今回も4Kカメラ(RED Scarlet-X)ネタで、実際に撮影してみてどうだったのかを書いてみます。シリーズはこれが最後です。
まず、RED Scarlet-Xの重さですが、なんと5Kg近くにもあり、下手すると腰を痛めるんじゃないかというくらいです。装着するレンズにもよりけりですが、とにかく重い。三脚に取り付ける時には、右肩にカメラをのせて落とさないようにしないといけません。このような体勢を何度もしたためか、右側の腰が痛くなりました。
カメラが重いので、強風が吹いてもほとんど揺れません。安定してしっかりと撮影ができます。ここらへんは、軽すぎる3DカメラのAG-3DA1よりグッドな点です。というよりも、AG-3DA1は軽すぎて風に飛ばされそうなくらい。
屋外で撮影する場合はバッテリーを装着するわけですが、このバッテリーの消費速度が非常に早くて驚きました。家庭用ビデオカメラのような一本で一時間も撮影できるようなものではなく、早ければ10分ほどでなくなります。
氷点下7度とか、寒い条件では本当にあっと言う間です。気温が20度近くある場合は一本で30分〜40分ほど持ちます。気温によってかなり差があります。
撮影時間は1カット最長でも90秒で、基本的には15秒ほどに抑えなければいけません。これは前回も書きましたが、ファイルサイズの関係です。ファイルをダウンロードする側(使う側)も、あまりファイルサイズが大きいとすごく時間がかかってしまいます。映像系の人は急いでいる人が多いので、何時間も待つのはよろしくないでしょう。
まず、RED Scarlet-Xの重さですが、なんと5Kg近くにもあり、下手すると腰を痛めるんじゃないかというくらいです。装着するレンズにもよりけりですが、とにかく重い。三脚に取り付ける時には、右肩にカメラをのせて落とさないようにしないといけません。このような体勢を何度もしたためか、右側の腰が痛くなりました。
カメラが重いので、強風が吹いてもほとんど揺れません。安定してしっかりと撮影ができます。ここらへんは、軽すぎる3DカメラのAG-3DA1よりグッドな点です。というよりも、AG-3DA1は軽すぎて風に飛ばされそうなくらい。
屋外で撮影する場合はバッテリーを装着するわけですが、このバッテリーの消費速度が非常に早くて驚きました。家庭用ビデオカメラのような一本で一時間も撮影できるようなものではなく、早ければ10分ほどでなくなります。
氷点下7度とか、寒い条件では本当にあっと言う間です。気温が20度近くある場合は一本で30分〜40分ほど持ちます。気温によってかなり差があります。
撮影時間は1カット最長でも90秒で、基本的には15秒ほどに抑えなければいけません。これは前回も書きましたが、ファイルサイズの関係です。ファイルをダウンロードする側(使う側)も、あまりファイルサイズが大きいとすごく時間がかかってしまいます。映像系の人は急いでいる人が多いので、何時間も待つのはよろしくないでしょう。
SSDカードは48GBから512GBまでありますが、一日撮影すると約128GBあれば十分です。64GBのSSDを3枚持って行けば一日撮影できます。一日64GB×3で192GBということになりますが、何だか桁違い......。家庭用でFull HDの60pで撮影しても32GBも使わないのに。
それから、撮影時にISOやホワイトバランスを設定し忘れても大丈夫です。というのも、RAWデータなので後から修正できるからです。ただし、シャッター速度と絞りだけは後からRAWで調整できませんので、白飛び、黒つぶれがないように撮影時に調整します。
簡単に言えば、REDのカメラは白飛び、黒つぶれがなければ後でどうにでもなるという感じです。自由度の高さは他のビデオカメラとは比較になりません。
Scarlet-Xは4Kカメラのように書いてきましたが、実際は5Kカメラで、5Kの映像も撮影できます。ただし、5K映像だとフレームレートが12までに低下してしまいます。一般的な動画のフレームレートである30に満たない(映画の24fpsにも満たない)ので、動画としては無理があります。REDのWebサイトを見ると、スチルカメラで連続して12fps撮影できますといった用途向けのようです。
5Kサイズだと使用するレンズにも幅がでます。というのも、Scarlet-Xは撮影するサイズによって撮影範囲(画角)が狭くなってしまうためです。実際に撮影した映像から、どのくらいの範囲が撮影対象になるのか示したのが以下のページです。
< http://www.openspc2.org/reibun/RED/Scarlet-X/check/video_size/0001/
>
EPICだと5Kで30fps可能なのでよいのですが、そこまでやると今度はファイルサイズの問題が大きくなります。まあ、Scarlet-Xくらいがちょうどよいのかもしれません。HDR(ハイダイナミックレンジ)もサポートしていますが、そうなるとファイルサイズが本当に桁違い。HDRなしでもダイナミックレンジが相当に広いので使わなくても大丈夫でした。
もし、REDのカメラを触る機会があれば、撮影体験してみると面白いと思います。謎のビデオカメラですし。
【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>
Scarlet-Xの使い方のページを用意したので興味ある方はどうぞ。
< http://www.openspc2.org/reibun/RED/Scarlet-X/
>
なお、ファームウェアアップデートすると、機能が追加されたり別物になってしまうみたいです。4.0.3にアップデートすると頻繁に電源が落ちるとの事で。バギーなところは米国だから、ということで多めに見るしかないでしょう。
4K映像ページへのアクセスは思ったよりも多くありました。60iの次くらい。
・4K HD フリー映像素材
< http://footage3.openspc2.org/HDTV/footage/4K/30f/
>
・Nexus 10(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus10/
>
・Kindle Fire HD使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Kindle/Fire_HD/
>
・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/
>
・iPad mini(アイパッドミニ)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/iPad/mini/2012/
>
・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082
>
・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199
>
・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>
・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/
>
・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/
>
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。