[4047] IchigoJamのBASICで楽しもう

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《15歳を42歳が頑張ってる…》

■まにまにころころ[89]
 ざっくり日本の歴史(後編その8)
 川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito

■クリエイター手抜きプロジェクト[450]IoT編
 IchigoJamのBASICで楽しもう
 古籏一浩

■LIFE is 日々一歩(24)[スイーツ]
 2016年、バレンタイン・チョコ戦線(前編)
 森 和恵

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■まにまにころころ[89]
ざっくり日本の歴史(後編その8)

川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
https://bn.dgcr.com/archives/20160118140300.html

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こんにちわん、コロこと川合です。新年あけましておめでとうございますっ!って、もう18日ですけどね。まあ今年もよろしくお願いします。

新年と言えば、ついに大河『真田丸』が始まりましたね! 年末のまにころで、正直ちょっと不安と書いたのですが、1話2話を見た感じでは、超面白いです!

真田昌幸役の草刈正雄がいい味出してますね〜。素晴らしい。堺雅人もなんかちゃんと「青年」に見えます。15歳なんですけどね、42歳が頑張ってる。(笑)大泉洋も真面目な兄・信幸をしっかり演じてる。16歳を42歳が。実際知らずに見ていれば、なんの違和感もありません。若者二人です。

早速滅びてしまいましたが、平岳大の武田勝頼も良かった!

今回は江戸時代から離れ、改めてまた真田について書こうと思います。

◎──『真田丸』開始時点の時代(月日は基本、旧暦です)

真田氏は昌幸を当主に、武田家に仕えています。重臣ですが、比較的、新参。

天正10年(1582年)初頭、武田勢が織田勢に攻められているあたりから物語は始まります。武田の当主は勝頼です。前年に本拠を新府城(山梨県韮崎市)へ移したてほやほやですが、未完で守り切れずに新府城を捨てる話が1話です。

武田は天正3年(1575年)の長篠の戦いで織田・徳川連合軍に敗れてボロボロ。隣接する上杉(越後)、後北条(相模)とは外交で関係改善を図るもなかなか上手くいかず。織田とも関係改善を図るものの、やはり上手くいかず。織田の調略をうけて身内さえも寝返る始末。

天正10年(1582年)2月、落ち込む平岳大・勝頼に、草刈正雄・昌幸が「富士や浅間の山が火でも吹かん限り、武田の家は安泰にございます」てなことを言うものの、直後、織田が侵攻を開始した日に浅間山が噴火……3月、新府城をあきらめて、火を放ち、逃亡することに。

真田昌幸が甲斐国を捨てて真田の岩櫃城(群馬県吾妻郡東吾妻)へ逃げようと進言し、迎える準備をしたのに、譜代家老の小山田信茂の横やりで一転、勝頼は信茂の居城である岩殿城(山梨県大月市)へ。ところが小山田信茂は既に織田へ寝返る心づもりで、勝頼を道中で追い返し、落ち行く先で勝頼は自刃。

武田の滅亡をうけて、真田は身の振り方を考える必要に迫られます。真田単体ではとてもじゃないですが織田には対抗できませんので、上杉につくか、北条につくか。悩んだ末、昌幸は織田につこうと決心します。このあたりが2話。

繰り返しますが、天正10年(1582年)3月の話です。

同年6月2日、大事件が起こりますね。本能寺の変です。織田につくなり、信長が消えます。

◎──ちょっと先取り

本能寺の変を受け、甲斐・信濃の旧武田領も大混乱に陥ります。一帯を預かっていた信長の家臣は続々と離脱し各地へ。旧武田領は空白地帯のようになったんですね。そこを徳川家康、上杉景勝、北条氏直、武田遺臣たちが狙いました。

河尻秀隆は甲斐に留まったのですが、家康は他所へ行かせようと画策します。秀隆は使者を切ってそれを突っぱねました。しかし秀隆は結局、武田遺臣たち甲斐国人衆の一揆勢に惨殺されます。

これらのゴタゴタの中、真田昌幸は武田遺臣の取り込みに動きます。取り込みつつ、各勢力の間を上手に渡り歩きます。

一応、織田方であった昌幸は、北条氏直の侵攻を受けて落ち延びる滝川一益を逃がし、その結果空いた地域を切り取りにかかります。一方で、進軍してきた上杉景勝に臣従しますが、7月には北条氏直に降ります。そして、北条勢として上杉を退けますが、9月、北条を捨てて徳川家康につきます。

ところが10月、家康が北条と同盟を結ぶことを選び、昌幸が切り取った沼田を北条に譲ると言いだしました。自力で得た領地を勝手に譲ると言われて、昌幸はブチ切れました。

天正11年(1583年)、昌幸は上田城(長野県上田市)の築城に着手しつつ沼田(群馬県沼田市)を巡って北条氏と対立。天正13年(1585年)には家康が甲斐へ着陣し、沼田を北条に渡せと迫るも、昌幸は拒否。昌幸は徳川・北条連合と決別して、敵対していた上杉景勝につくことにします。その際、次男の信繁を上杉に人質として送りました。

離反を知った家康は、8月、真田討伐の兵を興します。これが、以前にもご紹介した第一次上田合戦です。押し寄せる徳川7000人の軍勢を、1200〜2000人で撃退します。この時、徳川の被害は1200〜1300、真田は40〜70。真田は声望を高め、名実共に独立を果たしました。

出来事が同時進行で起こっているのでややこしいのですが、上田合戦の前年、天正12年(1584年)3月には、小牧・長久手の戦いが起こっています。織田信雄についた家康と秀吉の戦いです。詳細は割愛しますが、講和を経て、秀吉の世へと移っていきます。戦い自体は家康が圧倒していたんですけどね。

上杉も秀吉の傘下に入ったので、天正13年(1585年)冬、信繁は秀吉の元へ。真田も秀吉傘下に。天正14年(1586年)8月、秀吉の調停で家康は真田から手を引き、天正17年(1589年)には和睦、真田は秀吉の命で徳川の与力大名に。

上田合戦を通じて、真田昌幸の長男・信幸を高く評価した家康は、重臣の本多忠勝の娘・小松姫を養女として、信幸に嫁がせました。時期は分かりませんが、信繁は秀吉家臣の大谷吉継の娘(姪とも)を正室に迎えています。

後々に、関ヶ原や大坂の陣で兄弟が敵味方に分かれる布石は、既にこの頃には打たれていたんですね。敵味方に分かれたと言っても、兄弟仲に問題があったわけではなく、それぞれが義理を果たした結果です。

◎──源三郎と源次郎

『真田丸』で、兄・信幸は源三郎、信繁は源次郎と呼ばれています。なぜ兄が「三」で弟が「二」なのかということについて作中では、真田家は長男が早逝するから長男らしくない名前ということで「源三郎」とつけたと語られます。弟が源次郎なのは、特に理由なく、と。

名前の話には諸説あって、実際は信繁が兄だが二人は異母兄弟で、信幸の母のほうが身分が高く、入れ替えられたというような説もあります。

ただ、父・昌幸は、真田幸隆の三男なのに源五郎、四男の真田信尹は源次郎。長男の信綱は源太、次男の昌輝は徳次郎。当の幸隆は次郎三郎、さらに通称は源太左衛門というので、もうなにが何やら。当時の命名感覚は不明です。

◎──すごいのは父・昌幸?

だーっと真田にまつわる話を書いてきましたが、活躍の中心は信繁の父・昌幸です。信繁はまだまだ若い時代の話ですが、この期間の昌幸の活躍っぷりは、神がかっています。

武田家に仕えて、真田の礎を築いた真田幸隆が亡くなり、二人の兄を長篠の戦いで失って家督を継いだ昌幸は、武田家滅亡の難局を乗り越え、真田を独り立ちさせました。

関ヶ原の戦い直前、第二次上田合戦で徳川の主力を上田に釘付けにしたのも、昌幸です。信繁も父の元で奮戦していますけれど。

大河の主役であり、現代最も名高い「真田幸村」こと信繁がメインで活躍するのは、昌幸没後の大坂の陣くらいなんですよね。

大坂の陣に際し「真田が蟄居先の九度山を抜けて大阪城に入った」と聞いた家康が、「昌幸やっぱり死んでなかったの!?」と震えたって逸話が残ってるほど、昌幸はすごかった。後で「なんだ、息子の信繁かー」って安堵したそうで。

まあその信繁が、大坂冬の陣では真田丸を築いて、押し寄せる徳川勢を散々に蹴散らし、大坂夏の陣では本陣に切り込んで、家康が死を覚悟するほどまでに追い詰めたと言われているので、親子共々すごかったんでしょうけど、昌幸はもっともっと評価されてもいいんじゃないかと思います。

今回の大河できっと、昌幸の認知度も高まるはずと期待しています。草刈正雄、かっこいいし!

きっちり「真田家」を守り抜いた信幸(信之)もえらいですけどね。

◎──さて、次回は

時代がいったりきたりですいません。『真田丸』が面白くて、今後への期待を込めて、つい。次回はまた江戸時代に戻ります。幕末までまだしばらくかかるのに、『花燃ゆ』終わっちゃった。(笑)


【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
https://www.facebook.com/korowan

https://www.facebook.com/caputllc

http://manikabe.net/


・イベント紹介(大阪)

もう今週ですけど、21日(木)、大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会の10周年記念イベントとして、講演会と交流会を開催します。
https://www.facebook.com/events/1171486156199326/


日時:2016年1月21日(木)16:30〜20:30
会場:ホテル プリムローズ大阪
会費:4,000円(領収書発行)※交流会費込み

講演:神尾寿氏(ITジャーナリスト/コンサルタント)
「ITビジネス最前線。『スマートフォン普及後』の成長分野・注目市場はどこか?

谷直樹氏(株式会社NTTドコモ IoTビジネス部 部長)
「IoTの拡大による新たなビジネス協創と今後の期待」

申込:https://dcc-net.biz/form/fms/a8b5389a64



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■クリエイター手抜きプロジェクト[450]IoT編
IchigoJamのBASICで楽しもう

古籏一浩
https://bn.dgcr.com/archives/20160118140200.html

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1月15日の小正月を過ぎてしまったのでナントモなところですが、今年初めということで定番のあいさつを。

あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、今回は趣向を変えて自動化とは、やや遠いネタです。方向としては、今の自動化とは、やや違う自動化とも言えます。これまでは、Adobeアプリケーションなどの自動化のネタがほとんどでしたが、今後はIoT絡みの自動化もやってみたいと考えてます。

IoTはInternet of Thingsの略で、モノのインターネットということになります。まあ、何でもかんでもネットに接続されるということです。センサーなどのデータがサーバーに送られるのですが、とにかくそのデータは膨大です。特定の会社のサーバーに一極集中するようなのは、どうかと思いますが、自前のサーバーにデータを蓄積することもできます。

現在はスマートフォン全盛(多分2025年頃まで)ですが、やがて個別のセンサーごとに分解され、部屋や車のあちこちにシールで貼り付けるような感じになっていくかもしれません。

コンピューターは単なるシールで、あちこちに貼り付けられているわけです。この場合、コストがネックになりますが昨年の12月に$5(円換算だと600円程度)のコンピューターが登場しました。Raspberry PI ZEROです。

https://www.raspberrypi.org/blog/pi-zero-projects/


そもそも、以前から大量委販売されているRaspberry PIそのものが、5000円程度で安かったというのもあります。

https://www.raspberrypi.org/


でも、600円となると、これはもう全然違います。10か所に設置しても6000円です。例えば部屋の温度を測るにしても、これまでは部屋の一か所だけだったのが天井の温度、床の温度、部屋の入り口など多くの場所に設置できます。より細かく情報を得ることができるわけです。情報が多くなれば、それによって様々な対策をとることも可能になります。

しかし、Raspberry PIは OS(UNIXやWindows)を入れたりする必要があり、やや敷居が高いコンピューターです。他にも有名どころとしてはArduinoがあります。

https://www.arduino.cc/


ArduinoはC++言語ライクなので、こちらも敷居が高めです。様々な機器や言語がでても学習コストが馬鹿にならないので、できれば電源オンですぐに起動して、OSなどのインストールも不要で開発環境を用意しなくてすみ、なおかつ低価格のIoTデバイスがあるとGoodです。

ということで、それに該当するのがIchigoJamという小型BASICパソコンです。

http://ichigojam.net/


IchigoJamのページを見ると「こどもパソコンIchigoJam」とあります。これは、子供向けの学習用コンピューターという位置づけです。が、実際に喜んで使っているのは40〜50代のおじさん達です。この世代は1980年代のマイコンブームの時代にBASIC言語を学習しているからです。

BASICといっても、構造化されたBASICやExcelなどで使われているVIsual BASICなど様々な種類があります。IchigoJamのBASICは古き良き時代の仕様です。行番号がついている以下のようなプログラムです。

10 REM ナマエヒョウジ
20 PRINT "K.F."
30 GOTO 20

ちなみにプログラムとして使えるのは、わずか1KB(1022文字)程度です。今の時代、1GBでも少ないと言われますが、それどころではありません。でも、実際に作成してみるとわずか1KBでも、いろいろなプログラムを作ることができます。

また、開発環境は不要で、電源を入れればすぐに使えます。プログラムは4つまで保存でき、内蔵メモリから読み出すので瞬速です。センサーなどは、直接ICの足の横に刺しこみます。こうなると、もう余計なものが入る余地がまったくなく、素晴らしいほどシンプルです。

ですから、プログラムが動かない場合などにありがちな「マイクロソフトが悪い」といったメーカーに責任を押しつけるような言い訳はできません。シンプルで分かりやすい、それがIchigoJamの魅力のひとつです。

また、値段も1500円(イチゴ)と低価格です。もっとも、1500円の場合は自分で組み立てる(ハンダ付け)必要があります。完成品も販売されており、完成品の場合は2000円程度になります。

低価格ゆえに若干問題となる部分もあります。そのひとつがキーボードです。USBキーボードではなく、1世代前のPS/2キーボードが必要です。USB-PS/2変換コネクタで動作する場合もありますし、うまくいかない場合もあります。

そうは言っても今の時代、PS/2キーボードは1000円もしない安値で売られています。使っていない古いPS/2キーボードがあれば、それを再利用することもできます。

複雑になってしまったコンピューターですが、IchigoJamでコンピューターの基本的な部分を学ぶことができます。すると何がよいのかというと、コンピューターを使う時にトラブルを起こさないようにできる、ということです。

玄人目から見ると、そんなことをしたら駄目です、というような行為は結構あります(デザイナーさんとか、コンピューターを道具として使うような方々)どうして、その行為が駄目なのか多少理解できるようになるかもしれません。

ということで今年はIchigoJamなどのIoT機器と、これまでの自動化のネタなどをおりまぜてやっていこうかと思っています。


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/


連載450回だそうです。なんかすごいらしいです。これからも、よろしくお願いします。

IoT機器だけでは自動化はできず、うまくやらないとゴミデータで埋め尽くされてしまいます。ですので、自動化のためにはIoT機器と機械学習のソフトウェアが必要になります。より楽にするには、さらにその上のソフトウェアがないといけないのですが。

地道に絵の練習はしてるものの、思ったほど上達してない。漫画家とかイラスト描く人は凄いなあ、と。とりあえず、可愛い女の子が描ければ、それで用は足りる(ゲームの立ち絵なので)けど、今のペースだと18年後くらいにうまく描ける計算にf(^^;

一年の計は元旦にあり、とは言うけど20年くらいの計になっている……。

・Premiere Pro & Media Encoder自動化サンプル集
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・JavaScriptによるデータビジュアライゼーション入門
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・Photoshop自動化基本編
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・Illustrator自動化基本編
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・Adobe JavaScriptリファレンス
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・ExtendScript Toolkit(ESTK)基本編
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・データビジュアライゼーションのためのD3.js徹底入門
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・4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/


・クリエイター手抜きプロジェクト
http://www.openspc2.org/projectX/



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■LIFE is 日々一歩(24)[スイーツ]
2016年、バレンタイン・チョコ戦線(前編)

森 和恵
https://bn.dgcr.com/archives/20160118140100.html

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あけましておめでとうございます!森和恵です。とはいえお正月もすっかり過ぎて、平常運転になってきたころでしょうか?年始めから、初詣で夫婦二人で大吉を当てました。いい年になりますように。

さて今回は、今年のバレンタインチョコレートのお話をします。

デジクリをずっと読んでくれているあなたならご存じかと思いますが、わたしは“美味しい”チョコ好きです。バレンタインの時期には、美味しいチョコレートを求めて奔走します。ちなみに昨年の様子はこんな感じ。

【2015年、バレンタイン・チョコ戦線(梅田編)】
https://bn.dgcr.com/archives/20150202140100.html


【2015年、バレンタイン・チョコ戦線(梅田編・その2)】
https://bn.dgcr.com/archives/20150209140100.html


【2015年、バレンタイン・チョコ戦線(幸福のチョコレート編)】
https://bn.dgcr.com/archives/20150216140100.html


“チョコレートと私”的な話しは去年し尽くしましたので、今年は、3回に分けて2016年の体験中心にリポートします。これを読んで、チョコ好き仲間が増えてくれるとうれしいな。

まず前編では、「いまからでも間に合うチョコ情報」についてお話しますね。

●バレンタイン戦線は、すでに始まっている

まだ新年もあけたばかりですが、バレンタインは既に始まっています。百貨店でも、ひっそりとバレンタイン催事の告知がスタートしています(本格的にアピールしだすのは、2月からですが)

毎年メインでチョコレートを購入するフェリシモさんでは、昨年から特設サイトがスタートしています。

【フェリシモ 幸福のチョコレート】
http://www.felissimo.co.jp/choco/


バレンタインに届けてくれる締め切りは、2月1日までなのでお急ぎください。

私は昨年に早期購入し終わってまして、届くのを今か今かと待っている状態です。いっぺんに届くと食べるのがしんどいので、バレンタインお届けとホワイトデーお届けに分割して注文しました。(早期に分割注文すると、500円割引があるんですよ)

今年出会ったチョコレートから、まだ購入できるモノを5つ紹介しますね。

【ベキニョール そばの実チョコ】
http://www.felissimo.co.jp/choco/gcd568322/


ガレット(蕎麦)の本場フランスのベキニョールの異素材系チョコ。ダークチョコに香ばしい蕎麦の組み合わせは初めてです。お値段も手頃。

【ショコラ ノゼット ナッツハート】
http://www.felissimo.co.jp/choco/gcd568377/


フランスの小さなお店なのですが、フェリシモさんで人気が高い鉄板商品。大ぶりサイズですが、あっさりスパイシーなのが意外なチョコレート。何度か試食会で食べましたが、購入したのは今回が初めて。気になっていたのです。

【コンフェズリー メラニーバニラビーンズ トリュフ】
http://www.felissimo.co.jp/choco/gcd532114/


ドイツ ベルリンから日本初上陸のチョコレート。試食会で食べて、みんなからざわめきがでたホワイトチョコレート。私もビックリでした。もう一度食べたい! と思い、購入です。

【ピーター バイヤー ラブ バイト】
http://www.felissimo.co.jp/choco/gcd501042/


6000円近くするリッチ系チョコ。バイヤーさんが、今年一推しなのがピーターバイヤー。

こちらも試食会で、驚きと賞賛の声が。ラズベリー&ライムの甘酸っぱいホワイトチョコレート。小さいんだけど、ちょっとしか入ってないんだけど、めっちゃ美味しい。く〜たまらない。

【ザワディ アーモンドチョコ】
http://www.felissimo.co.jp/choco/gcd532059/


ドイツ ベルリンの老舗。ザワディのナッツぎっしりのビターチョコレート。香ばしさとチョコの風味は逸品。品格を感じます。一個600円超え価格も納得です。試食で2回食べて満足しちゃったので購入ならずでしたが、私推しです。

●ルクアで、大阪のサロン・デュ・ショコラが本気開催

昨年はルクア(旧伊勢丹)の改装工事があって、規模がすごく小さかったサロン・デュ・ショコラ。今年は、第一弾・第二弾と期間が設定されていて、本気の規模で開催されるようです。
http://osaka.wjr-isetan.co.jp/floorevent/1601sdc/#/gallery/0


本当は、同時開催される東京のサロン・デュ・ショコラに行きたいんだけど・・・。
http://www.salon-du-chocolat.jp/


大規模で開催されるチョコレートの祭典だけあって、情報量も半端ないのですが、安心してください、解説本がでてますよ。

【サロン・デュ・ショコラ オフィシャル・ムック2016】
http://www.amazon.co.jp/dp/4047319902/


これを見る限り、今年は華やかなチョコレートが人気のようです。ボンボンショコラで中身が凝ってたり、表面にカラフルなプリントがされてたり。わたしも、ムック本を見ながら、ニヤニヤと研究しております。

おっと! 言い忘れるところでした。遠方の方に朗報です。本日(1月18日)10時から、一部商品の通販が始まります。わたしも、この原稿を送ったら、購入するためのスタンバイに入る予定です。
http://isetan.mistore.jp/onlinestore_shinjuku/sdc/index.html


●梅田阪急百貨店のバレンタイン

昨年べた褒めしていた阪急百貨店さん。今年はちょっと勢いがない感じです。サイトのカタログを見たところ、全体的におとなしめのラインナップです。これから、バレンタインに向けて情報がでてくるのかもしれませんが。
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/valentine2016/index.html


注目は、“カカオワールド”と題されたコーナー。いろんなお店のタブレット(板チョコ)だけを一同に並べたコーナーです。“WHITE&BLONDE”(カタログ9ページ目)として、ミルク分の多いチョコやホワイトチョコレートも入っていて期待してます。
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/digi_p/160113valentine_02/


“会場限定チョコスイーツ”も見逃せません。中でも名店のチョコソフトクリームがずらりとそろっています。今年は何店舗食べられるかなぁ?
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/digi_p/160113valentine_15/


ということで、今回はここまで。次回は、バレンタインの中編をお届けします。ではでは、また!(^^)


【 森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜 】
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1〜3月に担当するWeb系セミナー。満席近くの講座もでてきました。
2月12日・3月11日に実地するAdobe CC2015乗り換え講座が特に人気です♪
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編集後記(01/18)

●「最初にはっきりと申し上げておきましょう。健康診断は無意味です。受ける必要は一切ありません。場合によっては、むしろ害悪になるケースすらあり得る。いまわたしはそう考えています」という医療関係者がいる。こういう意見は少なからず目にする。まあ、わたしがそういう記事が好きだから見つけるわけだが。「文藝春秋」2015年5月号の特集「患者が知らない「医療の真実」」のトップ記事「わたしもいままで騙されていた 医学部エリートが病気を作っている」のイントロにあった。筆者は白澤卓二・順天堂大学大学院教授である。その立場でこんなこと書いていいのか。いや、その後の本文はさらに過激だ。

我々は「早期発見、早期治療」が医療界の常識だと思ってきた(思わされてきた)から、筆者のような偉い先生がそれを否定するので驚いてしまう。筆者自身、健康診断が医学の本質からかけ離れていることに「恥ずかしながらつい最近まで気がつかなかった」という。2014年、日本人間ドック学会と健康保険連合会が健康診断の基準値を新たに示した。血圧、血糖値、BMI(肥満度)、コレステロール値という主だった検査項目について、ことごとく従来より緩い基準範囲が設定された。すると、統計的には生活習慣病の「患者」数が大幅に減った。じつは基準値の変更は過去にも行われ、そのつど病人の数が増減した。

基準値の変更は科学的見地に基づくものでなく、国の予算や製薬会社のビジネスという経済的な理由が背景にあった。つまり、基準値が病人を作る。日本でコレステロール有害説がまかり通る理由は、コレステロール低下薬は製薬メーカーのドル箱であり、大手製薬メーカーが日本動脈硬化学会の賛助会員だからだ。糖尿病は食源病だから食事療法では治るが薬では治らない。ところが、日本糖尿病学会のすすめる一般的な治療は投薬中心だ。血圧も同様。降下剤は血圧を下げるだけで、高血圧の原因とされるミネラル分を足すわけではないため、症状は根本的に解決されない。いつまでたっても高血圧症患者が減らない。

このように学会が病気を作り、製薬会社が儲けてきたのだ。健診は病人を作り、投薬治療に導くツールだった。筆者は、まず治療医学に特化した医学部はいらないと言う。特に内科系では病気の根本治療に役立っている診療科はほとんどない。必要なのは「予防医学と救急医療だ」という結論を出す。予防医学こそ、2000年以上の歴史を持つ医療の本流であるはずだが、いまの医学部は栄養学や予防医学の教授がゼロ、主流が投薬ベースの「儲かる」医療だ。筆者は「予防医学と栄養学の治験をを全面的に取り入れて、患者本位の医療を実現するため、根元の部分から医療界を変える」活動を続けるという。お願いします!(柴田)


●めっちゃ寒い〜! 大阪は雨。東京の積雪、新幹線遅延のニュース。みなさま怪我や事故がありませんように。

仕事中のBGMについて。Youtubeなどの「作業用BGM」カフェ音楽が重宝。一人なら無音でいい。忙しい時は耳に入らない。が、気分が乗らない時にはどうしたらいいのかを考えたら、図書館やカフェでのはかどりやすさに思い至る。

カフェの場合。他人という目があり、ほどよい雑音が心地よく、覚醒させるコーヒーの香りが漂い、意識を遮るトリガーがない。

入る時点で「仕事をする」という目的があるから、来た限りはやらないとなぁと取りかかれる。やらなきゃいけないことを思い出しても、その場ではできないからメモして仕事に意識を戻せる。続く。 (hammer.mule)