[1652] 「作り手の視点」を持とう!

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1652    2004/12/06.Mon.14:00発行
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   1998/04/13創刊   前号の発行部数 18251部
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<精進、精進。>

■KNNエンパワーメントコラム 
 「作り手の視点」を持とう!
 神田敏晶

■電網悠語:Ridual開発記編(74)
 大学
 三井英樹

■展覧会案内
 今日の作家シリーズ44 大久保英治


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■KNNエンパワーメントコラム 
「作り手の視点」を持とう!

神田敏晶
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KNN神田です。

「ビデオジャーリズム入門」の講座を先週の月曜日におこなった。映像を作りはじめて、初めて気がつくポイントがある。テレビや映画を受け手として、見るのではなく、ある日、突然、作り手として見ることができるような日が訪れるのだ。

今までは、ただ、呆然と見ていた映画のカメラアングルひとつにも、「気づき」を感じることができる。これが「作り手の視点」だ。この「視点」が大事だといつも力説している。司会者やコメンテーターが登場するテレビ番組ひとつをみていても、番組ディレクターやプロデューサーの視点で見えてくる。この司会者、いつもながら上手いなぁ……。このコメンテーターのつっこみが甘い……とか。

音楽でもそうだ。プレイヤーになると、音楽というひとつの「塊」で音を聞いているところから、ギターやドラムのひとつひとつの音を分割して聞くことができる日がやってくる。

今、Macintoshを購入すると「GarageBand」というソフトウェアが付属している。この「GarageBand」を使うと、音楽知識がなくても、パズル感覚で音楽を作りこむことができる。ある程度まで習得すると、今度は自分でギターを弾いたり、歌を歌ったりしてさらに音楽に深くコミットしたくなる。エフェクターやコーラスがあるので、上手くなったようなエンパワーメントを与えてくれる。音楽が聞くだけのものでなくなっている。BARにガレージバンドユーザーズクラブの人たちが集まり、共同での作品を聞く場にしてくれている。新たな「音楽の場」になっている。

●新たな「作り手の視点」が生まれた

BARを開店してから、約一か月、今までなかった新たな「作り手の視点」が、ボクの中に生まれているのに最近気づいた。デジクリ1638号の「命いただきます」で自分の意思で食事できる回数を1万5000食と計算したが、その一環を担うという役割が増えてきたことが原因だ。
https://bn.dgcr.com/archives/20041115000000.html


自炊をすることや、誰かと一緒にそれを食するという行為はあったが、作ったものを販売するというプロの役割が生まれているからだ。BARだから、食事は提供しなくてもいいのだが、美味しい食事も出せるBARにもしたいからだ。

ハードディスクレコーダーに「料理」というジャンルをすべて録画し、本屋にいくと、和風、イタリアン、フレンチ、アジアンと、いろいろな料理本を読み漁る。レストランに行くと、味わうだけでなく「皿」「素材」「調味料」「価格」など細かくメモりだす次第だ。

お気に入りのお店も、ぼくがBARを始めたことを知っているだけに、調理のレシピから、利益率までの情報も提供してくれる。いろんな工夫が存在している。今まで、「ボク」という生命体を持続するために、外部から栄養を摂取するという飲食行為が、人さまに提供するための「勉強」という目標が加わった。なんと、外食費を経費に落とすこともできるというメリットもついた。

レシピがあって、素材があって、調理する場所があれば料理はできるはずだ。しかし、もっと料理に大事なのは「段取り」だ。お客様においしく提供するゴールの時間へ向かって、各素材が時間差でスタートするのだ。素材だけではない、フライパンからお皿まで、総動員だ。キッチンやカウンターの機材の設置や動線も深く影響を受ける。まさに、「マネージメント」の概念だ。

ボクのBARよりも狭いお店でも、美味しくスマートに料理を提供しているお店がたくさんある。信じられない価格で美味しい料理を出すお店もたくさんあるから興味はつきない。一日のうち一食は、何らかの「作り手の視点」を感じるために、外食するようになった。空腹を癒すための食事ではなく、「ごちそうさま、美味しかったです!」の声を聞きたいために勉強をする。

某人気グループのTV料理コーナーを担当している若手シェフのR君がボクのBARに遊びに来てくれるようになり、料理の個人授業を受けるようになった。R君が買い物の途中でボソッと語った言葉が気になった…。

「神田さんのお店はいいですよ。作った人が料理を食べた人と直接料理について、話ができるんですから、レストランとなると、料理人がお客さんと顔をあわせることがないんですよ。しかも、お客さんが残した料理をウエイターが下げてくるとキッチンのスタッフ全員が、残飯の料理に指をつっこんでなめて、どこが悪かったのかを推理するんですから…そうしないとお客様とコミュニケーションができないんですから」

なるほど、直接お話ができる店ってある意味、すごく勉強になるなあと感じた。今まで、美味しい料理がだされても、平気で頬杖をついて食事をしたり、素材の「命」に感謝しながらも、料理人に対してのリスペクトや愛情に感謝していなかったような気がした。

もしも「美味しかった! ごちそうさま!」の一言が食卓にあったならば、ボクの結婚生活も、変わっていたのかもしれないと悟った。皆さんも、「命いただきます」をいった食事の後に、提供してくれた人への「愛」をお忘れなく!

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■今週の「ソーシャルネットワーキング.BAR」では、ITイベントがさらに目押しです!

今週のテーマは「中国」「iPod」「GREE」です!

12月6日(月)「中国ビジネス研究会(5,000円)」は、中国でビジネスを展開する(される)人たち向けの研究会です。株式会社ベンチャーサポートネットワーク代表、DREAMGATE総合プロデューサーの吉田雅紀氏が上海ビジネスをレポート! そして、データセクション株式会社代表の橋本大也氏が北京ビジネスをレポート!

12月8日(水)「iPod&iTunes Hacks(5,000円)」では、株式会社ライブドアの若き執行役員である宮川達彦氏というよりも、「BlogHacks」の著者、「未来検索」、RSS-NEWSギャザリングの「bulknews」の開発者して有名な「みやーん」です。今回は、なんとアップル社のiPodとiTunesをHacksしてしまおうという大胆企画! さて、AirMacにつながったスピーカーに、どんなHackテクニックを見せてくれるのか? 乞うご期待!

12月9日(木)「田中良和が語るGREEの世界(5,000円)」では、日本を代表するSNSであるGREEの開発者でもあり、今月7日に新会社設立予定の「グリー株式会社」の代表取締役となる田中良和氏自身が「GREE」の世界観について自由に語っていただきます。SNSの今後に関するボクとのディスカッションも予定しています。

申し込みは・a href="mailto:Ainfo@knn.com">Ainfo@knn.com あてに、参加される「」の各テーマを明記し、お名前と連絡先をお知らせください。参加費用は5,000円ですが、ビール片手にラフに聞けます。セミナー開場は19:00 開演は19:30~21:00、BARタイムは月~土の21:00~24:00となります。

KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/

SOCIAL NETWORKING.BAR http://snbar.ameblo.jp/

CEO Toshi Kanda mailto: kanda@knn.com
#617-10-18,Maruyamacho,Shibuyaku,Tokyo,150-0044
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■電網悠語:Ridual開発記編(74) 
大学

三井英樹
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Ridualは今、複数の大学の中で次なる脱皮を目指して改良を重ねている。この言葉ほどドラマティックな動きではないけれど、止まっている訳ではない。産学連携プロジェクトとしてVer.2の形を模索している。

この接点のおかげで、約十五年ぶりに大学という環境に近づけた。正直なところを書けば、大学と企業とには少し溝があるように思っていた。特にWeb系の話で言えば、企業は収益を上げることから逃れられず、凄いスピードで進む技術の波の中を突き進んでいる。先進性を重視し、時代を追い越そうとさえする進み方だ。

かたや大学は、もう少し学術的にキチンとやることに重きを置いているような印象があった。少し時間の流れが違う空間。「学術的」という言葉を耳にする時、互いを隔てる、何かしら冷ややかな空気が感じ取れる。

●大学は本質を捉えている

しかし、ここ二年ばかりの間に触れた、「大学」は随分と違った印象を与えてくれた。先ずは、書類の消化速度。

幾つかの報告書を大学の教授達と一緒に見る機会が与えられた時のこと。ある教授は三十枚以上のパワーポイント書類をパラパラと見て、数枚めくっただけで、その報告書の核心を一言で批評した。私の本職と少し離れているせいもあって、あまり熱も入れずにパラパラと項をめくっていた私は、ドキリとした。

その後に続くコメントは、その報告対象そのものの本質と、検証姿勢や方式全てに渡るもので、百を越える検証データの中からも、本質的なモノを正に端的に抽出して問題点も並べ立てた。報告者は言葉を失った。誰もフォローができない状態に陥った。しかし、教授は怒っている訳ではない。その報告の長所短所を見切って、次に何をすれば良いかを決めようじゃないか、という姿勢だった。見事。

帰りの新幹線の中で、何度もその報告書を見直した。何故、数ページでことの本質が分かってしまうのか。そのマジックは、きっと魔法ではなく、純粋に知識の蓄積の故なのだろう。Webの歴史が浅いとはいえ、流れ的にはソフトウェア工学からの影響は強く、「デザイン」という課題が増えただけとも考えられる。ソースコードに対する様々な実験や思想は既にソフトウェア工学では積み上げられているのだから、話の起点と方法論を聞けば、その行き着くところは予想できる部分が多いのかもしれない。

更に、学生や他教授のレポートを毎週見ているのだ。文書慣れしているのは確実である。報告者の気持ちまでも、読み取れるものなのかも知れない。学生の頃、いい加減に出したレポートがどんな風に見透かされていたのかを知らされる思いだ。

また、一般に、大学は企業と違って、収益という部分から離れて活動ができると思われがちだが、私と接点がある大学は皆、大学の予算とは別のところから予算を集めての研究も続けている。当然審査があり、評価があり、打ち切りもある。基本的な部分では企業と変わりはない。

●大学は問題を直視する

Webの世界を見つめるのに、その流れの中にいる方が見えるものと、見える時とがあると思う。また、岸辺に立った方が、見えるものと、見える時とがある。Webの世界は、今は少し自分達の立ち位置を再確認した方が良いような時期に来ているように思う。そう、急流の中からではなく、岸辺から。

世界制覇したと言われたIEのシェアが問題視され、数年間も機能追加されないブラウザへの不満も溜まっていて、そろそろ制作サイドも自分達のやり方を再整理した方が良いという話もチラホラと聞く。

大学は、従来のソフトウェア工学という分野を、言語仕様研究という枠からかなり離れて、使うユーザを直視するような「目」を持ち始めている。Web屋がユーザビリティに目を向け始めたのと同時期に、何に使われるのかどう使われるのかを課題として取上げ始めている。

エンジニアとデザイナのコラボレーション問題も、企業だと「我慢しろ」とか一言で済まされる問題を、大学では真っ向から取上げることもできる。何が理解を妨げるのか、何があれば理解が進むのか。入出力と関数やアルゴリズムの書き方だけを研究しても、「使われるシステム」を正しく構築できないことに、大学は気付き始めている。企業内部の方が目を背けている気さえする。

●すばらしいプレゼンテーションができる理由

更に圧倒されたのが、プレゼンだった。「かっこいい~」と思わず口にしてしまうほどのプレゼンを見せられる。もちろん全員ではない、それでも際立っている方が何人かいる。難しい単語が並んでいる画面に対して、平易な言葉で会場を沸かせながら、話を進める。大画面を前に舞台の中央まで出てきて、身振り手振りで説明する。見慣れている技術プレゼンとは明らかに異質だ。たぶんAppleのJobs CEOもこんな感じなのだろう。

でも極めて高度な技術解説とその進捗状況や適応分野予測を語っている。そして、少し日本人ぽくないプレゼンスタイルを見ながら気がついた。国際会議だ。語る言葉も心なし英語が多い。超一流の国際会議でのプレゼンの場で鍛えられた結果が目の前にあるのだ。

社内外でプレゼンをする機会は少しづつ増えてはいるが、プレゼンスタイルを切磋琢磨する場が多いかというと、そうだとは言えない。同じ層や似通った層の中でのプレゼンだからだ。でも、国際会議などは言わば「他流試合」なのだろう。特定の上司の顔色を見るのとは、次元が異なる。

●変わりつつある大学を見ていて考える

最近、Webの話をする時に、自分の好きな現場の人間にばかり話してきたのかな、と考え始めてきた。現場と苦労を分かち合い、担当者と喧々諤々の議論をしながら、それでもWebが企業の看板である以上、何かしらの経営戦略と合わせることができない限り、期待できる成果が小さいことを言い続けてきた。でも、多くの場合悔し涙を噛みしめる。

お化粧直しだけでは本質は変わらないし、Webをお化粧直しと思っている間は、ユーザとの距離が縮まらずに効果も出にくい。WebのWebたる所以はユーザとの距離をコントロールできることだと思っている。意思さえあれば、雑誌もTVも飛び越えて対話ができてしまう。それがあるからWebは単なるグラフィックでもサーバ技術でもない。そして離れ難いほどにエキサイティングなのだ。

変わりつつある大学を見ていて(私が今まで固定概念に囚われていただけかもしれないが)、Web屋がデザイン用語ばかり話しても、経営層には届かなくて、結局自分達のやりたいことには到達できないのではないかと考えさせられる。無理してでも話す相手を変えて行かなければいけない時期なのか。

Web屋にマーケティング用語を話せという圧力は近年強くなっている。今は学術的言葉すら、活用できるようになって行っているのかもしれない。学ぶべきことが増えることは、苦しくも楽しい。精進、精進。

【みつい・ひでき】 h-mitsui@nri.co.jp / ridual@nri.co.jp
プレゼンがあったのは、東大。一番驚いたのは、フランス料理屋が構内にある。800円から量が少な目の仏蘭西料理。乳母車に赤ん坊を乗せたお母さんが二人、少しリラックスして語り合い、昼間から赤ワインで乾杯する三十路の女性陣。なんだか日本ではないみたい。なんか良いなぁ。

・Ridual(XMLベースのWebサイト構築ツール)公式サイト
http://www.ridual.jp/

・超個人的育児サイト(書籍は絶版中)
http://homepage3.nifty.com/mitmix/MilkAge/


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■展覧会案内
今日の作家シリーズ44 大久保英治
< http://mic.e-osaka.ne.jp/ocac/jpn_page/j_index.html
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<主催者情報>
現在活躍中の現代美術作家を紹介する「今日の作家シリーズ」第44回目として、ランドアートの作家として知られる大久保英治の個展を開催いたします。今回、当センターにて一週間の公開制作を実施いたしました。鳥取から運び込まれた約800本の杉枝を使った「風をはらむ-智頭から大阪へ-」と漂着ライター約30,000個のインスタレーション「水物語&繋がる日本海」が制作されました。また、影と花などの組み合わせで時間を表現する「影シリーズ」の新作が披露されます。

●対談 大久保英治×中山修一(神戸大学発達科学部人間表現学科教授)
12月6日(月)18:00~
大阪府立現代美術センター展示室A

●展覧会
会期:12月6日(月)~25日(土)<日曜休館>
11:00~19:00(最終日10月10日は17時まで)
会場:大阪府立現代美術センター(大阪市中央区大手前3-1-43大阪府新別館北館・南館 TEL.06-4790-8520)

●ワークショップ「境界を越えてつながる」
日時:12月18日(土)10:00~16:00 
参加無料/先着15名(小学生以上)※要申込
会場:大阪府立現代美術センター

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■編集後記(12/6)
・真冬なのに夏日の昨日、「写真新世紀」を見に行った。5人の優秀賞受賞者の中から、今回はグランプリが出なかった。公開審査会はそうとうもめたという噂もあるが、早くその内容を公開してほしいものだ。準グランプリは滝口浩史さんの「狭間」、展示されているのは2点の写真だ。作者の妻と亡くなった彼女の母の、亡くなる2日前の最後の写真だという。「生と死という最後の分岐点で、写真という媒体で出来た、ほんのわずかな一時の、最も大切な交流を記録しえたのだと思います」と作者は書いている。そういう説明を読むとまことにつらい写真だ。よく作品化したものだと複雑な思いで受け止める。今回展示されていた写真の中で唯一、リアルなドキュメンタリーだ。同じく準グランプリは川村素代さんの「1 . 1」、よくわからない理屈と、見る側が想像してくれという作品で、わたしは「死体のある風景」と受け取った。野原で、墓地で、駐車場で、階段で、シーソーで、若い女が死んでいて幼女(その女の分身か)が無表情に立ち会っている、そういう演出を記録したような。よくわからないけど、おもしろい設定で、写真もきれいだ。でも、欲しくはない。大庭英享さんの「チョコレート・ドリームス」、戦艦、飛行機、タンクらしき物体にどろどろに溶けたチョコレートをかけてつくった「チョコレート表現主義絵画」を写真に撮ったもの。被写体そのものも展示してあって、そっちのほうが面白かった。ふじいあゆみさんの「メインテーマ」は、作者が恋着し続けるティーンエイジャーたちの姿。山下豊さんの「OSAKA」は、大阪で見られる光景のコレクション。それぞれが大量のプリントで展示されていた。これらは単純に面白く、写真とは楽しいと実感した。さて、内原恭彦さんの個展「うて、うて、考えるな」は、巨大プリントが6点、規定サイズのプリントを何枚も接合したのではなく、ロール紙の長いプリントを上下2枚でつないでいた。すさまじく濃密な描写である。写っているのは、廃棄されたトマト、屑鉄の山、ホームレスの家、乱雑な部屋の住人、廃屋など、作者お好みの被写体たちだ。異色なのは鶏頭(だと思う)の花の群れを撮った1点で、なんとも不気味だ。かつてない巨大な画素数を持つ写真作品に挑戦、という意義は理解できた。ムービー上映のほうは、じつはよくわからない。膨大なスナップをシンプルにスライドショーにしたほうが楽しかったのではないだろうか。そのあと、スパイラルガーデンで「エプソンカラーイメージングコンテスト」の受賞作品群を見た。キヤノンのあとだったから、プリントサイズが小さく見えて仕方ない。おもしろい、楽しい写真がたくさん展示されていたが、会場が狭くて人が多いと見にくい。展示もやや安っぽかったのが残念だ。写真って楽しい! と思うのは断然こっちなのだ。冬の格好ではたまらない会場の暑さだった。(柴田)

・ボンヤスキーと武蔵の延長判定にブーイング。戦っている者同士は決着がついているとわかっているし、観客もわかっているのに審判だけがわかってないのってどうなのよ。身体こわすだけじゃないのさ。魔裟斗対ブアカーオの時もそうだったし。せっかく面白い試合しているのに審判が濁してどうするのだ。頼むよ~。/この時期に台風(あれは台風じゃないのか?)。新潟にまで行かないで欲しかった。(hammer.mule)

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