セミナー案内
── インクナブラ実践セミナー InDesignからiPhone、iPadのEPUBをラクラク作成する方法 ──

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InDesignにはCS3以後、EPUB書き出しの機能が用意されています。印刷用として作成したドキュメントを、そのまま電子書籍のEPUBに書き出すことが可能です。しかしInDesignから書き出したEPUBはそのままではiPhoneやiPadに配信できません。このセミナーでは電子書籍でのEPUBの活用方法と、InDesignから書き出したEPUBをiPhoneやiPadで閲覧できるEPUBに簡単に変換する方法を解説します。



日時:7月22日(木)13:00〜16:00
会場:社団法人日本グラフィックサービス工業会 8F会議室(東京都中央区)
定員:50社(事前申込制)
参加費:一人18,900円 二人目以降12,600円 くわしくはサイト参照
< http://www.incunabula.co.jp/100722/indexdc.html
>

電子書籍への注目度が高まっています。とりわけ、iBooks、ソニーのReader、Googleブックで採用されたEPUBは、電子書籍のスタンダードフォーマットとして本命視されています。

EPUBは配信プラットフォームで使われるだけでなく、電子書籍のプロモーション用フォーマットしても活用できます。StanzaやiBooksなどの無償のEPUBビューワーがあれば、配信したEPUBをタダで手軽に閲覧できます。

Adobe InDesignは CS3以降、EPUBの書き出しに対応しました。InDesignで印刷用のデータを作成していれば、そのままEPUBに書き出すことが可能です。しかしInDesignで書き出したEPUBはそのままでは、開かない、開いても文字化けする、ファイルサイズが異様に重い、レイアウトが思い通りにならないというEPUBがInDesignで書き出したEPUBです。

InDesignで書き出すEPUBは、手順を守り、適切に設定して書き出し、Sigilという無償の編集ソフトで編集すると、ほとんどのEPUBビューワーで閲覧できるEPUBに簡単に作り替えることができます。インデントや行間、フォントサイズも思いのままです。

このセミナーでは印刷用データからそのままEPUBを書き出して、iPhoneのStanzaやiBooksで思い通りに閲覧するためのノウハウを解説します。InDesignとSigilがあれば、誰でもiPhoneやiPadでそのまま閲覧できるEPUBが作成できるようになります。

講師:上高地 仁 1959年生まれ。印刷会社で10数年にわたり営業する。営業の傍ら、自らDTPのオペレータとなり、営業マンにもDTPの知識が必要なことを痛感する。現在はDTP最強のWebサイト「DTP-S」を主宰。インクナブラ代表。主な著書に「標準DTP出力講座(翔泳社)」「標準DTP出力講座 フォント攻略編(翔泳社)」「Illustrator実践マスター(グラフィック社)」「DTPのデジタル印刷営業術(オーム社)」「DTP実務者のためのAcrobat PDF活用ガイド(毎日コミュニケーションズ)」がある。
有限会社インクナブラ 大阪府東大阪市南荘町8-29-901 TEL.072-974-5272