Otakuワールドへようこそ![135]ドイツ人と味わう新鮮な日本:抵抗する料理
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イタリアの展示の準備でばたばたしているさなかに、突然、ドイツからのお客人。日独伊といえば、高校時代、社会科系の科目(特に世界史)で大量の赤点を連ねた私には詳しい事情は分かりませんが、同盟を組んで無謀な戦(いくさ)をしかけた負け組仲間。運命的な何かを感じます。手厚くおもてなしするであります。

●いきなりこき下ろされる日本の観光地

「やっ、どもっ♪ わたし、ドイツ人。デザイン学校の生徒なの。2日後には東京に行くんだけど」って感じで始まるメールが来たのが、2月22日(火)。ニュアンスを汲んで訳してみたつもりだが、原文は、とってもキャピキャピした英語だ。「サイト見たわ。写真素敵ね。特に林美登利さんの人形。意識がブッ飛んだわ」。コンタクト取りたい由が書かれ、さらに「東京でそのテの人形が見れる場所を教えてくれると嬉しいわ。典型的な観光地みたいなクソにはうんざりなの」。

く、クソですかぃ。まあ、わが国ではそこかしこから大地が大きめのをひり出して、ほかほかと湯気を立てたりしてますけど。近づくと卵が腐ったようなニオイがしたりしますな。一番でかいのを富士山と申します。メールの最後にオリヴィアと名乗っているが、もうこの時点で私の中では「新世紀エヴァンゲリオン」の惣流・アスカ・ラングレー決定。

美登利さんの人形は新宿のマルイワンで最新の2体が展示中だったのだが、タイミングの悪いことに23日(水)までだ。その後は、個展に向けて制作に注力したいとのことで、ほとんど展示の予定を入れていない。美登利さんに「ファンレター来たよ」とメールしてみる。すると、マルイワンでの展示は浅草橋のパラボリカ・ビスがプロデュースしている関係で、終わった後は、いったんそこの倉庫に引き上げるという。展示はしてないけど、美登利さん立会いの下、ちょこっとお見せするくらいは可能なんではないか、との返事。

じゃあ、26日(土)にパラボリカ・ビスで会いましょう、という話になった。ところが、美登利さんが確認の電話を入れてみると、2体の人形はパラボリカではなく、『夜想』の編集室のほうに戻るそうで。仕方がないので、黒蜘蛛ちゃんを家から持ってきてくれるとのこと。いやぁ、ファンサービスも、そこまでしてもらっちゃ悪いなぁ。



オリヴィアさんは「奇妙で暗鬱なアートが見たい」とのことで、「絵はマーク・ライデン(Mark Ryden)が好き。スプラッタの大ファンで、特に三池崇史とロブ・ゾンビ(Rob Zombie)が好き」という。だったら、少女主義的水彩画家たまさんの絵はぜーったいに好きになるはず。銀座のヴァニラ画廊で個展を開催中だ。薦めておこう。そういう嗜好の外国人って、なんとなく、タトゥー入れてそうだなー、という気がする。入れててもいいけど。

オリヴィアさんと私は、26日(土)の14時にJR浅草橋駅東口改札で会って一緒にパラボリカへ行き、美登利さんは直接行くという話になった。「会ったとき分かるような特徴は?」と聞かれ、セーラー服着てる写真を送ると「キャハハハ......。日本一のベストドレッサーだわ」。向こうからも写真を送ってきたが、顔から足が生えてるみたいにみえる上からのアングルで、これで顔が分かるかいっ、というものだった。浅草橋まで自力でたどり着けるかどうかについては、まったく心配していないふうであった。......と、ここまでは前回の終わりに簡単に書きましたね。

●待ち人、来たらず

最近は小型の無線電話機を持ち歩いている人が多いみたいだけど、このときは私もあると便利かなぁ、とは思った。せめてiナントカ、とか。私が浅草橋駅に着いたのは、14時10分前。オリヴィアさんは、まだ来ていない。昼ごろ起きて、何も食わずに出てきたので、腹が減ってる。ちょっと歩いてコンビニでおにぎりを買って、その前で立ち食いして、戻ってきたら、14時を1分過ぎている。けど、まだ来ていない。

14時半になってもまだ来ない。その日の朝に、「無事、日本に着いた。じゃ、後ほどねー」というメールをもらっている。おかしい。東京のどっかで迷っているのか? 近くの漫画喫茶に行ってメールが来てないかチェックしてみるが、来ていない。駅に戻ってもまだ来ていないので、もう一度漫画喫茶へ行き、16時ごろまではいるからパラボリカへ電話ちょうだい、とメールし、パラボリカへ向かう。

着いたのは、15時近くになっていた。美登利さんによると、30分ぐらい前に、外人さんが一回りして出て行ったという。その人がそうだったのかしら? と。私は、違うんじゃないかなー、と。日本に来るのは何回目か知らないけど、自力でここを見つけるのは難しいんじゃないかなぁ。美登利さんは、これのためにわざわざ黒蜘蛛ちゃんを持ってきてくれたのに、空振りに終わってしまい、非常に申し訳ないことになってしまった。

その日の夜20時ごろ、オリヴィアさんからメールが来た。指定の時間に指定の場所にちゃんといたという。れれ? じゃあ、わずか1分の間に入れ違ったのか? いや、30分は待ったという。それからパラボリカに行ったけど、そこにも私はいなかったので、あきらめたという。美登利さんが見たのは、やっぱりオリヴィアさんだったのか。きれいな人だったって言ってたなぁ。

何回かメールをやりとりして、最後に謎が解けた瞬間、血の気が引いた。あ。俺じゃん。間違いの元凶。東口と書くべきところを、西口と書いてる。しかも間違いに気づかず、西口西口と何回も確認メールを送っている。そりゃ、あっちとこっちで待ちぼうけするわな。なぜそんな間違いをしたのか、自分でもよく分からないんだけど、頭の中で地図が逆さになってたっぽい。「西も東も分からん」のは俺だったか。両方に平謝り。笑って許してくれたけど。ああああああああ。

●だいたいイメージどおりだった

次なるお薦めポイントはゴシックバー "TwoFace" だ。飲み屋街のはずれの地下にあって、照明はろうそくだし、ヨーロッパのどっかの廃城の地下室かいね、って感じの美術品・装飾品いっぱいの内装だし、けっこう怖い。来る人も、身体のどこかに穴が貫通してたり、墨が入ってたり。ヒゲが伸び放題だったり。きっと気に入ってくれるに違いない。

今度はちゃんと会いましょうってことで、3月2日(水)22時に中野駅北口で待合せ。映像の寺嶋真里さんも来てくれるという。さらに、以前よく行っていたメイドバーのメイドさんをしていたkさん。私はkさんが辞めてからはぱったり行かなくなってしまった。それと、今でも常連のH氏。

10分前に着いて、動かずに待っていると、今度はちゃんと会えた。あ、なるほど。美登利さんがきれいな外人さんって言うわけだ。写真では東洋人かと思ったが、実物は西洋人。モノクロだったので髪の色は分からなかったけど、少し暗めのブロンド。口角がぴっと耳のほうに上がっていて(日本人って下がってるよね?)、スマイルがかわいい。

みんな揃ったところで、TwoFaceへ。なんと、日本に来るのは初めてだという。ドイツの都市なんてほとんど知らないので、出身地を聞くのもおずおずとだったが、生まれはミュンヘンで、今は、デュッセルドルフに住んでいるという。デュッセルドルフ! そこなら知ってる! 行ったことあるっ!

勤めてる会社の、ヨーロッパ方面の営業拠点がそこにあって、'04年6月1日(火)、出張で行ったのであった。翌日にはオランダのアイントホーフェンにある会社を訪問して、英語でプレゼンすることになっていることも特に気にならず、大量の水が静かに速くずんずん流れるライン川のほとりにある広場で、今にも暮れそうに見えつつ21時ごろまで暮れない夕日をぼーっと眺めながら、これどうすんだよ、っちゅうぐらいの山盛りのポテトをちょこちょこつまみつつビールを飲み、くつろいでたよなぁ。

オリヴィアさんは、そうとう飲めるクチのようで、日本酒をクイクイと。ご先祖は盗賊騎士(robber knight)だったらしい。戦いがあるときは鎧を着て馬に乗って戦場へ赴くわけだが、普段はその武装を利用して山賊を兼務。それ、騎士道としてどうよ? って商売が実際にあったんだね。やっぱりタトゥー入れてるし。背中に。ちょっと見せてくれとは言いづらいあたりだけど、寺嶋さんったら、しっかり見せてもらってるし。

夢の中で、これは夢だと気がついて、その夢をコントロールできるようになることが可能なのだという。それは訓練によって身につくらしい。それができるようになると、死後、次に何に生まれ変わるか、自分で選べるようになるとか。そこまで行き着くには5段階の訓練があって、うんぬんかんぬん。東洋の思想っぽいけど、初めて聞いた。

日本にいるうちに、蛸の踊り食いというのを経験してみたいという。そんなのあるんか? 生でなら食うが、生きたままは食わんぞい。「オールドボーイ(Old Boy)」という映画にそういうシーンがあったのだそうで。そういうのがあることは知ってるという人はいたが、どこで食えるのかまでは知らないという。

1時ごろまで飲んで、お開きとなった。後で調べると、「サンナクチ」という韓国料理だ。「サン」が「生きてる」で、「ナクチ」が「蛸」。YouTubeにけっこう動画が上がっている。うわーーーっ!!! 逃げちゃだめだ。

●食っているものに吸盤で吸い付かれるという新体験

というわけで、食いに行こうという話になった。3月6日(日)の夜。新大久保にある海鮮系の韓国料理店「東海魚市場」がよさそうだ。その前に渋谷の「マリアの心臓」へ。駅前ではスマイル党のマック赤坂氏がスマイルしている。

私はマリアの心臓へは何回か行っているが、今回は、天野可淡さんのドールが10体ほどに増えている。四谷シモンさんや恋月姫さんなど、大御所クラスの作家さんたちの人形が、ところ狭しと展示されている。中川多理さんの、襦袢を着たほぼ等身大の少女の人形は、べちおさんが見たらきっと惚れちゃうに違いない。

銀座の「ヴァニラ画廊」でのたまさんの個展は、平日に一人で行ったという。やっぱりよかったようで、画集を買ったという。けど、たまさんご本人は不在だったそうで。私が最終日3月5日(土)に行ったときは在廊していて、買った画集に女の子の絵を描いてもらっていた。オリヴィアさんが買ったのと別の画集だったので、それを差し上げた。

さて、いざ、新大久保へ。かつては日本有数の物騒な地帯だったこの街も、健全で安全になったなぁ。大学時代、公園で将棋を指してるおじさんたちがいて、眺めてたら仲間に入れられちゃったことがある。そこで知り合った三上さんは、その界隈に住んでいる。ある朝、近所を散歩していると、横の家の窓ガラスがバリンと割れて、突き破って飛んできたナイフが目の前にころんと転がったという。

タイ人だったかの女性が二人で住んでいて、喧嘩になって、一方が他方にナイフを投げつけたら、外れて、そういうことになったのだという。まあ、そういう街だった。夜になると、コロンビアから来たという金髪碧眼ボインボインのおねーちゃんたちが道に立ち、カタコトの日本語で「ワタシ、パンツはいてないのー」とか言って、客を引いていた。個人的な嗜好を言わせてもらえば、はいてたほうがいいけどなぁ。

大久保通りを歩いていると、反対側の歩道には、若い女性たちの長い列ができていて、先頭にはアイドルっぽい男性3人組がいて、サインかなんかしていた。平和だ。大久保通りから職安通りに抜ける、ラブホテル街の細い路地も、今は、かつてほど恐くはない。つーか、我々がいちばん怪しくないですか?

その店は、満席だったが、脇に寄せてあったテーブルと椅子を引っ張り出して、席を作ってくれた。ちょうど横の壁には、かつて、サンナクチのことでこのお店がテレビで放送されたことが書かれたポスターが貼られている。写真入りで。後で頼むことにして、最初は普通のものから。刺身盛り合わせとか、ユッケジャン(生肉だけど)とか、イカサラダとか、キムチとか。

店で出してくれたタダで飲み放題のお茶は、あんまりお気に召さなかったようで。ウーロン茶なんだろうけど、ほうじ茶のような味がする。ほうじ茶を説明すると「うん、確かに葬式の味だ。生きてる者の飲み物じゃないよ、これ」と。機械油の香りがするとか、なんとかかんとか......。そういう強気発言が惣流アスカラングレー......。

ドイツ料理で美味いのは、シュニッツェルだという。あ、それ、聞いたことあるぞ。「そうだ、京都行こう」でおなじみのJR東海のコマーシャルで使われている "My Favorite Things" という歌の歌詞で、私の好きなものを列挙した中に "schnitzel with noodles" という一節があって、それはどんなものか気になってたのだ。

豚肉にパンの耳の粉をつけて生卵に通して油で揚げたもの、という描写からは、トンカツしか思い浮かばないんだけど。麺を付け合せるのは、ぜんぜん合わないぞー、それ、美味くないからー、と笑っていた。たいていはポテトだという。シュニッツェルと似たもので、中にハムとチーズが入っているのが非常に美味く、コードンブルー(cordon bleu)というのだそうだ。今、調べてみると、フランスのものっぽいけど。

あと、ブレッツェル(brezel)という焼き菓子。白ソーセージは午前中に食べるものなんだとか。クヌーデル(knodel:o の上に点が2つ)はじゃがいもまたはパン粉の団子。ビールはAugustinerとHellesがとにかく美味いから飲んでみなさい、と。

オリヴィアさんは、一度は医大に受かって、3〜4学期は通ったけど、合わないことが分かって中退したという。で、アート系へ転向。皮の代わりに肉を使って、ブランドもののハンドバッグもどきを作ったりしたとか。う、そういうの、私の好みとはちょっと合わないなぁ。ブランド物を追いかけてキャーキャー言ってるやつらは、知性の足りない浅はかなやつらに決まってる、という批判精神それ自体が、分かりやす過ぎるステレオタイプで、つまらなく感じるのだ。

イタリアがアートの国、フランスが愛の国、といった大雑把なイメージからすると、ドイツは糞真面目な哲学と工業の国というイメージがあるのだが、ドイツのアートってどうなんだろう。ドイツ人のアーティストって、一人も思い浮かばないんだけど。クルト・シュヴィッタース(Kurt Schwitters)とヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys)をあげてくれたけど、すまぬ、知らぬ。オリヴィアさん自身も認めていた、「ドイツでは爆弾と車にばかり国家予算を使って、アートにはちっとも使わん」と。

前置きが長くなったが、そういう経緯を経て、48年間生きてきた人生で初めて、ついこの前までは存在すら知らなかった、蛸の踊り食いといういものを食することになるのである。ほんっと、人生何が起きるか分からんわぁ。

白い皿に、付け合せも何もなく、それだけ載って出てきた。ぶつ切りにされた蛸の足たちが、それ自体独立した生き物のように、うにょうにょうにょうにょと元気よくうごめいている。動物の死体にたかったうじ虫の群れを連想させるものがあり、これはちょっといただけない。いただきます。

箸でつまもうとすると、吸盤でしっかりと皿にしがみついて離れない。食い物が 食われまいとて しがみつく引っ張っても取れないものは、横に平行移動させて、皿のふちから取る。すると今度は箸にしがみつくのではなく、もがいて逃げようとする。うっかり落とすとテーブルの上で元気よくのたうち回る。もう面倒くさくなって手でつまむ。

ごま油にさっとつけて、口へ。この期に及んでも、まだ観念しない。口の中へ吸盤で吸いつく力がけっこう強い。噛んでもまだ吸いついてくる。味は、なじみのある新鮮な蛸刺し。美味いっ。ここらでやっと食い物になってくる。けど、オリヴィアさんは、飲み込んだやつがのどに吸いついたと言ってるし、なんだか腹の中でもまだ動いているような気がして落ち着かない。

オリヴィアさんいわく「ラーメンなんてもう退屈で食えないわね」。いや〜、その後も、たとえばうどんを食ってるときなんかに、「もしこれが動いたら」なんて、ついつい想像しちゃったりして、けっこうトラウマになってるんですけど。

あ、忘れてた、これは言っておかなきゃ。日本人はみんな、すごーく親切だって。道に迷ってても素通りしちゃうけど、聞くとあらゆる手段を使って懇切丁寧に教えてくれるって。それはめちゃめちゃ誇っていいと思う。けど、サラリーマンはおもちゃの兵隊みたいで怖いって。「個」の気配をほぼ完全に消し去った人々の群って、ものすごい恐怖心をもよおすらしい。北朝鮮うんぬん言ってる場合じゃないぞぉ。経済や産業方面では「ジャパン・パッシング」とか「ジャパン・ナッシング」と言われて、存在感の限りなく希薄な日本だけど、文化や芸術や人には、そうとうの興味をもってくれてるように感じる。手を振ってきたら、振り返さなきゃ。

【GrowHair】GrowHair@yahoo.co.jp

カメコ。蛸の衝撃が強すぎて、それ以外に最近何があったのか、霞んで思い出せない。イタリアの展示の準備は、全体的には着々と進んでいるが、私の展示物の準備だけが大幅遅れ。やばいやばいやばいやばいやばい。寺嶋真里さんの映像、清水真理さんの人形、中村キョウ(漢字では[走喬])さんの写真、田中流(ながれ)さんの写真のEMS便は、すべて届いた模様。3月6日(日)に予定されていたプレス向けプレ展示は、一週間延期。プレス側からアドバイスがあって、6日(日)は町のお祭りがあるし、サッカーの重要な試合があるし、で、きっと取材陣が出払ってるだろうとのことで。
< http://www.ilgiapponenelchiostro.it/
>

3月19日(土)〜4月9日(土)、浅草橋「パラボリカ・ビス」にて、中村キョウ氏の写真展「メランコリアの楽園」が開かれます。中村氏は、寺嶋真里さんの映像作品『アリスが落ちた穴の中:Dark Marchen Show!!』の収録時に同時に写真撮影しています。映像にはアリス役で「日本で一番小さな手品師」のマメ山田さんが主演しています。

また、パフォーマンスグループ "Rose de Reficul et Guiggles"、および、清水真理さんの人形も出演。19日(土)には出演者たちによる公演があり、20日(日)には映像の上映があります。また、この映像は、日本屈指の装丁家ミルキィ・イソベ氏とのコラボで瀟洒なART ALBUM+DVDになり、この展示期間に合わせて先行発売されます。
< http://www.rose-alice.net/news.html
>
< http://www.yaso-peyotl.com/archives/2011/02/post_803.html
>

「デカルトとカントとショーペンハウエルをまとめてデカンショと呼ぶことに何の意味があるのかよく理解してないのだが、ニーチェとハイデガーとソクラテスをまとめてニーハイソックスと呼ぶのはどうだろう」とツイートしたら、見知らぬ5人にふぁぼられてるし。いったいどこまでリツイートされてんだか。