[4011] iPhone 6sで4K撮影

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《ハゲ「隠し」は如何なものか》

■腕時計百科事典[08]
 腕時計のブランド(オメガ)
 吉田貴之

■クリエイター手抜きプロジェクト[444]iPhone編
 iPhone 6sで4K映像を撮影する
 古籏一浩

■映画ザビエル[05]
 産むキカイ礼賛
 カンクロー

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■腕時計百科事典[08]
腕時計のブランド(オメガ)

吉田貴之
https://bn.dgcr.com/archives/20151109140300.html

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今回ご紹介するのは、ロレックスと並んで人気と知名度の高い「オメガ」です。オメガを代表するモデルである「スピードマスター」は、高級腕時計に興味のない人までも巻き込んで、日本国内で一大ブームを巻き起こしました。

●手工業から機械工業へ

1848年6月、当時23歳であった時計士のルイ・ブランが、スイスのラ・ショー・ド・フォンに懐中時計の組み立て工房を開いたことがブランドの始まりです。その後約30年の間に、ルイ・ブランは息子のルイ・ポール・ブランと共に、組み立て工房での手工業から工場での機械工業へと体制を切り替え、より高効率でシステマチックな生産システムを完成しました。

●「オメガ」の誕生

1894年には、その後のブランド名ともなる記念すべき新型時計「オメガ」を発表します。時計業界には「究極」や「最高」を意味する商品名や社名は沢山ありますが、「オメガ」という名前は人を引きつける魅力に富んでいます。

オメガはその名前の期待に応える形でヒット商品となりました。1903年には社名を「オメガ」に変更し、現在も高い知名度を誇る有数の時計ブランドとなりました。

●冒険とオメガ

宇宙や深海など、未踏の地への冒険に必ずと言ってよいほど携行される腕時計、それがオメガです。

1969年、アポロ11号の飛行士アームストロングとオルドリンが人類初の月面着陸に成功。この際、腕に着けられていたのがオメガ社の「スピードマスター・プロフェッショナル」でした。

1970年には、アポロ13号が爆発を伴う過酷なトラブルに見舞われましたが、スピードマスターの精度や安定性は乗組員の帰還に大いに貢献しました。深海探査の分野においても大きな功績を残しており、オメガはダイバーズウォッチの最先端をリードしています。

●オフィシャルタイマー

0.01秒を争うスポーツの世界では、時計の精度が非常に重視されます。オメガはオリンピックの公式計時を何度も任され、スポーツ・タイミングの世界でも計測の限界に挑み続けています。

スイス各地で行われてきたクロノメーター・コンクールで圧倒的な実績を築き上げてきた開発力を持ち、現在も技術革新と挑戦を続けるブランドです。

●ブランディングの妙

有名人に身につけさせたりイベントに登場させたりすることで、ブランドのイメージを高めるのは現在でも盛んに行われる手法です。ただ、昨今のSNSやブログを使って行われる空虚なマーケティングと大きく違うのは、冒険者達が命を預ける道具としてオメガを選んだ、という事実の裏付けがあることでしょう。


【吉田貴之】info@nowebnolife.com

イディア:情報デザインと情報アーキテクチャ
http://www.idia.jp/


兵庫県神戸市在住。Webサイトの企画や制作、運営を生業としながら、情報の整理や表現について研究しています。


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■クリエイター手抜きプロジェクト[444]iPhone編
iPhone 6sで4K映像を撮影する

古籏一浩
https://bn.dgcr.com/archives/20151109140200.html

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前々回はiPhone 6sから採用されたForce touch(3D touch)をいじってみましたが、今回は4K映像です。

iPhone 6sの前のモデルであるiPhone 6も発売と同時に購入したのですが、一年ほど未開封のまま眠っていました。というのも、使い道がなかったからです。メインとして使っているiPhone 5sで充分だからというのが、その理由です。

しかし、今年発売となったiPhone 6s/iPhone 6s Plusは、購入してから一か月ほどですが、もう元がとれたんじゃないかというくらい使いました。その大きな理由は4K映像が撮影できるからです。

映像に関しては、もう10年以上素材集のサイトを作ってきて、ためこんだ素材の数は膨大な量になります。

・4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/


10年前は、SONYからHDR-FX1というハイビジョンカメラが登場した時期で発売と同時に購入しました。購入したわけは素材の撮影をしたいというのもありますが、隣の市の施設にあるハイビジョンカメラを借りることができなかったからです。

理由は簡単で施設から持ち出してはいけないから、だそうです。結局、その理由により800万円だったか1000万円投資したカメラは、ほぼ使われることなく終わりました。行政の施設ではよくあることなのかもしれませんが、カメラは撮影に使ってこそカメラであって、部屋の置物ではありません。

10年前はハイビジョンでしたが、5年ほど前からは4Kサイズの映像を撮影できるカメラがいくつか出てきました。一番安かったのがRED Digital Cinema CompanyのREDシリーズのカメラでした。

・ RED ONE
http://jp.red.com/products/red-one


・RED Scarlet-X
http://jp.red.com/products/scarlet-mx


円高の時にセットで買っても、諸々で200万円くらいになるという高額なカメラでした。それが、iPhone 6sなら10万円もしないという、この技術の進歩の早さにはビックリです。

iPhone 6sの前にもAndroidでは4K映像が撮影できるスマートフォンはありました。でも、いつもiPhoneを使っているので、やはりここはiPhone 6sで4K映像を撮影したいと思いiPhone 6s Plusを購入したという流れです。

iPhone 6sでなくiPhone 6s Plusにしたのは光学手ぶれ補正だけでなく、もっと重要なバッテリーの持ちがよいからというのが大きな理由です。

実際にフル充電しておき4K映像を撮影すると、90分ほどでバッテリーがなくなります(山で寒かったから、というのもあるので条件によってはもっと長いでしょう。

ちなみにREDのカメラのバッテリーだと、氷点下の場合5分で一本終わります)。容量にして、おおよそ34GB撮影するとバッテリーが終わる計算です。やはり屋外で丸々一日撮影するなら、モバイルバッテリーがないと安心できません。

さて、iPhone 6s Plusで撮影した4K映像ですが大変綺麗です。SONY/Panasonicの小型カメラの画質の比ではありません。iPhone 6s Plusがあればハンディカムのビデオカメラは不要みたいな感じになります。

ただ、ズームに関してはiPhone 6s Plusはデジタルズームなので、この点に関してはビデオカメラには敵いません。とは言えiPhone 6sで撮影してiPhone 6sで見るだけなら、デジタルズームでも気にならないレベルです。

ただ、素材として再利用するにはズームはできないことになります。しかし、ズームがなくても場所とタイミングを選べば充分使いものになります。

iPhone 6sの4K映像は、フォーマットがH.264でビットレートが50Mです。さすがに、この少ないビットレートではPanasonicのカメラのようにベタついて残念な結果になるだろうと思ってましたが、実際に撮影してみると予想よりも遥かによい画質でした。

たぶん、Panasonicのが悪すぎたのでしょう。メディアにNomalなSD Cardを選択したせいもあるかもしれません。また、SONYのように青い空がざらつくこともほとんどなく非常に綺麗でした(ノイズが少ない)。

また、夕方など空が明るく地面(森林)が暗いようなシーンはPanasonicなどのカメラでは地面が暗くなってしまいますが、iPhone 6sではHDR(ハイダイナミックレンジ)の写真のように綺麗に映ります。ちょっと幻想的な感じもしないでもありませんが、いい感じで映ります。

・黄昏時の諏訪湖(iPhone 6s Plus)
https://pbs.twimg.com/media/CTH-_HTUAAAy_Yd

・Panasonic X920M(HDカメラ。これは結構いいカメラです)
http://footage3.openspc2.org/HDTV/footage/HD/60p/water/lake/nagano/suwako/0305/sample

さすがに暗くなった状態で滝を撮影すると映像はノイズが乗り、偽色が発生し、ベタついた感じになります。Photoshopのフィルタにある「面を刻む」を施したような感じといったところでしょうか。

・小野の滝
http://www.openspc2.org/HDTV/iPhone/test/IMG_1797

iPhone 6sが4K映像カメラとして使いものになるというのが分かったので、早速作ってみました。iPhone 6sで撮影した4K映像素材集。

・4K HD フリー映像素材(30fps/QuickTime [H.264])
http://footage3.openspc2.org/HDTV/footage/4K/30f_H264/


あと、iPhone 6sで撮影した4K映像には、もうひとつメリットがあります。それは、そのままYouTubeにアップロードできるという点です。アップロードしてしばらくすると4K映像として再生可能になります。

・柿の木


これで光学ズームできるようになったら凄いけど。ただ、光学ズームができなくても、8K映像や16K映像撮影できるようになればいいのかもしれません。CPU/GPUパワーがあがれば、iPhone/Androidならいけるんじゃないかという気もしてきました。

しかし、一体どこまで高性能になるんでしょうかスマートフォン。


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/


ところで20年間世間から隔離されていたらどうだったのか。20年前だと1995年。Windows 95が発売される前に世間から隔離されてしまったとすると、Windowsパソコンの時代を体感することはなさそう。

携帯電話やPHSも実質ないので、それも体感することなくいきなりスマートフォンの時代に。テレビはNTSCアナログだったのが、フルハイビジョンの時代かいきなり4Kの時代に。

ビデオデッキはVHSでなくテープそのものがない。録画するならハードディスクレコーディングだけど、すでに時代はネット配信。映画は3D。アニメはセルがなくなり完全デジタル。

ビデオカメラはHi8だったのが、スマートフォンでOK。カメラはフィルムだったのがメモリカードに。それどころか、カメラまでスマートフォンでOKという時代。

確認したら、カシオQV-10という現在のデジカメの元祖が出たのが1994年でした。20年だとデジカメの時代も体感することがないということになります。

それにしても20年前一体何を勉強しておけば今でも使える技術/ノウハウだったのか。コンピューター関係ならUNIXは基本的に変わってないので大丈夫っぽい。あと、IllustratorとPhotoshopも実質的に変わってないので大丈夫そう。

やはりデザインの基礎など、時代に影響されにくい普遍的なものを身に付けておくというのは生き残るためには必須なのかもしれません。それをいつ学習するかは別ですが。

Quark XpressとPage Makerは実質消滅。Macは豪華になったくらいで、20年前と同じ感覚で使えそう。車はマニュアル車がほとんどなくなってオートマ車ばかり。20年というと、ひとつかふたつの大きな波をまるごと飛び越えちゃうような時間というところなのかも。

11月7日の掟上今日子のドラマでMZ-700が出たみたいですが、録画してない上に全く見てない。ツイッターで知らせてもらった時は、すでに終わってた。しかし今はネットで配信されているので見逃しても大丈夫。それにしても、33年前のパソコンがツイッターのトレンドで急上昇するとは面白い...。

・掟上今日子の備忘録
http://www.ntv.co.jp/okitegami/

http://cu.ntv.co.jp/okitegami_05/


・mz-700
https://ja.wikipedia.org/wiki/MZ-700


・JavaScriptによるデータビジュアライゼーション入門
http://www.amazon.co.jp/dp/4873117461/


・Photoshop自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00W952JQW/


・Illustrator自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00R5MZ1PA


・Adobe JavaScriptリファレンス
http://www.amazon.co.jp/dp/B00FZEK6J6/


・ExtendScript Toolkit(ESTK)基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00JUBQKKY/


・データビジュアライゼーションのためのD3.js徹底入門
http://www.amazon.co.jp/dp/4797368861


・4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/


・クリエイター手抜きプロジェクト
http://www.openspc2.org/projectX/



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■映画ザビエル[05]
産むキカイ礼賛

カンクロー
https://bn.dgcr.com/archives/20151109140100.html

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◎かぐや姫の物語

原題(英題):The Tale of the Princess Kaguya
制作年度:2013年
制作国・地域:日本
上映時間:137分
監督:高畑勲
出演(声の出演):朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子

●だいたいこんな話(作品概要)

「竹取物語」を原作とした、言わずと知れたスタジオジブリのアニメーション長編作品。手描き風のアニメーションにこだわり、制作期間は何と8年。日本最古の物語は、そのままでも驚くほどスペクタクルだが、独自の解釈も盛り込まれ新たな「かぐや姫」像が誕生している。高畑監督にとって14年ぶりの作品。

●わたくし的見解

しばしば、ハゲ(ている場合もあれば、そうでない場合もありますが)の偉い政治家などが、女性を「産む機械」扱いしたために矢面に立たされます。

そんなハゲの政治家も実は大変な愛妻家で、自らの妻について子供を産んでくれたことに限らず、家族たらしめてくれたあらゆる事、つまり妻の存在そのものに深く感謝している可能性も十分あるのでしょう。

しかしハゲは政治家ですから、家族の存在で自身の人生が有意義で豊かになったことをアピールするよりも、国単位の豊かさについて公では言及しなければならず、国家の将来的な生産力を担う子供を増やしたいために、何しろベリーオーフンうっかり女性に対して失言してしまうのです。

少し本筋をそれますが、あまりにもハゲを連呼してしまった以上、お断りを入れておきたい。私は決して、ハゲを貶めることを目的に上記のような文章をつづったのではありませぬ。

個人的な見解ですが、ハゲそのものが男性的魅力を損なうものだと感じていないからです。しかし余談ついでに申し上げると、ハゲ「隠し」は如何なものか。それは、男性的魅力はおろか、人間的魅力をも損ないかねないと思うのです。

一種の偽装だからでしょうか。女性のブラジャーの中に、ミラクルやウルトラ的なお乳そのものとは別のものが入っている場合がありますが、いくらかの男性はその件について偽装と判断し不信感も抱いていることでしょう。

ミラクルやウルトラ的なブラジャーに比べれば、ハゲ隠し(ここではバーコードのような髪型を指しています。ヅラについては又いつか)は一目瞭然ですが、そこに向けられた不信感はもはや頭髪をすり抜けて人間性にまで到達しかねません。偽装と不信は、セット販売されやすいのですね。

引き続き脱線中。ミラクル乳バンドやバーコードのような髪型くらい、その涙ぐましい努力を汲んで、いじらしいと思って慈しむべきなのかも知れません。それくらいのこと、ヌルい笑顔で許せる懐の深い人間に私もなりたい。

さて、やっと映画のことを。実は「かぐや姫の物語」の劇場鑑賞後に、私は初めて「おもひでぽろぽろ」という1991年公開の高畑勲監督作品を観ました。

「おもひでぽろぽろ」は、いわゆるバブル期に都会でOLをしている20代の女性がバケーションで田舎暮らしを体験する中で、自らの半生=おもひでをフラッシュバックさせ、これからの人生私はどうしていこうかなと思いを馳せる物語。

男女の雇用機会は均等に与えられるようになった時代だけど、人生には他にも様々なチャンス(機会)があるのだから、素直に素敵だなと思った男性と結婚する幸せもありまっせ。とゆーのが監督からのメッセージに思えました。

高畑監督のインテリの部類に入る学歴や年齢(世代)のせいか、一部の自立心の旺盛な女性には「おもひでぽろぽろ」や「かぐや姫の物語」は、女性を産む機械扱いしていて失敬だと感じられるそうです。

女性のはしくれの私が得た印象は、どちらの作品も「産む機会」が非常に価値あるものだと表現されていたように思います。だって、閉経後の女性が代理出産できる医療技術のある現代でさえ、未だ男性や性転換手術後の元男性でも子供を産むことは出来ませんものねぇ。

「かぐや姫の物語」では、子供のころ読み聞かされた「かぐや姫」の昔話や、古文で習った「竹取物語」で広く知られているように、姫の美しさを伝え聞いた多くの男性が群がり縁談には事欠きません。

ところが、姫は誰とも幸せな結婚はしない。「おもひでぽろぽろ」との大きな違いは、女の子が幸せになるってどういうこと? から大きくスケールアップして、壮大な命の物語として描かれていることです。

命の素晴らしさ、その尊さが、翁が姫を初めて目にした瞬間から実に活き活きと瑞々しく表現されていて、アニメーションの語源である「命を与えて動かすこと」がこれほど実現されていることに、私は感動を通り越して感謝しました。

周知の物語の結末、姫は月に帰ってしまうのですが「月からお迎えがくる」という言葉に、昔の人は、月はあの世で、地球にいる間がこの世と考えていたのかも知れないなと感じました。

あの世(死後の世界)のことは分からないながらも、遠くに、しかし確かに見えている月にあると想像したのだろうと。強い仏教思想が根底に感じられる物語のなかで、ある種異質な存在の姫がこの世、現世至上主義であったことに何故だか救われました。

古い時代の価値観と現代的な思想とが混在していて、実に興味深い原作に着手している点にも感服。あらためて、つくづく不思議な物語です。

産む機械と見るか、機会と見るか、結局は自身の価値観が投影されてしまっているのではと感じています。優れた作品は、観る人の心を映す鏡にもなるのだと思います。あなたには、この作品がどのように映るでしょうか。


【カンクロー】info@eigaxavier.com
映画ザビエル  http://www.eigaxavier.com/


映画については好みが固定化されてきており、こういったコラムを書く者としては年間の鑑賞本数は少ないと思います。その分、だいぶ鼻が利くようになっていて、劇場まで足を運んでハズレにあたることは、まずありません。

時間とお金を費やした以上は、元を取るまで楽しまないと、というケチな思考からくる結果かも知れませんが。

私の文章と比べれば、必ず時間を費やす価値のある映画をご紹介します。読んで下さった方が「映画を楽しむ」時に、ほんの少しでもお役に立てれば嬉しく思います。


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編集後記(11/09)

●雨の日曜日は溜まったテキストの整理だ。メルマガやブログなどで気になる記事があったら、とりあえずテキストにしておいて、ひまなときに再チェックして、20ほどのカテゴリーに振り分ける。そんなことをしていても、いままであまり有効に活用されたことはない。古いコレクションで、出典さえ記されていないが、面白記事があったのでご紹介したい。まず、中国ネタのジョーク。

「海図にない島に故障した船が漂着した。ドイツ人は故障をどう直すか研究を始め、フランス人とイタリア人は島に女性が潜んでいないか、うきうきしながら探しに行った。日本人は漂着後にどうすべきか日本の本社に問い合わせる通信手段を探し始めた。だが、中国人はこの島の領有権を主張し始めた。」

「中国のインターナショナルスクールで教師が生徒に問題を投げかけた。『外国の食糧不足に関してあなた自身の見方を述べよ』。だが、生徒らは問題の真意がつかめず、教師は質問ぜめに。米国から来た生徒は『食糧が不足するってどんな意味ですか?』。アフリカからの生徒は『食糧って何ですか?』と首をひねる。だが中国人の生徒だけは『あなた自身の見方ってどういう意味ですか』と聞いた。」

次は【朝日新聞の用語集】っての。うまい、うますぎる。

・「しかし、だからといって」→ここから先が本音であるという意味
・「議論が尽くされていない」→自分たち好みの結論が出ていないという意味
・「国民の合意が得られていない」→自分たちの意見が採用されていないという意味
・「異論が噴出している」→自分たちが反対しているという意味
・「政府は何もやっていない」→自分たち好みの行動を取っていないという意味
・「内外に様々な波紋を呼んでいる」→自分たちとその仲間が騒いでいるという意味
・「心無い中傷」→自分たちが反論できない批判という意味
・「皆さんにはもっと真剣に考えてほしい」→アンケートで自分達に不利な結果が出てしまいましたという意味
・「アジア諸国」→中国、韓国および北朝鮮の事、それ以外の多くのアジアの国は含まれない
・「説明責任を果たしていない」→反対する言い訳がすべて論破され、反対理由は「説明責任」のみになってしまったという意味
・「本当の解決策を求める」→何も具体策はないがとにかく政府等のやり方はダメだという意味
・「冷静になる、落ち着く」→自分たちが今は劣勢なので、今は世論と勝負したくないという意味
・「ただ、気になることがある」→論理薄弱のため心配事の表現形式で、自社主張の「なんくせに誘導しますよ」という意味

いい芸を紹介したわけだが、編集後記がコピペでいいのかという気も。(柴田)


●Ingress続き。ほとんど動きのない味方勢力の大きなパラダイスが壊されてしまった。パラダイス再び! 蘇れ! とばかりに、遠征して活動してみたが、敵の手はゆるまない。どころか敵色に染まって行く。再度遠征しようとしたが、徒歩での遠征はしんどすぎる。

うちの近所の駅前で活躍する人たちが、ここらは恵まれた環境だと言う意味がわかった。壊したり構築したりするための遠征は要らず、敵優勢なのでいつでもこちらから仕掛けていける(壊せる)。

壊した後は構築できる。作って放置されたままだとポイントや実績を稼ぐために遠征しなければならないが、またすぐに敵色に染まる。続く。 (hammer.mule)

http://m2college.net/fes4/

まにまにフェスティバル(まにフェス)P4

伯母が大阪豊中のお伽工房で3人展。陶、ジュエリー、革カバン。11/22〜29。
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