[2609] 1個売るために30個試食させる時代

投稿:  著者:  読了時間:23分(本文:約11,100文字)


<「やってみなければ、結果も得られない」が正解だ>

■KNNエンパワーメントコラム
 1個売るために30個試食させる時代
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[199]Photoshop CS/CS2/CS3/CS4編
 PhotoshopのパスをKMLに変換する
 古籏一浩

■電子浮世絵版画家の東西見聞録[69]
 iPhoneで音楽を楽しむ/豚肉の紅茶煮のサラダ
 HAL_

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■KNNエンパワーメントコラム
1個売るために30個試食させる時代

神田敏晶
< http://bn.dgcr.com/archives/20090323140300.html >
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KNN神田です。

MediaSaborに寄稿している、駒沢大学の山口浩准教授の「1個売るために5個試食させる話」を読んだ。
< http://mediasabor.jp/2009/03/15.html >

コンテンツビジネス、特にネット上でのパッケージの発生しないビジネスには有効な手段だと思った。

いや、ボクの感覚では1個売るためには、30個ほど試食(笑)させる必要があると思う。新聞サイトなんて、紙を購読している人、せめて購読期間内は、データベース無料というような太っ腹な態度でいてほしい。

データベースを充実させておかないと、いつしかGoogleのキャッシュもどきを個人でせっせと貯めこんでいる人が、個人でデータを利用可能にして、アプリケーションにして、SPAMのごときバラまいてしまうのがオチだろう。

無限にコピーが可能なデジタルデータのビジネスの場合、枯渇的な戦略より、潤沢に与えてアディクトのような状態で、それなしの生活はありえないところにまで、シャブ漬けにする必要があるかと思う。

どこの新聞社や出版社でも、Wikipediaのようなことはできたはずだ。その前に、いつも「どうやって儲けるんだ?」という悪魔の呪文にいつも参入を拒まれてしまう。

ネットビジネスの禁句は、「どうやって儲けるんだ?」という言葉なのである。また、そこで「やってみなければ…」そこまではいい。そのあと「わからない」で逃げてしまうから了承されないジレンマにいつも悩まされる。

「やってみなければ、結果も得られない」が正解だ。机上の空論よりも、やらないで、Googleに奪われ、FaceBookに奪われ、Twitterに奪われスゴスゴ…というのがネットの世界だ。

まずは、コストがかからない状況での価格破壊者に、率先してなってみる必要がある。少なくとも、広報的インパクトは、トップランナーには与えられる。

iPhoneの産経新聞バージョンは、PCでも展開してもよかったはずだ。紙をやめられては困るという、後ろ向きマーケティングが問題だ。PCで読めるから紙はいらない、という人はいずれ紙をやめる人だ。むしろ、PCのユーザーが新聞をどう読むのかというノウハウをもとに先頭を走るべきだったのだ。

何年も前からサービスは展開しているのに、とてももったいない。新聞のテレビ欄で、ブルーレイが予約できたり、広告リンクでクーポンやアフィリエイトなども可能なはずなのだ。そのうち、GoogleやFacebookが始めてくれるから、ユーザーとしては騒いでも仕方がないのだけれども…。

デジタルコンテンツの分野は、1個売るために5個配る必要性は今後いろんな分野で、ますます登場するだろう。答えは、タバコ産業を見習い、配布コストが低ければ展開すべきだろう。たとえば、タバコのサンプルキャンペーンなどで、1箱を提供しているけれど、1箱なんてケチなことをせずに、2カートン(40箱)配布すべきだと、いつも思う。

なぜならば、1箱程度ならば、ブランドスイッチには、まったくならないからだ。嗜好品の場合は、最低1ヶ月間の経験期間が必要だ。1箱だと、その味は、単なる違和感だけで終わってしまう。しかし、毎日1箱吸って、1ヶ月もすれば、タバコの場合はブランドスイッチが可能となってくる。味覚が体内に蓄積され、基本的にアディクト化させられるからだ。

そんな、2カートン配布する費用って考えると…。実は、タバコの場合は大した事はない。タバコは、もはや社会的に滅びゆくプロダクトであり、喫煙者は高額納税者となりえるだろうから。

タバコの価格の63.1%は、税金の価格である。
< http://www.jti.co.jp/JTI/tobaccozei/ >

少なくともタバコ本来の売価は、36.9%であり、300円のタバコは、つまり110円である。原価はその○○分の1になるはずだ。販売店が10%の儲け。販売店の数は法律上増えないし、安売りもできない完璧なセキュリティ内でのビジネスだ。

広告・宣伝手法は、健康上の問題で制限されているが、マーケットは断固守られている。原価も限りなく30〜40円に限りなく近くなる。そのうち、健康上の問題で値段が1,000円にとかなると、利益はすごいことになる!

だから、40円で40箱配っても1,600円。1,000円になれば2箱で元に。300円としても1日1箱の人ならば6日間もあれば、元を取り返せる。

JTが法律によってタバコを専売していて、徴税の義務としてまかりとおっているから競争もなく、キャンペーンも予算消化するのみ。これがカートンごと配布キャンペーンにならない、参入障壁なのかもしれない。

タバコを禁止にすれば地下に潜られるし、かといって、医療負担を考えると、あまり普及させたくもないけど、税金だけは、欲しいという複雑な状態。

そうやって考えると、タスポの戦略は、CVSでの対面販売の強化のためだったのかもという見方もできる。いや、タスポを発行するのは社団法人・日本たばこ協会という、天下り先の仕事を発生させるためだけだったという意地悪な見方もできる。

未成年保護の立場だけならば、酒の自販機も当然同じことになってしまうはずだ。そこは、おいそれとアルコール業界が黙っていない。どちらも、アディクトマーケティングの展開が可能なはずだ。

最近では、ビールもティザー広告がさかんになってきた。いよいよ発売! なんて言われると、気になって仕方がない。エンドユーザーは、1日に3〜4,000件以上の広告をトータルで見せられているという。その中で目立つために、さらに低いコストで認知をはかるためには、ティザーで告知し、ネットで検索され、さらに印象づけたいという企業側の戦略も見え隠れしている。

そんな社会環境の中で、ブログマーケティングや、ブロガーのバイラル力をメディアにしたビジネスが盛んになり始めてきている…。すべての販売プロセスに、インターネットがからむ時代の売り方も再編されなければならないだろう。

KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/ >
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12 グランドソレーユ105
KandaNewsNetwork,Inc. 代表取締役 神田敏晶
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■クリエイター手抜きプロジェクト[199]Photoshop CS/CS2/CS3/CS4編
PhotoshopのパスをKMLに変換する

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20090323140200.html >
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オンライン地球儀といえば、グーグルアースが有名です。そのグーグルアースで地球儀上に、ビルなどの建物の表示や、特定の地点や地域の情報を示す場合に使われているのがKMLというXML形式のデータです。

今回は、Photoshopで作成したパスを、このKMLに変換するためのスクリプトです。これは、日本の県や市町村など地域の形状を、グーグルマップ上に重ねたい(表示したい)ために作成したスクリプトです。

基本的には、地図をPhotoshopでトレースしてやるだけです。ただし、パスはベジエ曲線などはサポートしていません。このため、トレースする地図上でポチポチとクリックして、パスポイントを打っていくだけの作業を行うことになります。

あとは、パスポイントから外側の領域(余計な部分)がないように、ドキュメントサイズを調整します(パス全体を囲む、最小限のドキュメントサイズにしてください)。これは、座標変換にドキュメントのサイズを基準にしているためです。次に、トレースした地図の最小と最大の緯度経度を調べておきます。

これで、準備が完了しました。あとは、以下のスクリプトを実行すればPhoto-shopのパスがKMLに変換されます。できあがったKMLファイルは、グーグルアースでもグーグルマップでも使うことができます。ただ、そんなに精度は期待しないでください。


// デフォルトの色など
opac = "7f"; // 不透明度
red = "ff"; // 赤色
green = "00"; // 緑色
blue = "7f"; // 青色
defColor = opac+blue+green+red;
lineWidth = 1; // 線の太さ
fillFlag = 1; // 塗りつぶす時は1、そうでないときは0

LF = String.fromCharCode(10);
kmlHeader = '< ?xml version="1.0" encoding="UTF-8"? >';
kmlHeader += '< kml xmlns="http://earth.google.com/kml/2.2" >';
kmlHeader += '< Document >< Style id="style1" >< PolyStyle >< color >';
kmlHeader += defColor+'< /color >< fill >'+fillFlag+'< /fill >';
kmlHeader += '< LineStyle >< width >'+lineWidth+'< /width >< /LineStyle >';
kmlHeader += '< /PolyStyle >< /Style >';
kmlHeader += '< Placemark >';
kmlHeader += '< name > < /name >< styleUrl >#style1< /styleUrl >';
kmlHeader += '< Polygon >';
kmlHeader += '< extrude >1< /extrude >';
kmlHeader += '< altitudeMode >relativeToGround< /altitudeMode >';
kmlHeader += '< outerBoundaryIs >';
kmlHeader += '< LinearRing >';
kmlHeader += '< coordinates >';
kmlHeader += LF;

kmlFooter = '< /coordinates >< /LinearRing >< /outerBoundaryIs >';
kmlFooter += '< /Polygon >< /Placemark >< /Document >< /kml >';

docW = activeDocument.width.value;
docH = activeDocument.height.value;

function mapPath(){
var layObj = activeDocument.activeLayer;
if(layObj.kind != LayerKind.SOLIDFILL){
alert("パスで塗りつぶされたレイヤーを選択してから実行してください");
return;
}
var pObj = activeDocument.pathItems[0];
var result = "";
var pp = pObj.subPathItems[0].pathPoints;
for(var i=0; i< pp.length; i++){
var x = pp[i].anchor[0];
var y = pp[i].anchor[1];
x = gLeft + (x / docW) * gDX;
y = gTop - (y / docH) * gDY;
result += x+","+y+",4000" + LF;
}
return result;
}
(function(){
gTop = prompt("上側の緯度を入れて下さい",0);
if (!gTop) return;
gBottom = prompt("下側の緯度を入れて下さい",0);
if (!gBottom) return;
gLeft = prompt("左側の経度を入れて下さい",0);
if (!gLeft) return;
gRight = prompt("右側の経度を入れて下さい",0);
if (!gRight) return;
gTop = parseFloat(gTop);
gBottom= parseFloat(gBottom);
gLeft= parseFloat(gLeft);
gRight= parseFloat(gRight);
gDX = gRight-gLeft;
gDY = gTop-gBottom;
var text = mapPath();
var fileObj = File.saveDialog("保存ファイル名を入れて下さい");
if (fileObj){
var flag = fileObj.open("w");
if (flag == true){
fileObj.write(kmlHeader);
fileObj.write(text);
fileObj.write(kmlFooter);
fileObj.close();
alert("変換が終了しデータを保存しました");
}else{
alert("ファイルが作成できませんでした");
}
}
})();


【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

より詳しい手順も用意しておきました。
< http://www.openspc2.org/reibun/Google/StreetView/map/tool/0001/ >

実際に作成した日本のKMLデータと、長野県の市町村のKMLデータも用意してきましたの、で参考にしてみてください。グーグルマップ上で利用するサンプルコードも用意してあります。

また、これ以外のKML&ポリゴンに関しては以下のページを参照してください。
< http://groups.google.com/group/Google-Maps-API-Japan/browse_thread/thread/29a96567d8bf9e69?hl=ja >

ちなみにKMLからIllustratorのパスに変換するアプリケーションもあります。
< http://www.chiri.com/plugx_shape.htm >

・グーグルマップ&ストリートビューAPI 例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Google/StreetView/ >

・Google App Engine 例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Google/AppEngine/ >

こちらの連載も、よろしく。
・アスキー:「29分でできる! あのサイトの“技”を盗め」第18回
< http://ascii.jp/elem/000/000/401/401817/ >

それから、今月(3/18)発売された「WebDesiging」で3年間連載した「Ajaxハジメマシタ」が終了しました。ご愛読ありがとうございました。

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■電子浮世絵版画家の東西見聞録[69]
iPhoneで音楽を楽しむ/豚肉の紅茶煮のサラダ

HAL_
< http://bn.dgcr.com/archives/20090323140100.html >
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●iPhoneで音楽を楽しむ

iPhone付属のイヤフォンはマイク付きですが、このマイクの部分がiPodアプリで音楽を聞いている時には、コントローラーにもなります。コントローラーとは言っても、ポーズとスタート、曲送りだけですが、これが出来るだけでもかなり便利です。使用方法は簡単で、マイク部分全体がボタンになっているので、これを押す事でポーズがかけられ、二回押しで曲が送られます。このボタンは電話受信時には応答ボタンにもなり、とても便利でMacintoshのワンボタンマウスを使う感覚で使用できます。何もアプリを起動していなくても、アプリ起動中でもiPodが立ち上がり、音楽を流してくれるのは非常に嬉しい機能です。

そして、iPod Classicと比較して再生音質が良くなっているようです。とは言っても、私感にしか過ぎないのですが。低音部の響きが私には気持ちが良く、はじめはイヤフォンが変わったためなのかと思っていたのですが、同じイヤフォンを使用し、イコライザーをOFFにし、同じ曲をiPodとiPhoneで再生比較してみたところ、やはりiPhoneの方が私好みの低音部の広がりを感じました。今後はよほどの事がない限り、iPodを持ち出す事がなくなってしまいそうです。

でも、私の持っているiPod CrassicはHDの容量が80G、iPhoneは16Gとかなり小さいのでプレイリストの管理をよほどしっかりしなければ、持ち出した音に物足りなってしまいます。面倒くさがり屋の私は、80Gの中に持っているすべての音楽を入れてしまい、どこに行ってもどんなに気分が変わっても即座に対応した曲が探し出せるので、何も考えずに済んでいたのです。ところが、先日iPhoneを持って出かけた時、LedZepplinを聞いて気分変換をしようと思ったのですが、iPhoneには入っていない、それどころかロック自体を入れていなかったので気分が落ち込む、落ち込む。(笑)

私の場合、iTunesでのプレイリストの管理は、音楽とプリンター共有Macの外付けHDDに入っている音楽を共有しているのですが、コレが結構面倒です。一度、共有設定しておいても、iPhone接続MacのiTunesを立ち上げる前にサーバーに接続し、音楽の入っているHDDを認識させておかないと、勝手にライブラリーがデフォルト設定に戻ってしまうので、それに気がつかずにプレイリストを作ると、リストインした曲がiPhone接続Macにすべてコピーされてしまいます。

そうすると、ライブラリーには同じ曲が二つずつリストアップされ、どの曲がどのMacに入っているのやら訳が分からなくなります。おかげで、この原稿を書いている今日は、いつの間にか増殖してしまったジェスロタルに気がついて、削除に手間取り無駄な時間を過ごしてしまいました。

コレも時間がかかる事なのですが、iPhoneの無料アプリ探しは本当に楽しいです。ほとんどの場合、iTunesから無料のトップアプリケーションのページを開いて探し始めるのですが、ストアにあるアプリは30,000タイトルもあるらしいですね。そんな中から良さそうなものを適当に見つけたら、今度はネットでのレビュー探し、そしてダウンロードして使用してみます。

私としてはペイント系のアプリが欲しいのですが、コレは少なくクォリティーも低いものばかりです。まあ、無料だからと考えれば仕方がないのですけれど。それに比較して、音楽系のアプリはとても良くできているものが多く、アップデートして有料版にしたくなるものも多くあります。とりあえず、我慢我慢。

ここでひとつ、音系アプリの[10 seconds ago]をご紹介します。コレはマイクから拾った音を、10秒遅らせてフォーン出力するだけのアプリです。あとは何にもありません。何とも不思議なソフトですが、10秒前の体験が音だけでよみがえってくると、目の前の物が違って見えてくるのです。長い時間使っていると、不思議な浮遊感が体験できます。この原稿を書く時にかかっている音楽も、キーボードのタッチ音も、音が同期していない状態で書いています。体験してみなければ分からない、不思議な感覚に陥ります。ストアーで検索するとすぐに出てきますので、iPhoneをお持ちの方はぜひ試して下さい。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090323/01.jpg >

◇本日のお薦めYouTube Music──ハッピーエンド1969

細野晴臣(b)、大滝詠一(vo&g)、鈴木茂(g)、松本隆(ds)の4人によって結成された、和製ロックバンドの紹介です。1970年、アルバム『はっぴいえんど』でデビュー。アメリカン・ロックのテイストと、日本文学風の詞を融合したオリジナル日本語ロックは、発表と同時にこの音楽がロックなのかそうではないのか、大きな論争を巻き起こしました。これを友人の家で聴いた時の興奮は、今でも覚えています。

二枚目の『風街ろまん』は、高度経済成長によって失われてしまった東京の原風景に対する郷愁や喪失感を綴った松本隆の詩が、メンバーの卓抜したアレンジと演奏力によって洋楽ロックに引けを取らないサウンドを創り上げました。最終アルバムとなる三枚目は、ロサンゼルス録音によるラスト・アルバム『HAPPY END』。

細野晴臣・松本隆・鈴木茂 / 夏なんです
< >

砂の女 / 鈴木茂
< >

●豚肉の紅茶煮のサラダ

豚肉の紅茶煮とオニオンスライス、ルッコラまたはクレソンを使った野菜サラダです。ドレッシングは、豚肉の煮汁にオリーブオイルとすりおろしニンニク少々、ブラックペッパーを加えて作ったものです。オリーブオイルの代わりに、ごま油でも美味しいでしょう。

紅茶煮は、豚肉型ロース500グラムをアップルティーで柔らかくなるまで煮て取り出します。鍋に醤油100cc、みりんと酢50ccを入れ豚肉を煮絡めます。今回はサラダにしましたが、紅茶煮は刻んでチャーハンに入れたり、スライスしてラーメンにのせたり、野菜などと一緒にご飯にのせ、煮汁と練り芥子、または煮汁とコチュジャンを加えたタレをかけて、サラダご飯にしても美味しくいただけます。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090323/02.jpg >

●なめ茸を作ってみました

瓶入りのなめ茸は、そのままご飯のお供に、大根おろしと共に酒の肴としても手軽な食材ですが、その材料となるエノキダケは一年を通して安く手に入ります。自分で好みの味で作った方がいいかなと思い、さっそく作ってみました。エノキダケは2束を半分の長さに切り、小鍋に入れ日本酒大さじ1、醤油大さじ2を入れ火にかけます。あとは、味を見ながら醤油を足して完成です。甘いのがお好みの方は味醂を入れるといいかもしれません。でも、我が家はすっきり味が好みなので、醤油だけを使いました。かなりいい出来です。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090323/03.jpg >

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/ >
Web < http://lohasfood.exblog.jp/ >
Web < http://Web.mac.com/hal_i/ >

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■編集後記(3/23)

女子高生チェーンソー [DVD]・至高のバカ映画といわれている「女子高生チェーンソー」DVDを見る。最後で、主役の女子高生が「こんなの信じられない。意味がないもの。無駄すぎる。こんな無茶苦茶、まさに悲劇だわ」と叫ぶのだが、そう言いたいのは87分もこんなあほらしい映画を見せられたこっちの方だよ。とは言いながら、バカ映画を楽しむのが目的だから、それでいいのだ。原題は「SCREAM BLOODY MURDER」だが、なぜかタイトルは「女子高生チェーンソー」、パッケージでは血塗られたチェーンソーを持つ女子高生が出ていて、その場面を想像するとうれしくなるが、映画ではそんなシーンはなく、まったくの偽装ビジュアルである。ミニスカートにハイソックスの女子高生(コスプレ)が6人(うちひとりはその日に転校してきたという高飛車娘)、ハイミスの先生、ドジな運転手の一行と、あぶない感じの自動車修理工、そして最初にちらっと出て来る校長先生、計10人しか出演しない低予算映画である。ダンスパーティーに出かける一行のクルマが荒野の真ん中で故障、近くのスクラップ工場で夜を明かすことになるが、そこで無惨な(笑える)殺人事件が発生し、女子高生は一人また一人と殺されていく。殺人者はこの中の誰かだ。だが、全然こわくない。緊張感まるでなし。ゆるーいホラーコメディで、犯人は誰か見てれば分かる。だが、ラストは驚愕のどんでんがえし。殺人の動機も明かされるが意味不明。ちょっと退屈だが、噂のどんでんがえしがどんなものか、期待しながら見るのもいいものだ。そこそこかわいい娘もいるし。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001ZX48O/dgcrcom-22/ >
アマゾンで見る(レビュー11件)

テキサス・チェーンソー コレクターズ・エディション [DVD]・「テキサスチェーンソー」便乗タイトルという話が。/趣味バレエ三年目(T位さん、バレエ話を楽しみにしてくださってありがとうございます!)、今まで習ったことで日常生活に一番役立つと思ったのが姿勢。例えば立つ時、猫背にならないようにと気をつけ、背中をまっすぐにするけれど、おしりが出ているってことはない? 極端に言えばドナルドダックみたいな。腰に負担がかかる立ち方だ。おしりを引っ込めようとすると、自然と腹筋に力が入る。椅子に座る時も同じ。ウエストの位置が背もたれに一番深く入っていないだろうか。折れているウエスト部分をまっすぐにしてみる。横から鏡で見るとわかりやすい。背筋をのばそうとしなくても、支点をウエストの位置からおしりの下部分に変えるだけで自然にのびてくる。両足の裏をつけ、太ももの付け根から頭までまっすぐのばして床に座る(ウエストラインで曲げない)。体を左右に振り子のように振る。でっぱっているおしりの骨二つに体重が乗るようにし止まる。椅子に座る時もそこにまっすぐ体重を乗せるようにすれば腰は落ちない。ちゃんと座ると腰が解放されたような、そんな感じがするはず(ただし長い時間キープするのに腹筋は必要)。腰痛に悩む人は試してみて。背もたれがない方が、腰は楽になるかもしれないと思う今日この頃。休憩時に全身を預けるだけにする方が良さそう。(hammer.mule)