《これぞ大河だよ! これぞ歴史だよ!》
■まにまにころころ[169]
ふんわり中国の古典(論語・その32)
きちんと礼を尽くされる孔子先生
川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
■クリエイター手抜きプロジェクト[600]
IoT HaloCode編 LEDを光らせる
古籏一浩
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■まにまにころころ[169]
ふんわり中国の古典(論語・その32)
きちんと礼を尽くされる孔子先生
川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
https://bn.dgcr.com/archives/20191209110200.html
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コロこと川合です。今年最後のまにころとなりました。光陰矢の如し!
今確認してみたら、今年は「公冶長第五」、つまり全十巻の論語の第五巻からスタートしていました。前回、第九巻が終わったところですので、このまま、このペースだと早くともあと二年くらいはかかるってことですね。
と、ペース上げなきゃ的な振りをしておきながら、年内最後ということですし、まずは今年のNHK大河ドラマの振り返りと来年の話から。(笑)
・NHK大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』
https://www.nhk.or.jp/idaten/r/
みなさん、『いだてん』観てました?
最初は正直、あまり興味ひかれなかったんですよね。大河ではやっぱ戦国やら幕末やらの話が華だろうと思ってたし。面白いなと思い始めたのは、開始からずいぶん経ってからでした。
で、今、最終盤なのですが、これが、もう、めちゃめちゃ面白い。
「いだてん最高じゃんね!!!」
ってくらいに。東京五輪(昔のね)をいよいよ迎えようとしているんですが、ここへ来て、これまでの色んな出来事、大きな転機から些細なエピソードまで、ぐるんぐるんに絡み合っての集大成感がすごいんですよ。
大河っぽくないなんて思ってたけど、これぞ大河だよ! これぞ歴史だよ!って。「NHK大河ドラマ」っぽくはないかもしれないけど、歴史をドラマにするってのはこういうことなんだと、認識を改めさせられる勢いです。
ただこれは、伝わりにくい。ずっと観てきた人だけが感じられるという、最初から最後までを長期間かけて通して観ることを前提とした、部分的に切り出すことのできない、長い長い一本の作品で。
NHK大河っぽくなかろうが、こんなのNHK大河枠でしか成立しない。
観てきた人には名作だと感じられるけど、どこがどう良かったのかを説明するのは難しいし、観れば分かるとも、観てくれとも言いにくい。
宮藤官九郎、とんでもないものを作ったものです。
まだ終わってないので、最終的にどんな評価に落ち着くのかは未定ですけども、一年ずっと観てきた人とそうでない人で、賛否は真っ二つってとこですかね。
ドラマ自体から少し離れた感想としては、これ、来年の東京五輪って大丈夫か、という不安。ドラマから見える1964年の東京五輪への熱のようなものが、今度の五輪にはまったく感じられなくて。心配になるようなニュースばかりだし。
マラソンコースの話とか、便所の水で泳がされる話とか。宿泊施設や交通機関の問題だって、どうなってるのかよく分からないままだし。
ここが東京じゃないからですかね? 東京、関東では盛り上がってます?
先日のラグビーW杯は、日本代表の大活躍もあって、蓋を開ければ大成功って感じで進んで、未だにその熱がくすぶってるくらいの大会になりましたけど、来年の五輪もいざ始まればまた違うんでしょうか。
万博を控えながら、これといって大きな動きの見えない大阪としてはまったく他人事じゃなくて、来年の東京五輪にはとりあえず大成功して欲しいんですが。全国的な「勢い」って大事だと思うので。
まあ心配したって私にはどうにもできないので、話を変えましょう。
来年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』!
・NHK_PR『麒麟がくる』
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/tag/index.html?i=14252
やー、始まる前からエリカ様がやらかしてくれまして、知名度は抜群。どうも、初回放送は予定より二週遅れての1/19(日)になりそうとのこと。全体の話数にも影響出るかもしれないって話です。半年分の撮影シーンがパーですからね。
ピエール瀧さんに続いて、二年連続の薬物トラブル。関係者のことを思うと、想像しただけで胃が痛くなるような話ですが、なんとか乗り越えて欲しいです。
大河にまったく興味ない人のために改めて説明しておくと、来年の主人公は、明智光秀なんです。当然、ある意味光秀以上に重要な登場人物として織田信長が出てくるわけですが、沢尻エリカは信長の正妻・濃姫役の予定だったんです。
第六天魔王・織田信長と麻薬中毒者・濃姫の夫婦、観たかったなあ。(違)
それはさておき、明智光秀ですよ。光秀と言えば、なんといっても本能寺の変ですよね。一年かけてそこへ向かっていくんだと思いますが、日本史最大の謎とまで言われる本能寺の変をどんな風に描くのか、期待と不安が半々です。
制作発表時の会見では、最新の研究成果も踏まえて従来と異なる新解釈で描くとのことでしたが、本能寺の変についても、光秀の生涯についても、実際には確かな事ってほぼ分かってないんですよね。だからこれまでも諸説好き放題で。
せめてもう少し分かってることがあれば、ああそういう解釈もあるか、なんて話にもなりうるんですけど、どう描いても現時点ではファンタジーの域を出ず、どこかからは必ず批判されるんだろうなあと。
光秀の末裔と称する明智憲三郎という方が、数年前「本能寺の変 427年目の真実」という本を書いてかなり売れましたが、それも別に、明智家に伝わる新事実が明かされたというわけでなく、個人的な研究から家康黒幕説を唱えてるだけで。真偽は分からないし、特に目新しさもないといったところでした。
秀吉が黒幕だ、いや家康が黒幕だって話はよくあるんですよ。ミステリの定番で、それで最終的に利益を得た人間が黒幕だという理屈から。光秀は生き延び、天海僧正になって家康に仕えたなんて話もありますよね。
どれも、そうかもしれないし違うかもしれない、分からない、としか言えない。新たに史料でも発見されない限り、その辺の話は誰にも分からない。どうにか辻褄を合わせてそれっぽく組み立てていくしかない話です。
史実としてそれなりにはっきりしているとされている事柄が、なんていうか、中途半端なんですよね。なくはないけど、不明点が多いという。
だから楽しみでもあるし、不安でもある、そんな大河ドラマです。いっそ、孔子くらい史料が少ないほうが作りやすいかもしれません。と、強引に孔子先生を引っ張り出してきたところで、ここから『論語』です。
◎──巻第五「郷党(きょうとう)第十」一
・だいたいの意味
孔子先生は郷里では大人しく、口をきけない者のようですらあった。しかし、宗廟や朝廷にあっては雄弁で、それでいて慎み深かった。
──巻第五「郷党第十」一について
日常の孔子先生は、口数も少なく大人しい人だったんですね。でも政治の舞台に立てば、慎み深くも、はっきりとものを言う人だったと。
大人しく、とした部分は原文では「恂恂如(じゅんじゅんじょ)」という言葉で、控えめでまじめな感じのようです。
◎──巻第五「郷党第十」二
・だいたいの意味
朝廷で下大夫と話される時はなごやかで、上大夫と話される時は改まった様で、主君がいらした時は慎み深く、ゆったりとした様であった。
──巻第五「郷党第十」二について
大夫というのはそこそこのクラスの官職を持った人で、イメージは地方領主様、といった感じですかね。その下級クラスが下大夫、上級クラスが上大夫。
ここでは、どんな風に話されていたかはそれほど大事ではなく、というか、私にはあまり細かい差はわからないのですが、相手の官職に応じた礼を尽くされ応対されていたという話です。
原文では、下大夫には「侃侃如(かんかんじょ)」
上大夫には「誾誾如(ぎんぎんじょ)」
君主には「シュクセキ如」で「與與如(与与如)(よよじょ)」
※シュク:足に叔、セキ:足に昔という字。
となっています。
前段の「恂恂如(じゅんじゅんじょ)」といい、音の響き重視かな。
それぞれの漢字の意味は、恂:おそれる・まこと
恂恂(じゅんじゅん)は日本語としても、誠実な様を表す言葉です。
侃:つよい・正しい・剛直
侃侃諤諤(かんかんがくがく)という使い方で日本語でもおなじみですが、
侃侃:真っ直ぐに意見を述べる様
諤諤:はばかりなく正論を述べる様
と、同じような意味の言葉をくっつけて、議論の盛んな様子を表す言葉に。
誾:慎み深く和やか
私は戦国女性武将の立花誾千代の名前でしか見たことのない漢字なんですが、誾誾で、優しく笑う様子を表す言葉でもあるようです。
ガラケー時代にキャリア固有の絵文字が、文字化けしてよく出てきた漢字らしいとのことですけども。
シュク(足+叔):つつましくする・おどおどする
セキ(足+昔):踏む・踏みつける・踏み越える
「シュクセキ」で、慎み深い様、だそうです。
與(「与」の旧字体):与える・くみする・一緒に・関わる論語の訳本を見る限り「與與如」で、ゆったりと余裕を持って落ち着いた様子を表す言葉のようですが、これは漢字の意味からは分からないですね。
この先の五まで「○○如」といった表現が頻出で、読めば響きが面白いものの、訳には現れないし、これといって含蓄のある話が出てくるわけでもないので、ちょっと退屈な話が続きます。
でも今さらですが、日本語と漢字の関わりって、深くて面白いですね。そのまま日本語で使われているものが多くて、意味を知ってる見慣れた漢字なら、原文そのままでもなんとなく雰囲気で言いたい事を掴めることも多くて。もちろん、さっぱり分からないことも多いですけども。
そもそもこの、ひとつの文字に「意味」を組み込んだ、漢字という表意文字がすごい。表意文字的なものは他にもありますが、漢字のようなものって他にはあまり知らないです。大発明ですよね。見事に取り込んだ日本語もすごい。
難解さは確かにあるので、英語のように国際語には馴染まないでしょうけど、漢字文化圏はもっともっとこの偉大な文字を大事にしていいと思います。
◎──巻第五「郷党第十」三
・だいたいの意味
君主のお召しで賓客の接待役を命じられると、顔色には緊張が見え、足取りはそろそろと慎重であった。共に並んで接待役を務める人に会釈する時は、右に左に手を組んで挨拶し、着物が前後に美しく揺れた。(礼に則って)小走りに進まれる様子は立派であった。賓客が退出される時は最後までお見送りになり、お帰りになりましたと主君に復命された。
──巻第五「郷党第十」三について
接待役に任じられた孔子先生が、きちんと礼を尽くされる様子を描いた話です。
◎──巻第五「郷党第十」四
・だいたいの意味
宮城の公門を入って行かれる際は畏れ慎む様子で、入ってはいけないと考えられているかのようであった。門からの中央には立たず、敷居を踏まず、主君がお立ちになる場所を通る時には(主君がおらずとも)顔色には緊張が、足取りはそろそろと慎重になり、話すのが不自由であるかのごとく言葉少なであった。
着物の裾を持ち上げ堂に上られる際も畏れ慎む様子で、気を押さえ息を潜める者のようであった。退出して堂から一段降りられると、顔色も和らぎおだやかになって、階段を降り終えれば(礼に則って)小走りに進まれる様子は立派であった。そしてまた主君がお立ちになる場所を通る時には慎み深い様子だった。
──巻第五「郷党第十」四について
宮城に出入りされる孔子先生の様子です。礼による作法を尽くされる姿ですね。こういったものに美しさを感じるのは、わりと万国共通なんでしょうか。西洋でも式典などで儀礼的なものありますよね。歴史ある国には特に。
礼儀作法と言えば、最近近所のジムにちょいちょい泳ぎに行っているのですが、プールへの入退室時にきちんと一礼される方がいて。剣道や柔道では当たり前の光景ですが、かっこよかったです。思わず真似しました。その日の帰りだけ。
◎──今回はここまで。
この先も礼の話が続いて、ちょっと読んでて疲れるので、今回はここまで。
これで今年はおしまいですが、もう年末年始どう過ごされるか考えたりされていますか? 私はなんとか本を一冊でも多く読みたいなと。
毎年そう思いながらもなかなか読めないんですが、本を読みたくてというか、紙も電子も「積ん読」があまりにたまってしまっていて……もう収拾つかないくらいになっちゃってまして。
なのに、Amazonのセールでまた本を大量に買いこんでしまい……
月曜の今日いっぱいセールしてるんで、みなさんもぜひ。『論語』でも買って、こたつで読む年越しなんていかがでしょうか。Kindle端末も安くなってますし。
ま、読書三昧な年末年始を夢見つつ、まだまだ仕事に追われる日々ですけども、あと数週間乗り切れば無事に後厄も明けるので、もうひと頑張りしますっ。
【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
https://www.facebook.com/korowan
https://www.facebook.com/caputllc
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■クリエイター手抜きプロジェクト[600]IoT HaloCode編
LEDを光らせる
古籏一浩
https://bn.dgcr.com/archives/20191209110100.html
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今回は、makeblock社から販売されているHaloCodeです。関連ページやサイトではHaloCodeのcが小文字になってる表記もありますが、多分HaloCodeが正しいようです。
・HaloCode
https://www.makeblock.com/steam-kits/halocode
HaloCodeのカテゴリとしては、micro:bit(マイクロビット)と同じ教育用シングルボードコンピューターになります。micro:bitはイギリス製でHaloCodeは中国製です。
・micro:bit(マイクロビット)
https://microbit.org/ja/guide/
HaloCodeはAmazon経由で購入することができます。スタンダードキットと本体のみのものがあります。スタンダードキットはUSBケーブル腕時計を作成する場合に必要なものや、ワニ口クリップが同梱されています。
・HaloCode(本体のみ)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07RCJJ6FJ
・HaloCode(スタンダードキット)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07TDFNKJ2/
とりあえず両方購入してみましたが、HaloCodeに電源を供給する電池ボックスがあるならば、本体だけで構いません。電池ボックス等がない場合は、スタンダードキットを購入した方がよいでしょう。
それと、マイクロUSBケーブルは用意する必要があります。Type-Cではないので、Android用のマイクロUSB Type Bのものを使うことができます。ただし、充電用と書かれたUSBケーブルは使えません。
さらに、HaloCodeはmicro:bitとは違い、ブラウザだけでなく専用のアプリケーションも用意されています。これは、以下のHaloCodeのサイトのSoftwareのメニュー、もしくは以下の日本語ページからダウンロードします。
https://www.mblock.cc/ja-jp/
ブラウザから起動する場合はWeb版を、アプリケーション版の場合はダウンロードボタンをクリックします。アプリケーション版であれば、ネットワークから切り離されたパソコンでも、HaloCodeを利用することができます。
なお、ブラウザ版を利用する場合は、mLinkをダウンロードしてインストールする必要があります。HaloCodeのブラウザでの開発は、Scracth 3.0をベースにしているためです。Scratch 3.0からmicro:bitを使う場合と、同様の方法になるわけです。
ここではMac版のmBlock v5.1.0のアプリケーションを、ダウンロードして使用することにします。同梱されてきた薄い紙も、アプリケーションを使用する例になっています。なお、Mac版の場合はmacOS 10.10(OS X Yosemite)以上が
対象です。
ダウンロードが終わったら、アプリケーションをインストールします。あとはインストーラーの指示に従って行います。High Sierra以降では途中、機能拡張の実行許可の確認がありますが、システム環境設定で実行の許可をしてください。
mBlockのアプリケーションは、アプリケーションフォルダのMakeblockフォルダ内に入ります。mBlock.appという名前になっています。ダブルクリックして起動しましょう。
しばらくすると、Scracth 3.0と同じような画面が表示されます。画面が表示されたら、Halocode本体を接続します。接続しただけでは実は認識されません。付属の薄い紙によると、デバイスタブにある「+追加」ボタンをクリックしてHalocodeを追加しないといけないようです。
追加ボタンをクリックすると、製品がずらりと表示されます。その中からHaloCodeをクリックして選択します。選択したら画面右下にあるOKボタンをクリックします。
OKボタンをクリックすると、Halocodeで使用できるブロックが表示されます。それではHalocodeとMacをUSBケーブルで接続し、電池ボックスのスイッチをスライドさせ、電源を入れます。
電源が入ると、最初から入っているLED点灯プログラムが動作します。それなりにきれいにアニメーション表示してくれますので、一周するまで眺めてみるのもいいかもしれません。
今度はアプリケーション側で接続処理を行います。デバイスタブの下に「接続」ボタンがありますので、クリックします。
自動的にデバイス名(/dev/tty.wchusbserial5d10)のように表示されればOKです。表示されない場合は、「すべての接続可能なデバイスを表示する」にチェックを入れてください。
なお、一度に接続できるデバイスは1台だけです。もし、Scratchを使用していて、そちらでも何かデバイスを接続している場合は、切断されてしまうので注意してください。
デバイス名を確認したら、「接続」ボタンをクリックします。無事に接続されると、「接続されました」とメッセージが表示されます。また、デバイスタブの右側に「デバイスが接続された」というマークと文字が表示されます。
それでは、LEDを赤色で点灯させてみましょう。ベースがScratch 3ですので、Scratch 3を使っている人は、そのまま同じようにブロックで作成していくことができます。
まず、イベントのカテゴリにある「旗が押されたとき」の黄色いブロックを配置します。次に、LEDライトのカテゴリにある「すべてのLEDを( )色で点灯する」のブロックを配置します。これでできあがりです。
作ったプログラムを実行するには、画面内にある緑色の旗のアイコンをクリックします。すぐにHalocode本体で実行されます。
LEDが点灯すれば最初のプログラムが完成です。点灯するLEDの色を変えて実行してみましょう。色を選択したら、旗のアイコンをクリックするだけです。マイクロビットと違い、プログラムを転送する必要はありません。
なお、作成したプログラムをHalocode本体にアップロードするには、デバイスタブの右下にある、アップロードモード切り替えのオン/オフのスイッチをクリックします。
オンにするとアップロードボタンに変わります。このアップロードボタンをクリックすると、作成したプログラムが本体に転送されます。転送が終われば、コンピューターとの接続を解除してもOKです。
【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/
うちのmaCOS HighSierraだと、HaloCodeでプログラムを実行しようとすると、結構な確率でカーネルパニックでOSごと落ちてしまうという現象が発生。まあ、いろいろ入れてあるせいかもしれませんが。
多分、mLinkあたりのデバイスドライバーの不具合のような気はしますが。(でも、マイクロビットやIchigoJamだと落ちない……)
・みんなのobniz入門
https://www.amazon.co.jp/dp/4865942165/
・InDesign自動化サンプルプログラム逆引きリファレンス上/下
https://www.amazon.co.jp/dp/4844396846/
https://www.amazon.co.jp/dp/4844396854/
・創って学ぼうプログラミング
https://news.mynavi.jp/series/makeprogram
・みんなのIchigoLatte入門 JavaScriptで楽しむゲーム作りと電子工作
https://www.amazon.co.jp/dp/4865940936
[正誤表]
http://www.openspc2.org/book/error/ichigoLatte/
・After Effects自動化サンプルプログラム 上巻、下巻
https://www.amazon.co.jp/dp/4844397591
https://www.amazon.co.jp/dp/4844397605
・IchigoLatteでIoT体験
https://www.amazon.co.jp/dp/B06X3X1CHP
http://digiconcart.com/dccartstore/cart/info/2561/218591
・みんなのIchigoJam入門 BASICで楽しむゲーム作りと電子工作
http://www.amazon.co.jp/dp/4865940332/
・Photoshop自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00W952JQW/
・Illustrator自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00R5MZ1PA/
・4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/
・クリエイター手抜きプロジェクト
http://www.openspc2.org/projectX/
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編集後記(12/09)
●経済協力開発機構(OECD)は79か国・地域の15歳計約60万人を対象に2018年に実施した「国際学力到達調査(PISA)」の結果を公表した。日本は「読解力」が急落して過去最低の15位、前回の15年調査の8位から大きく順位を下げたとの報道。理数系は上位を維持しているが、なぜ読解力がそんな体たらくなんだ。
PISAに参加した日本の高校1年生は6100人。「科学的応用力」の得点は2位から5位、「数学的応用力」は5位から6位に順位を下げた。その分野は、1位は中国(北京、上海、江蘇、浙江)、2位はシンガポール、3位はマカオ。日本がOECD平均を下回ってしまった読解力の順位低下の要因は「子供たちの言語環境が急激に変わり、読書などで長文に触れる機会が減った」ことを文科省は挙げる。
日本の高校生はノンフィクションや新聞を読む割り合いが低かった。何を読んでいるかというと、LINEなどを使った短文のチャットで、毎日それをやっているのは日本が87.4%でOECD平均67.3%を上回る。日本の高校生が学習でのICT(情報通信技術)活用も参加国中最低水準。PISAでは何も書かない「無答」や、「問題の一部をコピペしただけの解答」が目立ったというんだから情けない。
「本を読まない」生徒の割合は、成績トップの中国3.3%、香港12.7%、日本は25.7%(OECD平均35.3%)。「1か月に数回以上新聞を読む」は、日本21.5%(OECD平均25.4%)、「読む生徒」は「読まない生徒」に比べ、平均点は30%以上高かった。一方で生徒のネット利用時間は増え、毎日、ほぼ毎日、チャットをする生徒は87.4%、1人用ゲームをする生徒は47.4%に上がる。
日本の生徒の正答率が低かったのは、文章から必要な情報を探し出したり、文章の信用性を吟味したりする問題だ。また、自分の考えを説明する自由記述問題も得点が振るわなかった。これ、ものすごくヤバイ(悪い意味の)んじゃないの。情報の真偽を見抜く力がなく、実社会で意見や提案を相手につたえる力がないのだ。スマホで仲間同士の短文や絵文字が中心じゃそうなるわな。
「この公園には滑り台をする」という不可解な文が、読売12/5の1面トップにあった。これはある受験生から提出された要約文だという。大手予備校の現代文講師はため息をつく。「主語、術語が不明確で、意味が通じない」文章は、近年特に目立つという。原因の一つはSNSの普及にある。LINEは単語や略語だけの気軽な「話し言葉」で通じる。スタンプを使えば感情の言語化もいらない。
読書などを通じて正しい日本語に触れる機会も減っているうえに、「正しく書かなくてもいい環境」が生まれたことが、言葉の乱れにつながる。中高生のスマホ保有率は83.3%、10代のLINEの利用率は88.7%、読売12/5の社会面の大見出しは「ゼミ発表『そして』連発」とある。長文を嫌い接続詞は苦手なのだ。日本語を組み立てる能力は、以前の生徒、学生と比べ明らかに落ちている。
SNSが普及した今、スマホは使いこなすが、パソコンやメールを使わないという学生も多い。教員や企業関係者が感じている若者の「異変」一覧がものすごいので、長くなるが一部を紹介。ビジネス文書に「!」がついていた。「きれい」の否定形を「きれいくない」と言う。「違った」を「違かった」と言う。
論述テストで接続詞の代わりに「→」を使う。会社のホームページの問い合わせ欄に絵文字入りで連絡してくる。「おじいさん」「おばあさん」は言えるが、「祖父」「祖母」が出て来ない。「あなたのお母様」ではなく「あなたの母」という。その理由は、母は敬語だと思ったから。これらは読売新聞の紙面から拾った。いま新聞は面白いぞ。かつてより熟読するようになった。(柴田)
●SNSの普及で読解力が落ちたということであれば、他国でも同様に落ちてきているのだろうか。
/今更ラグビー、アルゼンチン対トンガ続き。ウォーミングアップ中の選手らって、あんまり試合見ていないのね。試合結果がわかっているから見なくなったのか、それとも元々そうなのかわからない。前半の時には気づかなかった。
狭い会場っていいよ〜。反対側でやっていることだって見える。後半はトンガ側で試合が展開されてしまうと思いきや、トンガチームが粘りはじめ、近くで見られることが増えた。
熱いトンガコールも時々起こる。アルゼンチンチームは4トライを決めているし、点差もあるから手を緩めたんだと思う。お互い点が入らない状態に。 (hammer.mule)