトとして壁画を描いたり、神田神保町でも勢力的に行っていることは知っていたのですが、寿司屋で行うとは、場所にも度肝を抜かれますが、それを受ける方も凄いとしか言いようもありません。もちろん、最後はすべてを平らげるということです。次回のインド料理の会は是非参加させて頂き、レポートできたらと思っています。
お会いする時にはいつでも腰が低く優しい語り口調で、時には軽いユーモアを交えながら語る彼の姿は、彼の作り出す世界観とはまるで違うのです。いったいどこに、あのようなパワフルな絵を描くみなもとがあるのでしょう。それは、今回の取材中はっきりしました。彼は、まさに現代人が失いつつある子供の心を、いまも素直に持ち続けているのです。
今回は私のMacBookとintuos4を持って行き、実際にさわってもらい使用感をお伺いしようと思っていたのですが、さわるだけに留まらず、取材中はずっと作品制作に没頭し、ひとときもタブレットのペンを手放すことがありませんでした。技術的に特に目立つという作家ではないのですが、自身の感性と遊び心が独特の世界観を作りあげています。
Webマガジン「ボヘミアン」で公開する映像では、本気で絵を描くようになったきっかけや、作品の中に何が描かれているのかなどのお話を聞けます。10分程度の前編と後編に分かれていますので、お時間のある時に通してご覧頂ければと思います。
< http://bohemian.jp/
>
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◇本日のお薦めYouTube Music──キングクリムゾン(King Crimson)英国
ピンクフロイドと並び評されるキングクリムゾンは、『クリムゾン・キングの宮殿』で1969年にデビューし、カリスマ性を持った存在として人気がある。アルバム全体を通した音楽性は独自の路線を貫き、他のプログレッシブバンドとは一線を画している。活動は分裂や再結成を繰り返し、現在は第三期と言われているが中心はギタリストのロバート・フリップであり、かれがキングクリムゾンの主導権をしっかり握っているために亀裂も生じることもあるが、音楽性を貫く上では評価できる。
King Crimson - 21rst Century Schizoid Man
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King Crimson - I Talk To The Wind(クリムゾン・キングの宮殿より)
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King Crimson - Larks' Tongues in Aspic
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King Crimson Starless
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前回「病院なんて行きたくない!」と言い張っていたものの、先々週末から翌週にかけてアップルストアでのワークショップ、そしてボヘミアンナイト、学校、取材等々がつづき、ついに熱を出して、病院へ足を向けてしまいました。とは言っても足を向けただけで、病院に行っては見たものの入り口には「転居しました」との張り紙があり、結局は病院へ入ることなく、踵を返すことになってしまいました。
体調を崩すきっかけは、ボヘミアンナイトで使った喉からのものだと思います。そんな風邪も売薬で治すことになりました。しかし、38度以上あがった体温にも関わらず、通算して3日間の投薬治療の間も全く食欲の落ちることはなく過ごしました。その間に食べたものは餃子、鶏肉のハーブ焼、豚肉の紅茶煮と普段より動物性タンパク質の摂取量が多いのでした。普通は熱のある時には油ものをとりたくなくなるはずですが、全くそんなことは意に介しません。二日目にはほとんど通常通りの生活に戻り、買った薬もなくなる今日4日目を迎え、このテキストを書いています。まだ、咳は止まっていませんが。
●山菜の料理、コゴミとフェンネル(茴香・ウイキョウ)の炒め物
ということで、そんな時に元気の出そうな香草フェンネルの料理です。この料理は先月、春を終える東北から届いたコゴミと合わせた春の炒めものです。フェンネルは初夏の野菜で、健胃効果があるそうです。フェンネルの爽やかな香りは魚介類によく合います。今回は、これにウインナーを合わせて調理してみました。フェンネル、コゴミ、ウインナーのそれぞれをオリーブオイルで炒め合わせ、ブラックペッパーを利かせて最後に醤油をまわしかけるだけです。コゴミのシャキシャキとした食感、ウイキョウの香り、そしてウインナーの持つ強い塩分がリズムを与えた美味しい料理です。ウインナーは我が家ではシャウエッセンを常備してあり、噛むと弾けるような皮の食感と強めのスモーク感が大好きです。
●新物わかめとトマトのサラダ
わかめは水洗いして熱湯をさっとかけ、冷水に離してから水分を切ります。それをざくぎりにしてトマトと水菜、新タマネギを盛り付けます。ドレッシングは塩、砂糖ひとつまみレモン汁を良くまぜあわせ、盛りつけたわかめとトマトにかけ、最後にブラックペパーとオリーブオイルとをまわして、ガーリック味のブルサンチーズをトッピングしました。フランス産のブルサンチーズは、クリームチーズにガーリックとペッパーを混ぜた芳醇な香りのチーズです。タマネギは大阪泉州の貝塚早生玉葱を使用しました。瑞々しく甘みと辛みが程よい季節限定の玉葱です。
◇Macで楽しいタブレットデッサン:Painter ワークショップ 第3回目
日時:7月8日(水)19:00〜20:00
会場:アップルストア銀座
第1回目は「デッサンとは?」と題して、デッサンの基本的な考え方を学び、第2回目は「絵に対する苦手意識」。そして、第3回目で「デッサン事始め」として、いよいよ本格的にデッサンをはじめます。描く物はリンゴ、前回までの2回に参加された皆様、そしてBlogをご覧の皆様も是非リンゴを描いてArtist HAL_に送って下さい。当日、コメントを挟ながらご紹介したいと思います。デッサンで遊んでみたい、デッサンを研究したいなどデッサンに興味のある方、是非ご参加下さい。
mailto:hal-artist@hal-i.com
【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
>
Web < http://lohasfood.exblog.jp/
>
Web < http://Web.mac.com/hal_i/
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お会いする時にはいつでも腰が低く優しい語り口調で、時には軽いユーモアを交えながら語る彼の姿は、彼の作り出す世界観とはまるで違うのです。いったいどこに、あのようなパワフルな絵を描くみなもとがあるのでしょう。それは、今回の取材中はっきりしました。彼は、まさに現代人が失いつつある子供の心を、いまも素直に持ち続けているのです。
今回は私のMacBookとintuos4を持って行き、実際にさわってもらい使用感をお伺いしようと思っていたのですが、さわるだけに留まらず、取材中はずっと作品制作に没頭し、ひとときもタブレットのペンを手放すことがありませんでした。技術的に特に目立つという作家ではないのですが、自身の感性と遊び心が独特の世界観を作りあげています。
Webマガジン「ボヘミアン」で公開する映像では、本気で絵を描くようになったきっかけや、作品の中に何が描かれているのかなどのお話を聞けます。10分程度の前編と後編に分かれていますので、お時間のある時に通してご覧頂ければと思います。
< http://bohemian.jp/
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◇本日のお薦めYouTube Music──キングクリムゾン(King Crimson)英国
ピンクフロイドと並び評されるキングクリムゾンは、『クリムゾン・キングの宮殿』で1969年にデビューし、カリスマ性を持った存在として人気がある。アルバム全体を通した音楽性は独自の路線を貫き、他のプログレッシブバンドとは一線を画している。活動は分裂や再結成を繰り返し、現在は第三期と言われているが中心はギタリストのロバート・フリップであり、かれがキングクリムゾンの主導権をしっかり握っているために亀裂も生じることもあるが、音楽性を貫く上では評価できる。
King Crimson - 21rst Century Schizoid Man
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King Crimson - I Talk To The Wind(クリムゾン・キングの宮殿より)
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King Crimson - Larks' Tongues in Aspic
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King Crimson Starless
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前回「病院なんて行きたくない!」と言い張っていたものの、先々週末から翌週にかけてアップルストアでのワークショップ、そしてボヘミアンナイト、学校、取材等々がつづき、ついに熱を出して、病院へ足を向けてしまいました。とは言っても足を向けただけで、病院に行っては見たものの入り口には「転居しました」との張り紙があり、結局は病院へ入ることなく、踵を返すことになってしまいました。
体調を崩すきっかけは、ボヘミアンナイトで使った喉からのものだと思います。そんな風邪も売薬で治すことになりました。しかし、38度以上あがった体温にも関わらず、通算して3日間の投薬治療の間も全く食欲の落ちることはなく過ごしました。その間に食べたものは餃子、鶏肉のハーブ焼、豚肉の紅茶煮と普段より動物性タンパク質の摂取量が多いのでした。普通は熱のある時には油ものをとりたくなくなるはずですが、全くそんなことは意に介しません。二日目にはほとんど通常通りの生活に戻り、買った薬もなくなる今日4日目を迎え、このテキストを書いています。まだ、咳は止まっていませんが。
●山菜の料理、コゴミとフェンネル(茴香・ウイキョウ)の炒め物
ということで、そんな時に元気の出そうな香草フェンネルの料理です。この料理は先月、春を終える東北から届いたコゴミと合わせた春の炒めものです。フェンネルは初夏の野菜で、健胃効果があるそうです。フェンネルの爽やかな香りは魚介類によく合います。今回は、これにウインナーを合わせて調理してみました。フェンネル、コゴミ、ウインナーのそれぞれをオリーブオイルで炒め合わせ、ブラックペッパーを利かせて最後に醤油をまわしかけるだけです。コゴミのシャキシャキとした食感、ウイキョウの香り、そしてウインナーの持つ強い塩分がリズムを与えた美味しい料理です。ウインナーは我が家ではシャウエッセンを常備してあり、噛むと弾けるような皮の食感と強めのスモーク感が大好きです。
●新物わかめとトマトのサラダ
わかめは水洗いして熱湯をさっとかけ、冷水に離してから水分を切ります。それをざくぎりにしてトマトと水菜、新タマネギを盛り付けます。ドレッシングは塩、砂糖ひとつまみレモン汁を良くまぜあわせ、盛りつけたわかめとトマトにかけ、最後にブラックペパーとオリーブオイルとをまわして、ガーリック味のブルサンチーズをトッピングしました。フランス産のブルサンチーズは、クリームチーズにガーリックとペッパーを混ぜた芳醇な香りのチーズです。タマネギは大阪泉州の貝塚早生玉葱を使用しました。瑞々しく甘みと辛みが程よい季節限定の玉葱です。
◇Macで楽しいタブレットデッサン:Painter ワークショップ 第3回目
日時:7月8日(水)19:00〜20:00
会場:アップルストア銀座
第1回目は「デッサンとは?」と題して、デッサンの基本的な考え方を学び、第2回目は「絵に対する苦手意識」。そして、第3回目で「デッサン事始め」として、いよいよ本格的にデッサンをはじめます。描く物はリンゴ、前回までの2回に参加された皆様、そしてBlogをご覧の皆様も是非リンゴを描いてArtist HAL_に送って下さい。当日、コメントを挟ながらご紹介したいと思います。デッサンで遊んでみたい、デッサンを研究したいなどデッサンに興味のある方、是非ご参加下さい。
mailto:hal-artist@hal-i.com
【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
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Web < http://lohasfood.exblog.jp/
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Web < http://Web.mac.com/hal_i/
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