[3067] 「構造と力」再読★リゾームな世界

投稿:  著者:


《メモリが2倍になっても仕事が2倍速で終わるわけじゃない》

■アンビエントメディアの夜明け[20]
 iPad2の接触頻度を高める理想的な設置スタイルとは何か?
 川井拓也

■クリエイター手抜きプロジェクト[280]Adobe Bridge CS3/CS4/CS5編 
 アプリケーション間でやりとりする(2)
 古籏一浩

■境界線の歩き方[05]
 「構造と力」再読★リゾームな世界
 出渕亮一朗

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■アンビエントメディアの夜明け[20]
iPad2の接触頻度を高める理想的な設置スタイルとは何か?

川井拓也
< https://bn.dgcr.com/archives/20110620140300.html
>
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iPadやiPad2はアンビエントメディアとして最高の選択肢であることは、以前から強調してきました。
では、アンビエントメディアとして最高の設置方法は何か? というのは難しいところです。

私がこれまででもっとも好きなApple製品はiMac G4です。一般に大福Macと呼ばれているもので、円形のボディから電気スタンドのような液晶がニョキっと出ていて、どの方向にもすぐに液晶を回転させることができる優れたデザインでした。その後のiMacはシンプル路線となり、現行モデルのような板状になってしまいました。ミニマリズムとしては悪くないのですが、iMac G4のもっていた親しみやすさやチャーミングさは薄くなってしまったように思います。

iPadやiPad2を環境に溶けこませて、アンビエントメディアとしてニュースリーダーやオーディオやソーシャルメディアスクリーンセーバーとして使うには、あのiMac G4スタイルが一番いいのでは? と密かに思っていたらオーディオメーカーのJBLが、ナイスなユニットを発売してくれました!

それがJBL ONBEAT です。
< http://www.harman-japan.co.jp/jbl/mm/onbeat/
>

少し前のJBL ONTIMEという、丸い凱旋門みたいな不思議なスタイルのiPhoneドックスピーカーを今でも使っていて、わりと気に入ってます。そのJBLの製品なので音質などはだいたい想像がつくのですが、今回のONTIMEがいいのはiPadやiPad2をつけた時のそのたたずまい。

まさにiPad G4(?)みたいな感じになるわけです。

丸い土台の部分がスピーカー部分で、そこから電気スタンドのようにiPadを保持するアームが出ています。アームは自由に動かないものの、タッチディスプレイのiPadを操作しながら、ドックコネクター経由の音を高品質なスピーカーから聞けるのでオーディオとしてもいいですし、RadikoでFMラジオとしても使えます。

欲をいえば、ブラックだけではなくてホワイトも欲しいところ。空中に鎮座するiPadなら、いつでも電源を入れておいてお気に入りのアプリを走らせ、すぐに触りたくなるアフォーダンスが生まれそうですね!

【川井拓也 / Takuya Kawai】
mail:kawai@himanainu.jp twitter @himanainu_kawai

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■クリエイター手抜きプロジェクト[280]Adobe Bridge CS3/CS4/CS5編 
アプリケーション間でやりとりする(2)

古籏一浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20110620140200.html
>
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BridgeTalkを使ってアプリケーションを呼び出す際に、処理したデータなどを渡したい場合があります。BridgeTalkで呼び出された場合、呼び出し元にデータを戻すにはapp.bodyに戻り値を入れます。ただし、InDesignはapp.bodyではなくbodyに戻り値を入れます。

以下のスクリプトは、呼び出したアプリケーションからの戻り値をESTKのコンソールに表示します。


(function(){
var PSCS3 = "photoshop-10";
var AICS3 = "illustrator-13";
var AECS3 = "aftereffects-8";
var IDCS3 = "indesign-5";
var BRCS3 = "bridge-2";
var funcList = [];
funcList[0] = { target : PSCS3, func : "alert(0);app.body='Photoshop'" };
funcList[1] = { target : AICS3, func : "alert(1);app.body='Illustrator'" };
funcList[2] = { target : AECS3, func : "alert(2);app.body='AfterEffects'" };
funcList[3] = { target : BRCS3, func : "alert(3);app.body='Bridge'" };
funcList[4] = { target : IDCS3, func : "alert(4);body='InDesign'" };
funcList[5] = { target : PSCS3, func : "alert(5);app.body='Photoshopその2'" };
var count = 0;
myBTalk();

function myBTalk(){
var btObj = new BridgeTalk;
btObj.body = funcList[count].func;
btObj.target = funcList[count].target;
btObj.onResult = function(resObj){
$.writeln(resObj.body);
if (count++ < funcList.length) myBTalk();
}
btObj.send();
}
})();


これだけだと戻すだけですが、実際には次のアプリケーションにデータを渡したいので、以下のようにします。


(function(){
var PSCS3 = "photoshop-10";
var AICS3 = "illustrator-13";
var AECS3 = "aftereffects-8";
var IDCS3 = "indesign-5";
var BRCS3 = "bridge-2";
var funcList = [];
funcList[0] = { target : PSCS3, func : "alert(arg);app.body='Photoshopから'" };
funcList[1] = { target : AICS3, func : "alert(arg);app.body='Illustratorから'" };
funcList[2] = { target : AECS3, func : "alert(arg);app.body='AfterEffectsから'" };
funcList[3] = { target : BRCS3, func : "alert(arg);app.body='Bridgeから'" };
funcList[4] = { target : IDCS3, func : "alert(arg);body='InDesignから'" };
funcList[5] = { target : PSCS3, func : "alert(arg);app.body='Photoshop最後'" };
var count = 0;
myBTalk(2010);

function myBTalk(param){
var btObj = new BridgeTalk;
btObj.body = "arg='"+param+"';"+funcList[count].func;
btObj.target = funcList[count].target;
btObj.onResult = function(resObj){
$.writeln(resObj.body);
if (count++ < funcList.length) myBTalk(resObj.body);
}
btObj.send();
}
})();


BridgeTalkで何でも渡せるわけでないので、必要に応じてファイルにデータを保存するといった対処も必要になります。また、上記のサンプルは直接配列内にスクリプトコードを書いていますが、スクリプトは別ファイルにして読み込み、それをBridgeTalkオブジェクトのbodyプロパティに代入するようにした方がミスは軽減されるでしょう。


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>

MacProのメモリを32GBに増設。さすがに、これだけ大容量のメモリになると32GB使い切るのは未だになし(24GBくらいまでは消費)。あと、HDDも12TB(RAID5で使用。元は15TB)にしたので、やっとファイルをあちこちに移動させなくて済むようになりました。
メモリとかが2倍になっても仕事が2倍速で終わるわけじゃないですけど...。

・毎度おなじみASCII.jpの連載。HTML5+NimbleKitでiPhoneアプリ作り第5回
「JavaScriptでiPhone/iPad用フォトアルバムを作ろう」
< http://ascii.jp/elem/000/000/612/612655/
>

・Google API Expertが解説する HTML5逆引きリファレンス(6/23発売)
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844330349
>

・iPhone/iPad × HTML5アプリ制作
< http://www.amazon.co.jp/dp/4797362618
>

・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/
>

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■境界線の歩き方[05]
「構造と力」再読★リゾームな世界

出渕亮一朗
< https://bn.dgcr.com/archives/20110620140100.html
>
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「構造と力」浅田彰著(1983年初版)という本が当時、話題になった。20代の若者が何やら難しい哲学書を書いたというのが理由なのだが、釣られてこの本を買ってみたけど、数行読んで放り投げたという方が正直なところほとんどだったと思われる。

ドゥールズ=ガタリやラカンといった学者のポスト構造主義の理論を考えたものらしいが、内容があまりにも抽象的なのと、読んだこともない難しい本の引用が多すぎるからである。だが、著書が本文中で示唆しているのだけど、実はどうも本文に説明が出てこない、最後の図表が最も大切らしいのだ。

それは、<プレモダン>としてのヒエラルキー構造、<モダン>のクラインの壺構造、そして<ポストモダン>としてのリゾーム構造が対比されていた。

ヒエラルキー構造は、王様のように少数の権力に支配された構造だろう。これから来るべきものとされたリゾームとは地下茎のこと。各点が互いにつながり絡まりあった構造である。ちなみにクラインの壺構造とは、例えばサラリーマンは同時に消費者なので、主従(表裏)が反転しながら循環しているといった意味だろうか?(主=お金を出す側、つまり、消費者だ)

1995年頃、突然、世の中に認知されぐんぐんメジャーになったものがある。それは、インターネットである。インターネットを知ったとき、すぐ私は気づいた。リゾーム構造とはインターネットそのものではないか。80年代ほとんど誰も想像もしなかったインターネットの世界を、これらの哲学者達は抽象的に予言していたのではないかと思うのだ。

構造が変われば力(権力)が変わる、すごく自明な理論である。情報がマスコミや権力側だけに扱われていたトップダウンのヒエラルキー構造から、個人個人が平行に網の目状につながるボトムアップのリゾーム状態になれば、力の構造が変わるのである。

例はいくらでも挙げられる。

今年になってチュニジア、それに続いてエジプトで大きな民衆運動がおこり、政権がひっくり返ったことはまだ記憶に新しい。そしてリビアでは未だ混乱が続いている。これらのデモ活動には、FacebookやTwitterによる民衆間の呼びかけが大きく寄与していたと言われていることも、ご存知の通りである。デモの様子をYouTubeにリアルタイムでアップされるのも、民衆を盛り上げるのに一役買っているに違いない。

某国の国技の八百長事件も、携帯電話という新技術があるから露見したとも言えるし、某国家間の領有地係争諸島の動画投稿サイトアップ事件が問題となったのも、インターネットで誰もが簡単に映像を世界中に公開できることが遠因だ。ウィキリークスのようにここで問題としている事そのものの集団もある。

等々の最近の一連の事象は決して偶然に同時に起こっているのではない。インターネットが世界中で完備され、スマートフォンもここ数年で急速に広まり、スマートフォンからの動画投稿サイトへのアップも簡単といった、情報技術の進歩というバックグラウンドがあり、起こるべくして起こっているのである。

まあ、デジクリはクリエイター向けのメルマガなので、政治的な話はこの辺にしておいて、リゾームな世界がクリエイターの創作活動にどう影響しているか例を上げてみよう。

○Modeling Object Recicling System (MORS)

これは、1997年の私の妄想というか、今でいうblog的にネットに思いついた事を公開したものである。CGデザイナーが作って所有している3Dモデルを世界中で共有すれば、CGを作成するのがずっと楽になるのでは? というアイデアである。将来的には現実にあるすべてのものがバーチャルにも作られると考えた。

現在、Google SketchUpで、すべてのものを3D化してモデルを共有しようという一大プロジェクトができているようだ。また、後述のMMDコミュニティでも同様のことが起こっている。ただ、私の妄想した域に達したといえる、こういったシステムは残念ながらまだない。

○電車男

私はこの小説はもっと評価されてもよいのではと思う。人類の文学史上のエポックメーキングな作品であったと言っても過言ではないのでは。というのは、電車男の話は実際にあったのかどうかということは別にしても、日本中の互いに見知らぬ不特定多数のユーザーが、リアルタイムでネットに書き込みを行ったことは事実であり、そうしたものをそのまま小説にしてしまったという文学の手法は、これ以前にはなかったはずだからである。中に溢れるアスキーアートや顔文字も小説として見ると、すごく実験的であると言える。

○Modulobe

このプロジェクトはかなり歴史が古く、2004年に始められているようだ。ユーザーはModulobeというフリーツールを使い、モジュールというパーツを自由に組み立てて、物理シミュレーションで動き回る仮想生物を簡単に制作できる。

このシステムの面白いところは、ユーザーは自分で制作した仮想生物データをサーバーにアップでき、また、別のユーザーがその仮想生物をダウンロードして、自分の環境で再現できるところだ。

つまり、ダウンロードした仮想生物を元に追加修正して新しい仮想生物を制作して、それをまたサーバーアップする...といった無限ループが起こるのだ。生物の遺伝子はレトロウイルスによって、互いに遺伝子の組み換えが起こり、それによって進化がダイナミックに起こるという説があるが、まさに、それを体現しているという意味でも、仮想生物実験システムなのである。

○ニコニコ動画(原宿)

このコーナーで何度も取り上げているのだが、VOCALOIDで曲を作る人がいて、描いてみた人のイラストレーションを使ってPVを作り、それを歌ってみた人が出て来て、さらにそれに振りを付けて踊ってみた人が出て来て、その振り付けをまた踊ってみた人が出て来て、さらにMikuMikuDance(MMD)を使って、CGキャラクターで踊らせてみた人が出て来て...のダイナミックフィードバックが巻き起こって、かなり面白い作品が次々に生まれてくるシーンがある。

これを可能としているのは、ある意味、皆、著作権の放棄に近いことをしているためだろう。投稿者は本名を出さず、IDネームだけを使っているという点に、特に誰かに使われるということを気にしていないだろうことを感じさせる。

○MikuMikuDance

MMDもこのコーナーで何度もご紹介したように、初音ミク等のVOCALOIDキャラクターを自由に踊らせることのできるツールがスタートだった。MMDのコミュニティーでは、キャラクターの3Dモデルを作る人、ダンス等のアニメーションデータを作る人、アクセサリー等の小物を作る人、背景の大道具を作る人等が、データを共有し合い、それらの組み合わせで新たなムービーを制作し、動画投稿サイトにアップするというインターネット上での共同作業が世界規模で起こっている。

ただ、残念ながら開発者様によるとMMDは今年5月末を持って開発修了とのことである。これだけ盛り上がって来ているはずなので、開発者様への最後のお願いとして、ぜひオープンソースにしていただきたいものだ。

あ、それで思い出したが、そういえば、Linuxも、ウィキペディアも、Second Lifeも、この方式で成功した例だった。

参考:
Modeling Objects Recycling System(MORS)
< http://www.atom.co.jp/vrml2/mors/index-j.html
>

Modulobe
< http://www.modulobe.com/
>

ストロボナイツ踊ってみた(Strobo Nights)
<
>

VOCALOIDの名曲ストロボナイツ、愛川こずえさんによる名振り付け、名ダンサーこげ子さんがネットで出会った、海外でも絶賛の奇跡のダンスムービー。最近の美しい野外を背景にしてHDで踊ってみたトレンドの始まりはここからか?

【出渕亮一朗】
コンピューターグラフィックス、インタラクティブアート分野のアーティスト
グラフィックス分野のプログラマー
< http://www.debuchi.com
>
ryoichiro.debuchi(a)gmail.com

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■編集後記(6/20)

・母が急逝した。約3年前に父が逝ってからは、身体中いろいろ問題を抱えてはいたが、一度も寝込むこともなく、まずは順調な後期高齢者生活を送っていた。先日初めて体調を崩して入院し、検査を終えてベッドに戻り、家族と普通に会話していたのだが、とつぜん苦しむことなく眠るように逝ってしまった。なんという理想的な死に方ではないか。悲しむよりも祝福の気持ちだ。でも、あまりの急展開に驚いた。本人が一番びっくりしているかもしれない。翌日、おくりびとが二人来て、納棺の儀がおこなわれた。ベテランの女性二人だ。丁寧に、てきぱきと進めていくが、問題は内容を説明して家族に手を添えさせる時の口上で「〜〜をしていただいてよろしいでしょうか」の連発だ。これがじつにうっとうしい。この変な言葉の用い方はいつごろから流行りだしたのかわからないが、このごろはテレビでもよく聞こえてくる。本人は敬語のつもりなのだろうが、これは間違った言葉使いでバカ丸出しである。しかも厳粛な場でこれをやられるのだからたまらない。昨夜の通夜では、お約束の悲しみ満載のナレーションが流れて、ちょっと違うなあと感じたが、こういう儀式は雰囲気が大切だからと思い直す。さすがプロはうまいものだと感心した。(柴田)
< http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2614360.html
>
教えて!gooにわかりやすい解説があった

・ご冥福をお祈りいたします。私もこんな風に逝きたい。寿命を全うするってこういうことなのだな。亡くなられたのは金曜日の夜。平日をも避けられたような......。素敵だな。/土曜日に、執筆者でもある秋葉氏登壇の出版記念イベント「まにカレ」。書籍販売コーナーで。「100万円で」とお札を手渡され、「へ?」と。精巧な印刷で、本物かと思ってしまった。いやいや、100万円札なんてないよ、大阪国銀行券なんてないよ、肖像画は豊臣秀吉ではないか。と気づくまで数秒。いまやっている映画「プリンセス・トヨトミ」のメモ。で、記念にもらっちゃった。「ネタにでも使ってください」との言葉に甘えちゃいました。助かりんぐ! 記念といえば、友人に誘われ、エキストラに参加してる。景気地盤沈下の激しい大阪が盛り上がって欲しいの。大阪駅周辺の開発が進んでいるし、天王寺にも大きなショッピングモールができた。上本町も地味に開けてきてる。まだまだこれからだぜ、大阪。映画自体はまだ観に行けていない。友人「原作を読んで、一回忘れて見るのがいい感じです」。(hammer.mule)
< http://eshop.fujitv.co.jp/fulldesign/B008076/B008076-1.html
>
売り切れだわ。ゼムクリップも良さげ。