[3532] テンションが上がって落とされる作業空間の成行き

投稿:  著者:


《てれってれっそ くるるるるるー.........そいやっ!》

■アナログステージ[103]
 テンションが上がって落とされる作業空間の成行き
 べちおサマンサ

■デジタルちゃいろ[38]
 予告編に思う邦画
 browneyes




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■アナログステージ[103]
テンションが上がって落とされる作業空間の成行き

べちおサマンサ
< https://bn.dgcr.com/archives/20130827140200.html
>
───────────────────────────────────
原稿を書いたり何かを作ったりする環境は、内容に限らず、人それぞれの独立した空間であったりしますよね。共同作業スペースを開放している場所も、最近ではアチラコチラで多く見られるようになってきたけれど、基本的には各々の独自空間。そんなワタクシも、ラボ内では作業スペースとは別に簡易オフィスとして、8坪くらいの個人で動けるスペースでセカセカと仕事しております。

原稿を書くといっても、ワタクシの場合はデジクリの原稿を書くくらいなので、家でカタカタとキーボードを叩いていてもいいのですが、ネタが浮かんでくるときは、必ず外出先なので、iPhoneを持つようになってからは、アイデアが消えないうちにメモで保存しておりました。

ところが、保存したアイデアを後から文章として纏めようとすると、iPhoneにメモった内容で何を書きたかったのかを思い出せない。

うっすらと頭の片隅に残ってはいるけれど、あの時に思いついたアイデアから広がっていた文章が、記憶からスッポリと抜けてしまっている。「憶えていないのは、たいしたネタではなかったから」と括ってしまうとそれまでだけど、そうではないネタもあったりする。

ご存知のかたもいらっしゃるが、ワタクシはデジクリの原稿を、配信当日の朝に書いている。書いているというよりも、まとめている。当番日に出張などでネット環境から離れてしまう場合は、前日に入稿したりもするが、基本は配信日当日入稿に変えた。当日入稿にした理由はいろいろあるんですが、まぁ、あまりたいした理由ではないので、ここでは割愛。

そこで、残尿感で前立腺がモゾモゾしているような歯痒さを解消することと、ネタを取りこぼさないための作業環境を再構築してみることにした。デジタルガジェットなヒトからは、「べちおはん、あんた、いまになって気がついたンゴ? そんなのはハイパーデジタルワークな皆は当たりまえンゴ」と失笑されるかもしれないが、初めてのチューも中学生だったオイラは晩熟なのだ。

相当『今さら感』がバッチリだけど、まずは、iPhoneからだと長文を打つのが面倒というより苦手なのと、思いついたアイデアから発生する文章を、大まかにでも残すのが手間にならない環境を整えることから始めないことには、山手線に乗って新大阪まで行こうとしているようなものだ。

●終点(入稿)まで辿り着く乗り物(アイテム)を考えてみた

【真剣に悩んでみた環境その1】

AirMacを購入して、挽いた豆をそのままブチ込んだような、タリーズのクソ苦いアイスコーヒーを飲みながら、セカセカとネタをまとめる。

【真剣に悩んでみた環境その2】

iPad miniとBluetoothで接続できるコンパクトキーボードを購入して、万人向けの程良い苦さである、イタリアントマトのアイスコーヒーを飲みながら、セカセカとネタをまとめる。

【真剣に悩んでみた環境その3】

もういっそうのこと、『SKET DANCE』のスイッチのように、常に肩からノートパソコンを提げて、ドトールのアイスコーヒーを飲みながらセカセカとネタをまとめる。

というような、子どもがレゴブロックで恐竜を作るまえのような苦悩が、食事の喉を詰まらせるが、オイラは、イタトマもタリーズもドトールも、どこのアイスコーヒーも好きなことは書いていてよく分かった。

まったく余談になるけど、リニューアルした近所のタリーズが、「一見さんお断り」な雰囲気になってしまい、なんとも居心地が悪い。L字になった座席レイアウトの一番奥に、ヌシ様のような女性がいつも居座っており、睨みをきかしている。なんだかよく分からない威圧感があって怖い。あの女は開店から閉店まで毎日居るのだろうか。座敷童子にしては、おばちゃんすぎるけど。

話を戻して、一番の悩みどころでもあった「持ち歩いても邪魔じゃない」「持ち歩くことが面倒にならない」という条件を満たすため、実際にApple Storeまで行って、両機種を比較してみようと考えたが、ショップに行くのが面倒だったので、お得意のマイワールド(妄想想像)炸裂で比較してみて、普段愛用している肩下げのバッグにスッポリと入るであろう、iPad mini+コンパクトキーボードを選んだ。

●そんな訳で4つのアイテムを衝動買いしました

【これを買いました 1つ目】

決まってしまえば行動は早く、数分後には買い物にお出掛け。めでたくiPadminiとサンワサプライの折りたたみ式キーボード、オマケを購入。買えば今すぐにでもやりたくなるのは、大人も子どもも一緒。

ワクワク感が爆発しそうな気持ちを抑え、ららぽーとのイタリアントマトでアイスコーヒーを頼み、iPad miniを箱から無造作に取りだし、スイッチオン。iPad miniの紹介は不要だと思うので、省略しますね。

【これを買いました 2つ目】

「うぉーぅ、新品だぜ、ひゃー!」という感傷に浸ることもなく、テザリングで接続し、まずはAppストアでネタ貯め作業に便利そうなアプリを物色。「結構いろんなアプリが出ているんだなぁ」とアレアレコレコレ見てみるが、触手が動くアプリがない。しばらくページを捲っていると、「あ、なんか良さそう」と触手が動く。

『筆が進まない時に、ボキャブラリー向上!! メール、文書、英文の作成効率をアップ!! トラックボールでカーソルを移動、片手で操作!!』
・類語エディタHD : iTunes App Store
< https://itunes.apple.com/jp/app/lei-yuedita-hd/id623810875?mt=8
>

「イヌ、酒、寝る」くらいしかボキャブラリーがないワタクシには、この上ない機能が搭載されている同エディタ。価格が450円と、App Storeにしてはやや高めの値段設定だったが、スーパーで高級タマゴを1パック買ったと思えば、安い買い物として置き換えできる。欲をいえば、DropBoxと共有できると神アプリになりそう。

【これを買いました 3つ目】

アプリをダウンロードしている間に、キーボードをBluetoothで接続。問題なく動作する。コンパクトキーボードは打ち難そうなイメージがあったが、キーの大きさも配置間も、たいして気にはならない。気になるところを挙げると、打鍵感が軟らかすぎる。いまはどうなのか知らないが、一時期のSONY製PCに付属していたキーボードの、クニャクニャっとした感触。

『iPhone 5やiPadに対応した折りたたみBluetoothキーボード』
・SKB-BT16BK : サンワサプライ
< http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=SKB-BT16BK&cate=1
>

SPACEキーとENTERキーがもうひと回り大きいと嬉しかったなぁ。SPACEキーは右手親指で打つことが多いので、左寄りにチョコンとあるのがオイラには使い難いくらい。慣れの問題だとは思うけれど。ショートカットも覚えれば便利そう。と言いながら、使わないと思うけど。

【これを買いました 4つ目】

まったく頭のなかにはなかったし、陳列されているのがたまたま目に入ったのでよかったものの、オマケでついで購入したスタンドが思わぬ大収穫。これがなかったら理想環境が「こんなはずじゃなかったのに」とガタガタと崩れ去っていたに違いない。もしくはアイスコーヒーに立て掛けたり、お店の壁に掛けかけて使用しなければいけないところだった。

『折りたためてモバイルに最適、角度調節も簡単なiPad(第4世代)iPad(第3世代)、iPad 2、iPad・タブレットPC・スレートPC用スタンド』
・MR-IPADST9 : サンワサプライ
< http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=MR-IPADST9&cate=1
>

スタンド自体の作りは、かなりしっかりしていて、iPad miniやiPadくらいならば、重さでスタンドが開いてぺチャンってことはない。値段も安いし、軽いしコンパクトだし、良い買い物だ。

●デジクリの原稿を涼しく仕上げる

実際に作業効率というより、ネタの取りこぼしがなくなった。まとめ時間も大幅にアップ(した気がする)。導入結果は成功。類語エディタをもう少し使い込んでアプリに慣れてしまえば、デジクリの原稿をそのまま書けるレベル。

これからは散歩ついでのお供として、300円+3アイテムで涼しく素晴らしい休日を迎えることもできそうだ。もっと早く整えればよかった。「こんな感じで作業できるようになりました!」という画像を貼ったら、吉井宏さんから「デジクリは当分お休みですよw」ってリプがきました(笑)
< >

なんでデジクリネタ用の画像だって分かったんだろうって前に、デジクリが夏休みになっているのを知らなかったのは恥ずかしい。恥ずかしいのはオイラだけではなかったようで、編集長情報によると、茶目(browneyes)さんも原稿を送っていたらしい。火曜日コンビ、ダメダメすぎる。

そして例外になく、購入日当日の夜、カミさんとのやりとり。

カミさん「またなんか買ってきたの? そんな同じようなものばかり買ってきてなにすんの? ホント、ちょっとおかしいよアンタ。前に買ってそこに(ベッド)に転がっているiPadとかまだ使えるんでしょ? なんで同じもの買ってくるの?」

オイラ「これミニなんだよ。ほら、大きさが違うでしょ? いやー、いろいろ不便だったし、ちょっと環境を変えてみようかと......。便利なんだよ、これとこれで(キーボードなど見せる)」

カミさん「ハァァァ...(とても深い溜め息)。そんなのアンタ、いつもトラベラーズノート持ち歩いているんだから、そっちに手書きでメモればいいんじゃないの? このまえ、文字を書いていないと漢字忘れるとか、パソコンばかりだと字を忘れるとか言っていませんでしたっけ? 理由つけて自分が欲しかっただけでしょ? 違う?」

オイラ「ふぁ?」

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト。ぶら撮り散歩師。
Twitterはコチラ→< http://twitter.com/bachiosamansa
>
まとめはコチラ→< http://start.io/bachio
>

△▼過酒雑記──今日の酒は明日の肥し 「100回記念その4」▼△

●先週の続き)メシを食う時間や、寝る時間も惜しいのは当然のことながら、「本当に終わるの? コレ......?」というときの心理時間流の早さは異常。タキサイキア現象のように、一瞬が数分、数10分の時間速度に感じ取ることができれば、時間の泉が潤うのに......とか、そんなことばかり考えてしまう。

ついでに、地球の自転速度が半分になったらとか、いまの心理時間流のまま、倍速で動くことができれば......とか、そんなことばかり考えてしまい、仕事の手が止まってしまう時間のほうがムダだと気づくころには、すでに15分から20分をムダにしている。なんて非生産的なオトコなんだろう(続く

●「デジクリは夏休みかな? 今年も夏期休暇はありませんが、皆さま、楽しい夏休みをお過ごしくださいー。休み明け、また元気にお会いしましょう!」という締めくくりで編集長に(この)原稿を送ったら、デジクリはとっくに夏休みになっておりました。アッハハハー。

夏休みいかがでしたか? オイラは9月に入ってから代休をもらい、ムスコちゃんと、イカ釣りを楽しんでくる予定です/吉原続編、着手しましたー。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■デジタルちゃいろ[38]
予告編に思う邦画

browneyes
< https://bn.dgcr.com/archives/20130827140100.html
>
───────────────────────────────────
夏休み最終週ですね(小学生的に)。オトナになって夏休みに縁遠くなったり、秋も深まった頃に夏休みと名の付く休みがやってきたりするようになりましたが、相変わらず8月の最終週って気持ちが焦燥感で一杯になります。ああ、恐ろしき子供時代の条件付け。

先日軽くショッピングに出かけた時、その商業ビルの上に入ってる映画館の広々としたロビーで暫くぼんやりと一休みしていました。映画を見るほどにまとまった余暇はなかったので、ロビー限定だったのが残念ですが。

そこで上映中、または近日公開予定の予告編を、チケットカウンター上に連なる大きめディスプレイで流していたので、一周するまで眺めたら立ち上がろう、と思ったものの、結構な時間かかってやっと一周。意外に沢山の映画、しかも結構な割合で邦画ってまだ上映してるのですね。

レンタルの映画では、結構予告編がダメなのばっかりだと、どんなに期待してても本編も見てがっかりな率が高い。逆も然り。そして、滅多に行かない映画館でもそれは当てはまるコトが多い。わざわざ見ようと思って見に行ってる映画の予告編は、結構そそられるモノが連発することもある。

それ以前に、映画館自体も単館上映っぽい所やメジャー系中心の所や、ファミリー向け全開の所まで個性はあるので、映画館の選択自体で既に目にする予告編は絞られる。夏休みということもありますが、その日迷い込んだのは完全にファミリー向けの映画館。親子連れ7割、若カップル3割、くらいかな。

カジュアルに映画を見に行く機会自体が激減して久しいとはいえ、それでもたま〜にレンタルで映画は見たりするし、それらにも予告編は入ってるので、どんな映画がある(あった)のか、を全く知らない訳ではない。

しかし、邦画については正直、ワタシにとっては、それらの予告編で「見たい!」と、気持ちを動かされる作品って残念ながらほとんどない。映画館のでっかいディスプレイで大音量で見たら多少は印象も変るかな、という淡い期待もあったのだけど、やっぱりない。

なんだろう、前々から薄々思ってはいたのだけれど、映画館で洋邦問わずランダムに流れる予告編を見比べてて改めて感じたのは、どうも邦画って限られた数パターンの揺るがない美意識テンプレベースな映像ばかりが多い。

映像...っていうか、動いてる静止画みたいな印象。俳優が一様にマネキンのように「素敵風」にスクリーンに「配置」されてるばかりのイメージ映像が多すぎる。で、それらに比重が置かれすぎてるが故か、ストーリーについては妙に説明っぽさが鼻についてしまう。

これは本編でも、映画だけでなくドラマでも長いこと感じてる違和感の根源なのかもしれない。

要するに内容そのもの自体が、フレーミングであるとか、細かいポーズであるとか、仕草であるとか、(監督さんの?)些末な美的感覚に重点を置かれすぎてしまって、「連続的な物語」ではなく「絵本」か「紙芝居」に止まってるものが多いのだ。

それらの美しい映像って、連続的な物語の中で、記憶に残りうる美しい瞬間として存在するのはすごく素敵だけど、ハナからその「美しい瞬間集」みたいな作りになっちゃってる気がする。しかも、その美しさが、最早美しさなのかキャッチーなだけなのかわからない、王道の域を出ない「よくある美しさ」。

予告編だけの印象で語るな、とか言われちゃったりするかしら。でも、予告編て、90〜120分前後の本編の濃縮還元なワケで、しかも、基本は本編を見ていない人を如何に見る気にさせるかがかかってる要の宣材なので、予告編の評価ってかなり大事ですよね。

昨今はハリウッドですらないものばかり見てるので、別に洋画至上主義なワケではないのだけど、ランダムに差し込まれる洋画の予告編は大概、ちゃんと躍動感がある。物語りの主軸がよくわかる。登場人物の人間関係や感情の一端も見えてくる。そして、「この『物語』が見たいか否か」という、するべき判断を見ながらするコトが出来る。

邦画について「些末な美的感覚」と書いたけど、じゃあ洋画では枝葉末節に拘らない作品作りかというと、実は邦画より偏執狂的に拘ってたりしてそう。でも、それを、よくある邦画みたいに「ほらこのシーンのこの指つき、これこれ、いいだろう?」みたいな着目強要アピールをしてないんだと思う。

枝葉末節にまで拘った上で、それでも恐らく、それらは本編中ではあくまで枝葉末節なんじゃなかろうか。なんというか、バランス? で、そのバランス感覚って、作り手側がいかに見る側を理解してるか、ですごく差が出る部分なんじゃないかなぁ。

一昔前は、邦画だと役者の人種的見栄えやロケ地的アドバンテージもあるのかしら、とか思ったりしたものだけど、どんどん力をつけてってる中国・韓国・台湾あたりの映画見てると、どうやらそういうワケでもないよね、って感じで、そういう面での逃げ場もなくなってきた。

日本以外の東亜細亜には、魅力的で美しい映画がぞろぞろと生まれてきてる。恐らく海を越えて表に出ることのないダメな映画もあるとは思うけど、海を越えても真に作品として魅力のある映画が着実に増えてる。最近の、ってワケじゃないけど、香港のウォン・カーウァイ監督の映画とか、はなぢ出ます。

アニメは映画に限らずフツーにTV放映されてるアニメも含め、今なお、意外におもしろい新しい試みを取り入れつつ着々と増えてるし、そこはハリウッド的な無駄ゴージャスな技術を駆使したものでもなかなか太刀打ちできない部分は多そうな気がするな。まだ。好き嫌いは別にして。

なんだかもう、邦画は商業系実写映画はいいんじゃないか、とか思ってしまう。邦画全体を知らなすぎるワタシが、気づいてないすごい作品群があるのかな。商業映画はアレでも、舞台は光るモノがあったり? わかりません。あるなら見てみたいな、純粋に。「よいもの」と「よいとされているもの」どっちも。

でも、わからないけど、わからないってコトは、そのスジを知らない一般人が普通に存在を見聞するコトが出来て、カジュアルに足を運べる商業芸術ではない......という状況にはなってる気がしないでもないです。

ここから先は最早余興みたいなもんですが、当の映画館で違和感以前だった予告編のひとつが実写版ガッチャマンだったワケですが、なるほど......。

□実写映画「ガッチャマン」がとんでもない酷評。 - NAVER まとめ
└< http://matome.naver.jp/odai/2137722226083471801
>

□映画ガッチャマン本当に鑑賞した人達の感想まとめ - Togetter
└< http://togetter.com/li/553548
>

そうか、本家ガッチャマンを知らない世代&アイドル目当ての女子にはあれでいいのか......。ガッチャマンじゃなくて......よかったよね?しかし予告編、やっぱりテンプレに沿ってるなー。

            +----+----+----+----+

■今回のどこかの国の音楽

□TOOFAN "Come on Man!!!"
└<
>

てれってれっそ くるるるるるー.........そいやっ! と、いつになく鬱陶しかった夏中楽しくしてくれてたのは、アフリカはトーゴのイマドキのワカモノ二人組のToofan。

実は最近、南印度でToofanというタイトルの映画が作られており、YouTubeでそちらの情報を探そうとすると、どう見ても印度人に見えないToofanがやたらとひっかかる、なんだこいつらは、と見ていてすっかり気に入ってしまったのでした。

昔の同僚で、南米&アフリカの音楽と男の子鑑賞が大好物の友人がいるのですが、そんなヘンテコなご縁で発掘したToofanを眺めて喜んでいたら、そんな彼女も前々からのお気に入りだったとか。

2006年頃、トーゴのサッカー応援歌か何かでデビューしたらしいですが、下記の曲はリリース時期が故か、2012年のアフリカネイションズカップの非公式賛歌となってアフリカでも大分流行ったらしいです。トーゴ自体は予選落ちしてるのにw

□TOOFAN "AFRICA HOYEE"
└<
>

しかし黒人さんのフランス語ってたまらない。でもって、彼らのステップはつくづくあの尻と腿のバネありきですね。こればっかりは真似できる気がしない。しかしアフリカってどことなしにカリブ・南米あたりと似てる気もする。

久しぶりに南亜細亜からちょっとアフリカにフラフラしに行きたい気分が盛り上がっております(脳内限定)。

【browneyes】dc@browneyes.in

生業:アパレル屋→本屋→キャスティング屋→ウェブ屋&行政書士補助者などをしつつ なんでも屋(←いまここ)。
ライフワーク:なんでもない日常のスナップ。
□立ち寄り先一覧 < http://start.io/browneyes
>
□デジタルちゃいろ:今回のどこかの国の音楽プレイリストまとめ
└< http://j.mp/xA0gHF
>

秋までの長いスパンで自宅マンションが外壁塗装工事をしています。足場組みから始まって、暑い最中にすっぽりと布で覆われ、気温も湿度も外より酷かったです。まだ残作業はあるようですが、最近やっと布が外されてさっぱり!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記(08/27)

●和田竜「のぼうの城」(小学館、2007)を読んで、そのあまりのおもしろさに狂喜、ぜひ映画化してほしい、得体の知れぬのぼう様の役は誰が演じるべきか、なんてこの欄で書いたのが2008年10月だ。でもその頃、映画化が正式に決定していたとは知らなかった。和田竜の「忍ぶの城」が城戸賞(日本映画製作者連盟が新人脚本家を発掘する賞)を受賞したのが2003年冬、2004年6月には映画化が動き出した。

だがオリジナル脚本で、しかも制作費が巨額なのがネックで難航する。ベストセラー小説や有名漫画を原作とした企画のほうが、成立の可能性が高い。2006年1月、それなら原作となる小説そのものを作ってしまえと、和田竜に相談。2007年「のぼうの城」出版、ベストセラーになる。これで映画化が正式に決定した。「のぼうの城」公式サイトでプロデューサーがそんな経過を書いていた。興味深い裏話だ。まさに構想7年の映画が完成した。

先日、ようやく「のぼうの城」DVDを見た。原作はまさに映画を読む感じだったが、実際に映画になったら、こんなはずではなかったと少し落胆した。主役ののぼう様は野村萬斎。初めから、萬斎以外の名前は挙がらなかったという。しかし、小説から思い浮かべる人物、茫洋とした大男は、萬斎のような貴公子ではない。どこか違う、絶対違う、これは間違いだと思いながら見ていたのだが、この映画のクライマックスとも言える舟上の田楽踊りに至って、嗚呼この人でなければ、のぼう様は演じられなかったのだと完全に理解したのだった。また、石田三成の上地雄輔がとてもいい。

映画はスケール感がよく出ていていい絵もあったけど、水関係のシーンは3.11に遠慮して編集でだいぶカットした模様。それでもなかなか迫力あったし、戦闘シーンもまずまずだった。わたしにとって一番気になったのは、俳優のセリフが聞き取れないところ。耳が悪いのか、俳優がヘタなのか。難視聴者人向けの字幕があって、わたしもほとんどこれに頼っていて、洋画を見てる感覚。最後に、埼玉県行田市の忍城付近の現在の映像が出てくるところはナイス。この秋は行田へ行ってゼリーフライを食べよう。おみやげは「十万石まんじゅう」に決まってるわい。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00B8G7H2Y/dgcrcom-22/
>
「のぼうの城」DVD
< http://nobou-movie.jp/
>
「のぼうの城」公式サイト


●続き。いくつかの製品を比較してたら、ひとつの製品が徒歩圏内の百貨店で売られていることを知った。ボンベ交換式なのだが、いつでも引き換えられるならいいんじゃない? ここの製品にしよう。

うちのマンションは、いくつかのメーカーが合同で作ったもの。そのひとつに百貨店の系列会社があって、割引券が届いたり、休館日にする社販バーゲンの入場券がもらえる。いままで使う機会がなかったのだけれど、はじめてその券を使ったよ。二割引で購入でき、キャンペーン中で、ガスが一本おまけでついてきたよ。

アルカリ浄水器のお水を冷蔵庫で冷やして、メーカーにセットしてガスを入れる。ガスの強さは好みに合わせて三段階選べる。飲んでみたら、スーパーで買う炭酸水と同じ。元をとるまでは年月がかかりそうだけど、ゴミが減ったのと、いつでも作れるっていうのはいいよ。飽きてゴミになったらと危惧したが、今のところ毎日のように飲んでいるよ。 (hammer.mule)

< http://www.sodastream.jp/
>
SodaStream日本公式販売サイト
< http://www.sodastream.jp/products/detail.php?product_id=47
>
これが欲しくなったのだが、電源が必要で面倒だなぁと。
< http://www.sodastream.jp/products/detail.php?product_id=14
>
これの赤をと思ったのだが、セットする時、はずす時にボトルを回さないといけないのだった。なんてことないのだが、少しでも面倒なことがあったら使わなくなるような気がしてやめた。
< http://www.sodastream.jp/products/detail.php?product_id=48
>
動画あり。店員さんと相談してこれにした。ボトルを傾けて口に合わせ、垂直に下ろすとセット。外す時は垂直から斜めに持ち上げるだけ。

< http://cookpad.com/recipe/1832502
>
炭酸水を使ったフワフワホットケーキ
< http://cookpad.com/search/%E7%82%AD%E9%85%B8%E6%B0%B4
>
炭酸水のレシピ
< http://matome.naver.jp/odai/2134892337051054401
>
おなかすいてきた......パンケーキのレシピいろいろ