[3269] 自己管理の難しさ

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《今年はなんと右肋骨を自爆》

■アナログステージ[77]
 異国情緒は消え去ってしまうのか
 べちおサマンサ

■アナログステージ[番外]
 装飾されない言葉と酒
 べちおサマンサ

■デジタルちゃいろ[15]
 自己管理の難しさ
 browneyes

■セミナー・イベント案内
 Webディレクターの過去・現在・未来〜これから求められるスキルセット・
 マインドセット
 Firefox Developers Conference 2012 in Osaka




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■アナログステージ[77]
異国情緒は消え去ってしまうのか

べちおサマンサ
< https://bn.dgcr.com/archives/20120529140500.html
>
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2週間があまりにも早い。仕込んでいる数本のデジクリネタを完成させるどころか、時間が過ぎて腐ってしまいそうな、そんな時間経緯。「朝起きたら、外はすでに夜」とか、毎日がそんな状態で過ごしております。そんな生活していれば、2週間なんて、あ!っという間ですよね......。さてさて、今回は地元ネタでサラりと。

ワタクシが住んでいる横浜が、目を向けなくても気がつく場所から、まったく気がつかないで素通りしてしまうようなところまで、華麗に変身していこうとしております。一番目に付くところで、横浜駅西口。昨年、横浜シァルが閉鎖し、30階建の高層駅ビルに建て替えられるようだが、横浜に高層ビルは必要なのだろうか。

・横浜駅周辺部の再開発計画がいよいよスタート!
21世紀の「ハマの玄関口」はデザインできるか? - ヨコハマ経済新聞
< http://www.hamakei.com/column/166/
> ※2007年12月の記事です

・横浜駅西口が195メートルの高層ビルに-来年着工
2019年完成 -ヨコハマ経済新聞
< http://www.hamakei.com/headline/5409/
>

『横浜=オシャレな街』というイメージを持たれているかたも、なかにはいらっしゃるかと思いますが、ランドマークタワーやクイーンズスクエア、赤レンガ倉庫などはお隣の桜木町で、中華街や夜景が綺麗な港などはそのお隣の関内(石川町)で、横浜駅周辺は皆さんが抱いているイメージと少し様子が違います。そのイメージを持って初めて横浜駅に降りると、「ハ? ここがよこはま?」とガッカリすることでしょう。

ワタクシのなかで「横浜」のイメージは、都心のような高層ビルが乱立して、太陽が見えないような地域ではなく、異国情緒が漂っていて、船の汽笛が聞こえ、空はなんとなく灰色。など、そんなイメージがずっとあります。その様子が今も垣間見えるのは、桜木町、関内、元町、本牧など、横浜駅よりも先に行ったところが、ワタクシの中での「ヨコハマ」。

元町・中華街は、もはや変わりようがないくらいの独自の空間を築いておりますが、桜木町周辺の「みなとみらい」は、横浜の良いところを残しつつ、また新しい独自の地域空間を完成させている。ワタクシには、そこがヨコハマであって、横浜駅周辺はヨコハマとして見ていないところがある。

名称も、新横浜として欲しいところだが、すでに新横浜は新横浜で確立されてしまっているので、「もしかして横浜」とか「たぶん横浜」とか「なんとなく横浜」など、そんな名称がしっくりきたりする。

どこの地域でもそうだけど、その土地ならではの良さというものは昔からある。諸外国からの異文化が入り混じった、横浜ならではの風情というものがあるはずなのに、新宿のように高層ビルばかり建てても、横浜にはまったくマッチしない。マッチしないというより、「どこに向かっているんだよぅ、ヨコハマぁ!」って嘆きすらでてくる。

現に、ランドマークタワーが今でも賑わっているかというと、オープン当初の勢いはまったくなく、休日でも閑散としたイメージがワタクシの中では染み付いてきている。

そんなこんなで、はじめて横浜に遊びに来られるかたは、「横浜駅」で降りて遊んでも、ヨコハマを満喫することはできませんし観光するところもありません。もうひと駅電車に乗って、お隣の桜木町からヨコハマを堪能しましょう。

高層ビルは「新横浜」に任せて、横浜は、神戸と一緒に、異国文化臭をプンプン放っている港町の良さを、ずっと保っていて欲しいものです。いや、本当に横浜に高層ビルって似合わないし、風化させようとすれば、簡単に消し去ることができる「エキゾチシズム」を失って欲しくない、そう思うのです。

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
某ナノテク業界の技術開発屋。NDA拘束員。
< http://start.io/bachio
> ←まとめ

○今年もやりました☆2012! 一昨年の右手自爆、昨年の右足首自爆に続き、今年はなんと、右肋骨を自爆。毎年毎年、この時期になると大怪我しているのも、風物詩みたいでいいかもね/病院行くの面倒なんで、己の自然治癒力を信じ、よくわからない呪文みたいなものを寝る前に唱えております/なんで怪我したかって? 訊くんですか? それは野暮ってもんですよw

○記憶に残っている2週間の出来事→今年いっぱい、ここには「仕事ばかりしてました」か、「酒飲んで自爆しました」のどちらかしか書きようがなくなっているような→今さらながら、GRD4(RICOH)を衝動ポチ買いし、カメラ到着とから10日後に初撮り→といっても、休みがないので、仕事終わりに夜景撮影だけど→GRD4の初撮りは東京タワー。スカイツリーにはない、無骨な姿がやっぱりいいですね→負傷ついでに、一昨日の日曜日はフラっと横須賀までドライブ&ブラ撮り。新しくできたスパ銭で、海を眺めながら温泉に。「ここから先に立たないでください、外から見えてしまいます」という注意書きが目に留まり、立って見渡してみたら、確かに道路(歩行者)から丸見え。誰か気がつくか暫く立ってみたけど、誰も気がつかなかったです。

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■アナログステージ[番外]
装飾されない言葉と酒

べちおサマンサ
< https://bn.dgcr.com/archives/20120529140400.html
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実は小料理屋好きです。洒落たショットバーや、クラブなんかで飲んでるより、カラオケもないカウンターだけの、ひっそりとした小料理屋さんが大好きです。出張先などで接待受けても、必ず、「どこか、美味しい小料理屋さんに行きたい」と駄々をこねます。

とある出張先での出来事。フラフラと暖簾をくぐって、お店に入ると、席は常連さんでたくさん。おばあちゃん1人で忙しくお客と会話しながら料理を出している。

「一人なんですけど、いいですか?」

「お兄ちゃん、ここ空いてるよ」と、常連さんらしきオジさんが声をかけてくれた。話の邪魔にならい程度で音量で流れている、有線の演歌。生ビールを一杯、二杯飲んでいると、いつの間にか隣のオジさんと会話が盛り上がり、何年も通っているかのような安堵感が生まれてくる。

オイラが足を運ぶ小料理屋さんは、知らないうちに、カウンターのお客みんなで、会話している...。なんてことはいつもだ。カラオケも置いてなければ、お酒を注いでくれるおネーちゃんもいない。一日の疲れを、何気ない会話で、ゆっくり落とすような、家で寛いでいるかのような、そんな雰囲気がたまらなく好き。

『経験に勝るものなし』時には貴重な話しや、いろいろと役に立つ話も聞くことができる。そういう話は、普段聞こうと思っても、なかなか聞けるチャンスはない。自分の息子に、孫に話し掛けるように、会話は進む。

「兄さんはどこからきたんだい?」
「横浜です」
「そうか、横浜か。仕事か?」
「ええ。明後日までこっちで仕事です」
「そうか、それじゃ明日も顔みせてくれ」
「もちろん、お邪魔しますよ!」

翌日、仕事が終わってホテルでシャワーを浴びて、そそくさと昨日お邪魔した小料理屋さんに足を運ぶと......

「いらっしゃい」
「お、来たな!お疲れ、お疲れ!」

昨日いろいろ喋ったオジさんが『待ってましたー!』と言わんばかりの表情でオイラを迎えいれてくれた。

「今日はオレの元部下を連れてきたんだ。兄さんに会わせたくてな」

軽く会釈をして、そのオジさんが連れてきた方から名刺を頂いた。名刺を見て生ビールを噴出しそうになった。某企業の取締り役。

言葉が出てこないオイラをみて、「今は酒の席だ、肩書きは外しましょう」そう言って、そのかたは生ビールを旨そうに飲み始めた。話しを聞いていると、どうやらオジさんは(オイラはジーちゃんって呼んでいたんだけど)、元々その会社の取締役で、定年退社後、その後を一緒に来た方が後任しているらしい。オジさんは久しぶりに会ったのか、凄く楽しそうな顔で話している。

経済の話から、下世話なくだらない話まで会話はどんどん進んだ。まだ話の内容が分からないところもあったが、二人は笑いながら、「これからわかることだ」と言って、会話はまた元に戻る。

「昼に電話がかかってきて、面白い若いのがいるから、ちょっと顔だせって言われて来てみたら、本当に面白い兄さんだ」

どうやら、本当にオイラに会わせたくて、わざわざ電話して呼んだらしい。時間が過ぎるのは早く、店の看板の時間が訪れ、オジさんが「兄さん、またこっちに来るときは必ず顔見せてくれよ!」と肩をポンポンと叩く。再会を約束して、最後にオジさんがオイラに言った、今でも鮮明に憶えてる言葉がある。

「どんなに旨い酒でも、塩辛いときもあれば、甘く感じるときもある。味のない酒を飲んでいたらダメだ。男はいろんな味の酒を飲まなきゃいけない。忘れるなよ、兄さん」

最近、この言葉の意味がわかってきた。

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
このコラムは、2002年に書いたものです。2000年から2002年当時は、本当に出張ばかりで、自宅に戻れるのは、3か月に一回とか半年に一回の、そんな生活を送っておりました。読み返してみると、出張先の小料理屋さんに、なかなか帰れない自宅を重ねていたのかもしれませんね。

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■デジタルちゃいろ[15]
自己管理の難しさ

browneyes
< https://bn.dgcr.com/archives/20120529140300.html
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先日、写真のワークショップなるものにはじめて参加させて頂きまして、ここで体験記など書こうと思ってたのですが、あまりに色々ありまして、原稿がまとまっておりません。というわけで今回はユルめ自戒込めまくりの戯言です。

最近はどうもスケジュールを組み立てること自体の失敗がポツポツと出てしまい、いかんなあ、と、反省する事が続いております。

何故か肝心な予定に限って魔の欠落が時折起きるもので、よくスケジュールを入れる、というスケジュールを入れる、などという笑い話がありますが、いやいや、笑ってられたもんじゃないですね。

片や、スケジュール自体はキチンと組んだつもりのものも、根本的なところでヌケがあって自らの労力も棒に振ったり。実はまさに昨日はそんな己に呪詛を投げつけていたばっかりです。

どういう時にこういうのが起きてしまうんでしょうかね、これまで深く考えたこともないのですが、最近の傾向としては何かで張り詰めてたのがふっと弛んだときにおかしな欠落は忍び寄るような気もします。

前者のスケジュール自体の欠落はそれで防げるかもしれませんが、後者の組んだスケジュールの落とし穴の予防はいったいどうしたものか。

昭和にサラリーマンになった自分としては「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」であるとか「5W1H」とか...あれ? あんまり関係ないか? 先人の知恵は受けているのにいつまで経っても...というか歳を取るごとにだめな人になってきている気がします。

21世紀に入ってすっかり個人的IT化も進み、スケジュール管理やらタスク管理やらGTDやらなにやら試しても尚、ダメな大人化は止まるところを知らず...これは個人の資質...なのでしょうか、もうダメだ。

自分が見たものや聞いたもの、考えたりしたものを自動でどこかに完全に纏めてよしなに抽出したり適宜参照したりしてくれる便利ツールはどこかにないものか! えっ? それこそがお前の首の上に乗っかってるものだろ? それを言ったら堂々巡りの始まりです!

タスク管理ではなくアイデアジェネレータ的な向きの方が強いですが、知人の某プログラマさんが実はそんな外部脳的なソフトを作る野望を持っていて、俺専用プログラムとしては利用しているようで、軽くデモをしてもらったことがあります。

すげー! と思う反面、現実的に汎用性のあるプログラムとして出すのはさすがに難しいだろうな、というのと、仮に誰もがソレ頼みで仕事も生活も始めた世界を想像していくと、明確なコレ、はないままに色んなSF的悲劇喜劇が思い起こされたりもしないでもないですね。

そんなコトをワタシが夢想し続けても、今の自分自身のタスク管理能力は上がらないので、やっぱり現実的な世界で精進したいと思います。

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■今回のどこかの国の音楽

□Ra One "Chammak Challo"
└<
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タミル映画のラジニカーント主演「ロボット」に乗じて印度映画ブーム...になりきるかは不明ですが、印度映画の日本公開が新たに決まりました。

今回は北印度のリアルボリウッド(ラジニはタミル映画「コリウッド」なので)です。この映画はミュージカルシーンに米R&BシンガーのAKONが出たりというコトでも話題になりました。AKONは今度は南印度映画のミュージカルシーンにも参戦する予定のようですね。他にも欧米ミュージシャン、ぽつりぽつりと印度映画への参入に結構興味を持ってるようです。日本もミュージシャン...よりまずはマーケット広げて欲しいものです。

【browneyes】 dc@browneyes.in

日常スナップ撮り続けてます。アパレル屋→本屋→キャスティング屋→ウェブ屋(←いまここ)しつつなんでも屋。
□立ち寄り先一覧 < http://start.io/browneyes
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□デジタルちゃいろ:今回のどこかの国の音楽プレイリストまとめ
└< http://j.mp/xA0gHF
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記事にもちらりと書いた写真のワークショップ、技術とかそういうのは置いておいて、自分だけでは考え至らない色々なコトを考えるよい刺激になりました。次回改めて詳しく書いて行きたいと思ってます!

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■セミナー案内
Webディレクターの過去・現在・未来 〜これから求められるスキルセット・マインドセット
< http://websig247.jp/meeting/30/000235.html
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< https://bn.dgcr.com/archives/20120529140200.html
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Web業界、とくにWeb制作業界という言葉が認知され、また、Web受託が産業のひとつとして成立してから10年が過ぎようとしています。こうした中、Web制作プロジェクトにおけるディレクターのポジションは重要であり、ときに「Webディレクター」という肩書きで呼ばれるようになりました。

その後、Webの概念は定着していく一方で、ソーシャルやスマートフォン、各種技術の進歩により、Web制作プロジェクトで扱う範囲が拡張し、変化しています。

今回のWebSig会議では改めて「Webディレクター」にフォーカスを当て、Webディレクターの責任範囲となる業務、必要なスキル・マインドセットについて見直し、また、この先3年、5年先のWebディレクターの進むべき道について、多様なゲストともに考察してみます。(サイトより)

日時:2012年6月23日(土)13:00〜18:15
会場:ミクシィセミナールーム
(東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー7F)
< http://mixi.co.jp/profile/info/#map
>
参加費:3,500円(懇親会費含む)
申込・詳細:サイト参照

※大阪でパブリックビューイングがあるかもしれません。

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■イベント案内
Firefox Developers Conference 2012 in Osaka
< http://mozilla.jp/events/devcon/2012/osaka/
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20120529140100.html
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Mozilla Japan主催のFirefox Developers Conferenceが1年ぶりに関西にやってきます! 昨年5月にも大阪で開催したこのイベントは、Mozillaの製品やテクノロジー、Web技術やOpen Webに関心の高いデベロッパーやデザイナー、パワーユーザを対象に、最新のテクノロジーのデモや講演、情報交換を行う場でもあります。今回は、プラットフォームとして急成長を続けるWebのこれからを知った上で、開発者ツールのあっと驚く使い方やイマドキのHTMLの書き方、Webプラットフォームでのアプリ配信までじっくり聞いていただける一日です。

カンファレンス終了後には、懇親会も予定していますので、ぜひ奮ってご参加ください。なお、本編となる本イベントの前日には、CSS Nite in OSAKA も前夜祭として開催されます!(サイトより)

日時:2012年6月30日(土)11:00〜18:20 懇親会18:30〜20:00
会場:大阪産業創造館 4Fイベントホール
(大阪市中央区本町1-4-5)
< http://shisetsu.sansokan.jp/access.html
>
参加費:無料
申込・詳細:サイト参照

プログラムより
・Opening 〜Webこそがプラットフォーム!〜
・Web開発者ツール、使いこなせてますか?
・才色兼備なグラフィックスSVGが魅せるWebの未来
・Webプラットフォームのためのアプリ開発
・ライトニングトーク
・Writing HTML 〜これからのHTMLの書き方〜

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編集後記(05/29)

●井上ひさしの「言語小説集」を読む(新潮社、2012)。劇団の主演女優を追いつめたのは、文法的にも正しくなく意味もなさない台詞を連ねた台本だったという「極刑」。治療法がない耳鳴りのエスカレート悩まされる青年の話が「耳鳴り」。あるトラウマから、性的に興奮すると言い損ないのオンパレードとなる青年の悲喜劇は「言い損ない」。方言学が専門の国文学者が50年前の復讐を果たす「五十年ぶり」。三陸の港町で使われる方言に、なぜかマレー語と共通する単語が多いという謎を調査する学者が知った意外な事実は「見るな」。言語治療科の講演速記録の体裁をとって語られる、ある真面目な青年の言語運用に見られた重大な変調が「言語生活」。そして巻頭が「括弧の恋」。以上7編がすべて言語に関わっている奇想小説集である。

「括弧の恋」がとくにおもしろい。ワープロのHD内の仮想空間で生活する約物(記述記号)たちの抗争を描いたとんでもない小説なのだ。ここのボスは●と黒塗り仲間の■で、始まりの 「 と終りの 」 の恋を邪魔する。ここにいるときは一緒にいられるが、ディスプレイでは離れ離れになって切ないという 」 の口答えに狼狽する●と■。すぐカッとなる! 議論の整理役を買って出る∵ すぐ統計をとりたがる% 頭のシャープな♯ 一匹狼の/ まとめたがる癖のある〆などによる前代未聞の謀反に激怒する■と●は†(短剣)を投げ......、たくさんの約物(擬人化&配役が絶妙)が登場する奇想天外なバトルは笑える。久しぶりに井上ひさしを堪能できたが、昔はもっと笑えたはずだという気もしないでもない。かつて途中で投げ出した、2段組800ページを超える大作「吉里吉里人」に再挑戦しようか......。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103023333/dgcrcom-22/
>
→アマゾンで見る(レビュー2件)

●大阪の友人からメール。「スカイツリーってどこからでも見える?」「いままさにスカイツリーの下にいる。これが写真。」なんというタイミング。考えていたほど人は多くなかった。狭い敷地に、よくこれだけの高さの建造物が建ったものだ。地震国だもの、裾野を広げた方が良いに決まってる。チケットは持っていなかったので近くまで行けるといいなぁ程度だったが、上のアンテナ部分が見えなくなるほど近くまで寄れた。

頭の上にスカイツリーの模型を乗せた派手な女性がいたので、声をかけて写真を撮らせてもらったら、プロフィールとシールをくれた。「浅草雷ギャル☆まり」さん。お上りさんの私たちは知らなかったよ。習字八段なんだって。

スカイツリーの隣接ビルには30F、31Fにレストランがある。31Fのオープンスペースの窓からはスカイツリー方面は見られない。そりゃそうよね、一番景色の良いところはレストランよねと言っていたら、隣にいた女性が、30Fならスカイツリーが見られますよと教えてくれた。おお! この女性はすぐ近くにビルを持っていて(あそこよと教えてくれた。川の名前やらも)、半分京都、半分東京在住なのだそう。30Fから見ても、展望台はまだまだ上だったわ。

お土産ものや飲食スペースの東京ソラマチでは、ここでしか売っていないというサマンサタバサのドーナツと、スカイツリーのペーパークラフト入りもんじゃスナックをゲット。で、この「東京」の新しいシンボルの下、東京ソラマチに、「大阪」道頓堀のたこ焼き屋「くくる」があって、どうなのよこれと思っていたのに、結構人が並んでいたわ。

タクシーの運転手さんには、水族館の入館料が2,000円なのに、年間パスポートが4,000円で、お友達がまんまと(笑)年間パスポートを買っちゃったという話を聞いた。観光地(オフィスもある)とはいえ、リピーターを狙っているのね。(hammer.mule)

< http://www.tokyo-skytree.jp/
>  東京スカイツリー
< http://asakusa-mari.com/
>  浅草雷ギャル☆まり 公式サイト
ガンバライドの主題歌やモンハンの曲も
< http://www.tokyo-solamachi.jp/
>  東京ソラマチ
< http://www.samantha.co.jp/special/2012/soramachi/120522_newopen.html
>
ベアとスカイツリーのイラストに惹かれて買っちゃった
< http://www.shirohato.com/kukuru/doutonbori.html
>  くくる
< http://www.sumida-aquarium.com/
>  すみだ水族館