《考えるな、感じるんだ》
■まにまにころころ[145]
ふんわり中国の古典(論語・その8)
孔子先生は怒りっぱなし
川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
■クリエイター手抜きプロジェクト[556]IoT obniz編
LEDを制御する(1)
古籏一浩
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■まにまにころころ[145]
ふんわり中国の古典(論語・その8)
孔子先生は怒りっぱなし
川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
https://bn.dgcr.com/archives/20181001110200.html
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コロこと川合です。今、台風24号のさなかにこれを書いています。書き終わる頃には台風一過となっているでしょうが、みなさん大丈夫でしたか?
大阪、21号に比べればぜんぜん怖いものではなかったのですが、21号の被害が癒える間もなく今回を迎えているので、きっとまた被害が出たかなと。
私自身は直接的な被害はありませんでした。ただ、台風が来ると体調が……
とりあえず頭痛は、イブプロフェンなんちゃらに抑えてもらいつつ、今回もまた論語の続きに挑みたいと思います。
前回、第一巻を終えたので、今回からは第二巻。ここまでは「書き下し文」をまず紹介して、「だいたいの意味」を書いていたのですが、この第二巻からは有名フレーズや興味深いフレーズ以外は、書き下し分は省いていきます。長くなるし、読まれない気がするので。(笑)
また第二巻は「はちいつ」という章から始まるのですが、文字コード上の問題で「いつ」が表示できないので、ひらがなにします。にんべんに、「八」の下に「月」の字です。列に並ぶの「列」という意味の字です。
◎──巻第二「八いつ第三」一
・だいたいの意味
孔子先生が李氏について言われた。
庭で八列の舞を舞わせるとは。これを我慢できるなら、我慢できない物事などないだろう。
◎──巻第二「八いつ第三」一について
八列(64人)の舞は皇帝にのみ許されるもので、以下身分によって規模が定められていました。李氏は大夫の位だったので、四列(16人)の舞であるべき。権力を持って増長する李氏の振る舞いに我慢ならなかったという話です。
「こんな非礼ができるのなら、どんな恐れ多いこともやってのけるだろう」とする訳もあります。いずれにしても強く非難しています。
が、まあ、現代の我々にとっては、李氏の振る舞いに対する非難を聞かされたところで「ふーん、ひどいやつがいたものだ」くらいの感想しか……。
ただ、孔子先生が専門とする「礼」というのは、こういった儀礼のルールを、きちんと守っていくことが肝要ですので、我慢できなかったのでしょう。
世の中、こうしたところからほころびていくものですし。
◎──巻第二「八いつ第三」二
・だいたいの意味
三家の者が(自分たちの祭祀に)「雍」をもって行っていた。
孔子先生が仰った。(雍には)「諸侯が助け、天子は奥ゆかしく」とあるのに、どうして三家ごときのお堂で用いられるのか。
◎──巻第二「八いつ第三」二について
三家というのは、さっきの李氏も含めた、孟孫、叔孫、李孫という有力者たち。言ってることはさっきと同じで、天子にのみ用いられるはずの儀礼を、三家が自分たちに用いていることに憤っています。
◎──巻第二「八いつ第三」三
・書き下し文
子曰わく、人にして不仁ならば、礼をいかんせん。人にして不仁ならば、楽をいかんせん。
・だいたいの意味
人として仁の心がないのであれば、礼などなんになろう。楽などなんになろう。
◎──巻第二「八いつ第三」三について
「楽」は音楽で、礼と同じく儀礼と思ってください。仁の心なくして形だけの儀礼に意味はないということです。
大切なのは心。ちょっと権力を持ったからといって調子に乗って、天子にのみ許されているはずの儀礼を行うなんて許しがたい、というさっきの話の続き。そんなもの、礼でも楽でもない、と。激おこです。
◎──巻第二「八いつ第三」四
・だいたいの意味
林放が礼の本質とは何かと質問した。
孔子先生は仰った。
大きい質問だね。礼は、豪奢であるよりは質素にしなさい。特に葬礼は、万事整えようとするよりも、悼む心が大切だよ。
◎──巻第二「八いつ第三」四について
林放というのは、魯国の人で、特に孔子の弟子というわけではないみたいです。礼の先生である孔子に、礼ってつまりは何なんですか、と聞いたんですね。で、まあいつものことですが、孔子先生はふんわりとした回答でいなします。
別にはぐらかしているわけではなくて、孔子先生をもってしても具体的な言葉にはし難いんでしょうね。考えるな、感じるんだ、というのが論語スタイル。
◎──巻第二「八いつ第三」五
ここは、二つの説を並べて紹介します。
・だいたいの意味(その1)
夷狄(いてき)に君主がいても、中国に君主がいない状態に及ばない。
・だいたいの意味(その2)
夷狄ですら君主がいるというのに、中国は君主がいないような状態である。
◎──巻第二「八いつ第三」五について
夷狄というのは、中国周辺の(中国から見て)未開で野蛮な国々のことです。
夷狄は四夷(しい)とも言って、東夷(とうい)、西戎 (せいじゅう) 、南蛮(なんばん)、北狄(ほくてき)と、中国(中華)を中心に四方にいる異民族を指した蔑称です。
日本も夷狄扱いでしたので、西暦57年に倭の奴国王が朝貢して金印をもらったという話は「後漢書東夷伝」に記されています。東の夷狄の話ですね。
「その1」の解釈では、中国は優れているから、仮に夷狄が君主をいただいて統制されていたところで、君主がいない状態の中国にも及ばないよ。ましてや中国には君主がいるのだから、絶対に及ばないよ。という意味。
「その2」の解釈では、夷狄ですら君主をいただいて政治を行っているのに、なんだ今のこの中国のありさまは。まるで君主がいないかのようにないがしろにしているじゃないか。という意味。
一〜四の流れを踏まえると、現状を嘆く「その2」でしょうかね。
◎──巻第二「八いつ第三」六
・だいたいの意味
李氏が泰山で「旅」の祭祀を行おうとした。
孔子先生は冉有(ぜんゆう)に言った。
「お前にはそれをやめさせることができないのか」
冉有は答えた。
「できません」
孔子先生は「ああ泰山の神は林放にも及ばないとでも思っているのか」と。
◎──巻第二「八いつ第三」六について
また李氏が、天子にだけ許されている祭祀を行おうとしたんです。泰山という山の神を祀る祭祀を。冉有は孔子の弟子で、政治に長けており、この時は李氏に仕える執事のような職に就いていました。そこで孔子は冉有に、お前がそれをやめさせることはできないのかと。でも冉有は、できません、と。
さっき林放は、礼の本質を孔子に尋ねていましたが、林放でさえ礼を知ろうとしているのに、泰山の神は礼に興味がないとでも思っているのか、どうして、そんな非礼なことが許されると思っているのか、と嘆いています。
◎──今回はここまで。
今回、孔子先生は怒りっぱなしでした。ちょうどここで、嘆く話が一段落するので、今回はここまでにしておきます。次回、礼の話が続きます。
孔子先生はあくまでも生身の人間でしかなく、現状を嘆き、理想を説くものの、超人的な力を発揮して神のようにふるまうことはできないんですね。
そのあたり、釈迦やキリストとは違う。いや、釈迦も伝記的な部分では人間的に教えを説くだけですけど。どんどん神格化されて宇宙と一体化していきますからね。孔子はあくまで孔子。一人の人間として、人の道を説き続けます。
ずーっと時代が下って「儒学・儒教」としては、宇宙がどうこうって話も出てくるんですが、孔子は孔子です。『論語』は分かりやすく、荒唐無稽な無茶話もなく、基本的に素直に読める話ばかりです。
物語性には欠けるので、面白くない部分もありますけどね。そこはどうか我慢して、次回以降もお付き合いください。(笑)
【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
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http://manikabe.net/
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■クリエイター手抜きプロジェクト[556]IoT obniz編
LEDを制御する(1)
古籏一浩
https://bn.dgcr.com/archives/20181001110100.html
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今回は、obnizでLEDを制御してみます。多くのプログラミング言語では、最初のサンプルプログラムとして、Hello Worldの文字を表示するのがよくありますが、IoT関係の場合も似たようなものがあります。それがLEDを点灯させる、というものです。Lチカと呼ばれることもあります。
obnizには基板上にはLEDがないので、自分でLEDを用意する必要があります。LEDには抵抗入りのものと、そうでないものがあります。ほとんどのものは抵抗が入っていないので、どうにかして抵抗をつける必要があります。
そこで活躍(?)するのが、ブレッドボードです。ブレッドボード上に抵抗とLEDを接続します。抵抗値は(電源電圧-順方向電圧降下)÷順方向電流で計算します。(以下の資料に詳しい計算式と説明があります。だいたい380Ω程度の抵抗を付けておけばよさそうです)
http://akizukidenshi.com/download/led-r-calc.pdf
抵抗を取り付けたり計算が面倒な人は、抵抗付きのLEDを使うとよいでしょう。抵抗なしのLEDをそのまま直結すると、一瞬光って焼き切れたりしてしまいますので注意してください。焼き切れてしまったらもう使えません(何らかのオブジェとして使うという手はあるかもしれません)
・抵抗内蔵5mm赤色LED(5V用) OSR6LU5B64A-5V
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-12517/
さて、無事に準備ができたらobnizと抵抗を接続します。ここではLEDの+側(アノード)をio0、-側(カソード)をio11につなぎます。つないだらobnizの電源を入れます。
それではプログラムでLEDを点灯させてみます。点灯させる前にLEDを制御する
ためのI/O端子の設定を、obnizオブジェクトのwired()メソッドで行う必要が
あります。
LEDの場合、wired()の最初のパラメーターに"LED"の文字を指定します。2番目のパラメーターで+側(アノード)と-側(カソード)を指定します。それぞれanode、cathodeに端子番号を指定します。今回は+側をio0に、-側をio11にしてありますので、以下のようになります。
var myLED=obniz.wired("LED", {anode:0, cathode:11 });
LEDを制御するオブジェクトが生成されれば、あとはもう好きに制御することができます。まず、LEDを点灯させてみましょう。以下のプログラムを実行すると、LEDが点灯します。プログラムを終了すると、LEDの灯りは消えます。
<html>
<head>
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
<script src="https://obniz.io/js/jquery-3.2.1.min.js
"></script>
<script src="https://unpkg.com/obniz@1.5.2/obniz.js
"></script>
</head>
<body>
<div id="obniz-debug"></div>
<script>
var obniz = new Obniz("機器番号");
obniz.onconnect = function () {
var myLED=obniz.wired("LED", {anode:0, cathode:11 });
myLED.on();
}
</script>
</body>
</html>
それでは次に、定期的にLEDを点滅させてみましょう。普通は点灯、ウェイト、消灯、ウェイトの繰り返しになりますが、obnizには自動的に点滅処理をしてくれるblink()メソッドが用意されています。
パラメーターには点滅間隔(ウェイト)をミリ秒で指定します。1000なら1秒間隔で点滅します。パラメーターを省略した場合は、100ミリ秒(0.1秒)になります。以下のプログラムを実行すると1秒ごとにLEDが点滅します。
<html>
<head>
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
<script src="https://obniz.io/js/jquery-3.2.1.min.js
"></script>
<script src="https://unpkg.com/obniz@1.5.2/obniz.js
"></script>
</head>
<body>
<div id="obniz-debug"></div>
<script>
var obniz = new Obniz("機器番号");
obniz.onconnect = function () {
var myLED=obniz.wired("LED", {anode:0, cathode:11 });
myLED.blink(1000);
}
</script>
</body>
</html>
LEDの点灯、点滅をobnizデバイスのスイッチを使って制御することもできます。スイッチが押された、回された時のイベントを捕捉し処理を行います。
ボタンを押すと点滅し、ボタンを左右どちらかに回すと点滅が終了します。なお、点滅を終了するにはendBlink()メソッドを使います。
以下のプログラムを実行すると、最初にLEDが点灯します。ボタンを押すと点滅が始まります。ボタンを左右のどちらかに回すと点滅が終了します。
<html>
<head>
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
<script src="https://obniz.io/js/jquery-3.2.1.min.js
"></script>
<script src="https://unpkg.com/obniz@1.5.2/obniz.js
"></script>
</head>
<body>
<div id="obniz-debug"></div>
<script>
var obniz = new Obniz("機器番号");
obniz.onconnect = function () {
var myLED=obniz.wired("LED", {anode:0, cathode:11 });
myLED.on();
obniz.switch.onchange=function(state){
if(state=="push"){ myLED.blink(1000); }
if((state=="left")||(state=="right")){ myLED.endBlink(); }
}
}
</script>
</body>
</html>
【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/
右手の親指が痛くなって、ほとんど使えない状態に。医者に行ったら腱鞘炎でしょう、と。腱鞘炎って何もしなくても痛いのか……。膏薬をはっても改善されず。
キーボードは元々一本指(中指)で入力するのでいいけど、絵の練習とかができない……。あと、意外なところで困ったのが車のエンジンのキーを回せないこと。これが一番大変。リッチな車はボタン押すだけみたいだけど、そういう車じゃないし。
何もしなければ直るのか。前に少し痛くなった時は一〜二日くらいで直ったけど今度は全然駄目……。まあ、仕方ない……。
・創って学ぼうプログラミング
https://news.mynavi.jp/series/makeprogram
・みんなのIchigoLatte入門 JavaScriptで楽しむゲーム作りと電子工作
https://www.amazon.co.jp/dp/4865940936
[正誤表]
http://www.openspc2.org/book/error/ichigoLatte/
・After Effects自動化サンプルプログラム 上巻、下巻
https://www.amazon.co.jp/dp/4844397591
https://www.amazon.co.jp/dp/4844397605
・IchigoLatteでIoT体験
https://www.amazon.co.jp/dp/B06X3X1CHP
http://digiconcart.com/dccartstore/cart/info/2561/218591
・みんなのIchigoJam入門 BASICで楽しむゲーム作りと電子工作
http://www.amazon.co.jp/dp/4865940332/
・Photoshop自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00W952JQW/
・Illustrator自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00R5MZ1PA/
・4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/
・クリエイター手抜きプロジェクト
http://www.openspc2.org/projectX/
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編集後記(10/01)
●トム・ハンクスとエマ・ワトソンが共演する「ザ・サークル」を見た。世界最大級のSNSを運営する会社・サークルの、カリスマ経営者・ベイリーと、新入社員・メイ。「我々に必要なのはアカウンタビリティーであり、オープン性である」と、まるで学級委員のような社員がメイに宣告する。個人の健康状態を会社が共有していて、週末もコミュニティ参加を半強制する変な会社である。
顧客対応部門のメイの働きがベイリーの目にとまったとかで、彼女は新SNSサービス「シーチェンジ」の実験モデルに抜擢される。壇上でメイは「私の経験を他の人と共有するのを拒むのは、彼らから盗むのと同じです。知識は基本的な人権です。人が経験できるすべてへのアクセスは基本的な人権です」とかなんとか、ヘンテコなことを朗々と述べ、社員達から拍手喝采。変だ……。
メイは改良シーチェンジを身につけ、どんなときも透明化しますと誇らしげに宣言する。仕事も私生活も、すべての瞬間をシェアする最初のサークラーになった。部屋中カメラだらけ。透明化3週目で230万8007人が彼女のすべてを見ている。そんな〜、誰だって、常に誰かに見られているなんて絶対耐えられまい。最悪なのは両親の性生活を、うっかり公開してしまったことだ。無惨な……。
彼女は“機密”の会議に出席するが、その過激な内容も配信される。もちろん、ベイリーの狙い通りだろう。このサークル登録者は自動的に、完全な個人情報である選挙登録がなされる。サークルを通じて投票できるようにする。投票年齢に達した有権者2億4100万人にサークル参加を義務づける。投票も義務化する。それでも加入しない者はどうする? ……とんでもない展開になる。
誰にも義務付けられた税金だが、いまや80%がオンラインで支払っている。ばらばらなサービスをやめてシステムを統合すればいい。投票、税金の支払い、駐車違反の罰金の支払いなどをサークルのアカウントでできる。ユーザーは時間を、国は数千億ドルを削減できる。これこそ本当の民主主義だ。政府がやればいいのだがコストがかかり過ぎる。だがサークルにはインフラがある。
既に22か国がサークルに加入している。全国民が参加する義務を負うという条件で。全人類がひとつにつながろうとしている。サークルに加入しない人は組織に取り込まれたくない人で、最悪の場合、組織を破壊しようとする人だ。グローバルコミュニティの脅威となる人を、新サービス「ソウルサーチ」で検出できる。無作為抽出した犯罪逃亡者を探し、10分21秒で確保。実況中継する。
我々のアイドル・メイと別れたマーサーを結ぼう、サークルの力で見つけて、また二人を一緒にしよう、というバカなアイデアが出る。彼は放っておいて欲しいのだ。彼は犯罪者でもない。彼は発見され、車で逃げる。ドローンが、バイクが彼を追う。お約束通りに事故死。これらがリアルタイムで中継される。
三日間経過してメイは復活し、また舞台に上がる。ベイリーと社長を舞台に上げ、かつて「プライバシーは過去の遺物よ」と言ってのけた彼女が何を言い出すのかと思えば。彼らの個人情報は丸裸にされ完敗した。社長は憤然と退場。「……してやられた」とベイリーが洩らす。電源が落ちて暗転。物語中のメイのスピーチ(ベイリー脚本?)の、ンなバカな大風呂敷は面白い。(柴田)
「ザ・サークル」アメリカ 2017
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B078HDHX5M/dgcrcom-22/
●台風大丈夫ですか? 被害が大きくなっていないことを祈るばかりです。大阪は通り過ぎましたが、まだ普段より強い風が吹き続けています。
/古籏さん、腱鞘炎が早く治りますように……。
/そういえば「平成30年台風第21号」の話が終わっていなかった。部屋から見える建築現場がいくつかあって、それらの屋上にはクレーンがあった。台風当日はお昼まで普段と気候が変わらず、本当に台風が来るのかしらと訝るぐらいの平穏な状況で、建築現場でもお昼まで工事をしていた。
お昼から天気が急変し、風が強くなっていき、南側の窓は壊れるのかと思うぐらいガタガタゴトゴトと音を立て、マンションがゆらーりと揺れ始めた。
免震構造で地下にバンパーが入っているため、建物ごと船のように揺れる。一番大きく揺れたのは東日本大震災。台風では、あの時に比べて小さいものの、1時間近く揺れていたように思う。続く。(hammer.mule)
撮った! 台風24号の巨大な渦
https://www.sankei.com/photo/story/news/180927/sty1809270007-n1.html
国際宇宙ステーションから撮影された