今回はSONY Readerです。これまでKobo Touch/glo/mini、Kindle Paperwhite/Fire HD、iPad、Nexus 7、SONY Tablet S/Regza Tablet/Arrows Tabといろいろな端末を買ってきました。
名前は前々から知っていたのですが、買っても仕方ないだろうと思って買わなかったのがSONY Readerです。買っても使い道がないという理由に加えて、購入時期(流行時期)を逸してしまったというのもあります。逆に今ならSONY Readerという端末を冷静に見ることができるかも、ということでPRS-T2という端末購入しました。
・SONY Reader PRS-T2
< http://www.sony.jp/reader/products/PRS-T2/
>
購入後は例によって、いつもの通りにページを作成しました。画面キャプチャーは手書きメモとWeb画面だけなので、iPhone 5で撮影して作成しました。
・SONY Reader 使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Sony/Reader/PRS-T2/
>
名前は前々から知っていたのですが、買っても仕方ないだろうと思って買わなかったのがSONY Readerです。買っても使い道がないという理由に加えて、購入時期(流行時期)を逸してしまったというのもあります。逆に今ならSONY Readerという端末を冷静に見ることができるかも、ということでPRS-T2という端末購入しました。
・SONY Reader PRS-T2
< http://www.sony.jp/reader/products/PRS-T2/
>
購入後は例によって、いつもの通りにページを作成しました。画面キャプチャーは手書きメモとWeb画面だけなので、iPhone 5で撮影して作成しました。
・SONY Reader 使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Sony/Reader/PRS-T2/
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SONY Reader PRS-T2は電子ペーパー(E Ink)を採用しています。これはKoboやKindle Paperwhiteと同じです。まあ、悪く言えば白黒画面でレスポンスがよくないということです。
そう思っていたのですが、SONY Readerの電源を入れると日付設定になり、表示されているボタンをタッチすると意外にも素早い反応。一般的なAndroid端末やiPadのように素早く連続タッチしても、ちゃんと処理されます。ソフトウェアキーボードも素早いタイピングができるため、他の電子ペーパーを採用した端末と比べても、あまりストレスがありません。
SONY ReaderにはWebブラウザも用意されています。KoboもKindle PaperwhiteもWebブラウザはありますが、遅すぎて使い物になりません。スクロールさせようものなら、画面がチカチカする上に遅くてどうしようもありません。
ところが、SONY ReaderのWebブラウザは同じ電子ペーパーなのに、素早くスクロールします。他の端末ではありえなかったことが実現されています。SONYを見直しました。
本の購入は例によってジョジョの奇妙な冒険第一部第一巻にしました。
・ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版 1[ジャンプコミックスDIGITAL]
< http://ebookstore.sony.jp/item/BT000017939800100101/
>
購入する前にあらかじめMy Sony Clubに登録しておく必要があります。登録はパソコンで行った方が楽です。登録後はSONY Reader本体で購入することができます。購入方法は楽天koboと似たりよったりです。
ただ、一定時間経過するか何かすると再度IDとパスワードを入力しないと購入できないことがあります。間違って端末を落としてしまった場合を考えると、少し安心かもしれません。ダウンロードや購入処理の画面などの配慮は、koboよりもSONY Readerの方が明らかに上手です。
SONY Readerで面白いのは手書きメモです。この機能はKoboなどにもありますが、SONY Readerの手書きメモはピクセルベースではなく、ベクトルベースです。つまり、アプリケーションにたとえるとAdobe Illustratorと同じということです。
せっかくなので、SONY ReaderをMacに接続し、手書きメモのファイルの中身を見てみました。16進ダンプで表示するアプリを利用すると、中身がチェックできます。16進数でデータ内容を表示するというのは、中身を解析したいプログラマでは定番の方法です。
手書きメモの拡張子は.noteになっていて、ぱっと見ではSONY独自のフォーマットかなと思いました。しかし、中身を表示してみると先頭にXMLの文字が。さらに、よく見るとSVGの文字があります。
つまり、SONY Readerの手書きメモはSVG形式で保存されているということです。.noteの拡張子を.svgにすると、Macではすぐに解析されサムネールが表示されます。SONY Readerで保存したSVGは、Google Chrome/Safariでは正常に表示されますが、Firefox/Operaでは一部しか表示されません。Adobe Illustratorではエラーとなり開くことができません。
SONY Readerには手書きメモ用に使えるペンも標準でついてきます。この手書きメモは意外とよい感じです。残念なのは「端末の処理速度が遅い」「画面サイズが小さい」ことです。特に画面サイズが小さいので、コミックを読むのはいまいちです。2本指で拡大縮小できるとしても、その手間がない程度に画面は大きい方がよいと思います。
また、SONY Readerはハード的なページめくりボタンです。他の端末は画面タッチなのですが、SONY Readerの方が左手ひとつで簡単にページめくりができて使いやすかったりします。重さも軽いのでKindleのように手が疲れることもありません。
端末としてはAndroid 2の世界なので、古さを感じる部分はあります。ただ、実際に使ってみると結構うまくできていると思います。今後は以下の点を改良すれば、よいのではないでしょうか。
・端末の処理速度の向上
・電子ペーパーの反応速度の向上かカラー化
・画面サイズが大きい端末の用意
・バックライト(kobo glo, Kindle Paperwhiteに負けてる部分)
楽天koboは話題作りができましたが、SONY Readerもうまく宣伝するとかすればよかったのかもしれません。
【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>
久々に楽天kobo gloを起動。都合によりアカウントを切り換えたら、なぜかkoboが再起動。再起動するのは、まあよしとしてその後が何とも。言語設定から始まってWi-Fi接続設定まで全部やり直し......。これは面倒......。何とも無理ゲー。でも、他の端末もそうなのかも。無理ゲーと言えば以下のページが思い浮かぶ......。
・Everything You've Ever Dreamed
< http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/
>
・Adobe Premiere CS6自動化作戦
< http://www.openspc2.org/book/PremiereCS6/
>
・Adobe Media Encoder CS6自動化作戦
< http://www.openspc2.org/book/MediaEncoderCS6/
>
・Adobe Premiere Pro CS6使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/PremiereCS6/
>
・Sony Reader 使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Sony/Reader/PRS-T2/
>
・Kindle Fire HD使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Kindle/Fire_HD/
>
・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/
>
・iPad mini(アイパッドミニ)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/iPad/mini/2012/
>
・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082
>
・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199
>
・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>
・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/
>
・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/
>
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。