《私とテリトリーがカブってる?》
■Otaku ワールドへようこそ![188]
ヒゲ女装で日豪急接近! 黒船JKとJK爺、原宿を歩く
GrowHair
■Take IT Easy![06]
トイレのユーザーインターフェース
若林健一 / kwaka1208
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ヒゲ女装で日豪急接近! 黒船JKとJK爺、原宿を歩く
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トイレのユーザーインターフェース
若林健一 / kwaka1208
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■Otaku ワールドへようこそ![188]
ヒゲ女装で日豪急接近! 黒船JKとJK爺、原宿を歩く
GrowHair
< https://bn.dgcr.com/archives/20140225140200.html
>
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「ヒゲ女装外国人」、「黒船JK」などの異名をもつオーストラリア出身のレディービアード(Ladybeard)氏は、プロレスラーであり、ヘビーメタルシンガーでもある。
大柄で体格がっしり、筋骨隆々、あごはみっしりと金髪のヒゲで覆われ、胸も手足も毛深い、マッチョな巨漢である。そのマッチョな巨漢が、長い髪をツインテールにして青いリボンで結び、プリーツスカートの丈は短く、しんなりとしたポーズにはにかんだスマイルはスーパーキュートな女子高生そのもの、見る者の感性を大混乱におとしいれてくれる。
ヒゲ女装というあたりに共通点をもつ私は、このオーストラリア産のマッチョJKと一緒に写真を撮っていただく機会に恵まれた。2月19日(水)のこと。ロケ地は原宿竹下通り。
こんな写真が撮れました。
< https://picasaweb.google.com/107971446412217280378/Town140219
>
どうです? 国境などという概念を一瞬にして吹っ飛ばす、息の合ったさわやかな国際交流の模様が捉えられているのではないでしょうか。
●14歳からの女装歴を生かし、香港、台湾へ
レディービアード氏は本名を Richard Magarey という。現在31歳。南オーストラリア州アデレードにあるフリンダース大学でドラマとドラマパフォーマンスをダブル専攻し、クリエイティブアーツの学士号を獲得している。ちなみに、宇宙飛行士の毛利衛氏もこの大学の出身である。
女装は14歳のときからであり、パーティを盛り上げて楽しむのが目的だったという。制服は妹や友人の妹から借りていた。当時は今ほどがたいがでかくはなかったそうで。
2006年に香港に渡り、レースひらひらのネグリジェで戦うプロレスラーとして名を馳せた。その人気に乗っかって、ヘビメタシンガーとしても活躍するようになり、現地のポップソングをヘビメタ風にカバーしてリリースしている。また、役者としてアクション映画『Deep Gold』に出演している。
「オーストラリアでは、女装して出歩いても、そこそこ面白がられる程度であり、大騒ぎになるというほどではない。ところが、香港でやらかすと、どえらいことになる」。あるロックのフェスでは、出番が近づいてきて、前のバンドが最後の曲を演奏しているときに客席に出ていったら、全員が振り返り、ものすごい歓声が飛び交い、2万人の関心を奪い取ってしまった、とのこと。「あれは気分よかった」。
しかし、香港で失敗だったのは、四六時中、女装していたこと。その格好でいると、人々は「優しいいい人」というキャラクタを期待しちゃうようで、それに応えているうちに、素のキャラとの乖離が進んでいき、フラストレーションがたまってしばしば爆発しそうになったそうである。
2010年後半には台湾ツアーを開催している。香港同様、成功だった。2011年11月には、日本でツアーを催している。東京で3回、大阪と沖縄で1回ずつ。大阪のお客さんたちは、なんだかやけにおとなしかったそうで。お笑いの文化はあっても、ヘビメタはあんまり根付いてないのかなー、と思ったとか。
けど、このとき、次の活動は日本でと決意したようで。オーストラリアに戻って2年間、こつこつと日本語を勉強していたという。2013年10月から日本に住
んでいる。
日本のアニメが大好きとのことで。そんなにたくさん見るわけではないし、最新のをチェックしてるわけでもないけど。中野のメイドカフェも行っている。メイドさんたちと一緒に定番の「萌え萌えきゅ〜んっ♪」をやって、楽しかったそうである。なんと、私とテリトリーがカブってる?
日本でも大きくブレイクしようとしている、前夜の様相。
< http://www.ladybeard.com
>
●女装子を専門的に撮る立花奈央子氏
今回、私がレディービアードさんとお会いすることができたのは、写真家である立花奈央子氏が仲立ちしてくれたおかげである。立花氏は3年ほど前から女装男性の写真を撮るようになり、昨年12月にレディービアード氏と知り合っている。
1月8日(水)に、ツイッターで次のようにつぶやいているのを、私がエゴサしていて発見した。「先日撮影した Ladybeard はセーラー服おじさんに並ぶ強打者」。写真へのリンクも張ってある。
< http://pic.twitter.com/jsXFcDbfoJ
>
これをきっかけに、立花氏とツイッターでやりとりするようになり、レディービアード氏とのコラボ撮影セッションが現実味を帯びてきた。日本でブレイクして大スターになってからでは、私とコラボ撮影なんて鼻で笑われるだけだろうから、今のうちだ。
立花氏はもともとグラビアアイドルだった。高校を卒業して、公務員として勤めるかたわら、撮られる仕事もしていた。それが、撮る側に回っていた。
女装男性を被写体に撮るようになったのは3年ほど前から。友達に、きれいな女装をする人がいた。世間一般の人々の多くは、女装というと、ヒゲの剃り跡も青い大柄のおっさんが下手な演技でしなを作り、野太いがらがら声で女言葉をしゃべる、気持ち悪いイメージをもっていた。
が、この女装家はぜんぜん違って、着こなしも立ち居振る舞いも自然で、どこも気持ち悪くない。こういう人の存在を世間に広く知らしめ、きたないイメージを払拭したいと思い立ち、撮り始めた。
2013年7月に、写真集『ゆりだんし』(マイウェイ出版)を出している。女装子さんたちがきゃっきゃうふふと戯れる。メイクもポージングも表情も完璧なまでに乙女で、男性の痕跡を少しも残していない。なので、従来のオカマっぽいイメージは少しもなく、見ていてぜんぜん気持ち悪くない。写真家として、お見事な技である。
現在、新宿にて、女装専門の写真撮影スタジオ「大羊堂」を営んでいる。ウェブサイトによれば、立花氏は「テレビ・雑誌等でも女装のスペシャリストとして活躍。女装撮影や女装メイク講座講師を行う中で今まで手がけた男性は、ジャニーズ所属のトップアイドルから70歳のベテランまで、のべ600人を超える」とある。
「より多くの人が性別に関する固定観念から脱し、いきいきと過ごせるようになることを目標に、日々活動中」とのことで、立花氏によると、おかげさまで需要はコンスタントにある、とのことである。最近は女装に対する世間の理解も進み、家族や職場にも隠さなくてもだいじょうぶという人が増えてきているそうである。ラクできる時代になった。
立花氏は、2012年11月から2013年1月にかけて、ネット上のニュースサイトRocketNews24 に7本のコラムを寄稿している。
< http://rocketnews24.com/tag/%E7%AB%8B%E8%8A%B1%E5%A5%88%E5%A4%AE%E5%AD%90/
>
私は、年明けのツイートで初めて立花氏の存在を知ったと思っていたが、実は、「ミステリアスな美男美女の画像6選」のコラムを当時読んでいたのを後から
思い出した。
< http://rocketnews24.com/2012/11/06/263747/
>
あの画像6選にはすっかりだまされ、種明かしされてからもまだしばらくは状況が飲み込めず、頭が混乱していた。すごい写真家がいるなぁ、と感心したものである。
実は、立花さんは、以前に私の生の姿を見ているとのこと。上記コラムが次々と掲載されていく途上の2012年12月29日(土)、新宿の風林会館5階で開かれる月例の女装イベント「プロパガンダ」で。なんだ、お互い知ってたんじゃん。
立花氏は、バーのママさんもしている。新宿のゴールデン街で「Bar大羊堂」をやっている。表の看板は「FLAPPER」だが、曜日ごとの日替わり形式で、水曜は「Bar大羊堂」になるのである。
< http://rocketnews24.com/2013/05/22/331239/
>
立花氏は、去年の12月に、アメリカ人の友人からレディービアード氏のことを初めて聞き、その友人を介してコンタクトをとったそうである。レディービアード氏は自分のサイズに合うレディースの服がないのが悩みと聞き、それこそまさに「スタジオ大羊堂」の得意とするところ、張り切ってコーディネートから何から整えて撮影するようになったそうである。
『ゆりだんし』とは大いに異なり、マッチョな男性の痕跡を残しまくりである。まあ、レディービアード氏は香港時代からそういうキャラでやってきたわけだから。それでいて、やっぱり気持ち悪くないのは、別の理由によるところであろう。ゴツさとかわいらしさを嫌味なくまとめて笑いに転化しているというか。
先日の大雪のときは、おおはしゃぎだったようで。RocketNews24の姉妹誌で、女性向けのサイトであるPouchに記事が出ている。いやぁ、すごいっ! ワイルドだっ! 白地にピンクのラインで縁取りされたブラとミニスカートのセット。ハイソックスにスニーカー。肌の露出の多さは裸同然である。でっかい雪の塊を抱え込んでかじりついてるし。
< http://youpouch.com/2014/02/12/170159/
>
「そのあまりにも強烈なキャラクター、2014年は彼が日本を征服してしまうかもしれない!?」とある。そんなすごいお方とコラボ撮影なんて、夢のような話である。ただ、それほどのお方であるから、ただ写真を撮ってツイッターなどに上げるだけでは物足りない感じがして、どこかメディアが取り上げてくれないだろうかと思っていた。
立花氏から連絡が来たのは2月12日(水)のことである。一週間後に撮影でどうかと。なんと、Pouch への掲載話まで取り付けてくれている。何から何までお膳立てしていただいている。
前置きが長くなったが、かくのごとき経緯を経て、2月19日(水)の撮影と相成ったのでありました。
●大阪のネット炎上騒ぎを思い出した
竹下通りって、平日の真昼間でも、けっこう人が多いんだね。九州から来たという修学旅行生とか、受験が終わって羽を伸ばしてる高3とか、家出してきた女子中学生とか(← うそです。そういう人は確認できませんでした)。
レディービアード氏、やはりでかい、体格いい! けど、かわいい! 根がエンターテイナーだ。私と一緒に歩いていると、人々の寄ってくるまいことか。両方を知っていて、コラボに大喜びの人もいたであろうし、どっちも知らなかったけど、これは撮っておかずにいられまいと思った人もいたであろう。
ちょっと歩けば呼び止められて写真を撮られ、それを通りすがりに見て撮りたくなった人が立ち止まってたちまち人だかりができ、一通り撮影が済んで歩き出したらまたすぐに呼び止められる、の繰り返し。クレープ屋さんの列に並ぶこともできず、立花さんがわれわれの分を買ってくれた。
「スタジオ大羊堂」のお客さんの撮影のときは、リクエストに応じて別のスタジオで撮ったり屋外で撮ったりすることがあるそうで、原宿もいつものロケ地として、手馴れたもんであった。絵になるスポットをいくつか知っていて、各ポイントで手際よくちゃかちゃか撮って、すぐ次へ移動。
ポーズや表情なども、ぱっぱと思いついて、どんどん指示してくる。気に入らなければ何度でも撮りなおし。プロである。二人でジャンプするカットは、なかなか飛び上がるタイミングが揃わず、10回ぐらいは跳ねた。こちらも撮る者としてそういうもんだと心得ているから、特に苦にならない。
予報ではこの冬3度目の大雪になると言われていたが、雨雲はどっかへ消え去っていた。私はほっとしていたが、寒さなんて平っちゃらそうにみえるレディービアード氏もそうだった。この前の雪の中での撮影も、最初は喜んでたけど、雪をかじってから本気で寒くなりだしたとのこと。
この日も私より薄着だったし、撮影が続く中、コートを羽織る暇はなく、レディービアード氏はけっこう寒がっていた。
3時ごろだったか解散し、私は漫画喫茶へ。パソコンでエゴサ。ずいぶん撮られているから、ツイッターに上がっているのを拾い集めれば、けっこうな枚数になるはずだ。
ところが。「セーラー服 おじさん」でツイッター内検索をかけて出てくるのは、ネットの記事や2ちゃんのまとめサイトのタイトルばっか。上がったであろう写真は、埋もれて見つけ出すことができない。この現象、昨年10月の大阪ネット炎上事件を思い出させてくれる。
[トゥギャッチ]
ついにこの時がやってきたか!「セーラー服おじさん」と「ヒゲ女装外国人」が夢の共演
< http://togech.jp/2014/02/19/6209
>
[ニコニコニュース]
ヒゲ女装の妖精レディビーアードがセーラー服おじさんと秋葉に降臨→勿論大騒ぎ
< http://news.nicovideo.jp/watch/nw957292
>
[VIPPER 速報]
【速報】原宿にセーラー服おじさんが出没wwwww 可愛すぎワロタw
< http://vippers.jp/archives/7553814.html
>
[NAVER まとめ]
【画像集】原宿にセーラー服おじさんが出没!目撃ツイートまとめ
< http://matome.naver.jp/odai/2139278822664765901
>
ついさっきのことなのに、ネットに上がるの早っ! 埋もれて拾えなかった写真はここで拾えたからいいけど。
後日だが、立花さんも、ご自身が撮った写真を一部公開しつつ、この日の「お散歩」の模様を大羊堂のブログに書いてくださっている。
< http://blog.taiyodo.in/?eid=604
>
夜は、「バー大羊堂」へ。カウンターの中には立花氏。レディービアード氏はB面になってカウンターのこちら側の一番左に座っていた。私はその右隣りへ。女装して出歩いてみて初めて分かる、国ごとの文化の違いのことなど、面白い話をたっぷり聞くことができた。
偶然だが、後から入ってきたお客さんから「おお久しぶり!」と挨拶され、どなただっけとしばらく考えてしまった。吉永陽一氏。鉄道を空撮することで知られる写真家である。女装家でもある。
会ったのは一度だけで、渋谷の「Bar & Gallery 70 Mantas」で開かれていた岩切等氏の個展のクロージングパーティのときである。展示されていた写真の被写体が女装姿の吉永氏であった。言われるまではてっきり女性だとばかり思っていた。
それは、2012年12月28日(金)のこと、なんと、「プロパガンダ」で立花さんが私の姿を見る前日のことであった。そのときに岩切氏に撮っていただいた2ショ写真がこれ。
< https://picasaweb.google.com/107971446412217280378/Town140219#5983631389381169778
>
女装の大宇宙をそれぞれの軌道に沿って旋回する星たちが、たまたま一直線上に整列した一夜であった。
【GrowHair】GrowHair@yahoo.co.jp
セーラー服仙人カメコ。アイデンティティ拡散。
< http://www.growhair-jk.com/
>
2月24日(月)深夜、私のセーラー服姿がまた電波に乗りました。日本テレビ系列の『月曜から夜ふかし』。関ジャニ∞の村上信五氏とマツコ・デラックス氏が、世間で話題となっている様々な事柄に対して、ちょっとだけ首をつっこんだりつっこまなかったりする番組です。
この回は「巷で話題の素人さんを調査する」というテーマで、ココリコ田中に激似のカットモデルやワニガメより恐ろしいワニガメ生態研究所所長などとともに、会うと幸せになれると噂のセーラー服おじさんが取り上げられました。
1月に中野駅周辺で収録されていたものです。警察学校の跡地に明治大学、帝京平成大学、キリン本社などが移ってきて、かつては生活と買い物と呑み食いの町だった中野が、このところなんだかしゃっきり垢抜けてきています。
収録している間にも、大学生たちが写真を撮らせてくださいと寄ってきたりして、局の方々はいい映像が撮れたと喜んでいました。私の映像が映った瞬間、マツコさんは「知ってる!」と反応したようにみえました。光栄でございますー。今度スタジオにも呼んでいただければ。
「セーラー服 おじさん」でツイッター内検索かけると、出るわ出るわ、とてもじゃないが最後まで見切れません。キャプチャー画面もじゃんじゃん上がってます。さすがキー局、さすが全国ネットです。
ところが、関西方面では放送されていなかったようです。番組表によれば、読売テレビは開局55年記念の特別番組を流しています。で、代わりの放送日は、どうやら3月2日(日)、昼の12:35からのようです。
えっ? 日曜の真っ昼間っから夜ふかしですかい? 私のセーラー服姿を昼の電波に乗せちゃってだいじょうぶなんですかい? 私ゃ知りませんぜ。
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■Take IT Easy![06]
トイレのユーザーインターフェース
若林健一 / kwaka1208
< https://bn.dgcr.com/archives/20140225140100.html
>
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●自動で流れるトイレ
先日、某所のトイレで用を足している時、「使用後は水を流してください」の貼り紙がされているのを見つけました。会社や公共施設など、多くの方が利用するトイレの個室ではよくみかけますが、「用を足して流さない人なんているんだろうか?」と思いつつ、まぁそういう方がいるから貼り紙が必要、ということなのでしょう。
一方で、最近は便座を離れると自動的に流れるトイレもあるということを知り、それが「流し忘れ」の原因のひとつかなと思っています。
つまり、「自動で流れる」ことに慣れてしまっている方が流し忘れる、それならあり得るかもしれません。「自動で流れる」トイレは「流し忘れ」を防いではくれますが、一方で「流し忘れ」を産み出す要因になっているのではないかなと。
世の中のトイレがすべて「自動で流れる」になってくれれば、「流し忘れる」こともないのでしょうが、もう少し普及度が上がらないことには、「流し忘れ防止」よりも「流し忘れ助長」に働いてしまうように思います。
もし、操作する部分に触れなくて良いという「衛生上の観点」から、「自動で流れる」トイレができたのであれば、「手をかざすだけで流れる」トイレでも十分かなとも思いますが、体の不自由な方への配慮とか、様々な観点の結果産まれたものなのでしょう。
いずれにせよ、それまで必要だった操作をなくしてしまうことが、必ずしもユーザーインターフェースの進化にならないのだということを感じた、トイレでの出来事でした。
●トイレのレバー
トイレでもうひとつよく見かけるのが、「レバーは手で操作してください」という表示。足で踏む方が多くて、故障が頻発するからということなんですけど、みんなどんな強い力で踏んでるんでしょうか?
でも、その貼り紙があるということは、みんな足で踏んでいるわけで、そのレバーを手で操作することに対する躊躇(ちゅうちょ)もありますよね。なので、あの貼り紙は根本的な解決になっていないと思っています。
根本的な解決として、なぜもっと高い位置に設置しないのでしょうか?
多くの場合、足で操作しやすい場所にあるから踏んでしまうのであって、胸元ぐらいの高さにあれば自然と手で操作するようになると思うのです。
胸元ぐらいの高さのレバーを足で操作しようとすると、ジャイアント馬場の十六文キックぐらいの足の上げ方をしないといけなくなりますが、誰もそこまでしませんよね、トイレの個室の中で。
レバーが水道管の弁と直結しているような構造であれば、レバーの位置が決まってしまうのもしようがないのですが、であればレバーではなく横方向から押す「押しボタン」型とか、足で操作しにくい形にしなければ、根本的な解決にはならないと思います。
●便器洗浄脳
そんなことをあれこれ考えていたら、ユーザーインターフェース研究で有名な増井俊之さんが、自身のブログで「トイレのユーザーインターフェース」について書いておられました。「水を流す」ためのボタンの表示が「便器洗浄」となっていて、利用者の発想とかけ離れていると指摘なのですが、まったくその通りと思います。
便器洗浄脳の恐怖
< http://masui.blog.jp/archives/2509691.html
>
最近の便器洗浄脳
< http://masui.blog.jp/archives/3350455.html
>
「トイレで水を流す」ということだけでも、使いやすいものにするための工夫が、まだまだありそうです。
#ひとにやさしいIT
【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
Take IT Easy! - 人にやさしいIT
< http://kwaka1208.net/
>
< https://www.facebook.com/kwaka1208net/
>
先週、岡田陽一さんが紹介されていた画像編集Webアプリや、MicrosoftのOffice Onlineがネイティブアプリの操作性に近いのに驚いています。もう、Windows向けとかMac向けとか作る時代ではなくなってきてますね。
Photo editor online - Pixlr.com edit image
< http://pixlr.com
>
Office Online
< https://office.com/
>
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編集後記(02/25)
●宮脇淳子「韓流時代劇と朝鮮史の真実 朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏」(扶桑社/2013)を読む。気鋭の歴史学者であり韓流時代劇通の著者が、韓国歴史ドラマの中から7本を選び(実際にすべてを見て)その内容を語りながら、史実との違いを指摘するという構成で、最初は韓流ファンにも楽しんでもらおうと思っていたそうだ。ところが、執筆途中で世の中の状況が大きく変わってしまったので、朝鮮半島の真実の歴史を日本人に知らせるという方向に傾いたという。歴史モノはいわゆるコスプレだから、フィクションであることを理解した上で楽しむ分には問題がないのだが、もはやそういっている場合ではないのだ。
韓流ドラマを見て隣の国に興味を持つのはいいが、その世界はウソだらけであることを知らない日本人がいる。韓流ドラマガイド本は、韓国のいうことを鵜呑みにしているからまったく信用できない。韓流歴史ドラマは妄想によるファンタジーである。「歴史認識論争」と表裏一体で、韓国の歴史の正統性、優越性を主張するために、国策で確信犯的に過去を改竄、捏造、美化している。お人よしな日本人がドラマを韓国の史実として受け入れてしまうような事態は、歴史家として見逃せないと憤る。
筆者は韓国歴史ドラマの名作(?)を一作ずつ内容チェックし、どこが間違っているかを証明している。ほとんどがゲームのような歴史ファンタジードラマで、史実があやふやなこともあって、これ幸いと見境なしに突っ走っていることがわかる。どさくさ紛れにトンデモ史学まで盛り込んで歴史捏造を意図的にやっている。それを笑っている場合ではない。恐ろしいことに、年を重ねるごとに誇大妄想が膨らんで、歯止めがない暴走が続き、とめどなく間違った方向に進んでいる。尋常ならざる気合いを込め、巨額の制作費をかけただけあって、ドラマとしてとてもうまく出来上がっていることは間違いない。プロパガンダとしては成功している。
いま韓国は歴史ドラマという手段で、あらたな建国神話をつくりあげている最中で、歴史教育ではバレバレのつくり話を史実として教えているようだが、現実の歴史は気の毒だが彼らの望むようなものではない。それは誇大妄想の歴史ドラマをいくらつくろうと変わることはない。だが、「韓国、中国人にとっての『歴史』は、『今の自分たちに都合のいいよう書き換え可能の過去』という意味しか持たないので、日本人がいくら真実を追究し証拠を出しても、それを取り入れる気持ちなど全くありません」と筆者は断言する。嗚呼、本当に始末に負えない隣人たちである。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459406874X/dgcrcom-22/
>
「韓流時代劇と朝鮮史の真実 朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏」
●続き。去年今年と大坂の陣から400年ということで、近所のお寺や名所でのイベント開催告知は見ていたもののスルーしていた。なのに、見終わった後は気になってしまい、検索してしまう。
テレビで見てても、横を通っても気にならなかったのに、妙に、大阪城って大阪城よねとか、真田山公園が真田丸かとか、11月に通り抜けイベントするんだとか、茶臼山に徳川家康が、とか、遠い昔の物語が現実を帯びてきて不思議。
再度書くけどシリアスではなくて、笑えるお話だったのよ。フィクションベースなのよ。なのに現実を感じるって何なんだろうね。登場人物が生き生きしていたからなのかなぁ。(hammer.mule)
< http://www.osakanojin400.com/
>
大坂の陣400年天下一祭
< http://www.osakacastle.net/osakanojin
>
大阪城天守閣
< http://www.tama-tsukuri.info/大坂の陣400年/三光神社の-真田まつり/
>
去年の真田まつり案内。抜け穴。『プリンセストヨトミ』の影響で訪問する人もいるらしい
< http://sankojj.blog100.fc2.com/
>
公式ブログ。公式サイトは更新されてない。真田グッズあり。近くに北川景子
さんの出身高校があるよ
< http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9D%82%E3%81%AE%E9%99%A3
>
夏の陣では徳川家康は天王寺公園近辺か。伊達政宗は日本橋かな
< http://www.geocities.jp/jouhoku21/heiwa/te-rikugunboti.html
>
真田丸近くには陸軍墓地があるよ。通りからは見えにくい場所
■Otaku ワールドへようこそ![188]
ヒゲ女装で日豪急接近! 黒船JKとJK爺、原宿を歩く
GrowHair
< https://bn.dgcr.com/archives/20140225140200.html
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「ヒゲ女装外国人」、「黒船JK」などの異名をもつオーストラリア出身のレディービアード(Ladybeard)氏は、プロレスラーであり、ヘビーメタルシンガーでもある。
大柄で体格がっしり、筋骨隆々、あごはみっしりと金髪のヒゲで覆われ、胸も手足も毛深い、マッチョな巨漢である。そのマッチョな巨漢が、長い髪をツインテールにして青いリボンで結び、プリーツスカートの丈は短く、しんなりとしたポーズにはにかんだスマイルはスーパーキュートな女子高生そのもの、見る者の感性を大混乱におとしいれてくれる。
ヒゲ女装というあたりに共通点をもつ私は、このオーストラリア産のマッチョJKと一緒に写真を撮っていただく機会に恵まれた。2月19日(水)のこと。ロケ地は原宿竹下通り。
こんな写真が撮れました。
< https://picasaweb.google.com/107971446412217280378/Town140219
>
どうです? 国境などという概念を一瞬にして吹っ飛ばす、息の合ったさわやかな国際交流の模様が捉えられているのではないでしょうか。
●14歳からの女装歴を生かし、香港、台湾へ
レディービアード氏は本名を Richard Magarey という。現在31歳。南オーストラリア州アデレードにあるフリンダース大学でドラマとドラマパフォーマンスをダブル専攻し、クリエイティブアーツの学士号を獲得している。ちなみに、宇宙飛行士の毛利衛氏もこの大学の出身である。
女装は14歳のときからであり、パーティを盛り上げて楽しむのが目的だったという。制服は妹や友人の妹から借りていた。当時は今ほどがたいがでかくはなかったそうで。
2006年に香港に渡り、レースひらひらのネグリジェで戦うプロレスラーとして名を馳せた。その人気に乗っかって、ヘビメタシンガーとしても活躍するようになり、現地のポップソングをヘビメタ風にカバーしてリリースしている。また、役者としてアクション映画『Deep Gold』に出演している。
「オーストラリアでは、女装して出歩いても、そこそこ面白がられる程度であり、大騒ぎになるというほどではない。ところが、香港でやらかすと、どえらいことになる」。あるロックのフェスでは、出番が近づいてきて、前のバンドが最後の曲を演奏しているときに客席に出ていったら、全員が振り返り、ものすごい歓声が飛び交い、2万人の関心を奪い取ってしまった、とのこと。「あれは気分よかった」。
しかし、香港で失敗だったのは、四六時中、女装していたこと。その格好でいると、人々は「優しいいい人」というキャラクタを期待しちゃうようで、それに応えているうちに、素のキャラとの乖離が進んでいき、フラストレーションがたまってしばしば爆発しそうになったそうである。
2010年後半には台湾ツアーを開催している。香港同様、成功だった。2011年11月には、日本でツアーを催している。東京で3回、大阪と沖縄で1回ずつ。大阪のお客さんたちは、なんだかやけにおとなしかったそうで。お笑いの文化はあっても、ヘビメタはあんまり根付いてないのかなー、と思ったとか。
けど、このとき、次の活動は日本でと決意したようで。オーストラリアに戻って2年間、こつこつと日本語を勉強していたという。2013年10月から日本に住
んでいる。
日本のアニメが大好きとのことで。そんなにたくさん見るわけではないし、最新のをチェックしてるわけでもないけど。中野のメイドカフェも行っている。メイドさんたちと一緒に定番の「萌え萌えきゅ〜んっ♪」をやって、楽しかったそうである。なんと、私とテリトリーがカブってる?
日本でも大きくブレイクしようとしている、前夜の様相。
< http://www.ladybeard.com
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●女装子を専門的に撮る立花奈央子氏
今回、私がレディービアードさんとお会いすることができたのは、写真家である立花奈央子氏が仲立ちしてくれたおかげである。立花氏は3年ほど前から女装男性の写真を撮るようになり、昨年12月にレディービアード氏と知り合っている。
1月8日(水)に、ツイッターで次のようにつぶやいているのを、私がエゴサしていて発見した。「先日撮影した Ladybeard はセーラー服おじさんに並ぶ強打者」。写真へのリンクも張ってある。
< http://pic.twitter.com/jsXFcDbfoJ
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これをきっかけに、立花氏とツイッターでやりとりするようになり、レディービアード氏とのコラボ撮影セッションが現実味を帯びてきた。日本でブレイクして大スターになってからでは、私とコラボ撮影なんて鼻で笑われるだけだろうから、今のうちだ。
立花氏はもともとグラビアアイドルだった。高校を卒業して、公務員として勤めるかたわら、撮られる仕事もしていた。それが、撮る側に回っていた。
女装男性を被写体に撮るようになったのは3年ほど前から。友達に、きれいな女装をする人がいた。世間一般の人々の多くは、女装というと、ヒゲの剃り跡も青い大柄のおっさんが下手な演技でしなを作り、野太いがらがら声で女言葉をしゃべる、気持ち悪いイメージをもっていた。
が、この女装家はぜんぜん違って、着こなしも立ち居振る舞いも自然で、どこも気持ち悪くない。こういう人の存在を世間に広く知らしめ、きたないイメージを払拭したいと思い立ち、撮り始めた。
2013年7月に、写真集『ゆりだんし』(マイウェイ出版)を出している。女装子さんたちがきゃっきゃうふふと戯れる。メイクもポージングも表情も完璧なまでに乙女で、男性の痕跡を少しも残していない。なので、従来のオカマっぽいイメージは少しもなく、見ていてぜんぜん気持ち悪くない。写真家として、お見事な技である。
現在、新宿にて、女装専門の写真撮影スタジオ「大羊堂」を営んでいる。ウェブサイトによれば、立花氏は「テレビ・雑誌等でも女装のスペシャリストとして活躍。女装撮影や女装メイク講座講師を行う中で今まで手がけた男性は、ジャニーズ所属のトップアイドルから70歳のベテランまで、のべ600人を超える」とある。
「より多くの人が性別に関する固定観念から脱し、いきいきと過ごせるようになることを目標に、日々活動中」とのことで、立花氏によると、おかげさまで需要はコンスタントにある、とのことである。最近は女装に対する世間の理解も進み、家族や職場にも隠さなくてもだいじょうぶという人が増えてきているそうである。ラクできる時代になった。
立花氏は、2012年11月から2013年1月にかけて、ネット上のニュースサイトRocketNews24 に7本のコラムを寄稿している。
< http://rocketnews24.com/tag/%E7%AB%8B%E8%8A%B1%E5%A5%88%E5%A4%AE%E5%AD%90/
>
私は、年明けのツイートで初めて立花氏の存在を知ったと思っていたが、実は、「ミステリアスな美男美女の画像6選」のコラムを当時読んでいたのを後から
思い出した。
< http://rocketnews24.com/2012/11/06/263747/
>
あの画像6選にはすっかりだまされ、種明かしされてからもまだしばらくは状況が飲み込めず、頭が混乱していた。すごい写真家がいるなぁ、と感心したものである。
実は、立花さんは、以前に私の生の姿を見ているとのこと。上記コラムが次々と掲載されていく途上の2012年12月29日(土)、新宿の風林会館5階で開かれる月例の女装イベント「プロパガンダ」で。なんだ、お互い知ってたんじゃん。
立花氏は、バーのママさんもしている。新宿のゴールデン街で「Bar大羊堂」をやっている。表の看板は「FLAPPER」だが、曜日ごとの日替わり形式で、水曜は「Bar大羊堂」になるのである。
< http://rocketnews24.com/2013/05/22/331239/
>
立花氏は、去年の12月に、アメリカ人の友人からレディービアード氏のことを初めて聞き、その友人を介してコンタクトをとったそうである。レディービアード氏は自分のサイズに合うレディースの服がないのが悩みと聞き、それこそまさに「スタジオ大羊堂」の得意とするところ、張り切ってコーディネートから何から整えて撮影するようになったそうである。
『ゆりだんし』とは大いに異なり、マッチョな男性の痕跡を残しまくりである。まあ、レディービアード氏は香港時代からそういうキャラでやってきたわけだから。それでいて、やっぱり気持ち悪くないのは、別の理由によるところであろう。ゴツさとかわいらしさを嫌味なくまとめて笑いに転化しているというか。
先日の大雪のときは、おおはしゃぎだったようで。RocketNews24の姉妹誌で、女性向けのサイトであるPouchに記事が出ている。いやぁ、すごいっ! ワイルドだっ! 白地にピンクのラインで縁取りされたブラとミニスカートのセット。ハイソックスにスニーカー。肌の露出の多さは裸同然である。でっかい雪の塊を抱え込んでかじりついてるし。
< http://youpouch.com/2014/02/12/170159/
>
「そのあまりにも強烈なキャラクター、2014年は彼が日本を征服してしまうかもしれない!?」とある。そんなすごいお方とコラボ撮影なんて、夢のような話である。ただ、それほどのお方であるから、ただ写真を撮ってツイッターなどに上げるだけでは物足りない感じがして、どこかメディアが取り上げてくれないだろうかと思っていた。
立花氏から連絡が来たのは2月12日(水)のことである。一週間後に撮影でどうかと。なんと、Pouch への掲載話まで取り付けてくれている。何から何までお膳立てしていただいている。
前置きが長くなったが、かくのごとき経緯を経て、2月19日(水)の撮影と相成ったのでありました。
●大阪のネット炎上騒ぎを思い出した
竹下通りって、平日の真昼間でも、けっこう人が多いんだね。九州から来たという修学旅行生とか、受験が終わって羽を伸ばしてる高3とか、家出してきた女子中学生とか(← うそです。そういう人は確認できませんでした)。
レディービアード氏、やはりでかい、体格いい! けど、かわいい! 根がエンターテイナーだ。私と一緒に歩いていると、人々の寄ってくるまいことか。両方を知っていて、コラボに大喜びの人もいたであろうし、どっちも知らなかったけど、これは撮っておかずにいられまいと思った人もいたであろう。
ちょっと歩けば呼び止められて写真を撮られ、それを通りすがりに見て撮りたくなった人が立ち止まってたちまち人だかりができ、一通り撮影が済んで歩き出したらまたすぐに呼び止められる、の繰り返し。クレープ屋さんの列に並ぶこともできず、立花さんがわれわれの分を買ってくれた。
「スタジオ大羊堂」のお客さんの撮影のときは、リクエストに応じて別のスタジオで撮ったり屋外で撮ったりすることがあるそうで、原宿もいつものロケ地として、手馴れたもんであった。絵になるスポットをいくつか知っていて、各ポイントで手際よくちゃかちゃか撮って、すぐ次へ移動。
ポーズや表情なども、ぱっぱと思いついて、どんどん指示してくる。気に入らなければ何度でも撮りなおし。プロである。二人でジャンプするカットは、なかなか飛び上がるタイミングが揃わず、10回ぐらいは跳ねた。こちらも撮る者としてそういうもんだと心得ているから、特に苦にならない。
予報ではこの冬3度目の大雪になると言われていたが、雨雲はどっかへ消え去っていた。私はほっとしていたが、寒さなんて平っちゃらそうにみえるレディービアード氏もそうだった。この前の雪の中での撮影も、最初は喜んでたけど、雪をかじってから本気で寒くなりだしたとのこと。
この日も私より薄着だったし、撮影が続く中、コートを羽織る暇はなく、レディービアード氏はけっこう寒がっていた。
3時ごろだったか解散し、私は漫画喫茶へ。パソコンでエゴサ。ずいぶん撮られているから、ツイッターに上がっているのを拾い集めれば、けっこうな枚数になるはずだ。
ところが。「セーラー服 おじさん」でツイッター内検索をかけて出てくるのは、ネットの記事や2ちゃんのまとめサイトのタイトルばっか。上がったであろう写真は、埋もれて見つけ出すことができない。この現象、昨年10月の大阪ネット炎上事件を思い出させてくれる。
[トゥギャッチ]
ついにこの時がやってきたか!「セーラー服おじさん」と「ヒゲ女装外国人」が夢の共演
< http://togech.jp/2014/02/19/6209
>
[ニコニコニュース]
ヒゲ女装の妖精レディビーアードがセーラー服おじさんと秋葉に降臨→勿論大騒ぎ
< http://news.nicovideo.jp/watch/nw957292
>
[VIPPER 速報]
【速報】原宿にセーラー服おじさんが出没wwwww 可愛すぎワロタw
< http://vippers.jp/archives/7553814.html
>
[NAVER まとめ]
【画像集】原宿にセーラー服おじさんが出没!目撃ツイートまとめ
< http://matome.naver.jp/odai/2139278822664765901
>
ついさっきのことなのに、ネットに上がるの早っ! 埋もれて拾えなかった写真はここで拾えたからいいけど。
後日だが、立花さんも、ご自身が撮った写真を一部公開しつつ、この日の「お散歩」の模様を大羊堂のブログに書いてくださっている。
< http://blog.taiyodo.in/?eid=604
>
夜は、「バー大羊堂」へ。カウンターの中には立花氏。レディービアード氏はB面になってカウンターのこちら側の一番左に座っていた。私はその右隣りへ。女装して出歩いてみて初めて分かる、国ごとの文化の違いのことなど、面白い話をたっぷり聞くことができた。
偶然だが、後から入ってきたお客さんから「おお久しぶり!」と挨拶され、どなただっけとしばらく考えてしまった。吉永陽一氏。鉄道を空撮することで知られる写真家である。女装家でもある。
会ったのは一度だけで、渋谷の「Bar & Gallery 70 Mantas」で開かれていた岩切等氏の個展のクロージングパーティのときである。展示されていた写真の被写体が女装姿の吉永氏であった。言われるまではてっきり女性だとばかり思っていた。
それは、2012年12月28日(金)のこと、なんと、「プロパガンダ」で立花さんが私の姿を見る前日のことであった。そのときに岩切氏に撮っていただいた2ショ写真がこれ。
< https://picasaweb.google.com/107971446412217280378/Town140219#5983631389381169778
>
女装の大宇宙をそれぞれの軌道に沿って旋回する星たちが、たまたま一直線上に整列した一夜であった。
【GrowHair】GrowHair@yahoo.co.jp
セーラー服仙人カメコ。アイデンティティ拡散。
< http://www.growhair-jk.com/
>
2月24日(月)深夜、私のセーラー服姿がまた電波に乗りました。日本テレビ系列の『月曜から夜ふかし』。関ジャニ∞の村上信五氏とマツコ・デラックス氏が、世間で話題となっている様々な事柄に対して、ちょっとだけ首をつっこんだりつっこまなかったりする番組です。
この回は「巷で話題の素人さんを調査する」というテーマで、ココリコ田中に激似のカットモデルやワニガメより恐ろしいワニガメ生態研究所所長などとともに、会うと幸せになれると噂のセーラー服おじさんが取り上げられました。
1月に中野駅周辺で収録されていたものです。警察学校の跡地に明治大学、帝京平成大学、キリン本社などが移ってきて、かつては生活と買い物と呑み食いの町だった中野が、このところなんだかしゃっきり垢抜けてきています。
収録している間にも、大学生たちが写真を撮らせてくださいと寄ってきたりして、局の方々はいい映像が撮れたと喜んでいました。私の映像が映った瞬間、マツコさんは「知ってる!」と反応したようにみえました。光栄でございますー。今度スタジオにも呼んでいただければ。
「セーラー服 おじさん」でツイッター内検索かけると、出るわ出るわ、とてもじゃないが最後まで見切れません。キャプチャー画面もじゃんじゃん上がってます。さすがキー局、さすが全国ネットです。
ところが、関西方面では放送されていなかったようです。番組表によれば、読売テレビは開局55年記念の特別番組を流しています。で、代わりの放送日は、どうやら3月2日(日)、昼の12:35からのようです。
えっ? 日曜の真っ昼間っから夜ふかしですかい? 私のセーラー服姿を昼の電波に乗せちゃってだいじょうぶなんですかい? 私ゃ知りませんぜ。
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■Take IT Easy![06]
トイレのユーザーインターフェース
若林健一 / kwaka1208
< https://bn.dgcr.com/archives/20140225140100.html
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●自動で流れるトイレ
先日、某所のトイレで用を足している時、「使用後は水を流してください」の貼り紙がされているのを見つけました。会社や公共施設など、多くの方が利用するトイレの個室ではよくみかけますが、「用を足して流さない人なんているんだろうか?」と思いつつ、まぁそういう方がいるから貼り紙が必要、ということなのでしょう。
一方で、最近は便座を離れると自動的に流れるトイレもあるということを知り、それが「流し忘れ」の原因のひとつかなと思っています。
つまり、「自動で流れる」ことに慣れてしまっている方が流し忘れる、それならあり得るかもしれません。「自動で流れる」トイレは「流し忘れ」を防いではくれますが、一方で「流し忘れ」を産み出す要因になっているのではないかなと。
世の中のトイレがすべて「自動で流れる」になってくれれば、「流し忘れる」こともないのでしょうが、もう少し普及度が上がらないことには、「流し忘れ防止」よりも「流し忘れ助長」に働いてしまうように思います。
もし、操作する部分に触れなくて良いという「衛生上の観点」から、「自動で流れる」トイレができたのであれば、「手をかざすだけで流れる」トイレでも十分かなとも思いますが、体の不自由な方への配慮とか、様々な観点の結果産まれたものなのでしょう。
いずれにせよ、それまで必要だった操作をなくしてしまうことが、必ずしもユーザーインターフェースの進化にならないのだということを感じた、トイレでの出来事でした。
●トイレのレバー
トイレでもうひとつよく見かけるのが、「レバーは手で操作してください」という表示。足で踏む方が多くて、故障が頻発するからということなんですけど、みんなどんな強い力で踏んでるんでしょうか?
でも、その貼り紙があるということは、みんな足で踏んでいるわけで、そのレバーを手で操作することに対する躊躇(ちゅうちょ)もありますよね。なので、あの貼り紙は根本的な解決になっていないと思っています。
根本的な解決として、なぜもっと高い位置に設置しないのでしょうか?
多くの場合、足で操作しやすい場所にあるから踏んでしまうのであって、胸元ぐらいの高さにあれば自然と手で操作するようになると思うのです。
胸元ぐらいの高さのレバーを足で操作しようとすると、ジャイアント馬場の十六文キックぐらいの足の上げ方をしないといけなくなりますが、誰もそこまでしませんよね、トイレの個室の中で。
レバーが水道管の弁と直結しているような構造であれば、レバーの位置が決まってしまうのもしようがないのですが、であればレバーではなく横方向から押す「押しボタン」型とか、足で操作しにくい形にしなければ、根本的な解決にはならないと思います。
●便器洗浄脳
そんなことをあれこれ考えていたら、ユーザーインターフェース研究で有名な増井俊之さんが、自身のブログで「トイレのユーザーインターフェース」について書いておられました。「水を流す」ためのボタンの表示が「便器洗浄」となっていて、利用者の発想とかけ離れていると指摘なのですが、まったくその通りと思います。
便器洗浄脳の恐怖
< http://masui.blog.jp/archives/2509691.html
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最近の便器洗浄脳
< http://masui.blog.jp/archives/3350455.html
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「トイレで水を流す」ということだけでも、使いやすいものにするための工夫が、まだまだありそうです。
#ひとにやさしいIT
【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
Take IT Easy! - 人にやさしいIT
< http://kwaka1208.net/
>
< https://www.facebook.com/kwaka1208net/
>
先週、岡田陽一さんが紹介されていた画像編集Webアプリや、MicrosoftのOffice Onlineがネイティブアプリの操作性に近いのに驚いています。もう、Windows向けとかMac向けとか作る時代ではなくなってきてますね。
Photo editor online - Pixlr.com edit image
< http://pixlr.com
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Office Online
< https://office.com/
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編集後記(02/25)
●宮脇淳子「韓流時代劇と朝鮮史の真実 朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏」(扶桑社/2013)を読む。気鋭の歴史学者であり韓流時代劇通の著者が、韓国歴史ドラマの中から7本を選び(実際にすべてを見て)その内容を語りながら、史実との違いを指摘するという構成で、最初は韓流ファンにも楽しんでもらおうと思っていたそうだ。ところが、執筆途中で世の中の状況が大きく変わってしまったので、朝鮮半島の真実の歴史を日本人に知らせるという方向に傾いたという。歴史モノはいわゆるコスプレだから、フィクションであることを理解した上で楽しむ分には問題がないのだが、もはやそういっている場合ではないのだ。
韓流ドラマを見て隣の国に興味を持つのはいいが、その世界はウソだらけであることを知らない日本人がいる。韓流ドラマガイド本は、韓国のいうことを鵜呑みにしているからまったく信用できない。韓流歴史ドラマは妄想によるファンタジーである。「歴史認識論争」と表裏一体で、韓国の歴史の正統性、優越性を主張するために、国策で確信犯的に過去を改竄、捏造、美化している。お人よしな日本人がドラマを韓国の史実として受け入れてしまうような事態は、歴史家として見逃せないと憤る。
筆者は韓国歴史ドラマの名作(?)を一作ずつ内容チェックし、どこが間違っているかを証明している。ほとんどがゲームのような歴史ファンタジードラマで、史実があやふやなこともあって、これ幸いと見境なしに突っ走っていることがわかる。どさくさ紛れにトンデモ史学まで盛り込んで歴史捏造を意図的にやっている。それを笑っている場合ではない。恐ろしいことに、年を重ねるごとに誇大妄想が膨らんで、歯止めがない暴走が続き、とめどなく間違った方向に進んでいる。尋常ならざる気合いを込め、巨額の制作費をかけただけあって、ドラマとしてとてもうまく出来上がっていることは間違いない。プロパガンダとしては成功している。
いま韓国は歴史ドラマという手段で、あらたな建国神話をつくりあげている最中で、歴史教育ではバレバレのつくり話を史実として教えているようだが、現実の歴史は気の毒だが彼らの望むようなものではない。それは誇大妄想の歴史ドラマをいくらつくろうと変わることはない。だが、「韓国、中国人にとっての『歴史』は、『今の自分たちに都合のいいよう書き換え可能の過去』という意味しか持たないので、日本人がいくら真実を追究し証拠を出しても、それを取り入れる気持ちなど全くありません」と筆者は断言する。嗚呼、本当に始末に負えない隣人たちである。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459406874X/dgcrcom-22/
>
「韓流時代劇と朝鮮史の真実 朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏」
●続き。去年今年と大坂の陣から400年ということで、近所のお寺や名所でのイベント開催告知は見ていたもののスルーしていた。なのに、見終わった後は気になってしまい、検索してしまう。
テレビで見てても、横を通っても気にならなかったのに、妙に、大阪城って大阪城よねとか、真田山公園が真田丸かとか、11月に通り抜けイベントするんだとか、茶臼山に徳川家康が、とか、遠い昔の物語が現実を帯びてきて不思議。
再度書くけどシリアスではなくて、笑えるお話だったのよ。フィクションベースなのよ。なのに現実を感じるって何なんだろうね。登場人物が生き生きしていたからなのかなぁ。(hammer.mule)
< http://www.osakanojin400.com/
>
大坂の陣400年天下一祭
< http://www.osakacastle.net/osakanojin
>
大阪城天守閣
< http://www.tama-tsukuri.info/大坂の陣400年/三光神社の-真田まつり/
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去年の真田まつり案内。抜け穴。『プリンセストヨトミ』の影響で訪問する人もいるらしい
< http://sankojj.blog100.fc2.com/
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公式ブログ。公式サイトは更新されてない。真田グッズあり。近くに北川景子
さんの出身高校があるよ
< http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9D%82%E3%81%AE%E9%99%A3
>
夏の陣では徳川家康は天王寺公園近辺か。伊達政宗は日本橋かな
< http://www.geocities.jp/jouhoku21/heiwa/te-rikugunboti.html
>
真田丸近くには陸軍墓地があるよ。通りからは見えにくい場所