今回はIllustratorのスクリプトで、「複数の画像をPhotoshopで開く」と「マスクパスだけ残してグレーにする」のふたつです。
まず、「複数の画像をPhotoshopで開く」です。
通常、Illustratorでは画像をPhotoshopで編集することができます。しかし、複数の画像をまとめて開くことはできません。それを可能にするのが、以下のスクリプトです。
開く画像やグループなどを選択してから実行してください。
まず、「複数の画像をPhotoshopで開く」です。
通常、Illustratorでは画像をPhotoshopで編集することができます。しかし、複数の画像をまとめて開くことはできません。それを可能にするのが、以下のスクリプトです。
開く画像やグループなどを選択してから実行してください。
// 選択された複数の画像をPhotoshopで開く
(function (){
var selObj = app.activeDocument.selection;
var imgObj = getImage(selObj, [], 0);
for(var i=0; i<imgObj.length; i++){
// BridgeTalkを利用して画像を開く
var bt = new BridgeTalk();
bt.target = BridgeTalk.getSpecifier("photoshop"); // CS6〜CC 2015
bt.body = "app.open(new File('"+imgObj[i].file.fsName+"'))";
bt.send();
}
function getImage(sel, data, d){
for(var i=0; i<sel.length; i++){
var t = sel[i].typename;
if ((t == "PlacedItem") || (t == "RasterItem")){
data.push(sel[i]);
}
if (t == "GroupItem"){
d++;
data = getImage(sel[i].placedItems, data, d);
data = getImage(sel[i].rasterItems, data, d);
data = getImage(sel[i].groupItems, data, d);
}
}
return data;
}
})();
次は「マスクパスだけ残してグレーにする」スクリプトです。これはマスクだけを残して、その中にあるパスや画像などをまとめて消去します。使い方はマスクを含むパスを選択してから実行します。
// マスクパスだけ残してグレーにする
(function(){
var color = new GrayColor();
color.gray = 50;
app.executeMenuCommand("releaseMask");
var selObj = app.activeDocument.selection;
for(var i=selObj.length-1; i>=0; i--){
if(selObj[i].typename != "PathItem"){
selObj[i].remove();
}else{
selObj[i].stroked = false;
selObj[i].filled = true;
selObj[i].fillColor = color;
}
}
})();
【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/
現在発売されている「Software Design」で「ITむかしばなし」という連載があります。30年前とか、かなり古い時代のパソコンなどのネタを2ページにわたって取り上げています。
「ITむかしばなし」の特集の時には私も書いたのですが、今月号は私が所有しているSHARPのMZ-2861が写真で掲載されています。まあ、MZ-2861なんて持っている人が大変少ないので貴重品と言えば貴重品。
実際のところ売れなかったようですが、使って見ると結構便利なマシンでした。MS-DOSなのと80286そのまま使ってるのでメモリが多く、更に640×400で65536色というグラフィック処理をするにはなかなかいいスペックでした。
クロックアップして高速なMZ-2500としても使うことができましたが、発売してすぐにEPSON互換機が出て、どうしようもなくなってしまいました。
ワープロとして使うにしても、SHARPが出していた書院の方が安くて便利だったし、すべてにおいて中途半端で終わってしまったかなあ、というマシンでした。個人的には便利だったので2台ほど持ってました。
宇宙ネタを書こうと思ったら、懐かしい時代の話になってしまいました。もう3年以上、そろそろ宇宙ネタでもと、思いつつ書いてません。
・MZ-2861
https://ja.wikipedia.org/wiki/MZ-2861
・Software Design 2017年2月号
http://gihyo.jp/magazine/SD
・みんなのIchigoJam入門 BASICで楽しむゲーム作りと電子工作
http://www.amazon.co.jp/dp/4865940332/
・Premiere Pro & Media Encoder自動化サンプル集
http://www.amazon.co.jp/dp/4802090471/
・JavaScriptによるデータビジュアライゼーション入門
http://www.amazon.co.jp/dp/4873117461/
・Photoshop自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00W952JQW/
・Illustrator自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00R5MZ1PA/
・Adobe JavaScriptリファレンス
http://www.amazon.co.jp/dp/B00FZEK6J6/
・4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/
・クリエイター手抜きプロジェクト
http://www.openspc2.org/projectX/
(function (){
var selObj = app.activeDocument.selection;
var imgObj = getImage(selObj, [], 0);
for(var i=0; i<imgObj.length; i++){
// BridgeTalkを利用して画像を開く
var bt = new BridgeTalk();
bt.target = BridgeTalk.getSpecifier("photoshop"); // CS6〜CC 2015
bt.body = "app.open(new File('"+imgObj[i].file.fsName+"'))";
bt.send();
}
function getImage(sel, data, d){
for(var i=0; i<sel.length; i++){
var t = sel[i].typename;
if ((t == "PlacedItem") || (t == "RasterItem")){
data.push(sel[i]);
}
if (t == "GroupItem"){
d++;
data = getImage(sel[i].placedItems, data, d);
data = getImage(sel[i].rasterItems, data, d);
data = getImage(sel[i].groupItems, data, d);
}
}
return data;
}
})();
次は「マスクパスだけ残してグレーにする」スクリプトです。これはマスクだけを残して、その中にあるパスや画像などをまとめて消去します。使い方はマスクを含むパスを選択してから実行します。
// マスクパスだけ残してグレーにする
(function(){
var color = new GrayColor();
color.gray = 50;
app.executeMenuCommand("releaseMask");
var selObj = app.activeDocument.selection;
for(var i=selObj.length-1; i>=0; i--){
if(selObj[i].typename != "PathItem"){
selObj[i].remove();
}else{
selObj[i].stroked = false;
selObj[i].filled = true;
selObj[i].fillColor = color;
}
}
})();
【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/
現在発売されている「Software Design」で「ITむかしばなし」という連載があります。30年前とか、かなり古い時代のパソコンなどのネタを2ページにわたって取り上げています。
「ITむかしばなし」の特集の時には私も書いたのですが、今月号は私が所有しているSHARPのMZ-2861が写真で掲載されています。まあ、MZ-2861なんて持っている人が大変少ないので貴重品と言えば貴重品。
実際のところ売れなかったようですが、使って見ると結構便利なマシンでした。MS-DOSなのと80286そのまま使ってるのでメモリが多く、更に640×400で65536色というグラフィック処理をするにはなかなかいいスペックでした。
クロックアップして高速なMZ-2500としても使うことができましたが、発売してすぐにEPSON互換機が出て、どうしようもなくなってしまいました。
ワープロとして使うにしても、SHARPが出していた書院の方が安くて便利だったし、すべてにおいて中途半端で終わってしまったかなあ、というマシンでした。個人的には便利だったので2台ほど持ってました。
宇宙ネタを書こうと思ったら、懐かしい時代の話になってしまいました。もう3年以上、そろそろ宇宙ネタでもと、思いつつ書いてません。
・MZ-2861
https://ja.wikipedia.org/wiki/MZ-2861
・Software Design 2017年2月号
http://gihyo.jp/magazine/SD
・みんなのIchigoJam入門 BASICで楽しむゲーム作りと電子工作
http://www.amazon.co.jp/dp/4865940332/
・Premiere Pro & Media Encoder自動化サンプル集
http://www.amazon.co.jp/dp/4802090471/
・JavaScriptによるデータビジュアライゼーション入門
http://www.amazon.co.jp/dp/4873117461/
・Photoshop自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00W952JQW/
・Illustrator自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00R5MZ1PA/
・Adobe JavaScriptリファレンス
http://www.amazon.co.jp/dp/B00FZEK6J6/
・4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/
・クリエイター手抜きプロジェクト
http://www.openspc2.org/projectX/