[2566] 「007/慰めの報酬」を見て

投稿:  著者:  読了時間:29分(本文:約14,100文字)


<ボンドガールとは呼べない>

■KNNエンパワーメントコラム
 「007/慰めの報酬」を見て
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[190]InDesign CS3編
 InDesign CS3でFTP、HTTP通信を行う(5)
 古籏一浩

■電子浮世絵版画家の東西見聞録[60]
 音楽を語り合うTVチャンネル
 HAL_

■マガジンガイド&プレゼント
 「Web Designing」2009年2月号 毎日コミュニケーションズ刊

■プレゼント
 大賀葉子 2009年オリジナルカレンダー「黒のミトンとねずみのクリュー」


■KNNエンパワーメントコラム
「007/慰めの報酬」を見て

神田敏晶
< http://bn.dgcr.com/archives/20090119140500.html >
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KNN神田です。

「007/慰めの報酬」を先行ロードショーで見てきた。

前作の「007/カジノロワイヤル」における、ダニエル・クレイグのアグレッシブな21世紀型ボンドの登場に、完全にノックアウトされた。今回は、前作の続編ということなので、期待度がいやがうえに高まっていた。

特に前作冒頭のアクションは、ボンド映画の中でも一番めいっぱい走ったシーンではなかっただろうか。国家予算でカードゲームを展開するというのは、現在となっては荒唐無稽なストーリーであるが、それなりに楽しめた。そして、今回はあのラストシーンの1時間後からのストーリー展開だという。

脚本は前作同様でポール・ハギス。
< http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=23553269 >
「ミリオンダラーベイビー」から「ターミネーター4」を担当する。

前作ではルワンダの民族問題に取り組んだが、今回の敵となるのが、国際企業QUNTAM社。実際のボリビアの水戦争を背景にしているようだ。ボリビアの米ベクテル社を彷彿させる。007の敵も、わかりやすい敵から社会問題の敵へと変化していくようだ。新兵器だとか、プレイボーイだとかのマンネリなジェームズ・ボンドと決別した新シリーズの続編を少しでも早くみたいがために、先行ロードショーへと向かった…。

《ここから先はネタバレ注意です》

上映時間はシリーズ最短の1時間47分。前作、カジノ・ロワイヤルでは、ソニーエリクソンの携帯電話やVAIOが鼻につくほど登場していたので、今作では、おそらくコカコーラzeroなどのコラボレーションがてんこ盛りになりそうでいやだなぁと思っていたら、そこは非常にスッキリと、登場しないことに好感を持てた。映画の世界観はコラボしていもいいが、作品中でのカット割りには参加してもらいたくないからだ。

「007/カジノ・ロワイヤル」のエンディングから1時間後、カーチェイスから始まる。短いカットつなぎで車を認識する前に、左ドアが破壊された車、アストンマーチンがズタズタになる。追跡するアルファロメオもよくわからないようなカットでつないでいく。しかも、どのカットも寄りでつながれていく。さらにモーションブラー的にブレブレ画像が続く。全景を見ても3秒と同じカットがない。

緊張感は伝わるが、もう少し、ロングの絵が欲しかった。また、モンタージュ的に挿入される画面もさすがに多くなりすぎ。さらに、いつまで立っても、007映画のようで007のような気がしない。その理由はあきらかだ。オープニングにジェームズ・ボンドのテーマがないからだ。実は、予想外な使われ方をするのだが……。

「カジノ・ロワイヤル」でも感じていたが、クレイグ・ボンドに対して、敵役やボンドガールの特徴のなさが今回も非常に目立つ。ロジャー・ムーア時代のジョーズとまでいかないまでも、せめて、「ロシアより愛を込めて」のロバート・ショウ級の個性ある敵役が欲しかった。また今作では、ボンドガールとはとても呼べない。

しかしながら、感情を押し殺した冷酷なクレイグ・ボンドはまさにパーフェクト。その演技を見るだけでも価値がある。CIAの盟友フィリックス・レイターとの関係なども、非常に現代的なエピソードになっている。

巨大基地や巨大兵器的な展開ではなく、実際に起きていそうな状況下でのリアルな戦いが続く。それだけでなく、組織の中の命令系統の中での葛藤などもあり、複雑な戦いをボンドは強いられる。ジェイソン・ボーンとついついイメージが重なってしまうときがある。

ただ、時間を短くしすぎたせいなのか、戸田さんの翻訳のせいなのか、なんのために世界を飛び回るのかの説明はもう少し欲しいところだ。

ペンダントの件や、ヴェスパーとの会話、マティスとの人間関係、こんなシーンこそ、モンタージュで見せてほしい。さらに、「ゴールドフィンガー」のオマージュで殺したのは誰? 砂漠の中でグリーンを殺したのは誰? いくつかの?も残る。「007/カジノロワイヤル」を再度見直したいと思う。今作品は、「007/カジノロワイヤル」を前日に見てから、行くべきであろう。

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■クリエイター手抜きプロジェクト[190]InDesign CS3編
InDesign CS3でFTP、HTTP通信を行う(5)

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20090119140400.html >
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今回はFTPの処理について説明します。

CS3でサポートされているのはftpだけでなくsftpも対応しています(こちらではセキュアな環境での動作は確認していません)。
FTPの前に、HTTP同様以下のスクリプトを記述しておく必要があります。これがないとエラーとなり動作しません。これもHTTPの時と同様で最初に一度だけ実行すればよく、毎回チェックする必要はありません。

if ( !ExternalObject.webaccesslib ) {
ExternalObject.webaccesslib = new ExternalObject('lib:webaccesslib');
}

それでは、FTPでJPEG画像ファイルをダウンロードしてローカルのハードディスクに保存してみます。FTPサーバーにアクセスするには、サーバー名とユーザー名が必要になります。ここではサンプルとして以下のようにしてあります。

サーバー名:ftp://www.openspc2.org/
ユーザー名:adobe
パスワード:indesign

アクセスするディレクトリ(フォルダ)はユーザーのホームディレクトリとし、そこにsample.jpgファイルがあるものとします。
まず、アクセスするFTPサーバーを指定し、FTP通信用のオブジェクトを作成する必要があります。これはnew FtpConnection()を使い、パラメータにアクセスするFTPサーバー名を指定します。例えば ftp://www.openspc2.org/ にアクセスするのであれば、以下のように書きます。

ftp = new FtpConnection("ftp://www.openspc2.org/");

次に、ユーザー名を指定します。ユーザー名はnew FtpConnection()により作成されたFTPオブジェクトのusernameプロパティに設定します。パスワードも同様に、FTPオブジェクトのpasswordプロパティに設定します。

アクセスするディレクトリを指定するには、FTPオブジェクトのftpDirにアクセスしたいディレクトリのパスを指定します。

この時点ではFTPサーバーにはアクセスしません。ファイルをダウンロードする時点でサーバーにアクセスを行います。

JPEGファイルをダウンロードするには、FTPオブジェクトのget()を使います。最初のパラメータにダウンロードするファイル名を指定します。sample.jpgであればftp.get("sample.jpg")とします。get()には、2番目のパラメータも指定する必要があります。2番目のパラメータは、ローカルのハードディスクに保存する時のファイルオブジェクトを指定します。ファイルオブジェクトはnew File()を使って作成することができます。new File()のパラメータに保存先のパスとファイル名を指定します。

無事にファイルがダウンロードされるとget()はtrueを返します。失敗した場合にはfalseを返すので、これによりエラーメッセージを表示する、処理を中断するといったことが可能になります。

ファイルをダウンロードしたら、close()を使ってサーバーとの通信を終了します。サンプル1が実際のプログラムになります。

ファイルがダウンロードされ、ローカルのハードディスクに保存されれば、これまで通り指定したパスにある画像ファイルを読み込み配置することができます。サンプル2が、FTPサーバーからダウンロードしたJPEGファイルをInDesign上に配置するものです。この場合、ダウンロードしたファイルは不要なので、remove()を使ってファイルを削除します。画像をリンクする場合には、削除しないようにしてください。

サンプルではJPEG画像ファイルをダウンロードしていますが、テキストファイルやPDFでも同様に処理することが可能です。

●サンプル1
// 画像ファイルをダウンロード
getFtpData("ftp://www.openspc2.org","adobe","indesign");

// FTPを使って指定されたサーバーのデータを読み込みファイルオブジェクトを返す
function getFtpData(sURL, userName, password){
if ( !ExternalObject.webaccesslib ) {
ExternalObject.webaccesslib =
new ExternalObject("lib:webaccesslib");
}
var ftp = new FtpConnection(sURL);
ftp.username = userName;
ftp.password = password;
ftp.ftpDir = "./";
var file = new File("%7E/downloadSample.jpg");
var flag = ftp.get("%7E/sample.jpg",file);
if (flag == false){
alert("ファイルをダウンロードできませんでした");
}
file.close();
ftp.close();
return file;
}


●サンプル2
// FTPサーバーにある画像ファイルをダウンロードしてInDesign上に配置する
(function(){
var imgObj = app.activeDocument.textFrames.add();
imgObj.visibleBounds = ["2cm", "3cm", "10cm", "14cm"];
imgObj.contentType = ContentType.graphicType; // 画像タイプに設定
var fileObj = getFtpData("ftp://www.openspc2.org","adobe",
"indesign","./","./sample.jpg", "%7E/sample.jpg");
imgObj.place(fileObj);
imgObj.fit(FitOptions.fillProportionally);
fileObj.remove();
})();

// FTPを使って指定されたサーバーのデータを読み込みファイルオブジェクトを返す
function getFtpData(sURL, userName, password, dir, downloadFile,
tempFile){
if ( !ExternalObject.webaccesslib ) {
ExternalObject.webaccesslib =
new ExternalObject("lib:webaccesslib");
}
var ftp = new FtpConnection(sURL);
ftp.username = userName;
ftp.password = password;
ftp.ftpDir = dir;
tempFile = new File(tempFile);
var flag = ftp.get(downloadFile,tempFile);
if (flag == false){
alert("ファイルをダウンロードできませんでした");
}
ftp.close();
return tempFile;
}


【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >
2009年初なのでおきまりのご挨拶を。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
年末年始はいろいろ作ったりしてました。作りかけみたいなのと、自分の勉強用みたいなものが多い(試験的なものもあります)のですが、何かのお役に立てば。

・【短期集中連載】この冬作ろう!jQueryプラグイン講座
< http://www.openspc2.org/JavaScript/Ajax/jQuery_plugin/index.html >

・Adobe Photoshop CS4使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/PhotoshopCS4/ >

・Adobe Photoshop CS4自動化作戦
< http://www.openspc2.org/book/PhotoshopCS4/ >

・Adobe Illustrator CS4自動化作戦
< http://www.openspc2.org/book/IllustratorCS4/ >

・フルサイズフリー素材(試験的に作成。というよりHDDの空きがないので…)
< http://www.openspc2.org/sozai/fullsize/index.html >

・Google Chrome ver 1.0 使い方辞典(もうver 2.0の話が…)
< http://www.openspc2.org/reibun/GoogleChrome/1.0/ >

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■電子浮世絵版画家の東西見聞録[60]
音楽を語り合うTVチャンネル

HAL_
< http://bn.dgcr.com/archives/20090119140300.html >
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●ロックの語り部に力を借りる

私は生きていく上で一番大切な事として「伝えていく事」「伝えてもらう事」「伝えられる事」があると考えています。生活の中での行動すべてに「伝わっていく遺伝子」がある事が大切です。伝える方法は様々ですが、今はネット社会の中で伝える側も伝えられる側も、そのスピードに追いつかず、真の意味で「伝える」ものが何であるのかが見えないまま翻弄されています。伝える側の情報が多く、伝えられる側にも多くの選択肢があるのですが、それを選択する間もなく多くの情報が流れ込み、溺れている状態なのではないでしょうか。

ネットに限らず、社会には有益な情報も有害な情報も数多くあります。垂れ流される情報の中で、自然に闇の部分と光の部分とが分かれ、それらも受け取る側による選択が出来る事が前提で情報は存在しているはずです。人間は生きながらにして情報を自分のものとするか、外に置くのかの選択が出来る能力を持っています。手に入れた情報も、忘れるという素晴らしい能力があるからこそ、人は生きていく事が出来るのです。

まあ、私はその「忘れる」という能力が人一倍強いわけで、面倒な事は全て忘れてしまって後で痛い目を見たりもしていますが……。

そんな私が、昔から整理してみたいと考えていたのが、音楽に関する情報です。それも、1960年代初頭に大きく変わった音楽シーンのひとつ「ロック」というジャンルです。私は今まで、ジャンルを問わず様々な音楽を聴いて来ました。私の音楽シーンの核にあるのはJazzなのですが、ロックは聴く聴かないを問わず自然に流れ入ってくる情報でした。そういう時代環境だったのです。だからこそ今、選択肢として取り上げてみたくなったのです。

私の親友にAliceという人物がいます。30年以上の付き合いをしている酒飲み仲間です。Aliceは、つきあい始めた当時からロック青年でした。Aliceには中学生の弟がいて、兄の影響を大きく受け、既に彼はプロのドラマーとして活躍していました。兄弟はお互いに影響し合い、ロックを共有していました。弟は「しーたか」の名で知られ、日本のロックシーンでは必ず登場するゴールデンカップスのジョン山崎が作ったスクール・バンドのメンバーとして有名で、その後も原田慎二、桑田佳祐、パフィーのアメリカ公演ではバンマスを務めるなど、様々なアーティストと組み音楽業界では超一流のドラマーとして活躍しています。

そんな音楽環境にあったAliceに「ロックの語り部として」力を借り、音楽を語り合うTVチャンネルをBohemian.jpに作ってみました。ボヘミアンのチャンネルは「先鋭的音楽生活」というタイトルです。第一回、二回はイントロダクションとして軽いジャブをかわしていますが、徐々に深い話に入って行きたいと思っています。これは、全く個人的な興味によるチャンネルです。しかし、そういった個人趣味を発表できるのもインターネットの力だと思っています。どんな話の流れになっていくのかは全く予想も出来ませんが、ご期待下さい。

●Dr.Sevenと話す

ドクターセブンといえば、知る人ぞ知るミュージシャンでもある詩人です。アシッド・セブンと言った方が分かる方が多いと思います。世代的には私と全く重なりますが、彼は尖端を突っ走っていった人間で、私は最後方から眺めていたという大きな差があります。先日、Bohemianでのロバート・ハリス氏とのライブ放送があり、放送後打ち解けた雰囲気で一時間以上、話を聞く事が出来ました。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090119/01.jpg >

ロバート・ハリスアワーの放送も密度が濃く、とても面白い内容になりましたが、その後の話がとんでもなく面白いのです。是非ここに書きたいのですが、もし書いてしまったら日本中がひっくり返るような内容なので自主規制します。元の名前から考えると繋がる話題、放送バブル時代の話、その中に登場する著名人がぞろぞろ。そして、おのろけまで含めて楽しい一時間でした。

その会話に行く前のジャブとしての内容は、是非ロバート・ハリスアワーで楽しんで下さい。前半後半に分かれていますが、二人の恋愛論や人生の転機などを聞くと、とても楽しく、若い人達にとっても刺激になる良い番組になったと思います。この日は、初登場番組にもかかわらずStickamのライブ試聴ランキングで5位になっています。
< http://bohemian.jp/ >

●この時期のおすすめうまいもの

1)柚子大根

私に仕事納めはなかったのですが、年末年始はちょっとだけお休みしたいな、と思いつつ年明け、そして松の内もあけてしまいました。でも、この「東西見聞録」を読んで下さった方々にとって、2009年は過去最高の輝きを持った年になられることをお祈りします。さて、冬になるとこの味が恋しくなり、お正月を迎える心の準備が整います。そんな柚子大根の作りかたです。

柚子大根は、薄切りにした大根で柚子の皮を巻いた箸休めです。まずは薄切りにした大根を、しんなりとさせるためザルに広げて天日干しします。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090119/02.jpg >

干して柔らかくなった大根に、細切りした柚子の皮を一枚一枚丁寧に巻き込みます。後はお好みの甘酢に漬けるだけ。唐辛子も入れると、ぴりっとした味が引き締まります。干して巻くという、ちょっとした手間を惜しまなければ、暖かなお正月の心が染みわたる味付けになります。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090119/03.jpg >

塗りの器に盛って色鮮やかに、口中から鼻に抜ける冬の香り柚子を楽しんで召し上がって下さい。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090119/04.jpg >

2)里芋と白舞茸の煮物

二品目は煮物といきましょう。里芋は軽く湯がき、みりん、砂糖、醤油、出し汁を入れ、やわらかくなるまで煮ます。里芋が煮上がった後、出す直前に舞茸を入れ、湯がいた銀杏を散らして出来上がりです。里芋の滑りのあるホクホク感と、白舞茸の香りを醤油がつなぎ止め、単純な里芋の煮物とは違った新しい食感で頂く事ができます。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090119/05.jpg >

3)塩キノコのチヂミ

塩キノコは私もはじめて知りました。舞茸もそうですが、今キノコは一年中手に入りますね。でも、やはり季節は秋から冬にかけて。12月では少し遅いのかもしれませんが鍋物にも入れますし、時期という事で。

まず、チヂミのメインである塩キノコを作ります。キノコは、しめじ、しいたけ、エリンギ、えのき茸など500グラムぐらいを沸騰したお湯で10秒ほど湯通しします。湯通ししたキノコはザルにあげて水分を切り、塩小さじ1杯半を振りかけ、あら熱がとれたら保存容器にいれておきます。冷蔵庫で3日間くらいはもつので、他の料理にも使用できます。

チヂミでは材料2人前として、小麦粉50グラムに水大さじ3〜4杯、塩キノコ150グラム、ごま油大さじ2杯を混ぜ合わせておきます。これをごま油を引いたフライパンに入れ、表面がカリッとなるまで焼き上げます。焼き上がったチヂミは、ちょっと辛口のさっぱりした一味酢醤油をつけながら頂きます。

たれは韓国風に、白すりごま小さじ1、酢大さじ半分、醤油大さじ1、一味唐辛子に生の玉ネギをあしらってお召し上がり下さい。爽やかな塩味のキノコの風味が、小麦粉のカリカリ感とモチモチ感に包まれ、さらにチョッピリ効いた一味と玉ネギの辛みが食欲をそそります。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090119/06.jpg >

◇ZAIMデジタルワークショップのお知らせ

「ZAIM(ザイム)デジタルワークショップ」は、第一線で活躍するプロのクリエイターを講師に、初級者でデジタルアートのスキルアップを図りたい方から若手のプロまで、様々なニーズに対応した3コースを開講します。デジタルアートやデジタルコンテンツに関し、リーズナブルな受講料で、質の高い授業を展開します。

ワークショップ終了後、2月27日(金)〜3月8日(日)まで開催される「ZAIM FESTA 2009」で作品展示を行います。「パブリックスペースでの作品の展示・上映」といった具体的な最終目標を設定することで、単に学ぶだけではなく、「高い意識をもったものづくり」を体感できるカリキュラムを目指します。

今回は土曜、日曜を丸一日使った短期集中型、普段使っているソフトでも疑問に思う事、使いにくいと思っていた事、様々な疑問や質問に答えながら、一日たっぷり一本のソフトに浸かってみましょう。お昼ご飯も講師と一緒に食べ、楽しんで参加できます。

今回、HAL_はPhotoshop Elementsを担当しますが、Photoshopをお持ちの方はCS2でもCS3でもなんでも構いませんのでお持ち下さい。ソフトやモバイルマシンを持っていない方には無償貸出もありますのでお気軽にどうぞ。

ZAIMについて──文化・芸術による「創造都市」作りに取り組む横浜市では、ZAIM周辺を多くの若いアーティストやクリエイターが集う「創造界隈」と位置づけており、レジデンス創作活動の拠点としても提供しています。
< http://www.jointworks.net/zdw/ >
< http://za-im.jp/php/ >

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■マガジンガイド&プレゼント
「Web Designing」2009年2月号 毎日コミュニケーションズ刊
< http://book.mycom.co.jp/wd/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20090119140200.html >
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<編集部より>
「Web Designing」編集部の井原です、みなさんこんにちは。今でこそ都内をせかせかと歩ける私ですが、関西から上京してきた5年前頃にはよく、東京駅や渋谷駅で迷子になったものです。案内板どおりに進んだつもりが、あたりを一周してしまうこともしばしば……。しかしながら、“迷路”と名高いJR新宿駅では迷ったことがありません。構内の至るところに、ガムテープで作られた大きな案内文字があったおかげです。そう、あの「修悦体」です。
< http://shuetsu-tai.jp/ >

「修悦体」はご存じですか? 警備員・佐藤修悦さんが考案した、ガムテープとカッターで作る個性的なゴシック体で、抜群に読みやすいんです。JR新宿駅の警備中に「声だけでは利用者を誘導できない」と、自主的に作り始めたことがきっかけだとか。その後、駅公認になって作品数が増えると、blogやテレビで取りあげられ、一躍脚光を浴びました。私が「タイポグラフィ」という言葉を知ったのは、まさにこの時です。JR新宿駅の「修悦体」がなければ、文字の魅力、視認性の大切さにずっと気づかなかったかもしれません。

……という、個人的な経験は横に置いておいて。今月の「Web Designing」はボリュームたっぷり! のタイポグラフィの大特集です。羽良多平吉さん、中島英樹さん、川上俊さん(artless)、ジョン・ボーダリーさん(i Love Typography)たちが登場します。特集1、特集2を通してお楽しみください。

【Webデザイナーのためのタイポグラフィ大特集!】
●特集1:タイポグラフィの楽しみ方
Webでも雑誌でも、文字はデザインと切っても切れない重要な要素です。しかし、知っているようで知らないのも文字です。この特集では、これだけは知っておきたいタイポグラフィの基礎知識に加えて、いま活躍中のトップデザイナーの方々に、タイポグラフィの魅力について語っていただきました。知れば知るほど面白い、タイポグラフィの世界へようこそ!

●特集2:Webタイポグラフィへの挑戦
Webの文字使いも面白くなってきました。海外で注目されているCSSによるタイポグラフィ。そして、日本のFlashシーンに見られる美しいモーションタイポグラフィ。この特集では、タイポグラフィ大特集のWeb編として、Webクリエイターのユニークな試みや、美しい文字組みへの挑戦を紹介しながら、タイポグラフィの最先端を見ていきます。Webの文字使いも、いよいよここまで到達しました。

さらに今月号は、昨年12月に発売されたAdobe CS4の中から「Flash CS4」をフィーチャー。オブジェクトベースでのアニメーション制作を丁寧に解説します。また、4人の業界人が話題のWebサイト/Webシーンをレビューする「one's view」には、新著者として川島高氏(Goodby, Silverstein & Partners)が登場。ぜひお見逃しなく! 定価1,280円で発売中です。

●本誌を毎日コミュニケーションズよりデジクリ読者2名様にプレゼント。
応募フォームをつかってください。締切は1月26日(月)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に2月上旬掲載予定です。
< http://www.dgcr.com/present/list.html >

・アマゾンで見る
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001O9UIJO/dgcrcom-22/ >

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■プレゼント
大賀葉子 2009年オリジナルカレンダー「黒のミトンとねずみのクリュー」
< http://ogre.cart.fc2.com/ca7/12/p-r-s/ >
< http://www.ogre-s.com/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20090119140100.html >
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イラストレーター大賀葉子さんの2009年用オリジナルカレンダー。大賀さんのオリジナルキャラクター、黒い猫のミトンとねずみのクリューが時間旅行の旅をしているシーンが描かれている。月の動き(新月・上弦の月・満月・下弦の月)付き
※大賀さんからは2008年にプレゼント案内をいただきましたが、手違いにより告知が遅れましたことをお詫びいたします。(濱村)

体裁:A3縦サイズ吊りカレンダー(上部にミシン目あり)/オールカラー/マットコート90/7枚綴り
定価:600円(税・送料込み)
< http://ogre.cart.fc2.com/ca7/12/p-r-s/ > ショッピングサイト
ストーリーサイト(メニュー「Mitton」をクリック)
< http://www.ogre-s.com/ >

作家プロフィール:
1997年米国MetaCreations社「BeyondThe Canvas Contest」にてインタラクティブ部門第1位、1998年2D Fine Art部門第2位受賞。同年よりディジタル・イメージに参加。著書多数。挿絵、ポスター、キャラクターデザイン、TV番組オープニングアニメーション原画などを手がける。個展、グループ展、セミナー講師なども。

●大賀葉子さんのオリジナルカレンダーを読者3名様にプレゼントします。
応募フォームをつかってください。締切は1月26日(月)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に2月上旬掲載予定です。
< http://www.dgcr.com/present/list.html >

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■編集後記(1/19)

陰謀論の罠   The Trap of Conspiracy Theories (光文社ペーパーバックス)・奥菜秀次「陰謀論の罠」(光文社、2007)を読む。チープなペーパーバックスである。ジャケットと帯がないとか、再生紙を使用とかはまあいい。本文はヨコ組みで、組版以前の仕上がり、ただ流し込んだだけ。妙なのは4重表記とやらで、ひらがな、カタカナ、漢字に加え英語をとりいれている。「両者を比較compareしてみれば、類似similarityは一目瞭然だというのだ。」「制約restrictionsがないネットなら真実が出て来るはずだという"思い込み"illusionだろう。」といったうっとおしい表現に何の意味があるのだろう。文章もあまりうまくない。それはともかく、「WTCに突入したのは軍用機」「WTC倒壊は仕掛けられた爆薬が原因」「ペンタゴンに突っ込んだのはミサイル」「ユナイテッド93便の残骸はない」などを根拠(?)に、9.11テロはアメリカの自作自演だとするおもしろおかしい「陰謀論」があるが、じつはこれすべてウソであることをあばいた痛快な内容である。陰謀論分野の自称「日本で最強のオタク」によって書かれたこの本では、まず、自作自演論者は公式報告を見ずに公式報告を批判している、と指摘する(それホントらしい)。そして、9.11関連の「陰謀」と、それをひとつひとつ徹底的に潰していく「真相」を読めば、やはり陰謀の根拠はなく捏造であることが理解できる。後半は、コベントリー爆撃、真珠湾攻撃、トンキン湾事件など9.11に並び称される陰謀論をとりあげていて興味深い。それにしても、「陰謀論」も「陰謀論潰し」も「陰謀論潰しの潰し」もおもしろい。世の中で正しいものってなんだろう。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334934072/dgcrcom-22/ >アマゾンで見る

・マルチビッツ主催のAdobe CS4セミナーに参加してきた。メーカーセミナー後、ユーザー視点セミナーが行われるのだが、同じ内容が二度続くため、ユーザー視点セミナーで新たな驚きがないのが残念。まつむらさん、笠居さん担当のFlashセミナーは時間が少なすぎたように思う。新機能を実際に使ってみて、どこにはまってしまうか(つまずいてしまうか)、その対処方法は、という具体的な内容。今回のセミナー参加者のほとんどは、CS4を使ったことがないためピンと来ないようだったが、使っている人なら勉強になったと思う。提供された機能を仕事で使うには、結局のところそれらを知る必要があるからだ。「ボーン(骨)機能ができました。」「よし、使ってみよう。あれ? なんでこうなるの? え、どうして動かしたくないところまで一緒に動いてしまうの?」みたいな、気楽にやりはじめてはまってしまい、検索かけたり掲示板で同じ質問がないか調べたくなるようなこと。使っている人が、「ああ、俺もそこではまったよ〜」とうなづきあうような。時間があればもっと教えてもらえたのになぁ。(hammer.mule)