今日は、リニューアルされた雑誌のことを書きます。玄光社の「イラストレーション」9月号。この雑誌は、隔月奇数月発売で、173号だそうです。日本で唯一のイラストレーション専門誌として、ずっと続いてきた雑誌なのです。
リニューアルされた9月号を手にとると、一番変わったのは、本のサイズで、前はB5判だったのが、A4変形判というふうに、少し大きめになりました。大きくなったのに、重くはなくて、軽やかに見える。広くて自由になった感じ。この雑誌のロゴが、私は大好きなんだけど、ロゴもひとまわり大きいわ。嬉しいわ。
前より表紙がツヤツヤして見えるのは、私の気のせいかも? 宇野亜喜良さんの写真が表紙を飾っているせいか、なんだか、キラキラして「リニューアル号だわ!」っていう気がするの。
リニューアルされた9月号を手にとると、一番変わったのは、本のサイズで、前はB5判だったのが、A4変形判というふうに、少し大きめになりました。大きくなったのに、重くはなくて、軽やかに見える。広くて自由になった感じ。この雑誌のロゴが、私は大好きなんだけど、ロゴもひとまわり大きいわ。嬉しいわ。
前より表紙がツヤツヤして見えるのは、私の気のせいかも? 宇野亜喜良さんの写真が表紙を飾っているせいか、なんだか、キラキラして「リニューアル号だわ!」っていう気がするの。
そうなの。リニューアルされて素敵になったイラストレーション誌のことを書こうと思っているんだけど、もう、そのことより「宇野亜喜良が選んだ名画50」という内容が嬉しくて、ありがとう「イラストレーション」編集部!
宇野さんのメガネがなんてカッコイイんでしょう。私は、このごろメリル・ストリープに憧れていて、メリルみたいな女性になりたいんだけど、メリルみたいになった私と対談企画で絵になるのは、宇野亜喜良さんをおいて他にはいるまい! と勝手に心に決めました。
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宇野さんは、私のことを全く覚えていないと思うんだけど、私は宇野さんに、二回もサインを頂いています。一度目は、何年も前にラジカル鈴木さんと展覧会を見に行った時。灘本唯人さんと宇野亜喜良さんの二人展でした。ひどい雨の日で、ギャラリーで、灘本さん、宇野さん、ラジカルさんと一緒にお茶を頂いて、少し楽しいおしゃべりをしました。そして、宇野さんの著書「薔薇の記憶」にサインをして頂いたんです。
二度目は、ひとりで宇野さんの個展を見に行って、その時はサイン会だったので、宇野さんの画集にサインを頂こうと、長い列に並びました。私が有名人のサイン会の列に並んだのは、この一回だけで、私は有名人のサインが欲しい訳ではないんですね。宇野さんのサインが、カッコイイんです。なんだか、お守りにしたいくらいの、魔法使いの手による文字みたいな気がします。
それから何年かして、私は女性誌の占い特集の扉ページでイラストの仕事をしたんだけど、本ができあがってきたら、同じ本で宇野さんが仕事をしていらして、あろうことか、目次のところに、私の絵と宇野さんの絵が、小さく並んで載っていたんです! 夢のようでした。
「う、宇野亜喜良の絵と私の絵が、お、同じページに載っている〜!!!」と心の中で叫んだけど、「でも、宇野さんは、きっと私の絵なんか気に止めないんだろうな。名刺もお渡ししているし、たぶん年賀状とかも出してると思うんだけど、そういうファンはいっぱいいっぱいいて、私の名前とか、ぜんぜん気がつかないわよね〜。」
それでも、「イラストレーション」誌が大きめサイズなって、私と宇野亜喜良との対談の準備が着々と進んでいるんだわ! (誰が進めているのかと言えば神様が)私は、その日に間に合うように、早くメリル・ストリープのような女性にならなくては!
対談の題名は、「見ることと見られることのエロス」で、アルブレヒト・デューラーの絵を眺めながら(クリムトでもいいんだけど)、宇野さんと私は、奇麗な色のカクテルを頂く。美しい絵を描くことは、闇夜の一族の決まりの遊び。そうでしょう? 宇野さん、次の新月は9月の29日ですね。とか、お話するのだわ。
日刊デジクリ編集長柴田氏は、もしかして、高橋里季の夢を叶える術をご存じでは? 日刊デジクリの読者には、玄光社の編集部の方が、もしかしたら? そういえば、「イラストレーション」誌の前の編集長、片桐淳一さんのファンが、私の友人の中に何人かいて……と「イラストレーション」誌の話題はつきないので、今日はこのくらいで。
「イラストレーション」誌、次号9月27日発売(11月号)も楽しみにしています!
【たかはし・りき】イラストレーター。riki@tc4.so-net.ne.jp
・高橋里季ホームページ
< http://www007.upp.so-net.ne.jp/RIKI/
>
クリエイター向けのサービスを提供するLASOサイトにて、私の作品紹介をして頂きました。イラスト新作を載せて頂いたので、見てみてくださいね! この絵は、岩絵の具を使ったり、それをスキャンしてワットマンという紙にプリントしたものにさらに着色したり、新しい技法にチャレンジして楽しく描いた絵です。
・クリエイター向けLASOサイトトップページ
< http://laso.jp/
>
・私の作品掲載ページ
< http://laso.jp/createrlist/special/38.php
>
- AQUIRAX UNO POSTERS 1959‐1975―宇野亜喜良60年代ポスター集
- 宇野 亜喜良
- ブルースインターアクションズ 2003-06
- おすすめ平均
- 子供の頃、宇野亜喜良の描く女性は怖かった
- かっこいい!
by G-Tools , 2008/09/19